JPH0768475A - 取り外しスロットを具えた工具ホルダ - Google Patents
取り外しスロットを具えた工具ホルダInfo
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- JPH0768475A JPH0768475A JP5292439A JP29243993A JPH0768475A JP H0768475 A JPH0768475 A JP H0768475A JP 5292439 A JP5292439 A JP 5292439A JP 29243993 A JP29243993 A JP 29243993A JP H0768475 A JPH0768475 A JP H0768475A
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B25—HAND TOOLS; PORTABLE POWER-DRIVEN TOOLS; MANIPULATORS
- B25D—PERCUSSIVE TOOLS
- B25D17/00—Details of, or accessories for, portable power-driven percussive tools
- B25D17/08—Means for retaining and guiding the tool bit, e.g. chucks allowing axial oscillation of the tool bit
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B25—HAND TOOLS; PORTABLE POWER-DRIVEN TOOLS; MANIPULATORS
- B25B—TOOLS OR BENCH DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR, FOR FASTENING, CONNECTING, DISENGAGING OR HOLDING
- B25B21/00—Portable power-driven screw or nut setting or loosening tools; Attachments for drilling apparatus serving the same purpose
- B25B21/002—Portable power-driven screw or nut setting or loosening tools; Attachments for drilling apparatus serving the same purpose for special purposes
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B25—HAND TOOLS; PORTABLE POWER-DRIVEN TOOLS; MANIPULATORS
- B25B—TOOLS OR BENCH DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR, FOR FASTENING, CONNECTING, DISENGAGING OR HOLDING
- B25B23/00—Details of, or accessories for, spanners, wrenches, screwdrivers
- B25B23/0007—Connections or joints between tool parts
- B25B23/0035—Connection means between socket or screwdriver bit and tool
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- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10T—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
- Y10T279/00—Chucks or sockets
- Y10T279/34—Accessory or component
- Y10T279/3481—Tool or workpiece ejector
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Details Of Spanners, Wrenches, And Screw Drivers And Accessories (AREA)
