JPH0737251U - ゴルフ用手袋 - Google Patents
ゴルフ用手袋Info
- Publication number
- JPH0737251U JPH0737251U JP6241893U JP6241893U JPH0737251U JP H0737251 U JPH0737251 U JP H0737251U JP 6241893 U JP6241893 U JP 6241893U JP 6241893 U JP6241893 U JP 6241893U JP H0737251 U JPH0737251 U JP H0737251U
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wrist
- glove
- main part
- slit
- hooking
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 手首の折れ曲がりを矯正する矯正板が抜き挿
し自在に挿入され、装着が容易で、外観の良いゴルフ用
手袋を提供することである。 【構成】 手袋本体1の甲皮2の人指し指側と小指側と
にスリット3、4を設け、袋状に形成された甲皮主部2
aを分ける。甲皮主部2aの開口6を、閉止片7の面フ
ァスナ8と甲皮主部2aの面ファスナ5との係脱により
開閉自在とし、矯正板14を抜き差し自在に挿入する。
スリット3の親指側側縁に掛着片9を連設し、その両面
に面ファスナ11、12を設け、スリット4の外側側縁
に掛着片10を連設し、その片面に面ファスナ13を設
けて、甲皮主部2aと掛着片9、10とを相互に掛着自
在とする。矯正板14を挿入した状態で、このゴルフ用
手袋を装着すると、手首の前後方向の折れ曲がりが抑止
される。
し自在に挿入され、装着が容易で、外観の良いゴルフ用
手袋を提供することである。 【構成】 手袋本体1の甲皮2の人指し指側と小指側と
にスリット3、4を設け、袋状に形成された甲皮主部2
aを分ける。甲皮主部2aの開口6を、閉止片7の面フ
ァスナ8と甲皮主部2aの面ファスナ5との係脱により
開閉自在とし、矯正板14を抜き差し自在に挿入する。
スリット3の親指側側縁に掛着片9を連設し、その両面
に面ファスナ11、12を設け、スリット4の外側側縁
に掛着片10を連設し、その片面に面ファスナ13を設
けて、甲皮主部2aと掛着片9、10とを相互に掛着自
在とする。矯正板14を挿入した状態で、このゴルフ用
手袋を装着すると、手首の前後方向の折れ曲がりが抑止
される。
Description
【0001】
この考案は、ゴルフ用手袋に関し、特に、バックスウィングのトップにおける 手首の折れ曲がりを修正ないし矯正するゴルフ用手袋に関する。
【0002】
バックスウィングのトップにおける手首の折れ曲がりを修正ないし矯正するゴ ルフ用手袋の従来例として、実開昭55−87276号公報記載のもの(以下、 「従来例1」という。)、実開昭60−88971号公報記載のもの(以下、「 従来例2」という。)、実開昭63−124977号公報記載のもの(以下、「 従来例3」という。)が挙げられる。
【0003】 従来例1の考案は、図3に示すように、手袋本体21の甲側の外面(場合によ っては内面)に、中手部21a及び手首部21bを覆う長さを有するポケット2 2を設け、このポケット22に、板状体23を挿込んだものである。
【0004】 従来例2の考案は、図4に示すように、手袋31と差込式甲あて32とから成 り、手の甲と手袋31の甲部31aとの隙間に差込式甲あて32を着脱自在に挿 入するものである。
【0005】 従来例3の考案は、手袋の手首関節部の手の甲から腕に跨がる位置に、広目の 硬質板を固定的に、あるいは着脱自在に取付けるもので、固定的に取付けるもの は、上記従来例1の場合と同様に、手首関節部を中心に手の甲と腕部とを均等に カバーする手袋位置にポケット等を設けて縫着するものであり、着脱自在に取付 けるものとしては、図5に示すものがある。
【0006】 図5に示すゴルフ用手袋は、合成樹脂板、軽金属板等から成り、手の甲42と 腕部43とを十分カバーできるように広目に形成された硬質板44が、手袋41 のうち、手の甲42と腕部43とを均等にカバーする位置に、面ファスナ45に より被着され、バンド46を手首関節部41aに回して、この硬質板44を締付 け固定するものである。
【0007】
上記従来例1の考案に係るゴルフ用手袋は、手首の折れ曲がりを固定する板状 体23が挿入されたポケット22の口が縫着されていることから、公式競技等に おいて、このゴルフ用手袋の使用が認められない場合、板状体23の挿入されて いない通常のゴルフ用手袋を別途用意しなくてはならない。
【0008】 この点、上記従来例2の考案に係るゴルフ用手袋は、差込式甲あて32を抜き 取ると、公式競技等に際して通常の手袋31として使用することができる。しか しながら、練習の際に差込式甲あて32を挿入した状態で使用する場合には、こ の差込式甲あて32が、手の甲と手袋31の甲部31aとの隙間に挿入されてい るにすぎないことから、ずれやすいという欠点がある。
