JPH0736381Y2 - ホログラムマップ - Google Patents
ホログラムマップInfo
- Publication number
- JPH0736381Y2 JPH0736381Y2 JP1989097702U JP9770289U JPH0736381Y2 JP H0736381 Y2 JPH0736381 Y2 JP H0736381Y2 JP 1989097702 U JP1989097702 U JP 1989097702U JP 9770289 U JP9770289 U JP 9770289U JP H0736381 Y2 JPH0736381 Y2 JP H0736381Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- map
- hologram
- dimensional
- height
- information
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Instructional Devices (AREA)
- Holo Graphy (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案はホログラムマップに関する。
更に詳しくは、高低を有する三次元情報として地形等の
情報を形成した平面状のマップに関する。
情報を形成した平面状のマップに関する。
〈従来の技術〉 従来、地図は、平面上に印刷等の方法により描かれるの
が通常であった。地図は実質的に厚みを持たないことか
ら、綴じ合わせて地図帳とすることができる。しかし、
地図は平面的で、その高低を十分に表現することができ
ない。等高線によって高低を表現する方法があるが、そ
の高低は実感を伴ないにくく、地形を容易かつ十分に把
握することができなかった。
が通常であった。地図は実質的に厚みを持たないことか
ら、綴じ合わせて地図帳とすることができる。しかし、
地図は平面的で、その高低を十分に表現することができ
ない。等高線によって高低を表現する方法があるが、そ
の高低は実感を伴ないにくく、地形を容易かつ十分に把
握することができなかった。
一方、模型を作って、立体感ある地図を作製することも
しばしば行なわれている。しかし、模型は厚みを有する
ため、綴じ合わせて保管に便利な地図帳とすることがで
きなかった。
しばしば行なわれている。しかし、模型は厚みを有する
ため、綴じ合わせて保管に便利な地図帳とすることがで
きなかった。
〈考案が解決しようとする課題〉 従って、本考案は、綴じ合わせることができるような薄
いフィルムの地図でありながら、しかも、肉眼によって
容易かつ十分に高低を把握することができる地図を提供
することを目的とする。
いフィルムの地図でありながら、しかも、肉眼によって
容易かつ十分に高低を把握することができる地図を提供
することを目的とする。
〈課題を解決するための手段〉 この目的を達成するため、本考案は、地形又は建築物の
情報を、高低を有する三次元画像情報として形成したホ
ログラムマップを提供する。
情報を、高低を有する三次元画像情報として形成したホ
ログラムマップを提供する。
本考案において、地形とは、平野、山岳の外、河川、海
洋、湖沼を含む。河川、海洋、湖沼にあっては、水面の
外に、川底、海底、湖底等を画像情報としても良い。ま
た、地形は、日本、県、市等の外、特定の山岳、ゴルフ
場等であっても良い。
洋、湖沼を含む。河川、海洋、湖沼にあっては、水面の
外に、川底、海底、湖底等を画像情報としても良い。ま
た、地形は、日本、県、市等の外、特定の山岳、ゴルフ
場等であっても良い。
建築物はビルディング等の家屋の外、高架鉄道、立体交
叉等であっても良い。
叉等であっても良い。
高低を有する三次元画像情報とは、肉眼により奥行きの
感じられる画像をいう。例えば山岳の頂上は湖底よりも
高く、すなわち眼前に迫って感じられる。
感じられる画像をいう。例えば山岳の頂上は湖底よりも
高く、すなわち眼前に迫って感じられる。
ホログラムとは、透過又は反射による回折光が互に干渉
して、上記三次元画像情報を形成するものをいう。光吸
収型ホログラム、位相型ホログラム、レリーフ型ホログ
ラムのいずれでも良い。
して、上記三次元画像情報を形成するものをいう。光吸
収型ホログラム、位相型ホログラム、レリーフ型ホログ
ラムのいずれでも良い。
ホログラムの製造に当たっては、まず、目的とする地図
の立体模型を作成することが望ましい。
の立体模型を作成することが望ましい。
レーザー光源から照射したレーザー光を、ハーフミラー
又はプリズム等により二分割し、一方を立体模型に照射
して、反射光を物体光として写真乾板に照射し、二分割
された他の一方の光を参照光として写真乾板に照射す
る。照射された物体光と参照光が互に干渉してホログラ
ムが写真乾板に焼き付けられる。
又はプリズム等により二分割し、一方を立体模型に照射
して、反射光を物体光として写真乾板に照射し、二分割
された他の一方の光を参照光として写真乾板に照射す
る。照射された物体光と参照光が互に干渉してホログラ
ムが写真乾板に焼き付けられる。
吸収型ホログラムの場合は銀塩系感光材料を用いれば良
く、位相型ホログラムの場合はこれを脱色すれば良い。
レリーフ型ホログラムを製造するためには、周知のフォ
トレジストを使用すれば良い。
く、位相型ホログラムの場合はこれを脱色すれば良い。
レリーフ型ホログラムを製造するためには、周知のフォ
トレジストを使用すれば良い。
レリーフ型ホログラムの場合には、これにニッケル等の
金属をメッキしてスタンパとし、プラスチックフィルム
等をエンボスすることにより、大量に複製できる。ま、
エンボス面に金属蒸着を施せば、回折効率に優れた反射
