JPH073721A - 多目的橋梁及びその構築方法 - Google Patents

多目的橋梁及びその構築方法

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JPH073721A
JPH073721A JP8025491A JP8025491A JPH073721A JP H073721 A JPH073721 A JP H073721A JP 8025491 A JP8025491 A JP 8025491A JP 8025491 A JP8025491 A JP 8025491A JP H073721 A JPH073721 A JP H073721A
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Pruss Werner
ヴェルナー・プリュス
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EBERUKO SA
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 活荷重を支柱に伝える荷重経路を短くし、材
料費を抑え、工費がかからず、短期に構築することがで
きる、多層構造の多目的橋梁及びその構築方法を提供す
ること。 【構成】 河川上或いは陸地等に所定間隔をおいて設置
される支柱10と、前記各支柱10上に、ボックス状の
基礎構造エレメント21が複数個搭載して積層され、か
つ隣接する支柱10間に該基礎構造エレメント21が増
設延長されて相互に連結されることにより、前記支柱上
に構築かつ架設された基礎構造体20と、前記基礎構造
体20の左右両側に新幹線用線路32、トラック、乗用
車等の専用道路33、在来線用線路34又は歩行路35
等を、互いに平行で、前記基礎構造体20の上下方向に
適宜間隔をおいてそれぞれ構築することにより、前記支
柱10上に架設された多層桁30とを具備してなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、河川上或いは陸地等に
構築される多層構造の多目的橋梁及びその構築方法に係
り、詳しくは、吊橋に比して工費が係らずに済む、線路
と道路と歩行路等を有する多層構造の多目的橋梁及びそ
の構築方法に関する。
【0002】
【従来の技術】比較的支柱間の間隔が大きい橋梁では、
吊橋が採用されている。この吊橋は、通常、橋台及び主
塔間にケーブルを架設し、このケーブルで活荷重を支持
するブリッジ部を吊り下げて構築したものである。
【0003】そして、上記ブリッジ部として、多層構造
のものが知られている。例えば、下側が列車等のための
線路にし、上側がトラック等のための道路にした二層構
造のブリッジ部が知られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の吊橋は、図13に示すように、ブリッジ部100に
係るトラック101等の活荷重が同図中矢印で示す如く
吊材102からケーブル103、主塔104を介して橋
台105に作用するようになっており、荷重経路が長
く、構造的に材料の無駄があった。
【0005】また、同図に示すように、ブリッジ部10
0がトラック101等の活荷重を受けて撓むと、該ブリ
ッジ部100が特にその長手方向と直交する方向へ揺動
するおそれがあり、これを可及的に少なくしようとする
と、吊材102、ケーブル103の径を太く設定しなけ
ればならず、材料費がかかる欠点があった。特に、ブリ
ッジ部100を多層構造にした場合には、活荷重が大き
くなる上に、揺動を抑えるために、吊材102、ケーブ
ル103の径を太くする必要があり、材料費がかかる欠
点があった。
【0006】さらに、橋台105及び主塔104を構築
した後、主ケーブル103を架設し、次いで吊材102
によりブリッジ部100を吊って構築するため、現場で
の施工作業が多く、気象環境の影響等によって工期が遅
れるおそれもあった。
【0007】従って、本発明の目的は、活荷重を支柱に
伝える荷重経路を短くし、材料費を抑え、工費がかから
ず、短期に構築することができる、多層構造の多目的橋
梁及びその構築方法を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、河川上或いは
陸地等に所定間隔をおいて設置される支柱と、前記各支
柱上に、ボックス状の基礎構造エレメントが複数個搭載
して積層され、かつ隣接する支柱間に該基礎構造エレメ
ントが増設延長されて相互に連結されることにより、前
記支柱上に構築かつ架設された基礎構造体と、前記基礎
