JPH0735027B2 - 回転レンチ工具 - Google Patents

回転レンチ工具

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JPH0735027B2
JPH0735027B2 JP60501027A JP50102785A JPH0735027B2 JP H0735027 B2 JPH0735027 B2 JP H0735027B2 JP 60501027 A JP60501027 A JP 60501027A JP 50102785 A JP50102785 A JP 50102785A JP H0735027 B2 JPH0735027 B2 JP H0735027B2
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バットン.ロナルド・ダブリュ
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B25HAND TOOLS; PORTABLE POWER-DRIVEN TOOLS; MANIPULATORS
    • B25BTOOLS OR BENCH DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR, FOR FASTENING, CONNECTING, DISENGAGING OR HOLDING
    • B25B23/00Details of, or accessories for, spanners, wrenches, screwdrivers
    • B25B23/14Arrangement of torque limiters or torque indicators in wrenches or screwdrivers
    • B25B23/1415Break members; Arrangements specially adapted for break-bolts
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B25HAND TOOLS; PORTABLE POWER-DRIVEN TOOLS; MANIPULATORS
    • B25BTOOLS OR BENCH DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR, FOR FASTENING, CONNECTING, DISENGAGING OR HOLDING
    • B25B21/00Portable power-driven screw or nut setting or loosening tools; Attachments for drilling apparatus serving the same purpose
    • B25B21/001Combined nut setting and crimping

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Details Of Spanners, Wrenches, And Screw Drivers And Accessories (AREA)
  • Drilling Tools (AREA)
  • Insertion Pins And Rivets (AREA)
  • Portable Nailing Machines And Staplers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は、電動レンチ工具に関するものであり、特
に、固定具を動きばめおよび締まりばめの態様で取付け
るためのレンチ工具に関するものである。
ねじ付き固定具は、ワークピースの両側から作業するこ
とが困難な動きばめにおいて頻繁に使用されている。こ
のことは、航空宇宙産業において頻繁に発生し、特定の
固定システムがこの分野において開発されている。
このシステムは、ボルトとねじ付きナット部材とを備え
た脆い固定具を採用する。ねじ付きナット部材は、切欠
き部によって分離されたねじ付きの鍔部と末端のレンチ
