JPH0734909U - 水槽用ろ過器 - Google Patents

水槽用ろ過器

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JPH0734909U
JPH0734909U JP1233693U JP1233693U JPH0734909U JP H0734909 U JPH0734909 U JP H0734909U JP 1233693 U JP1233693 U JP 1233693U JP 1233693 U JP1233693 U JP 1233693U JP H0734909 U JPH0734909 U JP H0734909U
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JP
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water
filter
filtration
lower chamber
cubic case
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Application number
JP1233693U
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English (en)
Inventor
康夫 藤野
Original Assignee
康夫 藤野
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 洗浄が容易かつ効果的で取扱が簡単な水槽用
ろ過器を提供すること。 【構成】 合成樹脂から成形された多角柱体で、下部の
ろ過容器本体部1の上端部に駆動部2を嵌合させて一つ
の装置として構成されている。この内、ろ過容器本体部
1は、下部外壁面1aと下面1bにろ過容器本体部1の
外部から内部に貫通して形成した通水開口部Kが多数設
けると共に上端部の中心部の内側には短円柱のスリーブ
Sを吊着させて、このスリーブSの内径部にも広口開口
部HKが形成されている。一方、駆動部2の下端部の下
面には吸水口2a,小型電動ポンプP,吸水管2b,吐
出管2c,空気抜管2d及び電源コードCが備えられて
いる。そして、ろ過容器本体部1の内部には、合成樹脂
から形成され、図6に示した形状の水に浮く比重の螺旋
型ろ過材Rが内部空間の体積の60%〜70%を占める
様に多数充填されている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は鑑賞用魚介類の水槽に取り付けて使用するろ過器に関し、特にろ過器 の内部に充填するろ過材に、水に浮く浮遊性ろ過材をろ過器の容積の6・7割程 度入れた水槽用ろ過器に関する。
【0002】
【従来の技術】
鑑賞用魚類の代表的ものとしては金魚と熱帯魚が一般に知られているが、金魚 はフナを鑑賞用に改良した飼育品種で日本では古くから飼育され、水質に対する 抵抗力が比較的強いので飼育は割と容易である。一方、熱帯魚は亜熱帯地方に棲 息する小型で色彩や形態の優美な淡水魚や海水魚のことで、形態や習性の珍奇な 種類や比較的大型の魚類も含まれる場合が多い。この熱帯魚の飼育は金魚に比べ て飼育するのが難しく、特に水の汚れに対して敏感な習性を持つため、水槽での 飼育に際しては、ろ過装置等で水槽の水を常時浄化することが重要なポイントと なる。そこで、従来技術では、活性炭による水中の汚れ(有機物)を吸着するろ 過装置や、砂やプラスチックウールを使い、そこに細菌を繁殖させて、細菌の働 きで汚れを分解するろ過装置が考えられ、各種の規模,形の製品が既に市販され ている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
