JPH0735883A - 燃料集合体 - Google Patents

燃料集合体

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JPH0735883A
JPH0735883A JP5176650A JP17665093A JPH0735883A JP H0735883 A JPH0735883 A JP H0735883A JP 5176650 A JP5176650 A JP 5176650A JP 17665093 A JP17665093 A JP 17665093A JP H0735883 A JPH0735883 A JP H0735883A
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JP
Japan
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fuel
plate
spring member
loop
spring
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Pending
Application number
JP5176650A
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English (en)
Inventor
Katahito Yamada
賢仁 山田
Yasuhiro Aizawa
泰博 相澤
Masabumi Imai
正文 今井
Junjiro Nakajima
潤二郎 中島
Masakichi Yasujima
政吉 安嶋
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Hitachi Engineering Co Ltd
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Engineering Co Ltd
Hitachi Ltd
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Publication date
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E30/00Energy generation of nuclear origin
    • Y02E30/30Nuclear fission reactors

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  • Fuel Cell (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】プレートを分割せず共晶の発生を低減・防止し
精度よく曲げ加工を行い、燃料要素格子配列数を増大し
て燃料高燃焼度化を図れる燃料集合体を提供する。 【構成】弾性支持プレート15は、折曲げられて形成さ
れた左右の折曲げ側面15L,15Rを有し、これら折
曲げ側面15L,Rはそれぞれエッジである溶接点L
1,L2又はR1,R2において丸セル8にスポット溶接で
固定される構造である。また弾性支持プレート15の折
曲げ側面15L,15Rにはそれぞれ2カ所ずつの開口
部16L,16L及び16R,16Rが設けられてお
り、これら開口部16L,16L及び16R,16Rは
ばね材13のプレート接触部13A,13Aと高さ方向
の水平位置がほぼ同じ位置である。すなわち、ばね材1
3を左側に移動させるとプレート接触部13A,13A
の端部がそれぞれ開口部16L,16Lに、右側に移動
させると開口部16R,16Rに挿入されることにな
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、原子炉炉心に配置され
る燃料集合体に係わり、特に、丸セル型燃料スペーサを
備えた燃料集合体に関する。
【0002】
【従来の技術】原子炉の燃料集合体の燃料スペーサは、
燃料要素と水ロッドとを所定の間隔に保持するととも
に、これらが横方向に振動しないように拘束する役割を
もつ。従来技術における燃料スペーサの構造は、例えば
特開昭58−200194に示されるものがある。すな
わち、燃料スペーサが、独立した単位セルを形成し燃料
要素を支持する複数の丸セルと、丸セルの一部分で形成
され燃料要素の固定支持点となるセルストップと、丸セ
ル内にあって燃料要素を弾性的に支持するばね材と、水
ロッドを弾性的に支持するばね材とばね材を保持するプ
