JPH073750Y2 - ビデオカメラ用マイクロホン - Google Patents

ビデオカメラ用マイクロホン

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JPH073750Y2
JPH073750Y2 JP12141289U JP12141289U JPH073750Y2 JP H073750 Y2 JPH073750 Y2 JP H073750Y2 JP 12141289 U JP12141289 U JP 12141289U JP 12141289 U JP12141289 U JP 12141289U JP H073750 Y2 JPH073750 Y2 JP H073750Y2
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JP
Japan
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microphone
case
video camera
housing
elastic body
Prior art date
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JP12141289U
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JPH0361793U (ja
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勉 山寺
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Hosiden Corp
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Hosiden Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案は、主にハンディタイプのビデオカメラに使用さ
れるマイクロホンに関する。
〈従来の技術〉 最近のハンディタイプのビデオカメラは、カメラ本体の
把手にマイクロホンを装着するものが少なくない。第4
図はこの種ビデオカメラに使用される従来のマイクロホ
ンを一部破断して示した斜視図である。
マイクロホン本体41の前部は、マイクユニットを収容す
るマイクハウジング42になっている。マイクハウジング
42は、多数のスリット43が設けられた筒状をしている。
マイクハウジング42には、発泡ウレタンよりなる底付筒
状のウインドスクリーン44が被せられている。
マイクロホン本体41の後部は、プリント基板等を収容す
るケース45になっている。ケース45の前部底面には、ゴ
ムブロックよりなるダンパー46を介してシューアダプタ
ー47が取り付けられている。シューアダプター47は、カ
メラ本体50の把手51の前端部上面に取り付けられたアク
セサリーシュー52に嵌め込まれ、ナットリング48により
締め付けられる。そうすることにより、マイクロホンが
カメラ本体50に装着される。
〈考案が解決しようとする課題〉 カメラ本体50に装着された上記従来のビデオカメラ用マ
イクロホンは、マイクロホン本体41の重心点に近いケー
ス45前部をダンパー46およびシューアダプター47で支持
するようにしているので、マイクロホン本体41の安定性
がよい。また、カメラ本体50に加わる振動、衝撃はダン
パー46に吸収されて、マイクロホン本体41には殆ど伝わ
らない。しかし、その反面、シューアダプター47より後
方にケース45が大きく突出する。そのため、把手51の最
前部にマイクロホンを装着したとしても、ケース45が邪
魔になって把手51をうまく握れず、取扱性が著しく損な
われる。
本考案はかかる事情に鑑みて創案されたものであり、そ
の目的は、マイクロホン本体の安定性および対振性、対
衝撃性を損なうことなくビデオカメラの取扱性を改善し
得るビデオカメラ用マイクロホンを提供することにあ
る。
〈課題を解決するための手段〉 本考案にかかるビデオカメラ用マイクロホンは、前部が
マイクハウジング、後部がケースになったマイクロホン
本体と、該マイクロホン本体のケースの前部下面より後
方に向けてL状に延出する弾性体を有し、該弾性体のマ
イクロホン本体に略平行する部分に剛性体よりなる補強
板が内蔵された連結具と、該連結具の後端部に付設され
たシューアダプターとを備えている。
〈作用〉 上記ビデオカメラ用マイクロホンに備わる連結具は、マ
イクロホン本体のケース前部下面より後方に向かってL
状に延出する弾性体を有し、シューアダプターはこの弾
性体の後端部に取り付けられている。そのため、シュー
アダプターより後方にケースが突出するのが回避され、
アクセサリーシューがカメラ本体の把手前部にある場合
にも、ケースが邪魔にならず、把手を掴み易い。しか
も、マイクロホン本体は、その重心に近いケース前部が
弾性体にて支持されており、安定性がよい。また、マイ
クロホン本体を支持したことによる弾性の撓みは、内蔵
の補強板により防止される。更に、補強板の内蔵されて
いない弾性体先端部がダンパーとして機能してマイクロ
ホン本体を振動、衝撃から効果的に保護し得る。
〈実施例〉 以下、図面を参照して本考案の実施例を説明する。第1
図は本考案の一実施例を示すビデオカメラ用マイクロホ
ンの分解斜視図、第2図は組み立てた状態の縦断側面
図、第3図は補強板の斜視図である。
マイクロホン本体10は、前部にマイクハウジング11を備
えている。マイクハウジング11は樹脂製で、断面が楕円
の筒状をしている。マイクハウジング11の先端は、フラ
ンジ部111になっており、フランジ部111から基端部に至
るまでの部分には、弧状のスリット112が所定間隔で多
数形成されている。マイクハウジング11の基端部は、基
端に向かうに連れて外径が漸減する保持部113になって
いる。保持部113の先端は、その前方部分より外径が大
きく、その付け根の部分には、凹溝114が全周にわたっ
て設けられている。
マイクハウジング11内には、一組のマイクユニットがゴ
ム製のダンパーを介してフローティング状に支持されて
いる。マイクハウジング11の先端開口部は、カバー16で
閉じられている。カバー16は横長の楕円形で、正面側に
僅かに膨らみ、複数の縦スリット161を有する。複数の
