JPH0733898U - 飲料注出装置の注出構造 - Google Patents

飲料注出装置の注出構造

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JPH0733898U
JPH0733898U JP7140593U JP7140593U JPH0733898U JP H0733898 U JPH0733898 U JP H0733898U JP 7140593 U JP7140593 U JP 7140593U JP 7140593 U JP7140593 U JP 7140593U JP H0733898 U JPH0733898 U JP H0733898U
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 必要量以上の液体が、ノズル部へ漏れるのを
確実に防止する。 【構成】 ポンプ38の上側に設けた吸込口38bに、
濃縮原液容器21が連通接続される。ポンプ38の下側
に設けた吐出口38cに、給液口55aを介してジョイ
ント55が連通接続される。ジョイント55に、注出ノ
ズル24が密封的に外嵌される。ジョイント55の内部
中央に、給液口55aと連通する原液注出口55cが垂
設される。原液注出口55cの開放端に、開閉弁74が
着脱自在に配設される。開閉弁74の弁部74bは、そ
れ自体の弾力作用下に常には閉成状態を保持する。また
弁部74bは、ポンプ38を回転して濃縮原液容器21
から濃縮原液を注出する際に加わる圧力によって開放す
るが、注出ノズル24に冷却水のみが供給されることに
より該ノズル24内に生ずる負圧によっては開放しな
い。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、例えば冷蔵庫内に収納した容器から注出した濃縮原液と、冷却装 置を介して冷却された水とを注出ノズルにおいて混合して飲用に供するようにし た飲料注出装置の注出構造に関するものである。
【0002】
【従来技術】
ジュース等の濃縮原液を冷却水により稀釈して飲用に供する装置として、飲料 注出装置が知られている。この飲料注出装置の基本構造を一例として述べれば、 濃縮原液を貯留した容器を収納する冷蔵庫の内部にポンプを備え、該ポンプの吸 込口に濃縮原液容器を接続した状態でポンプを駆動することにより、ポンプの吐 出口に接続したノズル部に所要量の原液を供給するよう構成されている。また、 冷凍機構から導出した蒸発器を内部に配設した液槽に、該蒸発器を浸漬させる量 の冷却液が貯えられ、蒸発器に冷媒を循環供給して該蒸発器を冷却することによ り、冷却液の一部を蒸発器の周囲に氷結させるようになっている。更に、この液 槽内には、前記蒸発器と所定間隔離間すると共に冷却液中に浸漬するよう水冷却 管が配設され、該冷却管の一端は外部水道系に連通接続されると共に、他端は開 閉弁を介して前記ノズル部に接続される。すなわち、外部水道系から水冷却管に 供給された水道水は、前記液槽内に配設された部分を通過する際に前記冷却液と の熱交換により冷却される。そして、濃縮原液容器中の原液をポンプを介してノ ズル部に所要量だけ供給すると共に、該ノズル部に水冷却管を介して冷却水を供 給することにより、原液は冷却水により稀釈されてノズル部から注出されて飲用 に供される。
【0003】 前記濃縮原液容器は、該容器に設けた放出口を下方に指向する倒立状態で、そ の放出口を前記ポンプの吸込口に着脱自在に接続され、必要に応じて濃縮原液容 器をポンプから取外し得るよう構成されている。また容器の放出口には、該放出 口をポンプの吸込口に接続した際に開放する弁体が配設され、濃縮原液容器とポ ンプの吸込口とを連通するよう設定してある。これにより、ポンプのポンプ室に 配設した翼車型インペラーを回転すれば、吸込口から吸引した濃縮原液をポンプ 室を介して吐出口から前記ノズル部に吐出することができる。
