JPH07336912A - 無停電電源装置およびその制御方法 - Google Patents

無停電電源装置およびその制御方法

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JPH07336912A
JPH07336912A JP6154372A JP15437294A JPH07336912A JP H07336912 A JPH07336912 A JP H07336912A JP 6154372 A JP6154372 A JP 6154372A JP 15437294 A JP15437294 A JP 15437294A JP H07336912 A JPH07336912 A JP H07336912A
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JP
Japan
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voltage
storage battery
power supply
uninterruptible power
forward converter
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JP6154372A
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Inventor
Keizo Shimada
恵三 嶋田
Hideaki Kunisada
秀明 国貞
Hideyasu Umetsu
秀恭 梅津
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Hitachi Engineering Co Ltd
Hitachi Ltd
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Hitachi Engineering Co Ltd
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 蓄電池が切り離された状態で外乱が発生して
直流電圧が変動しても、変動後の直流電圧が順変換器や
逆変換器の定格を外れないようにする。 【構成】 遮断器6が開放されて直流伝送路10から蓄
電池8が切り離されると、これが補助接点7により検出
され、アナログスイッチ20によって分圧抵抗19が短
絡される。これによって基準電圧Vref がVref1からV
ref2へ低下すると、これに応じて順変換器2の出力電圧
も低下する。基準電圧Vref2は、順変換器2の出力電圧
が順変換器2や逆変換器3の定格の中心値近傍まで低下
する値となるように設定されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は無停電電源装置およびそ
の制御方法に係り、特に、蓄電池が切り離されている状
態でも安定した運転を継続することを可能にした無停電
電源装置およびその制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】最近の通信および情報処理装置などで
は、瞬時の停電も許されないものが多いことから、極め
て信頼性の高い電源として無停電電源装置が一般に広く
使用されている。無停電電源装置としては、例えば電気
書院発行の『無停電電源装置 しくみと種類と使い方;
地福順人著』の第47〜49頁において「UPSの代表
的なシステム構成」と題して論じられているように、商
用交流電源の出力電圧を順変換器(整流装置)で直流に
変換して直流伝送路上に出力し、この直流電圧で蓄電池
を浮動充電すると共に、逆変換器(インバ−タ)を駆動
して直流電圧を商用周波交流に再変換して出力し、商用
交流電源が停電して直流電圧の供給が停止すると、逆変
換器は蓄電池の出力電圧を交流に再変換して出力する構
成が知られている。
【0003】蓄電池に対する浮動充電は逆変換器の運転
中に行われるため、順変換器は出力電圧の一定電圧制御
