JPH0733370B2 - ε−カプロラクタムの製造方法 - Google Patents

ε−カプロラクタムの製造方法

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JPH0733370B2
JPH0733370B2 JP62016334A JP1633487A JPH0733370B2 JP H0733370 B2 JPH0733370 B2 JP H0733370B2 JP 62016334 A JP62016334 A JP 62016334A JP 1633487 A JP1633487 A JP 1633487A JP H0733370 B2 JPH0733370 B2 JP H0733370B2
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hydrogen
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ウヴェ、ファグト
ヴォルフガング、ハルダー
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Description

【発明の詳細な説明】 (技術分野) 本発明は、高温高圧下、水素添加触媒の存在下におい
て、5−ホルミル吉草酸エステルを過剰量のアンモニア
及び水素と、溶媒を使用し液相で反応させることにより
ε−カプロラクタムを製造する方法に関するものであ
る。
(従来技術) 英国特許1191539号明細書には、鋼触媒を使用し、260℃
の温度で、5−ホルミル吉草酸エステルと、水素、アン
モニア及び水蒸気とを気相で反応させてε−カプロラク
タムを製造する方法が記載されている。しかしながら、
この方法は熱的に不安定な5−ホルミル吉草酸エステル
を気化させ難いこと及び触媒耐用時間が不十分であるこ
とに問題がある。日本国特許出願公告昭43−29148号公
報により、230℃の温度、150バールの圧力で、ラニーニ
ッケルを使用し、水の存在下に液相において5−ホルミ
ル吉草酸エステルをアンモニアと反応させることは公知
である。しかしながら、この方法は工業的に実施して収
率が極めて不安定である点に欠点がある。
従ってこの分野の技術的課題は、5−ホルミル吉草酸エ
ステルから出発して、副生成物の形成をなるべく僅少と
し、収率の高いε−カプロラクタムの製造方法を提供す
ることである。
(発明の要約) 上述の技術的課題は、(a)高圧下、40乃至130℃の温
度、水素添加触媒の存在下に、溶媒としてアルカノール
を使用し、5−ホルミル吉草酸エステルを過剰量のアン
モニア及び水素と反応させ、(b)得られた反応混合物
からアンモニア及び水素を除去し、(c)このようにし
て得られた反応混合物を、高温においてアルカノールを
除去しつつ水と反応させ、(d)このようにして得られ
た反応混合物を150乃至370℃の温度に加熱してε−カプ
ロラクタムを得ることを特徴とする本発明方法により解
決され得ることが見出された。
この新規の方法は収率が高く副生成物が僅少であるとい
う利点を有する。
(発明の構成) 使用される5−ホルミル吉草酸エステルとしては、5−
ホルミル吉草酸アルキルエステル、ことにC1乃至C4のア
ルカノール、例えばメチル、エチル、プロピル、イソプ
ロピル、n−ブチルのエステルが好ましい。従って適当
な出発物質は5−ホルミル吉草酸メチルエステル、5−
ホルミル吉草酸プロピルエステル、5−ホルミル吉草酸
イソプロピルエステル、5−ホルミル吉草酸エチルエス
テル或は5−ホルミル吉草酸−n−ブチルエステルであ
る。ことに工業的に5−ホルミル吉草酸メチルエステル
が適当である。
工程(a)における反応は、溶媒としてアルカノールを
使用して行われる。この場合5−ホルミル吉草酸エステ
ルのアルコールに相当するアルカノールを使用するのが
有利である。従って有利な溶媒はメタノール、エタノー
ル、プロパノール、イソプロパノール或はn−ブタノー
ルである。ことに5−ホルミル吉草酸メチルエステルと
メタノールとの組合せが好ましい。5−ホルミル吉草酸
エステルは、上述の溶媒に溶解させた1乃至50重量%、
