JPH0735918B2 - 空気調和機 - Google Patents

空気調和機

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JPH0735918B2
JPH0735918B2 JP4131422A JP13142292A JPH0735918B2 JP H0735918 B2 JPH0735918 B2 JP H0735918B2 JP 4131422 A JP4131422 A JP 4131422A JP 13142292 A JP13142292 A JP 13142292A JP H0735918 B2 JPH0735918 B2 JP H0735918B2
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JP
Japan
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air conditioner
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JP4131422A
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泰利 土屋
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Toshiba Corp
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Toshiba Corp
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Publication date
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  • Supply And Distribution Of Alternating Current (AREA)
  • Control Of Ac Motors In General (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は商用交流電源から電力が
供給される空気調和機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、インバータ装置により圧縮機を過
変速駆動する空気調和機においては、空気調和機の入力
電流を検出し、この電流値がコンセント容量に基づき予
め定められた最大入力電流値を越えないようにインバー
タ装置の出力周波数が制御されていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような空気調和機
の最大入力電流はコンセント容量や宅内配線容量に基づ
く最大値に設定されているだけのもので、他の電気器具
を考慮したものではなかった。
【0004】ところが、家庭用電気製品の内でも空気調
和機の消費電力は大きく、また商用交流電源を使用する
家庭での最大使用電流値は決まってるため、空気調和
機を運転すると、同じ商用交流電源接続される他の電
器具が使用できる電流は僅かとなり、他の電器具、
例えば電子レンジ、こたつなどの比較的消費電力の大き
な器具を使用するとブレーカがトリップしてしまい空気
調和機を含めすべての器具が停止し、継続して運転の必
要がある電子レンジ、炊飯器などの調理器具等ではこの
ような途中の運転停止は致命的な調理の失敗を招くとい
う問題があった。
【0005】また各機器の運転を復帰させるにはブレー
カを復帰させて、再び各器具の設定を行なわなければな
らず、非常に面倒であった。さらに、ブレーカのトリッ
プを防止するために、従来、家庭内の商用交流電源に流
れる全電流を検出し、これが過大となった時に空気調和
機の運転を停止するピーク電流コントローラを使用する
方法があるが、ピーク電流コントローラではわずかな電
流オーバーに対しても動作するため、頻繁に空気調和機
が停止してしまい、室温制御ができないことになる。ま
た、空気調和機は一旦停止すると高圧側圧力と低圧側圧
力がバランスするまで圧縮機が再起動できないため、再
起動には2〜3分の時間が必要で、かつ再起動してから
も高圧側圧力が高くなるまでのある程度の時間は空調能
力が発揮できず、エネルギー効率の悪い運転が行われる
という問題があった。
【0006】さらには、ピーク電流コントローラをブレ
ーカ部分の電流が検出できるように配置させる工事や、
ピーク電流コントローラから空気調和機へ信号を送るた
めの配線工事が必要となるという問題があった。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は商用交流電源か
