JPH07336493A - ファクシミリ装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 送信用原稿および受信用記録紙の形態の制約
を受けずに使用できると共に、小型化、低コスト化が可
能なファクシミリ装置を提供する。 【構成】 単票送信用原稿１１ａ及び単票受信用記録紙
１１ｂを搬送可能な共通搬送路１４を設け、単票送信用
原稿１１ａの内容を送信用画信号に変換する読取センサ
１５と、受信した画信号を単票受信用記録紙１１ｂに記
録する記録ヘッド１７とを同一軌道上に配置し、単票送
信用原稿１１ａ及び単票受信用記録紙１１ｂを用いて情
報の送受信を行う。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】この発明は、送信時に使用する送
信用原稿及び受信時に使用する受信用記録紙が同一の搬
送路を搬送されるファクシミリ装置の改良に関するもの
である。

【０００２】

【従来の技術】様々な情報を有する原稿を電話回線を通
して送受信するファクシミリ装置は、情報社会の多様化
に伴って、携帯用のものや一般家庭用の電話一体型のも
のが広く普及するようになった。特に、簡易文書を容易
に送受信することのできる安価で小型のファクシミリ装
置の提供が望まれている。

【０００３】従来のファクシミリ装置は送信用原稿の情
報を読み取るために搬送路と、外部から受信した情報を
受信用記録紙に記録するための搬送路とが別々に設けら
れていたため、その小型化にはある程度の限界があると
共に、装置構成が多くなり複雑であった。

【０００４】上記不具合に対して、例えば、特開昭６３
−２０３０５３号公報には、図５に示すような感熱記録
紙の裏面を送信用原稿として用い、１本の搬送路で送受
信を行うファクシミリ装置が開示されている。このファ
クシミリ装置は、ロール状の感熱記録紙１がアイドラー
２および筆記台３を経て、読取センサ４と送信ローラ５
の間に搬送され、さらにその下流側にあるサーマルヘッ
ド６と受信ローラ７との間に搬送される。感熱記録紙１
は、感熱材を塗布した表面を下側にしてアイドラー２に
接し、裏面を上側にして筆記台３の上を通り、読取セン
サ４と送信ローラ５及びサーマルヘッド６と受信ローラ
７の間を通過するように装着されている。送信用原稿
は、筆記台３の上で感熱記録紙１の裏面に文字や図形を
手書きしたものであり、この文字や図形は読取センサ４
で画信号に変換され送信され、排出される。また、受信
した情報はサーマルヘッド６によって感熱記録紙１の表
面に記録され排出される。

【０００５】また、特開平２−３０８６６３号公報に
は、送信用原稿を搬送する原稿搬送路と記録紙を搬送す
る記録紙搬送路とを対向配置し、単一の送りローラによ
って、送信用原稿と記録紙とを搬送するファクシミリ装
置が開示されている。

【０００６】

【発明が解決しようとする課題】従来のファクシミリ装
置は以上のように構成されているので、前者の場合、送
信用原稿として使用できるのはロール状の感熱記録紙１
の裏面に手書きする場合だけで他に手段がなく、既存の
印刷物やワープロ文書などの単票、すなわちカット紙を
原稿として使用することができず、利便性に欠けてい
た。また、感熱記録紙の表裏面を用いるため読取センサ
４及びサーマルヘッド６を搬送路を挟んで相対する面に
設置する必要があるなどの設計上の制約があり、構造を
簡素化し、小型化、低価格化する上で障害となってい
た。

【０００７】また、後者の場合、送信部用の送信ローラ
と受信部用の受信ローラを１本化することはできるが、
送信と受信の走行系が別個に設けられた構成なので、大
幅な小型化や低価格化を実現することが困難であった。