レートとを備えたばね付プレートとを有するものであ
る。
【0003】ばね材はループ状の構造であり、ばね材の
中央に設けられ水ロッドを押圧して支持する水ロッド押
圧部と、ばね材の端部寄りに設けられプレートに接触し
支点として作用するプレート接触部とを有する。プレー
トは、折曲げられて形成された左右2つの折曲げ側面を
有し、これら折曲げ側面はそれぞれエッジの2つの溶接
点において丸セルにスポット溶接等で固定される構造で
ある。
【0004】このばね付プレートを製作する手順におい
ては、まず、プレート素材の一端を折曲げて片方の折曲
げ側面のみを形成したプレートブランクとし、次にばね
材をプレートブランクに挿入する。その後、プレートブ
ランクの残りの一端を折曲げてプレートとし、ばね付プ
レートを完成させる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】近年、運転期間の延長
・ウラン資源の有効利用・更に使用済み燃料発生量の低
減等の観点から、燃料の高燃焼度化が進められている。
この高燃焼度化を図る場合、燃料要素の外径を細くして
燃料要素2の格子配列数を増大する(例えば、燃料要素
の配列を従来の8×8配列から、9×9・10×10・
11×11等に増やす)ことが有利であることが知られ
ており、またこのように燃料要素の格子配列数を増大す
ることにより、線出力密度を減少させかつ伝熱面積を増
加できるので燃料要素の熱的余裕を増加させることがで
きる。
【0006】しかしながら、上記従来技術において、燃
料要素の格子配列数を増加させることにより燃料の高燃
焼度化を図る場合、以下の課題が存在する。すなわち、
燃料要素の格子配列数を増加させる場合でも、現行の炉
心と汎用性を持たせることが望ましいことを考慮すれ
ば、燃料集合体の外寸等を従来と同じにする必要があ
り、よって燃料要素の格子配列数の増加に伴って燃料要
素間の間隔は必然的に狭くなる。燃料要素間の間隔が狭
くなると、ばね付プレートの2つの折曲げ側面間のプレ
ート平坦部の幅が狭くなる。したがってばね付プレート
の製作において、プレートブランクにばね材を挿入した
後にプレートブランクの他端を折曲げて折曲げ側面を形
成する際、折曲げ加工治具とばね材との間隔が十分とれ
ず、折曲げ加工自体が困難となる。また仮に曲げ加工が
可能であったしても精度良く曲げ加工することが期待で
きないので実用できず、結局、燃料要素の配列数増加に
よって燃料の高燃焼化を図ることができない。
【0007】このような課題を解決する方法として、予
めプレート素材を長さ方向に2分割した状態で折曲げ側
面を形成して2つの小プレートとし、ばね材を通した後
にこれら2つを溶接等により繋ぎあわせることが考えら
れる。この場合長さの短い小プレートとすることによ
り、ばね材のループ内を小プレートが通過できるように
なる。しかしながら、この方法によれば、2つの小プレ
ートを溶接等で繋ぎ合わせた際に輪郭度を一枚板並の精
度にすることが困難であり、ばね材により得られる水ロ
ッドの押さえ力のばらつきが大きくなるという課題が生
じる。
【0008】また一方、燃料要素間の間隔が狭くなるこ
とによって、次のような課題も生じる。すなわち、ばね
付プレートが完成した後は、ばね付プレートは、左右2
つの折曲げ側面のそれぞれ2カ所の溶接点において丸セ
ルにスポット溶接され固定されるが、燃料要素間の間隔
が狭くなってばね付プレートの幅が狭くなると、ばね材
と溶接点との間の距離が減少する。よって、溶接の際に
ばね材が熱伝導によって溶接熱の影響を受けやすくな
り、異種金属同士(例えば、プレート及び丸セルはジル
コニウム合金で、ばね材はニッケル基合金である場合
等)で共晶を生じる可能性があり、耐食性その他の材料
特性上好ましくない。
【0009】本発明の目的は、プレートを分割すること
なくかつ共晶の発生を低減・防止しつつ精度よく曲げ加
工を行い、燃料要素の格子配列数を増大して燃料の高燃
焼度化を図れる燃料集合体を提供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明によれば、複数の燃料要素と、少なくとも1
つの水ロッドと、これら燃料要素と水ロッドとの相互の
間隔を保持する燃料スペーサとを備え、前記燃料スペー
サが、前記燃料要素がそれぞれ挿入される複数の円筒部
材と、前記円筒部材に連結され前記水ロッドに接触して
支持する少なくとも1つの固定支持プレートと、前記水
ロッドを弾性的に支持するループ状ばね部材と、前記円
筒部材に連結され前記ループ状ばね部材が備えられた少
