JPH07334105A - 広告表示装置 - Google Patents

広告表示装置

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JPH07334105A
JPH07334105A JP15525394A JP15525394A JPH07334105A JP H07334105 A JPH07334105 A JP H07334105A JP 15525394 A JP15525394 A JP 15525394A JP 15525394 A JP15525394 A JP 15525394A JP H07334105 A JPH07334105 A JP H07334105A
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Japan
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JP15525394A
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Inventor
Katsuyuki Takahashi
活幸 高橋
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ORIENT KIKAKU KK
Original Assignee
ORIENT KIKAKU KK
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 各種の競技グランドの周囲に設置され、選手
等が飛び出し、衝突することがあっても、これを緩衝
し、負傷させないように安全なものとする。 【構成】 底部にある高さが低い基部2上にコイルスプ
リング状の弾撥復原作用部4を介して支柱本体3を立脚
状に連結して成る複数の支柱1を競技グランド周囲に立
設配列する。支柱1は、夫々の全体を軟弾性材料製の緩
衝体8によって覆い、支柱1に付設した支持機構20を
介して支柱1相互間に可撓性の広告体10を張設する。
支持機構20は、支柱1の上下方向に沿って固定した支
持ベース21と、支持ベース21側面に沿っている広告
体10の側縁部に形成した連結部11内に挿入した支持
バー12を挿入スライドして固定する支持溝部26を備
えた支持レール25と、支持レール25を支持ベース1
の連繋溝部28内に係合する連繋ネジ29を支持ベース
21にネジ止めして成る連繋手段27とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば狭いサッカー競
技場等のグランド周囲に設置され、選手等が衝突するこ
とがあっても、その衝撃を回避し、負傷させることがな
く、安全に競技を続行できるようにした広告表示装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】近時のサッカーブームに関連して、サッ
カー競技場には数多くの広告表示装置が設置され、例え
ば来場者に対しての、また、テレビ中継における中継画
面中に撮影されるようにして宣伝広告効果を上げるよう
にしている。特に、グランド周囲に配置されるものは、
選手の動き、移動に伴ない自然に視界に入り、これを直
接に見る者、更には中継画面中で自然に撮影されること
でその視聴者等に頻繁にアピールするものである。
【0003】そのための従来の広告表示装置は、競技場
自体が他のスポーツ競技に使用できる多目的のものであ
ること等を考慮して移動自在となるように、例えば移動
自在に形成したベース上に、表面が広告表示面となって
いる表示板を前後に傾斜して配置することで断面でほぼ
山形状に構成されているフィールドサインボードと呼ば
れる山形スタンド式のものであった。この従来の広告表
示装置によると、グランドの内外から、また、傾斜した
観覧スタンド上からも確実に見ることができるから、宣
伝広告効果は極めて大きいものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】そして、従来のこの種
の山形スタンド式の広告表示装置では、その構成部材が
剛性のものであるために、選手が競技するグランド周囲
にこれが配置される場合には、例えばサッカー競技等で
は競技グランド周囲にもボールが転がり、また、選手が
飛び出すことがあることを考慮して、競技グランドのサ
イド、エンドの各競技ラインからは相当程度に離して設
置されるものであった。
【0005】ところが、競技グランド周囲に余分なスペ
ースがない狭い競技場等であっても上述の従来の山形ス
タンド式の広告表示装置を設置すると、選手が競技グラ
ンドから競技の勢い等で飛び出してしまう場合には衝突
して思わぬ怪我、負傷をすることがあり、非常に危険な
ものであった。
