JPH0733641Y2 - 潅水容器付植木鉢 - Google Patents
潅水容器付植木鉢Info
- Publication number
- JPH0733641Y2 JPH0733641Y2 JP1988026632U JP2663288U JPH0733641Y2 JP H0733641 Y2 JPH0733641 Y2 JP H0733641Y2 JP 1988026632 U JP1988026632 U JP 1988026632U JP 2663288 U JP2663288 U JP 2663288U JP H0733641 Y2 JPH0733641 Y2 JP H0733641Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- flowerpot
- irrigation container
- leg
- container
- circumferential direction
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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- Cultivation Receptacles Or Flower-Pots, Or Pots For Seedlings (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、鉢底に潅水用の容器を着脱可能に備えた植木
鉢に関するものである。
鉢に関するものである。
(従来技術とその問題点) 従来、潅水容器を備えた植木鉢には、種々のものが提案
されているが、その多くは、潅水容器の上に植木鉢を単
に載せ置く形式のものであったり、簡単な嵌込み式のも
のであったため、潅水容器に水が満された状態のまま植
木鉢を持ち上げて運んだり、移動させたりすることが難
かしかった。本考案は、上記問題の解決を目的としてな
されたものである。
されているが、その多くは、潅水容器の上に植木鉢を単
に載せ置く形式のものであったり、簡単な嵌込み式のも
のであったため、潅水容器に水が満された状態のまま植
木鉢を持ち上げて運んだり、移動させたりすることが難
かしかった。本考案は、上記問題の解決を目的としてな
されたものである。
(問題点を解決するための手段) 本考案は、上記の目的を達成するため、 植木鉢本体と当該植木鉢本体の底面側に着脱自在に取付
られる潅水容器とを備えた潅水容器付植木鉢に於て、 上記植木鉢本体の底面には、当該底面の外周縁より若干
内側の同心円上に植木鉢を支える足を兼ねる脚部を均等
間隔にて配設し、 各脚部の外側側面は、同心円の曲がりに沿う曲面とする
と共に、 同一周方向側に面した各脚部の一方の端面側には、当該
脚部の付根に当たる植木鉢底面との間に、当該端面から
当該脚部の周方向に切り込まれた係合凹部を形成し、 潅水容器は、その内周縁が上記脚部の外側側面の曲面と
密接するよう形成すると共に、 当該内周縁には、各脚部の上記係合凹部に嵌まり込んで
着脱自在に係合する突出片を設け、 更に、上記脚部の係合凹部と上記潅水容器の突出片と
の、互いに周方向に接して擦れ合う縁部の適所に、両者
が係合した際に丁度嵌まり合う係止凹凸部を形成して、 植木鉢底の脚部の係合凹部と潅水容器の突出片とを互い
に向き合う方向での周方向への回動によって着脱自在に
係合させると共に、その係合状態を維持するために両者
の縁部に形成した係止凹凸部の係止にて、逆周方向への
戻りを阻止し、 上記植木鉢と潅水容器とを分離自在な一体構成とした。
られる潅水容器とを備えた潅水容器付植木鉢に於て、 上記植木鉢本体の底面には、当該底面の外周縁より若干
内側の同心円上に植木鉢を支える足を兼ねる脚部を均等
間隔にて配設し、 各脚部の外側側面は、同心円の曲がりに沿う曲面とする
と共に、 同一周方向側に面した各脚部の一方の端面側には、当該
脚部の付根に当たる植木鉢底面との間に、当該端面から
当該脚部の周方向に切り込まれた係合凹部を形成し、 潅水容器は、その内周縁が上記脚部の外側側面の曲面と
密接するよう形成すると共に、 当該内周縁には、各脚部の上記係合凹部に嵌まり込んで
着脱自在に係合する突出片を設け、 更に、上記脚部の係合凹部と上記潅水容器の突出片と
の、互いに周方向に接して擦れ合う縁部の適所に、両者
が係合した際に丁度嵌まり合う係止凹凸部を形成して、 植木鉢底の脚部の係合凹部と潅水容器の突出片とを互い
