JPH0734912U - 分離装置のフィルター取付構造 - Google Patents

分離装置のフィルター取付構造

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JPH0734912U
JPH0734912U JP6456793U JP6456793U JPH0734912U JP H0734912 U JPH0734912 U JP H0734912U JP 6456793 U JP6456793 U JP 6456793U JP 6456793 U JP6456793 U JP 6456793U JP H0734912 U JPH0734912 U JP H0734912U
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JP
Japan
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tubular body
opening
wall
separation chamber
tubular
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Application number
JP6456793U
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English (en)
Inventor
正剛 森
正弘 中本
Original Assignee
ホソカワミクロン株式会社
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  • Filtering Of Dispersed Particles In Gases (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 従来構造におけるフィルター交換時の作業性
の悪さを解消し得る手段を提供する。 【構成】 壁体3の開口6を非真円形状に形成し、その
開口6に対して挿脱可能な複数の突起11を、前記開口
6に挿入自在な筒状体5の外周面に設ける。それら突起
11の形状を、筒状体5の回転により壁体3に対して分
離室2の室内から室外へ通過可能に形成し、前記突起1
1に筒状体5の回転に伴う摺接によりその筒状体5に室
外側への引込み力を付与するカム面12を形成する。筒
状体5における室外側端部に、前記開口6内への挿入を
案内自在なガイド部材8を設け、そのガイド部材8を把
手に形成する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、分離装置のフィルター取付構造に関し、更に詳しくは、分離室の壁 体に開口を設け、その開口に挿入自在な筒状体を設けると共に、その筒状体にフ ランジを設け、前記筒状体を前記フランジを介して前記壁体に前記分離室の室内 側から接当させ、フィルターバッグ及びその内側の筒状保形枠を前記筒状体に連 通状態に取り付けてあるフィルター取付構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
このようなフィルター取付構造としては、従来、前記壁体に対して筒状体が複 数のボルトを用いて着脱自在に装着され、その筒状体に、フィルターバッグ及び その内側の筒状保形枠が締付具を用いて着脱自在に装着されるようになっている ものが採用されていた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、このような従来構造によれば、フィルターの交換に際して、複 数のボルトの締結作業、壁体に対する筒状体の挿入作業等、面倒な作業が必要に なるという欠点があった。 本考案は、このような実情に着目してなされたものであり、上述した従来構造 における作業性の悪さを解消し得る手段を提供することを目的としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案に係る分離装置のフィルター取付構造(以下、本案構造という)は、 分離室の壁体の開口を非真円形状に形成し、その非真円形状の開口に対して挿 脱可能な複数の突起を、前記開口に挿入自在な筒状体の外周面に設け、それら突 起の形状を、前記筒状体の回転により前記壁体に対して前記分離室の室内から室 外へ通過可能に形成し、前記突起における前記室内側の面又は前記壁体における 前記室外側の面の少なくとも一方に、前記筒状体の回転に伴う摺接によりその筒 状体に前記室外側への引込み力を付与するカム面を形成し、前記筒状体における 室外側端部に、前記開口内への挿入を案内自在なガイド部材を設け、そのガイド 部材を把手に形成してある点を特徴として備えている。