【0006】そこで、本発明は、叙上のような従来存し
た諸事情に鑑み創出されたもので、競技する選手等が競
技グランドから飛び出し、衝突することがあっても、そ
の衝撃を回避でき、選手等が負傷しないように安全なも
のとし、また、サッカー競技場のみならず、各種の狭い
競技場であっても簡単に設置できるようにした広告表示
装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上述した目的を達成する
ため、本発明にあっては、底部に形成した高さが低い基
部2上に弾撥復原作用部4を介して支柱本体3を立脚状
に連結して成り、適宜間隔毎に配列される複数の支柱1
と、これらの支柱1夫々の全体を覆う軟弾性材料製の緩
衝体8と、支柱1に付設された支持機構20,30を介
して支柱1相互間に架装される広告体10とを備えたこ
とを特徴とする。広告体10は、可撓性あるものとして
支柱1相互間に張設することができる。第一の支持機構
20は、支柱1に固定される支持ベース21と、この支
持ベース21側面に沿って広告体10の側縁部を固定す
る支持レール25と、支持レール25を支持ベース1に
連繋する連繋手段27とを備えて成る。この支持機構2
0における支持ベース21は、支柱1の上下方向に沿う
ように配置される断面でほぼ矩形溝形状に形成されてい
る。支持レール25は、広告体10の側縁部に形成した
筒状の連結部11内に挿入される支持バー12を連結部
11と共にスライド挿入させる開口縁が窄まっている断
面でほぼ円形溝状の支持溝部26を一側面に備えてい
る。連繋手段27は、支持溝部26とは反対側である支
持レール25自体の他側面に、開口縁が窄まっている断
面でほぼ矩形溝状に形成した連繋溝部28内に係合する
頭部を有する連繋ネジ29を支持ベース21にネジ止め
して構成することができる。また、第二の支持機構30
は、支柱1に固定される支持ベース31と、この支持ベ
ース31の上下部に配した上下部のワイヤー掛け部32
A,32Bと、表裏の二重面構造にした広告体10の上
部内に、両側縁に位置する折り返し部が上部ワイヤー掛
け部32Aに係合された状態で上縁部に沿って配装され
る上部ワイヤー33Aと、同じく、広告体10の下部内
に、両側縁に位置する折り返し部が下部ワイヤー掛け部
32Bに係合された状態で下縁部に沿って配装される下
部ワイヤー33Bと、上下部のワイヤー33A,33B
の折り返し部自由端相互を引き締めるよう、広告体10
内のほぼ中心位置に配置されるターンバックル部材34
とを備えて構成することができる。
【0008】
【作用】本発明に係る広告表示装置にあって、広告体1
0を架装支持する支柱1に、例えば選手等が衝突するこ
とがあると、弾撥復原作用部4によって、基部2に対し
て支柱本体3が傾き、その衝撃を緩衝体8と共に緩和さ
せる。また、支柱1相互間に張設された可撓性ある広告
体10は、衝突の際の衝撃を一層緩和させ、広告体10
自体に選手等が衝突してもこれらを負傷させない。第一
の支持機構20において、支柱1に固定した支持ベース
21は、支持レール25、連繋手段27を介して広告体
10の側縁部を保持し、全体に適宜なテンションを付与
して緊張させ、また、左右で対称的に広告体10を中立
的に保持させる。広告体10の側縁部に形成した連結部
11内に挿入した支持バー12は、側縁部自体を剛性化
し、支持レール25の支持溝部26内への挿入スライド
を円滑にさせる。第二の支持機構30において、広告体
10内に配装された上下部のワイヤー33A,33B
は、広告体10を緊張させ、上下部のワイヤー33A,
33B夫々の折り返し自由端部を引き締めるターンバッ
クル部材34は、上下部のワイヤー33A,33B自体
のテンションを調整させる。また、広告体10自体に選
手等が衝突することがあっても、上下部のワイヤー33
A,33Bがそれを弾撥的に跳ね返えし、衝撃を緩和さ
せる。
【0009】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の一実施例を説
明するに、図において示される符号1は、例えばサッカ
ー競技場等における競技グランドの周囲であるエンド、
サイド等の競技ライン外方に、競技グランドを囲繞する
ように適宜間隔で複数にして配列される立設された支柱
である。この支柱1は、底部に形成した高さが低い基部
2と、上部側に形成した中空柱状の支柱本体3と、これ
らの基部2、支柱本体3両者間に介在されて両者2,3
相互を連結するコイルスプリング状の弾撥復原作用部4
とから成り、競技グランドのグランド外周の所定位置で
構成されるコンクリート製の基礎5中に設けられるパイ
プ状の収納部6内に昇降自在にすることで収納されるよ
うになっている。そして、支柱本体3に対する外部から
の衝撃その他によって弾撥復原作用部4位置にて揺動傾
