JPH0734084A - 2サイクルエンジン用潤滑油 - Google Patents
2サイクルエンジン用潤滑油Info
- Publication number
- JPH0734084A JPH0734084A JP18282593A JP18282593A JPH0734084A JP H0734084 A JPH0734084 A JP H0734084A JP 18282593 A JP18282593 A JP 18282593A JP 18282593 A JP18282593 A JP 18282593A JP H0734084 A JPH0734084 A JP H0734084A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cst
- weight
- oil
- viscosity
- lubrizol
- Prior art date
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- Pending
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02B—INTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
- F02B75/00—Other engines
- F02B75/02—Engines characterised by their cycles, e.g. six-stroke
- F02B2075/022—Engines characterised by their cycles, e.g. six-stroke having less than six strokes per cycle
- F02B2075/025—Engines characterised by their cycles, e.g. six-stroke having less than six strokes per cycle two
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- Lubricants (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【構成】 本発明の2サイクルエンジン用潤滑油は、1
00℃での動粘度が9〜15cStのポリオールエステ
ル15重量%〜60重量%、菜種油5重量%〜40重量
%、100℃での動粘度が2〜5cStのジエステル2
0重量%〜50重量%、分子量500〜2500のポリ
ブテン及び/又は分子量5,000〜40,000のポ
リメタクリレート1重量%〜5重量%からなる。 【効果】 本発明の2サイクルエンジン用潤滑油は、ガ
ソリンとの混和性を維持しつつ、生分解性に優れると同
時に、低温特性、焼き付き防止性、高温清浄性に優れ
る。
00℃での動粘度が9〜15cStのポリオールエステ
ル15重量%〜60重量%、菜種油5重量%〜40重量
%、100℃での動粘度が2〜5cStのジエステル2
0重量%〜50重量%、分子量500〜2500のポリ
ブテン及び/又は分子量5,000〜40,000のポ
リメタクリレート1重量%〜5重量%からなる。 【効果】 本発明の2サイクルエンジン用潤滑油は、ガ
ソリンとの混和性を維持しつつ、生分解性に優れると同
時に、低温特性、焼き付き防止性、高温清浄性に優れ
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、生分解性、低温特性、
耐焼き付き性に優れる2サイクルエンジン用潤滑油に関
する。
耐焼き付き性に優れる2サイクルエンジン用潤滑油に関
する。
【0002】
【従来の技術】安価な鉱油系潤滑油を基油とし、必要に
応じて清浄剤及び耐摩耗剤を配合したエンジン油が広く
用いられているが、バイク、船外機等における2サイク
ルエンジンにおいては、潤滑油の機能としてガソリンと
の混和性、焼き付き防止性の他に環境問題に対する意識
が高まる中、生分解性に対する要求がある。即ち、2サ
イクルエンジンから排出される未燃焼の潤滑油による湖
沼等の汚染を防止するため、少ない使用量でも必要性能
を確保できる高いエンジン油性能を有すると共に、排出
されても水中や土中の生物に容易に分解される生分解性
を有する潤滑油が求められている。
応じて清浄剤及び耐摩耗剤を配合したエンジン油が広く
用いられているが、バイク、船外機等における2サイク
ルエンジンにおいては、潤滑油の機能としてガソリンと
の混和性、焼き付き防止性の他に環境問題に対する意識
が高まる中、生分解性に対する要求がある。即ち、2サ
イクルエンジンから排出される未燃焼の潤滑油による湖
沼等の汚染を防止するため、少ない使用量でも必要性能
を確保できる高いエンジン油性能を有すると共に、排出
されても水中や土中の生物に容易に分解される生分解性