構造体の左右両側にそれぞれ線路、道路又は歩行路等を
積層した状態で構築することにより、前記支柱上に架設
された多層桁とを具備してなることを特徴とする多目的
橋梁を提供することにより、上記目的を達成したもので
ある。
【0009】また、この多目的橋梁を、構築する方法と
して、本発明は、河川上或いは陸地等に所定間隔をおい
て支柱を設置する工程と、ボックス状の基礎構造エレメ
ントを前記各支柱の直上部に複数個搭載して積層する工
程と、前記各支柱上に前記基礎構造エレメントを隣接す
る支柱の方向へ順次増設延長して、該各増設延長された
前記基礎構造エレメント同士を相互に連結することによ
り、前記支柱上に基礎構造体を構築しかつ架設する工程
と、前記基礎構造体の左右両側にそれぞれ線路、道路、
又は歩行路等を積層した状態で構築することにより、前
記支柱上に多層桁を架設する工程とを具備してなること
を特徴とする多目的橋梁の構築方法を提供するものであ
る。
【0010】なお、本発明における多目的橋梁は、河川
上に架設される列車輸送路、トラック等の輸送路、歩行
路等の他に、例えば用地確保が困難な市街地内の道路上
等に構築される、列車輸送路、トラック等の輸送路、歩
行路等を含む広い意味での交通・輸送路を意味してい
る。
【0011】
【作用】本発明の多目的橋梁によれば、多層桁の線路、
道路、歩行路等にかかる活荷重は直ちに基礎構造体を介
して支柱に作用し、活荷重を支柱に伝達する荷重経路が
短い。
【0012】
【実施例】まず、本発明の多目的橋梁の一実施例を図面
を参照して説明する。
【0013】図1乃至図4は本発明の多目的橋梁の一実
施例を示しており、図1は多目的橋梁の側面図、図2は
多層桁部分の図4中2−2線に沿う拡大縦断面図、図3
は両側パネルを外して示した基礎構造エレメントの分解
斜視図、図4は支柱上に構築される基礎構造体部分と多
層桁部分の断面図である。
【0014】本実施例の多目的橋梁は、河川或いは陸地
等に所定間隔をおいて設置される鉄筋コンクリート製の
支柱10(図1参照)と、前記支柱10上に構築、架設
される基礎構造体20(図4中黒塗り部分で示す)と、
前記基礎構造体20の左右両側において、その下方から
その上方にかけて新幹線用線路32、トラック、乗用車
等の専用道路33、在来線用線路34、歩行路35の順
で積層した状態で構築することにより、前記支柱10上
に架設される多層桁30(図2及び図4参照)とを具備
して構成されている。
【0015】上記支柱10は、その側方より見て略Y字
状で、例えば300m〜670m程度の間隔をおいて河
川上或いは陸地等に設置されている。
【0016】上記支柱10上に構築、架設される上記基
礎構造体20及び上記多層桁30の断面形状は、図4に
示すように、下部側が膨らみ、上部側で窄むように、略
水滴状に形成され、これらの高さは例えば33mに設定
され、左右幅は例えば24mに設定されている。
【0017】上記基礎構造体20は、上記新幹線用線路
32、トラック、乗用車等の専用道路33、在来線用線
路34、歩行路35に作用する活荷重を支える一方、該
活荷重を上記支柱10に伝達するもので、図3に示すよ
うな、ボックス状の基礎構造エレメント21を複数個組
合せてなる。各基礎構造エレメント21は左右両側部を
略X字状のフレーム22で補強した形状で、予め工場等
で製造された後前記支柱10上に複数個搭載して積層さ
れると共に、隣接する支柱10間にも後述するケーブル
27により補強されて増設され、更に該基礎構造エレメ
ント21同士がボルト・ナット等の締結手段(図示せ
ず)で相互に連結されて構築されるものである。
【0018】上記基礎構造エレメント21は、図3に示
すように、コンクリート製の上下板部23、23と、該
上下板部23、23間に配置される柱部24と、上記補
強用X字状フレーム22と、該上下板部23、23間の
左右側面を閉じる両側パネル25、25とを具備して構
成されるもので、長手方向寸法Lは例えば10m程度の
長さに設定され、上記支柱10上に例えば三層程度積層
され、該支柱10間の1スパンについて一層当たり例え
ば30個〜60個程度増設(配置)される。
【0019】図4から明らかな如く、上記基礎構造体2
0の上記基礎構造エレメント21の内部は、避難路、救
急車等の走行路或いはメンテナンスのための通路として
使用される。このため、上記基礎構造エレメント21の
両側パネル25には、例えば200m〜300m間隔で
上記新幹線用線路32、トラック、乗用車等の専用道路
33、在来線用線路34から出入り出来る出入口26
(図4参照)が設けられている。
【0020】上記多層桁30を構成する上記新幹線用線
路32、トラック、乗用車等の専用道路33、在来線用