用リング部とを有する。切欠き部は、所定の限界トルク
を与え、その限界を超えると、レンチ用リングが、ねじ
付き鍔部から剪断される。ねじ付き鍔部は、ボルト部材
上の所定位置に、正確な所定の引張り荷重で残される。
ねじ付き鍔部は、通常、僅かに楕円形であるアップセッ
ト部を有し、これは、固定具上の残留引張り力が消失し
た場合に、固定具が回転して外れるのを防止する摩擦ば
ねロックを提供する。
典型的には、これらの固定具は、動きばめおよび締まり
ばめの両者において使用される。動きばめの場合に、ね
じ付き鍔部が取付けられるべきボルトを静止した状態で
保持するために、ボルトのキー溝内に挿入される中心キ
ーを有する駆動工具を使用することが、実用的に行なわ
れている。
典型的には、キーは、レンチ工具のキー保持部材の中心
コアにブローチ加工されたキー溝内に取付けられる。ホ
ルダ部材は、駆動されるべきソケット部材の中心貫通穴
内に摺動可能に受入れられる。キーは、通常、止めねじ
によってホルダ部材のコアにしっかりと固定される。
この取付けは煩わしい。しかも、動きばめのときにのみ
キーが必要となるので、締まりばめと動きばめの両方を
行なう場合には、工具の組替えに遅延と困難さを伴う。
さらに、しばしば、キーは使用中に破損し、この破損し
たあるいは摩耗したキーを取替えることが必要になる。
このことは、作業効率を悪くする。ときどき、キーは、
ねじ付き固定具を取付ける際、ボルト内で詰まることが
ある。このようなことになれば、工具は動かなくなり、
また、工具をワークピースから取除くことが困難にな
る。
発明の概要 この発明は、ねじ付き固定具用の、好ましくは、脆い固
定具用のレンチ工具とともに組合わせて用いられる容易
に取外し可能なキーを備える。レンチ工具は、好ましく
は脆い固定具用に使用されるが、脆くない固定具に対し
ても均等に使用され得る。
レンチ工具は、被駆動部材を備える。この被駆動部材
は、ソケットと、ホルダ部材のコアを摺動可能に受入れ
る中心貫通穴とを有する。ホルダ部材は中心穴を有す
る。中心穴は、断面形状が六角形のキーを受けるための
六角形のキー溝を提供するようにブローチ加工される。
この発明のキーは、その末端に溝を有しており、ボール
によってホルダ部材内に停止保持される。ホルダ部材に
は交差穴が設けられる。この交差穴は、ホルダ部材の中
心穴に交差する。ボールは、この交差穴内に収納され
る。
ボールは、キーの溝から横に変位して、キーをホルダ部
材から引出すことができるようにするような直径を有し
ている。
被駆動部材のソケットの中心貫通穴の所定位置に、環状
溝が設けられる。この環状溝は、長さ方向の中間の位置
にある。したがって、環状溝がホルダ部材の交差穴と整
列したとき、ボールを側部外方に変位させてキーを解放
することを可能にする側部凹所を提供する。
一方、整列していない位置では、ボールは、キーの溝内
にしっかりと保持され、キーの動きを制約する。
実施例の説明 第1図を参照して、この発明は、通常のレンチ工具に採
用されているものとして図示されている。
レンチ工具は、モータアセンブリ10を含む。モータアセ
ンブリ10は、モータハウジング12と、引金16を有するハ
ンドグリップ14とを有する。モータアセンブリ10には、
フレキシブルホース18を介して、作動流体、通常は圧縮
空気が供給される。
図示したレンチ工具は、トルク制御アセンブリ20を含
む。トルク制御アセンブリ20は、ハウジング12のねじ付
きボス22上に螺合するようにされており、図示していな
いが、モータの駆動軸に接続される内部シャフトアを有
している。トルク制御アセンブリ20は、内部摩擦クラッ
チを含む。この内部摩擦クラッチは、予め定められたト
ルクに予め付加されている。トルク制御アセンブリは、
通常、脆くない固定具とともに使用されて、固定具に対
して与えられる締めつけトルクを制御する。工具が脆い
固定具とともに使用される場合には、それは不要とな
る。
トルク制御アセンブリは、工具ヘッドアセンブリ23に取
付けられる。ヘッドアセンブリはハウジング24を有す
る。ハウジング24は、複数個の歯車を含み、それらは、
減速機構を伴った歯車列を提供する。その上方端におい
て、ヘッドアセンブリ23は、ソケットアセンブリ26を支
持する。多数の互換性ソケットアセンブリは、ヘッドア
