JPH07333301A - 基板検査装置 - Google Patents

基板検査装置

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JPH07333301A
JPH07333301A JP14533694A JP14533694A JPH07333301A JP H07333301 A JPH07333301 A JP H07333301A JP 14533694 A JP14533694 A JP 14533694A JP 14533694 A JP14533694 A JP 14533694A JP H07333301 A JPH07333301 A JP H07333301A
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JP14533694A
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Yukio Aoyama
行夫 青山
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Brother Industries Ltd
Original Assignee
Brother Industries Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 簡単な構造で高精度に位置決めができ、小型
で安価な基板検査装置を提供する。 【構成】 可動子22aをプラテン24上に駆動する平
面モータを用い、検査針30を被検査基板28の検査箇
所P1に接離させるための検査針上下機構32aを該可
動子22aに載置し、プラテン24上を位置決めさせる
ようにする。これにより、簡単な構造で高制度の位置決
めが可能となり、しかも、基板検査装置を小型化できる
とともに安価に製造することが可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、プリント基板に検査針
を接触させて検査を行う基板検査装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、被検査基板毎に検査治具を用意す
る必要がない治具レスタイプの基板検査装置は、検査針
の移動をボールネジにより行っていた。この種の基板検
査装置について図14及び図15を参照して説明する。
図14は、図示の便宜のため基板検査装置の1本の検査
針103aを駆動する機構のみを示した平面図である。
検査針103aは、2軸のボールネジ123a及び12
4aをモータ121及び122で回転させることにより
任意の位置に移動させる構造となっている。モータ12
1により駆動されたボールネジ123aの回転によって
テーブル126がx軸方向に移動する。このテーブル1
26は、ボールネジ123aの反対側の端部において、
ガイドピン127へ図示しない摺動ジョイントを介して
結合されており、x方向のがたつきが防がれている。こ
のガイドピン127は固定具135及び136にてフレ
ーム140に固定されている。同様に、上記ボールネジ
123aは固定具130及び131にてフレーム140
に固定されている。他方のボールネジ124aは、固定
具128及び129にてテーブル126上に回転可能に
支持され、モータ122により回動されてスライダ12
5aをY軸に沿って移動させる。このスライダ125a
には、検査針103aを上下動する検査針上下機構13
2aが取り付けられており、該検査針上下機構132a
は上述した2軸のボールネジ123a及び124aによ
ってX、Y軸上に位置決めされる。この検査針上下機構
132aは、検査針103aを被検査基板108の検査
位置へ接触させる。
【0003】図15は図14の概略断面図を示してい
る。この図15においては、図14において示した検査
針103a以外の他の3本の検査針103b、103
c、103dを示す。該検査針103a、103b、1
03c、103dは、検査針上下機構132a、132
b、132c、132dにより上下動される。該検査針
上下機構は、スライダ125a、125b、125c、
125dに取り付けられ、該スライダ125a〜125
dは、ボールネジ124a、124b、124c、12