ところが、これら従来のろ過装置は、使用を開始してから時間が経過すると、 水の汚れによってろ過装置のろ過面が汚れてろ過能力が大幅に低下することにな るので、定期的にろ過装置を水槽から取り出してろ過材を洗浄したり、取り替え なければならず、その作業や手間が非常に面倒であるといった問題があった。 そこで、本考案は上記問題点を解決するために成されたもので、洗浄が容易かつ 効果的で取扱が簡単な水槽用ろ過器の提供を目的としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】 上記目的を達成するために成された本考案は、魚介類を生存させる水槽に着脱 自在に取り付け、水槽内の水をろ過する水槽用ろ過器であって、隔壁を介して上 部室と下部室に仕切り、その全体の外周を壁部で密閉形成した長尺立方体ケース と、当該長尺立方体ケースの上部室の内部に設けたポンプ部材と、当該ポンプ部 材に水を供給するため、上記長尺立方体ケースの隔壁を上部室から下部室に貫通 して設けた給水管と、当該給水管から、上記ポンプ部材を介して上記長尺立方体 ケース部の上部室の壁部の外側に設けた排水口に連通して設けた排水管と、上記 長尺立方体ケース部の下部室の下方所定の位置に、下部室の壁部を外側から内側 にかけて貫通するよう形成した多数の開口部と、上記長尺立方体ケースの下部室 の内部に、当該下部室の容積の60%〜70%に相当する容積分だけ充填した多 数の浮遊ろ過材と、から構成されたことを特徴とする水槽用ろ過器を要旨として いる。
【0005】
【作用】
本考案の水槽用ろ過器によれば、魚介類を生存させる水槽に取り付け、ポンプ 部材を駆動する。すると、水槽内の水は下部室の壁部に形成した多数の開口部か ら給水され、多数の浮遊ろ過材でろ過された後、排水管から水槽内に戻される。 そして、長時間ろ過運転を行ないろ過器の浮遊ろ過材が汚れた時は、水槽用ろ過 器を水槽から取り外し、下部室の開口部に水を流し込みながら振り洗いする。 すると、下部室の内部に充填された多数の浮遊ろ過材は下部室の容積の60%〜 70%に相当する容積分だけ充填してあるため、下部室内部を無作為に移動しな がら、容易かつ効果的に洗浄されることになる。
【0006】
【実施例】
本考案の水槽用ろ過器の実施例について、図面に基づき説明する。 図1は本実施例の水槽用ろ過器の斜視図,図2は本実施例の内部構造を表わした 断面図、図3〜図5は本実施例の具体的な使用方法を表わした作用説明図,図6 は本実施例に使用したろ過材の斜視図である。 本考案の水槽用ろ過器は、図に示す如く、合成樹脂から成形された多角柱体で、 下部のろ過容器本体部1の上端部に駆動部2を嵌合させて一つの装置として構成 されている。この内、ろ過容器本体部1は、下部外壁面1aと下面1bにろ過容 器本体部1の外部から内部に貫通して形成した通水開口部Kを多数設けると共に 上端部の中心部の内側には短円柱のスリーブSを吊着させ、このスリーブSの内 径部にも広口開口部HKが形成されている。一方、駆動部2の下端部の下面には 吸水口2a,小型電動ポンプP,吸水管2b,吐出管2c,空気抜管2d及び電 源コードCが備えられている。そして、ろ過容器本体部1の内部には、合成樹脂 から形成され、図6に示した形状の水に浮く比重の螺旋型ろ過材Rが内部空間の 体積の60%〜70%を占める様に多数充填されている。
【0007】 以上の構成からなる本実施例の水槽用ろ過器の作用・効果について説明する。 まず、本実施例のろ過容器本体部1の外壁面の上面と下面の任意の位置に、図3 に示した、吸盤Qを備えたアタッチメント3をそれぞれ填合させ、図4の状態に する。次に、水が充満された水槽4の内壁部に、吸盤Qを介して吸着させて水槽 用ろ過器全体が水槽内に完全に埋没するように取り付ける。すると、螺旋型ろ過 材Rは、水より比重が軽いため、ろ過容器本体部1の内部の上方に移動して、図 5に示した状態となる。そこで、電源コードCを電源等に接続して小型電動ポン プPを駆動する。すると、水槽4内の水は、通水開口部Kを介してろ過容器本体 部1の内部に吸引され、螺旋型ろ過材Rでろ過処理された後に、広口開口部HK 及び吸水管2bを流れて吐出管2cから水槽4内に排出されて循環ろ過運転が行 なわれることになる。一方、本実施例の水槽用ろ過器は、長期のろ過運転によっ て螺旋型ろ過材Rが汚れた時は、水槽4から取り外し、ろ過容器本体部1から駆 動部2を外す。次に、ろ過容器本体部1の通水開口部Kか広口開口部HKから水 又は洗浄液を注ぎ込みながらろ過容器本体部1の内部の螺旋型ろ過材Rが無作為 に移動するようにろ過容器本体部1全体を振り洗いするか、あるいは、ろ過容器 本体部1全体を水か洗浄液に漬けた状態で振り洗いすると、ろ過容器本体部1の 内部の螺旋型ろ過材Rはろ過容器本体部1の空間を移動しながら効果的に洗浄さ れることになる。この作用により、本実施例の水槽用ろ過器は、取り付ける水槽 の形状や種類に影響されることなくどのような水槽でも取り付けが簡単で、また 、従来のろ過材に比較して10倍以上のろ過面積を誇る螺旋型ろ過材の使用によ ってろ過処理能力を飛躍的に高めると共に使用後の洗浄時には、ろ過容器本体部 1を取り外し、水又は洗浄液で振り洗いができるため、短時間に効果的洗浄が行 なえる。従って、本実施例の水槽用ろ過器は、鑑賞用魚介類の飼育用は勿論のこ と、料亭や魚屋等の生き魚用の生簀に使用することで、長期に渡って水槽や生簀 の水を効果的に洗浄すると共に繰り返し反復使用ができるため、その経済的効果 は計り知れないものがある。