に向き合う方向での周方向への回動によって着脱自在に
係合させると共に、その係合状態を維持するために両者
の縁部に形成した係止凹凸部の係止にて、逆周方向への
戻りを阻止し、 上記植木鉢と潅水容器とを分離自在な一体構成とした。
(作用) 本考案によれば、植木鉢底の脚部の係合凹部と潅水容器
の突出片とを互いに向き合う方向での周方向への回動に
よって着脱自在に係合し合うだけでなく、両者の縁部に
形成した係止凹凸部の係止により、逆周方向への戻りが
阻止されて、その係合状態が維持される。
の突出片とを互いに向き合う方向での周方向への回動に
よって着脱自在に係合し合うだけでなく、両者の縁部に
形成した係止凹凸部の係止により、逆周方向への戻りが
阻止されて、その係合状態が維持される。
(実施例) 以下、本考案を実施の一例を示す図面に基づいて説明す
る。
る。
第1図に於て、図は植木鉢本体10の底面11を裏底側から
覗き見た図である。底面11には、底面の外周縁より若干
内側の同心円上に沿って、植木鉢本体10の底面11を載置
面から底上げするため、即ち足として機能させる脚部1
2、12、12、12が均等間隔で配設されている。
覗き見た図である。底面11には、底面の外周縁より若干
内側の同心円上に沿って、植木鉢本体10の底面11を載置
面から底上げするため、即ち足として機能させる脚部1
2、12、12、12が均等間隔で配設されている。
実施例では、脚部12、12、12、12は、底面11の外周縁11
Aに沿って、配設されており、その形成位置は、外周縁1
1Aよりやや内側、即ち、後述する潅水容器の厚味に相応
する分内側となっている。
Aに沿って、配設されており、その形成位置は、外周縁1
1Aよりやや内側、即ち、後述する潅水容器の厚味に相応
する分内側となっている。
又、脚部12の形状は、横に長い板片状のものを横長にし
て立てた形となし、その外側面は同心円や外周縁の曲り
に沿った曲面としてある。
て立てた形となし、その外側面は同心円や外周縁の曲り
に沿った曲面としてある。
上記の各脚部12、12、12、12には、夫々、同一周方向側
を向いた端面側に、係合凹部としての切欠き13が、同一
周方向に面した各脚部の一方の端面側から、当該脚部の
付根に当たる植木鉢底面との間に、当該端面から当該脚
部の周方向に切り込まれて、形成されている。
を向いた端面側に、係合凹部としての切欠き13が、同一
周方向に面した各脚部の一方の端面側から、当該脚部の
付根に当たる植木鉢底面との間に、当該端面から当該脚
部の周方向に切り込まれて、形成されている。
実施例の切欠き13は、植木鉢の底面11に沿うように切り
込まれている。実施例のように、切欠き13が底面11に沿
って形成された場合、それによって残された端面側部分
12A、12A、12A、12Aは、見方を換えて言えば、脚部12か
ら底面と平行に突き出された係合突起とみることができ
る。
込まれている。実施例のように、切欠き13が底面11に沿
って形成された場合、それによって残された端面側部分
12A、12A、12A、12Aは、見方を換えて言えば、脚部12か
ら底面と平行に突き出された係合突起とみることができ
る。
更に底面11には、一般の植木鉢と同様の水抜穴14、14・
・・が多数形成してある。図ではその一部を示している
に過ぎない。
・・が多数形成してある。図ではその一部を示している
に過ぎない。
水抜穴14は、円或いは楕円形状の穴でもよいが、実施例
に示すように、角穴、就中、長細い角穴が最良である。
に示すように、角穴、就中、長細い角穴が最良である。
これは、表面張力によって、水抜穴14を塞ぐように生ず
る水の膜が、角穴の方が発生し難いためである。
る水の膜が、角穴の方が発生し難いためである。
水抜穴14に膜が張ると、水抜き作用が妨げられるだけで
なく、通気作用も妨げられて、根腐れを起こし易くな
る。
なく、通気作用も妨げられて、根腐れを起こし易くな
る。
更に又、底面11には、水抜穴14とは別に、後述の導水部
材30(第3図参照)を通す穴15、15、15が穿たれてい
る。
材30(第3図参照)を通す穴15、15、15が穿たれてい
る。
この穴15の径は、帯或いは紐状の導水部材30が楽に通せ
る径であればよい。実施例では3個の穴15、15、15を穿
ってあるが、1個でも良い。
る径であればよい。実施例では3個の穴15、15、15を穿
ってあるが、1個でも良い。