- Gripping On Spindles (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 食込んだ工具要素を容易に取り外すことがで
きる工具ホルダを提供すること。 【構成】 工具要素、すなわち、キー部材９０は、キー
ホルダ２２内に装備される。キーホルダ２２はキー部材
９０の収納部を有する。キーホルダ２２は、さらに、長
手方向に沿って形成され、且つ、内側端部近傍で収納部
と交わる軸方向スロット１０８を有する。スロット１０
８は、キー部材９０の収納部を外部に露出させる。キー
部材９０がキーホルダ２２に食込んだとき、作業者はス
ロット１０８から、ねじまわし等の工具を差し込んで、
そのキー部材９０を取り外すことができる。
きる工具ホルダを提供すること。 【構成】 工具要素、すなわち、キー部材９０は、キー
ホルダ２２内に装備される。キーホルダ２２はキー部材
９０の収納部を有する。キーホルダ２２は、さらに、長
手方向に沿って形成され、且つ、内側端部近傍で収納部
と交わる軸方向スロット１０８を有する。スロット１０
８は、キー部材９０の収納部を外部に露出させる。キー
部材９０がキーホルダ２２に食込んだとき、作業者はス
ロット１０８から、ねじまわし等の工具を差し込んで、
そのキー部材９０を取り外すことができる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、工具用のホルダに関
し、特に、航空宇宙用締め具を装着する際に使用される
キー（工具）のためのホルダに関する。
し、特に、航空宇宙用締め具を装着する際に使用される
キー（工具）のためのホルダに関する。
【０００２】
【従来の技術】特別の締め具システムが、航空宇宙産業
分野に使用されることを目的として開発されてきた。締
め具システムは脆い締め具を利用するものであり、その
締め具は、ナット部材を具えたボルトを有する。ナット
部材は、ねじカラーと、ノッチ部分で分離されたレンチ
リングを有する。ノッチ部分は負荷トルクを所定値以下
に制限する。過度のトルクがかかると、レンチリングは
ねじカラーからねじ切られ、ねじカラーは、その場所で
ボルト上に正確な所定の引っ張り力を作用させる。とき
には、ねじカラーは、わずかに楕円形状をした膨張部分
を有する。摩擦力によるばねロックによって、締め具か
ら残留張力が失われたときでも、締め具からボルトが抜
け出ることを防止するためである。
分野に使用されることを目的として開発されてきた。締
め具システムは脆い締め具を利用するものであり、その
締め具は、ナット部材を具えたボルトを有する。ナット
部材は、ねじカラーと、ノッチ部分で分離されたレンチ
リングを有する。ノッチ部分は負荷トルクを所定値以下
に制限する。過度のトルクがかかると、レンチリングは
ねじカラーからねじ切られ、ねじカラーは、その場所で
ボルト上に正確な所定の引っ張り力を作用させる。とき
には、ねじカラーは、わずかに楕円形状をした膨張部分
を有する。摩擦力によるばねロックによって、締め具か
ら残留張力が失われたときでも、締め具からボルトが抜
け出ることを防止するためである。
【０００３】ねじ式締め具は、きつく締め付けない場合
にも、きつく締め付ける場合にも使用される。きつく締
め付けない場合では、部品の両側から作業を行わなけれ
ばならず、このような作業は困難である。そのため、締
め具を取り付けるのに駆動工具を使用することが行われ
てきた。その締め具は、ねじカラーが差し込まれている
とき、ボルトを固定するようにボルトの端部内の穿設キ
ー溝に挿入される中心キーを有する。
にも、きつく締め付ける場合にも使用される。きつく締
め付けない場合では、部品の両側から作業を行わなけれ
ばならず、このような作業は困難である。そのため、締
め具を取り付けるのに駆動工具を使用することが行われ
てきた。その締め具は、ねじカラーが差し込まれている
とき、ボルトを固定するようにボルトの端部内の穿設キ
ー溝に挿入される中心キーを有する。
【０００４】米国特許第 4,538,483号には、改良された
レンチ工具が開示されている。その工具では、端部溝を
有するキー部材がキーホルダ中に収納されている。キー
ホルダは、横方向のボアに配置され且つキー部材の端部
溝に係合する移動止めボールを有する。キーホルダは、
内部ボール空洞を有する回転被動ソケットの中心ボアに
摺動可能に収納されている。ソケット部材中のボール空
洞とキーホルダの横方向溝とが正確に位置合わせされる
と、移動止めボールは外側に移動し、キーが外れてその