斜し(図2参照)、その衝撃その他の解除によって直立
した原状態に復原するもので、弾撥復原作用部4自体
は、例えば競技選手等の体重、その衝撃荷重その他に対
しての十分な耐衝撃性を備えていると共に、また、基部
2、支柱本体3両者相互間をしっかりと連結している。
この支柱1自体は、例えば競技グランド周囲から2〜3
m程度あるいは4〜5m程度で離して配列される。
【0010】また、この支柱1には、これ1の全体を覆
う有底筒状の軟弾性材料製の緩衝体8が付設されてお
り、例えば緩衝性に富むスポンジゴムの如き発泡合成樹
脂を素材として形成してある。なお、図中符号9は、後
述の取り付けボルト23を貫挿させる貫挿孔である。
【0011】そして、基礎5上に立設されている支柱1
相互間には、支持機構20,30を介して可撓性の広告
体10が張設されており、この広告体10自体は、例え
ば表裏面夫々に適宜内容の宣伝広告が表示された塩化ビ
ニール樹脂製のシートのものとしてあり、傾動する支柱
1に追随して若干でも伸張可能なものとしてある。下よ
り、広告体10自体は、可撓性あるものとせずに、板材
等の剛性パネルによって形成することも可能であり、そ
の材質に特に限定されるものではない。
【0012】図1乃至図3に示された第一の支持機構2
0は、支柱1に固定される支持ベース21と、この支持
ベース21側面に沿って広告体10の側縁部を固定する
支持レール25と、支持レール25を支持ベース1に連
繋する連繋手段27とを備えて成る。支持ベース21自
体は、支柱1の上下方向に沿うように配置される断面で
ほぼ矩形溝形状のチャンネル鋼材にて形成されている。
そして、支柱1外周面に固着したナット22に、支持ベ
ース21内方から貫挿させた取り付けボルト23を、支
持ベース21の奥底壁外側面の上下部に固着してある溝
形状のスペーサー24を介在させて捩じ込むことで、支
持ベース21を支柱1に取り付けられるようにしてあ
る。支持レール25は、広告体10の側縁部に、この側
縁部を縫い合わせる等によって形成した筒状の連結部1
1内に挿入される支持バー12を連結部11と共にスラ
イド挿入させるよう、開口縁が窄まっている断面でほぼ
円形溝状の支持溝部26を一側面に備えている。また、
連繋手段27は、支持溝部26とは反対側である支持レ
ール25自体の他側面に、開口縁が窄まっている断面で
ほぼ矩形溝状の連繋溝部28を形成しておき、この連繋
溝部28内に係合する頭部を有する連繋ネジ29を支持
ベース21の側壁内外に配置されるナット等にてネジ止
めするようにして成るものである。ナットを介して連繋
ネジ29を支持レール25にネジ止めするとき、その捩
じ込み長さの調整によって広告体10自体に適当なテン
ションを付与でき、設置現場における広告体10自体の
張り具合の対応調整を可能にする。
【0013】この支持機構20は、支柱1夫々に配装さ
れており、隣接する支柱1相互間で広告体10を支持す
るに際し、広告体10夫々の側縁部における連結部11
が支持バー12を介して支持手段20夫々における支持
レール25に挿入された状態で支持される。また、支持
機構20の支持レール25は、隣接配置される広告体1
0夫々の側縁部を左右で対状に支持しているから、両側
外方からのテンションが付与されることで中立状に維持
され、過度な偏った応力が負荷されないものである。
【0014】また、図中符号13は、支持レール25の
開口端を隠蔽する保護カバーであり、選手、観客等が接
触した場合の安全性を確保するものである。
【0015】一方、図5に示された第二の支持機構30
は、上述の第一の支持機構20における支持ベース21
と同様に形成され、支柱1に固定される支持ベース31
と、この支持ベース31の上下部に配した上下部のワイ
ヤー掛け部32A,32Bと、表裏の二重面構造にした
広告体10の上部内に、両側縁に位置する折り返し部が
上部ワイヤー掛け部32Aに係合された状態で上縁部に
沿って配装される上部ワイヤー33Aと、同じく、広告
体10の下部内に、両側縁に位置する折り返し部が下部
ワイヤー掛け部32Bに係合された状態で下縁部に沿っ
て配装される下部ワイヤー33Bと、上下部のワイヤー
33A,33Bの折り返し部自由端相互を引き締めるよ
う、広告体10内のほぼ中心位置に配置されるターンバ
ックル部材34とを備えて成る。
【0016】この図5における広告体10自体は、図に
示すように、上下縁部には上下部のワイヤー33A,3
3B夫々を貫挿させるようにほぼC字状に湾曲させた貫
挿部15を形成してあり、また、表裏面のいずれか一方
は他方に対し揺動開閉されるように、例えば上縁部を支
点とし、下縁部を開放端とすることで全体として二つ折
り状となるように構成することで、広告体10内に配置
したターンバックル部材34によるワイヤー33A,3
3B夫々の緊締、弛緩操作を行なえるように配慮してあ