を行っており、その電圧は常に蓄電池の浮動充電電圧に
設定されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】順変換器と逆変換器と
を結ぶ直流電圧の伝送路に蓄電池が接続されている状態
では、外乱によって直流電圧が変動しても蓄電池が外乱
を静める働きをするため、変動した直流電圧が逆変換器
の最大定格を超えてしまうようなことはない。しかしな
がら、保守点検などにより蓄電池が切り離された状態で
の運転中に外乱が生じると、蓄電池による外乱抑制が期
待できないために直流電圧の変動が大きくなってしま
う。
【0005】一方、蓄電池の端子電圧は充電状態が最も
高く放電終止時が最も低い。このため逆変換器は、直流
入力電圧が下は蓄電池の放電終止電圧から上は蓄電池の
浮動充電電圧までの範囲で変動しても、安定して動作す
るように設計されている。しかしながら、従来では直流
電圧が常に動作範囲の最も高い領域で運転されるよう設
計されていた。したがって、上記のように蓄電池が切り
離された状態では、外乱により直流電圧が上昇する方向
に変動してしまうと、逆変換器の最大定格を簡単に越え
てしまう可能性があった。
【0006】図3は、従来の無停電電源装置において外
乱が発生した際に直流電圧が変動する様子を示した図で
ある。浮動充電電圧VDC1 (例えば、223V)で運転
中に時刻t1 で蓄電池が切り離されても、順変換器は出
力電圧を浮動充電電圧VDC1に保ったまま運転を継続す
るため、時刻t2 で外乱が発生して直流電圧が30V上
昇してしまうと、直流電圧が253Vまで上昇し、順変
換器や逆変換器の最大定格VH (245V)を超えて装
置が停止してしまう。
【0007】本発明の目的は、上記した従来技術の問題
点を解決し、蓄電池が切り離された状態で外乱が発生し
て直流電圧が上昇あるいは降下しても、変動後の直流電
圧が順変換器や逆変換器の定格を外れないようにした無
停電電源装置およびその制御方法を提供することにあ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記した目的を達成する
ために、本発明では、順変換器と逆変換器とを結ぶ直流
伝送路から蓄電池が切り離されると、蓄電池が接続され
ていたときよりも順変換器の出力電圧を低くするように
した点に特徴がある。
【0009】
【作用】上記した構成によれば、直流伝送路から蓄電池
が切り離されており、蓄電池による外乱抑制の効果が期
待できない状態では、直流電圧が予め低く抑えられるの
で、直流電圧を上昇させるような外乱が生じたとして
も、上昇後の直流電圧が最大定格を越えてしまう可能性
は極めて低くなる。
【0010】
【実施例】以下、図面を参照して本発明を詳細に説明す
る。図1は、本発明の第1実施例である無停電電源装置
の主要部の構成を示したブロック図であり、ここでは、
本発明の説明に必要な構成のみを示している。
【0011】順変換器2は、商用交流電源1から供給さ
れる交流電圧VAC1 を、後述する直流電圧制御信号S1
に応じた直流電圧VDCに変換して出力する。順変換器2
の出力は直流電圧の伝送路10を介して逆変換器3と接
続されている。直流伝送路10には、遮断器6を介して
蓄電池8が接続されている。逆変換器3は、順変換器2
または蓄電池8から供給される直流電圧VDCまたはVBA
を交流電圧VAC2 に変換する。交流電圧VAC2 は遮断器
4を介して負荷装置5に供給される。
【0012】商用交流電源1から正規の交流電圧VAC1
が供給されている状態では、順変換器2は逆変換器3に
直流電圧VDCを供給すると共に蓄電池8を充電する。商
用交流電源1が停電して交流電圧VAC1 の供給が停止す
ると、順変換器2は停止するが蓄電池8から直流電圧V
BAが逆変換器3へ供給されるので、逆変換器3は交流電
圧VAC2 を出力し続け、負荷装置5は運転を継続するこ
とが可能になる。
【0013】抵抗器11〜14および演算増幅器15
は、順変換器2の直流出力電圧VDCを分圧して得られる
当該直流電圧VDCの代表電圧と基準電圧Vref との差に
比例した直流電圧制御信号S1 を発生する。基準電圧V