【０００８】この発明は上述のような問題を解消するた
めになされたもので、送信用原稿および、受信用記録紙
の形態に制約を受けず感熱カット紙等のシート状に予め
裁断された単票カット紙を使用可能であり、印刷物・手
書き原稿を問わず送信用原稿として利用でき、利便性を
高めると共に、読取センサ及びサーマルヘッドの設置場
所の制約を解消し、小型・低価格化ができるファクシミ
リ装置を得ることを目的とする。

【０００９】

【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、第１の構成のファクシミリ装置は、搬送される単票
送信用原稿から情報を読み取って画信号に変換する読取
センサと前記送信用原稿を前記読取センサに押接する送
信ローラとを有する送信部と、外部から受信した画信号
に応じて搬送される単票受信用記録紙に情報を記録する
記録ヘッドと前記受信用記録紙を前記記録ヘッドに押接
する受信ローラとを有する受信部と、前記送信部と前記
受信部とを同一軌道上の同一側に配置する共通搬送路
と、を含み、前記共通搬送路は前記単票送信用原稿と単
票受信用記録紙のいずれをも搬送することができること
を特徴とする。

【００１０】また、第２の構成のファクシミリ装置は、
搬送される単票送信用原稿から情報を読み取って画信号
に変換する読取センサを有する送信部と、外部から受信
した画信号に応じて走行する単票受信用記録紙に情報を
記録する記録ヘッドを有する受信部と、前記単票送信用
原稿と単票受信用記録紙のいずれをも搬送する共通搬送
路と、前記読取センサと記録ヘッドとの両方を円周上に
押接可能な送受兼用ローラと、を含み、前記送受兼用ロ
ーラは前記単票送信用原稿または単票受信用記録紙を前
記読取センサ位置または記録ヘッド位置に搬送すること
を特徴とする。

【００１１】また、第３の構成のファクシミリ装置は、
第１の構成または第２の構成のファクシミリ装置におい
て、前記共通搬送路の上流に給紙ローラを有し前記単票
送信用原稿及び前記単票受信用記録紙のいずれも前記共
通搬送路に供給することのできる給紙部を有することを
特徴とする。

【００１２】さらに、第４の構成のファクシミリ装置
は、搬送される単票送信用原稿から情報を読み取って画
信号に変換する読取センサを有する送信部と、外部から
受信した画信号に応じて搬送される単票受信用記録紙に
情報を記録する記録ヘッドを有する受信部と、前記単票
送信用原稿と単票受信用記録紙のいずれをも搬送する共
通搬送路と、前記共通搬送路の上流に給紙ローラを有し
前記単票送信用原稿及び前記単票受信用記録紙のいずれ
も前記共通搬送路に供給できる給紙部と、単票送信用原
稿または単票受信用記録紙を記録ヘッドに押接する受信
ローラと、を含み、前記読取センサは前記給紙ローラと
前記受信ローラとの間に配設され、前記単票送信用原稿
を前記給紙ローラと前記受信ローラとによって張架し該
読取センサに押接させて情報を読み取ることを特徴とす
る。

【００１３】

【作用】本発明における第１の構成のファクシミリ装置
によれば、単票送信用原稿及び単票受信用記録紙を搬送
可能な共通搬送路を設け、単票送信用原稿の内容を送信
用画信号に変換する読取センサと、受信した画信号を単
票受信用記録紙に記録する記録ヘッドとを同一軌道上に
配置することにより、送信用原稿及び受信用記録紙の種
類の制約を受けず、また、搬送路の共通化によって構造
が簡素化され、装置の小型化が可能になる。

【００１４】また、第２の構成のファクシミリ装置によ
れば、送受兼用ローラの円周上に前記読取センサおよび
前記記録ヘッドが配置され、前記単票送信用原稿または
単票受信用記録紙が前記読取センサまたは記録ヘッドに
搬送されるので、搬送経路を簡略化できると共に短縮す
ることができる。

