JPH07334266A - 情報処理装置およびその制御方法 - Google Patents
情報処理装置およびその制御方法Info
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- JPH07334266A JPH07334266A JP6132235A JP13223594A JPH07334266A JP H07334266 A JPH07334266 A JP H07334266A JP 6132235 A JP6132235 A JP 6132235A JP 13223594 A JP13223594 A JP 13223594A JP H07334266 A JPH07334266 A JP H07334266A
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- information processing
- cpu
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- processing apparatus
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 高速化しているCPUの処理速度を低下させ
ることなく消費電力の低減を図れる情報処理装置を提供
する。 【構成】 CPU20がキー入力待ちとなっていること
をキー入力待ち状態検出回路25でキーバッファカウン
タの値から検出すると、信号生成回路26からクロック
停止信号CLKSTPが低レベルとなり、CPU20の
コア33へのクロック信号の供給が停止する。タイマカ
ウンタ27がアップすると、クロック停止信号は高レベ
ルに戻り、コア33へのクロック信号の供給が再開す
る。CPU20が稼働する必要のない状態を検出してコ
ア33へのクロックを停止し、あるいは低速にしている
ので、高速化要因を検出する場合のような漏れがなく、
レスポンスの低下もない。
ることなく消費電力の低減を図れる情報処理装置を提供
する。 【構成】 CPU20がキー入力待ちとなっていること
をキー入力待ち状態検出回路25でキーバッファカウン
タの値から検出すると、信号生成回路26からクロック
停止信号CLKSTPが低レベルとなり、CPU20の
コア33へのクロック信号の供給が停止する。タイマカ
ウンタ27がアップすると、クロック停止信号は高レベ
ルに戻り、コア33へのクロック信号の供給が再開す
る。CPU20が稼働する必要のない状態を検出してコ
ア33へのクロックを停止し、あるいは低速にしている
ので、高速化要因を検出する場合のような漏れがなく、
レスポンスの低下もない。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コンピュータなどの情
報処理装置に関し、特に、ノート型パーソナルコンピュ
ータなどに好適な省電力型の情報処理装置に関するもの
である。
報処理装置に関し、特に、ノート型パーソナルコンピュ
ータなどに好適な省電力型の情報処理装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】図4に、中央処理装置(CPU)へのク
ロックスピードを変えて消費電力の低減を図った情報処
理装置の一例を示してある。この情報処理装置9では、
クロック信号発生回路2から供給されるクロック信号
は、まず、クロック切換回路4に入る。このクロック切
換回路4には、クロック発生回路2から直接供給された
高速のクロック信号と、分周回路3を経て1/2、ある
いは1/3などの整数分の1に周波数の減った低速のク
ロック信号とが入り、その一方のクロック信号をCPU
1に供給できるようになっている。高速要因検出回路5
は、入出力ポートを監視しており、キーボード割り込
み、マウス入力や、RS−232C割り込みを検出して
クロック切換回路4から高速のクロック信号をCPUに
供給するようにしている。また、高速要因検出回路5は
タイマカウンタ6と繋がっており、高速のクロック信号
を選択する信号を所定の時間だけ保持し、CPUが所定
の時間だけ高速の処理が行えるようになっている。
ロックスピードを変えて消費電力の低減を図った情報処
理装置の一例を示してある。この情報処理装置9では、
クロック信号発生回路2から供給されるクロック信号
は、まず、クロック切換回路4に入る。このクロック切
換回路4には、クロック発生回路2から直接供給された
高速のクロック信号と、分周回路3を経て1/2、ある
いは1/3などの整数分の1に周波数の減った低速のク
ロック信号とが入り、その一方のクロック信号をCPU
1に供給できるようになっている。高速要因検出回路5
は、入出力ポートを監視しており、キーボード割り込
み、マウス入力や、RS−232C割り込みを検出して
クロック切換回路4から高速のクロック信号をCPUに
供給するようにしている。また、高速要因検出回路5は
タイマカウンタ6と繋がっており、高速のクロック信号
を選択する信号を所定の時間だけ保持し、CPUが所定
の時間だけ高速の処理が行えるようになっている。
【0003】このような情報処理装置9では、キーボー
ドからデータが入力されるなど、情報処理装置、例えば
パーソナルコンピュータ(パソコン)が何かの処理を行
わなければいけない時にCPU1を高速で動かし処理速
度を早くする。そして、一定の時間が経過した後にデー
タの入力がないとクロック信号を低速としたスタンバイ
状態に戻し、CPU1の電力消費を抑えるようにしてい
る。
ドからデータが入力されるなど、情報処理装置、例えば
パーソナルコンピュータ(パソコン)が何かの処理を行
わなければいけない時にCPU1を高速で動かし処理速
度を早くする。そして、一定の時間が経過した後にデー
タの入力がないとクロック信号を低速としたスタンバイ
状態に戻し、CPU1の電力消費を抑えるようにしてい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記のような省電力型
のパソコンは、通常はクロックスピードの低いスタンバ
イモードとし、CPU1を稼働させる必要があるとき
は、高速のクロック信号を供給して、消費電力が大きい
ながらも処理速度を上げるようにしている。そしてCP
U1を稼働させるための要因を入出力ポートを監視する
ことによって得ている。入出力ポートがアクセスされる
と、その後の一定時間はCPU1を高速のクロック信号
で稼働させ、処理速度を上げている。一方、上記のよう
な要因がなければ速い処理速度は不要なので、CPU1
には低速のクロック信号を供給し、スタンバイモードで
省電力を図っている。このような方法でCPUの処理速
度を活かしながら消費電力の低減も図っている。
のパソコンは、通常はクロックスピードの低いスタンバ
イモードとし、CPU1を稼働させる必要があるとき
は、高速のクロック信号を供給して、消費電力が大きい
ながらも処理速度を上げるようにしている。そしてCP
U1を稼働させるための要因を入出力ポートを監視する
ことによって得ている。入出力ポートがアクセスされる
と、その後の一定時間はCPU1を高速のクロック信号
で稼働させ、処理速度を上げている。一方、上記のよう
な要因がなければ速い処理速度は不要なので、CPU1
には低速のクロック信号を供給し、スタンバイモードで
省電力を図っている。このような方法でCPUの処理速
度を活かしながら消費電力の低減も図っている。
【0005】このような省電力型の情報処理装置は、C