【0004】 ここで、濃縮原液容器とポンプとを接続した状態では、容器中の濃縮原液が常 にポンプ側に流入する状態となっているため、ポンプ側に流入した濃縮原液がポ ンプの駆動時以外に吐出口から漏れるのを防止するため、前記ポンプ室に配設し た翼車型インペラーをゴム製とすると共に、該インペラーを常にポンプ室内壁に 当接させるよう構成している。これにより、ポンプ室において吸込口と連通する 部位と吐出口と連通する部位とはインペラーにより遮断され、濃縮原液が吐出口 から漏れるのは防止される。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
前述した濃縮原液の漏れ防止構造では、ポンプを停止したときに濃縮原液容器 からの原液の漏れは防止し得るが、ポンプの吐出口に残留する原液が前記ノズル 部に経時的に滴下(いわゆる「後ダレ」)することは避けられなかった。従来の飲料 注出装置では、ポンプの吐出口はノズル部に連通するよう開口しているため、ノ ズル部内で稀釈された原料(飲料)が吐出口に残留する濃縮原液に混じることが往 々にしてあった。この場合において、前記濃縮原液は稀釈された状態で放置され ると雑菌が繁殖し易すくなるため、飲料の混入により稀釈された原液が残留する 吐出口内で雑菌が繁殖して不衛生となる問題があった。
【0006】 前記濃縮原液の冷却水による稀釈比(混合比)によっては、前記ノズル部への濃 縮原液の供給時間よりも冷却水の供給時間が長くなることがあり、濃縮原液の供 給を停止してから冷却水のみがノズル部に供給されている状態では、該ノズル部 内に負圧を生ずる。そしてノズル部内の負圧によって濃縮原液がポンプにおける インペラーのシール力に抗してノズル部側に吸引され、これにより濃縮原液と冷 却水との稀釈比が変わってしまう難点があった。また飲料注出装置では、濃縮原 液の供給を停止した状態で冷却水のみをノズル部を介して注出することが行なわ れている。この場合においても、前述したようにノズル部内に発生する負圧によ り濃縮原液がノズル部に吸引され、これが冷却水に混じってしまう欠点が指摘さ れる。
【0007】
【考案の目的】
この考案は、前述した従来技術に内在している前記課題に鑑み、これを好適に 解決するべく提案されたものであって、必要量以上の液体がノズル部へ漏れるの を確実に防止し、異なる液体の混合比が変わったり、不必要な液体が混入するの を防ぎ得る手段を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
前述した課題を克服し、所期の目的を好適に達成するため本考案は、濃縮原液 や水等の異なる液体の供給源と連通する複数の注出口が注出ノズルに連通し、こ の注出ノズルを介して単一の液体供給源から供給された液体を注出したり、複数 の液体供給源から供給された液体を混合して注出するようにした飲料注出装置に おいて、 前記注出口に開閉弁を配設し、 この開閉弁は、前記液体供給源から注出口への液体供給により開放するが、他 の注出口から前記注出ノズルへの液体供給により該ノズル内に生ずる負圧によっ ては開放しないよう設定されることを特徴とする。
【0009】
【実施例】
次に、本考案に係る飲料注出装置の注出構造につき、好適な実施例を挙げて、 添付図面を参照しながら説明する。
【0010】 図1は、実施例に係る注出構造が採用される飲料注出装置における注出機構部 の縦断正面図、図2は、飲料注出装置全体の概略構成を示す縦断側面図である。 飲料注出装置10は、前面側に大きく開放する外箱12と、この外箱12内に所 要の間隙を保持して組込まれ、同じく前面側に大きく開放する内箱14と、両箱 12,14間に充填した発泡ウレタン等の断熱材16とからなる断熱構造の冷蔵 庫18を有している。この冷蔵庫18における前記内箱14に内部画成した冷却 空間20には、被冷却物である複数(図には1個のみ示す)の濃縮原液容器21が 着脱自在に収納され、各容器21は後述するジョイント42を介して注出機構2 2のポンプ38に連通接続されるよう構成されている。そして、ポンプ38を駆 動することにより容器21から注出された濃縮原液は、後述する注出ノズル24 に供給されるようになっている。また冷蔵庫18の前面には、当該冷蔵庫18に 開設した開口部18aと対応して、該開口部18aを開閉自在に閉塞する断熱扉 26が配設されている。
【0011】 前記冷蔵庫18の後側には、図2に示す如く、水を冷却する冷却装置28が配 設され、該冷却装置28から導出した水供給管30が、ウォータバルブ32の給 水口に連通接続されている。またウォータバルブ32の吐出口は、前記注出ノズ ル24に連通されており、冷却装置28により冷却した冷却水を注出ノズル24 に供給して、前記濃縮原液を稀釈するようになっている。
