JPH07336327A - 透過型光フィルタおよび波長多重分離フィルタならびにリングレーザ - Google Patents
透過型光フィルタおよび波長多重分離フィルタならびにリングレーザInfo
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- JPH07336327A JPH07336327A JP6125229A JP12522994A JPH07336327A JP H07336327 A JPH07336327 A JP H07336327A JP 6125229 A JP6125229 A JP 6125229A JP 12522994 A JP12522994 A JP 12522994A JP H07336327 A JPH07336327 A JP H07336327A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 グレーティングフィルタを用いて構成される
透過型光フィルタ、この透過型光フィルタを組み合わせ
て構成される波長多重分離フィルタ、この透過型光フィ
ルタにバンドパスフィルタ,アイソレータ,光カプラの
機能を持たせたリングレーザを実現する。 【構成】 透過型光フィルタは、3以上のポートを有す
る光サーキュレータと、光導波路のコアに所定の反射波
長を有するグレーティングを形成したグレーティングフ
ィルタとを備え、光サーキュレータの所定のポートにグ
レーティングフィルタを接続し、この所定のポートに隣
接する2つのポートを入力端子および出力端子とする。
透過型光フィルタ、この透過型光フィルタを組み合わせ
て構成される波長多重分離フィルタ、この透過型光フィ
ルタにバンドパスフィルタ,アイソレータ,光カプラの
機能を持たせたリングレーザを実現する。 【構成】 透過型光フィルタは、3以上のポートを有す
る光サーキュレータと、光導波路のコアに所定の反射波
長を有するグレーティングを形成したグレーティングフ
ィルタとを備え、光サーキュレータの所定のポートにグ
レーティングフィルタを接続し、この所定のポートに隣
接する2つのポートを入力端子および出力端子とする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、1または2以上の波長
の光を透過させる透過型光フィルタに関する。特に、光
導波路のコアにグレーティング(周期的摂動)を形成し
たグレーティングフィルタを用いて構成される透過型光
フィルタに関する。ここで、光導波路とは光ファイバま
たは薄膜導波路をいう。
の光を透過させる透過型光フィルタに関する。特に、光
導波路のコアにグレーティング(周期的摂動)を形成し
たグレーティングフィルタを用いて構成される透過型光
フィルタに関する。ここで、光導波路とは光ファイバま
たは薄膜導波路をいう。
【0002】また、本発明は、1または2以上の波長の
光を透過させる透過型光フィルタを組み合わせて構成さ
れる波長多重分離フィルタに関する。また、本発明は、
1の波長の光を透過させる透過型光フィルタにバンドパ
スフィルタ,アイソレータ,光カプラの機能を持たせた
リングレーザに関する。
光を透過させる透過型光フィルタを組み合わせて構成さ
れる波長多重分離フィルタに関する。また、本発明は、
1の波長の光を透過させる透過型光フィルタにバンドパ
スフィルタ,アイソレータ,光カプラの機能を持たせた
リングレーザに関する。
【0003】
【従来の技術】従来の透過型光フィルタは誘電体多層膜
干渉フィルタであり、所定の波長の光を透過させるもの
であった。しかし、透過帯域を狭くすると損失が大きく
なる欠点があった。
干渉フィルタであり、所定の波長の光を透過させるもの
であった。しかし、透過帯域を狭くすると損失が大きく
なる欠点があった。
【0004】一方、グレーティングフィルタは所定の波
長の光を反射し、その他の波長を透過させる特性を有
し、狭帯域で波長選択性に優れかつ損失がほとんどない
特長をもっている。この反射型のグレーティングフィル
タを透過型光フィルタとする構成は、図11に示すよう
な光カプラと組み合わせたものが文献(IEEE PHOTONICST
ECHNOLOGY LETTER VOL.6,NO.1,1994) に発表されてい
る。
長の光を反射し、その他の波長を透過させる特性を有
し、狭帯域で波長選択性に優れかつ損失がほとんどない
特長をもっている。この反射型のグレーティングフィル
タを透過型光フィルタとする構成は、図11に示すよう
な光カプラと組み合わせたものが文献(IEEE PHOTONICST
ECHNOLOGY LETTER VOL.6,NO.1,1994) に発表されてい
る。
【0005】本構成では、入力端子31に入力された光
を光カプラ32を介して、グレーティング12aが形成
されたグレーティングフィルタ13aおよびグレーティ
ング12bが形成されたグレーティングフィルタ13b
に入力し、そこで反射した光を光カプラ32を介して出
力端子33に出力する。
を光カプラ32を介して、グレーティング12aが形成
されたグレーティングフィルタ13aおよびグレーティ
ング12bが形成されたグレーティングフィルタ13b
に入力し、そこで反射した光を光カプラ32を介して出
力端子33に出力する。
【0006】ここで、光カプラ32とグレーティングフ
ィルタ13bとの間に位相器(紫外線トリミング)34
を挿入し、グレーティングフィルタ13a,13bで反
射した光の位相関係を調整することにより、原理的には
損失なしにグレーティング12a,12bの反射波長に
対する透過型光フィルタを実現することができる。
ィルタ13bとの間に位相器(紫外線トリミング)34
を挿入し、グレーティングフィルタ13a,13bで反
射した光の位相関係を調整することにより、原理的には
損失なしにグレーティング12a,12bの反射波長に
対する透過型光フィルタを実現することができる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、図11に示
すグレーティングフィルタを用いた透過型光フィルタで
は、まったく同一構造のグレーティング12a,12b
を形成する必要があり、また2つのグレーティング12
a,12bを光カプラ32の結合部から等距離に形成す
る必要があった。また、位相器34を用いない場合には
3dBの損失が発生し、一方のグレーティングフィルタだ
けで対応した場合には往復で6dBの損失が発生する。
