JPH0735012A - エンジンの点火回路 - Google Patents

エンジンの点火回路

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JPH0735012A
JPH0735012A JP20277193A JP20277193A JPH0735012A JP H0735012 A JPH0735012 A JP H0735012A JP 20277193 A JP20277193 A JP 20277193A JP 20277193 A JP20277193 A JP 20277193A JP H0735012 A JPH0735012 A JP H0735012A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ignition
voltage
circuit
power source
microcomputer
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP20277193A
Other languages
English (en)
Inventor
Yukio Ichikatai
志雄 一方井
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Nippon Carburetor Co Ltd
Original Assignee
Nippon Carburetor Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Carburetor Co Ltd filed Critical Nippon Carburetor Co Ltd
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  • Ignition Installations For Internal Combustion Engines (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 電圧24Vのバッテリを電源とする半導体点
火システム採用の点火回路の過熱更に破損を防止する。 【構成】 マイクロコンピュータ11が出力する所定の
点火信号に基いて電源電流を点火コイル3の一次電流オ
ン・オフ用点火信号としてパワートランジスタ7に出力
するため点火駆動回路12に供給する電源電流の電圧
を、第一の定電圧回路9により電源の24Vを12Vに
降下させて高電圧による過熱を生じないようにした。更
に、第二の定電圧回路10で12Vをマイクロコンピュ
ータ11のための5Vに降下させ、各定電圧回路9、1
0の発熱も押えるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電圧24Vのバッテリを
電源とする車両用エンジンの点火回路、詳しくは点火コ
イルの一次電流をオン・オフするパワートランジスタに
点火信号を出力する点火駆動回路の加熱防止機能を具え
た点火回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】車両の電気系統の電源に用いられるバッ
テリは通常の動作状態では定格の電圧に対し或る高低幅
の範囲内で変動しているが、エンジンの低温始動時には
バッテリ内部抵抗の増大によって著しい電圧低下を生
じ、高速運転時には発電機の高回転によって大幅な電圧
上昇を生じることがあるのは周知の事実である。
【0003】このように電圧が変動するバッテリを電源
とする点火系統は、6〜8Vに低下することがある低温
始動時にも点火可能でなければならず、トランジスタを
用いた半導体点火システム採用の点火系統においては点
火コイルの一次電流をオン・オフするパワートランジス
タに点火信号を出力する点火駆動回路を6〜8Vの電源
電圧に対応する使用で作っている。
【0004】しかしながら、電圧24Vのバッテリを電
源とする大型車両においては、電源電圧が低温始動時の
6〜8Vから高速運転時の30〜35Vまで変動する。
従って低電圧に対応するように設計した点火駆動回路に
過電圧特性の規格に適合する耐久性をもたせても、高電
圧が継続して印加されると過熱するのを避けられないば
かりか、破損に至らせる心配がある、という点があっ
た。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明が解決しようと
する課題は、電圧24Vのバッテリを電源とする半導体
点火システム採用の点火系統において、点火コイルの一
次電流をオン・オフするパワートランジスタに点火信号
を出力する点火駆動回路に印加される電源電圧の変動幅
が電圧12Vのバッテリを電源とするものに比べて著し
く大きく、このため高電圧が印加されたとき過熱を避け
られず、更に破損に至らせる心配がある、という点であ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、点火信号発生
機構の出力電圧信号を所定の点火信号に制御して出力す
るマイクロコンピュータと、前記点火信号に基いて電源
電流を点火コイルの一次電流オン・オフ用点火信号とし
てパワートランジスタに出力する点火駆動回路とを具
え、電源が電圧24Vのバッテリであるエンジンの点火
回路がもっている前記課題を解決するために、前記点火
駆動回路の電源電流入力端を電源電圧よりも低い所定電
圧に降下させる第一の定電圧回路を経て前記電流に接続
し、前記マイクロコンピュータの内部電源回路を前記所
