JPH0737504A - 電子銃移載手段 - Google Patents

電子銃移載手段

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Publication number
JPH0737504A
JPH0737504A JP18401993A JP18401993A JPH0737504A JP H0737504 A JPH0737504 A JP H0737504A JP 18401993 A JP18401993 A JP 18401993A JP 18401993 A JP18401993 A JP 18401993A JP H0737504 A JPH0737504 A JP H0737504A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
electron gun
transfer
grid electrode
stopper
positioning
Prior art date
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Pending
Application number
JP18401993A
Other languages
English (en)
Inventor
Akira Takagi
昭 高木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
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Publication of JPH0737504A publication Critical patent/JPH0737504A/ja
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  • Manufacture Of Electron Tubes, Discharge Lamp Vessels, Lead-In Wires, And The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】電子銃の移載時に位置ずれや電子銃の落下を防
止することができる電子銃移載手段を提供する。 【構成】電子銃10を位置決めするための位置決め手段
14と、前記電子銃を保持するための保持手段5と、前
記電子銃のずれ防止のための制止手段15を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電子銃移載手段に係り、
特に、組立てビーディング完了後の電子銃を安定して移
載するための電子銃移載手段に関する。
【0002】
【従来の技術】カラー陰極線管(CRT)中に配設され
る電子銃を工場内である位置から他の位置へ移動する場
合、通常、電子銃移載手段、具体的には移載ハンド(チ
ャック)が用いられている。この移載ハンドで移載され
る電子銃は、例えば図4に示すように、第1グリッド電
極パッド1、第1グリッド電極G1、第2グリッド電極
G2、第3グリッド電極G3、第4グリッド電極G4、
第5グリッド電極G5、コンバージェンスプレート(C
P)及びコンバージェンスシールド(CS)2の各部品
の順に配列して仮組立てられ、その後、バーナーで80
0℃近くまで加熱された2本の棒状のビードガラス3を
仮組立て完了の電子銃部品側辺に押し当てる(ビーディ
ングする)ことにより、固定組立てられる(図5)。
【0003】このように組立てられた電子銃10は、従
来、図6に示す電子銃移載手段により、次工程へ移動せ
しめられる。この従来の電子銃移載手段は、具体的には
ハンド5が対向して配置されており、例えば対向してロ
ボット先端6に取り付けられた2つのシリンダー7にそ
れぞれ接続されている。
【0004】このハンド5は内側にローラ5aを具備し
ており、シリンダー7によって所定距離だけ開閉可能に
構成されている。このような従来の電子銃移載手段を所
定の台(図示せず)上に載置された組立完了の電子銃1
0にロボット作動により近づけ、ハンド5を矢印方向に
閉じることによってローラ5aで電子銃10を挟み込む
ようにチャックして移載していた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の移載手段で移載を行うと、少しの衝動により
正規のチャッキング位置から電子銃10がずれたり、最
悪の場合は、そのずれにより電子銃10を落下させて破
損を招く場合があった。
【0006】また、両側からしか電子銃10をチャック
していないため、移載して次工程ポジションへその電子
銃10を置いた時にずれてしまい、そのずれた状態から
次工程を開始した場合、その工程の設備が異常を来し停
止する場合があった。
【0007】そこで本発明は、電子銃の移載時に位置ず
れや電子銃の落下を防止することができる電子銃移載手
段を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題は本発明によれ
ば、電子銃を位置決めするための位置決め手段と、前記
電子銃を保持するための保持手段と、前記電子銃のずれ
防止のための制止手段を備えたことを特徴とする電子銃
移載手段によって解決される。
【0009】本発明では前記位置決め手段の一部を、前
記電子銃を構成する電極と電極との間に挿入することが
位置決めを高精度に行うため好ましい。
【0010】また、本発明では前記制止手段がスライド
可能であることが大抵の電子銃に対応できるため好まし
い。
【0011】
【作用】本発明に係る電子銃移載手段によれば、電子銃
10を単に保持するための保持手段5の他に、電子銃を
位置決めするための位置決め手段14と、電子銃のずれ
防止のための制止手段(ストッパー)15を備えてい
る。そのため、移載開始前の電子銃の位置が正確にセッ
トされ、しかも移載中のずれはストッパー15により防
止される。その結果、電子銃10を安定して移載するこ
とができる。
【0012】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細
に説明する。
【0013】図1は本発明に係る電子銃移載手段の一実
施例を示す図であり、特に図1(a)は正面図、図1
(b)は側面図である。また、図2は本発明に係る電子
銃移載手段の位置決め手段としてのツメを示す図であ
り、特に図2(a)は正面図、図2(b)は側面図であ
る。更に図3は本発明に係る電子銃移載手段の制止手段
としてのストッパーを示す図であり、図3(a)は正面
図、図3(b)は側面図である。
【0014】図1に示すように、本発明に係る電子銃移
載手段は、従来の電子銃移載手段のハンド5に位置決め
手段としてのツメ14、制止手段としてのストッパー1