線路34、歩行路35は、上記基礎構造エレメント21
の上下板部23、23の左右端に例えば鉄筋コンクリー
ト製等の床部材31を増設することにより、上記基礎構
造体20の左右両側に互いに平行な状態で上下方向に適
宜間隔をおいてそれぞれ構築されている。
【0021】上記新幹線用線路32は、活荷重が他のも
のよりも重くなるので、本実施例に示すように一番下方
に配置するのが好ましい。しかし、上記新幹線用線路3
2、トラック、乗用車等の専用道路33、在来線用線路
34、歩行路35の配置順序は、必要に応じて変えても
よい。
【0022】上記新幹線用線路32、トラック、乗用車
等の専用道路33、在来線用線路34、歩行路35は、
長手方向即ち進行方向に進むに従い、左右にカーブした
り、上下に傾斜したり、或いは上下に傾斜すると共に、
カーブしたりしてもよい。この場合、上記新幹線用線路
32と上記在来線用線路34の勾配は2%程度に抑えら
れるので、これを基準にして上記トラック、乗用車等の
専用道路33の勾配も設定される。しかし、上記トラッ
ク、乗用車等の専用道路33を陸路のインターチェンジ
に接続する場合等、上記新幹線用線路32、上記在来線
用線路34から離れる場合には、その勾配は上記新幹線
用線路32と上記在来線用線路34の勾配に制限され
ず、10%まで許容される。
【0023】上記多層桁30の外側には、図4に示すよ
うに、軽量で透明又は不透明な例えばプラスチック製の
外壁材36が設けられ、上記新幹線用線路32、トラッ
ク、乗用車等の専用道路33等が風雨等の影響を受けな
いようにしてある。この外壁材36は都市部では、周辺
への騒音及び大気汚染を避けるため密閉型とし、かつ農
村部では新鮮な外気を取入れるため半開き型とし、しか
も田舎の風景を楽しむべく透明にするとよい。
【0024】以上のように構成した本実施例の多目的橋
梁は、支柱10上に複数層の基礎構造エレメント21を
搭載して積層することにより基礎構造体20を構築、架
設し、この基礎構造体20の左右両側に位置するように
して多層桁30を架設してなるので、多層桁30の新幹
線用線路32、トラック、乗用車等の専用道路33、在
来線用線路34等にかかる活荷重は、図4中矢印で示す
如くその殆どが基礎構造体20を介して直接的に支柱1
0に伝達されることになるので、活荷重の伝達経路が短
く、従って吊橋に比して構造的に材料の無駄を少なく抑
えることができ、例えば同じ四層構造のブリッジ部を吊
った吊橋に比して材料費を30%〜40%程度低減する
ことができる。
【0025】また、基礎構造体20を構成する基礎構造
エレメント21の両側パネル25に出入口26を設け、
該基礎構造エレメント21の内部を新幹線用線路32、
トラック、乗用車等の専用道路33、在来線用線路34
等から出入りすることができる避難路、救急車の走行路
或いはメンテナンスのための通路にしてあるので、脱線
事故等が生じた際にも直ぐに対処することができ、また
メンテナンス作業が容易に行える。尚メンテナンス通路
内には後述するケーブル27が収納されたままとなって
おり、該ケーブル27のメンテナンスが該通路より容易
に行なえる。
【0026】また、多層桁30の外側を外壁材36で覆
っているので、新幹線用線路32、トラック、乗用車等
の専用道路33、在来線用線路34等は風雨の影響等を
受けず、安全である。
【0027】次に、上記多目的橋梁を構築する、本発明
の多目的橋梁の構築方法の一実施例を説明する。
【0028】図5乃至図12は本発明の多目的橋梁の構
築方法の一実施例を示す、工程説明図である。なお、図
中図1乃至図4に示す部分と同一部分には同一符号を付
してある。
【0029】本実施例の多目的橋梁の構築方法は、支柱
10を設置する工程と、基礎構造エレメント21を前記
各支柱10上に積層する工程と、前記基礎構造エレメン
ト21により前記支柱10上に基礎構造体20を構築
し、架設する工程と、前記基礎構造体20の左右両側に
位置させて前記支柱10上に新幹線用線路32、トラッ
ク、乗用車等の専用道路33、在来線用線路34、歩行
路35から構成される多層桁30を架設する工程とを具
備してなるものである。
【0030】具体的には、まず図5に示すように河川上
或いは陸地等に例えば300m〜670mの間隔をおい
て鉄筋コンクリート製の支柱10を設置する。
【0031】次いで、図6に示すように基礎構造エレメ
ント21を前記各支柱10上に複数個搭載して例えば三
層に積層し、ボルト・ナット等の締結手段により互いに
連結する。
【0032】前記基礎構造エレメント21は、予め工場
等で製造されており、施工現場ではクレーン等により支