取り外しが可能となる。米国特許第 4,721,022号には、
移動止めボールを正確に位置決めしてキーを排出するた
めの、駆動工具用排出機構が開示されている。
レンチ工具が開示されている。その工具では、端部溝を
有するキー部材がキーホルダ中に収納されている。キー
ホルダは、横方向のボアに配置され且つキー部材の端部
溝に係合する移動止めボールを有する。キーホルダは、
内部ボール空洞を有する回転被動ソケットの中心ボアに
摺動可能に収納されている。ソケット部材中のボール空
洞とキーホルダの横方向溝とが正確に位置合わせされる
と、移動止めボールは外側に移動し、キーが外れてその
取り外しが可能となる。米国特許第 4,721,022号には、
移動止めボールを正確に位置決めしてキーを排出するた
めの、駆動工具用排出機構が開示されている。
【０００５】特に、工具の使用中にキーの端部が切断し
たときには、キーは駆動工具のキー溝に食込んでしま
う。前記８４４特許では、ホルダの中心のキー溝をホル
ダの一方の側から傾斜して加工されたボアと交わらせる
ことができ、キーが食込んだ部分のキー溝を露出させる
ために、作業者が、ピン、すなわち、他の工具を差し込
むことができるようになっている。
たときには、キーは駆動工具のキー溝に食込んでしま
う。前記８４４特許では、ホルダの中心のキー溝をホル
ダの一方の側から傾斜して加工されたボアと交わらせる
ことができ、キーが食込んだ部分のキー溝を露出させる
ために、作業者が、ピン、すなわち、他の工具を差し込
むことができるようになっている。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】必要な位置において食
込んだキーを取り外す力を加えるためには、ボアと工具
収納部、すなわち、キー溝を交わらせることが必要であ
る。しかし、ボアをホルダ中で傾斜させて加工すること
は困難である。さらに、この手段では、食込んだキーを
取り外すために、比較的細く、それ自身が強度のないピ
ンを使用しなければならない。
込んだキーを取り外す力を加えるためには、ボアと工具
収納部、すなわち、キー溝を交わらせることが必要であ
る。しかし、ボアをホルダ中で傾斜させて加工すること
は困難である。さらに、この手段では、食込んだキーを
取り外すために、比較的細く、それ自身が強度のないピ
ンを使用しなければならない。
【０００７】本発明の目的は、食込んだ工具要素を工具
ホルダから取り外すための改良された手段を具えた、工
具要素のためのホルダを提供することである。本発明の
さらなる目的は、回転する被動要素で使用される、前述
の工具ホルダを提供することである。本発明のさらなる
目的は、航空宇宙用締め具の分野において、レンチ工具
に使用されるキーを収納するための、前述の改良された
工具ホルダを提供することである。他の関連する目的
は、以下の詳細な説明から明らかになる。
ホルダから取り外すための改良された手段を具えた、工
具要素のためのホルダを提供することである。本発明の
さらなる目的は、回転する被動要素で使用される、前述
の工具ホルダを提供することである。本発明のさらなる
目的は、航空宇宙用締め具の分野において、レンチ工具
に使用されるキーを収納するための、前述の改良された
工具ホルダを提供することである。他の関連する目的
は、以下の詳細な説明から明らかになる。
【０００８】
【発明の概要】本発明は、航空宇宙用締め具に使用され
る固定キーを固定するために使用される、工具ホルダの
ような細長い工具ホルダに関する。これらの工具におい
て、キーは工具ホルダの収納部に収納される。工具ホル
ダは、外側の回転被動部材内に収納されている。回転被
動部材は、航空宇宙用締め具の締め具のナットと係合す
るソケットに端部で支持されている。キーは、締め具と
干渉せずにフィットするようにして、ボルトを固定する
ために使用される。本発明では、スロットが工具ホルダ
のシャンクに沿って形成されている。そのスロットは工
具収納部とその内側端部近傍で交わっており、キーの収
納端部を露出させている。これにより、排出部材、すな
わち、別の工具の差し込みが可能となり、食込んだキー
を工具収納部から外力で取り外すことができる。
る固定キーを固定するために使用される、工具ホルダの
ような細長い工具ホルダに関する。これらの工具におい
て、キーは工具ホルダの収納部に収納される。工具ホル
ダは、外側の回転被動部材内に収納されている。回転被
動部材は、航空宇宙用締め具の締め具のナットと係合す
るソケットに端部で支持されている。キーは、締め具と
干渉せずにフィットするようにして、ボルトを固定する