尚、これについては後述する。
第2図に於て、図は潅水容器20の斜視図である。
潅水容器20は、上部が全面的に解放されて、水が入れら
れる器である。
れる器である。
実施例の潅水容器20は、その上部開口縁部21の径を、植
木鉢本体10の底面外周縁11Aの径より僅かに小さくし
て、当該開口縁部21に植木鉢本体10の底面11が載せられ
るようにしてある。
木鉢本体10の底面外周縁11Aの径より僅かに小さくし
て、当該開口縁部21に植木鉢本体10の底面11が載せられ
るようにしてある。
そして、底面11に配設された複数の脚部12、12、12、1
2、の夫々の外側面が、当該潅水容器20の内面、即ち内
周縁と密に接するよう、当該容器20の内周面を形成させ
ている。
2、の夫々の外側面が、当該潅水容器20の内面、即ち内
周縁と密に接するよう、当該容器20の内周面を形成させ
ている。
このように構成することによって、植木鉢本体10の底面
11に間隔を置いて環状に配設された脚部12、12、12、12
が、当該潅水容器20の内周面に密に嵌り込み、両者の係
合状態が密着により強固に維持される。
11に間隔を置いて環状に配設された脚部12、12、12、12
が、当該潅水容器20の内周面に密に嵌り込み、両者の係
合状態が密着により強固に維持される。
勿論、これによって、植木鉢本体10と潅水容器20とは、
直径方向へのズレも阻止できる。
直径方向へのズレも阻止できる。
更に、この潅水容器20の内周面側には、植木鉢本体10の
脚部12、12、12、12に形成してある係合凹部としての切
欠き13、13、13、13に、周方向への回動によって係脱自
在に嵌り込む係合凸部として突出片22、22、22、22が形
成されている。
脚部12、12、12、12に形成してある係合凹部としての切
欠き13、13、13、13に、周方向への回動によって係脱自
在に嵌り込む係合凸部として突出片22、22、22、22が形
成されている。
実施例の突出片22、22、22、22は、板片状のものを略水
平に突出させた形態のもので、脚部12、12、12、12の夫
々の間隙に位置するよう計4個が配設されている。
平に突出させた形態のもので、脚部12、12、12、12の夫
々の間隙に位置するよう計4個が配設されている。
勿論、これら突出片22、22、22、22は、潅水容器20に植
木鉢本体10を上下方向に嵌め合せた際、脚部12、12、1
2、12の係合凹部13、13、13、13に対応する深さ位置に
形成してある。
木鉢本体10を上下方向に嵌め合せた際、脚部12、12、1
2、12の係合凹部13、13、13、13に対応する深さ位置に
形成してある。
脚部12、12、12、12、の係合凹部13、13、13、13と、突
出片22、22、22、22との夫々の係合は、上記のように、
潅水容器20に植木鉢本体10を上下方向に嵌め合せた後、
植木鉢本体10か潅水容器20かの何れかを周方向へ若干回
すだけ、或いは、双方を互いに向き合う方向に僅かに回
すだけで、簡単に双方を係合させる事ができる(第3図
参照)。
出片22、22、22、22との夫々の係合は、上記のように、
潅水容器20に植木鉢本体10を上下方向に嵌め合せた後、
植木鉢本体10か潅水容器20かの何れかを周方向へ若干回
すだけ、或いは、双方を互いに向き合う方向に僅かに回
すだけで、簡単に双方を係合させる事ができる(第3図
参照)。
第4図及び第5図に於て、図は両者の係合状態を示す拡
大図である。
大図である。
これらの図から分るように、係合状態に於ては、植木鉢
本体10側から見ると、その脚部12が潅水容器20の突出片
22を下から持上げた状態にあり、潅水容器20の開口縁部
21が植木鉢本体10の底面11に押し着けられるようになっ
ている。
本体10側から見ると、その脚部12が潅水容器20の突出片
22を下から持上げた状態にあり、潅水容器20の開口縁部
21が植木鉢本体10の底面11に押し着けられるようになっ
ている。
これによって、植木鉢本体10と潅水容器20とは、垂直方
向も係合された状態となるから、植木鉢を持ち上げるだ
けで、潅水容器も一緒に持ち上げられ、両者を一体的に
取り扱うことができる。
向も係合された状態となるから、植木鉢を持ち上げるだ
けで、潅水容器も一緒に持ち上げられ、両者を一体的に
取り扱うことができる。
この両者の係合をより一層確実にするために、第6図に
示すように、端面側部分(係合突起)12Aの切欠き13側
