JPH0736716Y2 - 組立て玩具用ブロック - Google Patents

組立て玩具用ブロック

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JPH0736716Y2
JPH0736716Y2 JP10518691U JP10518691U JPH0736716Y2 JP H0736716 Y2 JPH0736716 Y2 JP H0736716Y2 JP 10518691 U JP10518691 U JP 10518691U JP 10518691 U JP10518691 U JP 10518691U JP H0736716 Y2 JPH0736716 Y2 JP H0736716Y2
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JP
Japan
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unit
plate
upper unit
block
side plates
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Application number
JP10518691U
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JPH0537295U (ja
Inventor
広夫 名波
Original Assignee
株式会社ナナミ
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、組立て玩具用ブロック
に関し、その下位のブロックと上位のブロックとを角度
を変えて連結するものである。
【0002】
【従来の技術】下面に他のブロックの凸部に嵌合する凹
部を設けた下部ユニットと、上面に他のブロックの凹部
に嵌合する凸部を設けた上部ユニットとよりなり、該上
部ユニットの下面から下向きに突出した腕と、下部ユニ
ットの上面から上向きに突出した腕とを、上部ユニット
が上下方向に回動し得るように軸着した組立て玩具用ブ
ロックが特公昭54−9537号公報により公知であ
る。
【0003】この組立て玩具用ブロックは、上位のブロ
ックと下位のブロックとを上下方向の角度を変えて連結
することはできるが、上部ユニットと下部ユニットとの
間、即ち上下の腕による連結部が上下のユニットより細
く、外側面に窪みを有するため、このブロックを用いて
動物の首部を組立てるときは、この部分がくびれてしま
い、子供がイメージした動物を組立てることができない
という欠点があった。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】本考案は、上記のよう
な従来の組立て玩具用ブロックの問題点を解消し、変化
に富んだ組立てを楽しむことができる玩具用ブロックを
提供しようとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本考案の組立て玩具用ブ
ロックは、下部ユニットと上部ユニットとよりなり、下
部ユニットは断面弧状の上板と前後両側板と左右両側板
とにより断面逆U字形に形成すると共に、下端に他のブ
ロックの凸部に嵌合する凹部を形成し、前記上部ユニッ
トは他のブロックの凹部を嵌合する凸部を設けた上板と
下向きの前側板と左右両側板とにより下端と後端とが開
口した中空部を形成し、この中空部に下部ユニットを嵌
合し、対向した上部ユニットと下部ユニットとの各左側
板と各右側板を、上部ユニットが上下に回動し得るよう
に軸着し、且つ下部ユニットの前後両側板に段部を突設
し、前側板の段部には弧状の上板に沿って移動する上部
ユニットにおける前側板の下端を対向させ、後側板の段
部には上部ユニットにおける上板の後端を対向させたこ
とを特徴とする。
【0006】
【作用】上部ユニットと下部ユニットとは、互いに左右
両側板を軸着されているため、上下方向への回動が可能
である。従って下部ユニットの凹部を下位ブロックの凸
部に嵌合し、上部ユニットの凸部に上位ブロックの凹部
を嵌合すれば、上下に回動可能の動物の首とか消防車の
はしご等が組立てられるのである。
【0007】また上部ユニットにおける前側板の下端
と、上板の後端とがそれぞれ段部に係合する間において
回動するが、その回動時に、前側板の下端が下部ユニッ
トの断面弧状の上面に沿って移動し、上部ユニットと下
部ユニットとの前側面とが切れ目なく連結されているよ
うに見えるのである。
【0008】
【実施例】以下本考案の一実施例を図面に基づいて詳述
する。図中Aは下部ユニットであり、Bは上部ユニット
である。下部ユニットAは断面弧状の上板1と、前後両
側板2と、左右両側板3とにより断面逆U字形に形成す
ると共に、下端に連結しようとする下位ブロックCの凸
部4に嵌合する凹部5を形成している。上部ユニットB
は連結しようとする上位ブロックDの凹部6を嵌合する
凸部7を設けた上板8と、下向きの前側板9と、左右両
側板10とにより、下端と後端とが開口した中空部11
を形成し、この中空部11に下部ユニットAをの上半部
を嵌合ている。
【0009】符号12は、下部ユニットAの左右両側板
3から外方へ直角に突設した枢紬であり、上部ユニット
Bの左右両側板10に形成した透孔13に、回動可能に
嵌合すると共に、任意の位置で停止できる程度の硬さで
嵌合している。
【0010】符号14及び15は、下部ユニットAの前
後両側板2に突設した段部であり、前側板2の段部14
には弧状の上板8に沿って移動する上部ユニットAにお
ける前側板9の下端を対向させ、後側板2の段部15に
は上部ユニットBにおける上板8の後端を対向させてい
る。
【0011】
【効 果】本考案に係る組立て玩具用ブロックは、上部
ユニットと下部ユニットとが軸を中心に回動可能であ
り、従って下部ユニットの凹部を下位ブロックの凸部に
嵌合し、上部ユニットの凸部に上位ブロックの凹部を嵌
合すれば、上下に回動可能な動物の首とか消防車のはし
ご等を組立てることができるのである。
【0012】しかも上部ユニットを回動した場合、前側
板の下端が下部ユニットの弧状の上面に沿って移動し、
上部ユニットと下部ユニットとの前側面とが切れ目なく
連結されているように見えるので、子供連が想像する形
状の動物等を組立てることができるのである。
【0013】
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案の一実施例を示す斜視図
【図2】 同上実施例における下部ユニットの斜視図
【図3】 同上実施例の縦断側面図
【図4】 図3に示すX−X線の断面図
【符号の説明】
A 下部ユニット B 上部ユニット 1 上 板 2 前後両側板 3 左右両側板 4 凸 部 5 凹 部 8 上 板 9 前側板 10 左右両側板 11 中空部 12 枢 軸 13 透 孔

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下部ユニットと上部ユニットとよりな
    り、下部ユニットは断面弧状の上板と前後両側板と左右
    両側板とにより断面逆U字形に形成すると共に、下端に
    他のブロックの凸部に嵌合する凹部を形成し、前記上部
    ユニットは他のブロックの凹部を嵌合する凸部を設けた
    上板と下向きの前側板と左右両側板とにより下端と後端
    とが開口した中空部を形成し、この中空部に下部ユニッ
    トを嵌合し、対向した上部ユニットと下部ユニットとの
    各左側板と各右側板を、上部ユニットが上下に回動し得
    るように軸着し、且つ下部ユニットの前後両側板に段部
    を突設し、前側板の段部には弧状の上板に沿って移動す
    る上部ユニットにおける前側板の下端を対向させ、後側
    板の段部には上部ユニットにおける上板の後端を対向さ
    せたことを特徴とする組立て玩具用ブロック。
JP10518691U 1991-10-22 1991-10-22 組立て玩具用ブロック Expired - Lifetime JPH0736716Y2 (ja)

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JP10518691U JPH0736716Y2 (ja) 1991-10-22 1991-10-22 組立て玩具用ブロック

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JP10518691U JPH0736716Y2 (ja) 1991-10-22 1991-10-22 組立て玩具用ブロック

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Publication Number Publication Date
JPH0537295U JPH0537295U (ja) 1993-05-21
JPH0736716Y2 true JPH0736716Y2 (ja) 1995-08-23

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ID=14400653

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JP10518691U Expired - Lifetime JPH0736716Y2 (ja) 1991-10-22 1991-10-22 組立て玩具用ブロック

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JPH0537295U (ja) 1993-05-21

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