JPH0735922A - マッハ・ツェンダ−装置およびその製造方法 - Google Patents

マッハ・ツェンダ−装置およびその製造方法

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JPH0735922A
JPH0735922A JP6081097A JP8109794A JPH0735922A JP H0735922 A JPH0735922 A JP H0735922A JP 6081097 A JP6081097 A JP 6081097A JP 8109794 A JP8109794 A JP 8109794A JP H0735922 A JPH0735922 A JP H0735922A
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tube
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coupler
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William J Miller
ジェイムズ ミラー ウィリアム
Daniel A Nolan
アロイサイアス ノラン ダニエル
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 環境的に安定したモノリシックのマッハ・ツ
ェンダ−装置を提供すること。 【構成】 この装置はガラスチュ−ブの穴に第1および
第2の非類似の光ファイバを挿通することによって形成
される。チュ−ブが脱気されそして加熱されてファイバ
に対してコラプスされる。チュ−ブがさらに加熱されか
つ2本の光ファイバによって接合された2つのカプラを
形成するために2つの離間した位置で延伸される。ファ
イバはそれら2つのカプラ間の領域において異なる伝播
定数を有しており、それによって一方のファイバ中を伝
播する光信号が他方のファイバ中を伝播する光信号に対
して相対的な遅延を有するようになされる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は環境的に安定したマッハ
・ツェンダ−装置およびその装置を作成する方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】狭帯域波長分割マルチプレクサ−(WD
M)カプラおよびフィルタの必要性が高まっている。こ
のような装置エルビウム・ファイバ増幅器の利得スペク
トルを修正するために1550nmウインド−で必要とされ
る。それらはトランク・ラインやファイバ対加入者ア−
キテクチャで広く用いられる。
【0003】波長同調部品と固定波長部品との両方が必
要とされている。例えばすべての光ネットワ−クにおい
て、その装置は所望の入来信号を検知するために受信機
側で同調され得る。第2の手法では、複数の信号を送る
ために同調可能なレ−ザが用いられ、そして固定フィル
タを有する受信機を用いることによって所望の信号が検
知される。伝送系も固定レ−ザおよびフィルタの両方を
用い得る。このようなフィルタの波長分離機能は数十ナ
ノメ−トル〜数ナノメ−トルのオ−ダ−であることが必
要である。さらに、これらの部品は環境的に安定してお
りかつ非常に信頼性の高いものであることが必要であ
る。
【0004】マッハ・ツェンダ−・フィルタはそれの狭
帯域波長機能で知られている。ファイバ長の等しくない
2つの減衰カプラを接続することによって1nmのような
狭い通過帯域を有するフィルタが形成されることが提案
されている。OFC Conferenceon Optical Fiber Communi
cation, Minitutorial Sessions, January 22-26, 199
0, page 256 (C.A. Brackettによる"Dense WDM Techni
ques"についてのプレゼンテ−ションの一部)を参照さ
れたい。この手法では再現性および環境的安定性を実現
するのは困難である。なぜなら、接続ファイバが温度変
化やランダムな曲げ力のような外部的不安定化条件を受
けるからである。
【0005】
【本発明が解決しようとする課題】したがって、本発明
の目的は環境的に安定なマッハ・ツェンダ−装置を提供
することである。他の目的は温度勾配に感応せずかつ不
注意による曲げを生ずるおそれのある力に耐え得るマッ
ハ・ツェンダ−装置を提供することである。さらに他の
目的は改良されたマッハ・ツェンダ−装置を提供するこ
とである。
【0006】
【課題を解決するための手段】簡単に述べると、本発明
はマトリクスガラスの細長い本体を具備しており、その