柱10上に搭載し、連結するだけである。
【0033】次いで、図7乃至図10に示すように前記
各支柱10上間に前記基礎構造エレメント21を増設し
て隣接する前記各支柱10上の前記基礎構造エレメント
21同士をボルト・ナット等の締結手段で連結すること
により、前記支柱10上に基礎構造体20を構築し、架
設する。
【0034】前記基礎構造エレメント21を増設する
際、図7及び図9に示すように、前記支柱10上に既に
搭載された基礎構造エレメント21にケーブル27の一
端を接続し、その他端を新たに増設される基礎構造エレ
メント21に接続しておく。このケーブル27は、基礎
構造体20の完成後にも該エレメント21の上記メンテ
ナンス用通路内にそのまま残しておくものであり、該ケ
ーブルは通路から容易にメンテナンスされる。隣接する
一対の支柱10のうち、一方の支柱10上に搭載された
基礎構造エレメント21に接続されるケーブル27は、
例えば支柱10間の基礎構造エレメント21のうち、1
5個〜30個程度支持し、また他方の支柱10上に搭載
された基礎構造エレメント21に接続されるケーブル2
7は、同様個数の基礎構造エレメント21を支持する。
即ち、一方の支柱10側のケーブル27と、他方の支柱
10側のケーブル27とで、支柱10間に増設される基
礎構造エレメント21を半分ずつ支持するようにしてい
る。
【0035】この後、図12に示すように、前記基礎構
造体20の基礎構造エレメント21の上下板部23、2
3の左右端に床部材31を増設することにより、前記基
礎構造体20の左右両側に、新幹線用線路32、トラッ
ク、乗用車等の専用道路33、在来線用線路34、歩行
路35を、この順序に従って互いに平行で、前記基礎構
造体20の上下方向に適宜間隔をおいてそれぞれ構築
し、支柱10上に多層桁30を架設する。そして、この
多層桁30の外側に外側壁36(図4参照)を取り付け
る。
【0036】なお、前記基礎構造体20の構築途中、例
えば図7に示す段階で新幹線用線路32、トラック、乗
用車等の専用道路33、在来線用線路34等を逐次構築
するようにしてもよい。
【0037】また、新幹線用線路32、在来線用線路3
4の構築に際しては、既に構築された新幹線用線路3
2、在来線用線路34にレールを敷設して運搬列車等を
使用して或いは専用道路33によりトラック等を使用し
て構築材料等を運搬するようにしてもよい。
【0038】以上のように本実施例の多目的橋梁の構築
方法によれば、吊橋のようにケーブルを架設するような
手間が係らずに済み、予め工場等で製造した基礎構造エ
レメント2にを使用することにより現場での施工作業を
減らし、工期の短縮を図ることが可能である。
【0039】
【発明の効果】以上説明したように本発明の多目的橋梁
及びその構築方法によれば、次に示す利点がある。
【0040】(1) 線路及び道路等からなる輸送路に
かかる活荷重はその殆どが基礎構造体を介して直接的に
支柱に伝達されるので、従来の吊橋構造に比して活荷重
の伝達経路が短く、従って材料を大巾に節約できコスト
を低減し得る。
【0041】(2) 一本の輸送路内に線路、道路、歩
行路等を組込むことが可能であるため、必要スペースを
低減して土地利用コストを低減し得、従って特に高地価
の都市部に利用して有益である。
【0042】(3) 上記輸送路は建設途中においても
空中に位置し、地中に取付けられるのは支柱のみである
ため、地盤の基礎打ちコスト等を大巾に低減し得、かつ
輸送路本体の下方の空間を他の用途に有効利用できると
いう利点がある。
【0043】(4) 基礎構造体の内部は、避難路、救
急車走行路、又はケーブル及び道路管のメンテナンス用
通路として使用できるので、大変便利である。
【0044】(5) 多層桁の外側を外壁材で覆うこと
により、自動車の騒音、排気ガス等を閉じ込め得るた
め、橋梁の周辺への騒音公害、排気ガス公害等を除去し
得、環境を良好に保全し得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の多目的橋梁の一実施例を示す側面図で
ある。
【図2】図1に示す多目的橋梁の多層桁部分の図4中2
−2線に沿う拡大縦断面図である。
【図3】図1に示す多目的橋梁に使用される、基礎構造
エレメントの両側パネルを外した状態の分解斜視図であ
る。
【図4】図1に示す多目的橋梁の支柱に構築される基礎
構造体部分と多層桁部分の断面図である。
【図5】本発明の多目的橋梁の構築方法の一実施例を示
す工程説明側面図である。
【図6】同工程説明側面図である。
【図7】同工程説明側面図である。
【図8】同工程説明のための図7中8−8線に沿う横断
面図である。