を有する潤滑油が求められている。
【0003】そのため、最近、生分解性の良好なポリオ
ールエステルを主成分とし、ガソリン混和性を確保する
ため、希釈油として灯油や水添鉱油を配合したタイプの
生分解性潤滑油が市販されはじめており、また、特開平
4−120195号公報にはポリオールエステルと石油
系溶剤と添加剤とからなる生分解性エンジン油が記載さ
れているが、希釈油として使用される炭化水素系基油は
生分解性が低いため、これを配合した製品は生分解特性
が低下し、生分解性に関してはまだ不充分なものであ
る。
ールエステルを主成分とし、ガソリン混和性を確保する
ため、希釈油として灯油や水添鉱油を配合したタイプの
生分解性潤滑油が市販されはじめており、また、特開平
4−120195号公報にはポリオールエステルと石油
系溶剤と添加剤とからなる生分解性エンジン油が記載さ
れているが、希釈油として使用される炭化水素系基油は
生分解性が低いため、これを配合した製品は生分解特性
が低下し、生分解性に関してはまだ不充分なものであ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、エンジン油
として低温特性、耐焼き付き性、防錆性、清浄性に優れ
ると共に生分解性に優れる2サイクルエンジン用潤滑油
の提供を課題とする。
として低温特性、耐焼き付き性、防錆性、清浄性に優れ
ると共に生分解性に優れる2サイクルエンジン用潤滑油
の提供を課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の2サイクルエン
ジン用潤滑油は、(1)100℃での動粘度が9〜15
cStのポリオールエステル15重量%〜60重量%、
(2)菜種油5重量%〜40重量%、(3)100℃で
の動粘度が2〜5cStのジエステル20重量%〜50
重量%、(4)分子量500〜2500のポリブテン及
び/又は分子量5,000〜40,000のポリメタク
リレート1重量%〜5重量%からなる。
ジン用潤滑油は、(1)100℃での動粘度が9〜15
cStのポリオールエステル15重量%〜60重量%、
(2)菜種油5重量%〜40重量%、(3)100℃で
の動粘度が2〜5cStのジエステル20重量%〜50
重量%、(4)分子量500〜2500のポリブテン及
び/又は分子量5,000〜40,000のポリメタク
リレート1重量%〜5重量%からなる。
【0006】本発明におけるポリオールエステルは、脂
肪族多価アルコールと直鎖状又は分岐状の脂肪酸とのエ
ステル化反応により得られるポリオールエステル類であ
る。
肪族多価アルコールと直鎖状又は分岐状の脂肪酸とのエ
ステル化反応により得られるポリオールエステル類であ
る。
【0007】この脂肪族多価アルコールとしては、ネオ
ペンチルグリコール、トリメチロールプロパン、ジトリ
メチロールプロパン、トリメチロールエタン、ジトリメ
チロールエタン、ペンタエリスリトール、ジペンタエリ
スリトール、トリペンタエリスリトール等があり、また
脂肪酸としては炭素数16〜24のものを使用すること
ができ、好ましい脂肪酸はヘプタデシル酸、ステアリン
酸、ノナデカン酸、アラキン酸、ベヘン酸、リグノセリ
ン酸等である。また、上記脂肪族多価アルコールと直鎖
状又は分岐状の脂肪酸との部分エステル類も使用でき
る。これらの部分エステルは、脂肪族多価アルコールと
脂肪酸の反応モル数を適宜調節して反応させることによ
り得られる。
ペンチルグリコール、トリメチロールプロパン、ジトリ
メチロールプロパン、トリメチロールエタン、ジトリメ
チロールエタン、ペンタエリスリトール、ジペンタエリ
スリトール、トリペンタエリスリトール等があり、また
脂肪酸としては炭素数16〜24のものを使用すること
ができ、好ましい脂肪酸はヘプタデシル酸、ステアリン
酸、ノナデカン酸、アラキン酸、ベヘン酸、リグノセリ
ン酸等である。また、上記脂肪族多価アルコールと直鎖
状又は分岐状の脂肪酸との部分エステル類も使用でき
る。これらの部分エステルは、脂肪族多価アルコールと
脂肪酸の反応モル数を適宜調節して反応させることによ
り得られる。
【0008】ポリオールエステルは、100℃での動粘
度が9〜15cSt、好ましくは11〜14cStのも
のであり、生分解性に優れ、潤滑油における主成分とし
て使用される。粘度が9cSt未満のものは耐焼き付き
性の面で劣るものであり、また15cStを越えると生
分解性が低下する問題がある。
度が9〜15cSt、好ましくは11〜14cStのも
のであり、生分解性に優れ、潤滑油における主成分とし
て使用される。粘度が9cSt未満のものは耐焼き付き
性の面で劣るものであり、また15cStを越えると生
分解性が低下する問題がある。
【0009】ポリオールエステルは15重量%〜60重
量%、好ましくは15重量%〜45重量%存在させると
よく、15重量%未満であると耐焼き付き性が低下する
傾向があり、60重量%を越えるとガソリン混和性が低