の縁12Bと接することとなる突出片22の下縁22Aを、嵌め
込み方向に対して、次第に抵抗が増すように傾斜をつけ
てもよいが、 第7図に示すように、互いに接することとなる端面側部
分(係合突起)12Aの係合凹部13側の縁12Bと突出片22の
下縁22Aとに、嵌り合う係止凹凸部を形成する方が確実
である。
示すように、端面側部分(係合突起)12Aの切欠き13側
の縁12Bと接することとなる突出片22の下縁22Aを、嵌め
込み方向に対して、次第に抵抗が増すように傾斜をつけ
てもよいが、 第7図に示すように、互いに接することとなる端面側部
分(係合突起)12Aの係合凹部13側の縁12Bと突出片22の
下縁22Aとに、嵌り合う係止凹凸部を形成する方が確実
である。
図では、端面側部分(係合突起)12Aの縁12Bに係止凸部
12Cを、突出片22の下縁22Aに係止凹部22Bを設けてい
る。
12Cを、突出片22の下縁22Aに係止凹部22Bを設けてい
る。
この様に、上記脚部の係合凹部と上記潅水容器の突出片
との、互いに周方向に接して擦れ合う縁部の適所に、両
者が係合した際に丁度嵌まり合う係止凹凸部を形成する
事によって、逆周方向への戻りが阻止されて、その係合
状態が維持される。
との、互いに周方向に接して擦れ合う縁部の適所に、両
者が係合した際に丁度嵌まり合う係止凹凸部を形成する
事によって、逆周方向への戻りが阻止されて、その係合
状態が維持される。
尚、潅水容器20の形状は、技術的には特に限定する必要
はない。しかし、当該容器20が使用される植木鉢本体10
の下半身の形状に相応させ、当該容器20の上に植木鉢本
体10を載せたとき、両者10、20が恰も一個の植木鉢と見
えるようにするのが、自然でよい。
はない。しかし、当該容器20が使用される植木鉢本体10
の下半身の形状に相応させ、当該容器20の上に植木鉢本
体10を載せたとき、両者10、20が恰も一個の植木鉢と見
えるようにするのが、自然でよい。
以上のような係合手段によって、本考案の植木鉢本体10
と潅水容器20とは、着脱可能となっている。
と潅水容器20とは、着脱可能となっている。
従って、植木鉢本体10と潅水容器20とを係合させた場合
では、両者を一体として取り扱うことができるし、必要
とあれば、潅水容器20を簡単に取り外すこともできる。
では、両者を一体として取り扱うことができるし、必要
とあれば、潅水容器20を簡単に取り外すこともできる。
そして、植木鉢本体10のみを、通常の植木鉢と同様に単
体として使用することができる。
体として使用することができる。
第3図に於て、図は植木鉢本体10と潅水容器20とが係合
した状態を示す縦断面図である。
した状態を示す縦断面図である。
導水部材30は、植木鉢本体10の底面11に穿たれた穴15、
15に通され、潅水容器20内の水を植木鉢本体10内の土壌
に供給する。
15に通され、潅水容器20内の水を植木鉢本体10内の土壌
に供給する。
導水部材30は毛管現象の作用で潅水容器20内の水を吸い
上げ可能なものであれば、その材質を問わない。
上げ可能なものであれば、その材質を問わない。
実施例では、フェルトを帯状に裁断したものを用いてい
る。
る。
又、実施例で導水部材30を逆U字状にして、その両単が
潅水容器20内に臨むようにしているが、これに限らず、
例えば、一本宛穴15、15、15に通すだけでもよい。
潅水容器20内に臨むようにしているが、これに限らず、
例えば、一本宛穴15、15、15に通すだけでもよい。
導水部材30の径の大小や使用する本数は、植え付ける植
物や土壌の性質によって、適当な水分量が供給されるよ
う調整する。このためにも、穴15は複数個穿っておくの
がよい。
物や土壌の性質によって、適当な水分量が供給されるよ
う調整する。このためにも、穴15は複数個穿っておくの
がよい。
このように毛管現象によって水を吸い上げることのでき
る導水部材30を植木鉢本体10内と潅水容器20との間に介
在させることによって、土壌の乾燥状態に応じて水が自
動的に補給される。
る導水部材30を植木鉢本体10内と潅水容器20との間に介
在させることによって、土壌の乾燥状態に応じて水が自
動的に補給される。
即ち、植木鉢本体10内の土壌が乾燥状態となると、当該
土壌と潅水容器20内の水との間に介在する導水部材30
が、水を土壌へ吸い上げ、当該土壌が水分を相当量含ん
でしまうと、導水部材30による水の吸い上げが止まるか
らである。