【0009】 また、上記従来例3の考案に係るゴルフ用手袋は、硬質板44の締付け固定を するために、バンド46を手首関節部41aに巻き付けなければならず、装着が 面倒であり、外観もあまり良くない。
【0010】 そこで、この考案は、手首の折れ曲がりを矯正するための矯正板を抜き挿し自 在に挿入することができ、装着が極めて容易で、外観の良いゴルフ用手袋を提供 することを課題とする。
【0011】
上記の課題を解決するために、この考案は、手袋本体の甲皮の人指し指側と小 指側とに長さ方向のスリットを設けて甲皮主部を分け、この甲皮主部を袋状に形 成すると共に、この甲皮主部の開口を開閉自在に閉塞する閉止手段を設け、人指 し指側の前記スリットの親指側側縁と、小指側の前記スリットの外側側縁とに、 掛着片をそれぞれ連設し、前記甲皮主部と各掛着片とに、この甲皮主部と各掛着 片相互を係脱自在に掛着する掛着部材を取付け、前記甲皮主部内に矯正板を抜き 挿し自在に挿入する構成を採用したのである。
【0012】
手袋本体の甲皮主部の開口に設けられた閉止手段の閉止を解除して矯正板を挿 入し、閉止手段を再び閉止すると、手袋本体と矯正板とが一体化される。
【0013】 甲皮主部と各掛着片とに取付けられた掛着部材の掛着を解除すると、手袋本体 の開口が大きく広げられ、この状態で手を挿入し、前記掛着部材を相互に掛着す ると、装着状態が保持される。
【0014】 このゴルフ用手袋を装着した状態で手首を前後方向に折り曲げようとすると、 甲皮主部の内部に挿入された矯正板がつかえて手首の折れ曲がりを抑止し、手の 甲と手首とが真っ直ぐの状態に保持される。
【0015】 甲皮主部に各掛着片を掛着する際に、締付けの角度や強度を調整すると、手首 の左右方向への動きが確保される。
【0016】 甲皮主部から矯正板を抜き出すと、通常のゴルフ用手袋となる。
【0017】
図1に示すように、手袋本体1の甲皮2には、人指し指側と小指側とに長さ方 向のスリット3、4が設けられて、甲皮主部2aが分けられている。
【0018】 この甲皮主部2aは、表面に面ファスナ5が取付けられた表皮と、手袋本体1 のその他の部位を形成する素材と同様の素材からなる裏皮との両側縁を相互に縫 着することにより、手首側に開口6を有する袋状に形成されている。
【0019】 前記甲皮主部2aを構成する裏皮には、手首側の端縁に閉止片7が連設され、 片面に前記面ファスナ5に係合する面ファスナ8が取付けられている。
【0020】 前記スリット3の親指側側縁には掛着片9が、前記スリット4の外側側縁にも 掛着片10がそれぞれ設けられ、掛着片9の両面に面ファスナ11、12が、掛 着片10の内面に面ファスナ13がそれぞれ取付けられている。
【0021】 前記甲皮主部2aの開口6から、若干の柔軟性を保持した矯正板14を挿入し 、前記閉止片7の面ファスナ8と甲皮主部2aの面ファスナ5とを係合すると、 矯正板14が甲皮主部2a内に保持される。
【0022】 即ち、この実施例においては、面ファスナ5、8により、甲皮主部2aの開口 6を開閉自在に閉塞する閉止手段が構成される。
【0023】 この状態で、図1及び図2に示すように、前記掛着片9、10を左右に開き、 甲皮主部2aを指側に倒すと、手袋本体1の開口が大きく広げられて、手袋本体 1内に極めて容易に手を挿入することができる。
【0024】 甲皮主部2aを手の甲の上に倒し、図2に矢印で示すように、掛着片9、10 を順次重ね合わせて、面ファスナ5、11及び面ファスナ12、13を相互に掛 着させると、この手袋が装着される。
【0025】 即ち、この実施例においては、甲皮主部2aと各掛着片9、10相互を係脱自 在に掛着する掛着部材が、前記面ファスナ5、11、12、13により構成され る。
【0026】 このとき、手の甲と手首の端部との上に、矯正板14が挿入されることにより 手袋本体1の本来の柔軟性を失った甲皮主部2aが当接して、手首の前後方向へ の折れ曲がりが抑止され、手首と手の甲とが真っ直ぐになった状態に矯正される 。
【0027】 また、矯正板14の厚みの上に、各面ファスナ5、11、12、13の厚みが 加わることから、手首の前後方向への折れ曲がりに対する抑止力を増大させるこ とができる。
【0028】 さらに、若干の柔軟性を保持する矯正板14が挿入された甲皮主部2aは、左 右方向から掛着片9、10により、手の甲及び手首の端部上に締付け固定される ことから、掛着片9、10の締付けの角度や強度を微妙に調整することができる 。
【0029】 その結果、矯正板14の柔軟性と相俟って、手首の左右方向の若干の動きを確 保することができ、手首の動きを完全に封じることによる不自然なグリップ、あ るいはスウィングを防止することができる。
【0030】 その他、甲皮主部2aと閉止片7との面ファスナ5、8の掛着を解除すると、 甲皮主部2aの開口6から矯正板14を抜き取ることができ、公式競技等におい ては、この手袋を通常の手袋として使用することができる。
【0031】
