JPH0733806U - ファスナー付きポリ袋用エアー抜き器 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 （修正有） 【目的】 食品などを収納したファスナー付きポリ袋か
ら余分な空気を簡単に取りだし、かさ張りや、食品など
の酸化を抑える。 【構成】 中空で円錐状の本体Ａ１の先端を尖らせ、そ
の反対側に弁を設け、オネジを施す。また、中空の本体
Ｂ２にメネジを施す。そして、キャップ４をはめたり、
はずしたり出来るようにする。使用する時は、ファスナ
ー付きポリ袋７の隅に内側から本体Ａ１を抜き差し、外
側から、本体Ｂ２をねじ込む。弁の作用で密閉したファ
スナー付きポリ袋７から外に空気を出す事を特徴とす
る。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

この考案は、食品などを入れたファスナー付きポリ袋から空気を取り出すエア ー抜き器に関するものである。

【０００２】

【従来の技術】

従来、ファスナー付きポリ袋から、簡単に空気を取り出すものがなかった。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

従って、ファスナー付きポリ袋に食品などを入れ、密閉すると余分な空気が残 ってしまい、その為に、かさ張ったり、食品などの鮮度が著しく低下した。 本考案は、これらの欠点を解消するためになされたものである。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

本考案を図面について説明すれば、図１の様に、中空の先端をを尖らせた本体 Ａ（１）にオネジ（５）を周設し、矢印の方向に開く弁（３）を挿着する。 ま た、キャップ（４）を嵌脱できる様にした中空の本体Ｂ（２）にメネジ（６）を 内設する。 以上の構成からなるファスナー付きポリ袋用エアー抜き器である。

【０００５】

【作用】

図２の様に、ファスナー付きポリ袋（７）の隅に内側から本体Ａ（１）を抜き 差し、ファスナー付きポリ袋（７）を鋏む状態で、外側から本体Ｂ（２）をねじ 込む。それから、後記の方法で空気を抜き出した後、キャップ（４）を取付ける 。

【０００６】

【実施例】

以下、本考案の実施例について説明する。 （イ）中空で円錐状の本体Ａ（１）の先端を尖らせ、その反対側に弁（３）を挿 着させ、オネジ（５）を周設する。 （ロ）中空の本体Ｂ（２）にメネジ（６）を内設し、また、キャップ（４）を嵌 脱出来るようにする。 （ハ）ファスナー付きポリ袋（７）を鋏んだ状態で本体Ａ（１）と本体Ｂ（２） を螺合させて使用する。

【０００７】 本考案は以上のような構成で、これを使用する時は、図２の様に、ファスナー 付きポリ袋（７）の隅に内側から本体Ａ（１）を抜き差し、外側から本体Ｂ（２ ）をねじ込む。それから、食品などを収納し密閉する。キャップ（４）を外し、 図３の様に、水を入れた水槽などに入れる。すると、水圧でポリ袋の内側の空気 が押され、本体Ａ（１）を通って空気が抜け出る。その他、水槽等の代わりにキ ャップ（４）を外した本体Ｂ（２）の所から、口で吸ったり、ポンプを繋いで空 気を吸引することが出来る。 なお、弁（３）の作用で、外側から空気が入り込むことはない。また、液状の 食品などを収納した場合は、本体Ｂ（２）にキャップ（４）を嵌めると、こぼれ る事はない。

【０００８】

【考案の効果】

食品などを収納したファスナー付きポリ袋から余分な空気を簡単に取り出せ、 かさ張りや、食品などの酸化を抑えることが出来る。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案のファスナー付きポリ袋用エアー抜き器
の斜視図である。

【図２】本考案のファスナー付きポリ袋にエアー抜き器
を挿入するところの説明図である。

【図３】本考案のエアー抜き器を挿着し、水槽を使っ
て、ファスナー付きポリ袋から空気を取り出す説明図で
ある。

【符号の説明】

（１） 本体Ａ （２） 本体Ｂ （３） 弁 （４） キャップ （５） オネジ （６） メネジ （７） ファスナー付きポリ袋 （８）水槽

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 弁（３）を設けた本体Ａ（１）、本体Ｂ
   （２）、キャップ（４）からなるファスナー付きポリ袋
   用エアー抜き器