JPH0737505Y2 - 鳥獣類駆逐具 - Google Patents

鳥獣類駆逐具

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JPH0737505Y2
JPH0737505Y2 JP1989020055U JP2005589U JPH0737505Y2 JP H0737505 Y2 JPH0737505 Y2 JP H0737505Y2 JP 1989020055 U JP1989020055 U JP 1989020055U JP 2005589 U JP2005589 U JP 2005589U JP H0737505 Y2 JPH0737505 Y2 JP H0737505Y2
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JP
Japan
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bird
destroyer
annular plate
plate
beast
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Application number
JP1989020055U
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JPH02111282U (ja
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正文 金子
悠樹 長田
和郎 千葉
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Mitsubishi Aluminum Co Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Aluminum Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、田畑で栽培されている作物を荒す鳥や獣を駆
逐するため用いられる鳥獣類駆逐具に関する。
〔従来の技術〕
田畑などで用いる鳥獣類駆逐具として、例えば実開昭59
-110585号公報や実開昭61-15980号公報に示すように、
大略、板材に同心の大円と小円を描くとともに、大円と
小円との間の部分と小円の内側部分とを異な色に塗り分
け、これを吊り紐などにより吊り下げたものなどが知ら
れている。これは前述の同心の円があたかも目玉もよう
に見え、鳥獣がそれを恐れて逃げるという習性を利用し
たものである。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかし、上述の鳥獣駆逐具は、くるくる回ることによ
り、形状及び模様が変化するように見えるものの、一定
の形状の板材の表面に一定の大きさの目玉模様を塗装に
より表わしたものであるため、時間経過により鳥獣類が
馴れて恐れなくなり、また、見る角度によっては板材が
光を反射して目玉模様を識別することができず、しかも
長年の使用により塗装が退色して効果が減少し、さら
に、板材の表面に目玉模様を塗装により表わすものであ
るため、板材の成形の後塗装を行うこととなり製造が繁
雑でかつコストが嵩むという課題があった。
そこで本考案は、上述の課題を解決するため、時間経過
によっても鳥獣類が馴れにくく、また、くるくる回るこ
とにより、どの角度からも確実に形状及び模様の変化を
認識させることができ、鳥獣類を恐れさせて長期間駆逐
効果に維持し、しかも長年の使用にも耐え、製造が簡単
で経済的な鳥獣駆逐具を提供することを目的としてい
る。
〔課題を解決するための手段〕
上述の目的を達成するため、本考案の鳥獣駆逐具は、両
面が光輝性の板材の中央部に透孔を形成した環状板と、
該環状板を懸吊するための索条とかなることを特徴とし
ている。
〔作用〕
上記構成によれば、風を受けて揺動や回転することによ
って、光輝性を有する環状板の表面および裏面が光を反
射して輝き、しかも、中央部に透孔があるため、透孔を
通し背景が見え、揺動、回転等によって背景の明暗及び
色彩が変化し、これにより瞬き効果が生じると共にそこ
に生き物等がいるような錯覚を与え、長期間鳥獣類を恐
れささせて駆逐することができる。
〔実施例〕
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図は本考案の一実施例を示し、鳥獣類駆逐具1は、
環状板2と、該環状板2を懸吊するための索条3とから
構成されている。
環状板2は、例えばアルミニウム合金等の光輝性、即ち
光の反射率の極めて高い性質を有する板材より成り、中
央部に透孔4を形成して環状を呈している。また、環状
板2の周縁近傍に小孔5を形成し、該小孔5に索条3の
一端3aを挿通して折り返し索条3を縛り付ける。索条3
の他端3bは、例えば第2図に示した使用例の如く、田畑
等に植設した支柱6,6間に掛渡した水平方向の索条7に
適宜間隔で繋着して、前記環状板2を所定の高さに懸吊
する。
このような構成を有する鳥獣類駆逐具1は、風を受けて
揺動や回転することによって、光輝性を有する環状板2
の表面および裏面が光を反射して輝き、しかも、中央部
の透孔4を通して背景が見え、揺動、回転等によって背
景の明暗及び色彩が変化し、これにより瞬き効果が生じ
ると共にそこに生き物等がいるような錯覚を与え、長期