【図9】同工程説明側面図である。
【図10】同工程説明のための図9中10−10線に沿
う横断面図である。
【図11】同工程説明側面図である。
【図12】同工程説明のための図11中12−12線に
沿う横断面図である。
【図13】従来技術を示す説明斜視図である。
【符号の説明】
10 支柱 20 基礎構造体 21 基礎構造エレメント 22 フレーム 23 上下板部 25 両側パネル 26 出入口 30 多層桁 31 床部材 32 新幹線用線路 33 トラック、乗用車等の専用道路33 34 在来線用線路34 35 歩行路 36 外壁材
【手続補正書】
【提出日】平成3年5月17日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図3
【補正方法】変更
【補正内容】
【図3】
【手続補正2】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図4
【補正方法】変更
【補正内容】
【図4】
【手続補正3】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図8
【補正方法】変更
【補正内容】
【図8】
【手続補正4】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図10
【補正方法】変更
【補正内容】
【図10】
【手続補正5】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図11
【補正方法】変更
【補正内容】
【図11】
【手続補正6】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図12
【補正方法】変更
【補正内容】
【図12】

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 河川上或いは陸地等に所定間隔をおいて
    設置される支柱と、 前記各支柱上に、ボックス状の基礎構造エレメントが複
    数個搭載して積層され、かつ隣接する支柱間に該基礎構
    造エレメントが増設延長されて相互に連結されることに
    より、前記支柱上に構築かつ架設された基礎構造体と、 前記基礎構造体の左右両側にそれぞれ線路、道路又は歩
    行路等を積層した状態で構築することにより、前記支柱
    上に架設された多層桁とを具備してなることを特徴とす
    る多目的橋梁。
  2. 【請求項2】 前記基礎構造体の前記基礎構造エレメン
    トの内部を、前記線路、道路、歩行路等から出入りする
    ことができる避難路、救急車の走行路、或いはメンテナ
    ンス用の通路にしたことを特徴とする請求項1記載の多
    目的橋梁。
  3. 【請求項3】 前記多層桁の外側を、軽量で透明又は不
    透明な外壁材によって覆うことを特徴とする請求項1記
    載の多目的橋梁
  4. 【請求項4】 前記各支柱の直上方の基礎構造エレメン
    トと、隣接する支柱方向に増設延長された各基礎構造エ
    レメントとの間に、該増設延長基礎構造エレメントを支
    持するためのケーブルが夫々張設されていることを特徴
    とする請求項1記載の多目的橋梁。
  5. 【請求項5】 河川上或いは陸地等に所定間隔をおいて
    支柱を設置する工程と、 ボックス状の基礎構造エレメントを前記各支柱の直上部
    に複数個搭載して積層する工程と、 前記各支柱上に前記基礎構造エレメントを隣接する支柱
    の方向へ順次増設延長して、該各増設延長された前記基
    礎構造エレメント同士を相互に連結することにより、前
    記支柱上に基礎構造体を構築しかつ架設する工程と、 前記基礎構造体の左右両側にそれぞれ線路、道路、又は
    歩行路等を積層した状態で構築することにより、前記支
    柱上に多層桁を架設する工程とを具備してなることを特
    徴とする多目的橋梁の構築方法。
  6. 【請求項6】 前記各支柱上に前記基礎構造エレメント
    を隣接する支柱の方向へ順次増設延長する工程におい
    て、前記各支柱の直上方の基礎構造エレメントと、前記
    増設延長された各基礎構造エレメントとの間に、該増設
    延長基礎構造エレメントを支持するためのケーブルを夫
    々張設することを特徴とする請求項5記載の方法。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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