【００１５】また、第３の構成のファクシミリ装置によ
れば、共通搬送路の上流に、単票送信用原稿及び単票受
信用記録紙を供給できる給紙ローラを有する給紙部を設
けたので、単票を１枚ずつ連続的に給紙して連続的な送
信または受信を自動で行うことができる。

【００１６】さらに、第４の構成のファクシミリ装置に
よれば、読取センサが給紙ローラと受信ローラとの間に
配設され、単票送信用原稿は前記給紙ローラと前記受信
ローラとによって張架され、読取センサに押接されて情
報を読み取られる。従って、送信ローラが省略され、装
置を一層小型・安価に製造することができる。

【００１７】

【実施例】第１実施例 以下、この発明の一実施例を図を用いて説明する。図１
はこの発明によるファクシミリ装置の第１実施例の要部
の説明図であり、本体１０の一方の端部からやや斜め上
方に突出して、単票送信用原稿１１ａと単票受信用記録
紙１１ｂ（以下、両者を総称して単票１１という）とを
載置可能な原稿・記録紙台１２が設けられている。ま
た、その左端の上方に近接して単票１１を後述する共通
搬送路に導くガイド板１３が設けられ、単票１１の共通
の挿入口１０ａを形成している。なお、前記単票送信用
原稿１１ａおよび単票受信用記録紙１１ｂはカット紙、
すなわち予め定型に裁断された用紙であり、受信用記録
紙としては通常感熱カット紙が用いられる。

【００１８】本体１０内部には挿入口１０ａから排出口
１０ｂを連絡する共通搬送路１４が形成され、前記挿入
口１０ａから供給される単票１１に所定の処理を施しな
がら排出口１０ｂに導いている。そして、前記共通搬送
路１４の上流側（挿入口１０ａの下流側）には単票送信
用原稿１１ａから情報を読み取って画信号に変換する読
取センサ１５が設けられ、該読取センサ１５と押接可能
に送信ローラ１６が配置されている。そして、読取セン
サ１５を送信ローラ１６に押接させつつ送信ローラ１６
を回転させることにより、単票１１が共通搬送路１４内
を搬送できるようになっている。また、前記読取センサ
１５の下流側には外部から受信した画信号に応じて搬送
される単票受信用記録紙１１ｂに情報を記録する記録ヘ
ッドとしてサーマルヘッド１７と前記単票受信用記録紙
１１ｂを前記サーマルヘッド１７に押接する受信ローラ
と１８とが配置され、該受信ローラ１８の回転により単
票受信用記録紙１１ｂを搬送し受信した画情報を単票受
信用記録紙１１ｂに記録する。

【００１９】次に、本実施例の動作について説明する。
送信する場合、単票送信用原稿１１ａを原稿・記録紙台
１２上にセットする。すると、不図示の紙センサが単票
送信用原稿１１ａを検出し、不図示の駆動モータを動作
させて、送信ローラ１６を回転させる。単票送信用原稿
１１ａは送信ローラ１６によって読取センサ１５に押接
されつつ該読取センサ１５によって情報を読み取られな
がら所定の方向に搬送され、読取りが終了した単票送信
用原稿１１ａは排出口１０ｂから排出される。

【００２０】また、外部から送信された情報を受信する
場合も同様に、単票受信用記録紙１１ｂを原稿・記録紙
台１２上にセットし、不図示の紙センサが単票送信用原
稿１１ａを検出し、不図示の駆動モータを動作させて、
受信ローラ１８を回転させ、単票受信用記録紙１１ｂを
サーマルヘッド１７の位置に導く。そして、単票受信用
記録紙１１ｂが受信ローラ１８によってサーマルヘッド
１７に押接され、所定の記録が施されながら搬送され、
記録が終了した単票受信用記録紙１１ｂは排出口１０ｂ
から排出される。ただし、送信ないし受信のいずれか一
方が動作中である場合に、単票１１の搬送の妨げとなら
ないために、他方のローラ１６または１８を回転させる
か、読取センサ１５またはサーマルヘッド１７を単票１
１が脱落しない程度に共通搬送路１４から退避させるこ
とが望ましい。