ために使用される。本発明では、スロットが工具ホルダ
のシャンクに沿って形成されている。そのスロットは工
具収納部とその内側端部近傍で交わっており、キーの収
納端部を露出させている。これにより、排出部材、すな
わち、別の工具の差し込みが可能となり、食込んだキー
を工具収納部から外力で取り外すことができる。
【０００９】
【実施例】本発明では、ホルダの工具収納部中の工具要
素の収納端部にアクセスできるようにして、収納部に食
込んだ工具を容易に取り外すことができるように、工具
ホルダが改良される。本発明は、特に、航空宇宙用締め
具の分野に使用される従来のレンチ装置に適用される。
以下、前記した特定分野の工具ホルダについて説明す
る。
素の収納端部にアクセスできるようにして、収納部に食
込んだ工具を容易に取り外すことができるように、工具
ホルダが改良される。本発明は、特に、航空宇宙用締め
具の分野に使用される従来のレンチ装置に適用される。
以下、前記した特定分野の工具ホルダについて説明す
る。
【００１０】図１に示されるように、レンチ工具１０
は、トリガースイッチ１４を具えた従来からあるピスト
ル状の握り部分１２と、駆動モータアッセンブリ（図示
せず）とを有してなる。駆動モータアッセンブリの代表
的なものとしては、エアモータがある。モータの出力軸
はギアハウジング１８内の歯車列と噛み合っている。歯
車列は中心に位置する出力軸を有する。その出力軸はソ
ケット部材２０と着脱可能に係合する。また、歯車列
は、回転方向には規制され、軸方向には摺動可能なキー
ホルダ２２を有する。そのキーホルダ２２は、キー部材
（図示せず）と着脱可能に係合する。
は、トリガースイッチ１４を具えた従来からあるピスト
ル状の握り部分１２と、駆動モータアッセンブリ（図示
せず）とを有してなる。駆動モータアッセンブリの代表
的なものとしては、エアモータがある。モータの出力軸
はギアハウジング１８内の歯車列と噛み合っている。歯
車列は中心に位置する出力軸を有する。その出力軸はソ
ケット部材２０と着脱可能に係合する。また、歯車列
は、回転方向には規制され、軸方向には摺動可能なキー
ホルダ２２を有する。そのキーホルダ２２は、キー部材
（図示せず）と着脱可能に係合する。
【００１１】図２に示されるように、歯車列はギアハウ
ジング１８内に収納されている。ギアハウジング１８
は、分離可能なハウジング端部部材２４，２６からな
る。その端部部材同士は符号２８で示されるねじによっ
て固定される。ハウジング１８は、全体が矩形の内部空
洞３０を有する。歯車列アッセンブリの入力駆動軸３２
はスプライン端部３４を有する。スプライン端部３４
は、エアモータアッセンブリの動力出力軸（図示せず）
と嵌合している。入力軸３２は、適切なベアリング３６
を介して、ギアハウジング端部部材２４の内側端部壁に
おける中心ボア（図示せず）に回転可能に支持されてい
る。入力軸３２の他端には、幅広の平歯車３８が設けら
れている。このギア３８は中心ボアを有し、ボア内に圧
縮ばね６４が収納されている。ハウジング空洞３０には
スライドブロック４２が摺動可能に設けられている。ス
ライドブロック４２は、ハウジング空洞３０に対して摺
動可能に設けられており、ハウジング１８の空洞３０に
相補い合う形状をし、端部に作動ノッチ４４を有する。
各々のノッチ４４は軸４６に対して隙間をもっている。
軸４６は、端部に、一対の幅広の平歯車４８を有する。
軸４６はニードルベアリング５０で支持されている。ニ
ードルベアリング５０は、ハウジング端部部材２４の内
部壁及びハウジング端部部材２６の内部壁のボア（図示
せず）に支持されている。スライドブロック４２の前面
にはクロススロット５２が設けられている。このクロス
スロット５２には、キー軸５６の平坦な端部が係合して
いる。キー軸５６は動力出力スリーブ５８と嵌合してい
る。そのスリーブ５８は、一端に幅広の平歯車６０を有
し、他端に平坦な多角形端部６２を有する。
ジング１８内に収納されている。ギアハウジング１８
は、分離可能なハウジング端部部材２４，２６からな
る。その端部部材同士は符号２８で示されるねじによっ
て固定される。ハウジング１８は、全体が矩形の内部空
洞３０を有する。歯車列アッセンブリの入力駆動軸３２
はスプライン端部３４を有する。スプライン端部３４
は、エアモータアッセンブリの動力出力軸（図示せず）
と嵌合している。入力軸３２は、適切なベアリング３６
を介して、ギアハウジング端部部材２４の内側端部壁に
おける中心ボア（図示せず）に回転可能に支持されてい
る。入力軸３２の他端には、幅広の平歯車３８が設けら
