JPH0737216A - 磁気ディスク装置並びに識別フィールド設定及び利用方法 - Google Patents
磁気ディスク装置並びに識別フィールド設定及び利用方法Info
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- JPH0737216A JPH0737216A JP5155007A JP15500793A JPH0737216A JP H0737216 A JPH0737216 A JP H0737216A JP 5155007 A JP5155007 A JP 5155007A JP 15500793 A JP15500793 A JP 15500793A JP H0737216 A JPH0737216 A JP H0737216A
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- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B5/00—Recording by magnetisation or demagnetisation of a record carrier; Reproducing by magnetic means; Record carriers therefor
- G11B5/02—Recording, reproducing, or erasing methods; Read, write or erase circuits therefor
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B5/00—Recording by magnetisation or demagnetisation of a record carrier; Reproducing by magnetic means; Record carriers therefor
- G11B5/48—Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed
- G11B5/488—Disposition of heads
- G11B5/4886—Disposition of heads relative to rotating disc
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B27/00—Editing; Indexing; Addressing; Timing or synchronising; Monitoring; Measuring tape travel
- G11B27/10—Indexing; Addressing; Timing or synchronising; Measuring tape travel
- G11B27/19—Indexing; Addressing; Timing or synchronising; Measuring tape travel by using information detectable on the record carrier
- G11B27/28—Indexing; Addressing; Timing or synchronising; Measuring tape travel by using information detectable on the record carrier by using information signals recorded by the same method as the main recording
- G11B27/30—Indexing; Addressing; Timing or synchronising; Measuring tape travel by using information detectable on the record carrier by using information signals recorded by the same method as the main recording on the same track as the main recording
- G11B27/3027—Indexing; Addressing; Timing or synchronising; Measuring tape travel by using information detectable on the record carrier by using information signals recorded by the same method as the main recording on the same track as the main recording used signal is digitally coded
Landscapes
- Moving Of The Head To Find And Align With The Track (AREA)
- Digital Magnetic Recording (AREA)
- Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 分離した読取り素子及び書込み素子を有する
ヘッドを備えたセクタ・サーボ式磁気ディスク装置にお
いて、識別（ＩＤ）情報についての読取りエラー・レー
トを向上させる。 【構成】 磁気ディスクの各トラックの各セクタ内に、
ＩＤ情報の記録のための一対のＩＤフィールド２１ａ及
び２１ｂを設定する。この一対のＩＤフィールドは、ト
ラックに沿う方向において互いに離隔しており且つトラ
ックに関連した読取り素子２４と書込み素子２３との間
の半径方向オフセットに相当する距離だけ半径方向にお
いて互いにずれている。任意のトラックに関するデータ
書込み動作時には、ＩＤフィールド２１ｂ内のＩＤ情報