センブリハウジング24の面28からの延長長さを可変にし
得るように使用され得る。図示したソケットアセンブリ
は、プレートと同一平面となっており、そのソケット30
内に、脆い固定具34のレンチ用リング32を受入れる。
ソケットアセンブリは、キー36を有する。キー36は、ホ
ルダ部材38の中心に停止保持される。ワークピースは、
参照番号40で示されており、ボルト固定具42および脆い
固定具ユニットとなるねじ付き鍔部固定具44によって結
合されるべき2個の部材を備える。
第2図を参照して、ソケットアセンブリ26は、ヘッドア
センブリ23から取出されている。ソケットアセンブリ
は、3個の主要な部分を備える。キー36は、1個または
それ以上の平な面46を有しており、ホルダ部材38のコア
内にブローチ加工されたキー溝内に受入れられる。ホル
ダ部材38は、外部部材、すなわち被駆動部材50の中心貫
通穴内に摺動可能に受入れられている。被駆動部材50
は、その周囲に複数個のスプロケット歯52を有する。こ
れらの歯52は、ヘッドアセンブリ23内の歯車と係合す
る。被駆動部材50の前方端は、第1図を参照して前述し
たレンチ用リング32を受入れるためのソケット30を有す
る。ホルダ部材38は、ばねを受入れる横穴54を有する。
ばねは、ホルダ部材を回転しないようにするとともに、
被駆動部材50内で相対的に軸線方向に変位するのを許容
する。
第3図を参照して、ソケットアセンブリが分解して示さ
れている。図示するように、キー36は、その長さ方向に
延びる平な面46を有している。キー36の一方端には面取
りされた部分56が形成され、さらにその面取りされた端
部に隣接して周溝58が形成されている。前述のスプロケ
ット歯52は、好ましくは、被駆動部材50と一体にされて
いる。被駆動部材は、ソケット端部30を有している。こ
のソケット端部30は、ホルダ部材38の中心コア48を摺動
可能に受入れるのに十分な内径を有する貫通穴に連絡し
ている。
ホルダ部材38は、中心穴60を有する。この中心穴60は、
平な面を提供するようにブローチ加工されており、これ
らの形状は、キー36の平な面46とつがいになるものであ
る。
ホルダ部材は、その長さ方向の中間において、長さ方向
に延びる中心穴60に交差する交差穴62を有する。交差穴
62は、ボール64を受入れるのに十分な直径を有してい
る。ボール64は、キー36の周溝58に係合するものであ
る。
第4図〜第7図を参照して、この発明の使用例を簡単に
説明する。第4図に示すように、ワークピース40は、固
定されるべきプレート41および43を備える。この固定の
ために、2つのプレート41および43は、整列した穴を有
し、その穴内に、ボルト42の軸が入っている。ボルト42
は、脆い固定具34と組合わせて使用される。脆い固定具
34は、内部にねじが形成された鍔部44を一方端に有し、
その他方端に、レンチ用リング32を有する。鍔部44とレ
ンチ用リング32とは、環状の切欠き部45によって分離さ
れている。切欠き部45は、所定深さの溝47を有し、それ
は、レンチ用リングを鍔部44から分離するための所定の
破断トルクを与える。この発明のレンチ工具のヘッドア
センブリ22は、スプリング66によってその回転が抑制さ
れているホルダ部材38と、このホルダ部材38内に保持さ
れたキー36とを有する。
第5図を参照して、固定具34は、通常の動きばめを態様
で、ボルト42上に取付けられている。ボルト42は、キー
36の一方端を受入れるための中心キー溝68を有する。キ
ー溝68は、キー36の断面形状に対応した形状を有してい
る。レンチ用リング32は、レンチ工具のソケット30内に
置かれる。この位置で、レンチ工具を動作させて、鍔部
44をボルト42上に前進させることによって、ワークピー
スは固定される。
上記動作は第6図に示されている。固定のための鍔部44
はボルト42上に前進し、その際ボルト42を引込み、プレ
ート41および43を固定する。鍔部44がボルト42上に前進
するにつれて、ホルダ部材38は、レンチ工具内を摺動し
て移動し、第6図に示される位置に達する。
上記動作の間、ホルダ部材38は、ばね66によって静止的
に保持される。ばね66は、ホルダ部材38の端部に形成さ
