JPH0734821U - 医療用多機能式電動ベッド - Google Patents

医療用多機能式電動ベッド

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JPH0734821U
JPH0734821U JP7285993U JP7285993U JPH0734821U JP H0734821 U JPH0734821 U JP H0734821U JP 7285993 U JP7285993 U JP 7285993U JP 7285993 U JP7285993 U JP 7285993U JP H0734821 U JPH0734821 U JP H0734821U
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JP
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plate
hydraulic cylinder
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rail
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JP7285993U
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Inventor
亮錚 蔡
同舟 叢
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亮錚 蔡
同舟 叢
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 患者が自分で排泄を行える医療用多機能式電
動ベッドを提供する。 【構成】 赤外線センサーを設けた回路制御装置が制御
する、便器、乾燥機および水洗装置を設けた昇降機構
と、油圧連接棒組と、水平移動する防臭蓋板と、制御ボ
タンとを設け、制御ボタンを押すと昇降機構が下降し防
臭蓋板がレール位置まで下降し、油圧シリンダと連接棒
組が防臭蓋板を引張り、床板中央の排泄用穴を開放し、
防臭蓋板のマイクロスイッチ接触で油圧シリンダが駆動
され昇降機構が昇降台を再び押し上げて床板底部に貼合
し、昇降台のハネ避け板を立て、排泄に供し、赤外線セ
ンサーにより排泄物の通過を検出して水洗装置を駆動
し、その後乾燥機で乾燥すると再び昇降機構が下降し、
防臭蓋板がもとの位置に戻る。その後昇降機構は再び上
昇して昇降台を押し上げ常態に戻ることを特徴とする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、一種の医療用ベッドに関し、特に、按摩機能を備え、また、他人の 介助なく患者が自分で排泄できる装置を備えた医療用多機能式電動ベッドに関す る。
【0002】
【従来の技術】
従来の医療用ベッドのほとんどは、僅かに床板の角度調整装置を備えただけの ものが多く、身動きできない患者や話すことができない患者、意識のない患者に は、不便な点が多かった。すなわち、これらの患者は、排泄時に他人の介助を必 要とし、また、失敗して衣服等を濡らすこともあった。また、排泄や按摩などに 介助を必要とすることは、患者にとって苦痛であるばかりでなく、家人にとって も、肉体的、精神的、また経済的な負担となった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は、特に、按摩機能、患者が自分で排泄できる機能を備えた、医療用多 機能式電動ベッドを提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案は、制御回路、油圧ポンプ、油圧シリンダ、連接棒組、防臭蓋板、充填 ブロック、レール、昇降板、ハネ避け板、便器、乾燥機、交叉棒組、マイクロス ッチ、赤外線センサー、按摩器、およびベッド等により構成し、以下の特徴を有 する。 (イ)上記接摩器は、ベッドの前床板内に数個設ける。 (ロ)ベッドの中床板の中央の患者の臀部に当たる位置に排泄用穴を設け、この 排泄用穴内の一組の対向する壁面上には複数の上記赤外線センサーを設け、排泄 用穴の下方には一組の昇降機構を設ける。 (ハ)上記昇降機構は、ベッド底部に固定フレームを設け、これに一組のレール を設け、このレール上にそれぞれ一組の交叉棒を設け、各組の交叉棒の対応する 位置にある交叉棒の底端を上記レール上に固定し、もう一つの左右で対応する交 叉棒の底端にローラーを設け、並びにこのローラーを設けた二本の交叉棒の間に 横棒を設け、この横棒の中央に油圧シリンダを設けた構造であり、この油圧シリ ンダの作動と横棒により、二組の交叉棒の同歩の動作を行う。 (ニ)上記交叉棒の上には漏穴を有する上記昇降板を設け、昇降板の上記漏穴の 一側には一端を漏穴の側縁に回転自由に設けてもう一端を開閉できる上記ハネ避 け板を設け、このハネ避け板の内縁の対向する二箇所に多組の上記赤外線センサ ーを設ける。 (ホ)上記ハネ避け板上には温水による患者の陰部および肛門の洗浄用に上記温 水パイプを連接し、昇降板の下方には一般の便器と同じ形状の上記便器を設け、 便器の下方には噴水により排泄物を洗い流す水パイプを設ける。 (ヘ)昇降板の漏穴の一側には患者の陰部、肛門方向に向けて温水洗浄後に乾燥 するための上記乾燥機を設ける。 (ト)後床板下方と昇降板との間の適当な位置に、一組の長手方向のレールを設 け、このレール上に上記充填ブロックを設けた防臭蓋板を設け、その一端を連接 棒組に回転自由に設け、一つの油圧シリンダを連接棒組のもう一端に連接して設 け、連接棒組が防臭蓋板をレール上で往復移動させ、このレールの両端にはマイ クロスイッチを設け、防臭蓋板を所定の位置にて停止させる。 (チ)上記の部品を組立後、昇降機構の昇降板の上昇と下降、および防臭蓋板の 縦方向の移動により、排泄時の状態あるいは非排泄時の状態とし、その過程にお いて、按摩、洗浄、乾燥を行う機能を有する。
【0005】
【作用】
患者が排泄を行う場合は、制御箱(17)上のボタンを選択し、自分で、ある いは看護人が押す。すると、昇降機構(4)が下降を開始し、所定の位置に至る と交叉棒(41)底部の突起(411)がマイクロスイッチ(421)を触動し 、昇降機構(4)を停止させる。このとき昇降板(44)も所定の位置に保持さ れる。ならびに油圧シリンダ(22)は作動開始してレール(24)上の防臭蓋 板(2)を後方に引く。これにより防臭蓋板(2)は、排泄用穴(13)の下方 を離れる。防臭蓋板(2)がマイクロスイッチ(251)が触動するとき防臭蓋 板(2)は停止する。これに続いて昇降機構(4)は上昇し、昇降板(44)は 後床板(12)の底面に貼合し、排泄を行うことができる。なお、昇降機構(4 )は、交叉棒(41)下方に設けたマイクロスイッチ(422)を触動すること で停止する。
【0006】 患者が排泄を行うときは、まずハネ避け板(45)を立てて陰部を覆い、尿が 飛び散ることを防ぐ。排泄物が落下して排泄用穴(13)を通過するとき、赤外 線センサー(14)が検出し、ハネ避け板(45)の温水パイプ(47’)から 温水を噴出し、患者の陰部および肛門を洗浄する。同時に便器(5)の水パイプ (47)から水を噴出し、便器(5)内の汚物を洗い流し、清潔に保つ。
【0007】 患者の排泄物はこの排泄用穴(13)と、漏穴(441)から昇降板(44) 底部に設けた便器(5)内に落ち、さらにガイドパイプ(51)により汚物タン ク内あるいは所定の位置に溜める。
【0008】 以上の過程が終了すると、制御回路は再び動作を開始し、昇降板(44)の片 側に設けた乾燥機(46)から温風が出て患者の陰部および肛門部分を乾燥する 。これにより、患者は自分で拭き取る必要がない。この乾燥過程および按摩器( 15)による按摩の過程は図6に示される。
【0009】 前述の過程が完成すると、昇降板(44)は下降して所定の位置に至る。その 後、後床板(12)の底部の片側に長手方向に設けたレール(24)上の防臭蓋 板(2)が、油圧シリンダ(22)に連接する連接棒(21)によりレール(2 4)に沿って移動してレール(24)の前端(図の向かって右)に至ると、その 一端がレール(24)の末端に設けたマイクロスイッチ(25)を触動すること により停止する。