なくとも1つの弾性支持プレートとを有する燃料集合体
において、前記ループ状ばね部材は、該ループ状ばね部
材の両端付近に位置し前記固定支持プレートに接触して
ばねの支点となる第1の屈曲部と、該ループ状ばね部材
の中央付近に位置し前記弾性支持プレートに接触してば
ねの力点となる第2の屈曲部とを備え、かつ前記弾性支
持プレートは、折曲げ加工により形成されかつ前記円筒
部材に固定される左右2つの折曲げ側面を備え、その2
つの折曲げ側面のうち少なくとも一方は、少なくとも前
記ループ状ばね部材をプレートに沿って水平方向に移動
させたときに前記第1の屈曲部が接触する位置の近傍が
欠損していることを特徴とする燃料集合体が提供され
る。
【0011】また上記目的を達成するために、本発明に
よれば、複数の燃料要素と、少なくとも1つの水ロッド
と、これら燃料要素と水ロッドとの相互の間隔を保持す
る燃料スペーサとを備え、前記燃料スペーサが、前記燃
料要素がそれぞれ挿入される複数の円筒部材と、前記円
筒部材に連結され前記水ロッドに接触して支持する少な
くとも1つの固定支持プレートと、前記水ロッドを弾性
的に支持するループ状ばね部材と、前記円筒部材に連結
され前記ループ状ばね部材が備えられた少なくとも1つ
の弾性支持プレートとを有する燃料集合体において、前
記ループ状ばね部材は、該ループ状ばね部材の両端付近
に位置し前記固定支持プレートに接触してばねの支点と
なる第1の屈曲部と、該ループ状ばね部材の中央付近に
位置し前記弾性支持プレートに接触してばねの力点とな
る第2の屈曲部とを備え、かつ前記弾性支持プレート
は、折曲げ加工により形成されかつ前記円筒部材に固定
される左右2つの折曲げ側面を備え、その2つの折曲げ
側面は、少なくとも前記ループ状ばね部材をプレートに
沿って水平方向に移動させたときに前記第1の屈曲部が
接触する位置の近傍が欠損していることを特徴とする燃
料集合体が提供される。
【0012】好ましくは、前記燃料集合体において、前
記折曲げ側面は、前記ループ状ばね部材をプレートに沿
って水平方向に移動させたときに前記第1の屈曲部が接
触する位置に開口部を設けたことを特徴とする燃料集合
体が提供される。
【0013】また好ましくは、前記燃料集合体におい
て、前記折曲げ側面は、前記ループ状ばね部材をプレー
トに沿って水平方向に移動させたときに前記第1の屈曲
部が接触する2箇所の接触位置を切り欠いて形成された
2つの切り欠き部を有することを特徴とする燃料集合体
が提供される。
【0014】さらに好ましくは、前記燃料集合体におい
て、前記折曲げ側面は、前記ループ状ばね部材をプレー
トに沿って水平方向に移動させたときに前記第1の屈曲
部が接触する2箇所の接触位置とその2箇所の接触位置
で挟まれた領域とを切り欠いて形成された1つの切り欠
き部を有することを特徴とする燃料集合体が提供され
る。
【0015】
【作用】以上のように構成した本発明においては、弾性
支持プレートの折曲げ側面においてばね部材をプレート
に沿って水平方向に移動させたときに第1の屈曲部が接
触する位置近傍が欠損していることにより、一方の折曲
げ側面を折曲げた状態でばね部材を差し込んだ後に他方
の折曲げ側面を折曲げて弾性支持プレートを完成させる
際に、ばね部材の第1の屈曲部をこの欠損部に挿入して
既に折曲げた一方の折曲げ側面側にばねを最大限寄せる
ことができる。よって、残った他方の折曲げ側面を折曲
げるときに曲げ加工用治具を設置するスペースをより広
く確保でき折曲げ側面を精度よく加工することができ
る。
【0016】また、完成した弾性支持プレートを円筒部
材に固定する際には弾性支持プレートの2つの折曲げ側
面を円筒部材に溶接することで固定を行うが、この溶接
時に上記の欠損部にばね部材の第1の屈曲部を挿入し溶
接を行おうとする折曲げ側面と反対側に最大限寄せて溶
接位置からの距離を離して溶接を行うことにより、熱伝
導による加熱によって共晶が発生するのを防止する。こ
のとき2つの折曲げ側面双方に欠損を設ける場合は互い
に反対側の折曲げ側面の欠損を利用して共晶の発生を防
止でき、1つの折曲げ側面にのみ欠損を設ける場合はそ
の反対側の折曲げ側面についてのみ共晶の発生を防止で
き全体としては共晶の発生を低減できる。
【0017】かかる欠損を設ける方法としては、折曲げ
側面に開口部を設けて欠損とする構成や、折曲げ側面の
一部を切り欠いて欠損を形成する構成がある。
【0018】
【実施例】以下、本発明の実施例を図1〜図10により
説明する。本発明の第1の実施例を図1〜図7により説
明する。本実施例の燃料集合体の全体構造図を図2に示