れた貫通穴54内に受入れられる曲がり端部を有する。脆
い固定具34にトルクを連続して与えると、その切欠き部
の中央部において破損が生じ、レンチ用リング32が固定
用鍔部44から分離される。固定用鍔部44は、所定の位置
に留まり、固定具をしっかりとロックする。
第7図に示すように、レンチ工具が後退すると、ばね66
がホルダ部材38をその通常位置にまで復帰させる。その
位置では、レンチ用リング32が、レンチ工具のソケット
30から外に出されている。
上述の実施例は、脆い固定具とともに使用されたが、脆
くない固定具とともに使用されてもよい。そのような脆
くない固定具においては、レンチ用リングが分離されな
い。
第8図を参照して、レンチ工具および固定システムが詳
細に示される。ボルト42は、2個のプレート41および43
内を貫通して緩く嵌められている。ボルト42のねじ切り
された端部は、内部にねじの形成された固定具の鍔部44
内に入り込んでいる。
脆い固定具34の他方端に位置するレンチ用リング32は、
被駆動部材50のソケット30内に係合している。ホルダ部
材38は、十分に延びた位置で示されており、キー36は、
ボール64によって停止保持されている。ボール64は、交
差穴62内に受入れられ、ホルダ部材38の中心穴60内に突
出している。
好ましくは、ボール64は、交差穴62の内壁上に形成され
た環状リップ65のような係止手段を介して、交差穴62内
に捕捉される。
キー36は、キーの周溝58内に嵌まり込むボール64によっ
て固定される。ボール64は、ホルダ部材38を取囲む被駆
動部材50によって、この位置で保持される。
被駆動部材は50は、ヘッドアセンブリ23のハウジング24
内に配置された駆動スプロケット歯車70の駆動歯に噛み
合うスプロケット歯52を有する。ホルダ部材38は、横穴
54内にまで延びているばね66の端部によって、このアセ
ンブリ内で回転しないように保持されている。
第9図は、レンチ用リング32と固定用鍔部44とが分離し
た直後のレンチ工具を図示している。この分離は、固定
用鍔部がボルト42上を十分に前進し、ボルト42に対して
所定の張力を与えてワークピース40を圧縮したときに、
生ずる。レンチ工具は、ワークピースから後退してい
る。この際、キー36は、ボルト42の端部のブローチ加工
されたキー溝68から引出されている。レンチ工具が後退
すると、ばね66は、ホルダ部材38をその延長位置に弾力
的に付勢し、このホルダ部材を、肩72がレンチ用リング
32に当接してこのリングをソケットから排出するまで前
進する。
ホルダ部材38が前進し、ボール64は被駆動部材50の環状
溝74との整列部を通り過ぎて前進するので、ボール64
は、固定位置に留まり、キー36を固定する。ボール64と
環状溝74との整列は単なる過渡的な状態であり、ボール
64はキー36の溝58に係合している位置から後退させるに
は時間が不十分である。
キー36は、第10図に示すように、ソケットアセンブリ26
から容易に引出され得る。図示するように、環状溝74
は、ホルダ部材38の交差穴62と正確に整列するように位
置しており、その位置では、ボール64が横方向に移動し
て、キー36の端部の溝58との係合を解除するのを許容す
る。こうして、図示するように、キー36はアセンブリか
ら取出される。
キーを取出した後においては、中心穴60内に肩63が観察
される。肩63は、キー36に対する当接停止手段を形成す
る。
ヘッドアセンブリのハウジング24の背面と、ホルダ部材
38の頭部76との間にスペーサブロック75を置くことによ
って、環状溝74に交差穴62に整列させることができ、さ
らに、その整列位置においてホルダ38に対するばね66の
付勢力を解放することができる。もし必要であれば、ス
ペーサブロックは、工具に永久的に取付けられるように
してもよい。その場合、スペーサブロックは、回動可能
に取付けられ、必要に応じて図示した位置に戻される。
工具を使用する際には、スペーサブロックは他の位置へ
移される。
この発明の1つの特徴は、第11図に示すように、キー36
を強制的に押し込むことによって、キー36をホルダ38内
の制限位置に設定できるということである。ボール64
は、被駆動部材50によって停止保持されて内方に変位し
