JPH0737448Y2 - 三点リンク装置におけるリフトロッド調整装置 - Google Patents

三点リンク装置におけるリフトロッド調整装置

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JPH0737448Y2
JPH0737448Y2 JP1677389U JP1677389U JPH0737448Y2 JP H0737448 Y2 JPH0737448 Y2 JP H0737448Y2 JP 1677389 U JP1677389 U JP 1677389U JP 1677389 U JP1677389 U JP 1677389U JP H0737448 Y2 JPH0737448 Y2 JP H0737448Y2
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screw
rod
screw rod
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詔一 山田
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株式会社デリカ
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、トラクタと作業機とを連結するための三点リ
ンク装置におけるリフトロッドの長さを調整するために
用いるリフトロッド調整装置の改良に関する。
(従来の技術) トラクタと作業機とを連結する三点リンク装置は、第4
図および第5図に示すように、トラクタ20と作業機21と
の上部を連結する一本のトップリンク22と、下部を連結
する二本のロアリンク23と、トラクタ20のリフトアーム
24から垂下されロアリンク23の中間に接続されたリフト
ロッド25と、ロアリンクの左右揺動防止のためのチェッ
クチェーン26とから概略構成されている。
そして、リフトロッド25は従来から種々の構造のものが
ある。例えば、第6図に示すリフトロッド30は実開昭54
-162607号公報に開示されたもので、上部螺杆31と、上
部螺杆31とは逆の螺子を有する下部螺杆32と、上部およ
び下部の螺杆31,32に螺合したねじ筒33とからなり、ね
じ筒33に棒状のハンドル34を貫通して取付けてある。従
ってリフトロッド30の長さを調整するときは、まずナッ
ト35を下降させ、ハンドル34を把持して右または左方向
に回転して、これを行うものである。所望の長さに調整
した後はナット35をねじ筒33の下端に接するように上昇
させて緩み止めを行う。また、第7図に示すリフトロッ
ド40は、実開昭55-97314号公報に開示されたもので、ね
じ筒41を直接三点リンクのロアリンク42に取付け、ねじ
筒41に螺合した上部螺杆43の上端に傘歯車44を取付け、
これに咬合う傘歯車45をクランクハンドル46の一端に固
設し、クランクハンドル46は支持枠47に軸支したもので
ある。クランクハンドル46を回動することによって傘歯
車44,45を介して上部螺杆43をねじ筒41に対し回転し、
その長さを調整するものである。
(考案が解決しようとする課題) 第6図に示すリフトロッド30にあっては、その長さを調
節するのに、ナット35を緩めることと、両手で棒状ハン
ドル34を回転することとの動作を行わなければならず、
動作の煩雑さとねじ筒33の回転しにくさがある。
また、第7図に示すリフトロッド40は操作の上で労力が
軽減されてはいるが、傘歯車を使用することおよびクラ
ンクハンドルが外方に突出すること等で嵩張り、構造上
望ましいものではない。
本考案は、従来の欠点を改良するもので、ねじ筒の回転
を容易に行うことができると共に調整後のねじ筒の回転
防止も配慮したリフトロッドの調整装置を提供するもの
である。
(課題を解決するための手段) 本考案は上記目的を達成するために、上部螺杆1と、前
記螺杆1とは逆方向の螺子を有する下部螺杆2と、両螺
杆1,2に螺合し、連結するねじ筒3とからなる三点リン
ク装置に装着されたリフトロッドにおいて、前記ねじ筒
3の外周面に歯車4を固設し、前記歯車4の周りに操作
枠5を旋回自在に装着し、前記操作枠5には前記歯車4
の歯に対し係合、離脱自在に爪6を設け、前記操作枠5
にはその旋回方向とは交叉する方向に回動するように操
作ハンドル7を枢着し、前記上部螺杆1または前記下部
螺杆2のいずれかに前記操作ハンドル7の一端を係止す
る係止手段8を設けたことを特徴とするものである。
(作用) 上記構成からなるものであるから、操作ハンドル7を起
し、ねじ筒3を回転したい方向に作用する爪6を歯車4
に咬合し、操作ハンドル7を回動してやれば所望の方向
にねじ筒3を回転することができ、これによって上部螺
杆1と下部螺杆2とを軸線上で移動させ、リフトロッド
の全体長さを調整することができる。調整後は、操作ハ