【0005】
【作用】
このような本案構造によれば、前記ガイド部材が把手に形成されているので、 その把手を利用して前記筒状体の持ち運びが容易に行える上、前記ガイド部材に よる案内によって、前記開口への前記筒状体の挿入が容易な作業で行えるように なる。 しかも、前記非真円形の開口に対して前記筒状体を特定の回転位相になるよう に自転させることにより、前記突起が壁体に引っ掛かることなく、フィルターバ ッグと筒状保形枠と筒状体とを一体的に、前記室内側から前記開口6に挿入した り、或いは、前記室内側へ引き戻したりすることができ、フィルターバッグの交 換作業が容易迅速に行えるようになる。 また、壁体に対して前記筒状体を固定及び固定解除するのに、従来は必要であ った、面倒な複数のボルトの締結作業に替え、前記筒状体を回転させるという簡 易な作業を行うだけで済むようになる。
【0006】
【考案の効果】
従って、本考案によれば、フィルターバッグの交換作業が容易迅速に作業性よ く行えるようになり、もって、保守面において優れた分離装置が提供されるよう になる。
【0007】
【実施例】
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。 図1〜図4には、本案構造の第1実施例が示されており、図中、2は、粉粒体 含有ガスが供給される分離室である。その分離室2内には、多数のフィルターバ ッグ1が、本案構造を用いて、前記分離室2の壁体3(本実施例では、上壁)に 吊支されつつ並設されている。前記壁体3の上方には、前記フィルターバッグ1 からの清浄ガスを集める空間4が設けられている。そして、その空間4には、ノ ズル15が設けられている。
【0008】 本案構造について、具体的に説明する。 前記壁体3には多数の開口6が形成され、それら開口6には夫々、前記フィル ターバック1を取り付けた筒状体5が挿入されている。その筒状体5は、前記開 口6の縁部6aに接当自在なフランジ7を備えている。そして、前記筒状体5を 前記開口6に挿入すると共に、前記フランジ7を前記縁部6aに、それらの間に ゴムやフェルトや発泡樹脂等からなるリング状の弾性シール材16を介装させつ つ前記分離室2の室内側から接当させることにより、前記フランジ7を備える筒 状体5が前記壁体3にシール状態に取り付けられるようになっている。
【0009】 前記フィルターバッグ1及びその内側の筒状保形枠9は、それらの上端側部分 を前記筒状体5に外嵌した上で、その周りを締付具10にて締め付けることによ り、前記筒状体5に対して連通する状態で吊り下げ連結されている。
【0010】 前記開口6は、図3に示すように非真円状に形成され、前記筒状体5の外周面 には、その周方向に並べて複数の突起11が設けられている。その突起11は、 前記筒状体5を前記開口6に対して図4(イ)に示す特定の回転位相にすること により、前記開口6に対して挿脱が可能な形態とされている。
【0011】 前記筒状体5における前記分離室2の室外側の端部には、前記開口6内への前 記筒状体5の挿入を案内自在な屈曲片状のガイド部材8が、図1及び図2に示す ように、円周に三等配されて設けられ、それら各ガイド部材8は、夫々、把手の 機能も有するような形状に加工されている。
【0012】 前記突起11の下面には、傾斜したカム面12が形成されている。また、前記 筒状体5を図4(イ)の状態から図4(ロ)の状態に回転させることで、前記突 起11が前記壁体3の上方に入り込むことができるように、前記突起11の形態 が設定されている。そして、前記筒状体5の回転に伴う前記壁体3の上面に対す る前記カム面12の摺接によって、前記筒状体5の前記分離室2の室外側への引 込み力を付与して、前記フランジ7と前記壁体3とで前記シール材8を強圧した 状態で、前記筒状体5が前記壁体3に固定されるようになっている。また、前記 筒状体5を図4(ロ)の状態から図4(イ)の状態に逆回転させることで、前記 筒状体5の固定解除が行われるようになっている。
【0013】 前記筒状体5を回転させるロッド状工具、フィルターバッグ1の交換時に前記 筒状体5を支持するフック等を通す孔が、前記筒状体5の下部に形成した突起1 3に設けられている。
【0014】 尚、前記筒状体5の下部には、ベンチュリー部14が形成され、前記ノズル1 5から前記筒状体5へ間欠的に吹き込まれる高圧ガスによって、前記フィルター バッグ1内に多量の清浄ガスが逆流誘引されて、前記フィルターバッグ1の逆洗 が良好に行われるようになっている。