【0012】 前記冷蔵庫18には、図2に示す如く、開口部18aから奥側に所定間隔離間 した位置において底部が所定長さで下方に折曲された垂直部34が形成され、該 垂直部34の前面側に注出機構22の収納部36が画成されている。垂直部34 には、収納部側に突出するポンプ38が配設され、このポンプ38のポンプ室3 8aに翼車型インペラー41が回転自在に収納されている。そしてインペラー4 1は、垂直部34を挟んでポンプ38と反対側に配設されたギヤードモータ40 により回転駆動されるようになっている。なおインペラー41は、可撓性を有す るゴムを材質として形成され、ポンプ室38aの内壁に常に当接するよう設定さ れる。これにより、ポンプ室38a内でのシール性を確保している。また、ポン プ38の上側に設けられた吸込口38bには、図1に示す如く、前記濃縮原液容 器21をポンプ38に連通接続するためのジョイント42が、下方に開放する中 心通孔42cを介して着脱自在かつ密封的に外嵌されている。このジョイント4 2は、濃縮原液容器21の放出口43(後述)に挿脱自在に嵌挿可能な円筒状に形 成され、その上部に形成した座部42aに、軸方向に延在する通孔42bが複数 形成されており、これら全ての通孔42bは前記中心通孔42cに連通されてい る。そしてジョイント42は、前記垂直部34に配設した接続手段44に着脱自 在に位置決め固定されるようになっている。
【0013】 前記ジョイント42の中心通孔42cには、図1に示す如く、チェック弁60 が挿脱自在に嵌挿される。このチェック弁60は、中心通孔42cに密封的に嵌 挿可能な外径寸法に形成されると共に上方に開放するテーパ状通孔62aを開設 した円筒状本体62と、この本体62の内部に摺動自在に配設した弁体68とか ら基本的に構成される。弁体68は、圧縮ばね72により常にテーパ状通孔62 aを閉塞するよう付勢され、この状態でジョイント42に接続される濃縮原液容 21の濃縮原液がポンプ38に流入するのを阻止するようになっている。なお圧 縮ばね72は、前記ポンプ38の翼車型インペラー41を回転することによりポ ンプ室38aおよび吸込口38bに吸引力が生じたときには、弁体68がテーパ 状通孔62aを開放する方向に移動するのを許容する弾力に設定されている。従 って、このときには濃縮原液容器21の濃縮原液は、ジョイント42およびチェ ック弁60を介してポンプ38に流入する。
【0014】 前記冷却空間20に着脱自在に収納される濃縮原液容器21には、図1に示す 如く、前記ジョイント42に着脱自在に接続される放出口43が突設してある。 この放出口43には逆止弁46が配設され、該逆止弁46は、濃縮原液容器21 をジョイント42に接続した際に放出口43を開放し、該容器21をジョイント 42から取外した際に放出口43を閉塞するよう構成されている。また放出口4 3は、ジョイント42に接続した状態で前記接続手段44を介して位置決め固定 されるようになっている。
【0015】 前記収納部36は下方に開放し、その下端に支持ケース54が配設固定されて いる。そして、前記ポンプ38と注出ノズル24とを連通接続するジョイント5 5が、支持ケース54を介して冷蔵庫18に着脱自在に配設されるよう構成され る。このジョイント55の上部中央に、図1に示す如く、前記ポンプ38の下側 に設けられた吐出口38cに着脱自在に嵌合される給液口55aが形成されると 共に、該給液口55aに近接して冷却水の給水口55bが形成される。そして給 水口55bに、前記ウォータバルブ32の吐出口に連通接続されるホース57が 着脱自在に連通接続されるようになっている。またジョイント55の内部中央に 、前記給液口55aと連通する原液注出口55cが所要長さで垂設されると共に 、前記給水口55bに連通する水注出口55dが、原液注出口55cに近接した 位置にこれと平行(垂直)に穿設されている。そして、このジョイント55の支持 ケース54から下方に垂下する部位に、前記注出ノズル24がOリング58を介 して密封的に外嵌される。すなわち、給液口55aおよび給水口55bを介して ジョイント55に供給された濃縮原液および冷却水は、各注出口55c,55d を介して注出ノズル24に放出されて混合される(図5参照)。