す。図2において、燃料集合体1は、複数本の燃料要素
2と、1本の水ロッド3と、燃料要素2及び水ロッド3
を正方格子状に束ねる燃料スペーサ4と、燃料要素2と
水ロッド3との上下端を支持する上部タイプレート5及
び下部タイプレート6とを有し、これらが角筒状のチャ
ンネルボックス7で覆われた構造である。このとき燃料
スペーサ4は、燃料要素2と水ロッド3とを所定の水平
間隔に保持するとともに、これらが横方向に振動しない
ように拘束する役割をもつ。
【0019】燃料スペーサ4の構造を図3に示す。燃料
スペーサ4は、独立した単位セルを形成し燃料要素2を
支持する複数の丸セル8と、丸セル8の一部分で形成さ
れ燃料要素2の固定支持点となるセルストップ8Aと、
丸セル8内にあって燃料要素2を弾性的に支持するばね
材11と、水ロッド3を弾性的に支持するばね材13と
ばね材13を保持する弾性支持プレート15とを備えた
ばね付プレート50と、水ロッド3の固定支持点として
作用しばね付プレート50とともに水ロッド3配置用セ
ルを形成する固定支持プレート10と、複数の丸セル8
を正方格子状に束ね燃料スペーサ4を形成するための外
枠となるバンド9とを有する。
【0020】丸セル8、弾性支持プレート15、固定支
持プレート10、及びバンド9等は、一般に、中性子吸
収断面積が小さいジルコニウム合金によって構成され
る。また一方、ばね材11及びばね材13は、ニッケル
基合金である耐熱耐食超合金(インコネル)によって構
成される。
【0021】また水ロッド3は、ばね付プレート50に
備えられたばね材13と固定支持プレート10とによっ
て支持されている。ばね材13付近の詳細構造を図4に
示す。図4において、ばね付プレート50のばね材13
が水ロッド3を押圧して支持し、またばね付プレート5
0の弾性支持プレート15は、左右の折曲げ側面15
L,15R(後述)の端部においてそれぞれ丸セル8に
溶接され固定されている。
【0022】ばね付プレート50の構造を図1及び図5
に示す。図1はばね付プレート50の全体構造を示す斜
視図、図5はばね付プレートの側面図である。図1及び
図5において、ばね付プレート50は、水ロッド3を弾
性支持するばね材13と、弾性支持プレート15とを有
する。ばね材13はループ状の構造であり、ばね材13
の中央に設けられ水ロッド3を押圧して支持する水ロッ
ド押圧部13B,13Bと、ばね材13の端部寄りに設
けられ弾性支持プレート15に接触し支点として作用す
るプレート接触部13A,13Aとを有する。
【0023】弾性支持プレート15は、折曲げ加工によ
り形成された左右の折曲げ側面15L,15Rを有し、
これら折曲げ側面15L,Rはそれぞれエッジである溶
接点L1,L2又はR1,R2において丸セル8にスポット
溶接で固定される構造である。また弾性支持プレート1
5の折曲げ側面15L,15Rには、ばね材13をプレ
ートに沿って水平方向左右に移動させたときにプレート
接触部13A,13Aが接触する位置にそれぞれ2カ所
ずつの開口部16L,16L及び16R,16Rが設け
られている。すなわち、ばね材13をプレートに沿って
水平方向左側に移動させるとプレート接触部13A,1
3Aの端部がそれぞれ開口部16L,16Lに、プレー
トに沿って水平方向右側に移動させると開口部16R,
16Rに挿入されることになる(図5参照)。
【0024】上記構成のばね付プレート50を製作する
手順を図6により説明する。ばね付プレート50は、ば
ね材13のプレート接触部13Aの間隙が狭いので、2
つの折曲げ側面15L,Rをあらかじめ折曲げて弾性支
持プレート15を形成した後にばね材13を弾性支持プ
レート15に挿入することは困難である。したがってま
ず、4箇所の開口部16L,16L,16R,16Rを
設けたプレート素材(図示せず)の一端を折曲げて折曲
げ側面15Lのみを形成したプレートブランク14と
し、次にばね材13をプレートブランク14に挿入する
(図6(a))。その後、プレートブランク14の残りの
一端を折曲げて折曲げ側面15Rを形成した弾性支持プ
レート15とし、ばね付プレート50を完成させる(図
6(b))。
【0025】次に本実施例の作用を図7により説明す
る。近年、運転期間の延長・ウラン資源の有効利用・更
に使用済み燃料発生量の低減等の観点から、燃料の高燃
焼度化が進められている。この高燃焼度化を図る場合、
燃料要素2の外径を細くして燃料要素2の格子配列数を
増大する(例えば、燃料要素2の配列を従来の8×8配
列から、9×9・10×10・11×11等に増やす)
ことが有利であることが知られており、またこのように