を読取り素子２３によって読取るように磁気ヘッドを位
置決めする。そのトラックに関するデータ読取り動作時
には、ＩＤフィールド２１ａ内のＩＤ情報を読取り素子
２３によって読取るようにヘッドを位置決めする。
ヘッドを備えたセクタ・サーボ式磁気ディスク装置にお
いて、識別（ＩＤ）情報についての読取りエラー・レー
トを向上させる。 【構成】 磁気ディスクの各トラックの各セクタ内に、
ＩＤ情報の記録のための一対のＩＤフィールド２１ａ及
び２１ｂを設定する。この一対のＩＤフィールドは、ト
ラックに沿う方向において互いに離隔しており且つトラ
ックに関連した読取り素子２４と書込み素子２３との間
の半径方向オフセットに相当する距離だけ半径方向にお
いて互いにずれている。任意のトラックに関するデータ
書込み動作時には、ＩＤフィールド２１ｂ内のＩＤ情報
を読取り素子２３によって読取るように磁気ヘッドを位
置決めする。そのトラックに関するデータ読取り動作時
には、ＩＤフィールド２１ａ内のＩＤ情報を読取り素子
２３によって読取るようにヘッドを位置決めする。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、分離した読取り素子と
書込み素子とを有する磁気ヘッドを備えた磁気ディスク
装置に関し、特に、両素子間の実効的はオフセットを考
慮して、磁気ディスクに識別（ＩＤ）情報を書込み且つ
そのＩＤ情報を利用する方法及び装置に関する。
書込み素子とを有する磁気ヘッドを備えた磁気ディスク
装置に関し、特に、両素子間の実効的はオフセットを考
慮して、磁気ディスクに識別（ＩＤ）情報を書込み且つ
そのＩＤ情報を利用する方法及び装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】磁気ディスク装置がセクタ・サーボ方式
を採っている場合、ディスクの記録面における複数のト
ラックの各々は、複数のセクタに区画されており、各セ
クタはサーボ・フィールドとそれに続くＩＤフィールド
及びデータ・フィールドを有する。所望のセクタのデー
タ・フィールドに対するデータの書込み及び読取りの際
には、そのセクタを見つけるために、磁気ヘッドによっ
て相次ぐセクタのＩＤフィールドからＩＤ情報を読取る
必要がある。磁気ヘッドとしては、分離した読取り素子
と書込み素子とを有するデュアル・エレメント・ヘッド
が最近広く用いられている。
を採っている場合、ディスクの記録面における複数のト
ラックの各々は、複数のセクタに区画されており、各セ
クタはサーボ・フィールドとそれに続くＩＤフィールド
及びデータ・フィールドを有する。所望のセクタのデー
タ・フィールドに対するデータの書込み及び読取りの際
には、そのセクタを見つけるために、磁気ヘッドによっ
て相次ぐセクタのＩＤフィールドからＩＤ情報を読取る
必要がある。磁気ヘッドとしては、分離した読取り素子
と書込み素子とを有するデュアル・エレメント・ヘッド
が最近広く用いられている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】デュアル・エレメント
・ヘッドについては、読取り素子と書込み素子との間の
実効的なオフセットを考慮に入れる必要がある。ヘッド
を或るトラックに対して位置決めするとき、読取り素子
と書込み素子とが、トラックの長手方向からみて左右
に、即ち、ディスクの半径方向において互いにずれた状
態になる。このようなオフセットは、製造公差やトラッ
クに対するヘッドのスキューに起因している。オフセッ
トがあるため、データの書込み時に書込み素子の中心軸
をトラック（若しくはデータ・フィールド）の中心線に
合わせるようにヘッドを位置決めすると、読取り素子の
中心軸はトラックの中心線からずれることになる。逆
に、データの読取り時に読取り素子の中心軸をトラック
の中心線に合わせるようにヘッドを位置決めすると、書
込み素子の中心軸がトラックの中心線からずれる。何れ
の状況においても、読取素り子によってＩＤ情報を適正
に読取れるようにすることが大切である。
・ヘッドについては、読取り素子と書込み素子との間の
実効的なオフセットを考慮に入れる必要がある。ヘッド
を或るトラックに対して位置決めするとき、読取り素子
と書込み素子とが、トラックの長手方向からみて左右
に、即ち、ディスクの半径方向において互いにずれた状
態になる。このようなオフセットは、製造公差やトラッ
クに対するヘッドのスキューに起因している。オフセッ
トがあるため、データの書込み時に書込み素子の中心軸
をトラック（若しくはデータ・フィールド）の中心線に
合わせるようにヘッドを位置決めすると、読取り素子の
中心軸はトラックの中心線からずれることになる。逆
に、データの読取り時に読取り素子の中心軸をトラック
の中心線に合わせるようにヘッドを位置決めすると、書
込み素子の中心軸がトラックの中心線からずれる。何れ
の状況においても、読取素り子によってＩＤ情報を適正
に読取れるようにすることが大切である。
【０００４】従来技術による各セクタのフォーマットの
典型的な例は図３に示すとおりであり、１つのＩＤフィ
ールド３１が、サーボ・フィールド３０に記録されたサ
ーボ情報によって定められたトラックの中心線３５に関
して対称的になるように設定されている。読取り素子３
４と書込み素子３３との間のオフセットの値をｄで表す
と、この例では、データ・フィールド３２の中心線３７
はトラック及びＩＤフィールドの中心線３５からｄ／２
の距離だけ右方向にずれている。データの書込み時に
は、図３の（Ａ）に示すように、書込み素子３３の中心
をデータ・フィールド３２の中心線３７に合わせるよう
にヘッドを位置決めし、データの読取り時には、図３の
（Ｂ）に示すように、読取り素子３４の中心を中心線３
７に合わせるようにヘッドを位置決めする。何れの場合
にも、読取り素子３４はその全体がＩＤフィールド３１
の範囲内に位置づけられるので、或る程度向上した読取