中を第1および第2の非類似の光ファイバが延長してい
る。この本体はそれらのファイバが異なる伝播定数を有
する移相領域を含んでおり、それによって光信号がその
移相領域内において異なる速度で光ファイバ中を伝播す
る。この本体はさらに移相領域の両端部に2つの離間し
たカプラ領域を含んでいる。
【0007】本発明はさらにモノリシックなマッハ・ツ
ェンダ−装置を作成する方法に関する。複数本の光ファ
イバがガラスチュ−ブの穴に挿入され、その後でその穴
が脱気される。そのチュ−ブはそれの第1の領域をファ
イバに対してコラプスさせるように加熱される。このコ
ラプスされた第1の領域の中間領域が延伸されて第1の
結合領域を形成する。チュ−ブは第2の領域においてそ
の第2のチュ−ブ領域をファイバに対してコラプスさせ
るように加熱される。このコラプスされた第2の領域の
中間領域が延伸されて第1の結合領域から離間された第
2の結合領域を形成する。
【0008】チュ−ブをコラプスさせかつ延伸するため
の2つの異なる技法が存在する。チュ−ブの第1および
第2の領域と、それら2つの領域間におけるチュ−ブの
全体の部分が第1および第2の領域を延伸する前にコラ
プスされ得る。例えば、第1のチュ−ブ領域はチュ−ブ
をファイバに対してコラプスさせるように加熱され得る
とともに、熱源が第2のチュ−ブ領域に到達するまでチ
ュ−ブに対して移動され得る。チュ−ブの第1および第
2の領域は順次延伸され得る。この実施例では、ファイ
バは2つのコラプスされた領域の間のチュ−ブの部分に
おいてチュ−ブのマトリクスガラスに埋設される。
【0009】あるいは、第2のチュ−ブ領域のコラプス
および延伸に先立って第1のチュ−ブ領域がコラプスさ
れかつ延伸されてもよい。この実施例では、チュ−ブが
2つの領域の間に空洞を形成する。ファイバはその空洞
を通って延長しかつ2つの結合領域間の領域におけるマ
トリクスガラスとの接触を最小限に抑えられる。
【0010】
【実施例】本発明によれば、マッハ・ツェンダ−装置
(図1)が、移相領域14によって接合された連結され
たオ−バ−クラッド・カプラ11および12を含むモノ
リシック構造として形成される。この装置は、光ファイ
バ16および17をマトリクスガラスのチュ−ブ19の
穴18に挿入することによって形成される。光ファイバ
はそれぞれコアとこのコアの屈折率より小さい屈折率を
有していてそのコアを包囲したクラッドを具備してい
る。ファイバのコアは異なる屈折率n1およびn1'を有し
うる。またファイバのクラッドは異なる屈折率n2および
n2'を有しうる。ファイバ16および17のコアにおけ
るドットの異なる密度は、屈折率の差を示している。フ
ァイバに隣接したマトリクスガラス・チュ−ブの部分の
屈折率n3はいずれかのファイバ・クラッドの最小の屈折
率n2'より小さい。穴には各端部にファイバの挿入を容
易にする漏斗部(図示せず)が設けられうる。チュ−ブ
とファイバの組合せをカプラ・プリフォ−ムと呼ぶこと
にする。
【0011】このカプラ・プリフォ−ムは図3の延伸装
置でさらに処理され得る。プリフォ−ム31がリング・
バ−ナ34に挿通され、そしてモ−タで制御されるステ
−ジ45および46に取り付けられた延伸チャック32
および33にクランプされる。ファイバが真空アタッチ
メント41および41’に挿通され、そしてその後でそ
れらの真空アタッチメント41および41’がプリフォ
−ム31の端部に封着される。典型的な真空アタッチメ
ントが米国特許第5011251号に開示されている。
所定の長さの細いゴムチュ−ブ43の一端部がプリフォ
−ム31とは反対側の真空アタッチメント41の端部に
付着され、そのゴムチュ−ブの他方の端部はチュ−ブ・
クランピング手段(図示せず)内に延長している。上方
の真空アタッチメント41’も同様にしてライン4
2’、チュ−ブ43’およびチュ−ブ・クランピング手
段と関連している。ファイバの被覆された部分がチュ−
ブ43および43’から延長しており、点aおよびb間
においてチュ−ブ内にあるファイバの部分は被覆されて
いない。チュ−ブをその中にを延長したファイバにクラ
ンプするために矢印44、44’で示されているように
チュ−ブ43および43’に空気圧が送られると、穴1
4がライン42および42’を通じて脱気される。
【0012】1つの実施例では、点aおよびb間のチュ
−ブの部分が最初にファイバに対してコラプスされる。
プリフォ−ムがチャック32および33に固着されかつ
チュ−ブ穴が脱気された後で、チュ−ブは熱を加えられ
た領域でコラプスさせるために第1の端部23の近傍で
加熱される。チャック32および33がバ−ナに対して
プリフォ−ムを移動させ、所望の長さのコラプスされた
チュ−ブが得られるまで、そのコラプスされた領域を端
