JPH0736031U - 圧力センサ - Google Patents

圧力センサ

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Publication number
JPH0736031U
JPH0736031U JP7163893U JP7163893U JPH0736031U JP H0736031 U JPH0736031 U JP H0736031U JP 7163893 U JP7163893 U JP 7163893U JP 7163893 U JP7163893 U JP 7163893U JP H0736031 U JPH0736031 U JP H0736031U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pressure
introducing pipe
pipe portion
pressure sensor
pressure introducing
Prior art date
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Pending
Application number
JP7163893U
Other languages
English (en)
Inventor
淳一 市川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP7163893U priority Critical patent/JPH0736031U/ja
Publication of JPH0736031U publication Critical patent/JPH0736031U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 圧力センサの取付け時に圧力導入口から圧力
検知部までの空洞内気泡が残りにくくすることを目的と
する。 【構成】 圧力導入口5から圧力検知部2までに至る圧
力導入管部3内に、圧力媒体やシステムに悪影響を及ぼ
すことなく、または圧力媒体の圧力伝搬を妨げることの
ない埋込部材11を設けたものである。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、流体の圧力を検出する圧力センサに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図5は、例えば特開平3−226638号公報に示された従来の圧力センサを 示す断面図であり、図において、1はハウジング、2はこのハウジングの閉鎖端 に形成された圧力検知部、3はハウジング圧力導入管部、4は取付け継手、5は 圧力導入口であり、これらにより圧力センサ6を構成している。
【0003】 次に動作について説明する。この圧力センサ6においては、ハウジング部材1 に形成された取付け継手4内の圧力導入管部3より圧力媒体の圧力を導入し、こ の圧力を圧力導入管部3の閉鎖端に形成された圧力検知部2により検出する。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
従来の圧力センサは以上のように構成されているので、図6に示すように、流 体が満たされた被測定装置7に設けられた取付け継手8に取付ける際、圧力導入 管内部の空洞の形状や、取付け方によっては圧力導入管内に気泡9が残り、流体 が満たされないことが生じる。この時、気泡9の弾性によって、検出しようとす る液体の圧力が圧力検知部2まで達するまでに時間がかかったり、たとえば自動 車のブレーキシステムのようなシステム上、圧力媒体10が圧縮性を持つことを 嫌う適用分野などでは、この気泡の弾性がシステムに悪影響を及ぼすなどの問題 点があった。
【0005】 この考案は上記のような問題点を解消するためになされたもので、取付け時に 圧力導入口5から圧力検知部2までの空洞内に気泡が残りにくい圧力センサを得 ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
この考案に係る圧力センサは、圧力導入口から圧力検知部までの空洞内に、圧 力媒体やシステムに悪影響を及ぼすことなく、また圧力媒体の圧力の伝搬を妨げ ることのない埋込部材を設けたものである。 更に、この考案は埋込部材として樹脂、ゲル状物質、スポンジ又は繊維体等を 用いたものである。
【0007】
【作用】
この考案における圧力センサは、空洞内に予め埋込部材が設けられていること により、圧力センサの取付時に、空洞内に気泡が残りにくい。
【0008】
【実施例】
実施例1. 以下、この考案の実施例1による圧力センサを図1、図2に基づいて説明する 。図において、従来技術と同一部分については同一符号により示すものとする。 11は圧力導入管部3と僅かな間隙を有するように設けられた埋込部材である。
【0009】 次に動作について説明する。被測定装置7に取付けられた圧力センサにおいて 、圧力導入口部5から導入された圧力は、埋込部材11と圧力導入管部3との僅 かな間隙中に満たされた圧力媒体中を伝搬して圧力検知部2まで達し、応力を発 生せしめ圧力に応じて電気的出力が発生する。圧力センサを取付ける際には、被 測定装置の取付け継手上面まで圧力媒体を満たした状態で取付けることによって 、圧力媒体10は図2に示すように埋込部材11と圧力導入管部3との僅かな間 隙に毛細管現象によって吸い上げられるため気泡は残りにくい。また仮に気泡が 残っても、圧力導入管内部はほとんどの部分が埋込部材11に埋められているた め、残る気泡の量も少ない。
【0010】 実施例2. 上記埋込部材としては、低熱膨張率で圧力媒体に侵されない材質の樹脂材を用 いて、圧力導入管内部の形状とほぼ同様の形状に成形する。低熱膨張率の樹脂を 使うことにより、圧力導入管部と埋込部材との間の隙間を埋めることがなくなり 、又圧力媒体に侵されない樹脂とすることにより、埋込部材が変質したり、また 脆くなって圧力計内に入ってしまうことを防止することができる。
【0011】 実施例3. 上記実施例2では、圧力導入管部3に樹脂製の埋込部材を設けた構造のものに ついて説明したが、圧力導入管部3内に圧力媒体、およびシステムに影響を及ぼ さず、また圧縮性が低く、圧力センサの取扱い時に圧力導入管部3から流出しな いような硬さを持つゲル状物質を充填するようにしても、気泡が残りにくくする ことができる。 図3は、本実施例3をブレーキ液の液圧を検出するセンサに適用した場合につ いて示した図であり、圧力導入管部3内にゲル状物質12(ブレーキ用ラバーグ リス)が充填されている。
【0012】 次に動作について説明する。前記圧力導入口5から圧力検知部2までの圧力導 入管内に充填されたゲル状物質は、取付け時には導入管内部に有り、気泡は存在 しない。取付けた後、圧力媒体の圧力は圧縮性の低いゲル状物質中を伝搬し、圧 力検知部2まで達する。また使用中、このゲル状物質12が圧力媒体中に移動し たり、溶け込んでも、圧力媒体およびシステムには影響を及ぼすことなく正常に 動作する。
【0013】 実施例4. 上記実施例3においては、圧力導入管部内にゲル状物質を充填することについ て説明したが、図4に示すように、圧力導入管部3内に独立気泡を持たないスポ ンジ、あるいは小片が飛散しないよう加工した繊維体等、圧力媒体を含浸でき、 透過させることができる埋込部材13を設けるようにして、気泡が残りにくくす る効果を得ることができる。
【0014】 次に動作について説明する。圧力導入口5から圧力検知部2までの圧力導入管 内に設けられたスポンジあるいは繊維体には、被測定機器に取付ける以前に圧力 媒体を含浸させておく。これにより圧力導入管内部には気泡は存在しないため、 埋込部材中に含浸した圧力媒体中に遅れることなく圧力が伝搬し、圧力検知部2 まで達する。
【0015】
【考案の効果】
以上のようにこの考案によれば、圧力導入管部内に埋込部材を設けることによ り、圧力センサの取付け時に圧力導入管部内に気泡が残ることが少なくなるため 、圧力伝搬が遅れることなく、圧力媒体の圧縮性を嫌う分野への適用が可能とな る効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の実施例1による圧力センサを示す断
面図である。
【図2】この考案の実施例1による圧力センサを被測定
装置に取付けた状態を示す断面図である。
【図3】この考案の実施例3による圧力センサを示す断
面図である。
【図4】この考案の実施例4による圧力センサを示す断
面図である。
【図5】従来の圧力センサを示す断面図である。
【図6】従来の圧力センサを被測定装置に取付けた状態
を示す断面図である。
【符号の説明】
1 ハウジング 2 圧力検知部 3 圧力導入管部 6 圧力センサ 11,13 埋込部材 12 ゲル状物質