りエラー・レートで、ＩＤ情報を読取ることができる。
典型的な例は図３に示すとおりであり、１つのＩＤフィ
ールド３１が、サーボ・フィールド３０に記録されたサ
ーボ情報によって定められたトラックの中心線３５に関
して対称的になるように設定されている。読取り素子３
４と書込み素子３３との間のオフセットの値をｄで表す
と、この例では、データ・フィールド３２の中心線３７
はトラック及びＩＤフィールドの中心線３５からｄ／２
の距離だけ右方向にずれている。データの書込み時に
は、図３の（Ａ）に示すように、書込み素子３３の中心
をデータ・フィールド３２の中心線３７に合わせるよう
にヘッドを位置決めし、データの読取り時には、図３の
（Ｂ）に示すように、読取り素子３４の中心を中心線３
７に合わせるようにヘッドを位置決めする。何れの場合
にも、読取り素子３４はその全体がＩＤフィールド３１
の範囲内に位置づけられるので、或る程度向上した読取
りエラー・レートで、ＩＤ情報を読取ることができる。
【０００５】併しながら、図３から分かるように、書込
み動作時及び読取り動作時の何れにおいても、読取り素
子３４は、その中心がＩＤフィールドの中心線３５から
ｄ／２の距離だけ左右にずれた線３６又は３７の上にく
るように位置づけられるので、ＩＤ情報の読取りエラー
・レートがデータの読取りエラー・レートより高くなる
ことは避けられない。更に、データには通常、誤り訂正
符号が付加されるので、データの読取りエラー・レート
は飛躍的に向上している。そのため、ＩＤ情報の読取り
エラーが全体的なエラーの支配的な要素となりうる。
み動作時及び読取り動作時の何れにおいても、読取り素
子３４は、その中心がＩＤフィールドの中心線３５から
ｄ／２の距離だけ左右にずれた線３６又は３７の上にく
るように位置づけられるので、ＩＤ情報の読取りエラー
・レートがデータの読取りエラー・レートより高くなる
ことは避けられない。更に、データには通常、誤り訂正
符号が付加されるので、データの読取りエラー・レート
は飛躍的に向上している。そのため、ＩＤ情報の読取り
エラーが全体的なエラーの支配的な要素となりうる。
【０００６】従って、本発明の主たる目的は、ＩＤ情報
の読取りエラー・レートを向上させるための技術を提供
することである。
の読取りエラー・レートを向上させるための技術を提供
することである。
【０００７】本発明の更に具体的な目的は、ＩＤ情報の
読取りエラー・レートを向上させるために、磁気ディス
クにおける複数のセクタの各々に、データの読取り及び
書込みの際に選択的に用いる一対のＩＤフィールドを設
けた磁気ディスク装置を提供することである。
読取りエラー・レートを向上させるために、磁気ディス
クにおける複数のセクタの各々に、データの読取り及び
書込みの際に選択的に用いる一対のＩＤフィールドを設
けた磁気ディスク装置を提供することである。
【０００８】本発明の更に具体的な目的は、ＩＤ情報の
読取りエラー・レートを向上させるために、セクタ・サ
ーボ式磁気ディスク装置の磁気ディスクにおける複数の
セクタの各々に、一対のＩＤフィールドを設定する方法
及び斯かるＩＤフィールドを設定し且つ利用する方法を
提供することである。
読取りエラー・レートを向上させるために、セクタ・サ
ーボ式磁気ディスク装置の磁気ディスクにおける複数の
セクタの各々に、一対のＩＤフィールドを設定する方法
及び斯かるＩＤフィールドを設定し且つ利用する方法を
提供することである。
【０００９】
【課題を解決するための手段】分離した読取り素子及び
書込み素子を有する磁気ヘッドを備えたセクタ・サーボ
式磁気ディスク装置において、磁気ディスクの各トラッ
クの各セクタ内に、そのセクタに関するＩＤ情報の記録
のための一対の識別フィールドを設定する。この一対の
識別フィールドは、トラックに沿う方向において互いに
離隔しており且つトラックに関連した読取り素子と書込
み素子との間の半径方向オフセットに相当する距離だけ
半径方向において互いにずれている。任意のトラックに
関するデータ書込み動作時には、一対のＩＤフィールド
のうちの一方を読取り素子によって読取るように磁気ヘ
ッドを位置決めし、そのトラックに関するデータ読取り
動作時には、一対のＩＤフィールドのうちの他方を読取
り素子によって読取るように磁気ヘッドを位置決めす
る。
書込み素子を有する磁気ヘッドを備えたセクタ・サーボ
式磁気ディスク装置において、磁気ディスクの各トラッ
クの各セクタ内に、そのセクタに関するＩＤ情報の記録
のための一対の識別フィールドを設定する。この一対の
識別フィールドは、トラックに沿う方向において互いに
離隔しており且つトラックに関連した読取り素子と書込
み素子との間の半径方向オフセットに相当する距離だけ
半径方向において互いにずれている。任意のトラックに
関するデータ書込み動作時には、一対のＩＤフィールド
のうちの一方を読取り素子によって読取るように磁気ヘ
ッドを位置決めし、そのトラックに関するデータ読取り
動作時には、一対のＩＤフィールドのうちの他方を読取
り素子によって読取るように磁気ヘッドを位置決めす
る。
【００１０】
【実施例】図１に概略的に示すように、本発明を実施す
るセクタ・サーボ式磁気ディスク装置は、磁気ディスク
１、磁気ヘッド２、回転型アクチュエータ３、前置増幅
器４、読取り／書込みチャネル５、制御装置６、並び
に、サーボ制御及び駆動回路７を含む。ヘッド２は分離
した読取り素子及び書込み素子を有するデュアル・エレ
メント・ヘッドである。ディスク１は複数のセクタに区
画された複数のトラックを有し、制御装置６は、サーボ
制御及び駆動回路７を介してアクチュエータ３を駆動す
ることによって、ヘッド２を任意のトラックに位置決め
することができる。制御装置６は、ハード・ディスク・
コントローラや、マイクロプロセッサ、記憶装置等を含
みうる。
るセクタ・サーボ式磁気ディスク装置は、磁気ディスク
１、磁気ヘッド２、回転型アクチュエータ３、前置増幅