下する。
量%、好ましくは15重量%〜45重量%存在させると
よく、15重量%未満であると耐焼き付き性が低下する
傾向があり、60重量%を越えるとガソリン混和性が低
下する。
【0010】次に、本発明の2サイクルエンジン用潤滑
油組成物には、菜種油が添加されることを特徴とする。
一般に、植物油は、生分解性及び潤滑性に優れるが、β
位に水素を有するグリセリンと不飽和結合を多く有する
有機脂肪酸とよりなるエステルであるため、耐熱性が低
く、2サイクルエンジン用潤滑油として使用すると高温
での清浄性が低下する。また、流動点が高いため、冬季
等の低気温下の屋外での使用に際しては低温流動性も問
題となる。
油組成物には、菜種油が添加されることを特徴とする。
一般に、植物油は、生分解性及び潤滑性に優れるが、β
位に水素を有するグリセリンと不飽和結合を多く有する
有機脂肪酸とよりなるエステルであるため、耐熱性が低
く、2サイクルエンジン用潤滑油として使用すると高温
での清浄性が低下する。また、流動点が高いため、冬季
等の低気温下の屋外での使用に際しては低温流動性も問
題となる。
【0011】本発明においては、植物油の中でも菜種油
はその低温流動点が−20℃と低い点に着目し、菜種油
にその耐熱性の改善を目的として熱安定性に優れるポリ
オールエステルを、また低温流動性の更なる改善を目的
として、後述するジエステル類と組み合わせることで、
生分解性、潤滑性に優れた2サイクルエンジン用潤滑油
となしうることを見出した。
はその低温流動点が−20℃と低い点に着目し、菜種油
にその耐熱性の改善を目的として熱安定性に優れるポリ
オールエステルを、また低温流動性の更なる改善を目的
として、後述するジエステル類と組み合わせることで、
生分解性、潤滑性に優れた2サイクルエンジン用潤滑油
となしうることを見出した。
【0012】菜種油は、100℃での動粘度が7.0c
St〜9.0cSt、比重0.906〜0.920、屈
折率1.470〜1.474、鹸化価169〜195、
沃素価95〜127のものが挙げられる。
St〜9.0cSt、比重0.906〜0.920、屈
折率1.470〜1.474、鹸化価169〜195、
沃素価95〜127のものが挙げられる。
【0013】ジエステル類は、カルボン酸成分としては
炭素数6〜10の直鎖状又は分岐状の脂肪族二塩基酸、
具体的には、アジピン酸、ピメリン酸、スベリン酸、ア
ゼライン酸、セバシン酸及びこれらと同等の性状を有す
るものが挙げられる。アルコール成分としては炭素数6
〜10の脂肪族アルコールであり、具体的にはヘキシル
アルコール、ヘプチルアルコール、オクチルアルコー
ル、ノニルアルコール、及びデシルアルコール、並びに
これらの異性体が挙げられる。
炭素数6〜10の直鎖状又は分岐状の脂肪族二塩基酸、
具体的には、アジピン酸、ピメリン酸、スベリン酸、ア
ゼライン酸、セバシン酸及びこれらと同等の性状を有す
るものが挙げられる。アルコール成分としては炭素数6
〜10の脂肪族アルコールであり、具体的にはヘキシル
アルコール、ヘプチルアルコール、オクチルアルコー
ル、ノニルアルコール、及びデシルアルコール、並びに
これらの異性体が挙げられる。
【0014】ジエステル類は、100℃での動粘度が2
cSt〜5cSt、好ましくは2cSt〜4cStのも
のであり、ガソリンとの混和性、低温流動性向上を目的
として添加され、5cStを越えると混和性、低温流動
性が悪くなる。
cSt〜5cSt、好ましくは2cSt〜4cStのも
のであり、ガソリンとの混和性、低温流動性向上を目的
として添加され、5cStを越えると混和性、低温流動
性が悪くなる。
【0015】ジエステル類は、20重量%〜50重量
%、好ましくは25重量%〜40重量%存在させるとよ
く、20重量%未満であると、ガソリンとの混和性、低
温流動性が悪くなり、50重量%を越えると耐焼き付き
性が悪化するといった問題がある。
%、好ましくは25重量%〜40重量%存在させるとよ
く、20重量%未満であると、ガソリンとの混和性、低
温流動性が悪くなり、50重量%を越えると耐焼き付き
性が悪化するといった問題がある。
【0016】ポリブテンは、分子量500〜2500、
好ましくは500〜1500、より好ましくは700〜
1000のものであり、焼き付き防止を目的として重質
油成分として添加され、分子量が2500を越えると耐
焼き付き性の改善効果が小さくなる。
好ましくは500〜1500、より好ましくは700〜
1000のものであり、焼き付き防止を目的として重質
油成分として添加され、分子量が2500を越えると耐
焼き付き性の改善効果が小さくなる。
【0017】ポリブテンは、1重量%〜5重量%、好ま
しくは1.5重量%〜3.5重量%添加され、5重量%
を越えると粘度調整の観点から、低粘度ジエステルの配
合量が増大し、結果的に耐焼き付き性が低下するといっ
た問題がある。
しくは1.5重量%〜3.5重量%添加され、5重量%
