JPH0734914U - 集塵機 - Google Patents

集塵機

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JPH0734914U
JPH0734914U JP6629993U JP6629993U JPH0734914U JP H0734914 U JPH0734914 U JP H0734914U JP 6629993 U JP6629993 U JP 6629993U JP 6629993 U JP6629993 U JP 6629993U JP H0734914 U JPH0734914 U JP H0734914U
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JP
Japan
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filter
case
hopper
recovery
dust collector
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Pending
Application number
JP6629993U
Other languages
English (en)
Inventor
嗣夫 井上
Original Assignee
井上電設株式会社
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  • Filtering Of Dispersed Particles In Gases (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 回収部取付け位置可変手段により、回収部を
支柱に固定する集塵機を提供する。 【構成】 集塵機は、ケース部と、回収部と、ケース部
と回収部との間のフィルタと、これらを支える支柱6と
から構成される。支柱6の上部所定位置にケース部を固
定した後、ケース部の下板にフィルタの上端部を取付け
る。支柱6の長穴6bにねじ7により回収部としてのホ
ッパー部4を高さ方向に移動できる程度にゆるく支柱6
に仮固定した後、フィルタの下端部をホッパー部4の上
板4cに取付ける。この状態でホッパー部4を高さ方向
に移動させ、フィルタの側壁に皺を生じない適正な状態
になるような取付け位置を求め、ねじ7によりホッパー
部4と支柱6とを固定する。このように、ホッパー部4
は取付け位置の調整ができるため、ケース部の固定位置
のずれ等に影響を受けず最適な取付け位置で容易に固定
可能である。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、木材、樹脂等を加工する工場等で発生する粉塵等を収集する集塵機 に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来より、吸引機が接続される吹込口を有するケース部と、フィルタと、回収 部と、これらを支える複数からなる支柱とから構成される集塵機が知られている 。 これらの集塵機は、ケース部が支柱上部の所定位置に固定され、また、回収部 が支柱中間部付近の所定位置に固定され、これらケース部と回収部との間に布製 のフィルタが取付けられている。通常、組み立ては、現地据え付け工事等により ケ−ス部と回収部とを支柱の予め決められた取付け位置に固定し、その間にフィ ルタを取付ける方法で行われる。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、このような従来の集塵機は、不繊布等からなるフィルタの上端と下端 との距離が不均一になりがちなこと、複数からなる支柱が均一な高さに設置され にくいこと、支柱上部に固定するケース部の固定位置および、支柱中間部付近に 固定する回収部の固定位置にずれが生じること等により、ケース部と回収部との 間隔が均一になりにくい。そのため、ケース部と回収部との間隔がフィルタの長 さより短い場合は不繊布等からなるフィルタに皺が生じるため吸引圧の圧力損失 の増加を招き、集塵効率の低下の原因になる。また、ケース部と回収部との間隔 がフィルタの長さより長い場合はフィルタが取付けられない。その結果、現地据 え付け工事等では支柱にケース部と回収部を取付ける際、ケース部と回収部との 間隔等により相互に位置合わせが必要になり据え付け作業に熟練を要すると共に 作業効率が著しく悪くなる問題がある。
【0004】 本考案は、このような問題点を解決するためになされたもので、回収部取付け 位置可変手段により、回収部を支柱に固定する集塵機を提供することを目的とす る。 また、本考案は、回収部の取付け取外しを容易に行えるようにした集塵機を提 供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
前記の課題を解決するための本考案による集塵機は、請求項1では、吹込口を 有するケース部と、一端が前記ケース部に接続される筒状のフィルタと、前記フ ィルタの他端が接続される回収部と、前記ケース部を固定すると共に前記回収部 を取付ける支柱と、前記ケース部と前記回収部との間の距離を可変する回収部取 付け位置可変手段とを有することを特徴とする。
【0006】 また、請求項2では、吹込口を有するケース部と、一端が前記ケース部に接続 される筒状のフィルタと、前記フィルタの他端が接続される回収部と、前記ケー ス部を固定すると共に前記回収部を取付ける支柱とを備え、前記回収部は、前記 フィルタの他端に固定される第1回収部と前記第1回収部に着脱自在に接続され る第2回収部とを有することを特徴とする。
【0007】
【作用】
一般に、ケース部と回収部との間の距離は、不繊布等からなるフィルタの上端 と下端との距離が不均一になる場合、複数からなる支柱が均一な高さに設置でき ない場合、支柱上部の所定位置に固定するケース部の固定位置にずれが生じた場 合等によって常に均一な長さに設定することは困難である。このような場合、ケ ース部と回収部との間の距離を可変する回収部取付け位置可変手段を操作するこ とにより、その取付け状態に応じて最適なケース部と回収部との間の距離に設定 できるので、圧力損失を低減しつつフィルタによる集塵効率を向上できる。
【0008】
【実施例】 以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。 まず、集塵機の斜視図を図2に示す。図2は集塵機にダクトおよび吸引機を取 付ける前の状態を示し、図3は図2のIII−III平面で切断した模式的断面図を示 す。図2〜図4に示すように、集塵機1は、ケース部2と、第1回収部としての ホッパー部4と、第2回収部としての回収袋5と、ケース部2とホッパー部4と の間のフィルタ3と、これらを支える支柱6とから構成される。