器４、読取り／書込みチャネル５、制御装置６、並び
に、サーボ制御及び駆動回路７を含む。ヘッド２は分離
した読取り素子及び書込み素子を有するデュアル・エレ
メント・ヘッドである。ディスク１は複数のセクタに区
画された複数のトラックを有し、制御装置６は、サーボ
制御及び駆動回路７を介してアクチュエータ３を駆動す
ることによって、ヘッド２を任意のトラックに位置決め
することができる。制御装置６は、ハード・ディスク・
コントローラや、マイクロプロセッサ、記憶装置等を含
みうる。
【００１１】次に、図２を参照すると、これは本発明に
従ってフォーマットされたセクタとヘッド２との種々の
位置関係を示している。但し、ヘッド２については、読
取り素子２４及び書込み素子２３だけが図示され、両素
子を支持するスライダは省略されている。ヘッド２の具
体的な例は、読取り素子２４として磁気抵抗効果（Ｍ
Ｒ）型トランスジューサを用い、書込み素子として薄膜
誘導（ＴＦＩ）型トランスジューサを用いるものであ
る。この図から明らかなように、サーボ・フィールド２
０とデータ・フィールド２２との間には、一対のＩＤフ
ィールド、即ち、読取りＩＤフィールド２１ａ及び書込
みＩＤフィールド２１ｂが設定される。なお、図示した
読取りＩＤフィールド２１ａと書込みＩＤフィールド２
１ｂとの配置は、あくまでも一つの例であり、両ＩＤフ
ィールドの順序を逆にしてもよいことは勿論である。Ｉ
Ｄフィールド２１ａ及び２１ｂは、トラックに沿う方向
において互いに離隔していると共に、このトラックに関
連した読取り素子２４と書込み素子２３との間の半径方
向オフセットを表すオフセット値Ｓの距離だけディスク
の半径方向（図２では左右方向）において互いにずれて
いる。このようなＩＤフィールド２１ａ及び２１ｂを或
るトラックの複数のセクタの各々に設定するための好適
な手順は次の通りである。
従ってフォーマットされたセクタとヘッド２との種々の
位置関係を示している。但し、ヘッド２については、読
取り素子２４及び書込み素子２３だけが図示され、両素
子を支持するスライダは省略されている。ヘッド２の具
体的な例は、読取り素子２４として磁気抵抗効果（Ｍ
Ｒ）型トランスジューサを用い、書込み素子として薄膜
誘導（ＴＦＩ）型トランスジューサを用いるものであ
る。この図から明らかなように、サーボ・フィールド２
０とデータ・フィールド２２との間には、一対のＩＤフ
ィールド、即ち、読取りＩＤフィールド２１ａ及び書込
みＩＤフィールド２１ｂが設定される。なお、図示した
読取りＩＤフィールド２１ａと書込みＩＤフィールド２
１ｂとの配置は、あくまでも一つの例であり、両ＩＤフ
ィールドの順序を逆にしてもよいことは勿論である。Ｉ
Ｄフィールド２１ａ及び２１ｂは、トラックに沿う方向
において互いに離隔していると共に、このトラックに関
連した読取り素子２４と書込み素子２３との間の半径方
向オフセットを表すオフセット値Ｓの距離だけディスク
の半径方向（図２では左右方向）において互いにずれて
いる。このようなＩＤフィールド２１ａ及び２１ｂを或
るトラックの複数のセクタの各々に設定するための好適
な手順は次の通りである。
【００１２】（i）先ず、複数のトラックの各々に対し
てヘッド２を位置決めするときの読取り素子と書込み素
子との間の半径方向オフセットを表すオフセット値を用
意する。回転型アクチュエータ３（図１）を用いる場
合、トラックに対するヘッド２のスキューがトラック毎
に異なるので、読取り素子と書込み素子との間の半径方
向オフセットはトラック毎に異なる。従って、トラック
毎に異なったオフセット値を用意することが必要であ
る。このようなオフセット値は、例えば、製造公差に因
る両素子間のずれや各トラックに対するヘッド２のスキ
ューを考慮した計算によって求めることができる。
てヘッド２を位置決めするときの読取り素子と書込み素
子との間の半径方向オフセットを表すオフセット値を用
意する。回転型アクチュエータ３（図１）を用いる場
合、トラックに対するヘッド２のスキューがトラック毎
に異なるので、読取り素子と書込み素子との間の半径方
向オフセットはトラック毎に異なる。従って、トラック
毎に異なったオフセット値を用意することが必要であ
る。このようなオフセット値は、例えば、製造公差に因
る両素子間のずれや各トラックに対するヘッド２のスキ
ューを考慮した計算によって求めることができる。
【００１３】（ii）選択したトラックに関連して用意し
たオフセット値をＳとし、且つ該トラックにおけるサー
ボ・フィールドの半径方向の幅を考慮して予め定められ
る値をＴとして、図１の制御装置６による制御の下に、
図２の（Ａ）に示すように、サーボ・フィールド２０の
サーボ情報によって定められたトラックの中心線２５か
らＴの距離だけ左にずれた第一の半径位置を表す線２６
の上に読取り素子２４の中心を位置づけるようにヘッド
２を位置決めしてから、適切なタイミングで、書込み素
子２３によって、このトラックにおける複数のセクタの
各々にそれぞれの識別情報を書込んで、読取りＩＤフィ
ールド２１ａを設定する。この例では、Ｔ＝Ｓ／２とし
たが、これに限らず、他の値も使用可能である。オフセ
ット値がＳであるから、この動作中、書込み素子２３の
中心は、トラックの中心線２５からＴ＝Ｓ／２の距離だ
け右にずれた第二の半径位置を示す線２７の上に存在す
る。従って、線２７は読取りＩＤフィールド２１ａの中
心線、ひいては、データ・フィールド２２の中心線にな
る。
たオフセット値をＳとし、且つ該トラックにおけるサー
ボ・フィールドの半径方向の幅を考慮して予め定められ
る値をＴとして、図１の制御装置６による制御の下に、
図２の（Ａ）に示すように、サーボ・フィールド２０の
サーボ情報によって定められたトラックの中心線２５か
らＴの距離だけ左にずれた第一の半径位置を表す線２６
の上に読取り素子２４の中心を位置づけるようにヘッド
２を位置決めしてから、適切なタイミングで、書込み素
