JPH0734508A - 着座センサー - Google Patents

着座センサー

Info

Publication number
JPH0734508A
JPH0734508A JP20177393A JP20177393A JPH0734508A JP H0734508 A JPH0734508 A JP H0734508A JP 20177393 A JP20177393 A JP 20177393A JP 20177393 A JP20177393 A JP 20177393A JP H0734508 A JPH0734508 A JP H0734508A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
monostable oscillator
pulse
oscillator
person
output
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP20177393A
Other languages
English (en)
Inventor
Shinichi Ogawa
真一 小川
Ikuya Idota
育哉 井戸田
Masahiro Iguchi
昌広 井口
Ken Takamata
憲 鷹股
Koji Yogo
幸治 余吾
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
SAN TEC KK
Inax Corp
Original Assignee
SAN TEC KK
Inax Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by SAN TEC KK, Inax Corp filed Critical SAN TEC KK
Priority to JP20177393A priority Critical patent/JPH0734508A/ja
Publication of JPH0734508A publication Critical patent/JPH0734508A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Sanitary Device For Flush Toilet (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 温度に影響されないで人の着座を確実に検知
することを目的とする。 【構成】 便座の裏面に貼付けられた電極板3Aは単安
定発振器11と接続され、電極板3Bは単安定発振器1
2と接続され、便座に人が着座した場合、電極板3A,
3Bを電極とするコンデンサの容量が変化するため、単
安定発振器11、単安定発振器12から出力されるパル
ス信号(B),(C)のパルス幅が異なったものにな
り、NOR論理回路13から出力される信号(D)は、
パルス信号(B),(C)のパルス幅の差だけ論理
「H」となる。その信号(D)は、検波回路14で検波
整流され、直流増幅器15で増幅されてスイッチング回
路16をオンにし、スイッチング回路16から電圧を出
力させるため、その電圧を検出すれば人が便座に着座し
たことを検知することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】本発明は、例えば洋式便器の便座に人が着
座したことを検出する着座センサ−に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば洋式便器の便座に人が着座
したことを検出する着座センサ−に関して、図4に示す
ような回路構成のものがある。図4に示すように、合成
樹脂製の便座21には検出電極板22,23が着設され
ており、便座21を誘電体とするコンデンサが形成され
ている。そして検出電極板22はハ−トレイ型発振回路
24に接続されており、便座21に形成された上記コン
デンサを共振回路の一部として出力端子V0から所定電
圧の出力信号が出力されている。上記発振状態におい
て、便座21に人が着座すると、ハ−トレイ型発振回路
24からの電流が抵抗R1と便座21に形成された上記
コンデンサと人とを介してア−スされるため、ハ−トレ
イ型発振回路24の共振回路の一部を形成するコンデン
サの容量が変化し、その結果、ハ−トレイ型発振回路2
4の出力端子V0から出力される電圧が変化する。その
電圧変化を検出することにより、人の着座を検知するこ
とができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の着座センサ
−は、ハ−トレイ型発振回路24に帰環分配用コンデン
サC1,C2が使用されているため、周囲温度によりハ
−トレイ型発振回路24の出力端子V0から出力される
電圧が変化することから、着座検出特性が温度により変
化するという問題がある。また、人が便座21に着座し
た場合のハ−トレイ型発振回路24の出力電圧と、例え
ば猫が便座21にタッチした場合のハ−トレイ型発振回
路24の出力電圧とが余り差がないため、猫が便座21
にタッチしても人が着座したものとして検出してしまう
という問題がある。更に、人が着座しようとして便座2
1に近づく場合と便座21から離れる場合とは、便座2
1からの距離が等しくとも出力電圧が一致しないヒステ
リシス特性を有するため、着座検出が正確にできないと
いう問題がある。また、人が便座21からゆっくり離れ
た場合に着座状態と同様の状態が続くという問題があ
る。
【0004】そこで本発明では、ハ−トレイ型発振回路
24のように中枢部にコンデンサを使用するアナログタ
イプではなく、コンデンサを使用しないディジタル回路
で人の着座を確実に検知することにより、前記従来の問
題を解決することを技術的課題とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題解決のための技
術的手段は、着座センサ−を、絶縁体で形成された着座
部に配設された対になった電極板それぞれに電気的に接
続され、人が前記着座部に着座したときの静電容量の変
化により異なったパルス幅のパルス信号を出力する一
方、前記人が着座部に着座していないときには同一パル
ス幅のパルス信号を出力する第1の単安定発振器及び第
2の単安定発振器と、その第1の単安定発振器及び第2
の単安定発振器に対して基準周波数のトリガ−信号を出
力する基準発振器と、前記第1の単安定発振器及び第2
の単安定発振器それぞれから出力されるパルス信号を入
力し、それぞれのパルス信号のパルス幅が等しいとき出
力が論理「L」となる一方、それぞれのパルス信号のパ
ルス幅が異なるとき、そのパルス幅の差の時間だけ出力
が論理「H」となる論理回路とを備えた構成にすること
である。
【0006】
【作用】上記構成の着座センサ−によれば、人が着座部
に着座したときの静電容量の変化により、第1の単安定
発振器及び第2の単安定発振器から異なったパルス幅の
パルス信号が出力されるため、論理回路からそのパルス
幅の差だけ論理「H」の信号が出力される。そのため、
その論理「H」の信号が出力されたことを検出すれば、
人が着座部に着座したことを検知することができる。一
方、人が着座部に着座しない状態では第1の単安定発振