燃料要素2の格子配列数を増大することにより、線出力
密度を減少させかつ伝熱面積を増加できるので燃料要素
2の熱的余裕を増加させることができる。しかしなが
ら、現行の炉心と汎用性を持たせることが望ましいこと
を考慮すれば、燃料集合体1の外寸等を従来と同じにす
る必要があり、よって燃料要素2の格子配列数の増加に
伴って燃料要素2間の間隔は必然的に狭くなる。
【0026】燃料要素2間の間隔が狭くなると、図6
(b)に示したばね付プレート50の折曲げ側面15Lと
15Rとの間のプレート平坦部15Cの幅が狭くなる。
したがって上述したばね付プレート50の製作におい
て、プレートブランク14にばね材13を挿入した後に
プレートブランク14の他端を折曲げて折曲げ側面15
Rを形成する際、折曲げ加工治具とばね材13との間隔
が十分とれず、折曲げ加工自体が困難となる。また仮に
曲げ加工が可能であったしても精度良く曲げ加工するこ
とが期待できないので実用できず、結局、燃料要素の配
列数増加によって燃料の高燃焼化を図ることができな
い。
【0027】また、図6(a)(b)に示した手順によってば
ね付プレート50が完成した後は、ばね付プレート50
は、図1に示したように左右の折曲げ側面15L,Rの
溶接点L1,L2(又はR1,R2)において丸セル8にス
ポット溶接され固定される。しかしこのとき、上述のよ
うに燃料要素2間の間隔が狭くなってばね付プレート5
0の幅が狭くなると、ばね材13と溶接点L1,L2(又
はR1,R2)との間の距離が減少する。よって、溶接の
際にばね材13が熱伝導によって溶接熱の影響を受けや
すくなり、異種金属同士(弾性支持プレート15及び丸
セル8はジルコニウム合金で、ばね材13はニッケル基
合金である)で共晶を生じる可能性があり、耐食性その
他の材料特性上好ましくない。
【0028】しかしながら、本実施例においては、プレ
ートブランク14に開口部16L,16L,16R,1
6Rを設けることにより上記課題を解決する。以下、こ
のことを図7により詳細に説明する。図7は、先に述べ
た、プレートブランクの残りの一端を折曲げる手順にお
けるばね部材の状態を示す図であり、すなわち、プレー
トブランクの右側を折曲げる折曲げ加工治具を当てるス
ペースを空けるために、ばね部材が左側に最大限移動さ
れた状態を表わしている。図7(a)が本実施例を表し、
図7(b)が開口部を設けない従来技術の場合を表してい
る(部品番号を100番台として区別しているが構成は図
7(a)とほぼ同様である)。
【0029】図7(a)(b)において、ばね材13を折曲げ
側面15L側に寄せ得る寸法は、ばね材13において間
隙の最も狭いプレート接触部13Aと折曲げ側面15L
との干渉によって制限される。図7(a)に示す本実施例
においては、その干渉する位置に開口部16L,16L
を設けてばね材13のプレート接触部13Aの端部を挿
入することによりこの制限を緩和し、ばね材13を図7
(b)に示す従来技術例に比べて折曲げ側面15L側(図
中左側)に最大限寄せることができる。よって、残った
折曲げ側面15Rを形成する際の曲げ加工用治具を設置
するスペースをより広く確保できることとなって折曲げ
側面15Rを精度よく加工することができる。
【0030】また、完成したばね付プレート50を丸セ
ル8にスポット溶接する際、溶接点L1,L2(図1参
照)において溶接を行おうとする場合には開口部16
R,16Rを用いてばね部材13を折曲げ側面15R側
に最大限寄せて溶接位置からの距離を離して溶接を行
い、また溶接点R1,R2(図1参照)において溶接を行
おうとする場合には開口部16L,16Lを用いてばね
部材13を折曲げ側面15L側に最大限寄せて溶接位置
からの距離を離して溶接を行うことにより、ばね材13
と溶接点R1,R2,L1,L2との距離を極力大きくとる
ことができ、熱伝導による加熱によって共晶が発生する
のを防止することができる。
【0031】以上説明したように、本実施例によれば、
弾性支持プレート15の折曲げ側面15Lに開口部16
L,16Lが設けられているので、折曲げ側面15Lを
折曲げた状態でばね材13を差し込んだ後、残りの折曲
げ側面15Rを折曲げて弾性支持プレート15を完成さ
せる際に、ばね材13のプレート接触部13A,13A
の端部をこの開口部16L,16Lに挿入して既に折曲
げた折曲げ側面15L側にばね材13を最大限寄せるこ
とができる。よって、残った折曲げ側面15Rを折曲げ
るときに曲げ加工用治具を設置するスペースをより広く
確保でき折曲げ側面15Rを精度よく加工することがで