ンドル7を枢着部から下方または上方に折曲げて、その
端部を係止手段8に係合し、操作ハンドル7が回動しな
いようにすると共に外方に突出したままにならないよう
に収納することができる。
(実施例) 本考案の実施例を第1図〜第3図に基いて説明する。
リフトロッドは上部螺杆1と、前記螺杆1とは逆方向の
螺子を有する下部螺杆2と、両螺杆1,2に螺合し、連結
するねじ筒3とからなっている。
上部螺杆1にはその上端にリフトアームに枢着されるた
めの軸受1aが固定されている。下部螺杆2の下端にはロ
アリンクに跨座しピン留めされる二股の支持部2aを有
し、この支持部2aの側部に、第3図で詳述するように、
板ばねで構成された係止手段としてのクリップ8が取付
けられている。係止手段8は操作ハンドル7が動かない
ように保持するものであれば良いので、図示したような
クリップに限定されるものではない。
ねじ筒3の上部には、歯車4が固定されており、歯車4
の周りに旋回自在に操作枠5が取付けられている。操作
枠5は一側に突出部5aが形成されており、突出部5aに操
作ハンドル7がピン5bで枢着されている。操作ハンドル
7は上下方向すなわち操作枠5が旋回する方向とは交叉
する方向に回動自在に枢着されている。また操作枠5の
突出部5aには、一対の爪6,6′を両端に有する操作杆10
が、操作枠5の旋回する面と平行な面で旋回するように
枢着されている。爪6,6′は外側が作用面となってい
る。第2図で示すように、作動杆10を反時計方向すなわ
ち矢印方向に回動したときは爪6が歯車4に係合するの
で、操作ハンドル7を持って操作枠5を反時計方向する
ことができ、これによって歯車4とねじ筒を同方向に回
転することができる。操作枠5を時計方向に旋回する
と、爪6の内側は傾斜しているので歯車4から離脱し、
空回りをする。ねじ筒3を反時計方向に更に回転させた
いときは、爪6を再度歯車4に係合して行う。これによ
ってリフトロッドの長さは調整される。ねじ筒3を時計
方向に回転させたいときは爪6′を歯車4に係合した状
態で操作ハンドル7を操作すれば良い。
調整が完了したときは、第1図に示すように、操作ハン
ドル7を枢着点として下方に回動し、その端部を係止手
段8に係止する。
この実施例では操作ハンドル7はねじ筒3の上部に取付
けてあるが、ねじ筒3の下部に取付け、係止手段8を上
部螺杆1に取付けるようにしても良いものである。
操作ハンドル7をねじ筒3の端部に取付けたのは、操作
ハンドル7を長めにしたいためであるが、これをねじ筒
3の中央に取付けても何らの支障もない。
(考案の効果) 本考案は、上記構成からなるものであるから、操作ハン
ドルは使用時には横に長く張出して操作することができ
るので、ねじ筒の回転を容易に行うことができ、また、
不使用時には折り畳むことができるので邪魔にならず、
しかも操作ハンドルを不動状態に保持しているので、ね
じ筒の回転に影響を与えず調整状態を維持できるもので
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案のリフトロッドの一部切欠側面図、第2
図は第1図II-II線に沿う断面図、第3図は係止手段の
平面図、第4図は三点リンク付近の側面図、第5図は第
4図部分の平面図、第6図および第7図は従来のリフト
ロッドの一部切欠側面図である。 1……上部螺杆 2……下部螺杆 3……ねじ筒 4……歯車 5……操作枠 6,6′……爪 7……操作ハンドル 8……係止手段

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】上部螺杆1と、前記螺杆1とは逆方向の螺
    子を有する下部螺杆2と、両螺杆1,2に螺合し、連結す
    るねじ筒3とからなる三点リンク装置に装着されたリフ
    トロッドにおいて、前記ねじ筒3の外周面に歯車4を固
    設し、前記歯車4の周りに操作枠5を旋回自在に装着
    し、前記操作枠5には前記歯車4の歯に対し係合、離脱
    自在に爪6を設け、前記操作枠5にはその旋回方向とは
    交叉する方向に回動するように操作ハンドル7を枢着
    し、前記上部螺杆1または前記下部螺杆2のいずれかに
    前記操作ハンドル7の一端を係止する係止手段8を設け
    たことを特徴とする三点リンク装置におけるリフトロッ
    ド調整装置。
JP1677389U 1989-02-15 1989-02-15 三点リンク装置におけるリフトロッド調整装置 Expired - Fee Related JPH0737448Y2 (ja)

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JPH02107906U JPH02107906U (ja) 1990-08-28
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