【0009】 ケース部2は、上板2aと下板2bと側板2cと吹込口2dとから構成される 箱形である。上板2aと下板2bは正方形状の平板であり、下板2bはフィルタ 3が4行4列に接続されるための通気口を16個を有する。前記通気口は、内周 にフィルタ3を取付ける取付金具2eを有し、取付金具2eは中空円柱状の筒部 2fと筒部2fの上端にコ字状を有するフランジ部2gと下端にU字状を有する フランジ部2hとから構成され、フランジ部2gは下板2bの通気口内周にかし め固定される。側板2cは長方形状の平板で3枚からなり、吹込口2dは中空角 柱の一端に側板2cの外周形状に一致するフランジと、他端にダクト等を取付け るためのフランジとを有する。
【0010】 フィルタ3は、集塵するために塵を通し、空気を外部へ透過する。このフィル タ3は筒状のもので、図4に示すように例えばテトロンを材料とする円筒形部3 aと、円筒形部3aの端部に取付布3b、3dを有する。上端部の取付布3bは 、筒部2fの内周よりC字状の全周が大きいCリング状のスプリング3cを包み 込む状態で円筒部3aに縫い付けられる。下端部の取付布3dは、上板4cの通 気口の内周よりC字状の全周が大きいCリング状のスプリング3eと、上板4c との嵌合部をスプリング3eの外側に位置するように包み込む状態で円筒部3a に縫い付けられる。前記嵌合部は、凹字状を有しフェルト3f、3gで構成され る。同様なフィルタが下板2bと上板4cとの間に4行4列に配置され、16本 で構成される。
【0011】 第1回収部としてのホッパー部4は、上部面積の方が下部面積より大きい円錐 台において、上面円形の円周に内接する正方形の各辺から下面円形の円周に外接 するように延びる面により分けられる外側部分を取り除いた部分を中空状にして 、上面及び下面を取り除いたラッパ状の形状と、上部開口部から上方に中空角柱 状に延びる角柱部4aと、下部開口部から下方に中空円筒状に延びる円筒部4b と、円筒部4bの内周下縁部に設けたフランジ部4cとから構成される。角柱部 4aの開口部は、前記フィルタ3が接続されるための通気口を16個を有す正方 形状の平板からなる上板4cにより塞がれる。
【0012】 第2回収部としての回収袋5は、図5に示すように例えばビニールを材料とす る袋5aと、袋5aの開口部を円筒部4bに固定するための円筒部4bの内周よ りC字状の周囲が大きいCリング状のスプリング5bと、袋5aを取り外すとき スプリング5bを径方向内側に縮めるために引く紐5cとから構成される。 支柱6は、例えばステンレスを材料とし、L字形の両端を外側へ鍵型状に曲げ た断面と、上部にケース部2を固定するための穴と、下部に据え付けのための平 板状の足板6aと、中間部付近にホッパー部4を固定するための長穴6bとを有 する。
【0013】 本実施例では、図示しない吸引機から吹込口2dに取付けられた図示しないダ クトを経由して木屑、粉塵等を含んだ空気がケース内に送り込まれ、ケース部2 の下板2bに取付けられたフィルタ3の空洞部を通過した後ホッパー部4を経由 して回収袋5に集められる。一方、吸引圧により空気のみがフィルタ3の周壁部 を通過し清浄化され外部に放出される。
【0014】 据え付け時、以下の順序で行う。 ケース部2は、支柱6を集塵機設置場所に足板6aにより固定した後、または 固定する前に支柱6の上部所定位置にねじ止めにより固定する。 フィルタ3は、図4に示すように下板2bにフィルタ3の上端部が取付けられ る。取付けは、取付布3bに包まれたスプリング3cを径方向内側に押し縮め、 筒部2fの内周にスプリング3cの全周を嵌め込むことにより容易に行うことが できる。同様の方法により、フィルタ3を下板2bに16本取付ける。
【0015】 図1に示すように支柱6の長穴6bにねじ7によりホッパー部4を高さ方向に 移動できる程度にゆるく支柱6に仮固定した後、図4に示すように上板4cにフ ィルタ3の下端部を取付けた状態で、ホッパー部4の取付けが行われる。フィル タ3の取付けは、取付布3dに包まれたスプリング3eを径方向内側に押し縮め 、フェルト3f、3gで構成された嵌合部に上板4cの通気口の内周を嵌め込む ことにより容易に行うことができる。同様の方法によりフィルタ3を上板4cに 16本取付けた後、支柱6に仮固定したホッパー部4を高さ方向に移動させフィ ルタ3の側壁に皺を生じない適正な状態になるような取付け位置を求め、ねじ7 によりホッパー部4を支柱6に固定する。このように、ホッパー部4は取付け位 置の調整ができるため、ケース部2の固定位置のずれ等に影響を受けず最適な取 付け位置で容易に固定可能である。
【0016】 回収袋5は、図5に示すように袋5aの開口部内にスプリング5bを径方向内 側に押し縮めた状態で入れた後、袋5aの上端部を円筒部4bの内壁と縮めたス プリング5bの反発力とにより挟み込むことで容易に取付けができる。また、集 められた木屑、粉塵等の重さにより袋5aが下方に引っ張られた場合にはフラン ジ部4cが、スプリング5bと袋5aの落下を防止する。紐5cは、回収袋5の 取外し時に使用し、袋5aの外部からスプリング5bが径方向内側に縮められる ように引くことにより、円筒部4bの内壁とスプリング5bにより挟み込まれた 部分に隙間ができるため、回収袋5を円筒部4bから容易に取り外すことができ る。
【0017】 なお、ケース部およびホッパー部の形状は、木屑、粉塵等を含んだ空気を取り 込むことが可能であれば前記実施例の箱状、ラッパ状に限られることはなく、他 の形状が可能である。また、フィルタの構成本数は、吸引圧等の関係から空気清 浄効果を得ることができれば前記実施例の16本に限られることはなく、他の本 数が可能である。
【0018】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案の請求項1記載の集塵機によると、据え付け時、 ケース部と回収部との間の距離を可変する回収部取付け位置可変手段により、第 1回収部の取付け位置の調整が可能になるため、他の構成部分の固定位置のずれ 等に影響を受けることなく据え付け作業が容易になり、据え付け作業時間の短縮 化を図ることができる効果がある。
【0019】 また、本考案の請求項2記載の集塵機によると、第1回収部から第2回収部の 取付け取外しを容易に行えるため、収集した粉塵等の廃棄に手間取らない効果が ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例による要部側面図である。
【図2】本考案の実施例による集塵機の斜視図である。
【図3】図2に示すIII−III線断面図である。
【図4】ケース部の下板とフィルタ上端部との取付部分
および、ホッパー部の上板とフィルタ下端部との取付部
分の断面図である。
【図5】ホッパー部の円筒部と回収袋との取付部分の断
面図である。
【符号の説明】
1 集塵機 2 ケース部 3 フィルタ 4 ホッパー部(第1回収部) 5 回収袋(第2回収部) 6 支柱 6b 長穴(第1回収部取付け位置可変手段) 7 ねじ(第1回収部取付け位置可変手段)