【0010】 これと同時に、昇降機構(4)は昇降板(44)を押し上げて防臭蓋板(2) を押し上げ、防臭蓋板(2)の上面に設けた排泄用穴(13)に嵌合する突起( 411)を排泄用穴(13)に嵌入し、後床板(12)の排泄用穴(13)を塞 いで平らにし、正常な不使用状態とする。
【0011】
【実施例】
図1、2、3および図4に示されるように、本考案はベッド(1)の前床板( 11)底部の適当な位置に数個の按摩器(15)を設け、患者に按摩を行える。 また、中床板(111)の中央には人の臀部形状に応じた形状の排泄用穴(13 )を設け、この排泄用穴(13)内の一組の対向する壁面上には複数の赤外線セ ンサー(14)を設け、排泄用穴(13)の下方には一組の昇降機構(4)を設 ける。この昇降機構(4)は、油圧シリンダ(43)と、ベッド(1)底部のレ ール(42)に設け、油圧シリンダ(43)により推進される一組の交叉棒(4 1)、この交叉棒(41)の上に設けた昇降板(44)、昇降板(44)の上面 両側に設けた一組のレール(241)からなる。
【0012】 患者が排泄を行う場合は、制御箱(17)上のボタンを選択し、自分で、ある いは看護人が押す。すると、昇降機構(4)が下降を開始し、所定の位置に至る と交叉棒(41)底部の突起(411)がマイクロスイッチ(421)を触動し 、昇降機構(4)を停止させる。このとき昇降板(44)も所定の位置に保持さ れる。ならびに油圧シリンダ(22)は作動開始してレール(24)上の防臭蓋 板(2)を後方に引く。これにより防臭蓋板(2)は、排泄用穴(13)の下方 を離れる。防臭蓋板(2)がマイクロスイッチ(251)が触動するとき防臭蓋 板(2)は停止する。これに続いて昇降機構(4)は上昇し、昇降板(44)は 後床板(12)の底面に貼合し、排泄を行うことができる。なお、昇降機構(4 )は、交叉棒(41)下方に設けたマイクロスイッチ(422)を触動すること で停止する。
【0013】 上記昇降板(44)の中央と排泄用穴(13)の相対位置には、一つの漏穴( 441)を設け、患者の排泄物はこの排泄用穴(13)と漏穴(441)から昇 降板(44)底部に設けた便器(5)内に落ち、さらにガイドパイプ(51)に より汚物タンク内あるいは所定の位置に溜める。
【0014】 また、昇降板(44)の漏穴(441)の片側には一端を回転自由に固定して もう一端を上下に開閉できるようにしたハネ避け板(45)を設ける。患者が排 泄を行うときは、ハネ避け板(45)を立てて陰部を覆い、尿が飛び散ることを 防ぐ。
【0015】 尿や便が落下して排泄用穴(13)を通過するとき、赤外線センサー(14) が検出し、ハネ避け板(45)の温水パイプ(47’)から温水を噴出し、患者 の陰部および肛門を洗浄する。同時に便器(5)の水パイプ(47)から水を噴 出し、便器(5)内の汚物を洗い流し、清潔に保つ。
【0016】 以上の過程が終了すると、制御回路は再び動作を開始し、昇降板(44)の片 側に設けた乾燥機(46)から温風が出て患者の陰部および肛門部分を乾燥する 。これにより、患者は自分で拭き取る必要がない。
【0017】 前述の過程が完成すると、昇降板(44)は下降して所定の位置に至る。その 後、後床板(12)の底部の片側に長手方向に設けたレール(24)上の防臭蓋 板(2)が、油圧シリンダ(22)に連接する連接棒(21)によりレール(2 4)に沿って移動してレール(24)の前端(図の向かって右)に至ると、その 一端がレール(24)の末端に設けたマイクロスイッチ(25)を触動すること により停止する。
【0018】 これと同時に、昇降機構(4)は昇降板(44)を押し上げて防臭蓋板(2) を押し上げ、防臭蓋板(2)の上面に設けた排泄用穴(13)に嵌合する突起( 411)を排泄用穴(13)に嵌入し、後床板(12)の排泄用穴(13)を塞 いで平らにし、正常な不使用状態とする。