ref は、安定電源16の出力電圧を抵抗器17〜19で
適宜に分圧することにより得られる一定電圧である。順
変換器2は当該直流電圧制御信号S1 によって制御さ
れ、信号S1 に比例した直流電圧を出力するように構成
されている。
【0014】前記抵抗器19には、その両端を短絡する
ためのアナログスイッチ20が接続されている。このア
ナログスイッチ20は、遮断器6に連動した補助接点7
からの信号によって開閉制御され、遮断器6がオフのと
きアナログスイッチ20はオンとなり、遮断器6がオン
のときアナログスイッチ20はオフとなる。また、基準
電圧Vref が入力される演算増幅器15の非反転入力部
はコンデンサ21を介して接地されている。
【0015】ここで、遮断器6がオンでアナログスイッ
チ20がオフになると、基準電圧Vref は安定電源16
を抵抗器17と(抵抗器18+抵抗器19)とで分圧し
た第1の基準電圧Vref1となり、順変換器2の出力電圧
は基準電圧Vref1に対応した一定電圧VDC1 となる。こ
の第1の基準電圧Vref1は、一定電圧VDC1 が蓄電池の
浮動充電電圧となるように設定される。
【0016】一方、遮断器6がオフでアナログスイッチ
20がオンになると、基準電圧Vref は安定電源16を
抵抗器17と抵抗器18とで分圧した第2の基準電圧V
ref2(<Vref1)となり、順変換器2の出力電圧は基準
電圧Vref2に対応した一定電圧VDC2 (<VDC1 )とな
る。
【0017】アナログスイッチ20がオンからオフまた
はオフからオンへ変化したときには、前記コンデンサ2
1の効果によって基準電圧Vref はゆっくりと変化する
ので、順変換器2の出力も電圧VDC1 から電圧VDC2 へ
ゆっくりと変化する。
【0018】図2は、上記した構成において外乱が発生
した際に直流電圧が変動する様子を示した図である。こ
こでは、蓄電池8が100セルのMSE型蓄電池である
ものとして説明する。また、蓄電池8を充電する浮動充
電電圧VDC1 は223V(2.23V/セル)に設定さ
れ、交流電源1が停電して蓄電池8から放電をした後停
電が長く続いた場合、蓄電池8を保護するために逆変換
器3を停止させて蓄電池8の放電を止める放電終止電圧
V0 は160V(1.6V/セル)に設定されている。
【0019】また、遮断器6をオフしたときの前記直流
電圧VDC2 は、ちょうど浮動充電電圧VDC1 と放電終止
電圧V0 との中間である191.5Vに設定している。
この場合、逆変換器3は直流入力電圧がV0 〜VDC1
(160〜223V)の範囲で安定に動作するようにで
きているので、遮断器6をオフしたときには±31.5
Vの電圧変動が生じても安定に動作することになる。
【0020】なお、直流電圧が上昇すると順変換器2お
よび逆変換器3内の部品が破損する恐れがあるので、直
流電圧が浮動充電電圧VDC1 (223V)の110%
(VH:245V)を超えると装置を停止させる保護回
路(図示せず)が付加されているものとする。
【0021】このような構成において、無停電電源装置
を浮動充電電圧VDC1 で運転中に時刻t1 で遮断器6を
オフにすると、直流電圧はVDC2 (191.5V)まで
低下する。その後、時刻t2 において負荷遮断器4をオ
フするなどの外乱が発生して直流電圧VDCが30V上昇
したとしても、直流電圧は221.5Vまでしか上昇し
ないので装置は安定して運転を継続することができる。
その後、時刻t3 で遮断器6を再びオンにして蓄電池8
を伝送路19に接続すると、直流電圧はもとの浮動充電
電圧VDC1 に戻って蓄電池8を充電する。
【0022】本実施例によれば、順変換器2と逆変換器
3との間に接続された直流伝送路10から蓄電池8が切
り離されると、順変換器の出力電圧がVDC1 からVDC2
まで低下して低く抑えられるので、蓄電池8による外乱
抑制の効果が期待できない状態で直流電圧を上昇させる
ような外乱が生じたとしても、上昇後の直流電圧が最大
定格を越えてしまう可能性が極めて低くなる。
【0023】図4は、本発明の第2実施例である無停電
