JPH0736281B2 - 照明器具 - Google Patents
照明器具Info
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- JPH0736281B2 JPH0736281B2 JP2077564A JP7756490A JPH0736281B2 JP H0736281 B2 JPH0736281 B2 JP H0736281B2 JP 2077564 A JP2077564 A JP 2077564A JP 7756490 A JP7756490 A JP 7756490A JP H0736281 B2 JPH0736281 B2 JP H0736281B2
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- 230000003287 optical effect Effects 0.000 description 4
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 3
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- 238000010079 rubber tapping Methods 0.000 description 1
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 description 1
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Non-Portable Lighting Devices Or Systems Thereof (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、ダウンライトのような埋込型の照明器具に関
するものである。
するものである。
[従来の技術] 第7図〜第9図に従来例を示す。基端側に端子台2、ソ
ケット3、点灯装置等を配設した本体1の先端側に略コ
字型のアングル4が取着されていて、アングル4の両側
片5の下端にて枠6が取り付けられている。また、両側
片5には上下に摺動自在な取付金具7が設けられてお
り、取付金具7の下端を天井材8の上面に係止して、器
具が天井裏面に配置されるようになっている。ソケット
3は本体1に直立し、片口金の蛍光灯9が水平に取り付
けられている。椀状の反射板10′は上部が切り欠かれて
切欠部12(第10図)が形成されていて、本体1に設けら
れた屈曲した取付バネ11にて取り付けられている。
ケット3、点灯装置等を配設した本体1の先端側に略コ
字型のアングル4が取着されていて、アングル4の両側
片5の下端にて枠6が取り付けられている。また、両側
片5には上下に摺動自在な取付金具7が設けられてお
り、取付金具7の下端を天井材8の上面に係止して、器
具が天井裏面に配置されるようになっている。ソケット
3は本体1に直立し、片口金の蛍光灯9が水平に取り付
けられている。椀状の反射板10′は上部が切り欠かれて
切欠部12(第10図)が形成されていて、本体1に設けら
れた屈曲した取付バネ11にて取り付けられている。
[発明が解決しようとする課題] かかる従来例においては、以下に示すような問題があ
る。すなわち、第10図は器具を下方から見た図を示し、
蛍光灯9から発する光路を示している。反射板10′の中
心(図の円の中心)から出る光については、反射板10′
の狙いの通りの中心方向に反射する(光路A)。しか
し、蛍光灯9の先端とソケット3側の基端側から発生す
る光束は、光路B,Cに示すように、中心方向に反射せ
ず、2次,3次の反射光となり、且つ方向も一定でない
(図中の光路は2次元的に記載してあるが、実際は3次
元的に下方に反射している)。従って、反射板10′を設
けても本来の配光制御ができないという問題がある。
る。すなわち、第10図は器具を下方から見た図を示し、
蛍光灯9から発する光路を示している。反射板10′の中
心(図の円の中心)から出る光については、反射板10′
の狙いの通りの中心方向に反射する(光路A)。しか
し、蛍光灯9の先端とソケット3側の基端側から発生す
る光束は、光路B,Cに示すように、中心方向に反射せ
ず、2次,3次の反射光となり、且つ方向も一定でない
(図中の光路は2次元的に記載してあるが、実際は3次
元的に下方に反射している)。従って、反射板10′を設
けても本来の配光制御ができないという問題がある。
本発明は、上述の点に鑑みて提供したものであって、反
射光をすべて反射板の中心下方に反射させて、反射効率
を向上させ器具の総合効率を向上させることを目的とし
た照明器具を提供するものである。
射光をすべて反射板の中心下方に反射させて、反射効率
を向上させ器具の総合効率を向上させることを目的とし
た照明器具を提供するものである。
[発明が解決しようとする課題] 本発明は、ランプの基端及び先端からの光を反射板の中
心下方向に反射させる小反射面を、反射板の下部の内周
面に該反射板の軸方向に沿って隣接して多数列設し、反
射板の下部の内周面を周方向に複数のパターンに区画
し、各区画したパターンで小反射面の角度等を変えてラ
ンプの基端及び先端からの光を反射板の中心下方に反射
させるようにしたものである。
心下方向に反射させる小反射面を、反射板の下部の内周
面に該反射板の軸方向に沿って隣接して多数列設し、反
射板の下部の内周面を周方向に複数のパターンに区画
し、各区画したパターンで小反射面の角度等を変えてラ
ンプの基端及び先端からの光を反射板の中心下方に反射
させるようにしたものである。
[作用] 而して、反射板の内周面に該反射板の軸方向に沿って隣
接して列設した小反射面により、ランプの基端及び先端
からの光を反射板の中心下方向に反射させるようにして