以上のように構成されたゴルフ用手袋は、手袋本体の甲皮主部の内部に矯正板 を挿入した状態で装着すると、手首の前後方向への動きが抑止され、バックスウ ィングからフォロースウィングに至るまで、手の甲と手首とが真っ直ぐの状態に 保持される。従って、スウィングが終始一定の軌道を通過することから、ゴルフ ボールをゴルフクラブのスウィートスポットで捉えることができる。
【0032】 また、矯正板が甲皮主部に抜き差し自在に挿入されることから、公式競技等に おいては矯正板を簡単に抜き取ることができ、一枚のゴルフ用手袋を練習用とし ても競技用としても使用することができる。
【0033】 装着にあたっては、甲皮主部と各掛着片とに取付けられた掛着部材の掛着を解 除することにより、手袋本体の開口を大きく広げることができる。従って、甲皮 主部の内部に矯正板が挿入されることにより、手袋本体の本来の柔軟性がなくな っている場合でも、極めて容易に装着することができ、外観もすっきりとして良 い。
【0034】 さらに、各掛着片が甲皮主部の左右に設けられていることから、締付けの角度 や強度を微妙に調整することができ、手首の左右方向への動きを確保して、手首 の動きを完全に封じることによる不自然なグリップ、あるいはスウィングを防止 することができる。
【図1】実施例の正面図
【図2】図1のII−II線における断面図
【図3】(a)従来例1の正面図 (b)同上の縦断側面図
【図4】従来例2の斜視図
【図5】従来例3の斜視図
1、21 手袋本体 2 甲皮 2a 甲皮主部 3、4 スリット 5、8、11、12、13 面ファスナ 6 開口 7 閉止片 9、10 掛着片 14 矯正板 21a 中手部 21b 手首部 22 ポケット 23 板状体 31、41 手袋 31a 甲部 32 差し込み式甲あて 41a 手首関節部 42 手の甲 43 腕部 44 硬質板 45 面ファスナ 46 バンド
Claims (1)
- 【請求項1】 手袋本体の甲皮の人指し指側と小指側と
に長さ方向のスリットを設けて甲皮主部を分け、この甲
皮主部を袋状に形成すると共に、この甲皮主部の開口を
開閉自在に閉塞する閉止手段を設け、人指し指側の前記
スリットの親指側側縁と、小指側の前記スリットの外側
側縁とに、掛着片をそれぞれ連設し、前記甲皮主部と各
掛着片とに、この甲皮主部と各掛着片相互を係脱自在に
掛着する掛着部材を取付け、前記甲皮主部内に矯正板を
抜き挿し自在に挿入したゴルフ用手袋。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6241893U JPH0737251U (ja) | 1993-11-19 | 1993-11-19 | ゴルフ用手袋 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6241893U JPH0737251U (ja) | 1993-11-19 | 1993-11-19 | ゴルフ用手袋 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0737251U true JPH0737251U (ja) | 1995-07-11 |
Family
ID=13199589
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6241893U Pending JPH0737251U (ja) | 1993-11-19 | 1993-11-19 | ゴルフ用手袋 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0737251U (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH08188908A (ja) * | 1994-12-27 | 1996-07-23 | Purotetsuku Watanabe:Kk | スポーツ手袋 |
JP2007023413A (ja) * | 2005-07-15 | 2007-02-01 | Susumu Ueda | スポーツ用手袋 |
KR102244694B1 (ko) * | 2020-03-17 | 2021-04-23 | 김학수 | 스윙교정 골프장갑 |
-
1993
- 1993-11-19 JP JP6241893U patent/JPH0737251U/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH08188908A (ja) * | 1994-12-27 | 1996-07-23 | Purotetsuku Watanabe:Kk | スポーツ手袋 |
JP2007023413A (ja) * | 2005-07-15 | 2007-02-01 | Susumu Ueda | スポーツ用手袋 |
KR102244694B1 (ko) * | 2020-03-17 | 2021-04-23 | 김학수 | 스윙교정 골프장갑 |
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