ら電力が供給されるインバータ装置により圧縮機モータ
を可変速駆動する空気調和機において、空気調和機の入
力電流値を検出する電流検出手段と、手動操作により空
気調和機の最大定格電流値を上限とした範囲内で空気調
和機の最大入力電流値を設定可能な設定手段と、設定手
段により設定された空気調和機の最大入力電流値と電流
検出手段で検出された空気調和機の入力電流値を比較
し、空気調和機の入力電流値が設定手段で設定された空
気調和機の最大入力電流値以上流れないようインバータ
装置の出力を制御する制御手段とを備えた空気調和機で
ある。
【0008】
【作用】これにより、空気調和機は設定手段により設定
された最大電流値以下の範囲で運転されるため、空気調
和機の最大入力電流値を、空気調和機と同じ商用交流電
源に接続された他の電気器具の消費電流を勘案して任意
に設定することにより、他の電機器具が同時に運転され
た時でもブレーカがトリップせず、空気調和機の継続運
転が可能でエネルギー効率の向上が図られる。またこの
際には空気調和機の最大入力電流値を設定するだけの作
業で済み、面倒な工事は不要である。
【0009】
【実施例】以下、本発明に係る空気調和機の好適一実施
例を添付図面に基づいて説明する。
【0010】図1において、1は空気調和機のコンプレ
ッサを駆動する三相モータなどのコンプレッサモータ
で、そのモータ1にインバータ装置2が接続され、その
インバータ装置2に商用交流電源を供給する電線3が接
続される。このインバータ装置2は商用交流電源の周波
数を冷凍サイクルの負荷に応じて例えば20〜75Hzに変換
するもので、交流電圧を一旦直流電圧に変換し、それを
複数個のサイリスタで、三相の交流電圧に変換するもの
であり、その変換した周波数によりモータ1の回転数が
変えられ、負荷に対応したコンプレッサ能力に調整す
る。
【0011】インバータ装置2に接続された電線3の一
方には電流検出コイル4が設けられ、そのコイル4が電
流検出部5に接続される。この電流検出コイル4、電流
検出部5により電流検出手段が構成されている。この電
流検出部5の出力は制御手段である比較回路6に入力さ
れ、またその比較回路6にはインバータ装置2に供給さ
れる入力電流の最大電流値を設定するための設定手段で
ある設定スイッチ部7の出力が入力される。
【0012】この電流検出部5、設定スイッチ部7、比
較回路6の詳細を図2により説明する。
【0013】電流検出部5は、電流検出コイル4で検出
した交流電流をダイオードからなる整流部8で半波整流
し、それをコンデンサからなる平滑部9で波形整形する
もので、電流検出コイル4で検出された電流に応じた出
力が直流電圧として比較回路6の比較器10に入力され
る。また比較器10の他端には直流電圧Vが印加された
抵抗R1 ,R2 の接続点が接続されると共にその接地側
の抵抗R2 に並列に設定スイッチ部7が接続される。こ
の設定スイッチ部7は種々抵抗の違う設定抵抗Ra ,R
b,Rc とその抵抗Ra ,Rb,Rc に接続した選択ス
イッチSWa ,SWb ,SWc とからなり、その選択ス
イッチSWa ,SWb ,SWc のうちの一つのスイッチ
SWa をONとするとそのスイッチSWa に接続された
設定抵抗Ra の抵抗値により抵抗R1 ,R2 で分圧され
る抵抗値を変える。この場合選択スイッチSWb ,SW
c が全てOFFのときはコンセント容量に基づき定めら
れている空気調和機の最大定格電流値、例えば15Aまで
流れるようになし、スイッチSWa をONとすれば最大
電流値15Aより 2A少ない13A流れるように、またスイ
ッチSWb をONすれば 4A少ない11Aに、スイッチS
Wc をONすれば 6A少ない 9Aになるように設定され
る。
【0014】以上において、空気調和機が運転されると
する。この場合、その家庭でのブレーカ12の許容最大
電流値が20Aであるとし、空気調和機の最大定格電流値
が15Aの場合、他の電気器具13が 5A以上消費すると
仮定すると、空気調和機と電気器具13との双方を運転
した場合20Aを越えることとなり、ブレーカ12が頻繁
にトリップする。
【0015】従って設定スイッチ部7の選択スイッチS
Wa ,SWb ,SWc を、他の電機器具13の消費電力
に合わせて、20Aを越えないよう、例えば選択スイッチ
SWb をONする。これにより空気調和機に入る最大入
力電流は 4A下がり11Aで運転するよう設定される。こ
のスイッチSWb をONすると空気調和機の入力電流は
11Aまでは通常の運転と同様に負荷に応じた周波数がイ
ンバータ装置2から出力される。そこで負荷が増大し、
インバータ装置2の出力周波数が増加し、入力電流が11
Aを越えるとすると、その電流を電流検出コイル4で検