れている。このギア３８は中心ボアを有し、ボア内に圧
縮ばね６４が収納されている。ハウジング空洞３０には
スライドブロック４２が摺動可能に設けられている。ス
ライドブロック４２は、ハウジング空洞３０に対して摺
動可能に設けられており、ハウジング１８の空洞３０に
相補い合う形状をし、端部に作動ノッチ４４を有する。
各々のノッチ４４は軸４６に対して隙間をもっている。
軸４６は、端部に、一対の幅広の平歯車４８を有する。
軸４６はニードルベアリング５０で支持されている。ニ
ードルベアリング５０は、ハウジング端部部材２４の内
部壁及びハウジング端部部材２６の内部壁のボア（図示
せず）に支持されている。スライドブロック４２の前面
にはクロススロット５２が設けられている。このクロス
スロット５２には、キー軸５６の平坦な端部が係合して
いる。キー軸５６は動力出力スリーブ５８と嵌合してい
る。そのスリーブ５８は、一端に幅広の平歯車６０を有
し、他端に平坦な多角形端部６２を有する。
【００１２】前述の部品からなるアッセンブリは歯車列
アッセンブリをなす。歯車列アッセンブリ内では、動力
出力スリーブ５８は平歯車３８，４８，６０のアッセン
ブリを介して回転被動され、キー軸５６はスライドブロ
ック４２によって回転を阻止されている。スライドブロ
ック４２はこのアッセンブリ及びハウジング１８の空洞
３０の中で摺動可能に設けられている。動力出力軸５８
の回転駆動中においても、スライドブロック４２及び軸
５８はばねの弾性付勢力に抗して軸方向に移動すること
ができる。
アッセンブリをなす。歯車列アッセンブリ内では、動力
出力スリーブ５８は平歯車３８，４８，６０のアッセン
ブリを介して回転被動され、キー軸５６はスライドブロ
ック４２によって回転を阻止されている。スライドブロ
ック４２はこのアッセンブリ及びハウジング１８の空洞
３０の中で摺動可能に設けられている。動力出力軸５８
の回転駆動中においても、スライドブロック４２及び軸
５８はばねの弾性付勢力に抗して軸方向に移動すること
ができる。
【００１３】アッセンブリは、さらに、端部支持ベアリ
ング６６とソケット部材２０を有する。端部支持ベアリ
ング６６はハウジング端部部材２６の中心孔６８に支持
されている。ソケット部材２０は、動力出力軸５８の端
部上に着脱可能に取り付けられている。
ング６６とソケット部材２０を有する。端部支持ベアリ
ング６６はハウジング端部部材２６の中心孔６８に支持
されている。ソケット部材２０は、動力出力軸５８の端
部上に着脱可能に取り付けられている。
【００１４】図３は、本発明により構成されたレンチ工
具１０の前端を一部断面で示している。ソケット部材２
０は動力出力軸５８の端部上に取り付けられている。動
力出力軸５８は、第１環状溝７０と、それよりも小さい
第２環状溝７２を有する。ソケット部材２０には孔７４
が設けられており、ねじ７６がその孔７４に螺合する。
ねじ７６はアッセンブリを固定するように環状溝７０に
当接する。環状溝７２には保持リング７８が嵌合する。
キー軸５６の外側端部８０は、キーホルダ２２の端部の
中心ボア８２に支持されている。その外側端部８０は、
キーホルダ２２のボア８６及びキー軸５６の整列ボア８
８（図２参照）を貫通するピン８４によってキーホルダ
２２に固定されている。
具１０の前端を一部断面で示している。ソケット部材２
０は動力出力軸５８の端部上に取り付けられている。動
力出力軸５８は、第１環状溝７０と、それよりも小さい
第２環状溝７２を有する。ソケット部材２０には孔７４
が設けられており、ねじ７６がその孔７４に螺合する。
ねじ７６はアッセンブリを固定するように環状溝７０に
当接する。環状溝７２には保持リング７８が嵌合する。
キー軸５６の外側端部８０は、キーホルダ２２の端部の
中心ボア８２に支持されている。その外側端部８０は、
キーホルダ２２のボア８６及びキー軸５６の整列ボア８
８（図２参照）を貫通するピン８４によってキーホルダ
２２に固定されている。
【００１５】キー部材９０はキーホルダ２２の端部に収
納されており、移動止めボール９２によってその中に拘
束されている。この構造によって、キー部材９０の迅速
な取り外し及び交換が可能である。キー部材９０は、作
動端部９４と工具挿入端部９６を有する。キー部材９０
のシャンク９８は回転が拘束されるように非円形の断面
を有する。好ましくは、従来の構造に従って、このシャ
ンク９８は平坦な多角形の表面を持ち、キーホルダ２２
の中心ボア８２に収納されている、中心ボアは、多角形
の平坦な内部表面となるように穿設されている。キー部
材９０の工具挿入端部９６は円形であり、端部溝１００