きる。よってプレートを分割することなく精度よく曲げ
加工を行って燃料要素の格子配列数を増大し、燃料の高
燃焼度化を図る燃料集合体を実現できる。
【0032】また、完成したばね付きプレート50を丸
セル8に固定する際には弾性支持プレート15の2つの
折曲げ側面15L,15Rを丸セル8に溶接することで
固定を行うが、折曲げ側面15Lの溶接時にはばね材1
3のプレート接触部13A,13Aを折曲げ側面15R
の開口部16R,16Rに挿入して折曲げ側面15R側
に最大限寄せ、折曲げ側面15Rの溶接時にはばね材1
3のプレート接触部13A,13Aを折曲げ側面15L
の開口部16L,16Lに挿入して折曲げ側面15L側
に最大限寄せることで溶接位置からの距離を離して溶接
を行うので、熱伝導による加熱によって共晶が発生する
のを防止することができる。
【0033】本発明の第2の実施例を図8により説明す
る。本実施例の燃料集合体は、燃料スペーサのばね付プ
レートの構成が異なる実施例である。本実施例の燃料集
合体におけるばね付プレートを図8に示す。第1の実施
例と共通の部品は共通の番号で示す。図8において、本
実施例のばね付プレート60が第1の実施例のばね付プ
レート50と異なる点は、一方(図中左側)の折曲げ側
面65Lにのみ開口部66L,66Lを設け、他方(図
中右側)の折曲げ側面65Rには開口部を設けていない
点である。その他の点は第1の実施例のばね付プレート
50とほぼ同様である。
【0034】本実施例によれば、第1の実施例と同様、
ばね付プレート60の製作時に折曲げ側面65Rを形成
する際にばね材13のプレート接触部13Aの端部を開
口部66L,66Lに挿入してばね材13を折曲げ側面
65L側(図中左側)に最大限寄せることにより、折曲
げ側面65Rを精度よく加工することができる。よって
プレートを分割することなく精度よく曲げ加工を行って
燃料要素の格子配列数を増大し、燃料の高燃焼度化を図
る燃料集合体を実現できる。
【0035】また、ばね付きプレート60を丸セル8に
スポット溶接する際、折曲げ側面65Rの溶接について
のみ、ばね材13のプレート接触部13Aの端部を開口
部66L,66Lに挿入しばね部材13を折曲げ側面6
5L側に寄せて溶接を行うことによって共晶の発生を防
止することができる。すなわち折曲げ側面65Lの溶接
についてはこの効果はないが、折曲げ側面全体からみれ
ば共晶の発生を低減することができる。本発明の第3の
実施例を図9により説明する。本実施例の燃料集合体
は、燃料スペーサのばね付プレートの構成が異なる実施
例である。本実施例の燃料集合体におけるばね付プレー
トを図9に示す。第1及び第2の実施例と共通の部品は
共通の番号で示す。図9において、本実施例のばね付き
プレート70が第1の実施例のばね付きプレート50と
異なる点は、ばね付プレート70の2つの折曲げ側面7
5L,75Rに、第1の実施例における開口部16L,
16L及び16R,16Rの代わりに、それぞれ2つず
つの切り欠き部77L,77L及び77R,77Rを設
け、折曲げ側面75L,75Rをそれぞれ3つのタング
75La,75Lb,75Lc及び75Ra,75Rb,7
5Rcで構成したものである。その他の点については第
1の実施例とほぼ同様である。
【0036】本実施例によっても、第1の実施例と同様
の効果が得られる。すなわち、図中右側の折曲げ側面7
5Rのタング75Ra,75Rb,75Rcを形成する際
に、ばね材13のプレート接触部13Aの端部を折曲げ
側面75Lの切り欠き部77L,77Lに挿入してばね
材13を折曲げ側面75L側(図中左側)に最大限寄せ
ることにより、折曲げ側面75Rを精度よく加工するこ
とができる。よってプレートを分割することなく精度よ
く曲げ加工を行って燃料要素の格子配列数を増大し、燃
料の高燃焼度化を図る燃料集合体を実現できる。
【0037】また同様に、ばね付プレート70を丸セル
8にスポット溶接する際、ばね材13のプレート接触部
13Aの端部を折曲げ側面75Lの切り欠き部77L,
77L又は折曲げ側面75Rの切り欠き部77R,77
Rに挿入し、ばね部材13をそれぞれ折曲げ側面75L
側又は折曲げ側面75R側に寄せて溶接を行うことによ
り共晶の発生を防止することができる。
【0038】本発明の第4の実施例を図10により説明
する。本実施例の燃料集合体は、燃料スペーサのばね付
プレートの構成が異なる実施例である。本実施例の燃料
集合体におけるばね付プレートを図10に示す。第1〜
第3の実施例と共通の部品は共通の番号で示す。図10
において、本実施例のばね付プレート80が第3の実施