子２３によって、このトラックにおける複数のセクタの
各々にそれぞれの識別情報を書込んで、読取りＩＤフィ
ールド２１ａを設定する。この例では、Ｔ＝Ｓ／２とし
たが、これに限らず、他の値も使用可能である。オフセ
ット値がＳであるから、この動作中、書込み素子２３の
中心は、トラックの中心線２５からＴ＝Ｓ／２の距離だ
け右にずれた第二の半径位置を示す線２７の上に存在す
る。従って、線２７は読取りＩＤフィールド２１ａの中
心線、ひいては、データ・フィールド２２の中心線にな
る。
【００１４】（iii）制御装置６による制御の下に、図
２の（Ｂ）に示すように、トラックの中心線２６から左
にＴ＋Ｓの距離だけずれた第二の半径位置を表す線２８
の上に読取り素子２４の中心を位置づけるようにヘッド
２を位置決めしてから、適切なタイミングで、書込み素
子２３によって、このトラックにおける複数のセクタの
各々にそれぞれの識別情報を書込んで、書込みＩＤフィ
ールド２１ｂを設定する。この場合、書込み素子２３の
中心は線２６上にあるので、線２６は書込みＩＤフィー
ルド２１ｂの中心線になる。
２の（Ｂ）に示すように、トラックの中心線２６から左
にＴ＋Ｓの距離だけずれた第二の半径位置を表す線２８
の上に読取り素子２４の中心を位置づけるようにヘッド
２を位置決めしてから、適切なタイミングで、書込み素
子２３によって、このトラックにおける複数のセクタの
各々にそれぞれの識別情報を書込んで、書込みＩＤフィ
ールド２１ｂを設定する。この場合、書込み素子２３の
中心は線２６上にあるので、線２６は書込みＩＤフィー
ルド２１ｂの中心線になる。
【００１５】（iv）複数のトラックの全てについて（i
i）及び（iii）の操作を繰り返す。なお、（ii）と（ii
i）の順序を入れ替えて、先に書込みＩＤフィールド２
１ｂを設定し、次に読取りＩＤフィールド２１ａを設定
してもよいことは勿論である。
i）及び（iii）の操作を繰り返す。なお、（ii）と（ii
i）の順序を入れ替えて、先に書込みＩＤフィールド２
１ｂを設定し、次に読取りＩＤフィールド２１ａを設定
してもよいことは勿論である。
【００１６】設定した読取りＩＤフィールド２１ａ及び
書込みＩＤフィールド２１ｂは、それぞれ、データの書
込み及び読取りの際に選択的に利用される。先ず、任意
のトラックに関するデータ書込み動作時には、図２の
（Ｃ）に示すように、書込みＩＤフィールド２１ｂの中
心線２７上に読取り素子２４の中心を位置づけるように
ヘッド２を位置決めし、読取り素子２４によって、この
書込みＩＤフィールド２１ｂからＩＤ情報を読取る。そ
して、図１の読取り／書込みチャネル５及び前置増幅器
４を介して送るデータを書込み素子２３によってデータ
・フィールド２２に書込む。一方、このトラックに関す
るデータ読取り動作時には、図２の（Ｄ）に示すよう
に、読取りＩＤフィールド２１ａ及びデータ・フィール
ド２２の中心線２７上に読取り素子２４の中心を位置づ
けるように磁気ヘッド２を位置決めし、読取り素子２４
によって、読取りＩＤフィールド２１ａからＩＤ情報を
読取り、且つデータ・フィールド２２からデータを読取
る。
書込みＩＤフィールド２１ｂは、それぞれ、データの書
込み及び読取りの際に選択的に利用される。先ず、任意
のトラックに関するデータ書込み動作時には、図２の
（Ｃ）に示すように、書込みＩＤフィールド２１ｂの中
心線２７上に読取り素子２４の中心を位置づけるように
ヘッド２を位置決めし、読取り素子２４によって、この
書込みＩＤフィールド２１ｂからＩＤ情報を読取る。そ
して、図１の読取り／書込みチャネル５及び前置増幅器
４を介して送るデータを書込み素子２３によってデータ
・フィールド２２に書込む。一方、このトラックに関す
るデータ読取り動作時には、図２の（Ｄ）に示すよう
に、読取りＩＤフィールド２１ａ及びデータ・フィール
ド２２の中心線２７上に読取り素子２４の中心を位置づ
けるように磁気ヘッド２を位置決めし、読取り素子２４
によって、読取りＩＤフィールド２１ａからＩＤ情報を
読取り、且つデータ・フィールド２２からデータを読取
る。
【００１７】次に、読取りエラー・レートについて考察
する。通常、読取りエラー・レートは、１０-nの形で表
示される。これは、１０n ビットの読取り毎に１ビット
のエラーが生じることを表している。図４において、ほ
ぼＶ字形の曲線Ｅは約５０００ＴＰＩに相当する読取り
素子幅を使用したときの読取り素子のオフトラック距離
と読取りエラー・レートとの関係を概略的に示してい
る。但し、読取りエラー・レートについては、その対数
値、即ち、−ｎだけを表示してある。本発明によれば、
データ書込み動作時及び読取り動作時の何れにおいて
も、読取り素子２４の中心は一対のＩＤフィールド２１
ａ及び２１ｂの何れか一方の中心線上に位置づけられる
ので、オフトラック距離はほぼ０であり、従って、読取
りエラー・レートの対数値は曲線Ｅの極小点における−
１０の低い値に維持される。
する。通常、読取りエラー・レートは、１０-nの形で表
示される。これは、１０n ビットの読取り毎に１ビット
のエラーが生じることを表している。図４において、ほ
ぼＶ字形の曲線Ｅは約５０００ＴＰＩに相当する読取り
素子幅を使用したときの読取り素子のオフトラック距離
と読取りエラー・レートとの関係を概略的に示してい
る。但し、読取りエラー・レートについては、その対数
値、即ち、−ｎだけを表示してある。本発明によれば、
データ書込み動作時及び読取り動作時の何れにおいて
も、読取り素子２４の中心は一対のＩＤフィールド２１
ａ及び２１ｂの何れか一方の中心線上に位置づけられる
ので、オフトラック距離はほぼ０であり、従って、読取
りエラー・レートの対数値は曲線Ｅの極小点における−
１０の低い値に維持される。
【００１８】これに対して、図３を参照して説明した従
来技術の場合、読取り素子３４は、その中心が常にＩＤ
フィールド３１の中心線３５から左又は右にｄ／２の距