すグレーティングフィルタを用いた透過型光フィルタで
は、まったく同一構造のグレーティング12a,12b
を形成する必要があり、また2つのグレーティング12
a,12bを光カプラ32の結合部から等距離に形成す
る必要があった。また、位相器34を用いない場合には
3dBの損失が発生し、一方のグレーティングフィルタだ
けで対応した場合には往復で6dBの損失が発生する。
【0008】本発明はグレーティングフィルタを用いた
構成において、簡単な構造で1または2以上の波長の光
を透過させ、狭帯域で損失が小さい透過型光フィルタを
提供することを目的とする。
構成において、簡単な構造で1または2以上の波長の光
を透過させ、狭帯域で損失が小さい透過型光フィルタを
提供することを目的とする。
【0009】また、本発明はその透過型光フィルタを用
いて、2以上の波長の多重分離を可能にする波長多重分
離フィルタを提供することを目的とする。また、本発明
はその透過型光フィルタを用いて、構成の簡単なリング
レーザを提供することを目的とする。
いて、2以上の波長の多重分離を可能にする波長多重分
離フィルタを提供することを目的とする。また、本発明
はその透過型光フィルタを用いて、構成の簡単なリング
レーザを提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の透過型光フィル
タは、3以上のポートを有する光サーキュレータと、光
導波路のコアに所定の反射波長を有するグレーティング
を形成したグレーティングフィルタとを備え、光サーキ
ュレータの所定のポートにグレーティングフィルタを接
続し、この所定のポートに隣接する2つのポートを入力
端子および出力端子とする。
タは、3以上のポートを有する光サーキュレータと、光
導波路のコアに所定の反射波長を有するグレーティング
を形成したグレーティングフィルタとを備え、光サーキ
ュレータの所定のポートにグレーティングフィルタを接
続し、この所定のポートに隣接する2つのポートを入力
端子および出力端子とする。
【0011】また、本発明の透過型光フィルタは、3以
上のポートを有する光サーキュレータと、光導波路のコ
アにそれぞれ異なる反射波長を有する2以上のグレーテ
ィングを形成したグレーティングフィルタとを備え、光
サーキュレータの所定のポートにグレーティングフィル
タを接続し、この所定のポートに隣接する2つのポート
を入力端子および出力端子とする。
上のポートを有する光サーキュレータと、光導波路のコ
アにそれぞれ異なる反射波長を有する2以上のグレーテ
ィングを形成したグレーティングフィルタとを備え、光
サーキュレータの所定のポートにグレーティングフィル
タを接続し、この所定のポートに隣接する2つのポート
を入力端子および出力端子とする。
【0012】また、本発明の波長多重分離フィルタは、
3以上のポートを有する光サーキュレータと、光導波路
のコアに所定の反射波長を有する1または2以上のグレ
ーティングを形成した1または2以上のグレーティング
フィルタとを備え、波長多重光を光サーキュレータを介
してグレーティングフィルタに入射し、このグレーティ
ングフィルタで反射した光と透過した光を個別に出力す
る構成とする。
3以上のポートを有する光サーキュレータと、光導波路
のコアに所定の反射波長を有する1または2以上のグレ
ーティングを形成した1または2以上のグレーティング
フィルタとを備え、波長多重光を光サーキュレータを介
してグレーティングフィルタに入射し、このグレーティ
ングフィルタで反射した光と透過した光を個別に出力す
る構成とする。
【0013】また、本発明のリングレーザは、少なくと
もアイソレータとバンドパスフィルタに代えて本発明の
透過型光フィルタを接続した構成とする。
もアイソレータとバンドパスフィルタに代えて本発明の
透過型光フィルタを接続した構成とする。
【0014】
【作用】本発明の透過型光フィルタでは、入射光を光サ
ーキュレータを介してグレーティングフィルタに入射さ
せ、グレーティングフィルタで反射した光を光サーキュ
レータを介して出射させる。これにより、入射光のうち
グレーティングフィルタで反射した波長の光のみを透過
させることができる。光サーキュレータおよびグレーテ
ィングフィルタの損失は小さく、またグレーティングフ
ィルタは狭帯域であるので、狭帯域で損失が小さい透過
型光フィルタが実現できる。また、光カプラを用いた場
合と異なり、1つのグレーティングフィルタで対応でき
るので、簡単な構造で低損失をものを実現することがで
きる。
ーキュレータを介してグレーティングフィルタに入射さ
せ、グレーティングフィルタで反射した光を光サーキュ
レータを介して出射させる。これにより、入射光のうち
グレーティングフィルタで反射した波長の光のみを透過
させることができる。光サーキュレータおよびグレーテ
ィングフィルタの損失は小さく、またグレーティングフ
ィルタは狭帯域であるので、狭帯域で損失が小さい透過
型光フィルタが実現できる。また、光カプラを用いた場
合と異なり、1つのグレーティングフィルタで対応でき
るので、簡単な構造で低損失をものを実現することがで
きる。
【0015】また、それぞれ異なる反射波長を有する2
以上のグレーティングを形成したグレーティングフィル
タを用いることにより、2以上の波長の光を透過する透
過型光フィルタが実現できる。
以上のグレーティングを形成したグレーティングフィル
タを用いることにより、2以上の波長の光を透過する透
過型光フィルタが実現できる。
【0016】本発明の波長多重分離フィルタは、光サー
キュレータとグレーティングフィルタを組み合わせた透
過型光フィルタを利用することにより、グレーティング
フィルタで反射した光と透過した光の波長多重分離が可
能となる。なお、3以上の波長多重光を波長多重分離す
るには、2以上の透過型光フィルタを用いるか、あるい
は4ポート以上の光サーキュレータと2以上のグレーテ
ィングフィルタを用いることにより可能である。
キュレータとグレーティングフィルタを組み合わせた透
過型光フィルタを利用することにより、グレーティング
フィルタで反射した光と透過した光の波長多重分離が可
能となる。なお、3以上の波長多重光を波長多重分離す
るには、2以上の透過型光フィルタを用いるか、あるい
は4ポート以上の光サーキュレータと2以上のグレーテ
ィングフィルタを用いることにより可能である。
【0017】本発明のリングレーザは、光サーキュレー
タとグレーティングフィルタを組み合わせた透過型光フ
