JPH0735922Y2 - ベランダ用網 - Google Patents

ベランダ用網

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JPH0735922Y2
JPH0735922Y2 JP3498590U JP3498590U JPH0735922Y2 JP H0735922 Y2 JPH0735922 Y2 JP H0735922Y2 JP 3498590 U JP3498590 U JP 3498590U JP 3498590 U JP3498590 U JP 3498590U JP H0735922 Y2 JPH0735922 Y2 JP H0735922Y2
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JP
Japan
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net
mesh
veranda
balcony
present
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JPH03125103U (ja
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定夫 岩井
昌司 田中
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Takiron Co Ltd
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Takiron Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、マンションや一般住宅のベランダの棚に並設
して使用される風防用の網に関する。
〔従来の技術〕
マンション等のベランダには金属製の格子状の棚に目隠
しや強風を避けるためにすだれや網状物を該棚に並設し
て使用することは既によく知られている。
この網状物には、通常合成樹脂製の不透明なものが、そ
の目的に合うため多く使用されている。
ところで、近年、ベランダに於いて花や観葉植物等の栽
培が盛んに行われるようになった。
そこで、従来の網状物では満足しきれないばかりか、次
のような問題が起こってきた。
〔考案が解決しようとする課題〕
植物を栽培する場合、光が必要であるが、ベランダに並
設された網は所謂目隠し用ネットと呼ばれるものであ
り、光を遮る不透明のネットであるため植物の成長を妨
げるものであった。また、該ネットは網目を大きくし開
口率を大きくすると、射光性は良くなるが目隠しの効果
がなくなり、また風防もできなくなる。また、逆に該ネ
ットの目合いを小さくすると目隠しや風防という面では
効果を発揮するが、射光性が悪くなるという問題があっ
た。
本考案は、上記問題に鑑みなされたもので射光性が良
く、しかも目隠し及び風防もできるベランダ用網を提供
することを目的とする。
〔問題を解決するための手段〕
本考案のベランダ用網は、糸断面外周が凹凸形状を有
し、且つ、糸が透明な合成樹脂からなり、糸の交差部が
融着している網であって、糸の太さが1〜3mm網目が3
〜30mmであるものである。
〔作用〕
本考案の構成によるベランダ用網は透明な合成樹脂から
なる網であるため、光が通り植物を育成する上で必要な
太陽光を充分ベランダ内にとり入れることができる。そ
して、糸断面外周が凹凸形状を有しているので、光が乱
反射するため外から網目を通してベランダ内を見たと
き、内部があまり見えず、従来とは違った形で目隠しが
できるものである。また、糸の太さが1〜3mm、網目が
3〜30mmの網であるため、強い風を抑制することができ
るとともに、室内にゆるやかな風を入れることができる
ものである。また、ベランダから外に物が落ちることも
防止できるものである。
〔実施例〕
本考案の実施例を図面に基づいて詳述する。
第1図は本考案のベランダ用網の一実施例を示す斜視図
であって、1はベランダ用網、2はベランダの棚であ
る。
ベランダ用網1は、透明性を有する合成樹脂製網であっ
て、合成樹脂としてはポリスチレン樹脂、メチルメタク
リレート樹脂、ポリ塩化ビニル樹脂、エチレン酢酸ビニ
ル樹脂、ポリカーボネート樹脂、アイオノマー樹脂等が
使用できる。
ベランダ用棚2に対して、ベランダ用網1は通常ベラン
ダの外側に並設させ、適宜棚にワイヤー5等で結束され
ている。
第2図は、第1図の網1の部分拡大図である。
同図に於いて、網1の糸3はその断面外周が凹凸を有し
ており、光が該糸3に当たると乱反射するようになって
いる。また、該網1の網目の大きさはl1,l2の長さがそ
れぞれ約30mm,約15mmであり、糸3同士の接触部分4は
融着されている。また、糸3の断面外周を凹凸にするに
は略四角柱の糸をねじることによって形成することがで
きる。本考案で使用される糸3はこの他、種々の形状の
ものがある。第3図(イ)(ロ)(ハ)はそれぞれ本考
案に使用される糸の断面拡大図の例である。同図(イ)
は四角形を変形させた形状であり、同図(ロ)は断面外
周に波形部を有している形状であり、また、同図(ハ)
は菱形を変形させた形状である。
このように、本考案に於いては糸の断面形状を正方形,
長方形あるいは真円といった形状ではなく、断面形状が
凹凸を有する糸としたことによって光が乱反射し、美観
を呈すると同時に目隠しの役目もするものである。
また、第1図及び第2図に示された網は大きな開口率
(全体の面積に対する網目の大きさの比)を有するもの
であるが、これより開口率の小さいものでも使用可能で
ある。
本考案で使用可能な網は糸の太さが1〜3mm、網目の大
きさが3〜30mmの範囲内のものである。糸が太く、網目
が3mmよりも小さいものは使用し難い。同様に開口率が2
0%以下の網では通風性が悪くなるので使用できない。
本考案の網を使用した場合、開口率50%でも透明性を有
する合成樹脂によって糸が形成されているため、90%程
度の光の透過率があり、透明性の少し劣る70%の透過率
の樹脂でも網としては80%以上の透過率を有することが
経験的に判っている。
また、50%の開口率で風速を3割減少させることができ
る。
従って、本考案のベランダ用網は使用される場合に適応
した網を選択することが肝要である。
〔効果〕
以上の説明から明らかなように、本考案のベランダ用網
は、高層マンションのベランダや一般住宅のベランダ等
の棚に並設使用されることによって強風を防ぐことがで
きるだけでなく、透明性を有する合成樹脂を使用して網
を形成したことによって、光を遮蔽することがなく、従
ってベランダで植物を露地栽培に近い環境で育成するこ
とができるという効果を奏する。しかも、糸の断面外周
を凹凸形状としたので網目が存在していても、糸に光が
当たって乱反射するので、室内やベランダ内部が見えに
くく、網による目隠しができるという効果を奏する。ま
た、網をベランダに並設することによってベランダ内の
物が風などによって外に飛ばされることがなく、又野鳥
がベランダ内に入ってベランダ内を汚すということも起
こらない等の利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示すベランダ用網の使用状
態の斜視図、第2図は第1図の該網の部分拡大図、第3
図(イ)(ロ)(ハ)はそれぞれ本考案の一実施例を示
す糸の断面図である。 1…ベランダ用網、2…棚、3…糸。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】糸断面外周が凹凸形状を有し、且つ、糸が
    透明な合成樹脂からなり、糸の交差部が融着している網
    であって、糸の太さが1〜3mm、網目が3〜30mmである
    ベランダ用網。
JP3498590U 1990-03-31 1990-03-31 ベランダ用網 Expired - Fee Related JPH0735922Y2 (ja)

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