縦スリット161は、側方のものほど短く、その両側に
は、Rチャンネル、Lチャンネルを表示するための
『R』マーク、『L』マークが付されている。
マイクハウジング11のフランジ部111と保持部113とに挟
まれたスリット112形成部分には、発泡ウレタン製のウ
インドスクリーン17が外嵌されている。ウインドスクリ
ーン17は、両端が開放されたほぼ真円の円筒状に成形さ
れており、マイクハウジング11に外嵌された状態では周
方向に若干の張力が加わってマイクハウジング11の外周
面に沿った楕円形断面になる。
マイクロホン本体10の後部は、プリント基板等を収容す
るケース18になっている。ケース18は上下に2分割され
た半割式で、前面に円形の口部181を有する。マイクハ
ウジング11の保持部113に形成された凹溝114にこの口部
181が嵌入することにより、マイクハウジング11がケー
ス18の前方に保持されている。ケース18の前部下面に
は、連結具20を取り付けるために、ほぼ正方形の角孔18
2が設けられている。
連結具20は、ゴムよりなるL状の弾性体21を有する。弾
性体21は、先端の立ち上がり部211と、立ち上がり部211
下端より後方へ延びる水平部213とよりなる。弾性体21
の立ち上がり部211には、上方に開口する空洞が設けら
れており、その開口部周縁には、額縁状のフランジ部21
2が設けられている。フランジ部212は、ケース18の前部
下面に形成された角孔182よりケース18内に挿入されて
いて、ケース18内にねじ止めされた逆π状のクランプ金
具183により角孔182の周囲上面にクランプされている。
このクランプにより、弾性体21はケース18の前部下面よ
り後方へL状に延出し、その後端はケース18のほぼ後端
位置まで達している。
弾性体21のケース18に略平行な水平部213には、金属製
の補強板22が埋め込まれている。補強板22は、強度確保
のために、両側部が上方へ折曲されており、後部には、
下方へ切り起こされた前後一対の係止部221,221が設け
られている。係止部221,221の間に形成されたねじ孔222
は、水平部213の後端近傍に設けた丸孔214内に位置して
いる。係止部221,221の下端部は、水平部213の下面より
下方に突出している。
水平部213の後端部下面には、シューアダプター30が取
り付けられている。シューアダプター30の本体31は筒状
で、下方より本体31内に差し込んだネジ33を補強板22の
ねじ孔222にねじ込むことにより水平部213下面に結合さ
れている。本体31の外周面にはナットリング32がねじ込
まれており、上端部内周面には一対の窪み311,311が設
けられている。窪み311,311には、水平部213の下面より
下方に突出する補強板22係止部221,221の下端部が係合
している。
上記構成のビデオカメラ用マイクロホンが組み合わされ
るカメラ本体50は、その把手51の先端部上面にアクセサ
リーシュー52を備えている。カメラ本体50にマイクロホ
ンを装着するには、カメラ本体50のアクセサリーシュー
52にマイクロホンのシューアダプター30本体31を差し込
み、ナットリング32を締め付ける。
カメラ本体50に装着されたマイクロホンは、そのマイク
ロホン本体10がシューアダプター30の上方からその前方
へかけて突出するので、マイクロホン本体10の後部に設
けられたケース18がシューアダプター30より後方に突出
するのが回避される。従って、カメラ本体50の把手51前
部にアクセサリーシュー52がある場合にも、マイクロホ
ン本体10のケース18が邪魔にならず、把手51を掴み易
い。しかも、マイクロホン本体10は、その重心に近いケ
ース18前部が連結具20にて支持されると共に、マイクロ
ホン本体10を支持したことによる連結具20の弾性体21の
水平部213の撓みが、内蔵の補強板22により防止される
ので、安定性が非常によい。更に、補強板22の内蔵され
ていない弾性体21の立ち上がり部211がダンパーとして
機能するので、マイクロホン本体10を振動、衝撃から効
果的に保護することもできる。
また、マイクロホンがステレオであることを認識させる
ために、マイクハウジング11は横長の楕円形断面をして
いる。ウインドスクリーン17は、両端が開放し、マイク
ハウジング11のフランジ部111と保持部113との間に外嵌
されている。従って、ウインドスクリーン17は、円筒状
に成形されているにもかかわらず、マイクハウジング11
に外嵌された状態では、全長にわたってマイクハウジン
グ11の外周面形状に倣った楕円形になる。しかも、マイ
クハウジング11の先端がウインドスクリーン17より露出
しているので、マイクロホンの最も目立つ先端部分にお
いて、マイクハウジング11が楕円形であることが直接認
識される。更に、マイクハウジング11の先端に嵌め込ま
れたカバー16は、マイクハウジング11の内部を保護する
だけでなく、縦スリット161を側方ほど短くすることに
よって横への広がりを強調し、しかも『R』マーク、
『L』マークを表示している。従って、マイクハウジン
グ11がウインドスクリーン17で覆われていても、そのマ
イクロホンがステレオマイクロホンであることは、誰に
も容易に認識される。
上記実施例は、マイクハウジング11の断面を楕円形状と
しているが、横長の長方形状とすることもできる。ま
た、カバー16はそのデザインを様々に変更できる。
〈考案の効果〉 本考案にかかるビデオカメラ用マイクロホンは、シュー
アダプターより後方にケースが突出するのが回避され、
アクセサリーシューがカメラ本体の把手前部にある場合
にも、ケースが邪魔にならず、把手を掴み易い。また、
マイクロホン本体が安定性がよく確実に支持されると共
に、振動、衝撃からも効果的に保護される。更に、マイ
クロホン本体が前方へ突き出す感じが強く、デザイン的
にも優れている。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示すビデオカメラ用マイク
ロホンの分解斜視図、第2図は組み立てた状態の縦断側
面図、第3図は補強板の斜視図、第4図は従来のビデオ
カメラ用マイクロホンの側面図である。 10……マイクロホン本体 11……マイクハウジング 16……カバー 20……連結具 21……弾性体 22……補強板 30……シューアダプター