【0008】
【考案の効果】
以上、詳述したように、本考案の水槽用ろ過器は、魚介類を生存させる水槽に 着脱自在に取り付け、水槽内の水をろ過する水槽用ろ過器であって、隔壁を介し て上部室と下部室に仕切り、その全体の外周を壁部で密閉形成した長尺立方体ケ ースと、長尺立方体ケースの上部室の内部に設けたポンプ部材と、ポンプ部材に 水を供給するため、長尺立方体ケースの隔壁を上部室から下部室に貫通して設け た給水管と、給水管から、ポンプ部材を介して長尺立方体ケース部の上部室の壁 部の外側に設けた排水口に連通して設けた排水管と、長尺立方体ケース部の下部 室の下方所定の位置に、下部室の壁部を外側から内側にかけて貫通するよう形成 した多数の開口部と、長尺立方体ケースの下部室の内部に、下部室の容積の60 %〜70%に相当する容積分だけ充填した多数の浮遊ろ過材とから構成したこと で、鑑賞用魚介類の水槽でのろ過処理を長期に渡って効果的に行なうだけでなく 長期使用後のろ過材の洗浄も従来のものに比較して大幅に簡単化すると共に繰り 返し反復使用を可能にして、水槽用ろ過器としての耐久性を飛躍的に向上させた 画期的考案であり、その社会に与える経済的恩恵は計り知れないものがある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の水槽用ろ過器の実施例を表わした斜視
図である。
【図2】本考案の水槽用ろ過器の実施例の内部構造を表
わした断面図である。
【図3】本考案の水槽用ろ過器の実施例の具体的な使用
方法を表わした作用説明図である。
【図4】本考案の水槽用ろ過器の実施例の具体的な使用
方法を表わした作用説明図である。
【図5】本考案の水槽用ろ過器の実施例の具体的な使用
方法を表わした作用説明図である。
【図6】本考案の水槽用ろ過器の実施例に使用したろ過
材の斜視図である。
【符号の説明】
1 ろ過容器本体部 1a 下部外壁面 1b 下面 2 駆動部 2a 吸水口 2b 吸水管 2c 吐出管 2d 空気抜管 3 アタッチメント 4 水槽 C 電源コード K 通水開口部 S スリーブ HK 広口開口部 P 小型電動ポンプ R 螺旋型ろ過材 Q 吸盤

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 魚介類を生存させる水槽に着脱自在に取
    り付け、水槽内の水をろ過する水槽用ろ過器であって、 隔壁を介して上部室と下部室に仕切り、その全体の外周
    を壁部で密閉形成した長尺立方体ケースと、 当該長尺立方体ケースの上部室の内部に設けたポンプ部
    材と、 当該ポンプ部材に水を供給するため、上記長尺立方体ケ
    ースの隔壁を上部室から下部室に貫通して設けた給水管
    と、 当該給水管から、上記ポンプ部材を介して上記長尺立方
    体ケース部の上部室の壁部の外側に設けた排水口に連通
    して設けた排水管と、 上記長尺立方体ケース部の下部室の下方所定の位置に、
    下部室の壁部を外側から内側にかけて貫通するよう形成
    した多数の開口部と、 上記長尺立方体ケースの下部室の内部に、当該下部室の
    容積の60%〜70%に相当する容積分だけ充填した多
    数の浮遊ろ過材と、 から構成されたことを特徴とする水槽用ろ過器。
JP1233693U 1993-02-23 1993-02-23 水槽用ろ過器 Pending JPH0734909U (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100858951B1 (ko) * 2006-03-07 2008-09-18 니뽄 가이시 가부시키가이샤 여과기 및 여과기의 역세척 방법
KR100983352B1 (ko) * 2010-05-17 2010-09-20 유귀식 휴대용 어항 청소기
KR101481634B1 (ko) * 2013-04-16 2015-01-16 주식회사 에스디알앤디 수족관용 물관리장치

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