離だけずれたオフトラック状態になるので、読取りエラ
ー・レートはかなり高く（悪く）なる。一つの例とし
て、ＩＤフィールド３１が７バイト（５６ビット）の長
さを有し、且つデータ・フィールド３２が５１２バイト
（４０９６ビット）の長さを有する状態において、１０
10ビットのデータ転送につき一回以下のＩＤ読取りエラ
ーしか許されないという要件を満たすために、ＩＤに関
して要求される読取りエラー・レートを１０-xとする
と、次の関係式が成り立つ。
来技術の場合、読取り素子３４は、その中心が常にＩＤ
フィールド３１の中心線３５から左又は右にｄ／２の距
離だけずれたオフトラック状態になるので、読取りエラ
ー・レートはかなり高く（悪く）なる。一つの例とし
て、ＩＤフィールド３１が７バイト（５６ビット）の長
さを有し、且つデータ・フィールド３２が５１２バイト
（４０９６ビット）の長さを有する状態において、１０
10ビットのデータ転送につき一回以下のＩＤ読取りエラ
ーしか許されないという要件を満たすために、ＩＤに関
して要求される読取りエラー・レートを１０-xとする
と、次の関係式が成り立つ。
【００１９】 １−（１−１０-x）56 ＝（１０10／４０９６）-1
【００２０】この関係式から、−ｘ＝−８．１４ が得
られる。図４において、この値のエラー・レートは、約
０.５μｍ のオフトラック距離に対応する。従来技術の
場合、前述のｄ／２を約０.５μｍ にするという要求は
かなり厳しいものであり、この距離を更に短くしてエラ
ー・レートを更に低くすることは極めて困難である。ト
ラック密度が更に高くなったり、ディスクの寸法が更に
増すと、このような要求は一層厳しくなるので、従来技
術では到底対処できないが、本発明ならば充分に対処で
きるのである。
られる。図４において、この値のエラー・レートは、約
０.５μｍ のオフトラック距離に対応する。従来技術の
場合、前述のｄ／２を約０.５μｍ にするという要求は
かなり厳しいものであり、この距離を更に短くしてエラ
ー・レートを更に低くすることは極めて困難である。ト
ラック密度が更に高くなったり、ディスクの寸法が更に
増すと、このような要求は一層厳しくなるので、従来技
術では到底対処できないが、本発明ならば充分に対処で
きるのである。
【００２１】
【発明の効果】本発明によれば、ＩＤ情報の読取りエラ
ー・レートを向上させる事ができる。
ー・レートを向上させる事ができる。
【図１】図１は本発明を実施するセクタ・サーボ式磁気
ディスク装置の構成を概略的に示す図である。
ディスク装置の構成を概略的に示す図である。
【図２】図２は本発明に従って一対のＩＤフィールドを
有するセクタと読取り素子及び書込み素子との種々の位
置関係を示す図である。
有するセクタと読取り素子及び書込み素子との種々の位
置関係を示す図である。
【図３】図３は従来のフォーマットによる１つのＩＤフ
ィールドを有するセクタと読取り素子及び書込み素子と
の種々の位置関係を示す図である。
ィールドを有するセクタと読取り素子及び書込み素子と
の種々の位置関係を示す図である。
【図４】図４は読取り素子に関するオフトラック距離と
読取りエラー・レートとの関係を示すグラフである。
読取りエラー・レートとの関係を示すグラフである。
２０ サーボ・フィールド ２１ａ 読取りＩＤフィールド ２１ｂ 書込みＩＤフィールド ２２ データ・フィールド ２３ 書込み素子 ２４ 読取り素子 ２５ トラックの中心線 ２６ 書込みＩＤフィールドの中心線 ２７ 読取りＩＤフィールド及びデータ・フィールド
の中心線
の中心線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 松井 孝夫 神奈川県藤沢市桐原町１番地 日本アイ・ ビー・エム株式会社 藤沢事業所内 (72)発明者 倉知 宏治 神奈川県藤沢市桐原町１番地 日本アイ・ ビー・エム株式会社 藤沢事業所内 (72)発明者 大澤 豊三 神奈川県藤沢市桐原町１番地 日本アイ・ ビー・エム株式会社 藤沢事業所内
Claims (8)
- 【請求項１】分離した読取り素子及び書込み素子を有す
る磁気ヘッドを備えた磁気ディスク装置であって、 それぞれ複数のセクタに区画された複数のトラックを有
し、各トラックの各セクタ内に、該トラックに沿う方向
において互いに離隔しており且つ該トラックに関連した
上記読取り素子と書込み素子との間の半径方向オフセッ
トに相当する距離だけ半径方向において互いにずれてい
て該セクタに関する識別情報を記録した一対の識別フィ
ールドを有する磁気ディスクと、 任意のトラックに関するデータ書込み動作時には、上記
一対の識別フィールドのうちの一方を上記読取り素子に
よって読取るように上記磁気ヘッドを位置決めし、該ト
ラックに関するデータ読取り動作時には、上記一対の識
別フィールドのうちの他方を上記読取り素子によって読
取るように上記磁気ヘッドを位置決めする手段とを有す
ることを特徴とする磁気ディスク装置。 - 【請求項２】各セクタがデータ・フィールドを有し、該
セクタにおける上記他方の識別フィールドの中心線が該
データ・フィールドの中心線とほぼ同じ半径位置にある
請求項１記載の磁気ディスク装置。 - 【請求項３】上記磁気ヘッドを位置決めする手段が回転
型アクチュエータを有し、上記半径方向オフセットがト
ラック毎に異なる請求項１又は２記載の磁気ディスク装
置。 - 【請求項４】上記読取り素子が磁気抵抗効果型トランス
ジューサであり、且つ上記書込み素子が薄膜誘導型トラ
ンスジューサである請求項１乃至３の何れかに記載の磁
気ディスク装置。 - 【請求項５】分離した読取り素子及び書込み素子を有す
る磁気ヘッドを備えたセクタ・サーボ式磁気ディスク装
置における磁気ディスクの複数のトラックの複数のセク
タに識別フィールドを設定する方法であって、 上記複数のトラックの各々に対して上記磁気ヘッドを位
置決めするときの上記読取り素子と書込み素子との間の