【００２１】また、本実施例では、便宜上、読取センサ
１５及び送信ローラ１６の組み合わせを、サーマルヘッ
ド１７及び受信ローラ１８の組み合わせの上流側に配置
したが、これらの配置を逆転させた構成であっても良
い。

【００２２】本実施例によれば、定型に裁断された単票
送信用原稿１１ａの搬送路と単票受信用記録紙１１ｂの
搬送路とを共通化した共通搬送路１４を設けることによ
って、送信用原稿及び受信用記録紙の種類の制約を受け
ず装置の構成を簡素化することができる。

【００２３】第２実施例 図２はこの発明によるファクシミリ装置の第２実施例の
説明図であり、原稿・記録紙台１２、読取センサ１５、
送信ローラ１６、サーマルへツド１７、受信ローラ１８
の構成は図１に示す第１実施例と同様であり、構成上の
相違は、原稿・記録紙台１２と送信ローラ１６との中間
に、単票給紙部を構成する分離片１９と給紙ローラ２０
とが設けられている点にある。

【００２４】次に、このファクシミリ装置の動作につい
て説明する。送信及び受信時の動作は前記第１実施例で
説明した動作と同様であるが、それぞれの動作に先立っ
て、給紙ローラ２０を回転させる。この給紙ローラ２０
には分離片１９が接するように配置されているので、原
稿・記録紙台１２上に複数枚の単票１１をセットして
も、一枚ずつ順に装置内に取り込むことができる。ま
た、本実施例では、便宜上、読取センサ１５及び送信ロ
ーラ１６の組み合わせを、サーマルヘッド１７及び受信
ローラ１８の組み合わせの上流側に配置した構成となっ
ているが、これらの配置は逆転させても良い。

【００２５】本実施例によれば、単票送信用原稿の搬送
路と単票受信用記録紙の搬送路を共通化する共通搬送路
を設けると共に、単票送信用原稿１１ａ及び単票受信用
記録紙１１ｂに共用の給紙ローラ２０を送信部または受
信部の上流に設けたので、ファクシミリ装置の構成を簡
素化し、小型で低価格に製造でき、かつ、複数枚の送信
または受信を自動で行うことができ、使用に便利であ
る。

【００２６】第３実施例 図３はこの発明によるファクシミリ装置の第３実施例の
説明図であり、原稿・記録紙台１２、分離片１９、給紙
ローラ２０の構成は、前記図２に示した第２実施例と同
様である。しかし、本実施例の場合、読取センサ１５と
記録ヘッドとしてのサーマルへツド１７が共に一つの送
受兼用ローラ２１の円周上に押接可能に配置されてお
り、単票送信用原稿１１ａまたは単票受信用記録紙１１
ｂは反転ガイド板２２により向きを変えらると共に、読
取センサ１５とサーマルへツド１７の両方に押接され、
送受兼用ローラ２１により共通搬送路１４´内を搬送さ
れるようになっている。

【００２７】次に、このファクシミリ装置の動作につい
て説明する。送信する場合、単票送信用原稿１１ａを原
稿・記録紙台１２上にセットすると、不図示の紙センサ
により単票送信用原稿１１ａの存在が検出され、不図示
の駆動モータを動作させ、給紙ローラ２０及び送受兼用
ローラ２１を回転させる。単票送信用原稿１１ａは一枚
ずつ分離され、自動供給され共通搬送路１４´に導かれ
た後、読取センサ１５の位置に搬送される。そして、単
票送信用原稿１１ａは送受兼用ローラ２１によって読取
センサ１５に押接されながら、情報の読み込みが行われ
る。また、受信する場合も同様に、送受兼用ローラ２１
の回転により、単票受信用記録紙１１ｂがサーマルヘッ
ド１７に対して押接され搬送されながら情報の記録が行
われる。ただし、送信または受信のいずれか一方の動作
中、駆動モータの負荷を低減させる為に、読取センサ１
５またはサーマルヘッド１７を退避させるとよい。