た位置にある。キー36の内方端は、ボールに衝突し、そ
の内方への移動はボールによって妨害される。しかしな
がら、キーは十分な弾力性を有しているので、十分に撓
んでその端部がボール64を通過して前進するのを可能に
する。
上記目的のために、キー36の端部は、参照番号56で示す
ように、面取りされている。その面取りの角度は、長手
方向軸線に対して、約10゜から65゜である。好ましく
は、45゜である。周軸58は、ボール64の直径の0.2から
0.5倍程度の距離だけ内側にずれて位置している。さら
に、キーと受入れ穴60との間には、僅かな嵌め合い隙間
が存在しなければならない。このことは、キー36をソケ
ットアセンブリ内に位置させることに対して容易かつ迅
速な対応を提供する。したがって、このことは、キー36
の好ましい実施例を構成する。
ホルダ38の中心の穴60は、好ましくは、ホルダ部材38の
長さと同じだけの長さを持っている。したがって、ホル
ダ部材38の頭部76を介してのアクセス可能となる。した
がって、もしもキーがホルダ部材38内で詰まったなら
ば、ピンを挿入してキー36を強制的に排出することがで
きる。変形例として、第12図に示すように、ホルダ部材
38に、中心穴60に交差する角度のついた交差穴80を設け
ることができる。
以上説明した本発明は、止めねじなどによってホルダ部
材内に固定保持されたキーを有する従来のユニットに優
る多くの利点を提供する。第1に、分解したりすること
なく、また止めねじを取外したりすることなく、ホルダ
部材からキーを素早く挿入したり取出したりすることが
できる。このことは、動きばめおよび締まりばめの間
で、工具を頻繁に取替えるときに、非常に重要なものと
なる。
ホルダ38内で破損したキーの部分は、環状溝74とホルダ
38の交差穴62とを整列させることによって、容易に取除
かれ得る。そのような整列によって、ボール64はキーを
解放するようになり、したがって、キーはホルダ38から
外れる。
キーがホルダ内で詰まった場合には、アセンブリの端部
38から連続的な貫通穴60を介してピンを挿入することが
できる。固定具42のブローチ加工されたキー溝68内でキ
ー36はしばしば詰まる。過去においてこのことが起こっ
たときには、キー36が解放または壊されてレンチ工具の
取外しが可能となるまで、全体のレンチ工具の動きが制
限される。
この発明に従ったキーおよび止めボールを用いた場合に
は、ホルダ部材38をキーとの係合が外れる位置まで単純
に動かすことによって、また、必要ならばこの目的のた
めに参照番号75で示したようなスペーサブロックを用い
てホルダ部材38の移動を行なうことによって、レンチ工
具を固定システムから容易に解放することができる。一
旦工具が整列した関係になれば、後の抜取りのためにボ
ルト42内に詰まったキー36を残してたやすく取除くこと
ができる。
以上、好ましい固定システムを例示的に説明した。この
発明は、ねじ切りされた鍔部またはナットをボルト上に
進めながらボルトを動かないようにするような動きばめ
に採用される他の固定システムとともに使用され得る。
図面の簡単な説明 第1図は、レンチ工具の分解斜視図である。
第2図は、レンチエ具のソケットサブアセンブリの斜視
図である。
第3図は、ソケット駆動サブアセンブリの分解斜視図で
ある。
第4図は、固定システムおよびレンチ工具の断面図であ
る。
第5図は、固定システムのボルトへのナットの取付けを
図示した断面図である。
第6図は、固定システムのトルク動作を図示した断面図
である。
第7図は、レンチ用鍔部とレンチ工具との分離を図示す
る断面図である。
第8図は、第5図の拡大断面図である。
第9図は、固定システムから分離された工具およびレン
チ用鍔部を図示した断面図である。
第10図は、レンチ工具からキーを取出した状態を示す図
である。
第11図は、キーを工具内に挿入している状態を示す図で
ある。
第12図は、キーホルダ部材の他の例を示す図である。

Claims (24)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】固定具をボルトに取付けるための回転レン
    チ工具であって、 前記固定具を受入れるソケットおよび中心貫通穴を有す