を有する。キーホルダ２２は、中心ボア８２と交わる直
交ボア１０２を有する。これにより、キー部材９０の挿
入端部９６のための正確な軸方向底部、すなわち、スト
ッパが提供されるとともに、この中心ボアの穿設が容易
になる。また、キーホルダ２２は空洞１０４を有する。
この空洞１０４は貫通ボアからなり、移動止め部材、好
ましくは移動止めボール９２を収納する。符号１０６で
示されるように、空洞の端部を囲むことによって、移動
止めボール９２は移動止め空洞から外れることが完全に
阻止される。
納されており、移動止めボール９２によってその中に拘
束されている。この構造によって、キー部材９０の迅速
な取り外し及び交換が可能である。キー部材９０は、作
動端部９４と工具挿入端部９６を有する。キー部材９０
のシャンク９８は回転が拘束されるように非円形の断面
を有する。好ましくは、従来の構造に従って、このシャ
ンク９８は平坦な多角形の表面を持ち、キーホルダ２２
の中心ボア８２に収納されている、中心ボアは、多角形
の平坦な内部表面となるように穿設されている。キー部
材９０の工具挿入端部９６は円形であり、端部溝１００
を有する。キーホルダ２２は、中心ボア８２と交わる直
交ボア１０２を有する。これにより、キー部材９０の挿
入端部９６のための正確な軸方向底部、すなわち、スト
ッパが提供されるとともに、この中心ボアの穿設が容易
になる。また、キーホルダ２２は空洞１０４を有する。
この空洞１０４は貫通ボアからなり、移動止め部材、好
ましくは移動止めボール９２を収納する。符号１０６で
示されるように、空洞の端部を囲むことによって、移動
止めボール９２は移動止め空洞から外れることが完全に
阻止される。
【００１６】図４に示されるように、本発明は、細長い
スロット１０８を有するように示されている。このスロ
ット１０８は、中心ボア８２の内側端部１１０近傍の工
具ホルダ２２側において、中心ボア８２と交わるような
深さで加工されている。好ましくは、工具ホルダ２２の
中心線まで延びている。この構成では、工具ホルダ２２
中のキー部材９０の挿入端部９６は露出する。使用者
は、キーやねじまわしの先端等のような排出要素を差し
込んで、中心ボア８２内のキー部材９０の挿入端部９６
を押すことによって、キー部材９０を外力で取り外すこ
とができる。
スロット１０８を有するように示されている。このスロ
ット１０８は、中心ボア８２の内側端部１１０近傍の工
具ホルダ２２側において、中心ボア８２と交わるような
深さで加工されている。好ましくは、工具ホルダ２２の
中心線まで延びている。この構成では、工具ホルダ２２
中のキー部材９０の挿入端部９６は露出する。使用者
は、キーやねじまわしの先端等のような排出要素を差し
込んで、中心ボア８２内のキー部材９０の挿入端部９６
を押すことによって、キー部材９０を外力で取り外すこ
とができる。
【００１７】図５には、細長いスロット１０８を加工す
る好ましい方法が示されている。前述のように、前述の
ように米国特許第 4,538,483号に開示された傾斜ボア
は、加工が困難であり、工具ホルダ中の食込んだキーへ
のアクセスが限られてしまう。本発明のスロット１０８
は、ウッドラフ(Woodruff)カッター１１２や同様のカッ
ターヘッドをもった従来の加工機械を使用して、比較的
容易かつ迅速な加工工程で工具ホルダ２２に簡単に切欠
を形成することができる。その結果、図６に示されるよ
うに、工具ホルダ２２のシャンクに沿って略々円弧状底
部をもった細長いスロット１０８が形成される。前述の
ように、この細長いスロット１０８によって、キー部材
９０のような工具の収納挿入端部９６にアクセスが容易
となる。そして、どのようなキー部材９０であっても、
それを工具収納部の中心ボア８２から外力によって容易
に排出させることができる。
る好ましい方法が示されている。前述のように、前述の
ように米国特許第 4,538,483号に開示された傾斜ボア
は、加工が困難であり、工具ホルダ中の食込んだキーへ
のアクセスが限られてしまう。本発明のスロット１０８
は、ウッドラフ(Woodruff)カッター１１２や同様のカッ
ターヘッドをもった従来の加工機械を使用して、比較的
容易かつ迅速な加工工程で工具ホルダ２２に簡単に切欠
を形成することができる。その結果、図６に示されるよ
うに、工具ホルダ２２のシャンクに沿って略々円弧状底
部をもった細長いスロット１０８が形成される。前述の
ように、この細長いスロット１０８によって、キー部材
９０のような工具の収納挿入端部９６にアクセスが容易
となる。そして、どのようなキー部材９０であっても、