【００２８】また、本実施例では、便宜上、読取センサ
１５をサーマルヘッド１７の上流側に配置したが、この
配置の順番を逆にしても良い。

【００２９】本実施例によれば、単票送信用原稿の搬送
路と単票受信用記録紙の搬送路を共通化する共通搬送路
を設け、読取センサ１５とサーマルヘッド１７とを送受
兼用ローラ２１に押接する構成とし、送信ローラと受信
ローラとを共用化し、ローラの削減が可能であり、装置
の一層の小型・低価格化できる。

【００３０】第４実施例 図４はこの発明によるファクシミリ装置の第４実施例の
説明図であり、原稿・記録紙台１２、読取センサ１５、
サーマルへツド１７、受信ローラ１８、分離片１９、給
紙ローラ２０の構成は、前記図２に示す第２実施例と同
様である。本実施例では、図２で読取センサ１５の下方
に設けられている送信ローラ１６が取り除かれている点
が図２のものと異なっている。

【００３１】次に、このファクシミリ装置の動作につい
て説明する。送信する場合、まず単票送信用原稿１１ａ
を原稿・記録紙台１２上にセットすると、不図示の紙セ
ンサにより単票送信用原稿１１ａが検出され、不図示の
駆動モータを動作させて、給紙ローラ２０及び受信用ロ
ーラ１８を回転させる。給紙部で一枚ずつ分離され、共
通搬送路１４´´に投入された単票送信用原稿１１ａ
は、給紙ローラ２０と受信ローラ１８によって把持さ
れ、その時、単票送信用原稿１１ａは発生する張力によ
り読取センサ１５に押接されながら搬送される。この
時、情報の読取りを行われ、読取り終了後、排出口１０
ｂから排出される。また、外部から送信される情報を受
信する場合は、受信ローラ１８の回転により、単票受信
用記録紙１１ｂがサーマルヘッド１７に押接され、所定
の記録動作が施されながら搬送され、記録終了後、排出
口１０ｂから排出される。

【００３２】本実施例によれば、送信ローラを省略する
ことができるので、装置構成を簡略にし、一層の小型・
低価格化を実現できる。

【００３３】

【発明の効果】以上説明したように、請求項１記載の発
明によれば、単票送信用原稿及び単票受信用記録紙を搬
送可能な共通搬送路を設け、単票送信用原稿の内容を送
信用画信号に変換する読取センサと、受信した画信号を
単票受信用記録紙に記録する記録ヘッドとを同一軌道上
に配置することにより、送信用原稿及び受信用記録紙の
種類の制約を受けず情報の送受信を行うことのできるフ
ァクシミリ装置を提供することができる。また、搬送路
の共通化によって構造が簡素化され、ファクシミリ装置
の小型化が可能になる。

【００３４】また、請求項２記載の発明によれば、送受
兼用ローラの円周上に前記読取センサおよび前記記録ヘ
ッドが配置され、前記単票送信用原稿または単票受信用
記録紙が前記読取センサ位置または記録ヘッド位置に搬
送されるので、搬送経路の構成を簡略化できると共に短
縮することができるので、低コストで小型のファクシミ
リ装置を提供することができる。

【００３５】また、請求項３記載の発明によれば、共通
搬送路の上流に、単票送信用原稿及び単票受信用記録紙
を供給できる給紙ローラを有する給紙部を設けたので、
単票を１枚ずつ連続的に給紙して連続的な送信または受
信を自動で行うことが可能になり、低コストで小型のフ
ァクシミリ装置を提供することができる。