半径方向オフセットを表すオフセット値を算定するステ
ップと、 各トラックの各セクタ内で、該トラックに沿う方向にお
いて互いに離隔しており且つ該トラックに関連して算定
した上記オフセット値だけ半径方向において互いにずれ
た一対のフィールドのそれぞれに、該セクタに関する識
別情報を書込むステップとを有する識別フィールド設定
方法。 - 【請求項６】分離した読取り素子及び書込み素子を有す
る磁気ヘッドと、それぞれ複数のセクタに区画された複
数のトラックを有し且つセクタ毎にサーボ情報を含むサ
ーボ・フィールドを有する磁気ディスクとを備えたセク
タ・サーボ式磁気ディスク装置において、上記複数のセ
クタの各々に識別フィールドを設定するための下記ステ
ップ（ａ）乃至（ｄ）を有する方法： （ａ）上記複数のトラックの各々に対して上記磁気ヘッ
ドを位置決めするときの上記読取り素子と書込み素子と
の間の半径方向オフセットを表すオフセット値を用意
し、 （ｂ）選択したトラックに関連して用意したオフセット
値をＳとし、且つ該トラックにおけるサーボ・フィール
ドの半径方向の幅を考慮して予め定められる値をＴとし
て、該サーボ・フィールドのサーボ情報によって定めら
れたトラックの中心線からそれぞれＴ及びＴ＋Ｓの距離
だけ同じ方向にずれた第一及び第二の半径位置の一方に
上記読取り素子の中心を位置づけるように上記磁気ヘッ
ドを位置決めしてから、上記書込み素子によって、該ト
ラックにおける複数のセクタの各々にそれぞれの識別情
報を書込んで、第一の識別フィールドを設定し、 （ｃ）上記第一及び第二の半径位置の他方に上記読取り
素子の中心を位置づけるように上記磁気ヘッドを位置決
めしてから、上記書込み素子によって、該トラックにお
ける複数のセクタの各々にそれぞれの識別情報を書込ん
で、第二の識別フィールドを設定し、 （ｄ）上記複数のトラックの全てについて上記第一及び
第二の識別フィールドの設定を完了するまで、上記ステ
ップ（ｂ）及び（ｃ）を繰り返す。 - 【請求項７】上記磁気ディスク装置が回転型アクチュエ
ータによって上記磁気ヘッドを駆動する型のものであ
り、上記ステップ（ａ）において、トラック毎に異なる
オフセット値を用意する請求項６記載の方法。 - 【請求項８】分離した読取り素子及び書込み素子を有す
る磁気ヘッドと、それぞれ複数のセクタに区画された複
数のトラックを有し且つセクタ毎にサーボ情報を含むサ
ーボ・フィールドを有する磁気ディスクとを備えたセク
タ・サーボ式磁気ディスク装置において、上記複数のセ
クタの各々に識別フィールドを設定するための下記ステ
ップ（ａ）乃至（ｅ）を有する方法： （ａ）上記複数のトラックの各々に対して上記磁気ヘッ
ドを位置決めするときの上記読取り素子と書込み素子と
の間の半径方向オフセットを表すオフセット値を用意
し、 （ｂ）選択したトラックに関連して用意したオフセット
値をＳとし、且つ該トラックにおけるサーボ・フィール
ドの半径方向の幅を考慮して予め定められる値をＴとし
て、該サーボ・フィールドのサーボ情報によって定めら
れたトラックの中心線からそれぞれＴ及びＴ＋Ｓの距離
だけ同じ方向にずれた第一及び第二の半径位置の一方に
上記読取り素子の中心を位置づけるように上記磁気ヘッ
ドを位置決めしてから、上記書込み素子によって、該ト
ラックにおける複数のセクタの各々にそれぞれの識別情
報を書込んで、第一の識別フィールドを設定し、 （ｃ）上記第一及び第二の半径位置の他方に上記読取り
素子の中心を位置づけるように上記磁気ヘッドを位置決
めしてから、上記書込み素子によって、該トラックにお
ける複数のセクタの各々にそれぞれの識別情報を書込ん
で、第二の識別フィールドを設定し、 （ｄ）上記複数のトラックの全てについて上記第一及び
第二の識別フィールドの設定を完了するまで、上記ステ
ップ（ｂ）及び（ｃ）を繰り返し、 （ｅ）任意のトラックに関するデータ書込み動作時に
は、上記第一及び第二の識別フィールドのうちの一方の
中心線上に上記読取り素子の中心を位置づけるように上
記磁気ヘッドを位置決めして、該一方の識別フィールド
から識別情報を読取り、該トラックに関するデータ読取
り動作時には、上記第一及び第二の識別フィールドのう
ちの他方の中心線上に上記読取り素子の中心を位置づけ
るように上記磁気ヘッドを位置決めして、該他方の識別
フィールドから識別情報を読取る。
Priority Applications (5)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5155007A JPH0737216A (ja) | 1993-06-25 | 1993-06-25 | 磁気ディスク装置並びに識別フィールド設定及び利用方法 |
| TW083103142A TW247958B (ja) | 1993-06-25 | 1994-04-11 | |
| KR1019940011339A KR950001603A (ko) | 1993-06-25 | 1994-05-25 | 자기 디스크 장치와 식별 필드 설정 및 이용 방법 |
| CN94105831A CN1101160A (zh) | 1993-06-25 | 1994-05-25 | 建立和使用标志段的磁盘驱动器及方法 |
| GB9411354A GB2279491B (en) | 1993-06-25 | 1994-06-07 | Magnetic disk drive |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5155007A JPH0737216A (ja) | 1993-06-25 | 1993-06-25 | 磁気ディスク装置並びに識別フィールド設定及び利用方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0737216A true JPH0737216A (ja) | 1995-02-07 |