ィルタを用いることにより、バンドパスフィルタとして
機能するばかりでなく、光サーキュレータのもつアイソ
レータ機能を利用することができる。
タとグレーティングフィルタを組み合わせた透過型光フ
ィルタを用いることにより、バンドパスフィルタとして
機能するばかりでなく、光サーキュレータのもつアイソ
レータ機能を利用することができる。
【0018】
【実施例】図1は、本発明の透過型光フィルタの第1実
施例の構成を示す。第1実施例の透過型光フィルタは、
波長λ1 の光を透過させるバンドパスフィルタとして機
能するものである。
施例の構成を示す。第1実施例の透過型光フィルタは、
波長λ1 の光を透過させるバンドパスフィルタとして機
能するものである。
【0019】図において、本実施例の透過型光フィルタ
は、3ポート型の光サーキュレータ11と、光ファイバ
のコアに反射波長λ1 のグレーティング12−1が形成
されたグレーティングフィルタ13とを有し、光サーキ
ュレータ11のポートにグレーティングフィルタ13
を接続して構成される。ここで、光サーキュレータ11
のポートを透過型光フィルタの入力端子とし、ポート
を出力端子とする。光サーキュレータ11は、例えば
ファラデー回転子と偏光プリズムにより構成された市販
のものがあり、入射光の偏光回転を利用して順方向およ
び逆方向での光路を分離する機能を有する。すなわち、
ポートから入射された光がポートへ導かれ、ポート
から入射された光がポートへ導かれるようになって
いる。
は、3ポート型の光サーキュレータ11と、光ファイバ
のコアに反射波長λ1 のグレーティング12−1が形成
されたグレーティングフィルタ13とを有し、光サーキ
ュレータ11のポートにグレーティングフィルタ13
を接続して構成される。ここで、光サーキュレータ11
のポートを透過型光フィルタの入力端子とし、ポート
を出力端子とする。光サーキュレータ11は、例えば
ファラデー回転子と偏光プリズムにより構成された市販
のものがあり、入射光の偏光回転を利用して順方向およ
び逆方向での光路を分離する機能を有する。すなわち、
ポートから入射された光がポートへ導かれ、ポート
から入射された光がポートへ導かれるようになって
いる。
【0020】本実施例の透過型光フィルタでは、光サー
キュレータ11のポートから入射された光は、ポート
からグレーティングフィルタ13へ出射される。グレ
ーティングフィルタ13に入射された光は、グレーティ
ング12−1の反射波長λ1に相当する光のみが反射し
て再びポートへ戻り、ポートから出射される。な
お、波長λ1 以外の光はグレーティング12−1を透過
してグレーティングフィルタ13の端部14に到達する
ので、その端部14を斜め研磨したりマッチングオイル
につけ、光ファイバ端面からの反射の影響を除去する構
成がよい。以下に示す各実施例においても同様である。
キュレータ11のポートから入射された光は、ポート
からグレーティングフィルタ13へ出射される。グレ
ーティングフィルタ13に入射された光は、グレーティ
ング12−1の反射波長λ1に相当する光のみが反射し
て再びポートへ戻り、ポートから出射される。な
お、波長λ1 以外の光はグレーティング12−1を透過
してグレーティングフィルタ13の端部14に到達する
ので、その端部14を斜め研磨したりマッチングオイル
につけ、光ファイバ端面からの反射の影響を除去する構
成がよい。以下に示す各実施例においても同様である。
【0021】このように、本実施例の透過型光フィルタ
では、グレーティング12−1の反射波長λ1 が透過型
光フィルタの透過波長となる。図1(2),(3) はその関係
を示す。(2) はグレーティング12−1の反射波長特性
を示し、(3) は透過型光フィルタとしての透過波長特性
を示す。一般的に、光サーキュレータの損失は小さく
(< 1.5dB)、それ自身はアイソレータの機能をもっ
ている。また、グレーティングは図1(2) に示すように
極めて狭帯域(<1nm)である。したがって、本実施
例の構成により低損失で一方向性の狭帯域な透過型光フ
ィルタを実現することができる。
では、グレーティング12−1の反射波長λ1 が透過型
光フィルタの透過波長となる。図1(2),(3) はその関係
を示す。(2) はグレーティング12−1の反射波長特性
を示し、(3) は透過型光フィルタとしての透過波長特性
を示す。一般的に、光サーキュレータの損失は小さく
(< 1.5dB)、それ自身はアイソレータの機能をもっ
ている。また、グレーティングは図1(2) に示すように
極めて狭帯域(<1nm)である。したがって、本実施
例の構成により低損失で一方向性の狭帯域な透過型光フ
ィルタを実現することができる。
【0022】図2は、本発明の透過型光フィルタの第2
実施例の構成を示す。第2実施例の透過型光フィルタ
は、波長λ1 ,λ2 ,λ3 ,λ4 の光を透過させるバン
ドパスフィルタとして機能するものである。
実施例の構成を示す。第2実施例の透過型光フィルタ
は、波長λ1 ,λ2 ,λ3 ,λ4 の光を透過させるバン
ドパスフィルタとして機能するものである。
【0023】図において、本実施例の透過型光フィルタ
は、3ポート型の光サーキュレータ11と、光ファイバ
のコアに反射波長λ1 ,λ2 ,λ3 ,λ4 のグレーティ
ング12−1,12−1,12−3,12−4が形成さ
れたグレーティングフィルタ13とを有し、光サーキュ
レータ11のポートにグレーティングフィルタ13を
接続して構成される。ここで、光サーキュレータ11の
ポートを透過型光フィルタの入力端子とし、ポート
を出力端子とする。
は、3ポート型の光サーキュレータ11と、光ファイバ
のコアに反射波長λ1 ,λ2 ,λ3 ,λ4 のグレーティ
ング12−1,12−1,12−3,12−4が形成さ
れたグレーティングフィルタ13とを有し、光サーキュ
レータ11のポートにグレーティングフィルタ13を
接続して構成される。ここで、光サーキュレータ11の
ポートを透過型光フィルタの入力端子とし、ポート
を出力端子とする。
【0024】本実施例の透過型光フィルタでは、光サー
キュレータ11のポートから入射された光は、ポート
からグレーティングフィルタ13へ出射される。グレ
ーティングフィルタ13に入射された光は、グレーティ
ング12−1でその反射波長λ1 に相当する光のみが反
射し、その他の波長の光は透過する。以下同様に、グレ
ーティング12−2,12−3,12−4で各反射波長