【0016】 前記原液注出口55cの開放端に、ゴム等の弾性材を材質とする開閉弁74が 着脱自在に配設されている。この開閉弁74は、図3に示す如く、原液注出口5 5cに密封的に外挿される装着部74aと、この装着部74aの下端に連設され た弁部74bとから構成され、該弁部74bは、それ自体の弾力作用下に常には 閉成状態を保持するよう設定される。また開閉弁74の弁部74bは、前記ポン プ38を回転して濃縮原液容器21から濃縮原液を注出する際に加わる圧力によ って開放し(図4参照)、ポンプ38の吐出口38cから吐出される濃縮原液の注 出ノズル24への供給を許容するよう設定される。なお、注出ノズル24に冷却 水のみが供給されることにより該ノズル24内に生ずる負圧によっては、弁部7 4bは開放しないようになっている。
【0017】
【実施例の作用】
次に、実施例に係る飲料注出装置の注出構造の作用につき以下説明する。図1 に示す如く、前記ポンプ38の吸込口38bに接続したジョイント42に、前記 濃縮原液容器21の放出口43を接続すると、該放出口43に配設した逆止弁4 6が作動して放出口43は開放される。このとき、ジョイント42に嵌挿したチ ェック弁60のテーパ状通孔62aは、内装した弁体68により閉塞されている ので、濃縮原液容器21からジョイント42に流入する濃縮原液は、チェック弁 60によりポンプ38の吸込口38bへの流入は阻止される。また、ポンプ38 の吐出口38cに接続した前記ジョイント55の原液注出口55cに装着した開 閉弁74の弁部74bも閉成している。
【0018】 この状態で、前記ギヤードモータ40によりポンプ38の翼車型インペラー4 1を所定方向に回転させれば、前記ポンプ室38aおよび吸込口38bに所要の 吸引力を生ずる。これにより、前記チェック弁60の弁体68が移動してテーパ 状通孔62aを開放し、濃縮原液容器21に貯留されている濃縮原液は、ジョイ ント42、チェック弁60および吸込口38bを介してポンプ室38aに吸込ま れる。次いで、該原液はポンプ室38aから吐出口38cおよびジョイント55 の原液注出口55cを通り、図5に示す如く、前記開閉弁74の弁部74bを開 放して注出ノズル24に供給される。また前記冷却装置28により冷却された冷 却水は、ウォータバルブ32を開放することにより、ホース57およびジョイン ト55を介して注出ノズル24に供給され、ここで濃縮原液が稀釈されて外部に 注出される。
【0019】 前記濃縮原液容器21から所要量の濃縮原液を注出ノズル24に供給すること により前記ギヤードモータ40を停止すると、前記チェック弁60の弁体68が 圧縮ばね72の弾力作用により上方に移動して前記テーパ状通孔62aを閉塞す る。従って、濃縮原液容器21に貯留されている濃縮原液のポンプ38の吸込口 38bへの新たな流入は阻止される。また、前記翼車型インペラー41を停止し たときには、該インペラー41によりポンプ室38a内において吸込口38bと 吐出口38cとは空間的に遮断されるので、吸込口38bおよびポンプ室38a の一部に残留している濃縮原液の吐出口38cからの漏れは防止される。更に、 前記ジョイント55の原液注出口55cに装着した開閉弁74の弁部74bは、 図6に示す如く、濃縮原液の供給停止により自身の弾力作用により閉成し、ポン プ室38a、吐出口38cおよびジョイント55の原液注出口55cに残留して いる濃縮原料の漏れを確実に防止し得る。すなわち、ポンプ38の停止以後に、 濃縮原液の供給路38b,38a,38c,55cに残留する原液の後ダレを防止 し得ると共に、濃縮原液の供給停止以後に冷却水のみが注出ノズル24に供給さ れることにより該ノズル24内に生ずる負圧により、残留原液が吸引されて冷却 水と混合されるのを防ぐことができる。また、注出ノズル24内で冷却水により 稀釈された原液が、原液注出口55cに残留する濃縮原液に混入するのを開開弁 74により阻止し得るので、雑菌の繁殖を抑制して常に衛生的に保ち得る。