PU内部での処理時間に対し、入出力が頻繁に起こる場
合は有効である。しかし、CPU内部での処理時間が長
い場合、例えば、科学技術計算や、シミュレーションな
どを実行する場合は、CPU内部での処理が継続してい
るにも関わらず低速のクロック信号に切り換わってしま
うことがある。低速のクロック信号に切り換わってしま
うと、CPUの処理速度は低下するので、計算に時間が
かかり、処理速度の早いCPUを搭載しているメリット
がなくなってしまう。高速動作させる時間を長くすれ
ば、この問題はある程度解決できるが、入出力に伴い高
速で動く時間が長くなるので省電力の効果は少なくな
る。科学技術計算のような入出力動作に関わらないCP
Uの動作も検出し、CPUの動作を完全にモニターしな
がらクロック信号のスピードを切り換えれば処理速度を
低下させずに省電力を図ることも可能である。しかし、
市販されているマイクロプロセッサを情報処理装置のC
PUとして用いる場合には、マイクロプロセッサの内部
動作を完全にモニターすることは不可能である。
PU内部での処理時間に対し、入出力が頻繁に起こる場
合は有効である。しかし、CPU内部での処理時間が長
い場合、例えば、科学技術計算や、シミュレーションな
どを実行する場合は、CPU内部での処理が継続してい
るにも関わらず低速のクロック信号に切り換わってしま
うことがある。低速のクロック信号に切り換わってしま
うと、CPUの処理速度は低下するので、計算に時間が
かかり、処理速度の早いCPUを搭載しているメリット
がなくなってしまう。高速動作させる時間を長くすれ
ば、この問題はある程度解決できるが、入出力に伴い高
速で動く時間が長くなるので省電力の効果は少なくな
る。科学技術計算のような入出力動作に関わらないCP
Uの動作も検出し、CPUの動作を完全にモニターしな
がらクロック信号のスピードを切り換えれば処理速度を
低下させずに省電力を図ることも可能である。しかし、
市販されているマイクロプロセッサを情報処理装置のC
PUとして用いる場合には、マイクロプロセッサの内部
動作を完全にモニターすることは不可能である。
【0006】そこで、本発明においては、高速化してい
るCPUの処理速度を最大限に活かしながら、消費電力
の低減を図れる情報処理装置を提供することを目的とし
ている。従来と同様に入出力動作などによってCPUが
高速で稼働しなくてはならない場合はもちろん、入出力
動作に直接関連しない動作状態でもCPUを高速で稼働
でき、また、CPUが稼働していない時は省電力の状態
にできる情報処理装置を実現することを目的としてい
る。
るCPUの処理速度を最大限に活かしながら、消費電力
の低減を図れる情報処理装置を提供することを目的とし
ている。従来と同様に入出力動作などによってCPUが
高速で稼働しなくてはならない場合はもちろん、入出力
動作に直接関連しない動作状態でもCPUを高速で稼働
でき、また、CPUが稼働していない時は省電力の状態
にできる情報処理装置を実現することを目的としてい
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明においては、上記
のようなCPUを稼働すべき状況を察知してクロックを
制御し、CPUの通常動作である高速の動作を行わせる
のではなく、CPUが低速の省電力状態で稼働できる状
況を察知してクロックを制御し、CPUを省電力で動作
するモードに移行させるようにしている。すなわち、本
発明に係るクロックの制御によって通常状態で動作する
第1のモードおよび省電力状態で動作する第2のモード
に切り換え可能な処理部を有する情報処理装置において
は、処理部が上記第1のモードで動作する必要のない状
態を検出してクロックを制御し、所定の時間だけ上記第
2のモードとする低速要因検出部を有することを特徴と
している。
のようなCPUを稼働すべき状況を察知してクロックを
制御し、CPUの通常動作である高速の動作を行わせる
のではなく、CPUが低速の省電力状態で稼働できる状
況を察知してクロックを制御し、CPUを省電力で動作
するモードに移行させるようにしている。すなわち、本
発明に係るクロックの制御によって通常状態で動作する
第1のモードおよび省電力状態で動作する第2のモード
に切り換え可能な処理部を有する情報処理装置において
は、処理部が上記第1のモードで動作する必要のない状
態を検出してクロックを制御し、所定の時間だけ上記第
2のモードとする低速要因検出部を有することを特徴と
している。
【0008】本発明に係る情報処理装置のように、クロ
ックスピードが通常通り高速である第1のモードをベー
スとして、高速動作の不要な状況、すなわち、第1のモ
ードで動作することが必要のない状況を検出できたとき
にクロックを制御して低速、あるいは停止し省電力のモ
ードとすれば、処理部の動作速度を低下させずに消費電
力の低減を図れる。すなわち、上述したような高速動作
が必要な状況を検出してクロックスピードを変えるので
は、状況の検出に漏れがあると、処理部の性能を減じた
まま処理を行うことになる。これに対し、本発明によれ
ば、処理スピードを落として良いときだけクロックを制
御して省電力のモードに変えれるので処理部の性能を十
分に発揮させながら消費電力の低減を図れる。従って、
入出力動作では検出できないような処理部の動作状態、
例えば科学技術計算を行っているときなどでは処理部の
内部のみで処理が進むが、この場合でもクロックスピー
ドは速いままなので性能の低下はない。また、クロック
スピードが省電力のモードとなる時間を所定の時間だけ
に限定しておけば、その度に状況を判断し、クロックス
ピードを下げて良ければ低速にできるので、不必要に長
くクロックスピードを下げて処理部の能力を阻害してし
まうような事態も防止できる。
ックスピードが通常通り高速である第1のモードをベー
スとして、高速動作の不要な状況、すなわち、第1のモ
ードで動作することが必要のない状況を検出できたとき
にクロックを制御して低速、あるいは停止し省電力のモ
ードとすれば、処理部の動作速度を低下させずに消費電
力の低減を図れる。すなわち、上述したような高速動作
が必要な状況を検出してクロックスピードを変えるので
は、状況の検出に漏れがあると、処理部の性能を減じた
まま処理を行うことになる。これに対し、本発明によれ
ば、処理スピードを落として良いときだけクロックを制
御して省電力のモードに変えれるので処理部の性能を十
分に発揮させながら消費電力の低減を図れる。従って、
入出力動作では検出できないような処理部の動作状態、
例えば科学技術計算を行っているときなどでは処理部の
内部のみで処理が進むが、この場合でもクロックスピー
ドは速いままなので性能の低下はない。また、クロック
スピードが省電力のモードとなる時間を所定の時間だけ
に限定しておけば、その度に状況を判断し、クロックス
ピードを下げて良ければ低速にできるので、不必要に長
くクロックスピードを下げて処理部の能力を阻害してし
まうような事態も防止できる。
【0009】処理部が高速動作を必要としない状況を検
出するには、例えば、処理部がクロックスピードを切り
換え可能な中央処理装置(CPU)の場合は、低速要因
検出部に、CPUがアクセス待ちであることを検出する
待ち状態検出部と、待ち状態であることを検出したとき
に所定の時間だけ中央処理装置を第2のモードとする指
示部を設けることが望ましい。CPUがアクセス待ちの
状態であれば、CPUの内部では処理が進行していない
ので、情報処理装置としてのクロックスピードを落とし