いる。
接して列設した小反射面により、ランプの基端及び先端
からの光を反射板の中心下方向に反射させるようにして
いる。
[実施例] 以下、本発明の実施例を図面を参照して説明する。第6
図に器具の構成図を示す。本体1の後部にソケット台13
を有し、ソケット台13の最後尾にソケット3が設けら
れ、片口金の蛍光灯9が装着されるようになっている。
本体1の側面には従来と同様に取付金具7が上下に摺動
自在に設けられ、本体1の鍔部14とで天井材8を挟み込
んで器具が取り付けられる。枠6には、作用点がV字状
に開いた取付バネ11を有し、枠6の取付バネ11を本体1
の内面に略L字状の断面を持つ引掛部15に差し入れ固定
して枠6が本体1に固定される。また、枠6には反射板
10を載せるためのツバ16があり、反射板10を載せて使用
される。
図に器具の構成図を示す。本体1の後部にソケット台13
を有し、ソケット台13の最後尾にソケット3が設けら
れ、片口金の蛍光灯9が装着されるようになっている。
本体1の側面には従来と同様に取付金具7が上下に摺動
自在に設けられ、本体1の鍔部14とで天井材8を挟み込
んで器具が取り付けられる。枠6には、作用点がV字状
に開いた取付バネ11を有し、枠6の取付バネ11を本体1
の内面に略L字状の断面を持つ引掛部15に差し入れ固定
して枠6が本体1に固定される。また、枠6には反射板
10を載せるためのツバ16があり、反射板10を載せて使用
される。
第1図に反射板10を示す。反射板10は金属製で椀状の金
属部21とリング状で合成樹脂製のバッフル22とで構成さ
れている。そして、金属部21とバッフル22とは、第1図
(b)に示すようにタッピングネジ23により固定され
る。第1図(c)はバッフル22の破断斜視図を示し、バ
ッフル22の内周面には上下方向であって、蛍光灯9の先
端と基端からの光を反射板10の中心下方に反射させるた
めの小反射面24が隣接して多数凹凸状に列設してある。
ここで、反射板10内には長尺物の蛍光灯9が配置される
ため、その反射機能を満足させるために小反射面24のパ
ターンを周方向に位置によって異ならせている。
属部21とリング状で合成樹脂製のバッフル22とで構成さ
れている。そして、金属部21とバッフル22とは、第1図
(b)に示すようにタッピングネジ23により固定され
る。第1図(c)はバッフル22の破断斜視図を示し、バ
ッフル22の内周面には上下方向であって、蛍光灯9の先
端と基端からの光を反射板10の中心下方に反射させるた
めの小反射面24が隣接して多数凹凸状に列設してある。
ここで、反射板10内には長尺物の蛍光灯9が配置される
ため、その反射機能を満足させるために小反射面24のパ
ターンを周方向に位置によって異ならせている。
すなわち、第2図に示すように、パターンAからパター
ンEまで所定の角度で分割している。第2図は下方から
見た図であり、第1図(b)に示すように、下側がパタ
ーン始点であり、上側がパターン終点である。第3図は
各種パターンを示し、内側の稜線がバッフル22の下側の
パターン始点を示し、外側の稜線がバッフル22の上側の
パターン終点を示している。第3図(a)はパターンA
を示し、向かい合う小反射面24の上下の稜線の半径を同
じとしている。第3図(b)はパターンBを示し、向か
い合う小反射面24の幅を異ならせ、稜線の半径も夫々異
ならせている。第3図(c)はパターンCを示し、向か
い合う一方の小反射面24の幅をパターンBよりも更に大
きくし、稜線の半径は同様に夫々異ならせている。第3
図(d)はパターンDを示し、反射側の小反射面24の幅
を大きく異ならせたものである。第3図(e)はパター
ンEを示し、向かい合う小反射面24の幅は同じである
が、上側の稜線の突出部分をパターンAの場合と比べて
小さくしている。
ンEまで所定の角度で分割している。第2図は下方から
見た図であり、第1図(b)に示すように、下側がパタ
ーン始点であり、上側がパターン終点である。第3図は
各種パターンを示し、内側の稜線がバッフル22の下側の
パターン始点を示し、外側の稜線がバッフル22の上側の
パターン終点を示している。第3図(a)はパターンA
を示し、向かい合う小反射面24の上下の稜線の半径を同
じとしている。第3図(b)はパターンBを示し、向か
い合う小反射面24の幅を異ならせ、稜線の半径も夫々異
ならせている。第3図(c)はパターンCを示し、向か
い合う一方の小反射面24の幅をパターンBよりも更に大
きくし、稜線の半径は同様に夫々異ならせている。第3
図(d)はパターンDを示し、反射側の小反射面24の幅
を大きく異ならせたものである。第3図(e)はパター
ンEを示し、向かい合う小反射面24の幅は同じである
が、上側の稜線の突出部分をパターンAの場合と比べて
小さくしている。
第4図に動作状態を示す。図示するように蛍光灯9の基
端や先端から発生した光は、反射板10の中心に向けて反
射し、且つ小反射面24の断面形状に従い下方にいく。従
って、あたかも光源が円であるかのようになり、配光制
御が容易となり、また、配光も中央部の照度が向上す
る。尚、第5図(a)は反射板10の反射面を単純な断面
形状とした場合を示し、第5図(b)は本発明の小反射
面24を形成したバッフル22によるものである。
端や先端から発生した光は、反射板10の中心に向けて反
射し、且つ小反射面24の断面形状に従い下方にいく。従
って、あたかも光源が円であるかのようになり、配光制
御が容易となり、また、配光も中央部の照度が向上す
る。尚、第5図(a)は反射板10の反射面を単純な断面
形状とした場合を示し、第5図(b)は本発明の小反射
面24を形成したバッフル22によるものである。
[発明の効果] 本発明は上述のように、ランプの基端及び先端からの光
を反射板の中心下方向に反射させる小反射面を、反射板
の下部の内周面に該反射板の軸方向に沿って隣接して多
