JPH0733450U - 精密鋳造用型枠抜出し装置 - Google Patents

精密鋳造用型枠抜出し装置

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JPH0733450U JP6640893U JP6640893U JPH0733450U JP H0733450 U JPH0733450 U JP H0733450U JP 6640893 U JP6640893 U JP 6640893U JP 6640893 U JP6640893 U JP 6640893U JP H0733450 U JPH0733450 U JP H0733450U
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 鋳型充填物が充填された短管状型枠から、精
密鋳造後に、鋳型を抜き出すための装置を提供する。 【構成】 型枠の管端部を載置支持する段部を有し且つ
鋳型通過可能な開口部を備えた型枠載置台を装置基台上
に配置する。基台に固定した支柱にネジ受部を設け、こ
のネジ受け部に開口部上方に昇降する昇降ネジ軸を螺合
挿通し、該ネジ軸に回動ハンドルを取着して、該ネジ軸
の下端に、型枠内の鋳型面を押圧する加圧端部材を枢支
する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、小物工芸品や歯科用補綴材料等の金属材料及びセラミク材料の精密 鋳造後に鋳型をその短管状型枠から分離するために使用される型枠抜出し装置に 関する。
【0002】
【従来の技術】
歯科補綴の分野で使用される精密鋳造においては、口腔内から印象採得して歯 列を再現した顎石膏模型に基づいて、咬合器を使用しながら、補充すべき歯冠の 形状をワックスで成形し、このワックス歯冠に鋳型充填材の泥漿を流し込み、硬 化後に加熱脱蝋して、ワックス歯冠の形状を精密に鋳型間隙に賦形した鋳型を成 型し、所要の耐食性金属やセラミクスの溶湯を遠心鋳造機や差圧鋳造機等で鋳型 に注型する方法が広く採用されている。
【0003】 この鋳型の成型作業においては、型枠(通称、リング、或いは、キャスティン グリング)として鋼製の短い円管を使用し、押湯部をなす円錐ゴムの尖端に上記 ワックス歯冠を取着し、次いで型枠としての鋼製円管の開口部にその円錐ゴムを 当接して、上記型枠内にワックス歯冠を配置し、その型枠内の空所に鋳型充填材 の泥漿を円管の開口部一杯まで加振充填し、後に乾燥硬化させる。 充填剤の硬化後には、加熱するか専用の液剤を注入するかして脱蝋して鋳型に し、精密鋳造後は、鋳型放冷後、型枠から鋳型を抜き取り、鋳型を細分して鋳造 物を取り出す。
【0004】 工芸用の精密鋳造では、一品製作的に、ワックス自体を所望の形状模様に造型 し、このワックス型から、上記と同様の円管状の型枠と円錐ゴムとを利用して、 ほぼ同様の手順で、鋳型に成型し、金銀等の装飾用金属が遠心鋳造法などで精密 に鋳造される。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
鋳造後に型枠から鋳型を抜き取る手作業においては、型枠を固定して、専用の トング(鉗子)の鋭利な先端を型枠の胴部外面と型枠開口部の鋳型面とに当接し て、力まかせに型枠に対して鋳型を押し込むように数回操作しているが、鋳型が 型枠内面に固着していて、鋳型を取り外すのに時間を要し、また、要領と熟練を 要していた。
【0006】 特に歯科用鋳造では、正確に調製されたワックス歯冠に対して、鋳造された金 属歯冠は、口腔内の残存歯牙への装着を容易にするため僅かに大きいことが必要 であり、このために鋳型充填材は、液泥状態から乾燥硬化する過程で体積膨張を 生じるような配合材料が選ばれている。この結果として、鋳型材が膨張によって 型枠内面に強固に固着するので、型枠の抜き出し時にトング先端が型枠表面から 裏面に出るに凹みをつけて、鋳型の抜き出し不能になり、型枠外面を衝打して鋳 型を叩き出して、型枠再使用不能にしたり、トングに力を入れすぎて型枠ごと床 面に落とすなどのトラブルが避けられなかった。
【0007】 また、機械的に抜き出す装置として、架台上に型枠をその鋳込み口を下に向け て載置し、架台上に立設した支柱の上部にピニオンに噛み合うラックを垂下させ 、ピニオンをハンドルで回転して、ラック先端で型枠内の鋳型底部を押圧するも のも試みられたが、抜出しに必要な押圧力を確保するためにハンドルが大型で且 つ横軸廻りとなるので、装置全体が大型となり、且つ固定式に限られ、また鋳型 からの粉塵がラックに詰まって操作不能となる等の問題があった。
【0008】 本考案は、上記の問題に鑑み、鋳造後の鋳型を型枠から迅速容易に且つ安全に 取り出すための型枠抜き出し装置を提供せんとするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本考案の精密鋳造用型枠抜出し装置は、鋳型材が充填された短管状型枠から、 精密鋳造後に、鋳型を抜き出すための装置であって、基台上に空所を備え配置さ れて鋳型通過可能な開口部を設けた型枠載置台と、該基台に立設した支柱上部に 設けたネジ受け部と、該ネジ受け部に螺合されて開口部上方を昇降する昇降ネジ 軸と、該ネジ軸を回動するハンドルと、該ネジ軸の下端に枢着されて鋳型上面を 押圧する面を有する加圧端部材と、から成ることを特徴とする。
【0010】 本装置の型枠載置台は、装置基台上方に配置されており、その開口部の周縁が 型枠の管端部を直接若しくは間接に載置支持し、開口部内が鋳型通過可能とされ ているものである。
【0011】 特に好ましくは、上記ネジ受け部には、昇降ネジ軸を遊嵌する内側空所に昇降 ネジ軸を上下摺動可能に支持する案内面を備え、該案内面の反対側該空所には、 下端側に昇降ネジ軸外周の該ネジ山に噛合するネジ溝を形成した噛合部片を、空 所側壁の横軸に軸支すると共に圧縮スプリングによりネジ軸側に弾性付勢し、且 つ、空所より突出した該噛合部片の上端側を噛合を解除する操作レバーとなした ものがある。
【0012】
【作用】
本考案の型枠抜出し装置においては、型枠載置台に鋳型通過可能な開口部を設 け、この開口部周縁に型枠の管端部を載置支持する。そこで型枠を管端部がこの 段部に当接する如く載置し、昇降ネジ軸の下端に枢着された加圧端部材の下面を 型枠内側の鋳型上面に当接して、昇降ネジ軸をハンドルでもって回動降下させれ ば、鋳型底面を下方に押圧して、鋳型が型枠から抜け出せる。
【0013】
【実施例】
本考案の型枠抜出し装置を図面で説明すると、図1は本装置の部分断面を含む 正面図で、図2はその斜視図であるが、本装置は、基台1の上面に左右の支柱2 ,2が立設され、両支柱2,2は上部で一体に合体されてネジ受け部3が形成さ れており、このネジ受け部3には、昇降ネジ軸5が上下に貫通して螺着されてお り、この昇降ネジ軸5の上端側には回動用のアーム62とそのアーム62の先端 に立設したハンドル6が固定され、昇降ネジ軸5の下端側には、加圧端部材7が 枢着されている。
【0014】 左右の支柱2,2の間には、基台上面11との間に適度の空所10を設けて、 型枠載置台4が架設されているが、この型枠載置台4はほぼ厚板状でその両側の 側縁44,44を支柱2,2の対向する側面に設けた切欠き溝24,24に嵌装 して止具28によりネジ止め保持されている。
【0015】 この型枠載置台4のほぼ中心部に表裏に貫通する円形の開口部40を設けてあ り、開口部40は、その中心軸が上記の昇降ネジ軸5の軸芯とほぼ共軸的になる ように配置してある。
【0016】 図1においては、型枠載置台4に型枠8を直接載置して型抜きをする態様を示 しているが、開口部40にはその上面側の周縁に段部42が形成してあり、段部 42の段面上に型枠8の管端82を載置し、開口部40の内径は、鋳型9の外径 より僅かに大きくしてある。
【0017】 そこで、使用に際しては、段部42に型枠8の管端82を載置して、昇降ネジ 軸5を下降してその加圧端部材7の下面が型枠8内の鋳型9の下面91に当接さ せる。さらに、ハンドル6を回動して昇降ネジ軸5により加圧端部材7を加圧す ると、鋳型9は、型枠8から抜き出だされて、開口部40を通過し、基台1の上 面11に落下する。
【0018】 ネジ受け部3は、昇降ネジ軸5が直接螺合挿通するネジ孔であつてもよいが、 好ましくは、以下に述べるような昇降ネジ軸5の昇降を迅速に行う早送り機構を 備えたものが採用される。
【0019】 図3は、この早送り機構の断面図(A)と切欠き斜視図(B)を示すが、本例 では、昇降ネジ軸5の外周のネジが台形ネジとされ、ネジ受け部3の内側空所3 0には昇降ネジ軸5のネジ外周面55が上下移動可能に摺動する筒面の案内面3 1が形成され、該案内面31の反対側該空所には、該台形ネジに噛合するネジ溝 321が形成された噛合体32を株に備えた噛合部片が横軸34により軸支され 、その噛合部片の上部が該抜出し空所外に突出して、噛合レバー33とされてい る。
【0020】 この噛合体32の背後は圧縮コイルスプリング35により押圧されて、噛合体 32は常時ネジ溝321の方向に弾性付勢されて、ネジ溝321が昇降ネジ軸5 の外周のネジ山55と強固に噛み合っている。又、噛合レバー33を作動して、 噛合部片の噛合体32を圧縮コイルスプリング35の弾性力に抗して後退させる と、噛合体32と昇降ネジ軸5外周との噛み合が解除される。
【0021】 噛合体32と昇降ネジ軸5との噛み合状態で、ハンドル6を回動して昇降ネジ 軸5の加圧端部材7の下面が鋳型9の上面91を加圧するときには、昇降ネジ軸 5の受ける上向きの反力を噛合体32のネジ溝321を介して横軸43により受 止されるので、鋳型9を加圧することができる。
【0022】 他方、噛合レバー33により噛合体32と昇降ネジ軸5との噛み合状態を解除 すれば、昇降ネジ軸5を手指で摘持して自由に上下に移動できる。そこで、型枠 8を型枠載置台4に載置したあと、加圧端部材7を鋳型9の上面にセットするの を極めて迅速にできるので、直ちに、噛合レバー33を戻して、ハンドルを僅か に回せば、型抜きができる。
【0023】 さらに、ネジ受け部3にネジ孔を使用して、鋳型9の抜出し操作を多数回行っ た場合に、鋳型9の剥離による鋳型充填剤の粉末が昇降ネジ軸5に被着してネジ 受け部3で昇降ネジ軸5が回動不能を起こすといったトラブルがあるのであるが 、この早送り機構では、ネジ受け部3の内側に空所30が大きいためこのような 難点はなく、また、ブラシ掃除やエアー吹きつけで簡単に粉塵除去や清掃ができ る利点がある。
【0024】 型枠8は、鋳造すべき鋳物の異なる形状寸法に対応すべく、外径や高さの異な る2種類以上、通常は、数種類を準備して適宜使い分けるのであるが、このため 、本考案の抜出し装置では、図1に示すように、型枠載置台4の開口部40の内 径を鋳型外径より僅かに小さくし且つ開口部の上縁の段部を型枠8の管端81の 載置可能な程度の断面に形成した型枠載置台4を型枠寸法毎に準備して、鋳造に 使用する型枠8に応じた型枠載置台4を選んで支柱2,2の切欠き溝24,24 に差替え使用する方法が採用される。
【0025】 他の方法は、型枠載置台4には、図2に示すように、鋳造に使用する一群の型 枠のうち、最大径の型枠8に合致した大径の開口部40を形成しておき、他の型 枠の使用には、図4に示す如く、型枠載置用の中継リング45を型枠載置台4の 開口部40と型枠8の管端81との間に介装する方法も利用される。型枠載置用 中継リング45は、外周が型枠載置台4の開口部40の段部42に対応させ、内 周にはその型枠8の管端81に対応する段部を設けて、且つその内周の内径をそ の型枠8の鋳型9の外径より僅かに大きくされており、このような中継リング4 5を型枠8に応じて数種類準備しておくのである。この方法では、型枠載置台4 は、基台支柱2に一体に固定されていてもよい。
【0026】 第3の方法として、図5に示す如く、中空状四角筒4の4面に、外周の異なる 型枠8に対応して内径の異なる開口部40を貫通形成し、このような筒体4を、 図1に示す型枠載置台4に代えて、本装置の基台1の上面11に直接載置して、 型枠載置台4に使用する方法も利用できる。開口部40の昇降ネジ軸5に対する 芯出しのために、筒体の外面に適当な一対の係合ピン46を突設形成して、基台 1の上面11には、この係合ピンを受容する一対のピン穴47を形成してあり、 係合ピン46のピン穴47への嵌合をもって位置決めを行う。
【0027】 図4は、型枠載置台4、型枠8及び昇降ネジ軸5の詳細な関係を示しているが 、同図(A)において、昇降ネジ軸5の先端には球体52が突設され、他方の加 圧端部材7の上側にはこの球体52を受容する球面ソケット72が形成されて加 圧端部材7が首振り自在に枢着され、また加圧端部材7下部に下面71が平面状 に形成されている。
【0028】 この加圧端部材7の下面71をもって、図1に示す如く、鋳型面91を直接押 圧してもよいが、図4の例では、加圧端部材7の下面71と型枠8内の鋳型面9 1との間に型枠内径より僅かに小径の円盤75を介在させて、鋳型面91を押圧 している。この円盤75は、内径寸法の異なる型枠に応じて数個準備しておく。 型枠8内に鋳型充填剤を充填する際に鋳型面91が凹凸面となっている様な場合 には、この円盤75が鋳型面91を平均的に押圧するので、抜出し時の鋳型9の 破損を防止できる。
【0029】 また、図4(A,B)に示す如く、上記の加圧端部材7と円盤75とを一体化 して、外径の異なる数種の円盤75にそれぞれ凹陥部ないし球面ソケット72を 形成して、他方の昇降ネジ軸5には、その先端に凹陥部ないし球面ソケット72 に当接する小棒51が突設形成してあり、この円盤75をもって加圧端部材7と することもできる。
【0030】 本実施例では、左右の支柱2,2の一方の支柱上部22には、掌中握持可能な 握持部27が形成してあり、この部分を片方の手で保持し、他方の手でハンドル 6を回動して容易に操作することができ、これによって、本装置は可搬型とする ことができる。もっとも、基台を作業台等にネジ止めして固定型とすることもで きる。
【0031】 他方、ハンドル6については、ハンドル側のアーム62に対して昇降ネジ軸5 の取着部63から反対側に突設された延出アーム61を設けてある。本装置の使 用時には、加圧端部材7ないしその円盤75を載置された型枠8内の鋳型9の上 面にセットした後、延出アーム61の側部に親指を当ててハンドル側のアーム6 2を残り他の指で握持して昇降ネジ軸5廻りにこじ回すようにすると、鋳型9の 型枠8に対する強固な固着がはずれるので、その後にハンドル6を回動すると鋳 型9を容易に押し下げることができ、抜き出される。 このハンドル6は、昇降ネジ軸5にハブの中心が取着されたトーラスに立設し たものでもよい。トーラスの環外周を握持して、同様に昇降ネジ軸5廻りにこじ 回すことができて便利である。
【0032】 また、本実施例では、左右の2本の支柱2,2を立設する構成を示したが、1 本の支柱だけを立設して、この支柱に型枠載置台4とその上部に握持部27を設 けて、ネジ受け部3とを一体に形成することもできる。支柱2の横断面形状も管 状、筒状、厚板状その他任意形状が採用でき、或いは、装置全体を凾状容器とし その壁部を以て支柱とすることも可能で、本考案から除外するものではない。
【0033】 本装置を構成する材料には、鋳鉄が成形性と経済性の点で最良であるが、軽量 化の点で、アルミニウム合金鋳物や硬質合成樹脂(ABS樹脂、ポリアミド樹脂 など)の部分利用も可能である。
【0034】
【考案の効果】
本考案の精密鋳造用型枠抜出し装置は、支柱上部のネジ受け部に螺合嵌装され た昇降ネジ軸の先端を、固定された型枠内の鋳型上面に押圧して、鋳型を抜き出 すので、手作業による不都合を完全に解消して、確実且つ容易に抜出しを行うこ とができる。
【0035】 ネジ受け部に、早送り機構を採用するので、鋳型に昇降ネジ軸をセットするの が極めて短時間でできるので作業性の改善に有効であり、また、使用中の鋳型か らの発塵に対しても防塵清掃を容易になし得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の精密鋳造用型枠抜出し装置の実施例に
かかる部分断面図を含む正面図。
【図2】本考案の精密鋳造用型枠抜出し装置の斜視図。
【図3】本考案の精密鋳造用型枠抜出し装置に使用する
ネジ軸の早送り機構の部分断面図(A)と部分斜視図
(B)。
【図4】本考案の精密鋳造用型枠抜出し装置の型枠載置
台、型枠及び昇降ネジ軸の詳細な関係図(A)と、昇降
ネジ軸先端の他の実施例に係る加圧端部材の断面図
(B)及びその斜視図(C)。
【図5】箱状の型枠載置台の断面図(A)と斜視図
(B)。
【符号の説明】
1 基台 2 支柱 3 ネジ受け部 4 型枠載置台 40 開口部 5 昇降ネジ軸 6 ハンドル 7 加圧端部材 8 型枠 9 鋳型

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 鋳型が充填された短管状型枠から、精密
    鋳造後に、鋳型を抜き出すための装置であって、 基台上に空所を備え配置されて鋳型通過可能な開口部を
    設けた型枠載置台と、該基台に立設した支柱上部に設け
    たネジ受け部と、該ネジ受け部に螺合されて該開口部上
    方を昇降する昇降ネジ軸と、該昇降ネジ軸を回動するハ
    ンドルと、該ネジ軸の下端に枢着されて該鋳型上面を押
    圧する面を有する加圧端部材と、から成る精密鋳造用型
    枠抜出し装置。
  2. 【請求項2】 上記ネジ受け部は、該昇降ネジ軸を遊嵌
    する内側空所に該昇降ネジ軸を上下摺動可能に支持する
    案内面を備え、該案内面の反対側該空所には、下端側に
    昇降ネジ軸外周の該ネジ山に噛合するネジ溝を形成した
    噛合部片を、当該空所側壁の横軸に軸支すると共に圧縮
    スプリングによりネジ軸側に弾性付勢し、且つ、該空所
    より突出した該噛合部片の上端側を噛合を解除する操作
    レバーとなした請求項1記載の型枠抜出し装置。
  3. 【請求項3】 上記支柱に握持部を形成して可搬型とな
    した請求項1又は2記載の型枠抜出し装置。
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