ても処理スピードを低下させることにはならない。
出するには、例えば、処理部がクロックスピードを切り
換え可能な中央処理装置(CPU)の場合は、低速要因
検出部に、CPUがアクセス待ちであることを検出する
待ち状態検出部と、待ち状態であることを検出したとき
に所定の時間だけ中央処理装置を第2のモードとする指
示部を設けることが望ましい。CPUがアクセス待ちの
状態であれば、CPUの内部では処理が進行していない
ので、情報処理装置としてのクロックスピードを落とし
ても処理スピードを低下させることにはならない。
【0010】待ち状態検出部としては、情報処理装置が
キー入力待ち状態であることを検出するキー入力監視部
を用いることができ、このキー入力監視部では、キーバ
ッファカウンタ値を参照してキー入力待ちであることを
判定することができる。すなわち、キーバッファカウン
タ値を参照し、キーバッファカウンタ値が0であるとき
に所定の時間だけCPUを第2のモードとすることがで
きる。
キー入力待ち状態であることを検出するキー入力監視部
を用いることができ、このキー入力監視部では、キーバ
ッファカウンタ値を参照してキー入力待ちであることを
判定することができる。すなわち、キーバッファカウン
タ値を参照し、キーバッファカウンタ値が0であるとき
に所定の時間だけCPUを第2のモードとすることがで
きる。
【0011】OSをコールしてキー入力待ちの状態にあ
ることを検出しても良い。しかし、OSのシステムコー
ルを用いないアプリケーションプログラムもあるので、
アプリケーションプログラムや、OSでキーバッファカ
ウンタ値を参照する際に、その値を判定してキー入力待
ちであるか否かを判断した方がCPUを省電力の第2の
モードのもとで動作できる状況を検出し易く、消費電力
を低減できるケースが多い。
ることを検出しても良い。しかし、OSのシステムコー
ルを用いないアプリケーションプログラムもあるので、
アプリケーションプログラムや、OSでキーバッファカ
ウンタ値を参照する際に、その値を判定してキー入力待
ちであるか否かを判断した方がCPUを省電力の第2の
モードのもとで動作できる状況を検出し易く、消費電力
を低減できるケースが多い。
【0012】また、待ち状態検出部は、CPUからフロ
ッピードライブインタフェース装置のような周辺処理装
置に制御が移行したことを判断する制御監視部を備えて
いても良い。インタフェース装置などの周辺処理装置が
稼働したことを検出してクロックを制御してモードを切
り換えても良い。あるいは、周辺処理装置が稼働してい
る間にCPU側でも別の処理を行うような状況もある場
合は、ソフトウェア的にCPU側で処理を行わないケー
スを判別し、低速にできる状況となった時にクロックを
制御することも可能である。
ッピードライブインタフェース装置のような周辺処理装
置に制御が移行したことを判断する制御監視部を備えて
いても良い。インタフェース装置などの周辺処理装置が
稼働したことを検出してクロックを制御してモードを切
り換えても良い。あるいは、周辺処理装置が稼働してい
る間にCPU側でも別の処理を行うような状況もある場
合は、ソフトウェア的にCPU側で処理を行わないケー
スを判別し、低速にできる状況となった時にクロックを
制御することも可能である。
【0013】省電力状態にできる時間を長くし、一方、
OSなどによってCPUが待ち状態であるか否かを判断
する際にCPUの機能を発揮させるには、省電力となる
第2のモードに換えておく期間をOSなどがキーバッフ
ァカウンタを参照するサイクルに合わせておくことが望
ましい。特に、クロックを停止させる場合は、CPUの
状況が待ち状態のままであるか否かを、CPUを用いて
判断するために、サンプリングとタイミングを合わせて
第2のモードを取り止めたり、あるいはクロックスピー
ドを低速にするに止めCPUにサンプリングする機能を
保持させておくことが望ましい。
OSなどによってCPUが待ち状態であるか否かを判断
する際にCPUの機能を発揮させるには、省電力となる
第2のモードに換えておく期間をOSなどがキーバッフ
ァカウンタを参照するサイクルに合わせておくことが望
ましい。特に、クロックを停止させる場合は、CPUの
状況が待ち状態のままであるか否かを、CPUを用いて
判断するために、サンプリングとタイミングを合わせて
第2のモードを取り止めたり、あるいはクロックスピー
ドを低速にするに止めCPUにサンプリングする機能を
保持させておくことが望ましい。
【0014】さらに、情報処理装置の入出力を監視し、
第2のモードを取り止め、通常動作の第1のモードに復
帰する高速要因検出部を設けておけば、クロックスピー
ドが低速となっている期間内でも、クロックの切り換え
を取り止めてクロックスピードを高速に戻せるので、低
速としている期間の終わりを待たずして、すなわち、サ
ンプリングのタイミングと関係なく、レスポンス良く処
理を開始できる。CPUのクロックスピードを低速に切
り換える信号を出している場合は、情報処理装置に対し
入出力動作があったときに、この信号を取り消すような
制御を行えば良い。
第2のモードを取り止め、通常動作の第1のモードに復
帰する高速要因検出部を設けておけば、クロックスピー
ドが低速となっている期間内でも、クロックの切り換え
を取り止めてクロックスピードを高速に戻せるので、低
速としている期間の終わりを待たずして、すなわち、サ
ンプリングのタイミングと関係なく、レスポンス良く処
理を開始できる。CPUのクロックスピードを低速に切
り換える信号を出している場合は、情報処理装置に対し
入出力動作があったときに、この信号を取り消すような
制御を行えば良い。
【0015】
【実施例】以下に図面を参照して、本発明の実施例を説
明する。
明する。
【0016】図1に、本発明の実施例に係る情報処理装
置10の概略構成を示してある。本例の情報処理装置1
0は、情報処理装置における各処理の制御する中央処理
装置(CPU)20を備えており、このCPU20はキ
ーボードインタフェース13およびメモリ21を介して
キーボード11と接続されている。また、CPU20は
フロッピーディスクドライブ(FDD)12ともフロッ
ピーディスクドライブインタフェース(FDDインタフ
ェース)22を介して接続されている。さらに、本例の
情報処理装置10では、CPU20がメモリ21にある
キーボード11からのキー入力状態を検出する場合に、
後述するキー入力待ち状態検出回路25によってキーボ
ード11からの入力データの有無を検出できるようにな
っている。
置10の概略構成を示してある。本例の情報処理装置1
0は、情報処理装置における各処理の制御する中央処理
装置(CPU)20を備えており、このCPU20はキ
ーボードインタフェース13およびメモリ21を介して
キーボード11と接続されている。また、CPU20は
フロッピーディスクドライブ(FDD)12ともフロッ
ピーディスクドライブインタフェース(FDDインタフ
ェース)22を介して接続されている。さらに、本例の
情報処理装置10では、CPU20がメモリ21にある
キーボード11からのキー入力状態を検出する場合に、
後述するキー入力待ち状態検出回路25によってキーボ
ード11からの入力データの有無を検出できるようにな
っている。
【0017】情報処理装置10のクロック信号発生23
からは、所定の周波数のクロックパルス、例えば25M
Hzのパルスが切換回路24を介してCPU20へ供給
されている。本例の切換回路24はクロックの周波数を