部24に向って徐々に延長させる。
【0013】他の方法では、チャック32および33が
固定され、そしてバ−ナ34がモ−タで制御されるステ
−ジ35に取り付けられるようになされ得る。バ−ナ3
4は端部23をコラプスさせるためにその端部の近傍に
初期的に位置決めされ、そしてステ−ジ35がコラプス
された領域を端部24に向って延長させるためにプリフ
ォ−ムに対してバ−ナを移動させる。
【0014】その後、チュ−ブの1つの領域を加熱しか
つコンピュ−タで制御されるステ−ジ45および46を
反対方向に移動させてその加熱された領域を延伸させる
ことによって、チュ−ブの端部23の近傍にプリフォ−
ム11が形成される。このチュ−ブ延伸作業は米国特許
第5011251号に従って行われ得る。2つのチュ−
ブ端部が互いに離れる方向に移動する速度が合成延伸速
度となる。チュ−ブは一定の速度で延伸されてもよく、
あるいはその延伸速度は連続的にまたはステップ状に変
化してもよい。予め定められた結合が得られた後で延伸
工程は停止することができ、その後で、チュ−ブが再加
熱され、そして第2の延伸速度で延伸が行われるように
なし得る。領域21は一定の直径を有するが若干のテ−
パが存在し、それによってその領域21の長手方向の中
心が最小の直径を有するようになされたものとして示さ
れている。このようにして得られたカプラの結合特性は
マトリクスガラス19とファイバ16および17の光学
的および機械的特性のようなパラメ−タおよびネックダ
ウンおよびテ−パ領域の長さおよび形状のようなカプラ
・パラメ−タによって決定されることが知られている。
【0015】第1のカプラを形成するためにチュ−ブを
延伸している間に、光パワ−が入力光ファイバに結合さ
れ、そしてカプラ製造工程における処理工程を制御する
ために出力信号がモニタされるようになし得る。下記の
特定の実施例では、延伸時における制御目的のためには
出力パワ−はモニタされなかった。オ−バ−クラッド・
ファイバオプティック・カプラについての従前の経験で
は、各カプラの作成時における両方のステ−ジに対する
合計の延伸距離は通常12mmと16mmの間であった。したが
って、上記特定の実施例で用いられる形式のカプラは、
その範囲内のある距離だけ最初に延伸された。このよう
にして得られた装置の光特性が測定され、そして、所望
の特性をより完全に実現するような態様で、続いて作成
されるカプラの延伸なたは延長距離が調節された。この
方法によって、最適の延伸距離が得られた。上記の実施
例のマッハ・ツェンダ−装置を作成する場合、第1のカ
プラは所望の光特性を得るために、その最適距離だけ延
伸された。入力ファイバに信号が印加され、そして所望
の結合比が得られたことを確認するために出力がモニタ
された。
【0016】フィルタまたはWDMカプラとしての最良
の性能を得るために、カプラ11および12は実質的に
同一の結合特性を有する。したがって、第2のカプラ1
2は、第1のカプラを形成するために用いられたのと同
一の延伸条件にチュ−ブの該当領域を付してチュ−ブ端
部24の近傍に形成されることをが好ましい。
【0017】カプラ11および12は色消し(achromat
ic)またはWDMタイプであり得るが、マッハ・ツェン
ダ−装置は、色消しカプラが用いられる場合には、より
広い波長領域にわたって使用できるであろう。色消し性
(achromaticity)を得るためには種々の技法が使用で
きる。
【0018】米国特許第5011251号によれば、Δ
CLADを(n2 2 - n2'2)/2n2 2に等しいとして、このΔCLAD
の値がゼロより大きいが0.03%より小さくなるような程
度だけ、第1のカプラ・ファイバのクラッドの屈折率n2
を第2のカプラ・ファイバのクラッドの屈折率n2'と異
ならせることによって色消し性が得られる。この屈折率
n2およびn2'の差は、カプラの結合比がある波長帯域に
わたってほとんど変化しないような程度となされる。
【0019】1992年7月15日に出願された米国特
許出願第913390号によれば、Δ2-3を(n2 2 - n3 2)
/2n2 2に等しいとして、このΔ2-3の値が0.125%より小
さくなる程度だけ、結合領域のまわりのマトリクスガラ
スの屈折率n3がn2より小さい場合にカプラが色消し性と
なされ得る。ファイバ・クラッドが異なる屈折率を有す
る場合には、Δ2-3の値を決定するために、最も小さい
クラッド屈折率が用いられる。
【0020】マッハ・ツェンダ−・フィルタのファイバ
のうちの1本だけがその装置から延長する必要がある。
この装置が形成された後に、装置から延長したファイバ
17の部分が切断されうる。このファイバ17の切断さ
れた端部には反射防止終端部が設けられることが好まし