好ましくは2乃至35重量%、ことに5乃至25重量%の溶
液として使用するのが有利である。
反応に際してアンモニアは過剰量使用される。5−ホル
ミル吉草酸エステル1モルに対し、2乃至50モルのアン
モニアを使用するのが好ましい。5−ホルミル吉草酸エ
ステル1モルに対し、5乃至30モル、特に10乃至25モル
のアンモニアを使用する時に好ましい結果が得られる。
反応は40乃至130℃、好ましくは40乃至95℃、ことに60
乃至90℃の温度で、液相において行われる。
5−ホルミル吉草酸エステル1モルに対し、1乃至20モ
ルの水素を使用するのが有利である。この場合5乃至10
00バール、好ましくは20乃至500バール、ことに50乃至2
00バールの水素分圧を維持するのが有利である。
水素添加触媒として好ましいのは、周期律表VIII族の金
属の、ことにニッケル或はコバルト触媒及びパラジウ
ム、白金或はロジウムのような貴金属触媒である。触媒
金属は、例えばラニーニッケル或はラニーコバルトのよ
うな微細分散液状の或は磁力保持された全体触媒とし、
或は混合触媒として、更には担体上に被着させて使用す
ることができる。この場合の適当な担体は例えば酸化ア
ルミニウム、シリカゲル或は珪酸マグネシウムである。
またスケルトン触媒も適当である。触媒活性金属はこと
に微細粉状において使用するのがことに有利である。
以下の式(I) 〔(MgaNi(II)bCo(II)c)Al2〕CO3(OH)16×4H2O
(ただし式中aは0乃至4の整数或は小数、b及びcは
0乃至6の整数或は小数を意味するが2(a+b+c)
=12の要件を充足しなければならない)で表わされる化
合物を200乃至600℃で焼し、次いで高温、例えば350
乃至400℃で水素により還元して調製された触媒を使用
するのがことに有利である。ことに以下の式 Ni6Al2(OH)16CO3×4H2O Ni5MgAl2(OH)16CO3×4H2O Co6Al2(OH)16CO3×4H2O Co3MgAl2(OH)16CO3×4H2O で表わされる化合物を焼し、還元して得られる触媒を
使用する場合にことに好結果をもたらすことが実証され
ている。
上記式(I)の化合物は、例えば以下のようにして得ら
れる。すなわち、ニッケル、アルミニウム、コバルト及
びマグネシウムをその水溶性の塩、例えば塩化物、硫酸
塩、ことに硝酸塩を、触媒の所望の組成になるべく近
く、式(I)の理論量に合致する量割合に合併して水に
溶解する。
この金属塩水溶液は全体で0.5乃至3モル、ことに1.0乃
至2モルの金属イオンが含有されるべきである。この水
溶液は50乃至100℃、ことに100℃までの温度に加熱さ
れ、0.5乃至10分、ことに3分までの間に当量、ことに
僅かに過剰量の、50乃至100℃、ことに80乃至100℃に加
熱された、アルカリ金属重炭酸塩の1乃至3モル、こと
に1.5乃至2.5モル溶液と合併する。アルカリ金属重炭酸
塩は、重炭酸塩の理論量に対し20重量%までの、ことに
0.5乃至3重量%過剰量使用するのが好ましい。金属塩
溶液の添加後、更に10乃至30分間、ことに15乃至20分間
撹拌し、次いで得られた沈澱物を別し、水で洗浄し、
50乃至200℃、ことに100乃至160℃の温度で乾燥する。
塩基性炭酸塩はほぼ当量で得られる。アルカリ金属重炭
酸塩としては、ことに重炭酸ナトリウム或は重炭酸カリ
ウムが適当である。また当然であるが上記重炭酸塩混合
物も使用され得る。更に、二酸化炭素沈降の間に上述し
たアルカル金属炭酸塩を導入する場合、炭酸ナトリウム
及び/或は炭酸カリウムのようなアルカリ金属炭酸塩で
金属イオンの沈澱をもたらすことも可能であるが、これ
は最終的には重炭酸塩による沈澱と同じことに帰する。
焼については、例えば5乃至40時間、ことに15乃至30
時間継続する場合、250乃至400℃の温度を採用するのが
好ましい。触媒としての本来の使用の前に180乃至500
℃、ことに250乃至450℃の温度で、5乃至100時間、こ
とに10乃至100時間にわたり還元処理するのが好まし
い。
その他の適当な触媒としてニッケル微細粉を、担体、こ