【0015】 以下、複数の別実施例について説明する。 尚、複数の別実施例を示す各図面において上述の実施例と同一の符号で表示し た部分は同一又は相当の部分を示している。
【0016】 前記ガイド部材8が、図5及び図6に示すように、コの字状に屈曲した2本の 把手用棒状体にて構成された第2実施例も考えられる。
【0017】 前記ガイド部材8が、図7及び図8に示すように、中央環状部材8aを3本の 支持棒8bにて支持したものにて構成された第3実施例も考えられる。
【0018】 この他、前記ガイド部材8の形態は、舌状のもの、上記形状以外の棒状体や環 状体や板状体等、各種の変形例が考えられる。
【0019】 前記カム面12は、前記壁体3における前記分離室2の室外側の面に形成され ていてもよい。
【0020】 尚、フィルターバッグ1や筒状保形枠9は、形状、筒状体5への取付構成、そ の他において適宜変更が可能である。また、分離装置の用途は、いかなるもので あってもよい。
【0021】 また、前記フィルターバック1を前記分離室2の壁体3に取り付ける方向は、 上述の実施例のように上向きに限定されるものでなく、横向き、下向きであって もよい。
【0022】 尚、実用新案登録請求の範囲の項に図面との対照を便利にするために符号を記 すが、該記入により本考案は添付図面の構成に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例を示す一部切欠正面図
【図2】その要部を示す平面図
【図3】開口の形状を示す平面図
【図4】筒状体の嵌込形態を示す説明図
【図5】第2実施例を示す一部切欠正面図
【図6】その要部を示す平面図
【図7】第3実施例を示す一部切欠正面図
【図8】その要部を示す平面図
【符号の説明】
1 フィルターバック 2 分離室 3 壁体 5 筒状体 6 開口 6a 縁部 7 フランジ 8 ガイド部材 9 筒状保形枠 11 突起 12 カム面

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 分離室(2)の壁体(3)に開口(6)
    を設け、その開口(6)に挿入自在な筒状体(5)を設
    けると共に、その筒状体(5)にフランジ(7)を設
    け、前記筒状体(5)を前記フランジ(7)を介して前
    記壁体(3)に前記分離室(2)の室内側から接当さ
    せ、フィルターバッグ(1)及びその内側の筒状保形枠
    (9)を前記筒状体(5)に連通状態に取り付けてある
    分離装置において、 前記開口(6)を非真円形状に形成し、その非真円形状
    の開口(6)に対して挿脱可能な複数の突起(11)を
    前記筒状体(5)の外周面に設け、それら突起(11)
    の形状を、前記筒状体(5)の回転により前記壁体
    (3)に対して前記分離室(2)の室内から室外へ通過
    可能に形成し、前記突起(11)における前記室内側の
    面又は前記壁体(3)における前記室外側の面の少なく
    とも一方に、前記筒状体(5)の回転に伴う摺接により
    その筒状体(5)に前記室外側への引込み力を付与する
    カム面(12)を形成し、前記筒状体(5)における室
    外側端部に、前記開口(6)内への挿入を案内自在なガ
    イド部材(8)を設け、そのガイド部材(8)を把手に
    形成してある分離装置のフィルター取付構造。
JP6456793U 1993-12-02 1993-12-02 分離装置のフィルター取付構造 Pending JPH0734912U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2009041493A1 (ja) * 2007-09-26 2009-04-02 Sintokogio, Ltd. カートリッジフィルタ式集塵機およびカートリッジフィルタのカートリッジフィルタ式集塵機からの取外し方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2009041493A1 (ja) * 2007-09-26 2009-04-02 Sintokogio, Ltd. カートリッジフィルタ式集塵機およびカートリッジフィルタのカートリッジフィルタ式集塵機からの取外し方法
JPWO2009041493A1 (ja) * 2007-09-26 2011-01-27 新東工業株式会社 カートリッジフィルタ式集塵機およびカートリッジフィルタのカートリッジフィルタ式集塵機からの取外し方法

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