い。
【0021】図4は他の実施例を示しており、図1に対
応する部分には同一符号にダッシを付けて示されてい
る。ファイバ17’は毛細管チュ−ブの長さより若干長
い長さにカットされ、かつ被覆材料を完全に時りょされ
得る。反射防止終端部はファイバの端部近傍に炎を放射
しそして加熱された領域を引張りかつ切断することによ
ってファイバ17’の各端部に形成されうる。その加熱
された領域の先端はガラスを流動させて丸められた端面
25を形成するためにバ−ナの炎によって加熱される。
この場合、その端面の直径はもとの被覆されていないフ
ァイバの直径に等しいがあるいはそれより若干小さくな
された。反射防止終端部がファイバの両端に形成された
後では、そのファイバの長さ毛細管チュ−ブより若干短
くなる。ファイバ17’がファイバ16’の裸の部分と
一緒に漏斗部25を通じてマトリクスガラス毛細管チュ
−ブの穴に挿入された。その後で、この装置が上述のよ
うにして形成された。ファイバ16’の一端部は得られ
た装置の入力ポ−トとして機能し、他方の端部はその装
置の出力ポ−トとして機能する。
【0022】図5は従来のマッハ・ツェンダ−装置の概
略図である。2つのカプラC1およびC2は光ファイバF
1およびF2によって連結される。減衰型のカプラである
これらのカプラは通常3dBカプラだり、これによって
例えば入力ポ−トに印加される光パワ−がカプラC1
2つの出力の間で均一に分割される。それらのファイバ
のうちの1本がそれに光通路長差を与える手段をOPL
Dを有しており、そのためカプラC2の2つの入力の間
に位相偏位が存在する。この位相偏位は従来は例えば長
さの異なるファイバF1およびF2を用いることによって
あるいはファイバの1つに移相手段を挿入することによ
って与えられていた。このようなマッハ・ツェンダ−装
置は瀘波および切換え機能を与えるために用いられてい
た。しかし、このような装置はファイバF1およびF2
の温度差ならびにファイバの一方の他方に対する曲げに
非常に感応しやすい。
【0023】本発明によれば、カプラ11および12を
接続するファイバ部分16’および17’は、それらを
悪影響を及ぼす環境条件から保護するようにマトリクス
ガラス19内に配置される。例えば、移相領域14が温
度勾配を受けると、両方のファイバがマトリクスガラス
の影響で本質的に同じ温度を受ける。マトリクスガラス
は曲げに抵抗し、それによって1本のファイバが他のフ
ァイバに対して不注意にも延伸されることがない。
【0024】移相領域14を通って延長するファイバ部
分16’および17’の長さは等しいので、それらのフ
ァイバ部分は、カプラ11からカプラ12に印加される
2つの信号間に必要な位相偏位を与えるために、異なる
伝播定数を有しなければならない。これは非類似の光フ
ァイバを用いることによって得られる。例えば、ファイ
バ16のコア直径および/または屈折率分布はファイバ
17のそれとは異なるものであり得る。ファイバ16お
よび17の伝播定数は領域14で異なっていても、延伸
された結合領域ではファイバのコア直径が非常に小さい
から、カプラ11および12のネックダウン領域では実
質的に等しい。カプラ・ファイバ16および17のコア
直径および/または屈折率分布の差は、カプラ11およ
び12の結合領域の外側においてそれらのファイバ中を
伝播する基本モ−ドの伝播定数(Δβ)間の差となる。
結合領域におけるコアの寸法は小さいから、結合領域の
内側においてファイバ中を伝播する基本モ−ドの伝播定
数(ΔβCR)に対する非類似のコアの影響は大きくな
い。ファイバのクラッド直径が十分に小さくなると、コ
アとクラッドの複合体が結合領域における導波路の光導
波部分として機能し、そして周りの屈折率の低い材料部
分はクラッドとして機能する。したがって、結合領域に
おける隣接したファイバ・クラッド間でパワ−の伝達が
行なわれる。
【0025】図5の装置の予測波長間隔は下記のように
して計算される。ファイバF1およびF2の伝播定数が同
一である典型的なマッハ・ツェンダ−装置の場合には、
出力脚におけるパワ−は、 P = cos2 (3.1416・dL/λ) (1) で表わされる。ただし、dLはファイバF1およびF2間の
光通路長の差である。通路長差が異なるコア屈折率を用
いて得られる装置の場合には、出力パワ−は、 P = cos2 (3.1416・L・dn/n・λ) (2) となるであろう。光通路長に対して異なるコアが有する
影響は、単一モ−ド導波路のパワ−の半分がコア内にあ
ると仮定しかつファイバのデルタ(Δ)を増大させるこ
とによって推定され得る。実効屈折率はほぼ下記の式に
従って変化する。 dn/n = (Δ1-2 + Δ1-2')/2 (3) ただし、Δ1-2 は(n1 2 - n2 2)/(2n1 2)に等しく、そして