【0020】 前記飲料注出装置により冷却水のみを注出する場合は、前記ウォータバルブ3 2のみを開放することにより、前記冷却装置28により冷却された冷却水がホー ス57およびジョイント55を介して注出ノズル24に供給される。このとき、 注出ノズル24内に負圧を生ずるが、ジョイント55の原液注出口55cに装着 されている開閉弁74の弁部74bは閉成状態を保持しているので、ノズル内の 負圧により濃縮原液が吸引されることはなく、冷却水のみを確実に注出すること ができる。すなわち、濃縮原液が混入しない冷却水を単独で注出することができ るものである。
【0021】 実施例では、濃縮原液を冷却水により稀釈する場合につき説明したが、本願は これに限定されるものでなく、濃縮原液を温水により稀釈するものであってもよ い。また、例えば単独で飲用に供し得る複数の異なる液体の供給源と連通する複 数の注出口を注出ノズルに連通するよう設け、各注出口に開閉弁を装着して異な る液体が混入するのを防止することもできる。更に、開閉弁としては、ゴム等の 弾性材で構成するものでなく、例えば実施例に開示したチェック弁と同様の構造 のものであってもよい。なお、実施例のチェック弁は本願の必須の要件ではなく 、該チェック弁を省略しても、濃縮原液の原液注出口からの漏れを開開弁により 確実に防止することができる。
【0022】
【考案の効果】
以上に述べた如く、本考案に係る飲料注出装置の注出構造によれば、注出ノズ ルへの不必要な液体の供給を防止することができ、異なる液体の混合比が変わっ たり、単独で注出したい液体に別の液体が混入するのを防止し得る。また注出口 の開放端に開閉弁が配設されるので、注出口に残留する液体が注出ノズルに後ダ レすることはない。更に、注出ノズル内で混合された液体が、他の液体の注出口 に進入するのを防止し得る利点もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施例に係る飲料注出装置の注出機構部を示
す要部縦断正面図である。
【図2】 実施例に係る飲料注出装置の概略縦断側面図
である。
【図3】 実施例に係る開閉弁を閉成状態で示す概略斜
視図である。
【図4】 実施例に係る開閉弁を開放状態で示す概略斜
視図である。
【図5】 濃縮原液と冷却水とを注出している状態を示
す注出機構部の要部縦断正面図である。
【図6】 濃縮原液の供給は停止して冷却水のみを注出
している状態を示す注出機構部の要部縦断正面図であ
る。
【符号の説明】
21 濃縮原液容器(供給源),24 注出ノズル,55c
原液注出口 55d 水注出口,74 開閉弁

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 濃縮原液や水等の異なる液体の供給源と
    連通する複数の注出口が注出ノズルに連通し、この注出
    ノズルを介して単一の液体供給源から供給された液体を
    注出したり、複数の液体供給源から供給された液体を混
    合して注出するようにした飲料注出装置において、 前記注出口に開閉弁を配設し、 この開閉弁は、前記液体供給源から注出口への液体供給
    により開放するが、他の注出口から前記注出ノズルへの
    液体供給により該ノズル内に生ずる負圧によっては開放
    しないよう設定されることを特徴とする飲料注出装置の
    注出構造。
  2. 【請求項2】 前記開閉弁は、注出口の開放端に配設さ
    れる請求項1記載の飲料注出装置の注出構造。
JP1993071405U 1993-12-06 1993-12-06 飲料注出装置の注出構造 Expired - Fee Related JP2590065Y2 (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004331088A (ja) * 2003-04-30 2004-11-25 Hoshizaki Electric Co Ltd 混合液体注出ヘッド
JP2021534967A (ja) * 2018-09-03 2021-12-16 クァンテックス パテンツ リミテッド 濃縮液、希釈液及び添加剤を混合するための飲料ディスペンサヘッド

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