5を付加した構成となっている。すなわち、本実施例で
は電子銃10を両側から挟む従来のハンド(チャック)
5部と、電子銃を構成する第4グリッド電極G4と第5
グリッド電極G5の間に挿入され、且つ先がとがった羽
子板状のツメ14と、G1パッド1側のシリンダー部に
取り付けられ、電子銃の長軸方向に平行にスライドし得
るL字状板ストッパー15が設けられている。ツメ14
は図2に示すように、羽子板状をしており、その上部は
移載用ロボット先端6側壁に固定されており、下部は、
電子銃の電極間第4グリッド電極G4と第5電極G5間
に挿入されるため電極間隙より若干細められ、例えば
0.3mmの厚さとなっており、その最下端は約24°
の角度にとがっている。このような形状とすることによ
ってツメ14が所定の電極間にスムーズに挿入され、組
立て電子銃10が位置決めされる。
【0015】一方、ストッパー15は図1に示すよう
に、移載用ロボット先端側壁(ツメ取り付け側の裏側)
に取り付けられたL字シリンダー16に取り付けられて
いる。このストッパー15は電子銃の長軸方向に平行な
a,bの各方向にスライド可能となっている。ストッパ
ー15は図3により詳しく示すように、L字板状をな
し、L字シリンダー16へ取り付けのため開口15aが
ある。なお、本実施例ではツメ14とストッパー15の
材質はステンレスSUS304が高耐蝕性、強さの面か
ら好ましい。
【0016】以下、本実施例の電子銃移載手段の動作を
説明する。まず、移載手段、特にハンド5を支持台(図
示せず)に載置されている電子銃10の上方から電子銃
の方へ移動させると共に、ストッパー15をその先端が
第1グリッド電極G1パッド1に当たらないように、図
1(b)に示す矢印bの方向へスライドさせる。
【0017】次に、ツメ14を第4グリッド電極G4と
第5グリッド電極G5との間に挿入して電子銃10の位
置決めを行い、移載開始前の電子銃の位置を確定する。
その後、シリンダー7を用いてハンド5を閉じ、ロール
5a間に位置決めされた電子銃10を固定する。次に、
ストッパー15を前述したb方向に対し逆のa方向にゆ
っくりスライドさせ、電子銃10の第1グリッド電極パ
ッド1の端面位置に当て制止固定する。以上の本実施例
による電子銃移載手段の各動作によって電子銃の固定を
完了する。この後、通常のロボットの動作により別の所
定位置へ電子銃10が移載される。電子銃10は、従来
のハンド5に位置決め用ツメ14とズレ防止ストッパー
15が取り付けられた移載手段で移載されることになっ
たため、従来問題となっていた移載時の電子銃のずれや
電子銃の落下事故を防止することができた。
【0018】本実施例では、位置決め手段として羽子板
状のツメ形状としたが、電子銃を構成する電極間に挿入
され、位置の固定が可能であれば、短冊状のツメなどで
も良い。また、制止手段としてL字状形状としたが、ず
れ防止が可能であればその他の形状をとることもでき
る。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る電子
銃移載手段によれば、移載中に電子銃のずれがほとんど
なくなり、しかもそのずれに伴う電子銃の落下もなくな
り、安定した移載を行うことができる。また、安定した
移載は電子銃の品質の信頼性をも向上させることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る電子銃移載手段を示す図である。
【図2】本発明に係る電子銃移載手段の位置決め手段
(ツメ)を示す図である。
【図3】本発明に係る電子銃移載手段の制止手段(スト
ッパー)を示す図である。
【図4】電子銃の各部品を整列させた状態を示す図であ
る。
【図5】図4の状態をビードガラスで固着した状態を示
す図である。
【図6】従来の電子銃移載手段を示す図である。
【符号の説明】
1 第1グリッド電極パッド 2 コンバージェンスプレート及びコンバージェンスシ
ールド 3 ビードガラス 5 ハンド 5a ローラ 6 ロボット先端 7 シリンダー 10 電子銃 14 ツメ 15 ストッパー 16 L字シリンダー G1 第1グリッド電極 G2 第2グリッド電極 G3 第3グリッド電極 G4 第4グリッド電極 G5 第5グリッド電極

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電子銃を位置決めするための位置決め手
    段と、 前記電子銃を保持するための保持手段と、 前記電子銃のずれ防止のための制止手段を備えたことを
    特徴とする電子銃移載手段。
  2. 【請求項2】 前記位置決め手段の一部を、前記電子銃
    を構成する電極と電極との間に挿入することを特徴とす
    る請求項1記載の電子銃移載手段。
  3. 【請求項3】 前記制止手段がスライド可能であること
    を特徴とする請求項1記載の電子銃移載手段。
JP18401993A 1993-07-26 1993-07-26 電子銃移載手段 Pending JPH0737504A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18401993A JPH0737504A (ja) 1993-07-26 1993-07-26 電子銃移載手段

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18401993A JPH0737504A (ja) 1993-07-26 1993-07-26 電子銃移載手段

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0737504A true JPH0737504A (ja) 1995-02-07

Family

ID=16145924

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP18401993A Pending JPH0737504A (ja) 1993-07-26 1993-07-26 電子銃移載手段

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JP (1) JPH0737504A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5728798A (en) * 1995-07-13 1998-03-17 Polyplastics Co., Ltd. Process for preparing polyacetal copolymer

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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