数列設し、反射板の下部の内周面を周方向に複数のパタ
ーンに区画し、各区画したパターンで小反射面の角度等
を変えてランプの基端及び先端からの光を反射板の中心
下方に反射させるようにしたものであるから、反射板の
内周面に該反射板の軸方向に沿って隣接して列設した小
反射面により、ランプの基端及び先端からの光を反射板
の中心下方向に反射させるようにしているものであり、
そのため、反射光をすべて中心に反射させることができ
て、2次,3次光が少なくなり、下方へ向かう光束が大き
く器具効率が向上し、また、ランプの長手方向の端面を
小反射面の基準点にし、中心下方向へ光を反射させてい
るため、反射板の長方向と短方向の断面配光に大きな差
が生じにくく、また、小反射面により反射板の質感が向
上する効果を奏するものである。
を反射板の中心下方向に反射させる小反射面を、反射板
の下部の内周面に該反射板の軸方向に沿って隣接して多
数列設し、反射板の下部の内周面を周方向に複数のパタ
ーンに区画し、各区画したパターンで小反射面の角度等
を変えてランプの基端及び先端からの光を反射板の中心
下方に反射させるようにしたものであるから、反射板の
内周面に該反射板の軸方向に沿って隣接して列設した小
反射面により、ランプの基端及び先端からの光を反射板
の中心下方向に反射させるようにしているものであり、
そのため、反射光をすべて中心に反射させることができ
て、2次,3次光が少なくなり、下方へ向かう光束が大き
く器具効率が向上し、また、ランプの長手方向の端面を
小反射面の基準点にし、中心下方向へ光を反射させてい
るため、反射板の長方向と短方向の断面配光に大きな差
が生じにくく、また、小反射面により反射板の質感が向
上する効果を奏するものである。
第1図(a)〜(c)は本発明の実施例の反射板の平面
図、断面図及び要部斜視図、第2図は同上の説明図、第
3図(a)〜(e)は同上の小反射面の夫々パターンを
示す図、第4図は同上の説明図、第5図(a)(b)は
同上の夫々配光特性を示す図、第6図は同上の器具の断
面図、第7図は従来例の器具の斜視図、第8図は同上の
側面図、第9図は同上の正面図、第10図は同上の説明図
である。 10は反射板、24は小反射面である。
図、断面図及び要部斜視図、第2図は同上の説明図、第
3図(a)〜(e)は同上の小反射面の夫々パターンを
示す図、第4図は同上の説明図、第5図(a)(b)は
同上の夫々配光特性を示す図、第6図は同上の器具の断
面図、第7図は従来例の器具の斜視図、第8図は同上の
側面図、第9図は同上の正面図、第10図は同上の説明図
である。 10は反射板、24は小反射面である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 F21V 7/14 Z
Claims (1)
- 【請求項1】片口金で長尺物のランプと、横方向に配置
した上記ランプからの光を反射し、ランプの外周に配置
される椀状の反射板と、上記ランプを点灯させる点灯装
置とを備えた照明器具において、ランプの基端及び先端
からの光を反射板の中心下方に反射させる小反射面を、
反射板の下部の内周面に該反射板の軸方向に沿って隣接
して多数列設し、反射板の下部の内周面を周方向に複数
のパターンに区画し、各区画したパターンで小反射面の
角度等を変えてランプの基端及び先端からの光を反射板
の中心下方に反射させるようにして成ることを照明器
具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2077564A JPH0736281B2 (ja) | 1990-03-27 | 1990-03-27 | 照明器具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2077564A JPH0736281B2 (ja) | 1990-03-27 | 1990-03-27 | 照明器具 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03276505A JPH03276505A (ja) | 1991-12-06 |
JPH0736281B2 true JPH0736281B2 (ja) | 1995-04-19 |
Family
ID=13637510
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2077564A Expired - Fee Related JPH0736281B2 (ja) | 1990-03-27 | 1990-03-27 | 照明器具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0736281B2 (ja) |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5838963Y2 (ja) * | 1979-06-27 | 1983-09-02 | 三菱電機株式会社 | 照明器具 |
JPS6072103A (ja) * | 1983-09-29 | 1985-04-24 | 東芝ライテック株式会社 | 照明装置 |
JPS6489103A (en) * | 1987-09-29 | 1989-04-03 | Toshiba Electric Equip | Lighting fitting |
-
1990
- 1990-03-27 JP JP2077564A patent/JPH0736281B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH03276505A (ja) | 1991-12-06 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |