JPH07335121A - フィルム貼付け装置及びフィルム貼付け方法 - Google Patents

フィルム貼付け装置及びフィルム貼付け方法

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JPH07335121A
JPH07335121A JP12849194A JP12849194A JPH07335121A JP H07335121 A JPH07335121 A JP H07335121A JP 12849194 A JP12849194 A JP 12849194A JP 12849194 A JP12849194 A JP 12849194A JP H07335121 A JPH07335121 A JP H07335121A
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JP
Japan
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film
vacuum
vacuum container
glass surface
crt
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP12849194A
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English (en)
Inventor
Masayasu Kakinuma
正康 柿沼
Yoshiaki Owada
義明 大和田
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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  • Manufacture Of Electron Tubes, Discharge Lamp Vessels, Lead-In Wires, And The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 フィルムをガラス面に対して空気が入り込む
ことがなく、密着して貼付けることができる生産性に優
れたフィルム貼付け装置及びフィルム貼付け方法を提供
する。 【構成】 CRT1のパネル表面1a又はフィルム9の
うち少なくとも一方に紫外線硬化型接着剤を塗布した
後、このCRT1を真空容器7内に収納し、該フィルム
9を真空吸引させた状態でこのフィルム9にパネル表面
1aを押し付ける。そして、これらフィルム9とパネル
表面1aに向けて紫外線を照射させた後、該フィルム9
の不要部分をカットする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば陰極線管(以
下、CRTという。)のパネル表面等の如きガラス面に
フィルムを貼付けるフィルム貼付け装置及びフィルム貼
付け方法に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、CRTには、パネル表面を保護
するための保護膜や視認性を高めるための反射防止膜
が、ガラスよりなるパネル表面に形成されたものがあ
る。これら保護膜や反射防止膜を形成するには、保護材
料や反射防止材料をパネル表面に直接塗布することによ
り形成する方法と、これら材料をコーティングしたフィ
ルムをパネル表面に貼付ける方法とがある。
【0003】これらの方法のうち、保護材料等をパネル
表面に直接塗布する方法は、作業が面倒であり、均一に
塗布することが困難であることから、生産性を考慮する
とフィルムをパネル表面に貼付ける方法が有利である。
【0004】フィルムをパネル表面に貼付けるには、先
ず、治具等に固定したCRTのパネル表面に紫外線硬化
型接着剤を塗布する。そして、パネル表面に保護材料又
は反射防止材料をコーティングしたフィルムを空気が入
り込まないように貼付ける。しかる後、フィルム上から
パネル表面に向けて紫外線を照射し、紫外線硬化型接着
剤を硬化させる。その後、パネル表面に貼付けられたフ
ィルムの不要部分をカットして完成する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、フィルムを
パネル表面に貼合わせるに際しては、細心の注意を払っ
て作業しても、完全に空気を除去することができないと
いった問題がある。このため、フィルムがしわになった
りする等して、保護膜としての機能、反射防止膜として
の機能を発揮させることができない。
【0006】そこで本発明は、上述の従来の課題を解決
するべく提案されたものであって、フィルムをガラス面
に対して気泡が入り込むことがなく、密着して貼付ける
ことができる生産性に優れたフィルム貼付け装置及びフ