を越えると粘度調整の観点から、低粘度ジエステルの配
合量が増大し、結果的に耐焼き付き性が低下するといっ
た問題がある。
【0018】また、本発明においてはポリブテンに代え
てポリメタクリレートを使用してもよい。ポリメタクリ
レートは、分子量5,000〜40,000、好ましく
は10,000〜20,000のものであり、焼き付き
防止を目的として重質基油成分として添加され、分子量
が40,000を越えると耐焼き付き性の改善効果が小
さくなる。ポリメタクリレートは、分散型、非分散型の
ものがあり、下記の構造を有するものが挙げられる。
てポリメタクリレートを使用してもよい。ポリメタクリ
レートは、分子量5,000〜40,000、好ましく
は10,000〜20,000のものであり、焼き付き
防止を目的として重質基油成分として添加され、分子量
が40,000を越えると耐焼き付き性の改善効果が小
さくなる。ポリメタクリレートは、分散型、非分散型の
ものがあり、下記の構造を有するものが挙げられる。
【0019】
【化1】
【0020】上記式中、Rは炭素数1〜18の炭化水素
基、R′は水素またはメチル基、Xは極性基、nは10
〜1000の整数を示す。
基、R′は水素またはメチル基、Xは極性基、nは10
〜1000の整数を示す。
【0021】ポリメタクリレートは1重量%〜5重量
%、好ましくは2重量%〜5重量%添加され、5重量%
を越えると清浄性が悪化するといった問題がある。ま
た、ポリメタクリレートと共にポリブテンを併用して添
加してもよい。
%、好ましくは2重量%〜5重量%添加され、5重量%
を越えると清浄性が悪化するといった問題がある。ま
た、ポリメタクリレートと共にポリブテンを併用して添
加してもよい。
【0022】本発明の2サイクルエンジン用潤滑油は、
ポリオールエステル、菜種油、ジエステル、ポリブテン
及び/又はポリメタクリレートを主成分とし、100℃
での動粘度は6cSt〜10cStの範囲とするとよ
い。
ポリオールエステル、菜種油、ジエステル、ポリブテン
及び/又はポリメタクリレートを主成分とし、100℃
での動粘度は6cSt〜10cStの範囲とするとよ
い。
【0023】次に、添加剤について説明する。本発明の
潤滑油には、分散剤としては、無灰タイプのものとして
はポリアミド類、コハク酸イミド類(硼素変成タイプを
含む)、ベンジルアミン類(硼素変成タイプを含む)が
挙げられ、清浄性に優れるポリアミド類が好ましい。ポ
リアミド類としては商品名ルブリゾール(株)製のルブ
リゾール390、ルブリゾール397、ルブリゾール3
98、オロナイトジャパン(株)製のオロナイト340
R、オロナイトRBが挙げられる。これらはピストン/
シリンダー部位にデポジットやワニスが生成しないこと
を目的として添加され、5重量%〜25重量%、好まし
くは10重量%〜20重量%添加される。
潤滑油には、分散剤としては、無灰タイプのものとして
はポリアミド類、コハク酸イミド類(硼素変成タイプを
含む)、ベンジルアミン類(硼素変成タイプを含む)が
挙げられ、清浄性に優れるポリアミド類が好ましい。ポ
リアミド類としては商品名ルブリゾール(株)製のルブ
リゾール390、ルブリゾール397、ルブリゾール3
98、オロナイトジャパン(株)製のオロナイト340
R、オロナイトRBが挙げられる。これらはピストン/
シリンダー部位にデポジットやワニスが生成しないこと
を目的として添加され、5重量%〜25重量%、好まし
くは10重量%〜20重量%添加される。
【0024】ポリアミド系分散剤は、一般に、清浄性に
は優れるが、こはく酸イミド系分散剤に比較して耐熱性
に乏しく、例えば高温での清浄性が低下する。そのた
め、ポリアミド系分散剤に加え、更に、中性カルシウム
スルホネート及び中性カルシウムサリシレートを合計量
で0.1重量%〜5.0重量%含有させると、高温での
清浄性に優れると共に、低温での粘度を低くでき、ガソ
リン混和性に優れるものとできる。
は優れるが、こはく酸イミド系分散剤に比較して耐熱性
に乏しく、例えば高温での清浄性が低下する。そのた
め、ポリアミド系分散剤に加え、更に、中性カルシウム
スルホネート及び中性カルシウムサリシレートを合計量
で0.1重量%〜5.0重量%含有させると、高温での
清浄性に優れると共に、低温での粘度を低くでき、ガソ
リン混和性に優れるものとできる。
【0025】中性カルシウムスルホネートは、例えば商
品名ルブリゾール65〔ルブリゾール(株)製〕、PA
RANOX−24〔エクソンケミカル(株)製〕、Ca
−Petrona〔ウイトコケミカル(株)製〕、OL
OA246B〔カロナイト化学(株)製〕、TLA25
6(テキサコ(株)製〕等を使用でき、また中性カルシ
ウムサリシレートは、例えば商品名SAP002〔シェ
ル化学(株)製〕等を使用できる。これらの中性カルシ
ウムスルホネート及び中性カルシウムサリシレートは、
その合計量で0.1重量%〜5重量%、好ましくは0.