【0019】 さらに、図5、6に示されるように、本考案を、いわゆる植物人間や、体を動 かせない患者に使用する場合には、防臭蓋板(2)および昇降機構(4)等の部 分を削除してもよい。これにより、直接ハネ避け板(45)の一端を排泄用穴( 13)に回転自由に設け、ハネ避け板(45)を立てて患者の陰部を覆ってもよ く、他人の介助なく患者が排泄を行うことができる。この場合は、防臭蓋板(2 )のレール(24)、連接棒(21)、油圧シリンダ(22)、および昇降機構 (4)の油圧シリンダ(43)、交叉棒(41)等を削除し、直接昇降板(44 )等を排泄用穴(13)の底部に固定し、前床板(11)および交叉棒(41) 中央に設けた可動板(121)の回転軸をそれぞれ軸受棒(1212)(121 3)(125)で受ける。ベッド(1)の底部の一側には油圧シリンダ(121 1)を設け、この油圧シリンダ(1211)のピストン棒は前床板(11)の軸 部に設けた軸受棒(1212)に連接し、前床板(11)に角度変化を生じさせ る。前床板(11)の軸部のもう一つの場所には、軸受棒(1213)を設け、 連接棒(1214)を、ピン(1215)で可動板(121)の軸部に設けた軸 受棒(125)と前床板(11)の軸部に設けた上記軸受棒(1213)の間に 連接する。
【0020】 この実施例では、図6、7に示されるように、油圧シリンダ(1211)が作 動するとき、前床板(11)を上に傾け、可動板(121)を下に傾け、患者の 上半身を上に、腿部を下に傾けた座姿とし、排泄をし易くする。もし、可動板( 121)により前床板(11)を作動しない場合には、ピン(1215)を取り 出し、ピン(124)(124’)をそれぞれ可動板(121)の両側に設けた 耳(122)(122’)、および底部に設けた耳(123)(123’)に挿 入して可動板(121)を下傾させない。
【0021】 以上述べてきたように、本考案は、排泄に介助を必要とする寝たきり老人や患 者、いわゆる植物人間などが他人の介助なく排泄を行えるようにした医療用多機 能式電動ベッドであり、極めて実用的な価値が高く、また経済的で新規性を有し ている。
【0022】
【考案の効果】
本考案の医療用多機能式電動ベッドは、体の自由がきかない人や話すことがで きない患者が尿意(便意)を催したとき、制御箱のボタンを押すだけで排泄が行 え、ならびに便器の自動洗浄および患者の陰部や肛門の洗浄機能とその後の陰部 および肛門の乾燥機能等を一貫した過程として行う。これにより、排泄に他人の 介助を必要とする患者が自分で排泄できる効果がある。同時に本考案は、上記防 臭蓋板と昇降台の昇降機構を省いて便器、乾燥機等の装置を中床板の排泄用穴の 下方に設けて、常態でハネ避け板を立てて患者の陰部を覆ってもよく、これによ り、意識のない患者に使用することもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一部内部構造と共に示した立体図であ
る。
【図2】本考案の防臭蓋板と昇降機構間の動作状態を示
す断面図である。
【図3】本考案の防臭蓋板と昇降機構間の動作状態を示
す断面図である。
【図4】本考案の防臭蓋板とそれに関わる部分の立体図
である。
【図5】本考案のもう一つの実施例の立体図である。
【図6】上記図5の実施例の動作状態をAおよびB部分
拡大図と共に示した立体図である。
【図7】上記図5の実施例の前床板と可動板の動作状態
を示す側面図である。
【符号の説明】
(1)ベッド (11)前庄板 (111)中床板
(12)後床板 (121)可動板 (122)(122’)(12
3)(123’)耳 (124)(1215)ピン (1212)(121
3)(125)軸受棒 (1214)連接棒 (13)排泄用穴 (14)
赤外線センサー (15)按摩器 (16)回路制御箱 (17)制
御箱 (2)防臭蓋板 (21)連接棒 (22)(43)(1211)油圧シ
リンダ (23)充填ブロック (24)(241)レール
(3)油圧ポンプ (25)(251)(421)(422)マイクロスイ
ッチ (4)昇降機構 (41)交叉棒 (411)突起 (42)レール
(44)昇降板 (441)漏穴 (45)撥ね避け板 (46)乾燥機
(47)水パイプ (47’)温水パイプ (5)便器 (51)ガイドパ
イプ

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 制御回路、油圧ポンプ、油圧シリンダ、
    連接棒組、防臭蓋板、充填ブロック、レール、昇降板、
    ハネ避け板、便器、乾燥機、交叉棒組、マイクロスッ