少なくとも低速と高速の2段階に切換可能となってお
り、後述する信号生成回路からの信号CLKCHGが低
レベルになると低速のクロック信号がCPU20に供給
され、CPUは省電力状態のモードで動作できるように
なっている。また、本例のCPU20は、周波数逓倍回
路31を備えており、供給されたクロックパルスの周波
数を整数倍、例えば75MHzに上げ、内部クロックと
して用いれるようになっている。CPU20はクロック
遮断回路32を備えており、周波数逓倍回路31を介し
て増速された高速のクロック信号のコア33への供給を
停止できるようになっている。本例のCPU20では、
この状態が通常の動作状態である。本例の遮断回路32
では、信号生成回路からの信号CLKSTPが低レベル
になるとクロックの供給を停止することも可能であり、
上記の低速のクロック信号を供給できる状態と合わせ
て、省電力モードでは、低速のクロックが供給される状
態と、クロックが停止する状態の2つの状態が実現でき
るようになっている。
からは、所定の周波数のクロックパルス、例えば25M
Hzのパルスが切換回路24を介してCPU20へ供給
されている。本例の切換回路24はクロックの周波数を
少なくとも低速と高速の2段階に切換可能となってお
り、後述する信号生成回路からの信号CLKCHGが低
レベルになると低速のクロック信号がCPU20に供給
され、CPUは省電力状態のモードで動作できるように
なっている。また、本例のCPU20は、周波数逓倍回
路31を備えており、供給されたクロックパルスの周波
数を整数倍、例えば75MHzに上げ、内部クロックと
して用いれるようになっている。CPU20はクロック
遮断回路32を備えており、周波数逓倍回路31を介し
て増速された高速のクロック信号のコア33への供給を
停止できるようになっている。本例のCPU20では、
この状態が通常の動作状態である。本例の遮断回路32
では、信号生成回路からの信号CLKSTPが低レベル
になるとクロックの供給を停止することも可能であり、
上記の低速のクロック信号を供給できる状態と合わせ
て、省電力モードでは、低速のクロックが供給される状
態と、クロックが停止する状態の2つの状態が実現でき
るようになっている。
【0018】本例の情報処理装置10は、CPU20に
クロックの供給の停止を指示するクロック停止信号CL
KSTPと、切換回路24に対しクロック信号の切り換
えを指示する信号CLKCHGを生成する信号生成回路
26を備えている。この信号生成回路26は、キー入力
待ち状態検出回路25によってキー入力のないことが検
出されると、クロック停止信号CLKSTPをCPU2
0に出力し、この信号はタイマカウンタ27によって所
定の時間継続して出力できるようになっている。また、
CPU20からFDDインターフェース22に制御が移
ったという信号がFDDインタフェース22から入る
と、クロック切換信号を切換回路24に出力し、この信
号もタイマカウンタ27によって所定の時間継続して出
力できるようになっている。本例の情報処理装置10で
は、キー入力待ち状態検出回路25とFDDインタフェ
ース22によってCPUがアクセス待ちの状態となって
いるか否か、すなわちCPUへのクロックスピードを低
速にできる状態か否かを検出する部分40が構成されて
いる。
クロックの供給の停止を指示するクロック停止信号CL
KSTPと、切換回路24に対しクロック信号の切り換
えを指示する信号CLKCHGを生成する信号生成回路
26を備えている。この信号生成回路26は、キー入力
待ち状態検出回路25によってキー入力のないことが検
出されると、クロック停止信号CLKSTPをCPU2
0に出力し、この信号はタイマカウンタ27によって所
定の時間継続して出力できるようになっている。また、
CPU20からFDDインターフェース22に制御が移
ったという信号がFDDインタフェース22から入る
と、クロック切換信号を切換回路24に出力し、この信
号もタイマカウンタ27によって所定の時間継続して出
力できるようになっている。本例の情報処理装置10で
は、キー入力待ち状態検出回路25とFDDインタフェ
ース22によってCPUがアクセス待ちの状態となって
いるか否か、すなわちCPUへのクロックスピードを低
速にできる状態か否かを検出する部分40が構成されて
いる。
【0019】さらに、本例の情報処理装置10は、高速
要因検出回路28も備えている。この高速要因検出回路
28は、入出力ポートを監視しており、キーボード割り
込み、マウスのアクセス、さらにRS−232Cの割り
込みがあると信号生成回路26から出力されているクロ
ック停止信号、およびクロック切換信号を停止できるよ
うになっている。
要因検出回路28も備えている。この高速要因検出回路
28は、入出力ポートを監視しており、キーボード割り
込み、マウスのアクセス、さらにRS−232Cの割り
込みがあると信号生成回路26から出力されているクロ
ック停止信号、およびクロック切換信号を停止できるよ
うになっている。
【0020】以下に図2に示したタイミングチャートを
参照しながら本例の情報処理装置の動作を説明する。図
2(a)は、キー入力待ちであることを検出してクロッ
クスピードを低速、本例では停止させる様子を示してあ
る。
参照しながら本例の情報処理装置の動作を説明する。図
2(a)は、キー入力待ちであることを検出してクロッ
クスピードを低速、本例では停止させる様子を示してあ
る。
【0021】CPUを高速動作させる必要がないと判断
できる状態として、キー入力待ちとなっている状態が考
えられる。この状態は、例えば、OSを直接使用する状
態においてコマンド待ちの状態があり、MS−DOS
(マイクロソフト社の商標)を使用する場合には、DO
Sプロンプト状態と呼ばれているキー入力待ち状態があ
る。この状態をソフトウェア的に判断することも可能で
あるが、OS上で動くワープロソフトなどのアプリケー
ションでは、OSまたはBIOS等をコールせずにキー
コードを取得することもある。従って、本例のキー入力
待ち状態検出回路25では、アプリケーションソフトの
殆どがキー入力待ちのチェックをキーバッファのカウン
タ値を参照して行っていることに着目し、このキーバッ
ファカウンタの値からキー入力待ちであるか否かを判断
するようにしている。この処理は、BOISを介してキ
ーコードを取得する場合にも行われる処理であり、アプ
リケーションソフトが稼働している場合に限らず、OS
の入力待ち状態も検出できるので、キー入力待ち状態と
なっていることを効率的に検出し、CPUのパワーセー
ブを図ることができる。
できる状態として、キー入力待ちとなっている状態が考
えられる。この状態は、例えば、OSを直接使用する状
態においてコマンド待ちの状態があり、MS−DOS
(マイクロソフト社の商標)を使用する場合には、DO
Sプロンプト状態と呼ばれているキー入力待ち状態があ
る。この状態をソフトウェア的に判断することも可能で
あるが、OS上で動くワープロソフトなどのアプリケー
ションでは、OSまたはBIOS等をコールせずにキー
コードを取得することもある。従って、本例のキー入力
待ち状態検出回路25では、アプリケーションソフトの
殆どがキー入力待ちのチェックをキーバッファのカウン
タ値を参照して行っていることに着目し、このキーバッ
ファカウンタの値からキー入力待ちであるか否かを判断
するようにしている。この処理は、BOISを介してキ
ーコードを取得する場合にも行われる処理であり、アプ