Δ1-2'は(n1'2 - n2 2)/(2n1'2)に等しい。n1およびn1'
はそれぞれコア16および17の屈折率である。図1の
2本のファイバ間の通路長の差は、 dn/n = (Δ1-2 + Δ1-2')/2 - 2・Δ1-2/2 = (Δ1-2' + Δ1-2)/2 (4) となるであろう。式(4)を式(2)に代入すると、 P = cos2 (3.1416・L・(Δ1-2' + Δ1-2)/λ (5) が得られる。ファイバ16のΔ1-2値が0.3%、ファイバ
17Δ1-2値が01.0%、光通路長Lが1 cmである単一ステ
−ジのマッハ・ツェンダ−・フィルタについて式(5)
が図6にプロットされている。図6におけるピ−ク間の
波長間隔はLを2倍にすれば半分になるであろう。
【0026】図1の移相領域14の長さLは一定直径部
分とカプラ11および12の隣接したテ−パ部分の一部
分の両方を含んでいる。したがって、長さLはLで示され
た2本の線の間で延長している。図1を最初に製造する
場合には、領域14の一定直径部分は最初に、式(5)
で計算された値Lよりも若干小さくなされる。このよう
にして得られた装置がテストされ、そしてその装置がさ
らに作成され得るが、Lの所要値は経験的に決定され
る。
【0027】2つのマッハ・ツェンダ−装置51および
52が図7に示されているように連結され得る。ファイ
バのうちの1本だけが装置51から装置52に延長しな
ければならない。一方のマッハ・ツェンダ−装置の移相
領域の遅延が他方のマッハ・ツェンダ−装置の移相領域
の遅延の2倍である場合に、L1が1 cmそしてL2が2 cmで
あれば、図8のスペクトルが得られる。この計算は式
(5)のように2つの項の積をとることによって得られ
る。
【0028】フィルタ・スペクトル・ピ−クを狭くしか
つノイズを軽減させることによってほり高い分離を与え
るためには、2つのダブル・ステ−ジ・マッハ・ツェン
ダ−装置を互いにスプライスされ得る。良好な熱的安定
性を得るためにモノリシックである必要があるのはシン
グル・ステ−ジ自体だけであるから、良好な環境的性能
がを依然として期待することができる。これは、単一の
マッハ・ツェンダ−装置の3dBカプラ間の領域で重要
な移相が生じ、2つのステ−ジの間の領域では生じない
からである。
【0029】図6および8における出力パワ−はゼロか
ら入力パワ−の本質的に100%まで変化することが判
る。このような濾波作用を得るためには、マッハ・ツェ
ンダ−装置は入力信号を2つの等しい部分に分割する3
dBカプラを用いなければならない。出力がX%から1
00−X%まで変化する濾波作用を得るためには、カプ
ラは入力信号を不均一に分割しなければならない。この
ようなカプラは例えば20%〜80%の比で入力信号を分割
しなければならない。図6の曲線28は3dBカプラ以
外のカプラを使用したマッハ・ツェンダ−・フィルタの
出力を示している。
【0030】移相領域が曲げに完全に耐え得ることが望
ましい場合には、マッハ・ツェンダ−装置全体を例えば
装置と親密に接触する金属またはポリマ−のような剛性
材料で包むかあるいはカプセル化することができる。こ
のようなカプセル化はオ−バ−クラッド・マトリクスガ
ラス19を有しない溶融された双円錐テ−パ・カプラに
は適当でない。カプラ・ファイバのモ−ド・フィ−ルド
は結合領域においてファイバから延長しているので、そ
のエネルギがカプセル化材料内に入り込むと、溶融され
た双円錐テ−パ・カプラは損失を生ずるようになるであ
ろう。
【0031】移相部分は図9および10に示されている
ようにコラプスされないままであり得る。なお、これら
の図では図1に対応する部分には同一符号にダッシを付
けて示されている。この装置は下記の変更点を除いて上
述のようにして形成されるであろう。マトリクスガラス
19’のチュ−ブはリングバ−ナ内に配置されかつコン
ピュ−タ制御あれる延伸チャックによって両端部を固定
された後で、それの端部に真空アタッチメントを装着す
ることによって脱気される。この実施例では、チュ−ブ
は最初に端部23’の近傍で加熱される、その加熱され
た領域においてコラプスされる。チュ−ブを同じ場所で
再加熱しかつチャックを反対方向に移動させて加熱され
た領域を延伸させかつカプラ11’に所望の結合特性を
与えることによってカプラ11’が形成される。チュ−
ブとバ−ナの間の相対移動によって、バ−ナが、カプラ
12’を形成するためにコラプスおよび延伸作業が再び
行なわれ得るチュ−ブの反対側端部の近傍の適当な場所
に位置決めされる。ファイバ16a’および17a’が
移相領域61における空洞62を通って延長する。