λ2 ,λ3 ,λ4 に相当する光のみが反射する。各グレ
ーティングで反射した光は再びポートへ戻り、ポート
から出射される。
キュレータ11のポートから入射された光は、ポート
からグレーティングフィルタ13へ出射される。グレ
ーティングフィルタ13に入射された光は、グレーティ
ング12−1でその反射波長λ1 に相当する光のみが反
射し、その他の波長の光は透過する。以下同様に、グレ
ーティング12−2,12−3,12−4で各反射波長
λ2 ,λ3 ,λ4 に相当する光のみが反射する。各グレ
ーティングで反射した光は再びポートへ戻り、ポート
から出射される。
【0025】このように、本実施例の透過型光フィルタ
では、グレーティング12−1〜12−4の反射波長λ
1〜λ4が透過型光フィルタの透過波長となる。図2(2),
(3)はその関係を示す。(2) はグレーティング12−1
〜12−4の反射波長特性を示し、(3) は透過型光フィ
ルタとしての透過波長特性を示す。本実施例の構成によ
れば、2以上の独立した透過波長を有し、かつ低損失で
一方向性の狭帯域な透過型光フィルタを実現することが
できる。
では、グレーティング12−1〜12−4の反射波長λ
1〜λ4が透過型光フィルタの透過波長となる。図2(2),
(3)はその関係を示す。(2) はグレーティング12−1
〜12−4の反射波長特性を示し、(3) は透過型光フィ
ルタとしての透過波長特性を示す。本実施例の構成によ
れば、2以上の独立した透過波長を有し、かつ低損失で
一方向性の狭帯域な透過型光フィルタを実現することが
できる。
【0026】図3は、本発明の波長多重分離フィルタの
第1実施例の構成を示す。本実施例では、波長λ1 ,λ
2 の光を多重分離する例を示す。図において、本実施例
の波長多重分離フィルタは、図1に示す透過波長λ1 の
透過型光フィルタを用いて構成される。すなわち、3ポ
ート型の光サーキュレータ11と、光ファイバのコアに
反射波長λ1 のグレーティング12−1が形成されたグ
レーティングフィルタ13とを有し、光サーキュレータ
11のポートにグレーティングフィルタ13を接続し
て構成される。ここで、光サーキュレータ11のポート
を波長λ1 ,λ2 の入力端子とし、ポートを波長λ
1 の出力端子とし、グレーティングフィルタ13の端部
14を波長λ2 の出力端子とする。
第1実施例の構成を示す。本実施例では、波長λ1 ,λ
2 の光を多重分離する例を示す。図において、本実施例
の波長多重分離フィルタは、図1に示す透過波長λ1 の
透過型光フィルタを用いて構成される。すなわち、3ポ
ート型の光サーキュレータ11と、光ファイバのコアに
反射波長λ1 のグレーティング12−1が形成されたグ
レーティングフィルタ13とを有し、光サーキュレータ
11のポートにグレーティングフィルタ13を接続し
て構成される。ここで、光サーキュレータ11のポート
を波長λ1 ,λ2 の入力端子とし、ポートを波長λ
1 の出力端子とし、グレーティングフィルタ13の端部
14を波長λ2 の出力端子とする。
【0027】本実施例の波長多重分離フィルタでは、光
サーキュレータ11のポートに波長λ1 ,λ2 の光を
入射すると、ポートからグレーティングフィルタ13
に送出され、そのグレーティング12−1で波長λ1 の
光が反射し、ポートから出射される。また、グレーテ
ィング12−1を透過した波長λ2 の光は、グレーティ
ングフィルタ13の端部14から出射される。このよう
にして2波長の多重分離が可能となる。
サーキュレータ11のポートに波長λ1 ,λ2 の光を
入射すると、ポートからグレーティングフィルタ13
に送出され、そのグレーティング12−1で波長λ1 の
光が反射し、ポートから出射される。また、グレーテ
ィング12−1を透過した波長λ2 の光は、グレーティ
ングフィルタ13の端部14から出射される。このよう
にして2波長の多重分離が可能となる。
【0028】図4は、本発明の波長多重分離フィルタの
第2実施例の構成を示す。本実施例では、波長λ1 ,λ
2 ,λ3 の光を多重分離する例を示す。図において、本
実施例の波長多重分離フィルタは、波長λ1 と波長
λ2 ,λ3を分離する第1の波長多重分離フィルタと、
波長λ2 と波長λ3 を分離する第2の波長多重分離フィ
ルタとを備え、それらを縦続に接続した構成である。こ
こで第1の波長多重分離フィルタでは、光サーキュレー
タ11のポートを波長λ1,λ2 ,λ3 の入力端子と
し、反射波長λ1 のグレーティング12−1が形成され
たグレーティングフィルタ13をポートに接続し、ポ
ートを波長λ1 の出力端子とする。また、グレーティ
ングフィルタ13の端部14と第2の波長多重分離フィ
ルタの光サーキュレータ11のポートとを接続する。
第2の波長多重分離フィルタでは、反射波長λ2 のグレ
ーティング12−2が形成されたグレーティングフィル
タ13をポートに接続し、その端部14を波長λ3 の
出力端子とし、ポートを波長λ2 の出力端子とする。
第2実施例の構成を示す。本実施例では、波長λ1 ,λ
2 ,λ3 の光を多重分離する例を示す。図において、本
実施例の波長多重分離フィルタは、波長λ1 と波長
λ2 ,λ3を分離する第1の波長多重分離フィルタと、
波長λ2 と波長λ3 を分離する第2の波長多重分離フィ
ルタとを備え、それらを縦続に接続した構成である。こ
こで第1の波長多重分離フィルタでは、光サーキュレー
タ11のポートを波長λ1,λ2 ,λ3 の入力端子と
し、反射波長λ1 のグレーティング12−1が形成され
たグレーティングフィルタ13をポートに接続し、ポ
ートを波長λ1 の出力端子とする。また、グレーティ
ングフィルタ13の端部14と第2の波長多重分離フィ
ルタの光サーキュレータ11のポートとを接続する。
第2の波長多重分離フィルタでは、反射波長λ2 のグレ
ーティング12−2が形成されたグレーティングフィル
タ13をポートに接続し、その端部14を波長λ3 の
出力端子とし、ポートを波長λ2 の出力端子とする。
【0029】本実施例の波長多重分離フィルタでは、第
1の波長多重分離フィルタの光サーキュレータ11のポ
ートに波長λ1 ,λ2 ,λ3 の光を入射すると、ポー
トからグレーティングフィルタ13に送出され、その
グレーティング12−1で波長λ1 の光が反射し、ポー
トから出射される。また、グレーティング12−1を
透過した波長λ2 ,λ3 の光は、グレーティングフィル
タ13の端部14から第2の波長多重分離フィルタに送
