JPH0737106U - 聴音具 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 体内の赤ちゃんの心音を大勢の人が危険性の
ない状態、衛生的にも好ましい状態のもとで一緒に聴け
るようにする。 【構成】 妊婦の腹部に外から当てて体内の赤ちゃんの
心音等を集音する集音部と、集音部に一体的構造として
且つ当該集音部で集めた音を増幅および拡声する配線と
して設けたアンプおよびスピーカと、から成るものであ
る。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

本考案は、妊婦の居る家庭等において診察以外の用途、たとえば体内の赤ちゃ んの心音を家族全員が一度に一緒に聴いて赤ちゃんの元気な様子を知る等の場合 に使用する聴音具に関する。

【０００２】

【従来の技術】

一般に、家庭において体内の赤ちゃんの心音等を聴く場合には各人が耳をおな かに軽く当ててこれを聴いていた。 しかし、このような方法によるときには、大勢で一度に聴くことができない 、誤って強く耳を押し当ててしまう危険性がある、耳をおなかに対して直に 当てる等した場合には衛生的に好ましくない等の問題点があった。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

本考案は上記したような問題点を解決する工夫を施した新規の聴音具を提供す ることを目的とする。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

上記目的を達成するために本考案に係わる聴音具は、妊婦の居る家庭等におい て診察以外の用に使用するものであって、妊婦の腹部に外から当てて体内の赤ち ゃんの心音等を集音する集音部と、集音部に一体的構造として且つ当該集音部で 集めた音を増幅および拡声する配線として設けたアンプおよびスピーカと、から 成るものである。

【０００５】

【作用】

使用する場合には、図２に示すようにスイッチを入れた状態で妊婦のおなかの 上に載せ置いて供するものである。このようにして使用すると集音部がおなかの 中の赤ちゃんの心音を集音し、この集めた音をスピーカがアンプを介して拡大し て部屋中に発声する。このスピーカから出る音によって部屋の中にいる家族等の 皆んなが赤ちゃんの心音を一緒に聴くことが可能になり赤ちゃんの元気な様子を 知ることが可能になるものである。

【０００６】

【考案の効果】

本考案に係わる聴音具は、妊婦の腹部に外から当てて体内の赤ちゃんの心音等 を集音する集音部と、集音部に一体的構造として且つ当該集音部で集めた音を増 幅および拡声する配線として設けたアンプおよびスピーカと、から成ることを特 徴とするものであるので、上記作用において述べたように部屋の中に居る皆んな が一緒に赤ちゃんの心音を聴いて元気な様子等を確認することができる利便の効 果があるは勿論であるが、特に妊婦の腹部の上に軽く載せ置くことで使用が可能 であって上記危険性を回避でき、また耳をおなかに対して直に当てる必要もなく なり衛生的にも好都合である。

【０００７】

【実施例】

図に示す実施例は、マイク１内蔵の集音部２とアンプ３とスピーカ４を一体に 構成し、側面に入切スイッチ５を設けたものであって、集音部２で集音した心音 をアンプ３を介してスピーカ４で大きくして部屋中に発声するようにしたもので ある。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案実施例を示す断面図である。

【図２】使用の状態を示す斜視図である。

【符号の説明】

１ マイク ２ 集音部 ３ アンプ ４ スピーカ ５ スイッチ ６ 腹部

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 妊婦の居る家庭等において診察以外の用
   に使用するものであって、妊婦の腹部に外から当てて体
   内の赤ちゃんの心音等を集音する集音部と、集音部に一
   体的構造として且つ当該集音部で集めた音を増幅および
   拡声する配線として設けたアンプおよびスピーカと、か
   ら成ることを特徴とする当聴音具。