定電圧を更にマイクロコンピュータの規定電圧に降下さ
せる第二の定電圧回路を経て前記第一の定電圧回路に接
続する、という構成とし、これにより電源電圧が大幅に
上昇することがあっても過熱、ひいては破損を防止す
る、という目的を達成させた。
【0007】
【作用】エンジン回転速度に対応して点火信号発生機構
が発生する交流波からなる出力電圧信号をマイクロコン
ピュータで処理して所定の方形波からなる点火信号を点
火駆動回路へ出力し、第一の定電圧回路で所定電圧に降
下させた電源電流をオン・オフさせてパワートランジス
タに点火コイルの一次電流オン・オフ用点火信号として
出力し、スイッチングさせて点火コイルの二次側に高電
圧を発生させる。マイクロコンピュータには二つの定電
圧回路で段階的に降下させて得た規定電圧が供給され、
点火駆動回路には過熱させない所定電圧に降下した電源
電流が入力され、各回路は安全な電圧範囲で作動し発熱
が最小限に押えられることとなる。
【0008】
【実施例】図面を参照して本発明の実施例を説明する
と、1は電圧24Vのバッテリからなりエンジン駆動の
発電機によって充電される電源、2は点火スイッチ、3
は点火コイル、4は点火プラグ、5は点火信号発生機
構、6は電子式制御ユニット、7はパワートランジスタ
であって、点火スイッチ2をオンにすると電源1が外部
抵抗8を経て点火コイル3に導通されるとともに電子式
制御ユニット6に導通され、ディストリビュータに設け
たタイミングロータおよびピックアップコイルからなる
点火信号発生機構5がエンジン回転速度に対応して発生
する交流波からなる出力電圧信号を電子式制御ユニット
6で所定の出力信号としてパワートランジスタ7に出力
し、そのスイッチング作用により点火コイル3の二次側
に点火プラグ4で火花を作る高電圧を発生させる。
【0009】電子式制御ユニット6は電源1の電圧24
Vをこれよりも低い所定電圧、好ましくは乗用車の電源
と同じである12Vに降下させる第一の定電圧回路9、
前記の所定電圧を更にマイクロコンピュータの規定電圧
である5Vに降下させる第二の定電圧回路10、点火信
号発生機構5が発生する出力電圧信号を所定の点火信号
に制御するマイクロコンピュータ11、点火コイル3の
一次電流オン・オフ用点火信号を発する点火駆動回路1
2を具えている。
【0010】点火駆動回路12はマイクロコンピュータ
11が出力する点火信号がベース電圧として印加され且
つ第一の定電圧回路9により所定電圧にされた電源電流
がコレクタに流入するトランジスタ13、電源電流回路
に挿入された点火信号制御用の抵抗14を具えている。
【0011】このような構成の本実施例は、マイクロコ
ンピュータ11が出力する方形波の点火信号に応じてト
ランジスタ13がオン・オフし、オン時に抵抗14を通
る電源電流はエミッタへ流れパワートランジスタ7をオ
フとし、オフ時に抵抗14を通る電源電流はパワートラ
ンジスタ7のベースへ流れオンとするものであって、ト
ランジスタ13のオン時におけるコレクタ・エミッタ間
の電圧、およびパワートランジスタ7のオン時における
ベース・エミッタ間の電圧はともにほぼゼロに近い値で
ある。
【0012】即ち、抵抗14を通る電源電流の電圧はト
ランジスタ13のオン・オフに関係なく常にほぼゼロに
近いとなるため、点火駆動回路12に第一の定電圧回路
9によって与える電圧をV、抵抗14の抵抗値をR、抵
抗14を通ってトランジスタ13、パワートランジスタ
7に流れる電源電流の電流値をI、抵抗14に発生する
電力をPとするとき、I=V/RおよびP=V・Iが近
似的に成立する。
【0013】従って、電源1の電圧24Vをこれよりも
低い所定電圧である例えば12Vに降下させて点火駆動
回路12に入力するようにした本実施例によると、電流
値Iを24Vのときと12Vのときとで同一にすること
により、電力Pをほぼ二分の一に低減して抵抗14の発
熱を低くすることができる。また、電圧Vは先に述べた
ように6〜8Vから30〜35Vの間で変動する電源1
の電圧をそのまま点火駆動回路12に入力することなく
定電圧回路9で一定値としているので、低温始動時以外
は常に安定した電流をパワートランジスタ7のベースに
点火信号として供給することができる。
【0014】更に、マイクロコンピュータ11の内部電
源回路に規定電圧である5Vの電源電流を供給するた
め、電源1の24Vを第一、第二の定電圧回路9、10
により二段階で降下させているので、各定電圧回路9、
10の負担が小さく発熱などの心配なく使用でき、しか
もそれらの間から点火駆動回路12に与える電源電流を
とり出しているので回路部品の点数が少ないという利点
がある。
【0015】
【発明の効果】以上の説明から、本発明によると電圧2
4Vのバッテリを電源とする半導体点火システム採用の
点火回路におけるパワートランジスタのオン・オフ用点
火駆動回路を、電源が高電圧であるにもかかわらず過熱
させ更に破損に至らせるという心配から解放し、且つ常
に安定した電流を点火信号としてパワートランジスタに
与えそのスイッチング作用を正確に行なわせることがで
きる。更に、二つの定電圧回路の電圧降下幅が小さいこ
とによって、各回路が安全な電流範囲で作動し発熱が最
小限に押えられるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の回路配置図。
【符号の説明】
1 電源, 3 点火コイル, 5 点火信号発生機
構, 7 パワートランジスタ, 9 第一の定電圧回
路, 10 第二の定電圧回路, 11 マイクロコン
ピュータ, 12 点火駆動回路,