出される。第2の波長多重分離フィルタの光サーキュレ
ータ11のポートに波長λ2 ,λ3 の光が入射される
と、ポートからグレーティングフィルタ13に送出さ
れ、そのグレーティング12−2で波長λ2 の光が反射
し、ポートから出射される。また、グレーティング1
2−2を透過した波長λ3 の光は、グレーティングフィ
ルタ13の端部14から出射される。このようにして3
波長の多重分離が可能となる。 図5は、本発明の波長
多重分離フィルタの第3実施例の構成を示す。本実施例
は、波長λ1 ,λ2 ,λ3の光を多重分離する第2実施
例の変形である。
1の波長多重分離フィルタの光サーキュレータ11のポ
ートに波長λ1 ,λ2 ,λ3 の光を入射すると、ポー
トからグレーティングフィルタ13に送出され、その
グレーティング12−1で波長λ1 の光が反射し、ポー
トから出射される。また、グレーティング12−1を
透過した波長λ2 ,λ3 の光は、グレーティングフィル
タ13の端部14から第2の波長多重分離フィルタに送
出される。第2の波長多重分離フィルタの光サーキュレ
ータ11のポートに波長λ2 ,λ3 の光が入射される
と、ポートからグレーティングフィルタ13に送出さ
れ、そのグレーティング12−2で波長λ2 の光が反射
し、ポートから出射される。また、グレーティング1
2−2を透過した波長λ3 の光は、グレーティングフィ
ルタ13の端部14から出射される。このようにして3
波長の多重分離が可能となる。 図5は、本発明の波長
多重分離フィルタの第3実施例の構成を示す。本実施例
は、波長λ1 ,λ2 ,λ3の光を多重分離する第2実施
例の変形である。
【0030】図において、本実施例の波長多重分離フィ
ルタは、波長λ1 ,λ2 と波長λ3を分離する第1の波
長多重分離フィルタと、波長λ1 と波長λ2 を分離する
第2の波長多重分離フィルタとを備え、それらを縦続に
接続した構成である。ここで第1の波長多重分離フィル
タでは、光サーキュレータ11のポートを波長λ1,
λ2 ,λ3 の入力端子とし、反射波長λ1 ,λ2 のグレ
ーティング12−1,12−2が形成されたグレーティ
ングフィルタ13をポートに接続し、その端部14を
波長λ3 の出力端子とする。また、光サーキュレータ1
1のポートと第2の波長多重分離フィルタの光サーキ
ュレータ11のポートとを接続する。第2の波長多重
分離フィルタでは、反射波長λ1 のグレーティング12
−1が形成されたグレーティングフィルタ13をポート
に接続し、その端部14を波長λ2 の出力端子とし、
ポートを波長λ1 の出力端子とする。
ルタは、波長λ1 ,λ2 と波長λ3を分離する第1の波
長多重分離フィルタと、波長λ1 と波長λ2 を分離する
第2の波長多重分離フィルタとを備え、それらを縦続に
接続した構成である。ここで第1の波長多重分離フィル
タでは、光サーキュレータ11のポートを波長λ1,
λ2 ,λ3 の入力端子とし、反射波長λ1 ,λ2 のグレ
ーティング12−1,12−2が形成されたグレーティ
ングフィルタ13をポートに接続し、その端部14を
波長λ3 の出力端子とする。また、光サーキュレータ1
1のポートと第2の波長多重分離フィルタの光サーキ
ュレータ11のポートとを接続する。第2の波長多重
分離フィルタでは、反射波長λ1 のグレーティング12
−1が形成されたグレーティングフィルタ13をポート
に接続し、その端部14を波長λ2 の出力端子とし、
ポートを波長λ1 の出力端子とする。
【0031】本実施例の波長多重分離フィルタでは、第
1の波長多重分離フィルタの光サーキュレータ11のポ
ートに波長λ1 ,λ2 ,λ3 の光を入射すると、ポー
トからグレーティングフィルタ13に送出され、その
グレーティング12−1,12−2で波長λ1 ,λ2 の
光が反射し、ポートから第2の波長多重分離フィルタ
に送出される。また、グレーティング12−1,12−
2を透過した波長λ3の光は、グレーティングフィルタ
13の端部14から出射される。第2の波長多重分離フ
ィルタの光サーキュレータ11のポートに波長λ1 ,
λ2 の光が入射されると、ポートからグレーティング
フィルタ13に送出され、そのグレーティング12−1
で波長λ1 の光が反射し、ポートから出射される。ま
た、グレーティング12−1を透過した波長λ2 の光
は、グレーティングフィルタ13の端部14から出射さ
れる。このようにして3波長の多重分離が可能となる。
1の波長多重分離フィルタの光サーキュレータ11のポ
ートに波長λ1 ,λ2 ,λ3 の光を入射すると、ポー
トからグレーティングフィルタ13に送出され、その
グレーティング12−1,12−2で波長λ1 ,λ2 の
光が反射し、ポートから第2の波長多重分離フィルタ
に送出される。また、グレーティング12−1,12−
2を透過した波長λ3の光は、グレーティングフィルタ
13の端部14から出射される。第2の波長多重分離フ
ィルタの光サーキュレータ11のポートに波長λ1 ,
λ2 の光が入射されると、ポートからグレーティング
フィルタ13に送出され、そのグレーティング12−1
で波長λ1 の光が反射し、ポートから出射される。ま
た、グレーティング12−1を透過した波長λ2 の光
は、グレーティングフィルタ13の端部14から出射さ
れる。このようにして3波長の多重分離が可能となる。
【0032】ところで、図5に示す波長多重分離フィル
タの第3実施例の構成は、4ポート型の光サーキュレー
タを用いることにより構成を簡単にすることができる。
この第4実施例の構成を図6に示す。
タの第3実施例の構成は、4ポート型の光サーキュレー
タを用いることにより構成を簡単にすることができる。
この第4実施例の構成を図6に示す。
【0033】図において、本実施例の波長多重分離フィ
ルタは、4ポート型の光サーキュレータ15と、光ファ
イバのコアに反射波長λ1 ,λ2 のグレーティング12
−1,12−2が形成されたグレーティングフィルタ1
3aと、光ファイバのコアに反射波長λ1 グレーティン
グ12−1が形成されたグレーティングフィルタ13b
とを有し、光サーキュレータ15のポートにグレーテ
ィングフィルタ13aを接続し、光サーキュレータ15
のポートにグレーティングフィルタ13bを接続して
構成する。ここで、光サーキュレータ15のポートを
波長λ1 ,λ2,λ3 の入力端子とし、グレーティング
フィルタ13aの端部14aを波長λ3の出力端子と