5重量%〜3.0重量%添加される。中性カルシウムス
ルホネートと中性カルシウムサリシレートとの使用割合
は重量比で8:2〜2:8とするとよい。中性カルシウ
ムスルホネート及び中性カルシウムサリシレートの合計
量が5.0重量%を越えるとそれ自体デポジットとなる
ので好ましくない。
品名ルブリゾール65〔ルブリゾール(株)製〕、PA
RANOX−24〔エクソンケミカル(株)製〕、Ca
−Petrona〔ウイトコケミカル(株)製〕、OL
OA246B〔カロナイト化学(株)製〕、TLA25
6(テキサコ(株)製〕等を使用でき、また中性カルシ
ウムサリシレートは、例えば商品名SAP002〔シェ
ル化学(株)製〕等を使用できる。これらの中性カルシ
ウムスルホネート及び中性カルシウムサリシレートは、
その合計量で0.1重量%〜5重量%、好ましくは0.
5重量%〜3.0重量%添加される。中性カルシウムス
ルホネートと中性カルシウムサリシレートとの使用割合
は重量比で8:2〜2:8とするとよい。中性カルシウ
ムスルホネート及び中性カルシウムサリシレートの合計
量が5.0重量%を越えるとそれ自体デポジットとなる
ので好ましくない。
【0026】その他、本発明の組成物には、必要に応じ
て防錆剤、消泡剤、金属清浄剤、耐摩耗剤、酸化防止
剤、流動点降下剤等が添加される。また、本発明の2サ
イクルエンジン用潤滑油組成物は、ガソリンとの混合比
が100:1と低オイル混合仕様でも使用することがで
きる。
て防錆剤、消泡剤、金属清浄剤、耐摩耗剤、酸化防止
剤、流動点降下剤等が添加される。また、本発明の2サ
イクルエンジン用潤滑油組成物は、ガソリンとの混合比
が100:1と低オイル混合仕様でも使用することがで
きる。
【0027】
【作用及び発明の効果】本発明の2サイクルエンジン用
潤滑油組成物は、耐熱性に優れるポリオールエステルに
生分解性、潤滑性に優れる菜種油、また、ガソリンとの
混和性、低温流動性に優れるジエステルを添加すると共
に、焼き付き防止性を目的としてポリブテン及び/また
はポリメタクリレートを添加して構成される。ポリオー
ルエステル、ジエステルも共に生分解性に優れるので、
生分解性、耐焼き付き性、低温特性、清浄性等の要求性
能が必要な船外機用またはチェーン・ソー用等の2サイ
クルエンジン用潤滑油として適したものとすることがで
きる。以下、実施例により本発明を説明するが、それぞ
れの試料油、比較油における潤滑油基油(添加剤未添加
のもの)の粘度は、100℃で6cStとなるように調
整した。
潤滑油組成物は、耐熱性に優れるポリオールエステルに
生分解性、潤滑性に優れる菜種油、また、ガソリンとの
混和性、低温流動性に優れるジエステルを添加すると共
に、焼き付き防止性を目的としてポリブテン及び/また
はポリメタクリレートを添加して構成される。ポリオー
ルエステル、ジエステルも共に生分解性に優れるので、
生分解性、耐焼き付き性、低温特性、清浄性等の要求性
能が必要な船外機用またはチェーン・ソー用等の2サイ
クルエンジン用潤滑油として適したものとすることがで
きる。以下、実施例により本発明を説明するが、それぞ
れの試料油、比較油における潤滑油基油(添加剤未添加
のもの)の粘度は、100℃で6cStとなるように調
整した。
【0028】
【実施例】下記組成の本発明の試料油1を調製した。
【0029】 (1)トリメチロールプロパン1モルとC18モノカルボン酸3モルとのエステル 化物(粘度13cSt、100℃) ・・・ 35.0重量% (2)菜種油(粘度8cSt、100℃) ・・・ 10.0重量% (3)アジピン酸とC8 モノアルコールとのエステル化物(粘度2.5cSt、 100℃) ・・・ 35.0重量% (4)ポリブテン〔分子量1500、750cSt(100℃)〕 ・・・ 2.5重量% (5)ポリアミド系無灰分散剤(商品名ルブリゾール397、ルブリゾール(株 )製) ・・・ 15.0重量% (6)中性カルシウムスルホネート(商品名Ca−Petrona、ウイトコケ ミカル(株)製) ・・・ 2.5重量% 下記組成の本発明の試料油2を調製した。
【0030】 (1)トリメチロールプロパン1モルとC18モノカルボン酸3モルとのエステル 化物(粘度13cSt、100℃) ・・・ 28.0重量% (2)菜種油(粘度8cSt、100℃) ・・・ 20.0重量% (3)アジピン酸とC8 モノアルコールとのエステル化物(粘度2.5cSt、 100℃) ・・・ 32.0重量% (4)ポリブテン〔分子量1500、750cSt(100℃)〕 ・・・ 2.5重量% (5)ポリアミド系無灰分散剤(商品名ルブリゾール397、ルブリゾール(株 )製) ・・・ 15.0重量% (6)中性カルシウムスルホネート(商品名Ca−Petrona、ウイトコケ ミカル(株)製) ・・・ 2.5重量% 下記組成の本発明の試料油3を調製した。