とに珪酸マグネシウムに被着して成るニッケル触媒であ
る。このような触媒は担体を含めた触媒全体に対して30
乃至60重量%のニッケル分を含有することが望ましい。
この種の触媒は西独特許1545428号明細書に記載されて
いる。
触媒としてはラニーニッケル乃至ラニーコバルトを使用
することが好ましく、この場合分散液状に処理し、或は
触媒を反応圏において永久磁石或は磁場乃至電磁場に在
る軟鉄に吸着させて使用する。この磁石は例えば反応圏
に杆状体の形態で配設される。
反応は例えば高圧容器中においてバッチ式で行うことが
できる。しかしながら、反応は例えば耐圧混合容器、こ
とにカスケードにおいて連続的に行うのが好ましい。反
応中のバックムキシングをできるだけ回避することが望
ましい。ことに筒状容器中において、5−ホルミル吉草
酸エステルのアルコール溶液及びアンモニアを固定的に
配置された触媒床に導く方法の好ましいことが実証され
ている。この場合ことに液相式に行うことが望ましい。
工程(a)から排出される反応混合物として、圧力解放
により水素を除去したものは、6−アミノカルボン酸エ
ステル、使用したアルコール、過剰量のアンモニア及び
僅少量のε−カプロラクタムから成る。
5−ホルミル吉草酸メチルエステル及び溶媒メタノール
を使用する場合には、6−アミノカプロン酸メチルエス
テルならびにアンモニアに対し、1乃至10モル%のカプ
ロラクタムを含有する6−アミノカプロン酸メチルエス
テルのメタノール溶液から成る反応混合物が得られる。
第2の工程(b)において、過剰量のアンモニアならび
に溶解水素を反応混合から除去する。これは例えば留去
乃至不活性ガスによるストリッピング処理により行われ
る。生成アンモニア及び過剰量の水素は工程(a)に返
送利用するのが好ましい。ことに再使用されるべき溶液
中におけるアンモニア分が0.1乃至2重量%、ことに0.1
乃至1重量%である場合には好ましい結果が実証されて
いる。
実質的に6−アミノカプロン酸、アルカノールと、少量
のアンモニア及びε−カプロラクタムとを含有する生成
反応混合物を、次いで高温下にアルカノールを除去しつ
つ水との反応に附する(工程(c))。
6−アミノカプロン酸エステル及びε−カプロラクタム
の全量に対し1乃至20、ことに3乃至10倍量の水を使用
するのが好ましい。
適当な反応温度は50乃至250℃、ことに80乃至150℃であ
る。反応は常圧或は加圧下、例えば5バールまでの加圧
下に、このような温度により非連続的に或は連続的に行
われる。アルカノール除去のために蒸留装置を具備した
適宜の撹拌反応帰或はそのカスケードにおいて連続的に
行うのが好ましい。
除去されたアルカノールは水素添加工程(a)に返送再
利用するのが好ましい。90%以上、ことに95%以上の6
−アミノカプロン酸エステルの反応が行われるようにす
る。
工程(c)及び(d)を結合し、単一のカラム中でまず
アンモニアを留去し、水を使用して同時にアルカノール
を留去して、反応を行うのが有利である。この場合、工
程(a)からの反応混合物を圧力解放後カラムの中間部
に、また水を塔底に給送する。塔底から6−アミノカプ
ロン酸水溶液を取出しつつ、アンモニア及びアルカノー
ルを留去する。
工程(d)において、前段階の加水分解工程(c)の反
応混合物を閉環縮合してカプロラクタムとする。
工程(c)から得られる反応混合物をそのまま直接使用
するのが有利である。しかしながら、この場合には生成
反応混合物を例えば水の一部を留去して濃縮し或は水を
添加して希釈する必要がある。
閉環縮合のため、1乃至20重量%、ことに2乃至10重量
%の6−アミノカプロン酸を含有する溶液を使用するの
が好ましい。反応は150乃至370℃、ことに250乃至330℃
の温度で、反応混合物の調整圧力下に或は加圧下に非連
続的或は連続的に筒状反応器中において行われる。この
場合の平均滞留時間は0.1乃至2時間である。
生成カプロラクタムの分離は、蒸留により、好ましくは
メチレンクロリド、クロロホルム、シクロヘキサン、ト
リクロルエチレンのような抽出剤を使用して抽出により
行われる。
実施例1 工程(a) たて型反応塔(直径16mm、充填高さ25cm、油熱燃焼加熱