【0032】図1および9の実施例は、カプラ50およ
び52が移相領域51によって接続される図11に示さ
れたファイバの平面内で移相領域14または16を曲げ
ることによって調整され得る。領域51の一端部は手段
54によって固定された状態に保持され、かつ領域51
の他端部はファイバ57および58が両方とも存在する
平面内でそれらのファイバを曲げるように手段55によ
って撓まされ得る。電磁、圧電、バイメタルまたは他の
形式の装置が小さい、制御された曲げ移動を与えること
ができる。米国特許第5146519号に開示されたス
イッチの回転作用もファイバ57および58を曲げるの
に適している。
【0033】フィルタ以外のマッハ・ツェンダ−装置も
開示されたモノリシック構造から利益を受ける。例え
ば、図11の装置はスイッチとして機能することがで
き、所定の波長の信号が領域51を適当に曲げることに
よってファイバ57からファイバ58に切換えられる。
【0034】下記の実施例はマッハ・ツェンダ−・フィ
ルタを作成する方法に関するものである。
【0035】光ファイバが米国特許第4486212号
に開示された方法と同様の方法によって作成された。簡
単に述べると、その米国特許によれば、コアとクラッド
ガラスの薄い層よりなる多孔質のコア・プリフォ−ムが
円柱状のマンドレル上に形成される。マンドレルが除去
され、そしてこのようにして形成された管状のプリフォ
−ムがコンソリデ−ション用炉マッフル内に徐々に挿入
される。この炉マッフルの最高温度は1200℃と1700℃の
間であり、高シリカ含有ガラスの場合には好ましくは約
1490℃である。マッフルの温度分布は米国特許第416
5223号に教示されているように中央領域において最
高となる。塩素が乾燥を行うのに必要とされる最低の濃
度で通常存在するが、その塩素は、ヘリウムと約5容量
%の塩素よりなる乾燥ガスをプリフォ−ムの穴に流入さ
せることによってプリフォ−ムに供給されうる。ガスを
プリフォ−ムの微小孔を通じて流れさせるために穴の端
部は栓をされた。ヘリウム放逐ガスがマッフルに同時に
流された。
【0036】このようにして得られた管状のガラス物品
は、穴に真空を印加した状態で、標準の延伸用炉内で延
伸され、その穴が閉塞した“コア・ロッド”を形成す
る。そのロッドの適当な長さが旋盤に装着され、その上
にシリカの粒子が沈積される。このようにして得られた
最終的な多孔質プリフォ−ムがコンソリデ−ション用の
炉内に徐々に挿入され、そこでヘリウム99.5容量%およ
び塩素0.5容量%の混合物が炉内を上方に流されている
状態で、そのプリフォ−ムがコンソリデ−トされる。こ
のようにして得られたガラスプリフォ−ムがステップイ
ンデクッス型単一モ−ド・光ファイバを形成するために
延伸される。
【0037】(a)ファイバ16の形成 ファイバ16は標準の通信用光ファイバであった。8.5
重量%GeO2をド−プしたSiO2よりなるガラス粒子の第1
の層がマンドレル上に沈積され、そしてSiO2粒子の薄い
層がその第1の層上に沈積された。マンドレルが除去さ
れ、そしてこのようにして得られた多孔質プリフォ−ム
が乾燥されかつコンソリデ−トされた。この処理工程時
に、塩素65 sccm(standard cubic centimeter per min
ute)およびヘリウム650 sccmを含んだガス混合物が、
マンドレルを除去してできた中心穴に流入した。ヘリウ
ム40 slpm(standard liters per minute)および酸素
0.5slpmを含んだフラッシング・ガスがコンソリデ−シ
ョン用炉マッフルの底から上方に流れた。このようにし
て得られたコンソリデ−トされたプリフォ−ムが延伸用
炉内に挿入された。穴が脱気され、そして管状体の下端
部が1900℃に加熱され、そして約15 cm/minの速度で延
伸されて5 mmの中実ガラスロッドが形成された。このロ
ッドが複数の部分に切断され、それらの部分の1つが旋
盤に支持されてマンドレルとして機能し、最終的な多孔
質プリフォ−ムを形成するためにSiO2クラッド・ス−ト
がそのマンドッレル上に沈積された。最終的な多孔質プ
リフォ−ムが1490℃の最高温度を有する炉のアルミナ・
マッフル内に徐々に挿入され、そこでコンソリデ−トさ
れて延伸母材となされた。このコンソリデ−ション処理
工程時に、ヘリウム40 slpm、塩素0.5 slpmおよび酸素
0.5 lpmを含んだガス混合物マッフルに流れた。延伸母
材の先端部は約2100℃に加熱され、そしてそれから125
μmの外径を有するファイバが延伸され、延伸時にその
ファイバには直径170μmのウレタン・アクリレ−ト被覆
が施された。
【0038】(b)ファイバ17の形成 下記の差異を除いて、上記(a)で説明したのと同様の
