JPH0737996U - 粉粒体の運搬用フレキシブルコンテナ - Google Patents

粉粒体の運搬用フレキシブルコンテナ

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JPH0737996U
JPH0737996U JP6984593U JP6984593U JPH0737996U JP H0737996 U JPH0737996 U JP H0737996U JP 6984593 U JP6984593 U JP 6984593U JP 6984593 U JP6984593 U JP 6984593U JP H0737996 U JPH0737996 U JP H0737996U
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JP
Japan
Prior art keywords
discharge
rope
flexible container
main body
discharge tube
Prior art date
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Pending
Application number
JP6984593U
Other languages
English (en)
Inventor
道昭 宇侍見
猛 鍬田
Original Assignee
日鐵溶接工業株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 日鐵溶接工業株式会社 filed Critical 日鐵溶接工業株式会社
Priority to JP6984593U priority Critical patent/JPH0737996U/ja
Publication of JPH0737996U publication Critical patent/JPH0737996U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 粉粒体を収納した場合において排出量の調節
が可能であるフレキシブルコンテナを提供する。 【構成】 フレキシブルコンテナの排出口7bにつなが
る排出筒15に少なくとも1個以上の絞りロープ12を
設け、これを締めたり緩めたりすることにより排出筒1
5の内径を調節し、粉粒体の排出量を調節する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、粉粒体を収納する運搬用フレキシブルコンテナに係るものである 。
【0002】
【従来の技術】
従来より、大量の粉粒体(たとえば溶接用フラックス)を運搬する場合には布 製のフレキシブルコンテナが使用されている。このフレキシブルコンテナは、図 4に示すように筒状の本体7と、注入筒1と、注入筒固定ロープ3と、排出筒1 4と、排出筒固定ロープ15とを備えている。本体7は上面に注入口7aが、下 面に排出口7bがそれぞれ設けられている。注入筒1は注入口7aに通じるよう にして本体7の上面に接続されている。注入筒固定ロープ15は注入筒1の途中 に巻き付けて結ばれる。排出筒15は排出口7bに通じるようにして本体7の下 面に接続されている。排出筒固定ロープ14は、排出筒15の途中に巻き付けて 結ばれる。
【0003】 上記のように構成されたフレキシブルコンテナに粉粒体を充填するには、排出 筒固定ロープ14を排出筒15に巻き付けて結び、排出筒15を途中で塞ぐ。つ いで、排出筒15を折り曲げて本体7の排出口7bから本体7の底部に押し込む 。粉粒体を注入筒1から本体7内に注入したのち、注入筒固定ロープ3を注入筒 1に巻き付けて結び、注入筒1を塞ぐ。そして、注入筒1を折り曲げて本体7の 注入口7aから本体7の頂部に押し込む。
【0004】 粉粒体をフレキシブルコンテナから排出するには、フレキシブルコンテナをク レーンなどで吊り下げた状態で、排出筒15を本体7内から引き出し、下方に垂 らす。そして、排出筒固定ロープ14を緩めて排出筒15を広げ、粉粒体を排出 筒15を通して落下させる。
【0005】 しかし、従来のフレキシブルコンテナでは粉粒体の排出を途中で止めることが できないために、粉粒体を小分して排出することができなかった。すなわち、粉 粒体を本体から排出する際、粉粒体は排出筒を充満した状態で落下する。したが って、排出筒固定ロープを排出筒に巻き付けて絞り、排出筒の流路を塞ごうとし ても、塞ぐことができない。
【0006】 そのため粉粒体を小口で利用する場合、18リットル缶あるいは20または2 5kg紙袋のものを利用するしかなかった。これら缶や紙袋はいったん開口すると 、再び密封することは困難であった。このために、缶や紙袋を再使用することは できなかった。
【0007】
【考案が解決しようとする課題】
この考案は、排出量の調節が容易であり、小口での排出が可能である粉粒体の 運搬用フレキシブルコンテナを提供しようとするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
この考案の粉粒体の運搬用フレキシブルコンテナは、上面に注入口を、下面に 排出口をそれぞれ備えた筒状の本体と、注入口に通じるようにして本体の上面に 接続された注入筒と、注入筒の途中に巻き付けて結ぶ注入筒固定ロープと、排出 口に通じるようにして本体の下面に接続された排出筒と、排出筒の途中に巻き付 けて結ぶ排出筒固定ロープとを有している。そして、排出筒に巻き付けて排出筒 を絞る少なくとも1本の絞りロープを本体の排出口と排出筒固定ロープとの間に 備えている。
【0009】 粉粒体が特に流動しやすい場合には、絞りロープを2本とすることが好ましい 。
【0010】
【作用】
収納した粉粒体を排出する際には、閉めてある排出筒絞りロープを徐々に緩め て適切な排出速度とする。必要量を排出したら排出筒絞りロープを閉めて排出を 止め、排出筒の先端部を折り曲げて排出筒固定ロープにより固定する。排出を止 めた後に排出筒の先端部を折り曲げて固定すれば排出の停止を確実なものとする ことができる。
【0011】
【実施例】
以下、この考案の実施例について図面を参照しながら説明する。 この実施例は自動溶接機にのホッパにフラックスを投入するのに使用されるフ レキシブルコンテナである。コンテナの容積は210リットル、最大充填質量は 200kgであり、移動運搬にはクレーンが用いられる。
【0012】 図1は、この考案によるフレキシブルコンテナの排出筒と注入筒を本体胴体よ り引き出したところの側面図である。排出筒15および注入筒1は、それぞれ本 体胴体7に格納可能である。図2は注入筒1を本体胴体7に格納して上蓋2をし て上蓋押さえ5をし、注入口絞りロープ4で固定したところ、図3は排出筒15 を本体胴体7に格納して下蓋押さえ10をし、排出口絞りロープ9で固定したと ころたところである。収納物である粉粒体をコンテナに投入する際には注入筒1 が引き出され、粉粒体をコンテナから排出する際には排出筒15が引き出される 。
【0013】 排出筒15には2箇所に第1排出筒絞りロープ12、および第2排出筒絞りロ ープ13が設けられていて、内容物を投入する際には、排出筒15を本体底面の 排出口7aから引き出し、第1排出筒絞りロープ12を2〜3cm程緩めてから第 2排出筒絞りロープ13を2〜3cm程緩め内容物の投入を開始する。第1排出筒 絞りロープ12および第2排出筒絞りロープ13は、ロープロック12a、13 aをそれぞれ備えている。ロープロック12a、13aは、所定の絞りで排出筒 絞りロープ12、13をロックする。
【0014】 投入を停止する際には第1排出筒絞りロープ12と第2排出筒絞りロープ13 を締め、第1排出筒絞りロープ13と排出筒固定ロープ14の間を折り曲げて、 排出筒固定ロープ14により固定する。
【0015】
【考案の効果】
粉粒体を排出する際に途中で停止できるようになったため、小口での排出がコ ンテナを用いてできるようになった。そのため、クレーンを用いた作業が可能と なり作業が楽になった。また、この考案の運搬用フレキシブルコンテナは、再使 用することが可能である。さらに、缶や袋などを用いなくなったので、包装材の スクラップが出なくなった。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の実施例に係るフレキシブルコンテナ
の本体胴体から注入筒と排出筒を引き出した状態の側面
図である。
【図2】この考案の実施例に係るフレキシブルコンテナ
の注入筒を本体胴体に格納した状態の上面図である。
【図3】この考案の実施例に係るフレキシブルコンテナ
の排出筒を本体胴体に格納した状態の上面図である。
【図4】従来のフレキシブルコンテナの概略斜視図であ
る。
【符号の説明】
1 注入筒 2 上蓋 3 注入筒固定ロープ 4 注入口絞りロープ 5 上蓋押さえ 6 吊りロープ 7 本体胴体 7a 注入口 7b 排出口 8 底ロープ 9 排出口絞りロープ 10 下蓋押さえ 11 下蓋 12 第1排出筒絞りロープ 13 第2排出筒絞りロープ 14 排出筒固定ロープ 15 排出筒 16 本体上面布