それを工具収納部の中心ボア８２から外力によって容易
に排出させることができる。
【００１８】本発明は、図示された好適な実施例に基づ
いて説明された。しかし、本発明は、ここに開示された
好適実施例に限定されるべきではない。本発明は、添付
の特許請求の範囲によってのみ限定されるものであり、
それと均等なものも含まれる。
いて説明された。しかし、本発明は、ここに開示された
好適実施例に限定されるべきではない。本発明は、添付
の特許請求の範囲によってのみ限定されるものであり、
それと均等なものも含まれる。
【図１】航空宇宙用締め具の動力レンチの側面図であ
る。
る。
【図２】図１の動力レンチのレンチ要素の分解斜視図で
ある。
ある。
【図３】米国特許第 4,721,022号に開示されたレンチの
工具ホルダ及びソケット部材の断面図である。
工具ホルダ及びソケット部材の断面図である。
【図４】本発明による取り外しスロットを具えるように
変形した、図３の工具ホルダの４−４’線範囲内部の断
面図である。
変形した、図３の工具ホルダの４−４’線範囲内部の断
面図である。
【図５】本発明の取り外しスロットを加工する際の工具
ホルダの斜視図である。
ホルダの斜視図である。
【図６】アクセススロットを具えた工具ホルダの斜視図
である。
である。
１０ レンチ工具 ２０ ソケット部材 ２２ キーホルダ ３０ 内部空洞 ４２ スライドブロック ５２ クロススロット ５６ キー軸 ５８ 動力出力スリーブ ６２ 多角形端部 ６４ 圧縮ばね ６８ 中心孔 ７０，７２ 環状溝 ８２ 中心ボア ８６ キーホルダのボア ８８ 整列ボア ９０ キー部材 ９２ 移動止めボール １００ 端部溝 １０２ 直交ボア １０４ 空洞 １０８ スロット
Claims (15)
- 【請求項１】 工具要素を収納するためのホルダであっ
て、該ホルダは、その一端から延びる工具収納部と、前
記収納部中の工具を着脱可能に収納するようになってい
る前記ホルダ内の内側端部とを有するホルダにおいて、 前記ホルダが、該ホルダの長手方向に沿って形成され且
つ前記内側端部近傍で前記収納部と交わる軸方向スロッ
トを有し、該スロットが前記工具の収納端部を露出させ
るようになっており、前記工具の前記収納端部に接する
ように前記スロットに別の要素を挿入して前記収納部か
ら前記工具を外力で取り外すことができるようになって
いる、ホルダ。 - 【請求項２】 前記ホルダは前記収納部と交わるクロス
ボアを有し、前記クロスボアにボールが配置されてお
り、前記工具が前記ボールの凹所を形成するようにその
シャンクの周りに環状溝を有する、請求項１のホルダ。 - 【請求項３】 前記収納部が少なくとも１つの平坦な内
部壁を有し、前記工具の前記シャンクが前記収納部と相
補い合う断面を有する、請求項１のホルダ。 - 【請求項４】 前記ホルダは端部ソケットと中心貫通ボ
アとを具えた回転被動部材を有するレンチと組み合わせ
て使用されるようになっており、前記ホルダが前記貫通
ボアに摺動可能に収納され且つ回転を拘束されている、
請求項１のホルダ。 - 【請求項５】 前記ホルダの回転を阻止するように、前
記レンチに支持され且つ前記ホルダに係合するばねリテ
ーナを有する、請求項４のホルダ。 - 【請求項６】 端部でソケットを支持し且つ中心貫通ボ
アを有する回転被動部材と、前記貫通ボアに摺動可能に
収納され且つ一端から延びる工具収納部が形成され前記
工具収納端部の内側端部が他端まで延びている細長い工
具ホルダと前記工具収納部内に着脱可能に収納されるシ
ャンクを具えた工具と、該ホルダの長手方向に沿って形
成され且つ前記内側端部近傍で前記工具収納部と交わり
前記工具の前記収納端部を露出する軸方向スロットとを
有してなり、前記工具の前記収納端部に接するように前
記スロットに排出要素を挿入して前記収納部から前記工
具を外力で取り外すことができるようになっている、回
転レンチ工具。 - 【請求項７】 前記工具収納部に前記工具要素を固定す
る移動止め手段を有し、該移動止め手段は前記ホルダ内
のクロスボアからなり、該クロスボアは前記収納部の内
側端部近傍で前記工具収納部と交わるようになってお
り、前記クロスボア内に移動止めボールが配置されてい
る、請求項７のレンチ工具。 - 【請求項８】 前記工具要素はそのシャンク端部の周り
に環状溝を有し、前記環状溝は前記クロスボアを整列し
たとき前記ボールの凹所を形成するようになっており、
前記ボールは前記工具要素を前記工具収納部内に保持す
る移動止めとして機能する、請求項７のレンチ工具。 - 【請求項９】 前記工具収納部が少なくとも１つの平坦