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ハウジング内に圧力導入管部を有し、上
    記圧力導入管部の先端には圧力検知部を有する圧力セン
    サにおいて、上記圧力導入管部内に圧力導入管と僅かな
    間隙を有して埋込部材を設けたことを特徴とする圧力セ
    ンサ。
  2. 【請求項2】 埋込部材として樹脂材を使用したことを
    特徴とする請求項1記載の圧力センサ。
  3. 【請求項3】 ハウジング内に圧力導入管部を有し、上
    記圧力導入管部の先端には圧力検知部を有する圧力セン
    サにおいて、上記圧力導入管部内にゲル状物質を充填し
    たことを特徴とする圧力センサ。
  4. 【請求項4】 ハウジング内に圧力導入管部を有し、上
    記圧力導入管部の先端には圧力検知部を有する圧力セン
    サにおいて、上記圧力導入管部内に圧力媒体を含浸でき
    透過させ得る材質の部材を充填したことを特徴とする圧
    力センサ。
JP7163893U 1993-12-08 1993-12-08 圧力センサ Pending JPH0736031U (ja)

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JP7163893U JPH0736031U (ja) 1993-12-08 1993-12-08 圧力センサ

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JP7163893U JPH0736031U (ja) 1993-12-08 1993-12-08 圧力センサ

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Publication Number Publication Date
JPH0736031U true JPH0736031U (ja) 1995-07-04

Family

ID=13466393

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JP7163893U Pending JPH0736031U (ja) 1993-12-08 1993-12-08 圧力センサ

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JP (1) JPH0736031U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006047190A (ja) * 2004-08-06 2006-02-16 Denso Corp 圧力センサ

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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