例のばね付きプレート70と異なる点は、左右両側の折
曲げ側面を構成するそれぞれ3つのタング75La,7
5Lb,75Lc及び75Ra,75Rb,75Rcのうち
中間のタング75Lb,75Rbを取り去り、ばね材13
をプレートに沿って水平方向に移動させたときにプレー
ト接触部13A,13Aが接触する2箇所の接触位置と
その接触位置で挟まれた領域すべてを切り欠いて形成さ
れた切り欠き部88L,88Rが備えられたものであ
る。すなわち、2つの折曲げ側面85L,85Rは、ス
ポット溶接が行われる近傍に形成されたタング85L
a,85Lb及び85Ra,85Rcのみで構成される。そ
の他の点については第3の実施例とほぼ同様である。本
実施例によっても、第3の実施例と同様の効果が得られ
る。
【0039】なお、上記第3及び第4の実施例において
は、いずれも切り込みは図中左右両側に設けられていた
が、先に示した第2の実施例と同様に、図中左側のみ、
すなわち第3の実施例では切り込み77L,77Lのみ
第4の実施例では切り込み88Lのみとすることする構
成もあり、この場合には、第2の実施例と同様の効果を
得る。
【0040】また、上記図1,8,9,10に示した第
1〜第4の実施例のばね付プレートにおいては、いずれ
も、図中左側の折曲げ側面を先に加工したプレートブラ
ンクにばね部材13を通し、その後図中右側の折曲げ側
面を折曲げたが、この順番は左右逆でもよく、この場合
についても同様の効果を得る。
【0041】
【発明の効果】本発明によれば、弾性支持プレートの折
曲げ側面においてばね部材をプレートに沿って水平方向
に移動させたときに第1の屈曲部が接触する位置近傍が
欠損しているので、一方の折曲げ側面を折曲げた状態で
ばね部材を差し込んだ後に他方の折曲げ側面を折曲げて
弾性支持プレートを完成させる際に、ばね部材の第1の
屈曲部をこの欠損部に挿入して既に折曲げた一方の折曲
げ側面側にばねを最大限寄せることができる。よって、
残った他方の折曲げ側面を折曲げるときに曲げ加工用治
具を設置するスペースをより広く確保でき折曲げ側面を
精度よく加工することができる。よってプレートを分割
することなく精度よく曲げ加工を行って燃料要素の格子
配列数を増大し、燃料の高燃焼度化を図る燃料集合体を
実現できる。
【0042】また、完成した弾性支持プレートを円筒部
材に固定する際には弾性支持プレートの2つの折曲げ側
面を円筒部材に溶接することで固定を行うが、この溶接
時に上記の欠損部にばね部材の第1の屈曲部を挿入し溶
接を行おうとする折曲げ側面と反対側に最大限寄せて溶
接位置からの距離を離して溶接を行うので、熱伝導によ
る加熱によって共晶が発生するのを防止する。このとき
2つの折曲げ側面双方に欠損を設ける場合は互いに反対
側の折曲げ側面の欠損を利用して共晶の発生を防止で
き、1つの折曲げ側面にのみ欠損を設ける場合はその反
対側の折曲げ側面についてのみ共晶の発生を防止でき全
体としては共晶の発生を低減できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例のばね付プレートの全体
構造図である。
【図2】燃料集合体の全体構造図である。
【図3】燃料スペーサの構造図である。
【図4】ばね材付近の詳細構造図である。
【図5】ばね付プレートの側面図である。
【図6】ばね付プレートを製作する手順を示す図であ
る。
【図7】プレートブランクを折曲げる手順におけるばね
部材の状態を示す図である。
【図8】本発明の第2の実施例のばね付プレートの構造
図である。
【図9】本発明の第3の実施例のばね付プレートの構造
図である。
【図10】本発明の第4の実施例のばね付プレートの構
造図である。
【符号の説明】
1 燃料集合体 2 燃料要素 3 水ロッド 4 燃料スペーサ 8 丸セル 10 固定支持プレート 13 ばね材 13A プレート接触部 13B 水ロッド押圧部 15 弾性支持プレート 15L,15R 折曲げ側面 16L,16R 開口部 65 弾性支持プレート 65L,65R 折曲げ側面 66L 開口部 75 弾性支持プレート 75L,75R 折曲げ側面 77L,77R 切欠き部 85 弾性支持プレート 85L,85R 折曲げ側面 88L,88R 切欠き部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 今井 正文 茨城県日立市大みか町三丁目18番1号 茨 城日立情報サービス株式会社内 (72)発明者 中島 潤二郎 茨城県日立市幸町三丁目1番1号 株式会 社日立製作所日立工場内 (72)発明者 安嶋 政吉 茨城県日立市幸町三丁目1番1号 株式会 社日立製作所日立工場内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の燃料要素と、少なくとも1つの水