【0031】 (1)トリメチロールプロパン1モルとC18モノカルボン酸3モルとのエステル 化物(粘度13cSt、100℃) ・・・ 20.0重量% (2)菜種油(粘度8cSt、100℃) ・・・ 30.0重量% (3)アジピン酸とC8 モノアルコールとのエステル化物(粘度2.5cSt、 100℃) ・・・ 30.0重量% (4)ポリブテン〔分子量1500、750cSt(100℃)〕 ・・・ 2.5重量% (5)ポリアミド系無灰分散剤(商品名ルブリゾール397、ルブリゾール(株 )製) ・・・ 15.0重量% (6)中性カルシウムスルホネート(商品名Ca−Petrona、ウイトコケ ミカル(株)製) ・・・ 2.5重量% 下記組成の本発明の試料油4を調製した。
【0032】 (1)トリメチロールプロパン1モルとC18モノカルボン酸3モルとのエステル 化物(粘度13cSt、100℃) ・・・ 35.0重量% (2)菜種油(粘度8cSt、100℃) ・・・ 10.0重量% (3)アジピン酸とC8 モノアルコールとのエステル化物(粘度2.5cSt、 100℃) ・・・ 35.0重量% (4)ポリブテン〔分子量1500、750cSt(100℃)〕 ・・・ 2.5重量% (5)ポリアミド系無灰分散剤(商品名ルブリゾール397、ルブリゾール(株 )製) ・・・ 15.0重量% (6)中性カルシウムサリシレート(商品名SAP002、シェル化学(株)製 ) ・・・ 1.0重量% (7)中性カルシウムスルホネート(商品名Ca−Petrona、ウイトコケ ミカル(株)製) ・・・ 1.5重量% 下記組成の本発明の試料油5を調製した。
【0033】 (1)トリメチロールプロパン1モルとC18モノカルボン酸3モルとのエステル 化物(粘度13cSt、100℃) ・・・ 20.0重量% (2)菜種油(粘度8cSt、100℃) ・・・ 30.0重量% (3)アジピン酸とC8 モノアルコールとのエステル化物(粘度2.5cSt、 100℃) ・・・ 30.0重量% (4)ポリブテン〔分子量1500、750cSt(100℃)〕 ・・・ 2.5重量% (5)ポリアミド系無灰分散剤(商品名ルブリゾール397、ルブリゾール(株 )製) ・・・ 15.0重量% (6)中性カルシウムサリシレート(商品名SAP002、シェル化学(株)製 ) ・・・ 1.0重量% (7)中性カルシウムスルホネート(商品名Ca−Petrona、ウイトコケ ミカル(株)製) ・・・ 1.5重量% 下記組成の比較油1を調製した。
【0034】 (1)トリメチロールプロパン1モルとC18モノカルボン酸3モルとのエステル 化物(粘度13cSt、100℃) ・・・ 37.0重量% (2)菜種油(粘度8cSt、100℃) ・・・ 30.0重量% (3)ケロシン(沸点範囲155〜270℃) ・・・ 13.0重量% (4)ポリブテン〔分子量1500、750cSt(100℃)〕 ・・・ 2.5重量% (5)ポリアミド系無灰分散剤(商品名ルブリゾール397、ルブリゾール(株 )製) ・・・ 15.0重量% (6)中性カルシウムスルホネート(商品名Ca−Petrona、ウイトコケ ミカル(株)製) ・・・ 2.5重量% 下記組成の比較油2を調製した。
【0035】 (1)菜種油(粘度8cSt、100℃) ・・・ 58.0重量% (2)アジピン酸とC8 モノアルコールとのエステル化物(粘度2.5cSt、 100℃) ・・・ 22.0重量% (4)ポリブテン〔分子量1500、750cSt(100℃)〕 ・・・ 2.5重量% (5)ポリアミド系無灰分散剤(商品名ルブリゾール397、ルブリゾール(株 )製) ・・・ 15.0重量% (6)中性カルシウムスルホネート(商品名Ca−Petrona、ウイトコケ ミカル(株)製) ・・・ 2.5重量% 下記組成の比較油3を調製した。
【0036】 (1)トリメチロールプロパン1モルとC18モノカルボン酸3モルとのエステル 化物(粘度13cSt、100℃) ・・・ 20.0重量% (2)大豆油(粘度7.5cSt、100℃) ・・・ 30.0重量% (3)アジピン酸とC8 モノアルコールとのエステル化物(粘度2.5cSt、 100℃) ・・・ 30.0重量% (4)ポリブテン〔分子量1500、750cSt(100℃)〕 ・・・ 2.5重量% (5)ポリアミド系無灰分散剤(商品名ルブリゾール397、ルブリゾール(株 )製) ・・・ 15.0重量% (6)中性カルシウムスルホネート(商品名Ca−Petrona、ウイトコケ ミカル(株)製) ・・・ 2.5重量% 下記組成の比較油4を調製した。
【0037】 (1)ケロシン(沸点範囲155〜270℃) ・・・ 18.0重量% (2)鉱油(粘度13cSt、100℃) ・・・ 54.5重量% (3)鉱油(粘度31cSt、100℃) ・・・ 7.5重量% (4)ポリブテン〔分子量1500、750cSt(100℃)〕 ・・・ 2.5重量% (5)ポリアミド系無灰分散剤(商品名ルブリゾール397、ルブリゾール(株 )製) ・・・ 15.0重量% (6)中性カルシウムスルホネート(商品名Ca−Petrona、ウイトコケ ミカル(株)製) ・・・ 2.5重量% 下記組成の比較油5を調製した。