な内部壁を有し、前記工具の前記シャンクが前記収納部
と相補い合う断面を有する、請求項７のレンチ工具。 - 【請求項１０】 前記ホルダが前記貫通ボアに対して摺
動可動に収納されで且つ回転を阻止されている、請求項
９のレンチ工具。 - 【請求項１１】 前記ホルダの回転を阻止するように、
前記レンチに支持され且つ前記ホルダに係合するばねリ
テーナを有する、請求項１０のレンチ工具。 - 【請求項１２】 前記回転被動部材は、前記レンチの内
部に設けられたギア手段を駆動するように係合する外部
歯車を有する、請求項１１のレンチ工具。 - 【請求項１３】 前記レンチに支持され、前記回転被動
部材を駆動する動力手段を有する、請求項１２のレンチ
工具。 - 【請求項１４】 前記工具要素は、レンチ平坦部を具え
た作用端部を有し、締め具要素のソケット内に収納され
るようになっている、請求項７のレンチ工具。 - 【請求項１５】 前記締め具要素は、ねじ端部にソケッ
トを有するボルトであり、前記キーを収納するようにな
っている、請求項１４のレンチ工具。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| US428693A | 1993-01-14 | 1993-01-14 | |
| US08/004286 | 1993-01-14 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0768475A true JPH0768475A (ja) | 1995-03-14 |
Family
ID=21710033
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5292439A Pending JPH0768475A (ja) | 1993-01-14 | 1993-10-29 | 取り外しスロットを具えた工具ホルダ |
Country Status (5)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5461947A (ja) |
| EP (1) | EP0606819A1 (ja) |
| JP (1) | JPH0768475A (ja) |
| CA (1) | CA2108499A1 (ja) |
| IL (1) | IL107271A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6508871B1 (en) | 1999-10-25 | 2003-01-21 | Seiko Epson Corporation | Water-soluble ink composition and ink jet recording apparatus using same |
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1993
- 1993-10-13 IL IL10727193A patent/IL107271A/en not_active IP Right Cessation
- 1993-10-15 CA CA002108499A patent/CA2108499A1/en not_active Abandoned
- 1993-10-29 JP JP5292439A patent/JPH0768475A/ja active Pending
- 1993-12-22 EP EP93630111A patent/EP0606819A1/en not_active Withdrawn
-
1994
- 1994-07-22 US US08/279,183 patent/US5461947A/en not_active Expired - Fee Related
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Also Published As
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|---|---|
| IL107271A (en) | 1994-12-29 |
| CA2108499A1 (en) | 1994-07-15 |
| IL107271A0 (en) | 1994-01-25 |
| US5461947A (en) | 1995-10-31 |
| EP0606819A1 (en) | 1994-07-20 |
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