ィルム貼付け方法を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】第1の発明に係るフィル
ム貼付け装置は、搬送機に載せられて次々と搬送されて
くるガラス面を有してなる被加工物のガラス面に紫外線
硬化型接着剤を塗布する接着剤塗布手段と、紫外線硬化
型接着剤が塗布された被加工物を搬送機より取り上げ、
回転テーブル上に複数配置された紫外線露光機を備えた
押さえ蓋を有してなる真空容器内に収納する第1の搬送
手段と、上記真空容器の開口部にフィルムを載せるフィ
ルム供給手段と、上記押さえ蓋によりフィルムを挟み込
むようにして真空容器を密閉した後、該真空容器内を真
空状態にする真空ポンプと、真空吸引されたフィルムに
ガラス面を押し付け紫外線を照射して、当該ガラス面に
貼付いたフィルムの不要部分をカットするフィルム切断
手段と、フィルムが貼付けられた被加工物を真空容器か
ら取り出し、搬送機へ搬送する第2の搬送手段とで構成
することにより、上述の課題を解決する。
【0008】第2の発明に係るフィルム貼付け装置は、
第1の搬送機に載せられて次々と搬送されてくるガラス
面を有してなる被加工物を複数個同時に接着剤塗布手段
へと送る移送手段と、上記移送手段によって送られてき
た複数個の被加工物のガラス面に紫外線硬化型接着剤を
同時に塗布する接着剤塗布手段と、紫外線硬化型接着剤
が塗布された被加工物を所定位置へ送る第2の搬送機
と、この第2の搬送機によって送られてきた複数個の被
加工物をそれぞれの真空容器内に収納する第1の搬送手
段と、巻出しローラから巻取りローラへと送られる長尺
状のフィルムを真空容器の開口部上に連続して供給する
フィルム供給機構部と、上記真空容器を密閉した後、フ
ィルムを真空吸引してこのフィルムにガラス面を押し付
け、紫外線を照射して当該ガラス面に貼付けたフィルム
の不要部分をカットするフィルム貼付け機構部と、上記
フィルムが貼付けられた被加工物を真空容器から取り出
し、第3の搬送機へ搬送する第2の搬送手段と、この第
3の搬送機より搬送されてくる被加工物を一つずつ取り
上げ第1の搬送機へと搬送させる第3の搬送手段とで構
成することにより、上述の課題を解決する。
【0009】この第2の発明に係るフィルム貼付け装置
のフィルム貼付け機構部を、押さえ蓋によってフィルム
を挟み込むようにして真空容器に対して密閉した後、該
真空容器内を真空状態にする真空ポンプと、真空吸引さ
れたフィルムにガラス面を押し付けた後、紫外線を照射
する紫外線露光機と、ガラス面に貼付いたフィルムの不
要部分をカットするフィルム切断手段とで構成すること
により、上述の課題を解決する。
【0010】本発明に係るフィルム貼付け方法は、先
ず、被加工物のガラス面又はフィルムのうち少なくとも
一方に紫外線硬化型接着剤を塗布する。次に、被加工物
を真空容器内に収納し、該フィルムを真空吸引させた状
態でこのフィルムにガラス面を押し付ける。しかる後、
これらフィルム及びガラス面に紫外線を照射させ、貼付
いたフィルムの不要部分をカットする。
【0011】
【作用】本発明に係る方法では、ガラス面を有する被加
工物を真空容器に収納し、フィルムを真空吸引させた状
態でこのフィルムにガラス面を押し付けようにしている
ので、真空吸引されたフィルムはピーンと張った状態と
され、その張設された状態でガラス面をこのフィルムに
押し付けるので、これら両面間に空気等が入るようなこ
とが防止される。
【0012】第1の発明に係るフィルム貼付け装置にお
いては、搬送機に載せられて次々と搬送されてくるガラ
ス面を有してなる被加工物を、搬送手段によって回転テ
ーブル上に複数配置された真空容器内に収納し、フィル
ム供給手段によりこの真空容器の開口部にフィルムを供
給した後、押さえ蓋により該フィルムを挟み込むように
して真空容器を密閉した状態で真空ポンプによってフィ
ルムを真空吸引し、その真空吸引されたフィルムにガラ
ス面を押し付け紫外線を照射し、当該ガラス面に貼付い
たフィルムの不要部分をフィルム切断手段によってカッ
トし、その後被加工物を真空容器から取り出して搬送手
段によって搬送機へ搬送させるという一連の工程をとっ
ているので、効率良くフィルムをガラス面に貼付ける作
業が行え生産性が大幅に向上すると共に、フィルムとガ
ラス面間に気泡が発生するようなことが起こらない。
【0013】第2の発明に係るフィルム貼付け装置にお
いては、搬送機に載せられて次々と搬送されてくるガラ
ス面を有してなる被加工物を複数個同時に接着剤塗布手
段へと移送させ、この接着剤塗布手段によってガラス面
に紫外線硬化型接着剤を塗布し、その紫外線硬化型接着
剤が塗布された被加工物をそれぞれ真空容器に収納さ
せ、真空ポンプによってフィルムを真空吸引した状態
で、このフィルムにガラス面を押し付けて紫外線を照射
し、当該ガラス面に貼付けたフィルムの不要部分をフィ
ルム切断手段により切断した後、真空容器より被加工物
を取り出し、搬送機へと移送するという一連の工程で複