4dによってY軸方向へ移動されると共に、図14中に
示されていないボールネジ123a、123b、123
c、123dによってX軸方向に移動される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の基板検査装置に
おいては、4本の検査針103a、103b、103
c、103dを独立して移動させるためには、それぞれ
の検査針についてX、Y軸方向への図14に示した移動
機構を図15に示すように4組立体配置する必要があ
り、基板検査装置が大型化するという問題点があった。
また現在、基板の検査箇所が増大するとともに、集積化
が進み高速かつ正確に検査針の位置決めを行うことが求
められるため、検査針の移動を高速に行い得るようにボ
ールネジとして熱に対して精度が低下しなものを用いる
ことが要求される。しかし、熱に対して精度が低下しな
い高精度なボールネジはコスト的に高く、係るボールネ
ジを8本も用いると基板検査装置が非常に高価なものに
なった。更に、基板検査装置が複雑な機構を有するた
め、出荷時の調節に多くの労力を必要とする他、日常の
整備にも時間がかかっていた。
【0005】本発明は、上述した課題を解決するために
なされたものであり、その目的とするところは、簡単な
構造で高精度に位置決めができ、小型で安価な基板検査
装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明の基板検査装置は、磁性区域を取り囲む非磁
性材料の格子を可動部材と面する正面に備える平面部材
と、相互に特定の位相角だけ位相がずれた1対の磁極面
を有するX及びY軸に沿って間隔をもって配置される制
御電磁素子の対を有し、X及びY軸に沿って移動可能な
可動部材とから成る平面モータと、前記平面部材と一定
の間隔を隔てて固定される被検査基板の検査箇所に接触
する検査針と、前記検査針を被検査基板の検査箇所に接
離させるため前記可動部材に取り付けられた検査針駆動
機構と、前記可動部材を設定された制御情報に従い移動
させる可動部材制御手段と、前記検査針を介して被検査
基板の各測定箇所間の測定を行う測定手段とからなるこ
とを特徴とする。
【0007】また上記目的を達成するため、本発明の基
板検査装置は、好適な態様において、前記可動部材制御
手段が、第1、第2、第3の可動部材に対して、第1の
可動部材は、第2の可動部材よりもY軸座標の値が大き
くなるように位置させ、第3の可動部材は、第2の可動
部材よりもX軸座標の値が大きくなるように位置させ、
第3の可動部材は、第1の可動部材よりもX軸座標の値
が大きくなるように位置させるか、または、第1の可動
部材よりもY軸座標の値が小さくなるように位置させる
ことを特徴とする。
【0008】また上記目的を達成するため、本発明の基
板検査装置は、好適な態様において前記可動部材制御手
段が、第1、第2、第3、第4の可動部材に対して、第
1の可動部材は、第2の可動部材よりもY軸座標の値が
大きくなるように位置させ、第3の可動部材は、第2の
可動部材よりもX軸座標の値が大きくなるように位置さ
せ、第4の可動部材は、第3の可動部材よりもY軸座標
の値が大きくなるように位置させ、第4の可動部材は、
第1の可動部材よりもX軸座標の値が大きくなるように
位置させることを特徴とする。
【0009】また上記目的を達成するため、本発明の基
板検査装置は、好適な態様において、前記可動部材制御
手段が、各可動部材の移動ベクトルを求め、境界線を挟
んで位置する2つの可動部材の前記各移動ベクトルから
前記境界線に対する垂直方向成分を抽出し、同一極性の
成分があるときには、該2つの可動部材の内の移動方向
側に位置する可動部材を先に移動開始させ、所定時刻の
遅延後他方の可動部材の移動を開始させることを特徴と
する。
【0010】また上記目的を達成するため、本発明の基
板検査装置は、好適な態様において、前記可動部材制御
手段が、各可動部材の移動距離を求め、一番移動距離の
長い可動部材の移動完了とほぼ同時に他の可動部材の移
動が完了するよう当該他の可動部材の移動速度を制御す
ることを特徴とする。
【0011】
【作用】上記のように構成された基板検査装置では、可
動部材を平面部材上に駆動する平面モータを用い、検査
針を検査箇所に接離させるための検査針駆動機構を該可