器二重マントル)に、55重量%の酸化エステル微細粉を
珪酸マグネシウムな被着して形成された直径1.5mmの索
状ニッケル触媒50mlを充填した。この触媒を18時間にわ
たり、温度を段階的に60から330℃に上げ、還元用窒素
/水素混合物の水素分を5%から50%に上げながら還元
した。
しかる後、80℃/100バールにおいて水素を、導入しなが
ら、毎時5−ホルミル吉草酸メチルエステルの10.0%メ
タノール水溶液198.9g及び液状アンモニア36.5gをカラ
ム下方から上方へポンプ圧送する。塔頂から取出される
反応混合物を、冷却器を介して分離器に給送し、該分離
器から毎時26.2の廃ガスと共に反応混合物を排出し
た。この反応混合物は、定量的ガスクロマトグラフィー
分析により、7.2重量%の6−アミノカプロン酸メチル
エステル及び0.12重量%のε−カブロラクタムを含有す
ることが認められた。
工程(b)及び(c) 充填塔(高さ80cm、5mm径V2A金網リング充填)を附設し
た撹拌反応器中において、500gの水を沸点(100℃)ま
で加熱した。工程(a)からの反応混合物を6時間にわ
たり充填塔中間に導入し、塔頂においてアンモニア、メ
タノール及び若干量の水を除去した(沸騰限界65℃)。
最後の4時間において、撹拌反応器に追加的継続的に99
5gの水を給送し、同時に第2のポプにより反応混合物を
吸引して充填高さを一定に保持した。実験中断後、全量
1540.2gの反応混合物(加水分解生成物)が得られた
(もっぱら充填塔の塔底に在る溶液をポンプ吸引)。
工程(d) 前工程から得られた溶液を、油燃焼装置により330℃に
加熱された、長さ8.71m、直径3.17mmの筒状反応器(蛇
管)に110バールで11時間にわたり連続的に圧送した。
反応器出口において反応混合物を室温に冷却し、常圧と
した。次いで反応器に1時間にわたり水を圧送した。こ
れにより合計1661.1gの反応生成物が得られたが、高圧
液体クロマトグラフィーによる定量分析の結果、4.6重
量%のε−カプロラクタム及び0.18重量%の6−アミノ
カプロン酸を含有することが判明した。これは工程
(a)において使用された5−ホルミル吉草酸メチルエ
ステルに対しε−カプロラクタム81.6%、6−アミノカ
プロン酸2.8%の収率に相当する。
実施例2 実施例1と同様にして、ただし工程(a)においては以
下のようにして反応を行った。
まずたて型筒状反応器(直径14mm、長さ乃至高さ450m
m)中に、直径9mmの杆状部材を同心的に配置し、これに
永久磁石(磁場強さ500ガウス)を装着した。この磁石
に11.0gのラニーニッケルを吸着させ、ラニーニッケル
水性分散液を反応器下方から上方に向けて導入した。76
℃、80バールにおいて、8.7の水素を導入すると共
に、毎時5−ホルミル吉草酸メチルエステルの12.0重量
%メタノール溶液77.3gと液状アンモニア24mlを反応器
下方から上方へ向けてポンプ圧送した。反応器塔頂にお
いて圧力分配弁を介して反応混合物を工程(c)に附し
た。
工程(b),(c)及び(d)は実施例1と同様にして
行った。この場合のカプロラクタムの収率は85%であっ
た。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 フランツ、ヨーゼフ、ブレカー ドイツ連邦共和国、6700、ルートヴィヒス ハーフェン、シュヴァンタラー、アレー、 20 (72)発明者 ロルフ、フィシャー ドイツ連邦共和国、6900、ハイデルベル ク、ベルクシュトラーセ、98 (72)発明者 ウヴェ、ファグト ドイツ連邦共和国、6720、シュパイヤー、 パウル−ノイマン−シュトラーセ、44 (72)発明者 ヴォルフガング、ハルダー ドイツ連邦共和国、6940、ヴァインハイ ム、ベルクヴァルトシュトラーセ、16 (72)発明者 クラウス−ウルリヒ、プリースター ドイツ連邦共和国、6701、メケンハイム、 ヴィーゼンシュトラーセ、18

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】高温高圧下、水素添加触媒の存在下におい