土壌と潅水容器20内の水との間に介在する導水部材30
が、水を土壌へ吸い上げ、当該土壌が水分を相当量含ん
でしまうと、導水部材30による水の吸い上げが止まるか
らである。
これによって、植木鉢本体10内の土壌の水分量は自動的
に一定に保持される。
に一定に保持される。
尚、本明細書にいう土壌とは、天然の土壌に限らず、合
成繊維或いは天然の植物繊維等で植木鉢用の土壌或いは
代替土壌として用いられるものをいう。
成繊維或いは天然の植物繊維等で植木鉢用の土壌或いは
代替土壌として用いられるものをいう。
第3図中の符合16は、補給水を潅水容器20に注ぎ込むた
めの、給水口である(第1図参照)。
めの、給水口である(第1図参照)。
給水口16は、植木鉢本体10の側面下部と当該側面下部に
続く底面11の一部を、植木鉢本体10の内側に窪ませて形
成してある。
続く底面11の一部を、植木鉢本体10の内側に窪ませて形
成してある。
このような給水口16を植木鉢本体10に設けることによっ
て、潅水容器20を植木鉢本体10に取付た状態のまま、水
を補給することができる。
て、潅水容器20を植木鉢本体10に取付た状態のまま、水
を補給することができる。
(考案の効果) 本考案は、叙上の如く構成したものであるから、植木鉢
底の脚部の係合凹部と潅水容器の突出片とを互いに向き
合う方向での周方向への回動によって着脱自在に係合し
合うだけでなく、両者の縁部に形成した係止凹凸部の係
止により、逆周方向への戻りが阻止されて、その係合状
態がより強固に維持される。
底の脚部の係合凹部と潅水容器の突出片とを互いに向き
合う方向での周方向への回動によって着脱自在に係合し
合うだけでなく、両者の縁部に形成した係止凹凸部の係
止により、逆周方向への戻りが阻止されて、その係合状
態がより強固に維持される。
更に又、本考案では、脚部が植木罰底面の外縁部より若
干内側の同心円上に、弧粉を描くように曲面的に形成さ
れ、この曲面に、潅水容器の内周縁が密接するように形
成され、且つ、周方向への回動によって両者を係合させ
ているので、必然的に、潅水容器の上へ植木鉢が嵌め込
まれた形となるため、両者を一体とした状態での扱いの
際に、揺れによって、潅水容器内の水が漏れることも防
げる。
干内側の同心円上に、弧粉を描くように曲面的に形成さ
れ、この曲面に、潅水容器の内周縁が密接するように形
成され、且つ、周方向への回動によって両者を係合させ
ているので、必然的に、潅水容器の上へ植木鉢が嵌め込
まれた形となるため、両者を一体とした状態での扱いの
際に、揺れによって、潅水容器内の水が漏れることも防
げる。
又、潅水容器を植木鉢の底面側の延長として、両者を全
体として鉢型に形成することもできる。
体として鉢型に形成することもできる。
図面は本考案の実施例にして、 第1図は植木鉢本体の底面を示す斜視図、 第2図は潅水容器の斜視図、 第3図は植木鉢本体と潅水容器とを係合させた状態を示
す断面図、 第4図は第3図の一部拡大図、 第5図は第3図の一部拡大図、 第6図は他の実施例を示す説明図、 第7図は更に他の実施例を示す説明図である。 10……植木鉢本体、11……底面 11A……外周縁(底面) 12、12、12、12……脚部 12A、12A、12A、12A……端面側部分 12B……縁(切欠き) 12C……係止凸部(端面側部分) 13……切欠き(係合凹部) 14……水抜穴、15……穴 16……注水口、20……潅水容器 21……開口縁部 22……突出片(係合凸部) 22A……下縁(突出片) 22B……係止凹部(突出片)
す断面図、 第4図は第3図の一部拡大図、 第5図は第3図の一部拡大図、 第6図は他の実施例を示す説明図、 第7図は更に他の実施例を示す説明図である。 10……植木鉢本体、11……底面 11A……外周縁(底面) 12、12、12、12……脚部 12A、12A、12A、12A……端面側部分 12B……縁(切欠き) 12C……係止凸部(端面側部分) 13……切欠き(係合凹部) 14……水抜穴、15……穴 16……注水口、20……潅水容器 21……開口縁部 22……突出片(係合凸部) 22A……下縁(突出片) 22B……係止凹部(突出片)
Claims (1)
- 【請求項1】植木鉢本体と当該植木鉢本体の底面側に着
脱自在に取付られる潅水容器とを備えた潅水容器付植木
鉢に於て、 上記植木鉢本体の底面には、当該底面の外周縁より若干
内側の同心円上に植木鉢を支える足を兼ねる脚部を均等