方法を用いてファイバ17が形成された。18重量%GeO2
をド−プされたSiO2よりなるガラス粒子の第1の層がマ
ンドレル上に沈積され、そしてSiO2粒子の薄い層が第1
の層上に沈積された。このようにして得られた多孔質コ
ア・プリフォ−ムがコンソリデ−トされ、延伸そして純
粋なシリカ・クラッドで被覆された。このようにして得
られた延伸母材のコア直径と外径との比は、そのコアが
ファイバ16のそれより小さくなるようになされている
(表1参照)。ファイバが延伸されて125μmとなされ、
そして直径170μmのウレタン・アクリレ−ト被覆を設け
られた。
【0039】(c)ファイバ特性 表1はこれらのファイバのΔesi(equivalent step ind
ex delta)、desi c(equivalent step index core diam
eter)およびMFDを掲げている。ファイバ16のモ−
ド・フィ−ルド・パラメ−タはファイバの作成のために
前以て測定された公称値であり、それらはモ−ド・フィ
−ルド直径のピ−タ−マンII定義に従って可変アパ−チ
ャ・ファ−フィ−ルド法(variable aperture far-fiel
d method)を用いて決定された。ファイバ17のモ−ド
・フィ−ルド・パラメ−タが計算された。
【0040】
【0041】(d)カプラの形成 使用されたガラス毛細管チュ−ブは長さが56.3 cm、そ
して外径が2.70 mmであった。穴は菱形で各辺の長さが
約310μmであった。毛細管チュ−ブは火炎加水分解法に
よって形成されたものであり、9重量%B2O3をド−プし
たシリカで構成された。チュ−ブの各端部にはその端部
を加熱しながらチュ−ブにNF3を流すことによって漏斗
部が形成された。
【0042】被覆された光ファイバ16および17が約
3メ−トルの長さに切断された。長さ48.3cmの被覆部分
が両方のファイバの中央領域から除去され、そしてそれ
らのファイバは被覆を除去された部分がチュ−ブの端部
の中間に位置付けらえるまでチュ−ブの穴に挿通され
た。被覆されたファイバをチュ−ブの一端部に接着させ
るために少量の紫外線硬化性接着剤がそのファイバに適
用された。ファイバは若干のテンションを加えられてチ
ュ−ブの他方の端部に接着された。
【0043】このようにして得られたカプラ・プリフォ
−ム31がリング・バ−ナ34に挿入され、そして図3
の装置の延伸チャック32および33にクランプされ
る。この場合、バ−ナの中心が毛細管チュ−ブの上端部
から約1.9cmのところに位置決めされた。チュ−ブの端
部に真空アタッチメント41および41’が固着されそ
して締めつけられて(矢印44、44’)、約38cm(15
インチ)Hgで安定された真空をプリフォ−ム31に印加
した。
【0044】ガスと酸素がそれぞれ60 slpmおよび120 s
lpmの速度でリング・バ−ナに流された。リング・バ−
ナはチュ−ブの端部から約14〜23mmのチュ−ブの領域の
温度を上昇させるために約18秒間回転された。これによ
ってチュ−ブがそのチュ−ブの約0.92cmの長さの部分に
沿ってファイバに対してコラプスされた。カプラ・プリ
フォ−ムが約30秒間冷却された後で、チュ−ブのコラプ
ス工程と同一のガスおよび酸素流でもって炎が再点火さ
れ、そしてコラプスされた領域が約16秒の間再加熱され
た。真空は約38cm水銀のままであった。チュ−ブ長を全
体で約1.55cmだけ増加させるために、チャック32およ
び33が約2.5cm/secの速度で反対方向に移動し、それ
によってカプラ12が形成された。
【0045】下方のコンピュ−タで制御されるチャック
が緩められ、そして上方のチャック32が2.835mmの距
離だけ下方に移動されてチュ−ブの下端部領域をバ−ナ
内に位置決めする。チュ−ブをファイバに対してコラプ
スさせかつチュ−ブを延伸させる上記の工程が繰返され
てカプラ11を形成した。
【0046】カプラが冷却した後で、真空ラインがカプ
ラから取外され、そして接着剤の滴が毛細管チュ−ブの
各端部に適用されかつ紫外線に露光された。延伸チャッ
クからマッハ・ツェンダ−装置が取外された。
【0047】このようにして得られたマッハ・ツェンダ
−装置のチュ−ブの全長は8.75cmであり、2つのカプラ
間の移相領域の一定直径部分の長さは1.144cmであっ
た。この装置のスペクトル出力が図11に示されてい
る。
【0048】
【発明の効果】温度勾配に感応せずかつ不注意による曲
げを生ずるおそれのある力に耐えることができ、環境的
に安定したものとしてマッハ・ツェンダ−装置を構成す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】モノリシック・オ−バ−クラッド・マッハ・ツ