    る被駆動部材(50)と、 前記被駆動部材の中心貫通穴内に摺動可能に受入れら
    れ、かつ、その一方端から延びている中心穴を有し、か
    つ、回転方向においては静止しているホルダ部材(38)
    と、 前記ボルトの先端面に形成された窪み内に嵌入してボル
    トの回転を禁止するものであり、前記ホルダ部材の前記
    中心穴内に受入れられる中心キー部材(36)と、 前記キー部材を前記ホルダ部材内で軸方向に動かないよ
    うに拘束する手段と、を備え、 前記拘束手段は、 (a) 前記ホルダ部材内で前記中心穴に交差するよう
    に形成された交差穴(62)と、 (b) 前記交差穴内に受入れられ、前記中心穴を取囲
    む前記ホルダ部材の厚みよりも大きな寸法の直径を有す
    るボール(64)と、 (c) 前記被駆動部材の長さ方向の中間において、前
    記中心貫通穴を取囲むように被駆動部材に形成され、前
    記ボールに対して側部外方に向く凹所を提供する環状の
    溝(74)と、 (d) 前記キー部材の内方端に形成され、前記ボール
    に対して側部内方に向く凹所を提供する溝(58)と、 (e) 前記ホルダ部材を、前記中心穴を有する一方端
    に向かって付勢するばね(66)と、 (f) 前記環状溝が前記ボールに対向しているとき
    に、前記中心穴内に向かう前記キー部材の軸方向の移動
    を制限するために、前記ホルダ部材および前記キー部材
    上に設けられた当接停止手段(63)と、 を備え、 前記ボールが前記キー部材の溝に係合しているときに
    は、前記キー部材は前記ホルダ部材に対して軸方向の位
    置が固定され、前記交差穴が前記環状溝に整列している
    ときには、前記ボールが前記キー部材の溝から離脱して
    側部外方に変位する、回転レンチ工具。
  2. 【請求項2】前記交差穴は、前記ボールを保持するため
    に、その内部表面に環状のリップを有している、特許請
    求の範囲第1項に記載の回転レンチ工具。
  3. 【請求項3】前記キー部材は、長さ方向に延びた複数個
    の平坦な面を有し、前記中心穴は、前記キー部材の断面
    形状に適合する断面形状を有している、特許請求の範囲
    第1項に記載の回転レンチ工具。
  4. 【請求項4】前記キー部材はその末端に面取りされた部
    分に有している、特許請求の範囲第1項に記載の回転レ
    ンチ工具。
  5. 【請求項5】前記キー部材の溝は、キー部材の端から、
    ボール直径の0.2から0.5倍の間の距離に位置する、特許
    請求の範囲第4項に記載の回転レンチ工具。
  6. 【請求項6】前記被駆動部材は、その周辺に歯を有して
    いる、特許請求の範囲第1項に記載の回転レンチ工具。
  7. 【請求項7】前記ホルダ部材は、その末端に係合してい
    るばね保持部材によってその回転が抑圧されている、特
    許請求の範囲第6項に記載の回転レンチ工具。
  8. 【請求項8】ボルトは、前記キー部材を受入れる中心キ
    ー溝を有し、ナットは、前記ボルト上に螺合する端部
    と、その反対側に位置し、前記ソケット部材内に受入れ
    られるレンチ用のリング端部とを有する、特許請求の範
    囲第1項に記載の回転レンチ工具。
  9. 【請求項9】前記ナットは、ボルトに螺合する端部とレ
    ンチ用リング端部との間に切欠き部を有する脆い固定ナ
    ットである、特許請求の範囲第8項に記載の回転レンチ
    工具。
  10. 【請求項10】前記ホルダ部材の交差穴が前記被駆動部
    材の環状溝に整列して、前記ボールを前記キー部材の溝
    から離脱させて、前記キー部材を前記ホルダ部材の中心
    穴から引出すことを可能にしているとき、前記被駆動部
    材の中心貫通穴内における前記ホルダ部材の摺動運動を
    制限するスペーサブロック手段を含む、特許請求の範囲
    第1項に記載の回転レンチ工具。
  11. 【請求項11】(a) 貫通穴と、この貫通穴の内壁面
    に形成された環状の溝とを有する外部部材(50)と、 (b) 前記貫通穴内に摺動可能に受入れられ、その一