【0038】 (1)トリメチロールプロパン1モルとC18モノカルボン酸3モルとのエステル 化物(粘度13cSt、100℃) ・・・ 64.0重量% (2)ケロシン(沸点範囲155〜270℃) ・・・ 16.0重量% (3)ポリブテン〔分子量1500、750cSt(100℃)〕 ・・・ 2.5重量% (4)ポリアミド系無灰分散剤(商品名ルブリゾール397、ルブリゾール(株 )製) ・・・ 15.0重量% (5)中性カルシウムスルホネート(商品名Ca−Petrona、ウイトコケ ミカル(株)製) ・・・ 2.5重量% 下記組成の比較油6を調製した。
【0039】 (1)トリメチロールプロパン1モルとC18モノカルボン酸3モルとのエステル 化物(粘度13cSt、100℃) ・・・ 8.5重量% (2)菜種油(粘度8cSt、100℃) ・・・ 46.5重量% (3)アジピン酸とC8 モノアルコールとのエステル化物(粘度2.5cSt、 100℃) ・・・ 25.0重量% (4)ポリブテン〔分子量1500、750cSt(100℃)〕 ・・・ 2.5重量% (5)ポリアミド系無灰分散剤(商品名ルブリゾール397、ルブリゾール(株 )製) ・・・ 15.0重量% (6)中性カルシウムスルホネート(商品名Ca−Petrona、ウイトコケ ミカル(株)製) ・・・ 2.5重量% 上記の各試料油、比較油について、下記の方法で高温清
浄性、流動点、生分解性、耐焼きつき性の各項目につい
て測定した。高温清浄性は、(株)小松製作所製「ホッ
トチューブテスト(HTT)」を用いて評価した。HT
Tは内径2mm、長さ300mmのガラスチューブ内を
空気流量10±0.5cc/min.、油流量0.31
±0.01cc/h.、温度条件280±1℃で16時
間、各試料油、比較油をそれぞれ通過させた後、ガラス
チューブをn−ヘキサンで洗浄し、十分乾燥させてか
ら、ガラスチューブの汚れをホットチューブテスト評点
見本によりカラー評点(0〜10点:満点)として判定
するもので、その値が高い程、清浄性に優れるものであ
る。また、流動点は、JIS K2269で測定を行な
った。
浄性、流動点、生分解性、耐焼きつき性の各項目につい
て測定した。高温清浄性は、(株)小松製作所製「ホッ
トチューブテスト(HTT)」を用いて評価した。HT
Tは内径2mm、長さ300mmのガラスチューブ内を
空気流量10±0.5cc/min.、油流量0.31
±0.01cc/h.、温度条件280±1℃で16時
間、各試料油、比較油をそれぞれ通過させた後、ガラス
チューブをn−ヘキサンで洗浄し、十分乾燥させてか
ら、ガラスチューブの汚れをホットチューブテスト評点
見本によりカラー評点(0〜10点:満点)として判定
するもので、その値が高い程、清浄性に優れるものであ
る。また、流動点は、JIS K2269で測定を行な
った。
【0040】生分解性は、試料油、比較油30mgのそ
れぞれに、修正MITI法に基づき、それぞれ基礎培養
液300cc、及び菌培養物(都市下水処理プラントか
らの汚水を人工下水にて順化したもの)を添加し、25
℃、28日間攪拌し、微生物が油を分解するために消費
する酸素量をクーロメーターで測定し、その理論酸素量
との比(酸素量/理論酸素量:%)から生分解性を評価
した。
れぞれに、修正MITI法に基づき、それぞれ基礎培養
液300cc、及び菌培養物(都市下水処理プラントか
らの汚水を人工下水にて順化したもの)を添加し、25
℃、28日間攪拌し、微生物が油を分解するために消費
する酸素量をクーロメーターで測定し、その理論酸素量
との比(酸素量/理論酸素量:%)から生分解性を評価
した。
【0041】耐焼き付き性は、下記の条件で、点火プラ
グ温度の上昇により、試験開始温度245℃より5℃ず
つ上げ、エンジンが焼き付き状態に至った時のプラグ温
度(℃)で評価した。供試エンジン:富士重工ロビンエ
ンジン(EC−10D)、燃料/オイル=100:1、
試験サイクル:全負荷(5分)、無負荷(1分)を1サ
イクルで計4サイクル その測定結果を下記の表に示す。
グ温度の上昇により、試験開始温度245℃より5℃ず
つ上げ、エンジンが焼き付き状態に至った時のプラグ温
度(℃)で評価した。供試エンジン:富士重工ロビンエ
ンジン(EC−10D)、燃料/オイル=100:1、
試験サイクル:全負荷(5分)、無負荷(1分)を1サ
イクルで計4サイクル その測定結果を下記の表に示す。
【0042】
【表1】
【0043】このように、本発明の2サイクルエンジン
用潤滑油は、高温清浄性、低温流動性、生分解性、耐焼
き付き性共に優れるものである。
用潤滑油は、高温清浄性、低温流動性、生分解性、耐焼
き付き性共に優れるものである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C10M 143:06 145:14) C10N 20:02 20:04 30:00 30:08 40:26
Claims (1)
- 【請求項1】(1)100℃での動粘度が9〜15cS
tのポリオールエステル15重量%〜60重量%、