数個同時にフィルムを貼付ける作業を行うことで、生産
性がより一層向上すると共に、フィルムとガラス面間に
気泡が発生するようなことが起こらない。
【0014】
【実施例】以下、本発明を適用した具体的な実施例につ
いて図面を参照しながら詳細に説明する。本実施例で
は、CRTのパネル表面に保護膜として機能するフィル
ムを貼付ける方法及び装置の例である。
【0015】CRTのパネル表面にフィルムを貼付ける
には、先ず、パネル表面に紫外線硬化型接着剤を塗布す
る。紫外線硬化型接着剤は、フィルムの方に塗布しても
良く、或いはパネル表面とフィルムの両方に塗布するよ
うにしても構わない。
【0016】次に、CRTを真空容器内に収納し、その
真空容器の開口部上にフィルムを載せ、押さえ蓋によっ
てフィルムを挟み込んで真空ポンプ等によって該フィル
ムを真空吸引する。フィルムを真空吸引すると、該フィ
ルムがピーンと張った状態とされ、しわ等が無い状態と
される。
【0017】そして、このフィルムを真空吸引した状態
で、該フィルムにパネル表面を押し付ける。このときフ
ィルムは、しわ等の無い張設された状態とされ、かつ、
真空容器内は真空状態となっているので、該フィルムに
パネル表面を押し付けると空気が入り込むことなく、該
パネル表面に密着する。例え、フィルムとパネル表面に
空気が入り込んだとしても、真空吸引により取り除かれ
ることになる。
【0018】次に、パネル表面にフィルムが密着した
ら、これらフィルムとパネル表面に向かって紫外線を照
射する。すると、紫外線が照射された部分の紫外線硬化
型接着剤のみが硬化し、フィルムがパネル表面に対して
固定される。
【0019】次いで、パネル表面に貼付けられたフィル
ムのうち、不要部分をカットする。そして、フィルムが
貼付けられたCRTを真空容器から取り出す。このよう
な工程を経ることで、パネル表面に対して空気が入り込
むことなく、フィルムを密着して貼付けることができ
る。
【0020】次に、この方法を採用したフィルム貼付け
装置について説明する。かかるフィルム貼付け装置は、
連続的に搬送されてくるCRTを一つずつ取り出し、そ
のCRTのパネル表面にフィルムを順次貼付ける一連の
工程を自動化したものである。
【0021】このフィルム貼付け装置は、図1に示すよ
うに、CRT1を連続的に搬送させる搬送機であるコン
ベア2と、このコンベア2より搬送されてくるCRT1
のパネル表面1aに紫外線硬化型接着剤を塗布する接着
剤塗布手段である接着剤塗布機3と、紫外線硬化型接着
剤が塗布されたCRT1を一つずつ取り上げ、回転テー
ブル4上に複数配置された紫外線露光機5を備えた押さ
え蓋6を有してなる真空容器7内に収納する第1の搬送
手段であるCRT投入用ロボット8と、該真空容器7の
開口部にフィルム9を載せるフィルム供給手段であるフ
ィルム供給機10とを備える。
【0022】さらに、押さえ蓋6によりフィルム9を挟
み込むようにして真空容器7を密閉した後、該真空容器
7を真空状態とする真空ポンプと、真空吸引されたフィ
ルム9にパネル表面1aを押し付け紫外線を照射した
後、該パネル表面1aに貼付いたフィルム9の不要部分
をカットするフィルム切断手段であるトリミング機11
と、フィルム9が貼付けられたCRT1を真空容器7か
ら取り出し、コンベア2へ搬送する第2の搬送手段であ
るCRT排出ロボット12とから構成されている。
【0023】CRT1は、パネル表面1aが上向きとな
るようにコンベア2上に所定間隔を隔てて載せられ、C
RT供給側である上流側より下流側へと所定速度で次々
と搬送されるようになされている。
【0024】接着剤塗布機3は、コンベア2によって次
々と搬送されてくるCRT1のパネル表面1aに紫外線
硬化型接着剤を塗布する装置である。かかる接着剤塗布
機3は、上記コンベア2の上流側寄りに設けられ、この
塗布機を通過する間にパネル表面1aに紫外線硬化型接
着剤を均一に塗布するように構成されている。
【0025】CRT投入用ロボット8は、上記接着剤塗
布機3によって紫外線硬化型接着剤が塗布されたCRT
1をコンベア2より一つずつ取り上げ、回転テーブル4
上に複数配置されたそれぞれの真空容器7内に収納する
ようになっている。
【0026】真空容器7は、図2に示すように、CRT
1を内部に収納するに足る大きさの筐体として形成され
ている。この真空容器7の内部には、CRT1をそのパ
ネル表面1aが上向きとなるように載置させるCRT載
置治具(図示は省略する。)が設けられている。かかる
CRT載置治具は、載置したCRT1をその真空容器7
内で上下動させるように昇降自在とされている。また、
この真空容器7の底面には、図示しない真空ポンプに接
続する排気口13が設けられている。
【0027】そして、上記真空容器7は、回転可能とさ
れた円盤状をなす回転テーブル4の外周縁部分に所定間
隔を隔てて複数配置されている。この回転テーブル4
は、一定時間毎に真空容器7を1ピッチづつ送るように
なされており、例えば図1中矢印Aで示す方向に回転す
るようになっている。この動作を以下、インデックスと
いう。また、真空容器7がインデックスし、停止する各
位置をステーションという。
【0028】押さえ蓋6は、真空容器7の一側縁部分に
ヒンジ等によって回動自在に取付けられ、この真空容器
7の開口部上に載せられるフィルム9を挟み込むように
して、当該真空容器7を密閉するようになっている。そ
して、この押さえ蓋6には、図2に示すように、真空容
器7内の密閉度を高めるためのパッキン14が設けられ
ている。かかるパッキン14は、真空容器7と接触する
部分に設けられ、該真空容器7に設けられた凹部15に
嵌まり込むことで当該真空容器7内の密閉度を高めるよ
うになっている。
【0029】紫外線露光機5は、CRT1のパネル表面
1aに塗布された紫外線硬化型接着剤を硬化させるもの
で、上記押さえ蓋6に取付けられている。この紫外線露
光機5は、押さえ蓋6に開設された紫外線照射用孔16
よりフィルム9とパネル表面1aに向けて紫外線を照射
するようになされている。
【0030】フィルム供給機10は、CRT1が収納さ
れた真空容器7の開口部上にフィルム9を供給するため
のもので、該CRT1を真空容器7内に収納するステー
ションの次のステーションに設けられている。このフィ
ルム供給機10は、真空容器7の開口部を塞ぐに足る大
きさの矩形状をなすフィルム9を、フィルム搬送部17
により搬送し、上記真空容器7の開口部上に自動供給す
るようになされている。
【0031】トリミング機11は、紫外線照射によりパ
ネル表面1aに貼付いたフィルム9の不要部分をカット
するようになっている。このトリミング機11は、CR
T1を真空容器7内に収納するステーションの2つ後の
ステーションに設けられている。
【0032】CRT排出ロボット12は、トリミング機
11によってフィルム9の不要部分がカットされたCR
T1を真空容器7から取り出し、コンベア2へと搬送す
る役目をするようになっている。このCRT排出ロボッ
ト12は、CRT1を真空容器7内に収納するステーシ
ョンとフィルム9をカットするステーションの間に設け
られている。
【0033】以上のようにして構成されたフィルム貼付
け装置は、次のように動作するようになっている。CR
T1は、パネル表面1aが上向きとなるようにしてコン
ベア2上に載せられ、このコンベア2によって上流側よ
り下流側へと次々に送られるようになされている。
【0034】そして、上記コンベア2によって送られる
途中で接着剤塗布機3によりパネル表面1aに紫外線硬
化型接着剤が均一に塗布される。次に、紫外線硬化型接
着剤が塗布されたCRT1は、CRT投入用ロボット8
によってコンベア2より取り上げられ、回転テーブル4
上に設けられた真空容器7内に設けられるCRT載置治
具上に載せられる。
【0035】CRT1が真空容器7内に収納されると、
回転テーブル4が回転しこの真空容器7を次のステーシ
ョンへと送る。次のステーションでは、図2に示すよう
に、フィルム供給機10によって真空容器7の開口部上
にフィルム9が供給される。なお、このとき、前のステ
ーションでは、紫外線硬化型接着剤が塗布されたCRT
1がコンベア2よりCRT投入用ロボット8によって取
り上げられ、次の真空容器7内に収納される。
【0036】フィルム9が供給されると、回転テーブル
4が回転しこの真空容器7を次のステーションへと送
る。このステーションでは、図3に示すように、押さえ
蓋6が下降し、この押さえ蓋6に設けられるパッキン1
4と真空容器7に設けられた凹部15との嵌合によりフ
ィルム9を挟み込むようにして、当該真空容器7が密閉
される。
【0037】次に、真空ポンプによって排気を行い、真
空容器7内を真空状態とする。すると、真空吸引されて
フィルム9が引っ張られ、しわ等の無いピーンと張った
状態とされる。次いで、図4に示すように、真空状態の
ままでCRT載置治具によってCRT1を上方に上昇せ
しめ、パネル表面1aをフィルム9に接触させる。する
と、パネル表面1aとフィルム9との間に空気が入るこ
となく、当該パネル表面1aにフィルム9がまんべんな
く密着する。
【0038】なお、本実施例では、真空容器7を密閉し
てからパネル表面1aにフィルム9を貼付けるまでの工
程を3ステーション確保した。
【0039】次に、図4に示すように、押さえ蓋6に設
けた紫外線露光機5により紫外線をフィルム9とパネル
表面1aに向かって照射する。その結果、紫外線が当た
った部分の紫外線硬化型接着剤のみが硬化し、パネル表
面1aにフィルム9が貼付けられる。本実施例では、紫
外線を照射する工程を6ステーション確保した。
【0040】次に、排気を停止し、真空容器7内を大気
圧へ戻した後、押さえ蓋6を上昇させる。そして、図5
に示すように、トリミング機11によって真空容器7内
に収納されるCRT1に貼付けられたフィルム9の不要
部分をカットする。本実施例では、この操作を3ステー
ション確保した。
【0041】そして最後に、次のステーションへ送ら
れ、CRT排出ロボット12によって真空容器7からC
RT1が取り出され、コンベア2上へ搬送される。そし
て、コンベア2上へ移されたCRT1は、下流側へと送
られる。
【0042】以上の操作が1ピッチずつ回転テーブル4
が送られることにより行われることによって、次から次
へとCRT1のパネル表面1aにフィルム9が自動的に
貼付けられることになる。
【0043】上述のフィルム貼付け装置では、1つずつ
CRTをコンベアより搬送し、そのCRTを真空容器内
に収納してフィルムを貼付けるようにしたものである
が、より生産性を向上させるために、CRTを複数個同
時に搬送させ、これらCRTに対して複数個いっぺんに
フィルムを貼付けるようにした装置の例について以下に
説明する。
【0044】このフィルム貼付け装置は、複数個同時に
各工程を進めるという点と、裁断済の矩形フィルムを供
給するのではなく、原反のフィルムをそのまま供給する
という点で異なる他は、先の装置と基本的構成は同じで
ある。その構成は、第1の搬送機である第1のコンベア
18と、この第1のコンベア18より次々と搬送されて
くるCRT1を接着剤塗布手段である接着剤塗布機19
へ送る移送手段であるエスケープユニット20と、接着
剤塗布機19によって紫外線硬化型接着剤が塗布された
CRT1を各ステーションへ搬送する第2の搬送機であ
る第2のコンベア21と、この第2のコンベア21によ
り搬送されてきたCRT1をそれぞれの真空容器22内
に収納する第1の搬送手段とを備える。
【0045】さらに、上記真空容器22の開口部上にフ
ィルム23を供給するフィルム供給機構部24と、真空
容器22を密閉した後このフィルム23を真空吸引し、
該フィルム23にパネル表面1aを押し付け、紫外線を
照射して当該パネル表面1aに貼付けたフィルム23の
不要部分をカットするフィルム貼付け機構部25と、フ
ィルム23が貼付けられたCRT1を真空容器22から
取り出し第3の搬送機である第3のコンベア26へと搬
送する第2の搬送手段と、この第3のコンベア26より
搬送されてくるCRT1を一つずつ取り上げ第1のコン
ベア18へと搬送させる第3の搬送手段であるCRT排
出ロボット27とから構成されている。
【0046】CRT1は、パネル表面1aが上向きとな
るように載せられ、第1のコンベア18によって所定間
隔を隔てて次々と連続して送られるようになっている。
この装置では、複数個のCRT1を同時に連続加工する
ために、その配列間隔は先の装置に比べて狭くされてい
る。
【0047】エスケープユニット20は、第1のコンベ
ア18により搬送されてくるCRT1を複数個同時に接
着剤塗布機19へ送るためのものである。このエスケー
プユニット20は、第1のコンベア18を挟んで接着剤
塗布機19と相対向する位置に設けられ、このコンベア
18上に所定間隔で並んだ各CRT1にそれぞれ対応す
るCRT送り部材28を有している。これらCRT送り
部材28は、エスケープユニット本体より突出し又は引
っ込む進退操作により、CRT1をコンベア18上から
接着剤塗布機19へと移送させるようになっている。
【0048】本実施例では、CRT1を4個いっぺんに
接着剤塗布機19へ送ることから、CRT送り部材28
は4つ設けられている。
【0049】接着剤塗布機19は、エスケープユニット
20によって送られてきたCRT1のパネル表面1aに
紫外線硬化型接着剤を均一に塗布する装置である。この
接着剤塗布機19では、生産性の向上を目的として、4
つのCRT1に対して同時に紫外線硬化型接着剤を塗布
するようになされている。
【0050】第2のコンベア21は、紫外線硬化型接着
剤が塗布された複数個のCRT1を第1ステーションと
第2ステーションへ送るようになっている。すなわち、
横一列に並ぶ4個のCRT1を1セットとして、第1ス
テーションと第2ステーションへ送るようになってい
る。
【0051】第1の搬送手段は、第1ステーションと第
2ステーションにそれぞれ送られてきたCRT1を、こ
の第2のコンベア21より取り上げ、それぞれの真空容
器22内に収納する働きをする。また、この第1の搬送
手段は、やはり生産性の向上を図るために、4個のCR
T1を同時に取り上げて真空容器22内に収納するよう
になっている。
【0052】真空容器22は、図7に示すように前述し
た装置のものと基本的に同じ構成であり、内部にCRT
1を収納するに足る大きさの筐体として形成されてい
る。この真空容器22の内部には、CRT1をそのパネ
ル表面1aが上向きとなるように載置させる図示しない
CRT載置治具を有している。そして、このCRT載置
治具は、載置したCRT1をその真空容器7内で上下動
させるように昇降自在とされている。なお、図示はしな
いが、この真空容器22の底面には、真空ポンプに接続
する排気口が設けられている。
【0053】上記真空容器22は、平板状をなすベース
プレート29上に2つ設けられ、かかるベースプレート
29が図7中矢印Bで示す横方向にシフトするようにな
っている。すなわち、図7中向かって右側の真空容器2
2は第1ステーションとフィルム貼付け機構部25との
間をシフトし、向かって左側の真空容器22は第2ステ
ーションとフィルム貼付け機構部25との間をシフトす
るようになっている。
【0054】フィルム供給機構部24は、長尺状のフィ
ルム23を繰り出す一対の巻出しローラ30と、フィル
ム貼付け機構部25で供給し終えたフィルム23を巻き
取る一対の巻取りローラ31とから構成されている。一
対の巻出しローラ30は、連結部材33に対して回転可
能に支持され、該連結部材33に対して連結されるよう
になっている。同様に、一対の巻取りローラ31は、連
結部材34に対して回転可能に支持され、該連結部材3
4に対して連結されるようになっている。
【0055】巻出しローラ30と巻取りローラ31は、
いずれもCRT1が第1のコンベア18へ載せられる上
流側に配されている。巻取りローラ31は、巻出しロー
ラ30と相対向する位置であって、この巻出しローラ3
0上に配置されている。上記巻出しローラ30より繰り
出されるフィルム23は、複数のガイドローラ35によ
って構成される走行経路に沿ってフィルム貼付け機構部
25へと送られ、このフィルム貼付け機構部25でパネ
ル表面1aに貼付けられる部分のみカットされた後、巻
取りローラ31へと送られるようになされている。
【0056】フィルム貼付け機構部25は、図7に示す
ように、真空容器22を密閉する押さえ蓋36と、この
押さえ蓋36に設けられる紫外線露光機(図示は省略す
る。)と、パネル表面1aに貼付いたフィルム23の不
要部分をカットするトリミング機37とから構成されて
いる。
【0057】押さえ蓋36は、真空容器22の開口部上
に載せられるフィルム23を挟み込むようにして、当該
真空容器22を密閉するようになっている。この押さえ
蓋36には、真空容器22の密閉度を高めるために、パ
ッキン38が設けられている。かかるパッキン38は、
真空容器22との接触部分に設けられ、該真空容器22
に設けられた凹部39に嵌まり込むことで当該真空容器
22内の密閉度を高めるようになっている。
【0058】紫外線露光機は、先の実施例のものと同じ
く、真空容器22内に収納されたCRT1のパネル表面
1aに塗布された紫外線硬化型接着剤を硬化させるもの
である。一方、トリミング機37は、パネル表面1aに
貼付いたフィルム23の不要部分をカットするもので、
押さえ蓋36の上に設けられている。なお、これら紫外
線露光機とトリミング機37は、各真空容器22毎に設
けられている。
【0059】第2の搬送手段は、フィルム23が貼付け
られた4個のCRT1を真空容器22から一度に取り出
し、第3のコンベア26へと搬送する働きをする。この
第3のコンベア26は、所定間隔を隔てて設けられた一
対の駆動ローラ40と、これら駆動ローラ40に掛けら
れるエンドレスベルト41を備えた,いわゆるベルトコ
ンベア構成とされている。なお、エンドレスベルト41
には、CRT1を保持する保持冶具42が取付けられて
いる。
【0060】CRT排出ロボット27は、上記第3のコ
ンベア26より搬送されてくるCRT1を一つずつ取り
上げ、上流側より下流側へと流れる第1のコンベア18
上へと搬送させる機能をする。
【0061】これら第2の搬送手段と第3のコンベア2
6及びCRT排出ロボット27は、第1ステーションと
第2ステーションにそれぞれ専用装置として設けられて
いる。
【0062】以上のようにして構成されたフィルム貼付
け装置は、次のように動作するようになっている。CR
T1は、パネル表面1aが上向きとなるようにして第1
のコンベア18上に載せられ、この第1のコンベア18
によって上流側より下流側へと次々に送られるようにな
されている。
【0063】次に、この第1のコンベア18によって搬
送されてくるCRT1を4個同時にエスケープユニット
20によって第2のコンベア21へと送る。そして、こ
の第2のコンベア21によってCRT1が接着剤塗布機
19へと搬送され、ここでパネル表面1aに紫外線硬化
型接着剤が均一に塗布される。
【0064】その後、紫外線硬化型接着剤が塗布された
CRT1は、第1ステーションへと搬送される。その結
果、第1ステーションには、4個のCRT1が横一列に
配列される。次に、この第1ステーションにあるCRT
1が第1の搬送手段によって、図6及び図7に示すよう
に、それぞれの真空容器22内に設けられるCRT載置
治具上に4個同時に載せられる。
【0065】この一方、他方の真空容器22内には、す
でに第2ステーションより供給されたCRT1が第1の