【００３６】さらに、請求項４記載の発明によれば、読
取センサが給紙ローラと受信ローラとの間に配設され、
単票送信用原稿は前記給紙ローラと前記受信ローラとに
よって張架され、読取センサに押接されて情報を読み取
られる。従って、送信ローラの省略が可能になり、ファ
クシミリ装置の一層の小型および低コスト化が可能にな
る。

【図面の簡単な説明】

【図１】 本発明に係るファクシミリ装置の第１実施例
の要部を示す説明図である。

【図２】 本発明に係るファクシミリ装置の第２実施例
の要部を示す説明図である。

【図３】 本発明に係るファクシミリ装置の第３実施例
の要部を示す説明図である。

【図４】 本発明に係るファクシミリ装置の第４実施例
の要部を示す説明図である。

【図５】 従来のファクシミリ装置の要部を示す説明図
である。

【符号の説明】

１０ 本体、１１ 単票（１１ａ：単票送信用原稿，１
１ｂ：単票受信用記録紙）、１２ 原稿・記録紙台、１
３ ガイド板、１４，１４´，１４´´ 共通搬送路、
１５ 読取センサ、１６ 送信ローラ、１７ サーマル
へツド（記録ヘッド）、１８ 受信ローラ、１９ 分離
片、２０ 給紙ローラ、２１ 送受兼用ローラ、２２
反転ガイド板。

Claims (4)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 搬送される単票送信用原稿から情報を読
   み取って画信号に変換する読取センサと前記送信用原稿
   を前記読取センサに押接する送信ローラとを有する送信
   部と、 外部から受信した画信号に応じて搬送される単票受信用
   記録紙に情報を記録する記録ヘッドと前記受信用記録紙
   を前記記録ヘッドに押接する受信ローラとを有する受信
   部と、 前記送信部と前記受信部とを同一軌道上の同一側に配置
   する共通搬送路と、 を含み、 前記共通搬送路は前記単票送信用原稿と単票受信用記録
   紙のいずれをも搬送することができることを特徴とする
   ファクシミリ装置。
2. 【請求項２】 搬送される単票送信用原稿から情報を読
   み取って画信号に変換する読取センサを有する送信部
   と、 外部から受信した画信号に応じて走行する単票受信用記
   録紙に情報を記録する記録ヘッドを有する受信部と、 前記単票送信用原稿と単票受信用記録紙のいずれをも搬
   送する共通搬送路と、 前記読取センサと記録ヘッドとの両方を円周上に押接可
   能な送受兼用ローラと、 を含み、 前記送受兼用ローラは前記単票送信用原稿または単票受
   信用記録紙を前記読取センサ位置または記録ヘッド位置
   に搬送することを特徴とするファクシミリ装置。
3. 【請求項３】 請求項１または請求項２記載のファクシ
   ミリ装置において、 前記共通搬送路の上流に給紙ローラを有し前記単票送信
   用原稿及び前記単票受信用記録紙のいずれも前記共通搬
   送路に供給することのできる給紙部を有することを特徴
   とするファクシミリ装置。
4. 【請求項４】 搬送される単票送信用原稿から情報を読
   み取って画信号に変換する読取センサを有する送信部
   と、 外部から受信した画信号に応じて搬送される単票受信用
   記録紙に情報を記録する記録ヘッドを有する受信部と、 前記単票送信用原稿と単票受信用記録紙のいずれをも搬
   送する共通搬送路と、 前記共通搬送路の上流に給紙ローラを有し前記単票送信
   用原稿及び前記単票受信用記録紙のいずれも前記共通搬
   送路に供給できる給紙部と、 単票送信用原稿または単票受信用記録紙を記録ヘッドに
   押接する受信ローラと、 を含み、 前記読取センサは前記給紙ローラと前記受信ローラとの
   間に配設され、前記単票送信用原稿を前記給紙ローラと
   前記受信ローラとによって張架し該読取センサに押接さ
   せて情報を読み取ることを特徴とするファクシミリ装
   置。