リケーションソフトが稼働している場合に限らず、OS
の入力待ち状態も検出できるので、キー入力待ち状態と
なっていることを効率的に検出し、CPUのパワーセー
ブを図ることができる。
【0022】ここで、キーバッファとは、キー入力後、
キーコードを取り込んでいない入力が幾つあったかを保
存するバッファであり、メインメモリ上に保持されるて
いる。キーボードから入力があり、キーボード割り込み
(ハードウェア割り込み)が発生すると、BIOSルー
チンの中でこのバッファの値がカウントアップされる。
従って、アプリケーションプログラムあるいはOSは、
キー待ち状態になると、キーバッファカウンタ値を一定
周期で参照する。そして、論理アドレス0:528hに
対しメモリーリードした時のアクセスをCPUのI/F
信号からハード的に検出し、キー入力待ちによる検出サ
イクルであることを識別する。この条件に加えて、0:
528hが00hであることの2つの条件の論理積で以
下に説明するようなCPUのパワーセーブを行う信号を
発生する。
キーコードを取り込んでいない入力が幾つあったかを保
存するバッファであり、メインメモリ上に保持されるて
いる。キーボードから入力があり、キーボード割り込み
(ハードウェア割り込み)が発生すると、BIOSルー
チンの中でこのバッファの値がカウントアップされる。
従って、アプリケーションプログラムあるいはOSは、
キー待ち状態になると、キーバッファカウンタ値を一定
周期で参照する。そして、論理アドレス0:528hに
対しメモリーリードした時のアクセスをCPUのI/F
信号からハード的に検出し、キー入力待ちによる検出サ
イクルであることを識別する。この条件に加えて、0:
528hが00hであることの2つの条件の論理積で以
下に説明するようなCPUのパワーセーブを行う信号を
発生する。
【0023】図3に示したフローチャートに基づき、キ
ー入力待ち状態検出回路の動作を具体的に説明する。ワ
ープロソフトなどのアプリケーションソフトにおいて、
キー入力を受け付ける状態となると、キーバッファのカ
ウンタの値を確認し、カウンタの値が0であればキー入
力がないと判断する。アプリケーションがキー入力を受
け付ける状態となるとステップST1で、キーボード1
1からのデータが入力されたメモリのアドレス空間0:
528hをリードし、この値が「00h」でなければス
テップST3でキーバッファ中のキーコードを取得す
る。そして、ステップST4でキーコードの応じた処理
を選択し、ステップST5ないし7でキーコードに応じ
た処理A、B、Cのいずれかを行う。これらの処理が終
了すると再度アドレス空間0:528hをリードしてキ
ーバッファカウンタの値を確認し、カウンタの値が「0
0h」になるまで上記の処理を繰り返す。アドレス空間
0:528hのカウンタの値が「00h」となるとキー
入力待ち状態検出回路25がステップST2でキー入力
待ち検出信号STKYを出力する。その後、アプリケー
ションソフトは周期的にキー入力の有無をサーチし、そ
の時に、キー入力が行われていないとカウンタ値は「0
0h」のままなので、キー入力待ち状態検出回路25は
再度キー入力待ち検出信号STKYを出力する。このよ
うに、本例ではキーバッファカウンタ値が0のときにキ
ー入力がないとハードウェア的に判断して、OSや様々
なアプリケーションソフトが稼働している状況でもキー
入力待ちの判断ができるようにしている。なお、カウン
タ値の置かれているアドレス空間がキャッシュエリアに
入ってしまうと、キー入力がない状態が続いた場合に、
CPU内でキャッシュヒットし、キーバッファのあるメ
インメモリにアクセスしない状況が生じる。この場合、
キーバッファへのメモリアクセスを検出する本機能が動
作しない。よって本例ではこのカウンタのアドレス空間
をキャッシュしない領域に設けてある。
ー入力待ち状態検出回路の動作を具体的に説明する。ワ
ープロソフトなどのアプリケーションソフトにおいて、
キー入力を受け付ける状態となると、キーバッファのカ
ウンタの値を確認し、カウンタの値が0であればキー入
力がないと判断する。アプリケーションがキー入力を受
け付ける状態となるとステップST1で、キーボード1
1からのデータが入力されたメモリのアドレス空間0:
528hをリードし、この値が「00h」でなければス
テップST3でキーバッファ中のキーコードを取得す
る。そして、ステップST4でキーコードの応じた処理
を選択し、ステップST5ないし7でキーコードに応じ
た処理A、B、Cのいずれかを行う。これらの処理が終
了すると再度アドレス空間0:528hをリードしてキ
ーバッファカウンタの値を確認し、カウンタの値が「0
0h」になるまで上記の処理を繰り返す。アドレス空間
0:528hのカウンタの値が「00h」となるとキー
入力待ち状態検出回路25がステップST2でキー入力
待ち検出信号STKYを出力する。その後、アプリケー
ションソフトは周期的にキー入力の有無をサーチし、そ
の時に、キー入力が行われていないとカウンタ値は「0
0h」のままなので、キー入力待ち状態検出回路25は
再度キー入力待ち検出信号STKYを出力する。このよ
うに、本例ではキーバッファカウンタ値が0のときにキ
ー入力がないとハードウェア的に判断して、OSや様々
なアプリケーションソフトが稼働している状況でもキー
入力待ちの判断ができるようにしている。なお、カウン
タ値の置かれているアドレス空間がキャッシュエリアに
入ってしまうと、キー入力がない状態が続いた場合に、
CPU内でキャッシュヒットし、キーバッファのあるメ
インメモリにアクセスしない状況が生じる。この場合、
キーバッファへのメモリアクセスを検出する本機能が動
作しない。よって本例ではこのカウンタのアドレス空間
をキャッシュしない領域に設けてある。
【0024】図2(a)に基づき、キー入力待ち検出信
号STKYに呼応した本システムの動作を説明する。キ
ー入力待ちの状態になっていると、OSあるいはアプリ
ケーションソフトがサーチするタイミングT1でキー入
力待ち検出信号が出力される。時刻t1にキー入力待ち
検出信号STKYが出力されると、信号生成回路26は
時刻t2にクロック停止信号CLKSTPをアクティ
ブ、すなわち、低レベルにしてCPU20へ出力する。
これによってCPU20内のクロック信号の供給はスト
ップするので、CPU20のコア33の動作は停止し、
消費電力を大幅に低減できる。クロック信号を任意に停
止できるCPUが近年市販されており、例えば、インテ
ル社製の「SLエンハンスド・インテル486SXCP
U」などがある。
号STKYに呼応した本システムの動作を説明する。キ
ー入力待ちの状態になっていると、OSあるいはアプリ
ケーションソフトがサーチするタイミングT1でキー入
力待ち検出信号が出力される。時刻t1にキー入力待ち
検出信号STKYが出力されると、信号生成回路26は
時刻t2にクロック停止信号CLKSTPをアクティ
ブ、すなわち、低レベルにしてCPU20へ出力する。
これによってCPU20内のクロック信号の供給はスト
ップするので、CPU20のコア33の動作は停止し、
消費電力を大幅に低減できる。クロック信号を任意に停
止できるCPUが近年市販されており、例えば、インテ
ル社製の「SLエンハンスド・インテル486SXCP
U」などがある。
【0025】クロック停止信号CLKSTPはタイマカ
ウンタ27がアップする時間T2にわたって継続して出
力され、この期間T2はコア33へのクロック信号の供
給は停止したままである。期間T2が経過し、タイマカ