動部材に取り付け、平面モータ上に位置決めさせるた
め、簡単な構造で高制度の位置決めが可能となり、しか
も、基板検査装置を小型化できるとともに安価に製造す
ることが可能となる。
【0012】また、本発明は好適な態様において、可動
部材制御手段が、第1、第2、第3の可動部材に対し
て、第1の可動部材を第2の可動部材よりもY軸座標の
値が大きくなるように位置させ、第3の可動部材を第2
の可動部材よりもX軸座標の値が大きくなるように位置
させ、第3の可動部材を第1の可動部材よりもX軸座標
の値が大きくなるか、または、第1の可動部材よりもY
軸座標の値が小さくなるように位置させるように位置さ
せるため、可動部材相互の衝突を回避することができ
る。
【0013】更に、本発明は好適な態様において、可動
部材制御手段が、第1、第2、第3、第4の可動部材に
対して、第1の可動部材を第2の可動部材よりもY軸座
標の値が大きくなるように位置させ、第3の可動部材を
第2の可動部材よりもX軸座標の値が大きくなるように
位置させ、第4の可動部材を第3の可動部材よりもY軸
座標の値が大きくなるように位置させ、第4の可動部材
を第1の可動部材よりもX軸座標の値が大きくなるよう
に位置させるため、可動部材相互の衝突を回避すること
ができる。
【0014】また更に、本発明は好適な態様において、
可動部材制御手段が、各可動部材の移動ベクトルを求
め、境界線を挟んで位置する2つの可動部材の前記各移
動ベクトルから前記境界線に対する垂直方向成分を抽出
し、同一極性の成分があるときには、該2つの可動部材
の内の移動方向側に位置する可動部材を先に移動開始さ
せ、所定時刻の遅延後他方の可動部材の移動を開始させ
る。即ち、移動方向が同じ可動部材に対しては、移動方
向側にある可動部材を先に移動開始させるため、可動部
材相互の移動開始時の衝突を回避することができる。
【0015】更に、本発明は好適な態様において、可動
部材制御手段が、各可動部材の移動距離を求め、一番移
動距離の長い可動部材の移動完了とほぼ同時に他の可動
部材の移動が完了するよう当該他の可動部材の移動速度
を制御する。即ち、移動軌跡が交差する可動部材におい
ても、後方の可動部材が前方の可動部材を追い越さない
ようにするため、可動部材相互の移動中の衝突を回避す
ることができる。
【0016】
【実施例】以下、本発明を具体化した実施例を図を参照
して説明する。図1は本発明の1実施例に係る基板検査
装置の構成を示す平面図であり、図2は図1の側面図
と、制御装置200のブロック図とを併せて示してい
る。本実施例の基板検査装置は、図1に示すように平面
レール(以下プラテン24と称する)上に4台の可動子
22a、22b、22c、22dがX、Y軸上に駆動さ
れる平面モータにより構成される。この可動子22a、
22b、22c、22dの上方には、基板搬送用のレー
ル26により搬送された被検査基板28が位置し(図1
中枠のみ点線で示す)、図示されていないクランプ機構
によって固定されている。
【0017】図2に示すように、各可動子22a、22
b、22c、22dの上部には、検査針30a、30
b、30c、30dを上下動させる検査針上下機構32
a、32b、33c、34dが設けられている。検査針
上下機構32aは、図3に示すように可動部306bと
固定部306aから成るリニアスライダ306と、ステ
ッピングモータ302とから主として構成される。そし
て、リニアスライダ306の該可動部306bが、これ
に取り付けられたラックギア308と歯合するピニオン
ギア304を介して、該ステッピングモータ302によ
って上方へ移動される。これにより固定部306aに取
り付けられた検査針30aが、被検査基板28の検査箇
所と接触する。なお、図3(A)は、該検査針30aが
被検査基板28の検査箇所と接触している状態を、ま
た、図3(B)は、該検査針30aが被検査基板28か
ら離れている状態を示している。
【0018】再び図2を参照し、可動子22aは、制御
装置200側のモータ駆動ユニット210aへケーブル
340aを介して接続されている。このモータ駆動ユニ
ット210aは、システム制御ユニット240により制
御されて、ケーブル340aのX軸方向駆動用電力線3
41aを介して可動子22aへのX軸方向への駆動信号
を与え、また、Y軸方向駆動用電力線342aを介して