る。なお、この図5における広告体10自体は、ターン
バックル部材34による操作が可能であれば、上下方向
でほぼ偏平となる筒状に形成することも可能である。
【0017】また、図示にあってのターンバックル部材
34は、上下のワイヤー33A,33Bの折り返し部自
由端を纏め全体として襷掛け状に掛け渡されるように連
繋し、両者33A,33Bを同時に操作するものとして
あるが、上下のワイヤー33A,33B夫々を各別に操
作できるようにすることもできる。なお、図中符号35
は、支持ベース31側壁に開穿したワイヤー33A,3
3B挿通用のスリットであり、上下部のワイヤー掛け部
32A,32B夫々は所定径のピンロッド材にワイヤー
33A,33Bを折り返させる溝部を外周面に形成して
ある。
【0018】図5における符号36は、支柱1における
弾撥復原作用部4を介しての支柱1自体の傾き方向を規
制するために、基部2、支柱本体3相互間に掛け渡した
規制板である。
【0019】いずれにしても、広告体10の支柱1相互
間における配置は、図示例の支持機構20,30による
場合に限らず、種々に変更可能であり、選手等が広告体
10に衝突することがあっても、選手等を負傷させるこ
とがないように剛性な素材を主として使用せずに構成さ
れていれば足りるものである。
【0020】次に、これの設置使用の一例を説明する
と、例えば競技グランドにおける周囲外方に、競技グラ
ンドを囲繞するように適宜間隔毎に複数の支柱1を立脚
状に基礎5を介して配列する。このとき、四隅に配置さ
れるものは、弾性復原作用がない通常の剛性構造の支柱
のものとし、各エンド、サイドラインに沿つてほぼ直線
状に配置される夫々の広告体10の張設力を十分に支持
できるようにし、また、支柱1夫々に付設の支持機構2
0,30は、競技グランドの外方側に向けられたものと
してある。
【0021】そして、立脚設置された隣接する支柱1を
一対としてその相互間に広告体10を支持するもので、
支持機構20においての支持ベース21の左右両側に連
繋手段27を介して支持レール25を連繋しておき、支
持レール25の支持溝部26内に、支持バー12によっ
て半ば剛性化された連結部11を挿入することで、広告
体10を張設する(図3参照)。また、二重面構造の広
告体10では、支持機構30において掛け渡した上下の
ワイヤー33A,33Bをターンバックル部材34によ
って緊締することで張設する(図5参照)。
【0022】
【発明の効果】本発明は以上のように構成されており、
これがため、例えば狭いサッカー競技場等で競技する選
手等が競技グランドから飛び出し、競技グランド周囲に
配された支柱1に衝突することがあっても、その衝撃力
を緩和、回避できるから、選手等が負傷することがな
く、安全にゲームを続行でき、また、狭い競技場であっ
ても簡単に設置できるものである。
【0023】すなわち、本発明にあっては、広告体10
を架装支持する支柱1において、底部に形成した基部
2、上部側に形成した支柱本体3両者間に介在されて両
者2,3相互を連結する弾撥復原作用部4を設けてある
から、支柱1自体が弾性復原可能に傾動自在なものとな
り、選手等が支柱1に衝突することがあると、図2、図
4に示すように、支柱1自体が傾き、その衝撃を緩衝体
8と共に緩和し、選手等を負傷させることがないのであ
る。また、この支柱1は、緩衝体8によって覆われてい
るから、選手等が衝突した際の緩衝作用を発揮し、支柱
1自体に起因する衝撃を確実に緩和し、また、弾撥復原
作用部4を隠蔽するから、支柱1自体の体裁を良好なも
のとしている。
【0024】特に、広告体10自体が可撓性があるもの
として支柱1相互間に張設される場合には、この広告体
10自体に選手等が衝突することがあっても、衝撃緩和
に大きく役立ち、選手等を負傷させることがない。
【0025】隣接する支柱1相互間で広告体10を保持
する第一の支持機構20は、支柱1の上下方向に沿って
固定される支持ベース21側面に沿って広告体10の側
縁部を固定する支持レール25と、支持レール25を支
持ベース1に連繋する連繋手段27とを備えているか
ら、広告体10を適当な緊張状態で支持し、また、衝撃
等で傾く支柱1に追随するから、広告体10自体を損傷
させることもない。
【0026】また、広告体10の側縁部に形成した筒状
の連結部11内に支持バー12を挿入するから、挿入後
ではこの連結部11が半ば剛性化され、支持レール25
の支持溝部26内への挿入スライドを円滑にすると共
に、開口縁が窄まっている支持溝部26にしっかりと係
合し、支柱1が傾くことがあっても離反することなく追
随し、支柱1の直立状態への復原に伴ない、広告体10
も原位置に復帰し、その宣伝広告作用が減殺されること
もない。
【0027】ワイヤーテンション式の第二の支持機構3
0は、広告体10内の上下部に配装した上下部のワイヤ