ェンダ−装置の断面図である。
【図2】図1の線2−2に沿って見た部分的な断面図で
ある。
【図3】毛細管チュ−ブをファイバに対してコラプスさ
せかつそのチュ−ブを延伸して結合領域を形成するため
の装置の概略図である。
【図4】反射防止終端部を有するファイバを用いた実施
例の部分的断面図である。
【図5】マッハ・ツェンダ−装置の概略図である。
【図6】2cmの長さの移相領域を有する単一ステ−ジの
マッハ・ツェンダ−装置の場合の計算された出力パワ−
対波長の関係を示すグラフである。
【図7】2つの連結されたマッハ・ツェンダ−装置の概
略図である。
【図8】図6のマッハ・ツェンダ−・フィルタの場合の
計算された出力パワ−対波長の関係を示すグラフであ
る。
【図9】他の実施例の断面図である。
【図10】図9の線10−10に沿って見た部分的な断
面図である。
【図11】同調可能なマッハ・ツェンダ−装置を示す概
略図である。
【図12】特定の実施例の単一ステ−ジのマッハ・ツェ
ンダ−・フィルタの場合の測定された出力パワ−対波長
の関係を示すグラフである。
【符号の説明】
11 オ−バ−クラッド・カプラ 12 オ−バ−クラッド・カプラ 14 移相領域 16 ファイバ 17 ファイバ 18 穴 19 マトリクスガラスのチュ−ブ 31 プリフォ−ム 32 延伸チャック 33 延伸チャック 34 リング・バ−ナ 41 真空アタッチメント 41’ 真空アタッチメント 45 コンピュ−タで制御されるステ−ジ 46 コンピュ−タで制御されるステ−ジ

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 マッハ・ツェンダ−装置において、 マトリクスガラスの細長い体部分と、 前記体部分中を長手方向に延長した第1および第2の非
    類似の光ファイバと、 前記ファイバが異なる伝播定数を有し、それによって光
    信号が異なる速度で伝播する移相領域と、 前記移相領域の両端部における前記本体部内の2つの離
    間したカプラ領域よりなり、前記本体部の直径と前記フ
    ァイバの直径が前記移相領域内よりも前記カプラ領域内
    のほうが小さくなされているマッハ・ツェンダ−装置。
  2. 【請求項2】 前記ファイバのコアが異なる屈折率およ
    び/または異なる直径を有する請求項1の装置。
  3. 【請求項3】 前記マトリクスガラスが前記移相領域に
    おいて前記ファイバに実質的に接触している請求項1ま
    たは2の装置。
  4. 【請求項4】 前記ファイバが前記移相領域における細
    長い空洞を通って延長しており、それによって前記マト
    リクスガラスが前記移相領域では前記ファイバによって
    実質的に接触されない状態にある請求項1の装置。
  5. 【請求項5】 前記カプラ領域が色消し性である請求項
    1、2、3または4の装置。
  6. 【請求項6】 前記移相領域における前記ファイバの直
    径が前記移相領域と対向した前記カプラ領域の端部にお
    ける前記ファイバの直径と同一である請求項1の装置。
  7. 【請求項7】 マッハ・ツェンダ−装置の製造方法にお
    いて、 ガラスチュ−ブの穴に複数本の光ファイバを挿入し、 前記チュ−ブの穴を脱気し、 前記チュ−ブを加熱し前記チュ−ブの第1の領域を前記
    ファイバに対してコラプスさせて第1の結合領域を形成
    し、 前記チュ−ブを加熱して前記チュ−ブの第2の領域を前
    記ファイバに対してコラプスさせ、 そして前記コラプスされた第2の領域の中間領域を延伸
    して前記第1の結合領域から離間された第2の結合領域
    を形成することよりなるマッハ・ツェンダ−装置の製造
    方法。
  8. 【請求項8】 前記チュ−ブを加熱して前記第1および
    第2のチュ−ブ領域をコラプスさせる工程は前記コラプ
    スされた第1の領域の中間領域を延伸させる工程の前に
    行なわれる請求項7の方法。
  9. 【請求項9】 前記チュ−ブを加熱して前記チュ−ブの
    前記第1および第2の領域を前記ファイバに対してコラ
    プスさせる工程の後で、前記マトリクスガラスが前記結
    合領域間でファイバと実質的に接触する請求項7の方
    法。
  10. 【請求項10】 前記チュ−ブを加熱して前記チュ−ブ
    の前記第1および第2の領域を前記ファイバに対してコ
    ラプスさせる工程の後で、前記マトリクスガラスが前記
    結合領域間でファイバから実質的に離間される請求項7
    の方法。
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