搬送手段によって収納され、フィルム23の貼付けが行
われている。フィルム23の貼付けは、上述した装置と
同じく、先ず、押さえ蓋36が下降し、この押さえ蓋3
6に設けられるパッキン38と真空容器22に設けられ
た凹部39との嵌合によりフィルム23を挟み込むよう
にして、当該真空容器22を密閉する。
【0066】次に、真空ポンプによって排気を行い、真
空容器22内を真空状態とする。すると、真空吸引され
てフィルム23が引っ張られ、しわ等の無いピーンと張
った状態とされる。次いで、真空状態のままでCRT載
置治具によってCRT1を上方に上昇せしめ、パネル表
面1aをフィルム23に接触させる。すると、パネル表
面1aとフィルム23との間に空気が入ることなく、当
該パネル表面1aにフィルム23がまんべんなく密着す
る。
【0067】次に、紫外線露光機により紫外線をフィル
ム23とパネル表面1aに向かって照射し、紫外線硬化
型接着剤を硬化させる。その結果、紫外線が当たった部
分の紫外線硬化型接着剤のみが硬化し、パネル表面1a
にフィルム23が貼付けられる。
【0068】次に、排気を停止し、真空容器22内を大
気圧に戻した後、トリミング機37によってCRT1に
貼付けられたフィルム23の不要部分をカットする。そ
の後、押さえ蓋36を上昇させる。フィルム貼付け作業
終了後、ベースプレート29をシフトさせ、フィルム貼
付け作業が終了したCRT1を図7中点線で示す第2ス
テーションへと移動させる。その結果、フィルム23が
貼付けられたCRT1を収納する真空容器22が第2ス
テーションに設けられると共に、これら新たにフィルム
23を貼付けるCRT1を収納する真空容器22がフィ
ルム貼付け機構部25と対向する位置に設けられる。
【0069】そして、第2ステーションにあるフィルム
23が貼付けられた4個のCRT1が同時に、第2の搬
送手段によって、各真空容器22より取り出されて第3
のコンベア26へと搬送される。次に、この空になった
真空容器22内には、紫外線硬化型接着剤が塗布された
新たなCRT1が4個同時に第1の搬送手段によって収
納される。
【0070】一方、第2ステーションにあるフィルム2
3が貼付けられたCRT1の搬送作業が行われている間
に、他方の真空容器22内に収納されたCRT1に対し
て同じ工程を経てフィルム23が貼付けられ、トリミン
グ機37によって不要部分がカットされる。第3のコン
ベア26へ移されたCRT1は、CRT排出ロボット2
7によって一つずつ第1のコンベア18上に搬送され
る。そして、この第1のコンベア18上に移されたCR
T1は、下流側へと送られる。
【0071】前述の動作を繰り返すことによって、第1
ステーション及び第2ステーションから交互にCRT1
を4個ずつ真空容器22内へ供給して、連続的にCRT
1のパネル表面1aにフィルム23を貼付ける。
【0072】以上のように構成されたフィルム貼付け装
置によれば、前述した装置に比べて一度に複数個のCR
Tに対してフィルムを貼付けることができるため、生産
性を大幅に向上させることができ、タクトタイムをより
短縮することができる。
【0073】なお、前述の両装置共に、フィルムの不要
部分のカットは、真空容器内が真空状態のままで行って
もよい。また、紫外線硬化型接着剤は、パネル表面のみ
に塗布しているが、フィルムとパネル表面の両方に塗布
するようにしてもよい。また、本実施例では、CRTに
対してフィルムを貼り付ける方法及び装置として説明し
たが、ガラス面を有するものであれば、本発明を適用す
ることができ、その作用効果も得られる。
【0074】
【発明の効果】以上の説明からも明らかなように、本発
明のフィルム貼付け方法においては、ガラス面を有する
被加工物を真空容器に収納し、フィルムを真空吸引させ
た状態でこのフィルムにガラス面を押し付けるようにし
ているので、これら両面間に空気が入ることなく、当該
フィルムをガラス面に対して密着させて貼付けることが
できる。
【0075】一方、本発明のフィルム貼付け装置によれ
ば、コンベアを用いて被加工物を連続して流し、これを
一つずつ又は複数個同時に搬送手段によって搬送せし
め、紫外線硬化型接着剤の塗布、紫外線の照射、不要部
分のカットと連続的に作業を自動化しているので、フィ
ルムとガラス面間に空気が入らない品質の高い被加工物
を歩留り良く大量に量産することができる。特に、複数
個同時にフィルムを貼り付けるようにした場合には、生
産性がより向上し、タクトタイムの大幅な短縮を図るこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】フィルム貼付け装置の一例を示す斜視図であ
る。
【図2】図1のフィルム貼付け装置によるフィルム載置
工程の要部拡大断面図である。
【図3】図1のフィルム貼付け装置による排気工程の要
部拡大断面図である。
【図4】図1のフィルム貼付け装置による紫外線照射工
程の要部拡大断面図である。