器及び第2の単安定発振器から同一のパルス幅のパルス
信号が出力されるため、論理回路から論理「L」の信号
が出力されることから、人が非着座状態にあることを検
知することができる。
【0007】
【実施例】次に、本発明の実施例を図面を参照しながら
説明する。図1に示すように、便器1の便座2の裏面に
は銅板状の上下対になった電極板3A,3Bから形成さ
れるアンテナ部3が貼り付けられており、合成樹脂製の
上記便座2を誘電体とするコンデンサが形成される。
尚、これは便座2内に配設された便座ヒ−タ−の金属箔
を利用して形成したものであっても良い。また、便器1
の側部には操作部4が配置されており、その操作部4の
表面には、尻部洗浄、ビデ洗浄、便座暖房等の機能を選
択するためのタッチボタン5,6,7が設けられてい
る。図2は、着座センサ−の電子回路ブロック図であ
る。尚、この着座センサ−の電子回路は前記操作部4に
収納されている。
【0008】図2に示すように、コンデンサを形成する
前記電極板3Aは、端子T1を介して単安定発振器11
の時定数素子接続端子に接続されており、電極板3Bは
端子T2を介して単安定発振器12の時定数素子接続端
子に接続されている。上記単安定発振器11及び単安定
発振器12のトリガ−入力端子は、基準発振器10と接
続されており、基準発振器10から図3の(A)に示す
ような周波数、例えば50KHz〜100KHzのパル
ス信号がトリガ−信号として単安定発振器11及び単安
定発振器12に入力される。前記便座2に人が着座して
いない場合、基準発振器10のトリガ−パルス信号の立
ち上がりタイミングに同期して上記単安定発振器11の
出力端子Q、及び単安定発振器12の出力端子Qバ−か
ら、パルス幅が同じで論理「H」「L」が逆のパルス信
号(B),(C)が出力される。尚、このパルス幅を同
一にするために後述の可変抵抗器VR1が調整される。
【0009】上記単安定発振器11の出力端子Q及び単
安定発振器12の出力端子Qバ−はNOR論理回路13
の2入力端子に接続されている。そして、前記便座2に
人が着座していない場合、単安定発振器11の出力端子
Q及び単安定発振器12の出力端子Qバ−から出力され
るパルス信号(B),(C)は、予め同じパルス幅にな
るように可変抵抗器VR1で調整されているため、NO
R論理回路13から出力される信号(D)は論理「L」
となる。一方、前記便座2に人が着座した場合には、電
極板3A,3Bを有するコンデンサの容量が変化するた
め、単安定発振器11の出力端子Q及び単安定発振器1
2の出力端子Qバ−から出力されるパルス信号(B),
(C)は、パルス幅が同じでなくなる。そのためNOR
論理回路13から出力される信号(D)は、図3に示す
ように、パルス信号(B),(C)のパルス幅の差だけ
論理「H」となる。
【0010】前記便座2に人が着座し、NOR論理回路
13からパルス信号(B),(C)のパルス幅の差だけ
論理「H」の信号(D)が出力されると、その出力信号
(D)は、検波回路14で検波整流され、直流増幅器1
5で直流増幅される。その直流増幅信号はトランジスタ
等で構成されたスイッチング回路16に出力され、その
スイッチング回路16をオンにスイッチングする。従っ
て、前記便座2に人が着座した場合、スイッチング回路
16から図3の(F)に示すようなDC5ボルトの電圧
が出力されるため、この電圧を検出すれば、着座を検知
することができる。尚、DC6ボルトから12ボルトの
電圧を安定化してDC5ボルトの制御用電圧を出力する
安定化回路(AVR)17が接続されている。また、単
安定発振器11、及び単安定発振器12に接続されてい
る可変抵抗器VR1は、前述のように前記便座2に人が
着座していない場合、単安定発振器11の出力端子Q及
び単安定発振器12の出力端子Qバ−から出力されるパ
ルス信号(B),(C)のパルス幅を同じにするため調
整するものである。更に、人が着座した場合にのみ、確
実に着座を検知する一方、例えば猫が便座2にタッチし
たときに、これを検知しないようにするためには、単安
定発振器11に接続された抵抗R1、及び単安定発振器
12に接続された抵抗R2の値を変えることにより、パ
ルス信号(B),(C)のパルス幅の差を大きくすれば
良い。
【0011】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、従来の
ように発振回路にコンデンサが接続されたハ−トレイ型
ではなく、ディジタル回路で人の着座を検知することが
できるため、従来の問題点であったコンデンサの温度特
性及びヒステリシスによる検出特性の変動を無くすこと
ができる。また、例えば猫のような小動物が便座にタッ
チしたときに、これを検知しないようにすることができ
るため、人が着座した場合にのみ、確実に着座を検知す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】便器の平面図である。
【図2】着座センサ−の電子回路ブロック図である。
【図3】着座センサ−の電子回路のタイミングチャ−ト
図である。
【図4】従来の着座センサ−の電子回路図である。
【符号の説明】
1 便器 2 便座 3 アンテナ部 3A 電極板 3B 電極板 11 単安定発振器 12 単安定発振器 13 NOR論理回路 14 検波回路 15 増幅回路 16 スイッチング回路 R1 抵抗 R2 抵抗 VR1 可変抵抗器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 井口 昌広 愛知県常滑市鯉江本町5丁目1番地 株式 会社イナックス内 (72)発明者 鷹股 憲 愛知県常滑市鯉江本町5丁目1番地 株式 会社イナックス内 (72)発明者 余吾 幸治 岐阜県可児市柿下634番地の7 株式会社 サンライズ技研内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 絶縁体で形成された着座部に配設された
    対になった電極板それぞれに電気的に接続され、人が前
    記着座部に着座したときの静電容量の変化により異なっ
    たパルス幅のパルス信号を出力する一方、前記人が着座
    部に着座していないときには同一パルス幅のパルス信号
    を出力する第1の単安定発振器及び第2の単安定発振器
    と、その第1の単安定発振器及び第2の単安定発振器に
    対して基準周波数のトリガ−信号を出力する基準発振器
    と、前記第1の単安定発振器及び第2の単安定発振器そ
    れぞれから出力されるパルス信号を入力し、それぞれの
    パルス信号のパルス幅が等しいとき出力が論理「L」と
    なる一方、それぞれのパルス信号のパルス幅が異なると
    き、そのパルス幅の差の時間だけ出力が論理「H」とな
    る論理回路とを備えたことを特徴とする着座センサ−。
JP20177393A 1993-07-21 1993-07-21 着座センサー Pending JPH0734508A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20177393A JPH0734508A (ja) 1993-07-21 1993-07-21 着座センサー