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上面に注入口を、下面に排出口をそれぞ
    れ備えた筒状の本体と、注入口に通じるようにして本体
    の上面に接続された注入筒と、注入筒の途中に巻き付け
    て結ぶ注入筒固定ロープと、排出口に通じるようにして
    本体の下面に接続された排出筒と、排出筒の途中に巻き
    付けて結ぶ排出筒固定ロープとを有する運搬用フレキシ
    ブルコンテナにおいて、排出筒に巻き付けて排出筒を絞
    る少なくとも1本の絞りロープを本体の排出口と排出筒
    固定ロープとの間に備えていることを特徴とする粉粒体
    の運搬用フレキシブルコンテナ。
  2. 【請求項2】 2本の絞りロープを備えた請求項1記載
    の粉粒体の運搬用フレキシブルコンテナ。
JP6984593U 1993-12-27 1993-12-27 粉粒体の運搬用フレキシブルコンテナ Pending JPH0737996U (ja)

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JP6984593U JPH0737996U (ja) 1993-12-27 1993-12-27 粉粒体の運搬用フレキシブルコンテナ

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JP6984593U JPH0737996U (ja) 1993-12-27 1993-12-27 粉粒体の運搬用フレキシブルコンテナ

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JPH0737996U true JPH0737996U (ja) 1995-07-14

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ID=13414557

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JP6984593U Pending JPH0737996U (ja) 1993-12-27 1993-12-27 粉粒体の運搬用フレキシブルコンテナ

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5915083A (ja) * 1982-06-30 1984-01-26 株式会社ナシヨナルマリンプラスチツク 輸送袋

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5915083A (ja) * 1982-06-30 1984-01-26 株式会社ナシヨナルマリンプラスチツク 輸送袋

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