間鳥獣類を恐れさせて駆逐することができる。
また、鳥獣類駆逐具1は、従来の板材の表面に塗装によ
り目玉模様を描いたものと異なり、両面に光輝性有する
板材の中央部に透孔4を形成した環状板2を懸吊するも
のであるから、揺動、回転等によって、光を反射して環
状に輝き、どの角度からも確実に形状及び模様の変化を
明確に認識させることができ、また製造も簡単で、しか
も、長期間使用しても退色する等の問題がなく優れた効
果を維持することができる。
尚、本実施例では、環状板2をアルミニウム合金等のそ
れ自体が光輝性を有する板材により形成することで表面
に光輝性を付与する構成としたが、さらに、表面並びに
裏面を研磨して鏡面にした場合には反射率が向上して一
層駆逐効果が向上する。また、例えば硬質の合成樹脂
材、木材等により形成した環状板2の表面及び裏面にア
ルミニウム等の箔を貼着し、或いはアルミニウム等を蒸
着し、さらには珪砂等ガラス質や鉱物質の光輝性を有す
る微細な砂を層状に被着する等他の手段によって光輝性
を付与してもよい。
第3図は第2図の使用例と異なる使用例を示すもので、
田畑等に植設した図示しない支柱間に掛渡した索条7に
三股状の吊り具8を懸吊し、それぞれの吊り杆8a,8b,8c
の下端に第1図の実施例の鳥獣類駆逐具1を夫々懸吊し
ている。
かかる使用例は、前述の駆逐効果に加えてそれぞれの鳥
獣駆逐具1が風などにより揺動したとき、互いに当って
生じる衝撃音による駆逐効果を兼ね備えている。
また、第4図は第2図及び第3図の使用例と異なる使用
例を示すもので、田畑等に植設した支柱9の頂部に水平
杆10がその中央において回転可能に支持され、この水平
杆10の両遊端に第1図の実施例の鳥獣類駆逐具1,1は夫
々懸吊している。
かかる使用例は、鳥獣類駆逐具1の揺動、回転に水平杆
の回転が加わって、少ない鳥獣類駆逐具を用いて広範囲
に渡る駆逐をすることできる。
第5図は本考案の他の実施例を示すもので、環状板11の
構成は第1図の実施例の鳥獣類駆逐具1と同様である
が、環状板11の周縁近傍に形成される索条繋着用の小孔
5,5が互いに対向して一対形成されている。
そして、第6図に使用例を示すように、前記小孔5,5に
索条7の一端を順次繋着して環状板11を複数個繋ぎ、そ
れらの両端を田畑等に植設した支柱6,6間に掛渡したも
ので、第2図の使用例と同様の作用効果を有する。
〔考案の効果〕
以上のように、本考案の鳥獣類駆逐具は、両面に光輝性
を有する板材の中央部に透孔を形成した環状板を田畑等
の上空に懸吊する構成であるので、風を受けて揺動や回
転することによって、光輝性を有する環状板の表面およ
び裏面が光を反して輝き、しかも、中央部の透孔を通し
て背景が見え、揺動、回転等によって背景の明暗及び色
彩が変化し、これにより瞬き効果が生じると共にそこに
生き物等がいるような錯覚を与え、長期間鳥獣類を恐れ
させて駆逐することができ、また、長期間使用しても退
色する等の問題がなく優れた効果を維持することがで
き、さらに、製造が簡単で経済的である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す正面図、第2図は第1
図に示した実施例の使用例を示す正面図、第3図は他の
使用例を示す正面図、第4図はさらに他の使用例を示す
正面図、第5図は本考案の他の実施例を示す正面図、第
6図は第5図に示した実施例の使用例を示す正面図であ
る。 1……鳥獣類駆逐具、2,11……環状板、3,7……索条、
4……透孔、5……小孔
フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭61−167777(JP,U) 実開 昭61−125286(JP,U) 実公 昭57−1676(JP,Y2)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】両面が光輝性の板材の中央部に透孔を形成
    した環状板と、該環状板を懸吊するための索条とからな
    ることを特徴とする鳥獣類駆逐具。
JP1989020055U 1989-02-22 1989-02-22 鳥獣類駆逐具 Expired - Lifetime JPH0737505Y2 (ja)

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JP1989020055U JPH0737505Y2 (ja) 1989-02-22 1989-02-22 鳥獣類駆逐具

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JPH02111282U JPH02111282U (ja) 1990-09-05
JPH0737505Y2 true JPH0737505Y2 (ja) 1995-08-30

Family

ID=31236108

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JPS571676U (ja) * 1980-06-03 1982-01-06
JPH018131Y2 (ja) * 1985-01-25 1989-03-03
JPS61167777U (ja) * 1985-04-05 1986-10-17

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