ウンタ27がアップすると、時刻t3にクロック停止信
号CLKSTPは高レベルに戻り、遮断回路32は閉
じ、クロック信号の供給は再開する。時刻t4にアプリ
ケーションソフト側がキーボード入力をサンプルし、キ
ーバッファカウンタ値が0であると、再度キー入力待ち
状態検出回路25からキー入力待ち検出信号STKYが
出力され、時刻t5からクロック信号の供給がストップ
する。このように、クロック信号の供給を完全に停止す
る場合は、アプリケーションソフトあるいはOS等のキ
ーバッファをサーチするタイミングとクロック信号の供
給を再開するタイミングを合わせる必要がある。時間T
1と時間T2との調整がとれないとキーバッファのサー
チが遅れ、システムの応答が低下することも考えられ
る。このようなケースでは、後述するようなクロックス
ピードを低速に切り換えることによってCPU20の動
作を完全に停止させずに所定のタイミングでキーバッフ
ァのサーチを行うようにできる。
ウンタ27がアップする時間T2にわたって継続して出
力され、この期間T2はコア33へのクロック信号の供
給は停止したままである。期間T2が経過し、タイマカ
ウンタ27がアップすると、時刻t3にクロック停止信
号CLKSTPは高レベルに戻り、遮断回路32は閉
じ、クロック信号の供給は再開する。時刻t4にアプリ
ケーションソフト側がキーボード入力をサンプルし、キ
ーバッファカウンタ値が0であると、再度キー入力待ち
状態検出回路25からキー入力待ち検出信号STKYが
出力され、時刻t5からクロック信号の供給がストップ
する。このように、クロック信号の供給を完全に停止す
る場合は、アプリケーションソフトあるいはOS等のキ
ーバッファをサーチするタイミングとクロック信号の供
給を再開するタイミングを合わせる必要がある。時間T
1と時間T2との調整がとれないとキーバッファのサー
チが遅れ、システムの応答が低下することも考えられ
る。このようなケースでは、後述するようなクロックス
ピードを低速に切り換えることによってCPU20の動
作を完全に停止させずに所定のタイミングでキーバッフ
ァのサーチを行うようにできる。
【0026】本例では、上記のような事態を防止し、さ
らに、マウスやRS−232Cなどの他の入出力がアク
ティブになった場合にレスポンス良くCPU20の性能
を発揮できるように高速要因検出回路28を設けてあ
る。高速要因検出回路28が入出力ポートを監視し、例
えば、キーボード割り込みがあると時刻t6に高速要因
出力ACTIVを出力する。これによって、信号生成回
路26は時刻t5から期間T2は経過していないが、ク
ロック停止信号CLKSTPを取消し、コア33へのク
ロック信号の供給を再開する。これによって、CPU2
0は高速動作を開始し、割り込みに関連した処理を行
う。従って、常時クロック信号が供給されている場合と
同じように情報処理装置の応答を遅らせることなく処理
を開始できる。
らに、マウスやRS−232Cなどの他の入出力がアク
ティブになった場合にレスポンス良くCPU20の性能
を発揮できるように高速要因検出回路28を設けてあ
る。高速要因検出回路28が入出力ポートを監視し、例
えば、キーボード割り込みがあると時刻t6に高速要因
出力ACTIVを出力する。これによって、信号生成回
路26は時刻t5から期間T2は経過していないが、ク
ロック停止信号CLKSTPを取消し、コア33へのク
ロック信号の供給を再開する。これによって、CPU2
0は高速動作を開始し、割り込みに関連した処理を行
う。従って、常時クロック信号が供給されている場合と
同じように情報処理装置の応答を遅らせることなく処理
を開始できる。
【0027】図2(b)に、CPU20からFDDイン
タフェース22を介してFDD12に制御が渡った場合
の動作を示してある。FDDに格納されているファイル
とデータ交換する場合などでは、CPU20から入出力
するデータおよびそのアドレスがインタフェース側に引
き渡されると、FDD側でデータを用意し、さらにイン
タフェース側に引き渡されるまでCPU20は待ち状態
となる。本例の情報処理装置では、FDDに制御が移っ
た時に、時間T5だけFDDインタフェース22から信
号生成回路26に制御引渡信号STFDDを出力するよ
うにしている。信号生成回路26では、時刻t11に制
御引渡信号STFDDがアクティブ、すなわち低レベル
になると、時刻t12にクロック切換信号CLKCHG
をアクティブ(低レベル)にして切換回路24に供給す
る。このクロック切換信号によってCPU20へのクロ
ック信号は低速に切り換わり、CPU20は低消費電力
の動作状態となる。時間T2後にタイマカウンタ27が
アップするまでクロック切換信号CLKCHGは継続し
て出力され、時刻t13になるとクロック切換信号CL
KCHGは高レベルになる。この時点で、制御引渡信号
STFDDが継続して出力されていると、信号生成回路
26は時間T3後の時刻t14に再びクロック切換信号
CLKCHGを低レベルにしてCPU20へのクロック
信号を低速にする。時刻t14から時間T2後の時刻t
15にクロック切換信号CLKCHGが高レベルに戻っ
た後、時刻t16に制御引渡信号STFDDが非アクテ
ィブ、すなわち高レベルとなれば、信号生成回路26は
クロック切換信号を出力することはなく、CPU20へ
のクロック信号は高速まま保持される。
タフェース22を介してFDD12に制御が渡った場合
の動作を示してある。FDDに格納されているファイル
とデータ交換する場合などでは、CPU20から入出力
するデータおよびそのアドレスがインタフェース側に引
き渡されると、FDD側でデータを用意し、さらにイン
タフェース側に引き渡されるまでCPU20は待ち状態
となる。本例の情報処理装置では、FDDに制御が移っ
た時に、時間T5だけFDDインタフェース22から信
号生成回路26に制御引渡信号STFDDを出力するよ
うにしている。信号生成回路26では、時刻t11に制
御引渡信号STFDDがアクティブ、すなわち低レベル
になると、時刻t12にクロック切換信号CLKCHG
をアクティブ(低レベル)にして切換回路24に供給す
る。このクロック切換信号によってCPU20へのクロ
ック信号は低速に切り換わり、CPU20は低消費電力
の動作状態となる。時間T2後にタイマカウンタ27が
アップするまでクロック切換信号CLKCHGは継続し
て出力され、時刻t13になるとクロック切換信号CL
KCHGは高レベルになる。この時点で、制御引渡信号
STFDDが継続して出力されていると、信号生成回路
26は時間T3後の時刻t14に再びクロック切換信号
CLKCHGを低レベルにしてCPU20へのクロック
信号を低速にする。時刻t14から時間T2後の時刻t
15にクロック切換信号CLKCHGが高レベルに戻っ
た後、時刻t16に制御引渡信号STFDDが非アクテ
ィブ、すなわち高レベルとなれば、信号生成回路26は
クロック切換信号を出力することはなく、CPU20へ
のクロック信号は高速まま保持される。
【0028】また、この場合でも、高速要因検出回路2
8からの出力ACTIVによってクロック切換信号CL
KCHGを高レベルに戻し、CPUへのクロック信号を
高速に戻せるようにしている。従って、時刻t15より
前に、FDDからのアクセスがあれば高速要因検出回路
28が動作し、クロック切換信号は高レベルに戻るの
で、CPUの動作に遅れがでることはない。また、本例
では、CPU20から制御引渡信号STFDDを別途、