    て、5−ホルミル吉草酸エステルを過剰量のアンモニア
    及び水素と、溶媒を使用し液相で反応させることにより
    ε−カプロラクタムを製造する方法において、(a)高
    圧下、40乃至130℃の温度、水素添加触媒の存在下に、
    溶媒としてアルカノールを使用し、5−ホルミル吉草酸
    エステルを過剰量のアンモニア及び水素と反応させ、
    (b)得られた反応混合物からアンモニア及び水素を除
    去し、(c)このように得られた反応混合物を、高温に
    おいてアルカノールを除去しつつ水と反応させ、(d)
    このようにして得られた反応混合物を150乃至370℃の温
    度に加熱してε−カプロラクタムを得ることを特徴とす
    る製造方法。
  2. 【請求項2】特許請求の範囲(1)による製造方法にお
    いて、式(I)〔(MgaNi(II)bCo(II)cAl2〕CO3(O
    H)16×4H2O(式中aは0乃至4の整数或は小数、b及
    びcは0乃至6の整数或は小数を意味するが、2×(a
    +b+c)=12の要件を充足しなければならない)の化
    合物200乃至600℃で焼し、次いで高温下に水素で還元
    することにより調製される触媒を使用することを特徴と
    する方法。
  3. 【請求項3】特許請求の範囲(1)による方法におい
    て、30乃至60重量%のニッケル微細粉を珪酸マグネシウ
    ムに被着したニッケル触媒を使用することを特徴とする
    方法。
  4. 【請求項4】特許請求の範囲(1)乃至(3)の何れか
    による方法において、5−ホルミル吉草酸エステルのア
    ルカノール溶液とアンモニアを液相で固定的に配設した
    触媒床に導くことを特徴とする方法。
  5. 【請求項5】特許請求の範囲(1)による方法におい
    て、ラニーニッケル或はラニーコバルトを分散液状で使
    用することを特徴とする方法。
  6. 【請求項6】特許請求の範囲(1)乃至(5)の何れか
    による方法において、ラニーニッケル或はラニーコバル
    トを磁力的に或は電磁力的に反応圏に保持することを特
    徴とする方法。
  7. 【請求項7】特許請求の範囲(1)乃至(6)の何れか
    による方法において、工程(a)における滞留時間を1
    乃至30分間維持することを特徴とする方法。
  8. 【請求項8】特許請求の範囲(1)乃至(7)の何れか
    による方法において、触媒1当り、1時間毎に5−ホ
    ルミル吉草酸エステル0.2乃至2.0kgの触媒負荷を維持す
    ることを特徴とする方法。
  9. 【請求項9】特許請求の範囲(1)乃至(8)の何れか
    による方法において、メタノールに溶解させた5−ホル
    ミル吉草酸メチルエステルを使用することを特徴とする
    方法。
  10. 【請求項10】特許請求の範囲(1)乃至(9)の何れ
    かによる方法において、工程(c)の反応を80乃至150
    ℃の温度で行うことを特徴とする方法。
JP62016334A 1986-01-28 1987-01-28 ε−カプロラクタムの製造方法 Expired - Lifetime JPH0733370B2 (ja)

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DE19863602375 DE3602375A1 (de) 1986-01-28 1986-01-28 Verfahren zur herstellung von (epsilon)-caprolactam
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JPS62185067A JPS62185067A (ja) 1987-08-13
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EP (1) EP0235553B1 (ja)
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