電源装置の主要部の構成を示したブロック図であり、前
記と同一の符号は同一または同等部分を表している。
【0024】多くの場合、順変換器2の直流電圧入力部
には、図示したように、平滑化回路としてのコンデンサ
33およびこれを保護するためのヒュ−ズ32がグラン
ドとの間に直列接続されている。ところが、このような
構成では、直流電圧VDC2 と蓄電池電圧VBAの開放電圧
との差が大きい(蓄電池電圧VBAの電圧の方が高い)状
態のまま遮断器6を再投入すると、コンデンサ33に突
入電流が流れてヒュ−ズ32を溶断させてしまう恐れが
ある。
【0025】そこで、本実施例では遮断器6を再投入す
る前に、予め直流電圧と蓄電池電圧VBAとが一致するよ
うに、基準電圧Vref を補正して直流電圧を蓄電池電圧
VBAに近付けるようにしている。
【0026】図において、蓄電池8の出力電圧VBAを抵
抗器22、23で分圧して得られた電圧、および順変換
器2の出力電圧VDCを抵抗器24、25で分圧して得ら
れた電圧は、演算増幅器29および抵抗器26〜28で
構成された減算部へ供給され、演算増幅器29からは両
者の差信号が出力される。この差信号はスイッチ30お
よび抵抗器31を介して前記基準電圧Vref の出力部分
に供給され、これにより基準電圧Vref が補正されて直
流電圧が蓄電池電圧VBAに近付くようになる。
【0027】このような構成において、常時はスイッチ
30がオフで前記分圧抵抗器22〜25および減算部
(抵抗26〜演算増幅器29)は制御系から切り離され
ているため、図5に示したように、遮断器6がオンの状
態では順変換器2の出力には前記と同様に浮動充電電圧
VDC1 が発生する。時刻t1 で遮断器6をオフにする
と、前記と同様に直流電圧は浮動充電電圧VDC1 からV
DC2 に低下する。
【0028】その後、再び遮断器6をオンする前に時刻
t4 でスイッチ30をオンにすると、蓄電池8の出力電
圧VBAと順変換器2の出力電圧VDC2 との差分だけVre
f が変化する。これによって最終的には蓄電池8の電圧
VBAと順変換器2の出力電圧とはほぼ一致する。したが
って、この状態に至った後に時刻t5 において遮断器6
を投入すれば突入電流の発生が防止され、ヒュ−ズ32
を溶断させてしまう恐れがない。そして、遮断器6を投
入した後は、再びスイッチ30をオフにして浮動充電状
態に入る。
【0029】本実施例によれば、遮断器6を再投入する
前に伝送路10上の直流電圧VDC2と蓄電池電圧VBAと
を一致させることができるので、突入電流の発生が防止
されてヒュ−ズ32の溶断が防止される。
【0030】なお、上記した各スイッチング手段6、3
0の開閉動作は、オペレータが手動操作によって順番に
行うようにしても良いし、あるいはこれらを時系列的に
自動制御するようにしても良い。
【0031】図6は、本発明の第3実施例である無停電
電源装置の主要部の構成を示したブロック図であり、前
記と同一の符号は同一または同等部分を表している。
【0032】本実施例では、蓄電池8と直流伝送路10
との間がコネクタ35で接続されると共に、コネクタ3
5に流れる電流を電流検出器34および信号有無検出回
路36で検出し、電流が検出されたか否かに応じてアナ
ログスイッチ20を開閉制御するようにした点に特徴が
ある。
【0033】このような構成において、コネクタ35を
介して蓄電池8が直流伝送路10に接続された状態で
は、順変換器2の出力に発生するリップル電圧に応じた
リップル電流が順変換器2から蓄電池8へ流れる。この
電流は電流検出器34で検出されて信号有無判別回路3
6へ供給される。信号有無判別回路36は、前記電流が
検出されるとアナログスイッチ20をオフにするため、
基準電圧Vref は、図1で説明したVref1になり、順変
換器2の出力電圧は蓄電池8の浮動充電電圧VDC1 とな
る。
【0034】一方、コネクタ35によって蓄電池8が直
流伝送路10から切り離された状態では、順変換器2か
ら蓄電池8へ流れる電流は完全に“0”になる。したが
って電流検出器34の出力もゼロになり、信号有無判別