信号生成回路26へ出力し、キー入力待ちの状態と異な
りクロックスピードを低速に切り換えるようにしてい
る。
8からの出力ACTIVによってクロック切換信号CL
KCHGを高レベルに戻し、CPUへのクロック信号を
高速に戻せるようにしている。従って、時刻t15より
前に、FDDからのアクセスがあれば高速要因検出回路
28が動作し、クロック切換信号は高レベルに戻るの
で、CPUの動作に遅れがでることはない。また、本例
では、CPU20から制御引渡信号STFDDを別途、
信号生成回路26へ出力し、キー入力待ちの状態と異な
りクロックスピードを低速に切り換えるようにしてい
る。
【0029】また前述のSTFDDは、FDD_BIO
SがFDDをアクセスする際に、時間待ちルーチンの所
在に応じて(時間待ちルーチンではCPUは動作する必
要がない)、該ルーチンの先頭でソフト的に発生させる
STFDD_2としてもよい。この場合、FDDI/F
22内に専用のI/Oポートを設け、該ポートからの信
号としてSTFDD_2を設け、これをトリガーとして
信号生成回路26でクロック停止信号CLKSTPが生
成される。信号タイミングは図2(a)に準じ、キー入
力待ち検出信号STKYを入力した場合と同様にCLK
STPを生成すればよい。
SがFDDをアクセスする際に、時間待ちルーチンの所
在に応じて(時間待ちルーチンではCPUは動作する必
要がない)、該ルーチンの先頭でソフト的に発生させる
STFDD_2としてもよい。この場合、FDDI/F
22内に専用のI/Oポートを設け、該ポートからの信
号としてSTFDD_2を設け、これをトリガーとして
信号生成回路26でクロック停止信号CLKSTPが生
成される。信号タイミングは図2(a)に準じ、キー入
力待ち検出信号STKYを入力した場合と同様にCLK
STPを生成すればよい。
【0030】本例の情報処理装置では、上記のようにC
PU20が高速で動作しなくても良い状態を検出してク
ロックスピードを低下することよって、消費電流をほぼ
1/5程度まで抑制することができる。さらに、本例の
情報処理装置では、クロックスピードが速い状態をベー
スとしているので、高速で動作しなくて良いことが明確
である場合以外はCPUは高速で動作している環境にあ
る。従って、CPU内部で継続して処理が進むことが多
いアプリケーションを実行する場合などでも情報処理装
置の機能を減殺することなく消費電流の低減を図れる。
ゲームソフトや、ワープロソフトのように入出力に起因
した動作がCPUの処理の大半を占めるケースでは、入
出力を監視して一定の時間CPUのクロックスピードを
高めても情報処理装置の性能に大きな差はでない。この
ようなケースであれば、図4に基づき説明したように、
クロックスピードが低い状態をベースにした方が消費電
流を削減できる場合もあるので、本例の情報処理装置で
は、初期設定画面においてクロックスピードが速い状態
をベースにするか、低い状態をベースにするかを選択で
きるようになっている。従って、ユーザーは情報処理装
置で取り扱うアプリケーションソフトに適した省電力モ
ードを選択できるようになっている。
PU20が高速で動作しなくても良い状態を検出してク
ロックスピードを低下することよって、消費電流をほぼ
1/5程度まで抑制することができる。さらに、本例の
情報処理装置では、クロックスピードが速い状態をベー
スとしているので、高速で動作しなくて良いことが明確
である場合以外はCPUは高速で動作している環境にあ
る。従って、CPU内部で継続して処理が進むことが多
いアプリケーションを実行する場合などでも情報処理装
置の機能を減殺することなく消費電流の低減を図れる。
ゲームソフトや、ワープロソフトのように入出力に起因
した動作がCPUの処理の大半を占めるケースでは、入
出力を監視して一定の時間CPUのクロックスピードを
高めても情報処理装置の性能に大きな差はでない。この
ようなケースであれば、図4に基づき説明したように、
クロックスピードが低い状態をベースにした方が消費電
流を削減できる場合もあるので、本例の情報処理装置で
は、初期設定画面においてクロックスピードが速い状態
をベースにするか、低い状態をベースにするかを選択で
きるようになっている。従って、ユーザーは情報処理装
置で取り扱うアプリケーションソフトに適した省電力モ
ードを選択できるようになっている。
【0031】なお、本例では、CPU内部で内部のクロ
ック信号の供給を停止できる情報処理装置に基づき説明
したが、CPU外部に切換回路に加えてクロック信号を
遮断できる回路を設けても良いことはもちろんである。
逆に、CPU内部に内部クロック信号の速度を変えられ
る機能を持たしても良いことはもちろんである。また、
CPUがアクセス待ちとなるのは上記の2つのケースに
限らない。ハードディスクやコンパクトディスクとのデ
ータ交換中にCPUの動作速度を低下できる状態が発生
しても同様に処理できることはもちろんである。また、
キーボード入力に限らず、マウスやタッチパネルなどか
らのデータの入力待ち状態を検出してCPUのクロック
スピードを低下させてももちろん良い。
ック信号の供給を停止できる情報処理装置に基づき説明
したが、CPU外部に切換回路に加えてクロック信号を
遮断できる回路を設けても良いことはもちろんである。
逆に、CPU内部に内部クロック信号の速度を変えられ
る機能を持たしても良いことはもちろんである。また、
CPUがアクセス待ちとなるのは上記の2つのケースに
限らない。ハードディスクやコンパクトディスクとのデ
ータ交換中にCPUの動作速度を低下できる状態が発生
しても同様に処理できることはもちろんである。また、
キーボード入力に限らず、マウスやタッチパネルなどか
らのデータの入力待ち状態を検出してCPUのクロック
スピードを低下させてももちろん良い。
【0032】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明に係る情
報処理装置では、CPUなどの処理部が通常通り高速動
作する第1のモードを基本において、これらの処理部の
高速動作が不要である状況を検出してクロックを制御
し、省電力状態の第2の状態とするようにしている。高
速動作を必要とする状況を検出してクロックスピードを
上げるのでは、高速動作を必要とする状況の検出に漏れ
があると、情報処理装置の機能を損ねることになり消費
電力を低減できても高速化された処理部の能力を完全に
発揮させることができない。さらに、高速動作を必要と
する際にクロックスピードを上げても、処理部がすぐに
処理を行えない状態であれば、レスポンスの低下を招く
ことにもなる。しかし、本発明に係る情報処理装置のよ
うに、ベースのクロックの速い通常の動作モードとして
おけば、高速動作が必要な時にはクロックスピードは速
いままであり、処理部の能力をフルに発揮させられる。
一方、高速動作が不要な時はクロックスピードを低下あ
るいは停止させて省電力状態にできるので消費電力も削
減できる。また、高速動作の不要な時以外はクロックス
ピードは速いままなので、情報処理装置のレスポンスの
低下も抑制できる。
報処理装置では、CPUなどの処理部が通常通り高速動
作する第1のモードを基本において、これらの処理部の
高速動作が不要である状況を検出してクロックを制御
し、省電力状態の第2の状態とするようにしている。高
速動作を必要とする状況を検出してクロックスピードを
上げるのでは、高速動作を必要とする状況の検出に漏れ
があると、情報処理装置の機能を損ねることになり消費