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】前部がマイクハウジング、後部がケースに
    なったマイクロホン本体と、該マイクロホン本体のケー
    スの前部下面より後方に向けてL状に延出する弾性体を
    有し、該弾性体のマイクロホン本体に略平行する部分に
    剛性体よりなる補強板が内蔵された連結具と、該連結具
    の後端部に付設されたシューアダプターとを備えたこと
    を特徴とするビデオカメラ用マイクロホン。
JP12141289U 1989-10-16 1989-10-16 ビデオカメラ用マイクロホン Expired - Lifetime JPH073750Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP12141289U JPH073750Y2 (ja) 1989-10-16 1989-10-16 ビデオカメラ用マイクロホン

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JP12141289U JPH073750Y2 (ja) 1989-10-16 1989-10-16 ビデオカメラ用マイクロホン

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Publication Number Publication Date
JPH0361793U JPH0361793U (ja) 1991-06-17
JPH073750Y2 true JPH073750Y2 (ja) 1995-01-30

Family

ID=31669445

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JP12141289U Expired - Lifetime JPH073750Y2 (ja) 1989-10-16 1989-10-16 ビデオカメラ用マイクロホン

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101524620B1 (ko) * 2013-09-03 2015-06-01 티아크 가부시키가이샤 마이크로폰 장치
US9565343B2 (en) 2013-09-03 2017-02-07 Teac Corporation Camera shoe extension

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JPH0361793U (ja) 1991-06-17

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