間隔にて配設し、 各脚部の外側側面は、同心円の曲がりに沿う曲面とする
と共に、 同一周方向側に面した各脚部の一方の端面側には、当該
脚部の付根に当たる植木鉢底面との間に、当該端面から
当該脚部の周方向に切り込まれた係合凹部を形成し、 潅水容器は、その内周縁が上記脚部の外側側面の曲面と
密接するよう形成すると共に、 当該内周縁には、各脚部の上記係合凹部に嵌まり込んで
着脱自在に係合する突出片を設け、 更に、上記脚部の係合凹部と上記潅水容器の突出片と
の、互いに周方向に接して擦れ合う縁部の適所に、両者
が係合した際に丁度嵌まり合う係止凹凸部を形成して、 植木鉢底の脚部の係合凹部と潅水容器の突出片とを互い
に向き合う方向での周方向への回動によって着脱自在に
係合させると共に、その係合状態を維持するために両者
の縁部に形成した係止凹凸部の係止にて、逆周方向への
戻りを阻止し、 上記植木鉢と潅水容器とを分離自在な一体構成としたこ
とを特徴とする潅水容器付植木鉢。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1988026632U JPH0733641Y2 (ja) | 1988-02-29 | 1988-02-29 | 潅水容器付植木鉢 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1988026632U JPH0733641Y2 (ja) | 1988-02-29 | 1988-02-29 | 潅水容器付植木鉢 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01130638U JPH01130638U (ja) | 1989-09-05 |
JPH0733641Y2 true JPH0733641Y2 (ja) | 1995-08-02 |
Family
ID=31248436
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1988026632U Expired - Lifetime JPH0733641Y2 (ja) | 1988-02-29 | 1988-02-29 | 潅水容器付植木鉢 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0733641Y2 (ja) |
Family Cites Families (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS56150352U (ja) * | 1980-04-11 | 1981-11-11 | ||
JPS56158150U (ja) * | 1980-04-28 | 1981-11-25 | ||
JPS57146853U (ja) * | 1981-03-11 | 1982-09-14 | ||
JPS587547U (ja) * | 1981-07-06 | 1983-01-18 | 宮武 龍 | 自動給水植木ばち |
JPS5816045U (ja) * | 1981-07-23 | 1983-02-01 | 中村 清憲 | 植木鉢用給水器 |
JPS5855453U (ja) * | 1981-10-14 | 1983-04-15 | 小野 伊次郎 | 着脱自在自動給水植木ばち |
JPS58176651U (ja) * | 1982-05-17 | 1983-11-26 | 篠原 茂 | 底部かん水ポツト装置 |
JPS58192560U (ja) * | 1982-06-18 | 1983-12-21 | 小野 伊次郎 | 自動給水植木ばち |
JPS5911651U (ja) * | 1982-07-16 | 1984-01-24 | 池上 信夫 | 植栽鉢 |
JPS6177747U (ja) * | 1984-10-24 | 1986-05-24 | ||
JPS6294751U (ja) * | 1985-12-04 | 1987-06-17 |
-
1988
- 1988-02-29 JP JP1988026632U patent/JPH0733641Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH01130638U (ja) | 1989-09-05 |
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