電力を低減できても高速化された処理部の能力を完全に
発揮させることができない。さらに、高速動作を必要と
する際にクロックスピードを上げても、処理部がすぐに
処理を行えない状態であれば、レスポンスの低下を招く
ことにもなる。しかし、本発明に係る情報処理装置のよ
うに、ベースのクロックの速い通常の動作モードとして
おけば、高速動作が必要な時にはクロックスピードは速
いままであり、処理部の能力をフルに発揮させられる。
一方、高速動作が不要な時はクロックスピードを低下あ
るいは停止させて省電力状態にできるので消費電力も削
減できる。また、高速動作の不要な時以外はクロックス
ピードは速いままなので、情報処理装置のレスポンスの
低下も抑制できる。
【0033】さらに、本発明に係る情報処理装置では、
高速要因があったときは省電力モードであっても即時ク
ロックスピードを戻し通常の動作モードに復帰できるよ
うにしている。従って、処理部の状況をサンプリングす
る間に環境が変化すれば、処理部を高速に戻せるので、
レスポンスの低下を防止できる。このように、本発明に
係る情報処理装置は、近年処理速度が速くなっているC
PUなどの処理部の処理速度を低下させることなく、そ
の性能を十分に発揮させながら消費電力の低減を図れる
装置である。
高速要因があったときは省電力モードであっても即時ク
ロックスピードを戻し通常の動作モードに復帰できるよ
うにしている。従って、処理部の状況をサンプリングす
る間に環境が変化すれば、処理部を高速に戻せるので、
レスポンスの低下を防止できる。このように、本発明に
係る情報処理装置は、近年処理速度が速くなっているC
PUなどの処理部の処理速度を低下させることなく、そ
の性能を十分に発揮させながら消費電力の低減を図れる
装置である。
【図1】本発明の実施例に係る情報処理装置の概略構成
を示すブロック図である。
を示すブロック図である。
【図2】図1に示す情報処理装置の動きを示すタイミン
グチャートである。
グチャートである。
【図3】図1に示す情報処理装置のキー入力待ち状態検
出回路の動作を示すフローチャートである。
出回路の動作を示すフローチャートである。
【図4】高速化する要因によってクロックスピードを上
げる方法によって省電力を図る情報処理装置の例を示す
ブロック図である。
げる方法によって省電力を図る情報処理装置の例を示す
ブロック図である。
1、20・・CPU 2、23・・クロック信号出力回路 3・・分周回路 4、24・・クロック切換回路 5、28・・高速要因検出回路 6、27・・タイマカウンタ 9、10・・情報処理装置 11・・キーボード 12・・フロッピーディスクドライバ装置 21・・メモリ 22・・フロッピーディスクインタフェース 25・・キー入力待ち検出回路 26・・信号生成回路 31・・周波数逓倍回路 32・・クロック信号遮断回路 33・・CPUコア 40・・CPUが待ち状態であることを検出する部分
Claims (11)
- 【請求項1】 クロックの制御によって通常状態で動作
する第1のモードおよび省電力状態で動作する第2のモ
ードに切り換え可能な処理部を有する情報処理装置であ
って、 前記処理部が前記第1のモードで動作する必要のない状
況を検出して、前記クロックの制御によって所定の時間
だけ前記第2のモードとする低速要因検出部を有するこ
とを特徴とする情報処理装置。 - 【請求項2】 請求項1において、前記処理部は前記第
1および第2のモードで動作可能な中央処理装置であっ
て、 前記低速要因検出部は、前記中央処理装置がアクセス待
ちであることを検出する待ち状態検出部と、待ち状態で
あることを検出したときに所定の時間だけ前記中央処理
装置を前記第2のモードとする指示部とを有することを
特徴とする情報処理装置。 - 【請求項3】 請求項2において、前記待ち状態検出部
は、前記情報処理装置がキー入力待ち状態であることを
検出するキー入力監視部を備えていることを特徴とする
情報処理装置。 - 【請求項4】 請求項3において、前記キー入力監視部
は、キーバッファカウンタ値を参照してキー入力待ちで
あることを判定することを特徴とする情報処理装置。 - 【請求項5】 請求項2において、前記待ち状態検出部
は、前記中央処理装置から周辺処理装置に制御が移行し
たことを判断する制御監視部を備えていることを特徴と
する情報処理装置。 - 【請求項6】 請求項1において、前記情報処理装置の
入出力を監視し、前記第2のモードとすることを取り止
める高速要因検出部を備えていることを特徴とする情報
処理装置。 - 【請求項7】 クロックの制御によって通常スピードで
動作する第1のモードおよび省電力状態で動作する第2
のモードに切り換え可能な中央処理装置を有する情報処
理装置の制御方法であって、 前記中央処理装置の動作が不要な状態を検出すると所定
の時間だけ前記中央処理装置を前記第2のモードにする
切り換える工程を有することを特徴とする情報処理装置
の制御方法。 - 【請求項8】 請求項7において、キーバッファカウン
タ値を参照する工程と、前記キーバッファカウンタ値が
0であると所定の時間だけ前記中央処理装置に対し前記
第2のモードに切り換える信号を出す工程とを有するこ
とを特徴とする情報処理装置の制御方法。 - 【請求項9】 請求項7において、前記中央処理装置か
ら周辺処理装置に制御が移ると、所定の時間だけ前記中
央処理装置に対し前記第2のモードに切り換える信号を
出す工程を有することを特徴とする情報処理装置の制御
方法。 - 【請求項10】 請求項8または9において、前記情報
処理装置に対し入出力動作があると前記第2のモードに
切り換える信号を取り消す工程を有することを特徴とす
る情報処理装置の制御方法。 - 【請求項11】 請求項7において、前記第2のモード
に切り換わると、前記中央処理装置における前記クロッ
クが低速あるいは停止の少なくともいずれかに切り換わ
ることを特徴とする情報処理装置の制御方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6132235A JPH07334266A (ja) | 1994-06-14 | 1994-06-14 | 情報処理装置およびその制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6132235A JPH07334266A (ja) | 1994-06-14 | 1994-06-14 | 情報処理装置およびその制御方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07334266A true JPH07334266A (ja) | 1995-12-22 |
Family
ID=15076531
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6132235A Pending JPH07334266A (ja) | 1994-06-14 | 1994-06-14 | 情報処理装置およびその制御方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07334266A (ja) |
-
1994
- 1994-06-14 JP JP6132235A patent/JPH07334266A/ja active Pending
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