型ホログラムが得られる。金属の代わりに、酸化ケイ素
等の屈折率の大きい透明化合物を蒸着した場合も、反射
型ホログラムを得ることができる。
金属をメッキしてスタンパとし、プラスチックフィルム
等をエンボスすることにより、大量に複製できる。ま、
エンボス面に金属蒸着を施せば、回折効率に優れた反射
型ホログラムが得られる。金属の代わりに、酸化ケイ素
等の屈折率の大きい透明化合物を蒸着した場合も、反射
型ホログラムを得ることができる。
〈実施例1〉 第1図に示すゴルフ場のコースマップを作成した。
まず、ゴルフ場の立体模型をつくり、これに、アルゴン
レーザー光をハーフミラーで二分割した一方の光を照射
した。反射光が入射する位置に、フォトレジストをスピ
ンコートした写真乾板を配置してある。また、二分割し
た他の一方の光は鏡を介して、そのまま写真乾板に照射
した。
レーザー光をハーフミラーで二分割した一方の光を照射
した。反射光が入射する位置に、フォトレジストをスピ
ンコートした写真乾板を配置してある。また、二分割し
た他の一方の光は鏡を介して、そのまま写真乾板に照射
した。
得られたホログラムにニッケルメッキを施してスタンパ
とした。プラスチックフィルムにアクリルポリオールと
ポリイソシアネートの混合物を塗布した後、スタンパを
重ねて熱圧した。
とした。プラスチックフィルムにアクリルポリオールと
ポリイソシアネートの混合物を塗布した後、スタンパを
重ねて熱圧した。
次いで、エンボス面にアルミニウムを蒸着したところ、
コースの起伏が立体的に表現されたコースマップが得ら
れた。
コースの起伏が立体的に表現されたコースマップが得ら
れた。
〈実施例2〉 市街図を作成した。
まず、ビル、立体交叉等を有する立体模型を作成した。
重クロム酸ゼラチン乳剤を塗工したプラスチックフィル
ムの背面に立体模型を配置し、アルゴンレーザー光をプ
ラスチックフィルム面に照射した。
重クロム酸ゼラチン乳剤を塗工したプラスチックフィル
ムの背面に立体模型を配置し、アルゴンレーザー光をプ
ラスチックフィルム面に照射した。
得られたホログラムは体積ホログラムで、際立った立体
感を有するものであった。
感を有するものであった。
〈効果〉 以上のように、本考案によれば、薄いフィルムの地図で
ありながら、肉眼によって容易に高低を把握できる地図
が得られる。
ありながら、肉眼によって容易に高低を把握できる地図
が得られる。
このため、互に綴じ合わせて地図帳とすることができ、
また綴じ合わせなくても保管、運搬に極めて便利で、し
かも起伏、高低を実感を持って認識できる。
また綴じ合わせなくても保管、運搬に極めて便利で、し
かも起伏、高低を実感を持って認識できる。
第1図はゴルフ場のコースマップ。
Claims (1)
- 【請求項1】地形又は建築物の情報を、高低を有する三
次元画像情報として形成したホログラムマップであっ
て、前記情報をフィルムとして記録したことを特徴とす
るホログラムマップ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1989097702U JPH0736381Y2 (ja) | 1989-08-22 | 1989-08-22 | ホログラムマップ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1989097702U JPH0736381Y2 (ja) | 1989-08-22 | 1989-08-22 | ホログラムマップ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0337470U JPH0337470U (ja) | 1991-04-11 |
JPH0736381Y2 true JPH0736381Y2 (ja) | 1995-08-16 |
Family
ID=31646836
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1989097702U Expired - Lifetime JPH0736381Y2 (ja) | 1989-08-22 | 1989-08-22 | ホログラムマップ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0736381Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US9153864B2 (en) | 2011-02-15 | 2015-10-06 | Harada Industry Co., Ltd. | Vehicle pole antenna |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63200182A (ja) * | 1987-02-17 | 1988-08-18 | 株式会社東芝 | マツプデイスプレイ装置 |
-
1989
- 1989-08-22 JP JP1989097702U patent/JPH0736381Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US9153864B2 (en) | 2011-02-15 | 2015-10-06 | Harada Industry Co., Ltd. | Vehicle pole antenna |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0337470U (ja) | 1991-04-11 |
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