    チ、赤外線センサー、按摩器、およびベッド等により構
    成する医療用多機能式電動ベッドであり、以下の特徴を
    有する。 (イ)上記按摩器は、ベッドの前床板内に数個設ける。 (ロ)ベッドの中床板の中央の患者の臀部に当たる位置
    に排泄用穴を設け、この排泄用穴内の一組の対向する壁
    面上には複数の上記赤外線センサーを設け、排泄用穴の
    下方には一組の昇降機構を設ける。 (ハ)上記昇降機構は、ベッド底部に固定フレームを設
    け、これに一組のレールを設け、このレール上にそれぞ
    れ一組の交叉棒を設け、各組の交叉棒の対応する位置に
    ある交叉棒の底端を上記レール上に固定し、もう一つの
    左右で対応する交叉棒の底端にローラーを設け、並びに
    このローラーを設けた二本の交叉棒の間に横棒を設け、
    この横棒の中央に油圧シリンダを設けた構造であり、こ
    の油圧シリンダの作動と横棒により、二組の交叉棒の同
    歩の動作を行う。 (ニ)上記交叉棒の上には漏穴を有する上記昇降板を設
    け、昇降板の上記漏穴の一側には一端を漏穴の側縁に回
    転自由に設けてもう一端を開閉できる上記ハネ避け板を
    設け、このハネ避け板の内縁の対向する二箇所に多組の
    上記赤外線センサーを設ける。 (ホ)上記ハネ避け板上には温水による患者の陰部およ
    び肛門の洗浄用に上記温水パイプを連接し、昇降板の下
    方には一般の便器と同じ形状の上記便器を設け、便器の
    下方には噴水により排泄物を洗い流す水パイプを設け
    る。 (ヘ)昇降板の漏穴の一側には患者の陰部、肛門方向に
    向けて温水洗浄後に乾燥するための上記乾燥機を設け
    る。 (ト)後床板下方と昇降板との間の適当な位置に、一組
    の長手方向のレールを設け、このレール上に上記充填ブ
    ロックを設けた防臭蓋板を設け、その一端を連接棒組に
    回転自由に設け、一つの油圧シリンダを連接棒組のもう
    一端に連接して設け、連接棒組が防臭蓋板をレール上で
    往復移動させ、このレールの両端にはマイクロスイッチ
    を設け、防臭蓋板を所定の位置にて停止させる。 (チ)上記の部品を組立後、昇降機構の昇降板の上昇と
    下降、および防臭蓋板の縦方向の移動により、排泄時の
    状態あるいは非排泄時の状態とし、その過程において、
    按摩、洗浄、乾燥を行う機能を有する。 以上の構造および特徴を有する、医療用多機能式電動ベ
    ッド。
  2. 【請求項2】 前記昇降台、便器、乾燥機、温水パイ
    プ、水パイプを直接後床板の排泄用穴の下方に固定し、
    ハネ避け板の上面に排泄用穴と同じ形状の軟性のパッキ
    ングを嵌め、ならびに昇降機構や防臭蓋板等を除いても
    よく、ハネ避け板で患者の陰部を覆い、身動きのできな
    い患者やいわゆる植物人間に適用できる、請求項1に記
    載の医療用多機能式電動ベッド。
  3. 【請求項3】 前記後床板の中央に下傾動作が行える可
    動板を設け、前床板の軸と可動板の軸に設けた軸受棒の
    間にピンで両端を軸受棒に連接した連接棒を設け、ベッ
    ドの底部の一側に油圧シリンダを設けてもよく、その推
    動により、前床板を上向きに傾斜させ、同時に連接棒に
    より上記可動板を下傾させる、請求項2に記載の医療用
    多機能式電動ベッド。
JP7285993U 1993-12-09 1993-12-09 医療用多機能式電動ベッド Pending JPH0734821U (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2022131074A1 (ja) * 2020-12-17 2022-06-23 パラマウントベッド株式会社 情報提供装置
JP7181513B1 (ja) * 2022-08-02 2022-12-01 諒吉 渡邊 臀部と臀部周辺マットを洗浄する排泄の出来る介護用ベッド。

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