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20177393A JPH0734508A (ja) 1993-07-21 1993-07-21 着座センサー

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0734508A true JPH0734508A (ja) 1995-02-03

Family

ID=16446701

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP20177393A Pending JPH0734508A (ja) 1993-07-21 1993-07-21 着座センサー

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0734508A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7098674B2 (en) Occupant sensor
US4136291A (en) Capacitive touch-pad devices with dynamic bias
US5063306A (en) Proximity sensing device
JP2008024087A (ja) 車両用座席装置及びその製造方法
JP2002326554A (ja) ハイブリッドセンサ及び着座検出システム
JPH0734508A (ja) 着座センサー
JPH0529680Y2 (ja)
JP3807315B2 (ja) 電磁調理器
KR0141081B1 (ko) 착석검지장치
JPH07140258A (ja) 便座用着座検出装置
JP2007175163A (ja) 静電式着座センサ
JPH0760185B2 (ja) 着座センサ
JP3632311B2 (ja) 便座用着座検出装置
JPH1071105A (ja) 静電容量式着座検出装置
JP2972022B2 (ja) 着座センサ
JPH05196744A (ja) 静電容量式着座センサ
JP3029685B2 (ja) 衛生洗浄装置における静電式着座センサの検出方法
JPH05293059A (ja) 着座センサ
JP2595435B2 (ja) 着座センサ
JP2000311564A (ja) 着座検出システム
JP3374594B2 (ja) 静電容量式着座検出装置
JPH02304826A (ja) 着席検知装置
KR870001791Y1 (ko) 경보기가 부착된 좌변기
JP3321631B2 (ja) シャワーノズルの位置制御装置
AU602652B2 (en) Proximity sensing device