【図5】図1のフィルム貼付け装置によるカッティング
工程の要部拡大断面図である。
【図6】フィルム貼付け装置の他の例を示す斜視図であ
る。
【図7】図6のフィルム貼付け装置によるフィルム貼付
け工程を示す要部拡大断面図である。
【符号の説明】
1 CRT 2 コンベア 3,19 接着剤塗布機 4 回転テーブル 5 紫外線露光機 6,36 押さえ蓋 7,22 真空容器 8 CRT投入用ロボット 9,23 フィルム 10 フィルム供給機 11,37 トリミング機 12,27 CRT排出ロボット 13 排気口 14,38 パッキン 15,39 凹部 18 第1のコンベア 20 エスケープユニット 21 第2のコンベア 25 フィルム貼付け機構部 26 第3のコンベア 29 ヘッドベース

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 搬送機に載せられて次々と搬送されてく
    るガラス面を有してなる被加工物のガラス面に紫外線硬
    化型接着剤を塗布する接着剤塗布手段と、 紫外線硬化型接着剤が塗布された被加工物を搬送機より
    取り上げ、回転テーブル上に複数配置された紫外線露光
    機を備えた押さえ蓋を有してなる真空容器内に収納する
    第1の搬送手段と、 上記真空容器の開口部にフィルムを載せるフィルム供給
    手段と、 上記押さえ蓋によりフィルムを挟み込むようにして真空
    容器を密閉した後、該真空容器内を真空状態にする真空
    ポンプと、 真空吸引されたフィルムにガラス面を押し付け紫外線を
    照射して、当該ガラス面に貼付いたフィルムの不要部分
    をカットするフィルム切断手段と、 フィルムが貼付けられた被加工物を真空容器から取り出
    し、搬送機へ搬送する第2の搬送手段とを有してなるフ
    ィルム貼付け装置。
  2. 【請求項2】 第1の搬送機に載せられて次々と搬送さ
    れてくるガラス面を有してなる被加工物を複数個同時に
    接着剤塗布手段へと送る移送手段と、 上記移送手段によって送られてきた複数個の被加工物の
    ガラス面に紫外線硬化型接着剤を同時に塗布する接着剤
    塗布手段と、 紫外線硬化型接着剤が塗布された被加工物を所定位置へ
    送る第2の搬送機と、 この第2の搬送機によって送られてきた複数個の被加工
    物をそれぞれの真空容器内に収納する第1の搬送手段
    と、 巻出しローラから巻取りローラへと送られる長尺状のフ
    ィルムを真空容器の開口部上に連続して供給するフィル
    ム供給機構部と、 上記真空容器を密閉した後、フィルムを真空吸引してこ
    のフィルムにガラス面を押し付け、紫外線を照射して当
    該ガラス面に貼付けたフィルムの不要部分をカットする
    フィルム貼付け機構部と、 上記フィルムが貼付けられた被加工物を真空容器から取
    り出し、第3の搬送機へ搬送する第2の搬送手段と、 この第3の搬送機より搬送されてくる被加工物を一つず
    つ取り上げ第1の搬送機へと搬送させる第3の搬送手段
    とを有してなるフィルム貼付け装置。
  3. 【請求項3】 フィルム貼付け機構部は、押さえ蓋によ
    ってフィルムを挟み込むようにして真空容器に対して密
    閉した後、該真空容器内を真空状態にする真空ポンプ
    と、真空吸引されたフィルムにガラス面を押し付けた
    後、紫外線を照射する紫外線露光機と、ガラス面に貼付
    いたフィルムの不要部分をカットするフィルム切断手段
    とからなることを特徴とする請求項2記載のフィルム貼
    付け装置。
  4. 【請求項4】 被加工物のガラス面又はフィルムのうち
    少なくとも一方に紫外線硬化型接着剤を塗布した後、被
    加工物を真空容器内に収納し、該フィルムを真空吸引さ
    せた状態でこのフィルムにガラス面を押し付け、これら
    フィルム及びガラス面に紫外線を照射させた後、該フィ
    ルムの不要部分をカットすることを特徴とするフィルム
    貼付け方法。
JP12849194A 1994-06-10 1994-06-10 フィルム貼付け装置及びフィルム貼付け方法 Withdrawn JPH07335121A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN117842443A (zh) * 2024-03-08 2024-04-09 淮安杰海新材料有限公司 一种光伏背板贴膜装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN117842443A (zh) * 2024-03-08 2024-04-09 淮安杰海新材料有限公司 一种光伏背板贴膜装置
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