(2)菜種油5重量%〜40重量%、(3)100℃で
の動粘度が2〜5cStのジエステル20重量%〜50
重量%、(4)分子量500〜2500のポリブテン及
び/又は分子量5,000〜40,000のポリメタク
リレート1重量%〜5重量%からなる2サイクルエンジ
ン用潤滑油。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18282593A JPH0734084A (ja) | 1993-07-23 | 1993-07-23 | 2サイクルエンジン用潤滑油 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18282593A JPH0734084A (ja) | 1993-07-23 | 1993-07-23 | 2サイクルエンジン用潤滑油 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0734084A true JPH0734084A (ja) | 1995-02-03 |
Family
ID=16125127
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18282593A Pending JPH0734084A (ja) | 1993-07-23 | 1993-07-23 | 2サイクルエンジン用潤滑油 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0734084A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6346289B1 (en) * | 1998-02-04 | 2002-02-12 | Taiyo Kagaku Co., Ltd. | Fat solidifying agent, fats, and foods |
JP2002220411A (ja) * | 2001-01-29 | 2002-08-09 | Nippon Petrochem Co Ltd | ブテンポリマー処理における分解反応抑制方法 |
JP2005523374A (ja) * | 2002-04-19 | 2005-08-04 | ザ ルブリゾル コーポレイション | パワーバルブを含む2ストロークエンジン用の方法および潤滑剤および燃料組成物 |
EP1491250A4 (en) * | 2002-03-28 | 2008-09-10 | Nisshin Oillio Group Ltd | DISPERSIBLE FOR FINE PARTICLES AND COSMETICS AND COATINGS, INKS, STORAGE MATERIALS AND LUBRICANTS CONTAINING THEM |
-
1993
- 1993-07-23 JP JP18282593A patent/JPH0734084A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6346289B1 (en) * | 1998-02-04 | 2002-02-12 | Taiyo Kagaku Co., Ltd. | Fat solidifying agent, fats, and foods |
JP2002220411A (ja) * | 2001-01-29 | 2002-08-09 | Nippon Petrochem Co Ltd | ブテンポリマー処理における分解反応抑制方法 |
EP1491250A4 (en) * | 2002-03-28 | 2008-09-10 | Nisshin Oillio Group Ltd | DISPERSIBLE FOR FINE PARTICLES AND COSMETICS AND COATINGS, INKS, STORAGE MATERIALS AND LUBRICANTS CONTAINING THEM |
US7812056B2 (en) | 2002-03-28 | 2010-10-12 | The Nisshi OilliO Group, Ltd. | Fine particle disperant and cosmetic, paint, ink, memorizing material and lubricant containing the dispersant |
JP2005523374A (ja) * | 2002-04-19 | 2005-08-04 | ザ ルブリゾル コーポレイション | パワーバルブを含む2ストロークエンジン用の方法および潤滑剤および燃料組成物 |
JP2005528476A (ja) * | 2002-04-19 | 2005-09-22 | ザ ルブリゾル コーポレイション | 直接燃料噴射型クランク室排出式2ストロークエンジンに適した潤滑組成物 |
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