し、グレーティングフィルタ13bの端部14bを波長
λ2 の出力端子とし、光サーキュレータ15のポート
を波長λ1 の出力端子とする。
ルタは、4ポート型の光サーキュレータ15と、光ファ
イバのコアに反射波長λ1 ,λ2 のグレーティング12
−1,12−2が形成されたグレーティングフィルタ1
3aと、光ファイバのコアに反射波長λ1 グレーティン
グ12−1が形成されたグレーティングフィルタ13b
とを有し、光サーキュレータ15のポートにグレーテ
ィングフィルタ13aを接続し、光サーキュレータ15
のポートにグレーティングフィルタ13bを接続して
構成する。ここで、光サーキュレータ15のポートを
波長λ1 ,λ2,λ3 の入力端子とし、グレーティング
フィルタ13aの端部14aを波長λ3の出力端子と
し、グレーティングフィルタ13bの端部14bを波長
λ2 の出力端子とし、光サーキュレータ15のポート
を波長λ1 の出力端子とする。
【0034】各部の動作は第3実施例と同様であり、光
サーキュレータ15のポートに波長λ1 ,λ2 ,λ3
の光を入射すると、同様にして3波長の多重分離が可能
となる。
サーキュレータ15のポートに波長λ1 ,λ2 ,λ3
の光を入射すると、同様にして3波長の多重分離が可能
となる。
【0035】図7は、本発明の波長多重分離フィルタの
第5実施例の構成を示す。本実施例は、波長λ1 〜λ2n
の2n多重された光を多重分離する一般化したものであ
る。図において、本実施例の波長多重分離フィルタは、
図6に示す波長多重分離フィルタと同様のものをn個備
え、それらを縦続に接続した構成である。ここで、第1
の波長多重分離フィルタでは、光サーキュレータ15の
ポートを波長λ1〜λ2nの入力端子とし、反射波長λ
1 ,λ2 のグレーティング12−1,12−2が形成さ
れたグレーティングフィルタ13aをポートに接続す
る。また、波長λ3 〜λ2nが取り出されるグレーティン
グフィルタ13aの端部14aに第2の波長多重分離フ
ィルタを接続する。また、反射波長λ1 のグレーティン
グ12−1が形成されたグレーティングフィルタ13b
をポートに接続し、その端部14bを波長λ2 の出力
端子とする。また、ポートを波長λ1 の出力端子とす
る。
第5実施例の構成を示す。本実施例は、波長λ1 〜λ2n
の2n多重された光を多重分離する一般化したものであ
る。図において、本実施例の波長多重分離フィルタは、
図6に示す波長多重分離フィルタと同様のものをn個備
え、それらを縦続に接続した構成である。ここで、第1
の波長多重分離フィルタでは、光サーキュレータ15の
ポートを波長λ1〜λ2nの入力端子とし、反射波長λ
1 ,λ2 のグレーティング12−1,12−2が形成さ
れたグレーティングフィルタ13aをポートに接続す
る。また、波長λ3 〜λ2nが取り出されるグレーティン
グフィルタ13aの端部14aに第2の波長多重分離フ
ィルタを接続する。また、反射波長λ1 のグレーティン
グ12−1が形成されたグレーティングフィルタ13b
をポートに接続し、その端部14bを波長λ2 の出力
端子とする。また、ポートを波長λ1 の出力端子とす
る。
【0036】また、第i番目の波長多重分離フィルタで
は、光サーキュレータ15のポートに第(i−1)番
目の波長多重分離フィルタを接続し、波長λ2i-1〜λ2n
を取り込む。また、反射波長λ2i-1,λ2iのグレーティ
ング12−(2i-1),12−2iが形成されたグレーティン
グフィルタ13aをポートに接続する。また、波長λ
2i+1〜λ2nが取り出されるグレーティングフィルタ13
aの端部14aに第(i+1)番目の波長多重分離フィ
ルタを接続する。また、反射波長λ2i-1のグレーティン
グ12−(2i-1)が形成されたグレーティングフィルタ1
3bをポートに接続し、その端部14bを波長λ2iの
出力端子とする。また、ポートを波長λ2i-1の出力端
子とする。
は、光サーキュレータ15のポートに第(i−1)番
目の波長多重分離フィルタを接続し、波長λ2i-1〜λ2n
を取り込む。また、反射波長λ2i-1,λ2iのグレーティ
ング12−(2i-1),12−2iが形成されたグレーティン
グフィルタ13aをポートに接続する。また、波長λ
2i+1〜λ2nが取り出されるグレーティングフィルタ13
aの端部14aに第(i+1)番目の波長多重分離フィ
ルタを接続する。また、反射波長λ2i-1のグレーティン
グ12−(2i-1)が形成されたグレーティングフィルタ1
3bをポートに接続し、その端部14bを波長λ2iの
出力端子とする。また、ポートを波長λ2i-1の出力端
子とする。
【0037】本実施例の波長多重分離フィルタでは、第
1の波長多重分離フィルタの光サーキュレータ15のポ
ートに波長λ1 〜λ2nの光を入射すると、i番目の波
長多重分離フィルタの光サーキュレータ15のポート
およびグレーティングフィルタ13bの端部14bか
ら、波長λ2i-1,λ2iの光を多重分離することができ
る。すなわち、n個の波長多重分離フィルタを縦続に接
続することにより、各波長多重分離フィルタで2波長ず
つ、全体で波長λ1 〜λ2nの光の多重分離が可能とな
る。
1の波長多重分離フィルタの光サーキュレータ15のポ
ートに波長λ1 〜λ2nの光を入射すると、i番目の波
長多重分離フィルタの光サーキュレータ15のポート
およびグレーティングフィルタ13bの端部14bか
ら、波長λ2i-1,λ2iの光を多重分離することができ
る。すなわち、n個の波長多重分離フィルタを縦続に接
続することにより、各波長多重分離フィルタで2波長ず
つ、全体で波長λ1 〜λ2nの光の多重分離が可能とな
る。
【0038】なお、以上説明した波長多重分離フィルタ
の実施例構成において、光ファイバに形成されるグレー
ティングの反射波長を変更することにより、多重分離さ
れる各波長の取り出し位置をシフトさせることができ
る。
の実施例構成において、光ファイバに形成されるグレー
ティングの反射波長を変更することにより、多重分離さ
れる各波長の取り出し位置をシフトさせることができ
る。
【0039】また、以上説明した波長多重分離フィルタ
は、本発明の透過型光フィルタの応用例の1つであり、
光サーキュレータとグレーティングを形成した光ファイ
バとを組み合わせて得られた低損失かつ狭帯域の効果を
活用したものである。
は、本発明の透過型光フィルタの応用例の1つであり、
光サーキュレータとグレーティングを形成した光ファイ
