JPH0736258Y2 - 液面レベル検知装置 - Google Patents
液面レベル検知装置Info
- Publication number
- JPH0736258Y2 JPH0736258Y2 JP1986188539U JP18853986U JPH0736258Y2 JP H0736258 Y2 JPH0736258 Y2 JP H0736258Y2 JP 1986188539 U JP1986188539 U JP 1986188539U JP 18853986 U JP18853986 U JP 18853986U JP H0736258 Y2 JPH0736258 Y2 JP H0736258Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- liquid level
- float
- solvent
- connecting rod
- liquid
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Level Indicators Using A Float (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 本考案は、液面レベル検知装置に関し、特にシート状物
への溶剤性液状物質のコーテイング処理に於て消費され
る液状物質の液面レベルを検知し電気信号に変換する防
爆型で高精度の液面レベル検知装置に関する。従来より
布帛、紙、フイルム等シート状物表面のコーテイング処
理、特に溶剤性液状物質を精度よく均一に塗布する場
合、塗布部に於ける該液状物質の貯留量を常に一定に保
持することが得られる製品の品質上重要であり、このた
めには一般的には塗布部における該液状物質の液面レベ
ルを管理する方法が採用されている。
への溶剤性液状物質のコーテイング処理に於て消費され
る液状物質の液面レベルを検知し電気信号に変換する防
爆型で高精度の液面レベル検知装置に関する。従来より
布帛、紙、フイルム等シート状物表面のコーテイング処
理、特に溶剤性液状物質を精度よく均一に塗布する場
合、塗布部に於ける該液状物質の貯留量を常に一定に保
持することが得られる製品の品質上重要であり、このた
めには一般的には塗布部における該液状物質の液面レベ
ルを管理する方法が採用されている。
この溶剤性液状物質の液面レベルを検知する場合におい
て、一般に使用されている電極式レベルセンサーやリミ
ツトスイツチ付フロートセンサーでは、危険であるばか
りか、法的にも規制されている。一方、防爆仕様の超音
波センサー、静電容量式レベルセンサー、マイクロ波
(放射線を含む)レベルセンサー等も現実には製作可能
でありまた一部実用化されているが、いずれも高精度
(0.1mm近辺の位置精度)のレベル検知には不向きであ
る。
て、一般に使用されている電極式レベルセンサーやリミ
ツトスイツチ付フロートセンサーでは、危険であるばか
りか、法的にも規制されている。一方、防爆仕様の超音
波センサー、静電容量式レベルセンサー、マイクロ波
(放射線を含む)レベルセンサー等も現実には製作可能
でありまた一部実用化されているが、いずれも高精度
(0.1mm近辺の位置精度)のレベル検知には不向きであ
る。
一方該フロート式レベルセンサーでも単純な方式のもの
では被測定溶剤の比重により浮力が異なるため極端な場
合、フロートの役割を果たさないことも発生し得る。更
に被測定溶剤が容器内でローリングなどをして液面の動
きが激しい場合フロートが浮力と逆の方向に力が加わり
フロートの役目を果たさない事態がある。
では被測定溶剤の比重により浮力が異なるため極端な場
合、フロートの役割を果たさないことも発生し得る。更
に被測定溶剤が容器内でローリングなどをして液面の動
きが激しい場合フロートが浮力と逆の方向に力が加わり
フロートの役目を果たさない事態がある。
布帛等のシート状物へのコーテイング処理に用いる溶剤
性液状物質は、有機溶剤等の溶剤に樹脂成分等を溶解し
たものであるため、高粘度を有すると共にコーテイング
時には、送行するシート状物上で特有の動きをしてい
る。このようなコーテイング時の溶剤性液状物質の液面
レベル位置を安全容易且つ高精度に検知し得る装置は未
だ見出されていない。本考案者等はかかる実情に鑑み、
溶剤性液状物質の液面レベル位置を安全且つ高精度に検
知し得る検知装置を開発すべく鋭意研究を重ね、効果の
顕著な本考案を完成するに至った。
性液状物質は、有機溶剤等の溶剤に樹脂成分等を溶解し
たものであるため、高粘度を有すると共にコーテイング
時には、送行するシート状物上で特有の動きをしてい
る。このようなコーテイング時の溶剤性液状物質の液面
レベル位置を安全容易且つ高精度に検知し得る装置は未
だ見出されていない。本考案者等はかかる実情に鑑み、
溶剤性液状物質の液面レベル位置を安全且つ高精度に検
知し得る検知装置を開発すべく鋭意研究を重ね、効果の
顕著な本考案を完成するに至った。
即ち、本考案はフロート1に検知棒2と連棹3をほぼL
字状に取り付け、連棹3の他端にその位置の可動なバラ
ンサー4を取り付け、連棹3の中間部を支点として支持
金具6に着脱自在に支持すると共に、検知棒2によって
作動される光ファイバー式光電スイッチ5を設けてなる
溶剤性液状物質の液面レベル位置を検知し電気信号に変
換するための液面レベル検知装置を提供するものであ
る。
字状に取り付け、連棹3の他端にその位置の可動なバラ
ンサー4を取り付け、連棹3の中間部を支点として支持
金具6に着脱自在に支持すると共に、検知棒2によって
作動される光ファイバー式光電スイッチ5を設けてなる
溶剤性液状物質の液面レベル位置を検知し電気信号に変
換するための液面レベル検知装置を提供するものであ
る。
以下、図面に基づいて本考案を説明する。
図は、本考案の液面レベル検知装置の正面組立図であ
る。
る。
本図面で示す例は液位の上限及び下限検知用装置を示し
たものであり、このために光フアイバー式光電スイツチ
5が2個設置してある。1はフロートを示し、これには
長い検知棒2が取り付けられている。これは該フロート
のすぐ上面を検知するように設計した場合、液位が急上
昇した場合、該光電スイツチに溶剤や溶剤溶液が飛散し
たり、付着してセンサー部を損傷することがありこのよ
うな事故を回避するためである。
たものであり、このために光フアイバー式光電スイツチ
5が2個設置してある。1はフロートを示し、これには
長い検知棒2が取り付けられている。これは該フロート