出し、これを電流検出部5で電流値に比例した電圧値に
変換して比較回路6に入力する。比較回路6には設定ス
イッチ部7のスイッチSWb がONされ、予め比較回路
6に入力電流の11Aに対応した電圧が入力されているた
め、電流検出部5で検出した電流値が11Aを越えたと
き、比較回路6はインバータ装置2に出力周波数を下げ
るように指令する。この結果インバータ装置2では空気
調和機の負荷の増大にかかわらず入力電流が設定スイッ
チ部7で設定された電流以上に流れないように作動す
る。従って、ブレーカの許容最大電流値である20Aから
設定スイッチ部7で設定した最大電流値例えば11Aを引
いた残りの電流値である 9Aが他の電気器具13で使用
可能となり、他の電気器具の電流使用量に合わせて設定
スイッチ部7で最大電流値を設定すれば他の電気器具1
3と空気調和機の双方を同時にブレーカ12がトリップ
しない範囲で使用することが可能となる。なお、インバ
ータ装置2により圧縮機を駆動する空気調和機において
は空気調和機の入力電流はインバータ装置2の出力周波
数に比例するため、運転周波数を低くすれば、空気調和
機の入力電流を下げることができる。
【0016】尚上述の実施例においては空気調和機の消
費電力がほとんど圧縮機の駆動に用いられることからイ
ンバータ装置2へ入る入力電流のみを検出するようにし
たが、インバータ装置2のみならず、空気調和機の全入
力電流を検出するようにしてもよい。この場合、室内機
と室外機に分かれる分離形空気調和機では電流検出部5
を室内機に設けることとなる。また、室内機で消費され
る電流はごくわずかであるためインバータ装置2が収納
される室外機に電流検出部5を設け、インバータ装置2
を含む室外機内部の全電気部品の入力電流を検出するよ
うにしてもよい。
【0017】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、空気調
和機の入力電流値を検出する電流検出手段と、手動操作
により空気調和機の最大定格電流値を上限とした範囲内
で空気調和機の最大入力電流値を設定可能な設定手段
と、設定手段により設定された空気調和機の最大入力電
流値と電流検出手段で検出された空気調和機の入力電流
値を比較し、空気調和機の入力電流値が設定手段で設定
された空気調和機の最大入力電流値以上流れないようイ
ンバータ装置の出力を制御する制御手段とを設けたた
め、他の電気器具の入力電流に応じてブレーカがトリッ
プしない値に空気調和機に流れる最大入力電流を設定す
ることができ、他の電気器具が空気調和機と同時に運転
された時でもブレーカをトリップさせることなく空気調
和機の継続運転が可能でエネルギー効率の向上が図られ
る。またブレーカをトリップさせないようにするための
作業は空気調和機の最大入力電流値を空気調和機自体に
設けた手動操作の設定手段により任意に設定するだけで
済み、入力電流の許容範囲に応じて変更することが容易
にでき、面倒な配線工事等が不要であり、極めて実用性
の高いものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明に係る空気調和機の回路ブロック
図である。
【図2】図2は図1の要部の具体的回路図である。
【符号の説明】
1…コンプレッサモータ、2…インバータ装置、5…電
流検出部、6…比較回路、7…設定スイッチ部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】商用交流電源から電力が供給されるインバ
    ータ装置により圧縮機モータを可変速駆動する空気調和
    機において、該空気調和機の入力電流値を検出する電流
    検出手段と、手動操作により前記空気調和機の最大定格
    電流値を上限とした範囲内で前記空気調和機の最大入力
    電流値を設定可能な設定手段と、該設定手段により設定
    された前記空気調和機の最大入力電流値と前記電流検出
    手段で検出された前記空気調和機の入力電流値を比較
    し、前記空気調和機の入力電流値が前記設定手段で設定
    された最大入力電流値以上流れないよう前記インバータ
    装置の出力を制御する制御手段とを備えたことを特徴と
    する空気調和機。
  2. 【請求項2】前記電流検出手段は前記インバータ装置の
    入力電線に設けられた電流検出コイルを有することを特
    徴とする請求項1記載の空気調和機。
JP4131422A 1992-04-27 1992-04-27 空気調和機 Expired - Lifetime JPH0735918B2 (ja)

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