バとを組み合わせて得られた低損失かつ狭帯域の効果を
活用したものである。
【0040】また、本発明の透過型光フィルタのアイソ
レータとしての機能を活用することにより、リングレー
ザへの適用が可能である。リングレーザは、励起光を取
り込む光カプラと、光増幅媒体と、アイソレータと、バ
ンドパスフィルタと、発振光を外部に取り出す光カプラ
とを光ファイバを介してリング状に接続して単一波長の
発振光を得るようにしたものである。このリングレーザ
において、本発明の透過型光フィルタを用いることによ
り、アイソレータとバンドパスフィルタの統合、アイソ
レータとバンドパスフィルタと励起光を取り込む光カプ
ラの統合、アイソレータとバンドパスフィルタと発振光
を外部に取り出す光カプラの統合が可能である。以下、
図8〜図10に各実施例構成を示す。
レータとしての機能を活用することにより、リングレー
ザへの適用が可能である。リングレーザは、励起光を取
り込む光カプラと、光増幅媒体と、アイソレータと、バ
ンドパスフィルタと、発振光を外部に取り出す光カプラ
とを光ファイバを介してリング状に接続して単一波長の
発振光を得るようにしたものである。このリングレーザ
において、本発明の透過型光フィルタを用いることによ
り、アイソレータとバンドパスフィルタの統合、アイソ
レータとバンドパスフィルタと励起光を取り込む光カプ
ラの統合、アイソレータとバンドパスフィルタと発振光
を外部に取り出す光カプラの統合が可能である。以下、
図8〜図10に各実施例構成を示す。
【0041】図8は、本発明のリングレーザの第1実施
例の構成を示す。図において、励起光を取り込む光カプ
ラ21、光増幅媒体22、図1に示す構成の透過型光フ
ィルタ10、発振光を外部に取り出す光カプラ23が光
ファイバ24を介してリング状に接続される。本実施例
のリングレーザでは、透過型光フィルタ10のグレーテ
ィング12の反射波長λに応じた発振光を光カプラ23
から取り出すことができる。透過型光フィルタ10は、
上述したようにアイソレータの機能を有しているので、
アイソレータが不要となる。
例の構成を示す。図において、励起光を取り込む光カプ
ラ21、光増幅媒体22、図1に示す構成の透過型光フ
ィルタ10、発振光を外部に取り出す光カプラ23が光
ファイバ24を介してリング状に接続される。本実施例
のリングレーザでは、透過型光フィルタ10のグレーテ
ィング12の反射波長λに応じた発振光を光カプラ23
から取り出すことができる。透過型光フィルタ10は、
上述したようにアイソレータの機能を有しているので、
アイソレータが不要となる。
【0042】図9は、本発明のリングレーザの第2実施
例の構成を示す。図において、図1に示す構成の透過型
光フィルタ10、光増幅媒体22、発振光を外部に取り
出す光カプラ23が光ファイバ24を介してリング状に
接続される。本実施例のリングレーザでは、透過型光フ
ィルタ10のグレーティング12の反射波長λで決定さ
れる発振光波長と、励起光波長が異なることから、透過
型光フィルタ10のグレーティングフィルタ13の端部
14から励起光を入射させるようにしたものである。こ
れにより、アイソレータに加えて励起光を取り込む光カ
プラ21が不要となる。
例の構成を示す。図において、図1に示す構成の透過型
光フィルタ10、光増幅媒体22、発振光を外部に取り
出す光カプラ23が光ファイバ24を介してリング状に
接続される。本実施例のリングレーザでは、透過型光フ
ィルタ10のグレーティング12の反射波長λで決定さ
れる発振光波長と、励起光波長が異なることから、透過
型光フィルタ10のグレーティングフィルタ13の端部
14から励起光を入射させるようにしたものである。こ
れにより、アイソレータに加えて励起光を取り込む光カ
プラ21が不要となる。
【0043】図10は、本発明のリングレーザの第3実
施例の構成を示す。図において、図1に示す構成の透過
型光フィルタ10、励起光を取り込む光カプラ21、光
増幅媒体22が光ファイバ24を介してリング状に接続
される。本実施例のリングレーザは、透過型光フィルタ
10のグレーティング12の反射波長λで発振光波長が
決定されるが、グレーティング12における反射率を発
振動作を維持する範囲で下げることにより、発振光の一
部をグレーティング12を透過させてグレーティングフ
ィルタ13の端部14から取り出せるようにしたもので
ある。これにより、アイソレータに加えて発振光を外部
に取り出す光カプラ23が不要となる。
施例の構成を示す。図において、図1に示す構成の透過
型光フィルタ10、励起光を取り込む光カプラ21、光
増幅媒体22が光ファイバ24を介してリング状に接続
される。本実施例のリングレーザは、透過型光フィルタ
10のグレーティング12の反射波長λで発振光波長が
決定されるが、グレーティング12における反射率を発
振動作を維持する範囲で下げることにより、発振光の一
部をグレーティング12を透過させてグレーティングフ
ィルタ13の端部14から取り出せるようにしたもので
ある。これにより、アイソレータに加えて発振光を外部
に取り出す光カプラ23が不要となる。
【0044】このように、リングレーザにおいて、本発
明の透過型光フィルタをバンドパスフィルタとして用い
ることにより、少なくともアイソレータが不要となり、
構成を簡単にすることができる。また、透過型光フィル
タのグレーティングに加える張力あるいは温度に応じて
反射波長が変化するので、張力あるいは温度の制御によ
り発振波長を可変させることができる。また、本発明の
リングレーザの構成は、リング内に光変調器(光スイッ
チ)を有するモード同期型のリングレーザにも同様に適
用することができる。
明の透過型光フィルタをバンドパスフィルタとして用い
ることにより、少なくともアイソレータが不要となり、
構成を簡単にすることができる。また、透過型光フィル
タのグレーティングに加える張力あるいは温度に応じて
反射波長が変化するので、張力あるいは温度の制御によ
り発振波長を可変させることができる。また、本発明の
リングレーザの構成は、リング内に光変調器(光スイッ
チ)を有するモード同期型のリングレーザにも同様に適
用することができる。
【0045】なお、以上説明した透過型光フィルタ、波
長多重分離フィルタ、リングレーザでは、光ファイバの
コアにグレーティングを形成したグレーティングフィル
タを用いているが、薄膜導波路のコアにグレーティング
を形成したグレーティングフィルタを用いてもよい。
長多重分離フィルタ、リングレーザでは、光ファイバの
