JPH07375U - 先端を斜めにカットした血管内置用針 - Google Patents

先端を斜めにカットした血管内置用針

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JPH07375U
JPH07375U JP11187691U JP11187691U JPH07375U JP H07375 U JPH07375 U JP H07375U JP 11187691 U JP11187691 U JP 11187691U JP 11187691 U JP11187691 U JP 11187691U JP H07375 U JPH07375 U JP H07375U
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JP
Japan
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cannula
blood vessel
tip
metal needle
upper wall
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JP11187691U
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Inventor
成一 高杉
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成一 高杉
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 この考案は医療において、血流路接続に用い
る血管内置用針に関するものである。 【構成】 カニューラ先端を斜めにカットする。

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は医療において、中心静脈栄養のチューブを血管内に挿入するときや 、人工透析などの際血流路接続のためヒ用いられる血菅内置用針(カニューラ) に関するものである。
血管内置に用いられるカニューラは、一般に高分子製で中空円心状をなし、そ の内腔に金属針を通して使用する。すなわち、まず金属針を血管内に挿入し、そ れをガイドとして外側のカニューラを血管内に導いた後、金属針を抜去する。
この手技における問題点は、血管が細い場合や動脈硬化のある場合などでは、 カニューラがうまく挿入出来ないことが少なくないことである。これは従来のカ ニュ一ラ先端が、カニューラの軸に直角の断面をなしていることに一因があると 考えられる。
具体的にいえば、金属針の先端が血管の上壁を穿通し、下壁に刺入しかかった 時にカニューラを挿入するが、このときには細い血管などでは上壁が金属針の先 端断面部に留まっている(図1)。
このため、カニューラ先端の一部が上壁に当たって血管を押し退けてしまうこと になる(図2)。
本考案はその欠点を除くために行ったもので、図3のようにカニューラ先端を 斜めにカットしたものである。このカニューラを金属針先端のカット面に合わせ て装着しておき、金属針が上壁を穿通後、カニューラを進めて、先端の細い部が 上壁を過ぎたとき180°回転させる(図4)。すると上壁は押し広げられるの でカニューラを血管内にうまく導くことができる(図5)。
この方式の利点は、カニューラが下壁に当たったとき、カット面が血管壁と平 行になるので、つき刺さる事なく血管走行方向ににすべって進むことができる( 図6)。このため、挿入手技はより安全かつ確実となる。
なお、金属針も先端が斜めにカットされており、本考案のカニューラと類似形 状であるが、機能が異なっている。すなわち金属針の場合はカット面全周にわた り鋭利で、回転させると血管に回復困難な欠損口を形成する恐れがあり、穿刺中 に回転は出来ない。一方カニューラは先端が軟性であるため、本考案の手法によ ってむしろ血管の侵襲を軽減させうると考えられ、新しい機能、効果が期待でき る。
【図面の簡単な説明】
図1はカニューラと金属針と血管上壁、下壁の位置関係
を示す斜視図。1はカニューラ、2は金属針、3は金属
針の先端部、4は血管上壁、5は血管下壁。図2は従来
のカニューラと血管上壁の関係を示す斜視図。6は従来
のカニューラの先端部、4は血管上壁。図3は本考案カ
ニューラの斜視図。1はカニューラ、7は斜めにカット
した先端部。図4はカニューラの先端細い部分が血管上
壁を通過するときの断面図。図5はカニューラを回転さ
せたときの斜視図。4は血管上壁、7はカニューラの先
端部。図6は血管下壁とカニューラおよび金属針の位置
関係を示す断面図。2は金属針、5は血管下壁、6はカ
ニューラ先端部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 先端を斜めにカットした医療用の血管内置用針(カニュ
    ーラ)。
JP11187691U 1991-11-28 1991-11-28 先端を斜めにカットした血管内置用針 Pending JPH07375U (ja)

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JP11187691U JPH07375U (ja) 1991-11-28 1991-11-28 先端を斜めにカットした血管内置用針

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JPH07375U true JPH07375U (ja) 1995-01-06

Family

ID=14572372

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