回路36はアナログスイッチ20をオンにする。この結
果、基準電圧Vref は、図1で説明したVref2(<Vre
f1)となり、順変換器2の出力電圧は蓄電池8の浮動充
電電圧VDC1 より低い電圧VDC2 になる。
【0035】その後、コネクタ35を再び接続状態に戻
して蓄電池8が直流伝送路10へ接続されると、順変換
器2から蓄電池8へはリップル電流、あるいは蓄電池8
から順変換器2へは放電電流が流れる。この電流が電流
検出器34で検出されると、信号有無判別回路36はア
ナログスイッチ20を再びオフにするので、基準電圧V
ref は再びVref1に戻り、順変換器2の出力電圧は蓄電
池8の浮動充電電圧VDC1 に戻る。
【0036】以上の動作によって、図6の第3実施例で
も図1と同じ動きをするので、蓄電池8による外乱抑制
の効果が期待できない状態で直流電圧を上昇させるよう
な外乱が生じたとしても、上昇後の直流電圧が最大定格
を越えてしまう可能性が極めて低くなる。
【0037】さらに、本実施例によれば、コネクタ35
をオ−プンにせず蓄電池8の途中の端子を外した場合に
も蓄電池8を切り離したのと同じ状態になり、直流電圧
が低下する。したがって、保守点検あるいは蓄電池交換
を完了した後に端子の接続忘れをした場合でも、直流電
圧を測定すれば異常を発見できるという効果も期待でき
る。
【0038】
【発明の効果】上記したように、本発明によれば、直流
伝送路から蓄電池が切り離されると、順変換器の出力電
圧は、順変換器や逆変換器の定格の中心値近傍まで低下
して低めに抑えられるので、蓄電池による外乱抑制の効
果が期待できない状態で直流電圧を大きく変動させるよ
うな外乱が生じても、変動した直流電圧が装置の定格を
外れてしまうような事態が回避される。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1実施例の構成を示したブロック
図である。
【図2】 第1実施例の構成において外乱が発生した際
に直流電圧が変動する様子を示した図である。
【図3】 従来技術の構成において外乱が発生した際に
直流電圧が変動する様子を示した図である。
【図4】 本発明の第2実施例の構成を示したブロック
図である。
【図5】 第2実施例の構成において外乱が発生した際
に直流電圧が変動する様子を示した図である。
【図6】 本発明の第3実施例の構成を示したブロック
図である。
【符号の説明】
1…交流電源、2…順変換器、3…逆変換器、4…遮断
器、5…負荷装置、6…遮断器、7…遮断器6の補助接
点、8…蓄電池、10…直流伝送路、11〜14…抵抗
器、15…演算増幅器、16…安定電源、17〜19…
抵抗器、20…アナログスイッチ、21…コンデンサ、
22〜28……抵抗器、29…演算増幅器、30…スイ
ッチ、31…抵抗器、32…ヒュ−ズ、33…コンデン
サ、34…電流検出器、35…コネクタ、36…信号有
無判別回路
フロントページの続き (72)発明者 梅津 秀恭 茨城県日立市幸町三丁目2番1号 日立エ ンジニアリング株式会社内

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 交流電圧を直流電圧に変換して直流伝送
    路上に出力する順変換器、直流伝送路上の直流電圧によ
    って充電される蓄電池、および直流伝送路上の直流電圧
    を交流電圧に変換して出力する逆変換器を備えた無停電
    電源装置の制御方法において、 順変換器の出力電圧を、蓄電池が直流伝送路に接続され
    た状態では第1の電圧に設定し、切り離された状態で
    は、前記第1の電圧とは異なる第2の電圧に設定するよ
    うにしたことを特徴とする無停電電源装置の制御方法。
  2. 【請求項2】 前記第2の電圧は第1の電圧よりも低い
    ことを特徴とする請求項1に記載の無停電電源装置の制
    御方法。
  3. 【請求項3】 前記第1の電圧は蓄電池の浮動充電電圧
    であり、前記第2の電圧は、蓄電池の浮動充電電圧と放
    電終止電圧との間の電圧であることを特徴とする請求項
    1または2に記載の無停電電源装置の制御方法。