のすぐ上面を検知するように設計した場合、液位が急上
昇した場合、該光電スイツチに溶剤や溶剤溶液が飛散し
たり、付着してセンサー部を損傷することがありこのよ
うな事故を回避するためである。
該フロートは、通常ステンレススチール性球状体等重量
があって表面不変性のものが用いられる。その形状、大
きさは特に制限されないが通常直径20〜80mm程度の球状
体が好ましい。
があって表面不変性のものが用いられる。その形状、大
きさは特に制限されないが通常直径20〜80mm程度の球状
体が好ましい。
本装置は液位からかなり離れた上部に取り付けられた該
光電スイツチでフロートの動きを検知させるために、検
知棒は比較的長尺としている。また、液位の上限位置及
び下限位置を適当に変えられるよう光電スイツチのセン
サー取付け部を長穴形状としている。
光電スイツチでフロートの動きを検知させるために、検
知棒は比較的長尺としている。また、液位の上限位置及
び下限位置を適当に変えられるよう光電スイツチのセン
サー取付け部を長穴形状としている。
また被測定物質の比重による浮力の差に対応できるよう
フロートに連棹3を取り付け、この他端にその位置の可
動なバランサー(錘)4が取り付けられている。バラン
サーは通常フロートが液面から半分ほど沈む程度のもの
が用いられる。該連棹の支点には被測定物質の動きによ
りフロートにかかる異常な力でフロートの上下運動が停
止するのを防止するためにマイクロベアリングがはめ込
まれている。
フロートに連棹3を取り付け、この他端にその位置の可
動なバランサー(錘)4が取り付けられている。バラン
サーは通常フロートが液面から半分ほど沈む程度のもの
が用いられる。該連棹の支点には被測定物質の動きによ
りフロートにかかる異常な力でフロートの上下運動が停
止するのを防止するためにマイクロベアリングがはめ込
まれている。
支持金具6は、上述の各部品を一体化すべく作成されて
おり、該支持金具を必要とする適宜の場所に取り付けれ
ば容易に本装置の機能が発揮できる。またフロート、連
棹、バランサーはワンタツチで着脱できる構造になつて
いるため使用中に被測定物質である液状物質等により汚
れた場合容易に洗浄できる。
おり、該支持金具を必要とする適宜の場所に取り付けれ
ば容易に本装置の機能が発揮できる。またフロート、連
棹、バランサーはワンタツチで着脱できる構造になつて
いるため使用中に被測定物質である液状物質等により汚
れた場合容易に洗浄できる。
本考案の装置は、特に防爆仕様のもののみにその使用を
制限するものではないが防爆仕様ではより一層の差別化
が期待できるものである。本装置の特徴は液面位置の高
精度な検知はもとより再現性も確実であり、被測定物質
(液状に限定)の比重及び液面の動きに左右されず正確
な液位を検出することができる。またフロート自体が例
えば溶剤系樹脂等の被測定物質によつて汚れたり樹脂付
着により異状が発生した場合、フロートを容易に外し洗
浄することができる。
制限するものではないが防爆仕様ではより一層の差別化
が期待できるものである。本装置の特徴は液面位置の高
精度な検知はもとより再現性も確実であり、被測定物質
(液状に限定)の比重及び液面の動きに左右されず正確
な液位を検出することができる。またフロート自体が例
えば溶剤系樹脂等の被測定物質によつて汚れたり樹脂付
着により異状が発生した場合、フロートを容易に外し洗
浄することができる。
なお、本装置は、容易に持ち運ぶことができ、適宜の位
置に簡単に設置が可能なものである。
置に簡単に設置が可能なものである。
図は本考案の防爆型で高精度の液面レベル検知装置本体
を示す側面図である。 1……フロート、2……検知棒、3……連棹、4……バ
ランサー、5……光フアイバー式光電スイツチ、6……
支持金具。
を示す側面図である。 1……フロート、2……検知棒、3……連棹、4……バ
ランサー、5……光フアイバー式光電スイツチ、6……
支持金具。
Claims (1)
- 【請求項1】フロート1に検知棒2と連棹3をほぼL字
状に取り付け、連棹3の他端にその位置の可動なバラン
サー4を取り付け、連棹3の中間部を支点として支持金
具6に着脱自在に支持すると共に、検知棒2によって作
動される光ファイバー式光電スイッチ5を設けてなる溶
剤性液状物質の液面レベル位置を検知し電気信号に変換
するための液面レベル検知装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986188539U JPH0736258Y2 (ja) | 1986-12-09 | 1986-12-09 | 液面レベル検知装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986188539U JPH0736258Y2 (ja) | 1986-12-09 | 1986-12-09 | 液面レベル検知装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6393520U JPS6393520U (ja) | 1988-06-16 |
JPH0736258Y2 true JPH0736258Y2 (ja) | 1995-08-16 |
Family
ID=31139995
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1986188539U Expired - Lifetime JPH0736258Y2 (ja) | 1986-12-09 | 1986-12-09 | 液面レベル検知装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0736258Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS57199915A (en) * | 1981-06-02 | 1982-12-08 | Sharp Corp | Photoelectric type displacement meter |
-
1986
- 1986-12-09 JP JP1986188539U patent/JPH0736258Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6393520U (ja) | 1988-06-16 |
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