ー33A,33Bが広告体10を緊張させたものとし、
この広告体10自体に選手等が衝突することがあって
も、上下部のワイヤー33A,33Bが支持ベース31
の上下部のワイヤー掛け部32A,32B夫々で折り返
されてしっかりと支持されていることと相俟ち、それを
弾撥的に跳ね返し、安全性を向上させる。また、上下部
のワイヤー33A,33B夫々の折り返し自由端部は、
広告体10内のほぼ中心位置に配置されるターンバック
ル部材34に連繋され、このターンバックル部材34を
引き締めることで、上下部のワイヤー33A,33B自
体のテンションを調整でき、広告体10の適当な緊張状
態を常時維持できるものである。
【0028】更に、いずれの支持機構20,30にあっ
ても、支柱1に固定した支持ベース21,31に対し
て、その左右で対称的に広告体10を緊張状態で支持す
るから、左右側からの適当なテンションによって中立的
に保持されるものとなり、支柱1自体がいずれかの方向
に傾くこともなく、直立状態を維持できるのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す一部切欠分解斜視図で
ある。
【図2】同じく縦断面図である。
【図3】同じく平断面図である。
【図4】同じく使用状態の概略斜視図である。
【図5】本発明の他の実施例を示す一部切欠斜視図であ
る。
【符号の説明】
1…支柱 2…基部 3…支柱本体 4…弾撥復原作
用部 5…基礎 6…収納部 8…緩衝体 9…貫挿孔 10…広告体 11…連結部 12…支持バー 13…保護カバ
ー 15…貫挿部 20…支持機構 21…支持ベー
ス 22…ナット 23…取り付け
ボルト 24…スペーサー 25…支持レー
ル 26…支持溝部 27…連繋手段 28…連繋溝部 29…連繋ネジ 30…支持機構 31…支持ベー
ス 32A…上部ワイヤー掛け部 32B…下部ワ
イヤー掛け部 33A…上部ワイヤー 33B…下部ワ
イヤー 34…ターンバックル部材 35…スリット 36…規制板

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 底部に形成した高さが低い基部上に弾撥
    復原作用部を介して支柱本体を立脚状に連結して成り、
    適宜間隔毎に配列される複数の支柱と、これらの支柱夫
    々の全体を覆う軟弾性材料製の緩衝体と、支柱に付設さ
    れた支持機構を介して支柱相互間に架装される広告体と
    を備えたことを特徴とする広告表示装置。
  2. 【請求項2】 広告体は、可撓性あるものとして支柱相
    互間に張設されている請求項1記載の広告表示装置。
  3. 【請求項3】 支持機構は、支柱に固定される支持ベー
    スと、この支持ベース側面に沿って広告体の側縁部を固
    定する支持レールと、支持レールを支持ベースに連繋す
    る連繋手段とを備えて成る請求項1または2記載の広告
    表示装置。
  4. 【請求項4】 支持ベースは、支柱の上下方向に沿うよ
    うに配置される断面でほぼ矩形溝形状に形成されている
    請求項3記載の広告表示装置。
  5. 【請求項5】 支持レールは、広告体の側縁部に形成し
    た筒状の連結部内に挿入される支持バーを連結部と共に
    スライド挿入させる開口縁が窄まっている断面でほぼ円
    形溝状の支持溝部を一側面に備えている請求項3または
    4記載の広告表示装置。
  6. 【請求項6】 連繋手段は、支持溝部とは反対側である
    支持レール自体の他側面に、開口縁が窄まっている断面
    でほぼ矩形溝状に形成した連繋溝部内に係合する頭部を
    有する連繋ネジを支持ベースにネジ止めして成る請求項
    3乃至5のいずれか記載の広告表示装置。
  7. 【請求項7】 支持機構は、支柱に固定される支持ベー
    スと、この支持ベースの上下部に配した上下部のワイヤ
    ー掛け部と、表裏の二重面構造にした広告体の上部内
    に、両側縁に位置する折り返し部が上部ワイヤー掛け部
    に係合された状態で上縁部に沿って配装される上部ワイ
    ヤーと、同じく、広告体の下部内に、両側縁に位置する
    折り返し部が下部ワイヤー掛け部に係合された状態で下
    縁部に沿って配装される下部ワイヤーと、上下部のワイ
    ヤーの折り返し部自由端相互を引き締めるよう、広告体
    内のほぼ中心位置に配置されるターンバックル部材とを
    備えて成る請求項1または2記載の広告表示装置。
JP15525394A 1994-06-14 1994-06-14 広告表示装置 Pending JPH07334105A (ja)

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