  4. 【請求項4】 前記第2の電圧は、蓄電池の浮動充電電
    圧と放電終止電圧との略中間の電圧であることを特徴と
    する請求項3に記載の無停電電源装置の制御方法。
  5. 【請求項5】 交流電圧を直流電圧に変換して出力する
    順変換器と、 前記直流電圧を伝送する直流伝送路と、 前記直流伝送路上の直流電圧を交流電圧に変換して出力
    する逆変換器と、 前記直流伝送路に接続される蓄電池と、 前記蓄電池の接続の有無を判定する判定手段と、 前記順変換器の出力電圧を制御する電圧制御手段とを具
    備し、 前記電圧制御手段は、前記接続有無の判定結果に応じ
    て、順変換器の出力電圧を互いに異なる第1および第2
    の電圧のいずれか一方に制御することを特徴とする無停
    電電源装置。
  6. 【請求項6】 前記電圧制御手段は、 前記接続有無の判定結果に応じて、それぞれ値の異なる
    第1および第2の基準電圧のいずれか一方を発生する手
    段と、 前記直流電圧を代表する電圧と前記基準電圧とを比較
    し、両者の差に応じた第1の差信号を発生する第1の比
    較手段とを具備し、 前記順変換器は、前記第1の差信号に応じた直流電圧を
    出力することを特徴とする請求項5に記載の無停電電源
    装置。
  7. 【請求項7】 前記電圧制御手段は、 前記接続有無の判定結果に応じて、それぞれ値の異なる
    第1および第2の基準電圧のいずれか一方を発生する手
    段と、 前記直流電圧を代表する他の電圧と前記基準電圧とを比
    較し、両者の差に応じた第1の差信号を発生する第1の
    比較手段と、 前記直流電圧を代表する電圧と前記蓄電池の出力電圧を
    代表する電圧とを比較し、両者の差に応じた第2の差信
    号を発生する第2の比較手段と、 前記第2の差信号で前記基準電圧を補正する補正手段と
    を具備し、 前記順変換器は、前記第1の差信号に応じた直流電圧を
    出力することを特徴とする請求項5に記載の無停電電源
    装置。
  8. 【請求項8】 直流伝送路と蓄電池との接続および前記
    補正手段による補正を行うタイミングを制御する手段を
    さらに具備し、 前記制御手段は、切り離されている蓄電池を直流伝送路
    に接続する際には、初めに前記補正手段による補正を実
    行し、次いで、蓄電池を直流伝送路に接続し、次いで、
    前記補正手段による補正を中止することを特徴とする請
    求項7に記載の無停電電源装置。
  9. 【請求項9】 前記電圧制御手段は、 前記直流伝送路および蓄電池間に流れる電流の有無を検
    出する手段と、 前記電流有無の検出結果に応じて、それぞれ値の異なる
    第1および第2の基準電圧のいずれか一方を発生する手
    段と、 前記直流電圧を代表する電圧と前記基準電圧とを比較
    し、両者の差に応じた第1の差信号を発生する第1の比
    較手段とを具備し、 前記順変換器は、前記第1の差信号に応じた直流電圧を
    出力することを特徴とする請求項5に記載の無停電電源
    装置。
  10. 【請求項10】 前記基準電圧の信号路には、時定数回
    路が接続されていることを特徴とする請求項5ないし9
    のいずれかに記載の無停電電源装置。
  11. 【請求項11】 前記第2の電圧は第1の電圧よりも低
    いことを特徴とする請求項5ないし10のいずれかに記
    載の無停電電源装置。
  12. 【請求項12】 前記第1の電圧は蓄電池の浮動充電電
    圧であり、前記第2の電圧は、蓄電池の浮動充電電圧と
    放電終止電圧との間の値であることを特徴とする請求項
    3ないし11のいずれかに記載の無停電電源装置。
  13. 【請求項13】 前記第2の電圧は、蓄電池の浮動充電
    電圧と放電終止電圧との略中間の値であることを特徴と
    する請求項12に記載の無停電電源装置。
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