コアにグレーティングを形成したグレーティングフィル
タを用いているが、薄膜導波路のコアにグレーティング
を形成したグレーティングフィルタを用いてもよい。
【0046】
【発明の効果】本発明の透過型光フィルタは、1または
2以上の波長の光を透過させることができ、かつ低損失
で一方向性の狭帯域なものを実現することができる。
2以上の波長の光を透過させることができ、かつ低損失
で一方向性の狭帯域なものを実現することができる。
【0047】本発明の波長多重分離フィルタは、透過型
光フィルタのもつ低損失で狭帯域の特性を活かしながら
2以上の波長の多重分離を行うことができる。これらの
利点を有する透過型光フィルタおよび波長多重分離フィ
ルタを用いることにより、光伝送路の大容量化に不可欠
な高多重度の波長多重伝送が容易になる。
光フィルタのもつ低損失で狭帯域の特性を活かしながら
2以上の波長の多重分離を行うことができる。これらの
利点を有する透過型光フィルタおよび波長多重分離フィ
ルタを用いることにより、光伝送路の大容量化に不可欠
な高多重度の波長多重伝送が容易になる。
【0048】本発明のリングレーザは、透過型光フィル
タのもつバンドパスフィルタとしての機能の他にアイソ
レータとしての機能を活用することにより、少なくとも
バンドパスフィルタとアイソレータに代えることができ
る。これにより、構成の簡単なリングレーザを実現する
ことができる。
タのもつバンドパスフィルタとしての機能の他にアイソ
レータとしての機能を活用することにより、少なくとも
バンドパスフィルタとアイソレータに代えることができ
る。これにより、構成の簡単なリングレーザを実現する
ことができる。
【図1】本発明の透過型光フィルタの第1実施例の構成
を示す図。
を示す図。
【図2】本発明の透過型光フィルタの第2実施例の構成
を示す図。
を示す図。
【図3】本発明の波長多重分離フィルタの第1実施例の
構成を示す図。
構成を示す図。
【図4】本発明の波長多重分離フィルタの第2実施例の
構成を示す図。
構成を示す図。
【図5】本発明の波長多重分離フィルタの第3実施例の
構成を示す図。
構成を示す図。
【図6】本発明の波長多重分離フィルタの第4実施例の
構成を示す図。
構成を示す図。
【図7】本発明の波長多重分離フィルタの第5実施例の
構成を示す図。
構成を示す図。
【図8】本発明のリングレーザの第1実施例の構成を示
す図。
す図。
【図9】本発明のリングレーザの第2実施例の構成を示
す図。
す図。
【図10】本発明のリングレーザの第3実施例の構成を
示す図。
示す図。
【図11】グレーティングフィルタを用いた従来の透過
型光フィルタの構成を示す図。
型光フィルタの構成を示す図。
10 透過型光フィルタ 11 3ポート型の光サーキュレータ 12 グレーティング 13 グレーティングフィルタ 14 グレーティングフィルタの端部 15 4ポート型の光サーキュレータ 21 励起光を取り込む光カプラ 22 光増幅媒体 23 発振光を外部に取り出す光カプラ 24 光ファイバ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G02B 6/12 27/28 A H01S 3/083 H04B 10/28 10/02 H04B 9/00 W
Claims (4)
- 【請求項1】 3以上のポートを有する光サーキュレー
タと、 光導波路のコアに所定の反射波長を有するグレーティン
グを形成したグレーティングフィルタとを備え、 前記光サーキュレータの所定のポートに前記グレーティ
ングフィルタを接続し、この所定のポートに隣接する2
つのポートを入力端子および出力端子とした構成である
ことを特徴とする透過型光フィルタ。 - 【請求項2】 3以上のポートを有する光サーキュレー
タと、 光導波路のコアにそれぞれ異なる反射波長を有する2以
上のグレーティングを形成したグレーティングフィルタ
とを備え、 前記光サーキュレータの所定のポートに前記グレーティ
ングフィルタを接続し、この所定のポートに隣接する2
つのポートを入力端子および出力端子とした構成である
ことを特徴とする透過型光フィルタ。 - 【請求項3】 3以上のポートを有する光サーキュレー
タと、 光導波路のコアに所定の反射波長を有する1または2以
上のグレーティングを形成した1または2以上のグレー
ティングフィルタとを備え、 波長多重光を前記光サーキュレータを介して前記グレー
ティングフィルタに入射し、このグレーティングフィル
タで反射した光と透過した光を個別に出力する構成であ
ることを特徴とする波長多重分離フィルタ。 - 【請求項4】 励起光を取り込む光カプラと、光増幅媒
体と、アイソレータと、バンドパスフィルタと、発振光
を外部に取り出す光カプラとを光導波路を介してリング
状に接続したリングレーザにおいて、 少なくとも前記アイソレータと前記バンドパスフィルタ
に代えて請求項1に記載の透過型光フィルタを接続した
構成であることを特徴とするリングレーザ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6125229A JPH07336327A (ja) | 1994-06-07 | 1994-06-07 | 透過型光フィルタおよび波長多重分離フィルタならびにリングレーザ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6125229A JPH07336327A (ja) | 1994-06-07 | 1994-06-07 | 透過型光フィルタおよび波長多重分離フィルタならびにリングレーザ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07336327A true JPH07336327A (ja) | 1995-12-22 |
Family
ID=14905024
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6125229A Pending JPH07336327A (ja) | 1994-06-07 | 1994-06-07 | 透過型光フィルタおよび波長多重分離フィルタならびにリングレーザ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
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