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 点火信号発生機構の出力電圧信号を所定
    の点火信号に制御して出力するマイクロコンピュータ
    と、前記点火信号に基いて電源電流を点火コイルの一次
    電流オン・オフ用点火信号としてパワートランジスタに
    出力する点火駆動回路とを具え、電源が電圧24Vのバ
    ッテリであるエンジンの点火回路において、前記点火駆
    動回路の電源電流入力端は電源電圧よりも低い所定電圧
    に降下させる第一の定電圧回路を経て前記電源に接続さ
    れ、前記マイクロコンピュータの内部電源回路は前記所
    定電圧を更にマイクロコンピュータの規定電圧に降下さ
    せる第二の定電圧回路を経て前記第一の定電圧回路に接
    続されていることを特徴とするエンジンの点火回路。
JP20277193A 1993-07-23 1993-07-23 エンジンの点火回路 Withdrawn JPH0735012A (ja)

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JP20277193A JPH0735012A (ja) 1993-07-23 1993-07-23 エンジンの点火回路

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JP20277193A JPH0735012A (ja) 1993-07-23 1993-07-23 エンジンの点火回路

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JPH0735012A true JPH0735012A (ja) 1995-02-03

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ID=16462909

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JP20277193A Withdrawn JPH0735012A (ja) 1993-07-23 1993-07-23 エンジンの点火回路

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JP (1) JPH0735012A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6845763B2 (en) * 2002-10-29 2005-01-25 Wetherill Associates, Inc. Vehicle ignition system using ignition module with reduced heat generation
WO2013038665A1 (ja) * 2011-09-16 2013-03-21 富士電機株式会社 内燃機関用点火装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6845763B2 (en) * 2002-10-29 2005-01-25 Wetherill Associates, Inc. Vehicle ignition system using ignition module with reduced heat generation
WO2013038665A1 (ja) * 2011-09-16 2013-03-21 富士電機株式会社 内燃機関用点火装置
JPWO2013038665A1 (ja) * 2011-09-16 2015-03-23 富士電機株式会社 内燃機関用点火装置

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