    ロッドと、これら燃料要素と水ロッドとの相互の間隔を
    保持する燃料スペーサとを備え、前記燃料スペーサが、
    前記燃料要素がそれぞれ挿入される複数の円筒部材と、
    前記円筒部材に連結され前記水ロッドに接触して支持す
    る少なくとも1つの固定支持プレートと、前記水ロッド
    を弾性的に支持するループ状ばね部材と、前記円筒部材
    に連結され前記ループ状ばね部材が備えられた少なくと
    も1つの弾性支持プレートとを有する燃料集合体におい
    て、 前記ループ状ばね部材は、該ループ状ばね部材の両端付
    近に位置し前記固定支持プレートに接触してばねの支点
    となる第1の屈曲部と、該ループ状ばね部材の中央付近
    に位置し前記弾性支持プレートに接触してばねの力点と
    なる第2の屈曲部とを備え、 かつ前記弾性支持プレートは、折曲げ加工により形成さ
    れかつ前記円筒部材に固定される左右2つの折曲げ側面
    を備え、その2つの折曲げ側面のうち少なくとも一方
    は、少なくとも前記ループ状ばね部材をプレートに沿っ
    て水平方向に移動させたときに前記第1の屈曲部が接触
    する位置の近傍が欠損していることを特徴とする燃料集
    合体。
  2. 【請求項2】 複数の燃料要素と、少なくとも1つの水
    ロッドと、これら燃料要素と水ロッドとの相互の間隔を
    保持する燃料スペーサとを備え、前記燃料スペーサが、
    前記燃料要素がそれぞれ挿入される複数の円筒部材と、
    前記円筒部材に連結され前記水ロッドに接触して支持す
    る少なくとも1つの固定支持プレートと、前記水ロッド
    を弾性的に支持するループ状ばね部材と、前記円筒部材
    に連結され前記ループ状ばね部材が備えられた少なくと
    も1つの弾性支持プレートとを有する燃料集合体におい
    て、 前記ループ状ばね部材は、該ループ状ばね部材の両端付
    近に位置し前記固定支持プレートに接触してばねの支点
    となる第1の屈曲部と、該ループ状ばね部材の中央付近
    に位置し前記弾性支持プレートに接触してばねの力点と
    なる第2の屈曲部とを備え、 かつ前記弾性支持プレートは、折曲げ加工により形成さ
    れかつ前記円筒部材に固定される左右2つの折曲げ側面
    を備え、その2つの折曲げ側面は、少なくとも前記ルー
    プ状ばね部材をプレートに沿って水平方向に移動させた
    ときに前記第1の屈曲部が接触する位置の近傍が欠損し
    ていることを特徴とする燃料集合体。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2記載の燃料集合体におい
    て、前記折曲げ側面は、前記ループ状ばね部材をプレー
    トに沿って水平方向に移動させたときに前記第1の屈曲
    部が接触する位置に開口部を設けたことを特徴とする燃
    料集合体。
  4. 【請求項4】 請求項1又は2記載の燃料集合体におい
    て、前記折曲げ側面は、前記ループ状ばね部材をプレー
    トに沿って水平方向に移動させたときに前記第1の屈曲
    部が接触する2箇所の接触位置を切り欠いて形成された
    2つの切り欠き部を有することを特徴とする燃料集合
    体。
  5. 【請求項5】 請求項1又は2記載の燃料集合体におい
    て、前記折曲げ側面は、前記ループ状ばね部材をプレー
    トに沿って水平方向に移動させたときに前記第1の屈曲
    部が接触する2箇所の接触位置とその2箇所の接触位置
    で挟まれた領域とを切り欠いて形成された1つの切り欠
    き部を有することを特徴とする燃料集合体。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7416805B2 (en) * 2003-02-24 2008-08-26 Fujitsu Component Limited Fuel cell device and case thereof

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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