Family
ID=15596657
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5155007A Pending JPH0737216A (ja) | 1993-06-25 | 1993-06-25 | 磁気ディスク装置並びに識別フィールド設定及び利用方法 |
Country Status (5)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0737216A (ja) |
| KR (1) | KR950001603A (ja) |
| CN (1) | CN1101160A (ja) |
| GB (1) | GB2279491B (ja) |
| TW (1) | TW247958B (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100408388B1 (ko) * | 1996-05-17 | 2004-03-18 | 삼성전자주식회사 | 하드 디스크 드라이브의 판독 채널 인자값 설정 방법 |
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|---|---|---|---|---|
| US5751512A (en) * | 1994-01-28 | 1998-05-12 | Seagate Technology, Inc. | Data storage format for data storage devices having a radial offset between read and write elements |
| DE69602077T2 (de) * | 1995-01-27 | 1999-08-05 | Seagate Technology | Doppelte identifizierung für datenfelder eines plattenantriebgeräts |
| KR100496178B1 (ko) * | 1997-12-29 | 2005-09-13 | 삼성전자주식회사 | 정보 저장용 디스크 드라이브의 정보 저장용 디스크내 시스템영역의 정보 검색방법 |
| SG112803A1 (en) * | 2000-09-27 | 2005-07-28 | Seagate Technology Llc | Writing servo sectors to a disc drive using offset heads |
| JP3987484B2 (ja) * | 2003-11-28 | 2007-10-10 | 株式会社東芝 | 磁気記録媒体、磁気記録装置およびオフセット量測定方法 |
| US8984218B2 (en) | 2005-06-24 | 2015-03-17 | Hewlett-Packard Development Company, L.P. | Drive indicating mechanism for removable media |
| US7813077B2 (en) * | 2006-08-31 | 2010-10-12 | International Business Machines Corporation | Apparatus, system, and method for detecting a periodic sequence of servo signals |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH05225509A (ja) * | 1991-10-02 | 1993-09-03 | Hitachi Ltd | 磁気ディスクおよびこれを用いた磁気ディスク装置 |
-
1993
- 1993-06-25 JP JP5155007A patent/JPH0737216A/ja active Pending
-
1994
- 1994-04-11 TW TW083103142A patent/TW247958B/zh active
- 1994-05-25 CN CN94105831A patent/CN1101160A/zh active Pending
- 1994-05-25 KR KR1019940011339A patent/KR950001603A/ko active IP Right Grant
- 1994-06-07 GB GB9411354A patent/GB2279491B/en not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH05225509A (ja) * | 1991-10-02 | 1993-09-03 | Hitachi Ltd | 磁気ディスクおよびこれを用いた磁気ディスク装置 |
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| KR100408388B1 (ko) * | 1996-05-17 | 2004-03-18 | 삼성전자주식회사 | 하드 디스크 드라이브의 판독 채널 인자값 설정 방법 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| CN1101160A (zh) | 1995-04-05 |
| KR950001603A (ko) | 1995-01-03 |
| GB2279491A (en) | 1995-01-04 |
| GB9411354D0 (en) | 1994-07-27 |
| TW247958B (ja) | 1995-05-21 |
| GB2279491B (en) | 1997-02-05 |
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