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 吹込口を有するケース部と、 一端が前記ケース部に接続される筒状のフィルタと、 前記フィルタの他端が接続される回収部と、 前記ケース部を固定すると共に前記回収部を取付ける支
    柱と、 前記ケース部と前記回収部との間の距離を可変する回収
    部取付け位置可変手段とを有することを特徴とする集塵
    機。
  2. 【請求項2】 吹込口を有するケース部と、 一端が前記ケース部に接続される筒状のフィルタと、 前記フィルタの他端が接続される回収部と、 前記ケース部を固定すると共に前記回収部を取付ける支
    柱とを備え、 前記回収部は、前記フィルタの他端に固定される第1回
    収部と前記第1回収部に着脱自在に接続される第2回収
    部とを有することを特徴とする集塵機。
JP6629993U 1993-12-13 1993-12-13 集塵機 Pending JPH0734914U (ja)

Priority Applications (1)

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JP6629993U JPH0734914U (ja) 1993-12-13 1993-12-13 集塵機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6629993U JPH0734914U (ja) 1993-12-13 1993-12-13 集塵機

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JPH0734914U true JPH0734914U (ja) 1995-06-27

Family

ID=13311804

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JP6629993U Pending JPH0734914U (ja) 1993-12-13 1993-12-13 集塵機

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JP (1) JPH0734914U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018051471A (ja) * 2016-09-28 2018-04-05 株式会社エイ・エム・シイ 集塵機用カートリッジ型フィルターエレメントおよびその製造方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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