    方端に長さ方向に延びる受入れ穴を有し、かつ、前記受
    入れ穴に交差するように設けられたボール収納部を有す
    るホルダ部材(38)と、 (c) 前記ボール収納部内に受入れられ、前記ボール
    収納部の厚みよりも僅かに大きな直径を有するボール部
    材(64)と、 (d) 前記受入れ穴内に取外し可能に装着され、受入
    れ穴内に位置する端部に溝を有するキー部材(36)と、 (e) 前記受入れ穴を有する一方端に向かって前記ホ
    ルダ部材を付勢する弾性手段(66)と、 (f) 前記環状溝が前記ボールに対向しているとき
    に、前記受入れ穴内に向かう前記キー部材の軸方向の移
    動を制限するために、前記ホルダ部材および前記キー部
    材上に設けられた当接停止手段(63)と、 を備えた、キー部材の結合装置。
  12. 【請求項12】前記キー部材の端部にある溝は、前記キ
    ー部材の端部を囲む環状の溝である、特許請求の範囲第
    11項に記載のキー部材の結合装置。
  13. 【請求項13】前記キー部材は、少なくとも1個の長手
    方向に延びる平な面を有し、前記受入れ穴は、前記キー
    部材に適合する断面形状を有しており、それによって、
    前記キー部材と前記ホルダ部材とは、回転方向的に位置
    決めされる、特許請求の範囲第12項に記載のキー部材の
    結合装置。
  14. 【請求項14】前記外部部材は、その端部にソケットを
    有しており、前記ホルダ部材および受入れ穴はそれと同
    軸である、特許請求の範囲第12項に記載のキー部材の結
    合装置。
  15. 【請求項15】前記外部部材およびホルダ部材は、レン
    チ工具サブアセンブリであり、前記外部部材は、駆動部
    材に係合する歯車の歯を有している、特許請求の範囲第
    14項に記載のキー部材の結合装置。
  16. 【請求項16】前記当接停止手段は、前記受入れ穴内に
    設けられた内部肩である、特許請求の範囲第11項に記載
    のキー部材の結合装置。
  17. 【請求項17】前記キー部材上の当接停止手段は、前記
    内部肩に当接する外部肩である、特許請求の範囲第16項
    に記載のキー部材の結合装置。
  18. 【請求項18】前記ホルダ部材の前記ボール収納部が前
    記外部部材の環状溝に整列して、前記ボールが前記キー
    部材の溝から離脱し、前記キー部材が前記受入れ穴から
    引出されることを可能にするとき、前記外部部材の貫通
    穴内における前記ホルダ部材の摺動運動を制限するため
    のスペーサブロック手段を含む、特許請求の範囲第11項
    に記載のキー部材の結合装置。
  19. 【請求項19】前記キー部材の端部の溝は、前記キー部
    材の端部を囲む環状の溝である、特許請求の範囲第18項
    に記載のキー部材の結合装置。
  20. 【請求項20】前記キー部材は、少なくとも1個の長手
    方向に延びる平な面を有し、前記受入れ穴はそれに対応
    する断面形状を有しており、したがって、前記キー部材
    および前記ホルダ部材は回転方向的に位置決めされる、
    特許請求の範囲第19項に記載のキー部材の結合装置。
  21. 【請求項21】前記外部部材は、その端部にソケットを
    有しており、前記ホルダ部材および前記受入れ穴はそれ
    に対して同軸である、特許請求の範囲第20項に記載のキ
    ー部材の結合装置。
  22. 【請求項22】前記外部部材および前記ホルダ部材はレ
    ンチ工具サブアセンブリであり、前記外部部材は、駆動
    部材に係合する歯車を有する、特許請求の範囲第21項に
    記載のキー部材の結合装置。
  23. 【請求項23】前記当接停止手段は、前記受入れ穴に設
    けられた内部肩である、特許請求の範囲第18項に記載の
    キー部材の結合装置。
  24. 【請求項24】前記キー部材上の当接停止手段は、前記
    内部肩に当接する外部肩である、特許請求の範囲第23項
    に記載のキー部材の結合装置。
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