可動子22aへY軸方向への駆動信号を与え、検査針駆
動用電力線343a介して上記検査針上下機構32aを
駆動し、更に、エアー供給チューブ344aを介して上
記可動子22aにエアーを供給する。なお、他の可動子
22b、22c、22dを駆動する図示しないモータ駆
動ユニット210b、210c、210dも、システム
制御ユニット240により制御されて同様に動作を行
う。
【0019】一方、計測ユニット220は、各可動子2
2a、22b、22c、22dの検査針30a、30
b、30c、30dへ信号線310a、310b、31
0c、310dを介して接続され、システム制御ユニッ
ト240により与えられる計測タイミングに従い、各検
査ステップに応じて検査針間のインピーダンスを計測す
る。I/0ユニット230は、可動子のリミットセンサ
等の各種のセンサにライン350を介して接続され、シ
ステム制御ユニット240により制御され、エアーバル
ブや電磁開閉器等への出力を行う。
【0020】次に、上記実施例の平面モータの概略につ
いて図4、図5、図6を参照して説明する。本実施例の
平面モータには、特公昭53−73号に原理が示されて
いるLPM(リニアパルスモータ)が使用される。この
LPMは、制御が容易で、繰り返し精度が良いのに加え
て、閉ループ制御を用いれば高速性、高トルク性が得ら
れる特徴がある。
【0021】この平面モータは、図4に示す可動子22
aと図5に示すプラテン24(平面レール)とから成
る。図4に示すように可動子22aの底面には4個のリ
ニアモータ52、54、56、58が配置され、リニア
モータ52、58がX方向の推力を発生し、リニアモー
タ54、56がY方向の推力を発生するように構成され
ている。これらリニアモータ52、54、56、58の
推力により、可動子22aは、プラテン24上をXY方
向に自在に位置決めされる。なお、該可動子22aに
は、エアーの吹き出し孔60が設けられ、上記モータ駆
動ユニット210aからケーブル340aを介して供給
されたエアーが噴出される。これによりエアーベアリン
グが構成され、可動子22aはプラテン24から僅かに
浮上する。
【0022】一方、図5に示すようにプラテン24は、
磁性体材料である鋼板70の表面にXY軸方向に等間隔
に歯72を形成し、この歯72の溝部分72aに非磁性
体である例えばエポキシ樹脂74を充填して成る。
【0023】ここで、該平面モータの駆動原理について
図6を参照して説明する。図6は、図4に示すリニアモ
ータ56及び図5に示すプラテン24の断面図である。
この平面モータは、いわゆる「ソーヤモータ」と呼ばれ
るPM型のリニアステップモータである。リニアモータ
56は、1対の永久磁石80、82と、この永久磁石8
0、82の端部に配置された磁極611、612、62
1、622、631、632、641、642と、各磁
極の間に設けられたモータ巻線84、86とから成る。
2つの永久磁石80及び82によって作り出されるバイ
アス磁束Φaとバイアス磁束Φbとのプラテン24側へ
の出入りの経路は、モータ巻線84、86によって上記
磁極611、612、621、622、631、63
2、641、642の内から選択される。なお、磁極6
11と612、621と622、631と632、及
び、641と642は、それぞれ逆相に配置されている
(プラテン24に対してτ/2ずれている。ここで、τ
はプラテン24の歯72のピッチ)。また、磁極611
と621、631と641の歯の位置関係は、プラテン
24に対して同相であり、そして、磁極611と631
とはτ/4ずらして配置されている。
【0024】ここで、例えば、モータ巻線84に図中に
示す向きに通電した場合には、この通電電流によって発
生する磁束とバイアス磁束Φaは、磁極611及び62
1では同方向、磁極612及び622では逆方向となる
ため、バイアス磁束Φaは、主に磁極611及び621
を通り、従って、磁極611の歯がプラテン24側の歯
と整合するように力が作用する。なお、モータ巻線8
4、86に流す電流の波形は、矩形波でもよいが、正弦
波状に加えることにより滑らかな推力を得ることができ
る。ここで、図6に示されている安定状態から距離χだ
け離れた安定点への移動は(但し、χ<τ)、プラテン
24の歯のピッチを一周期(2π)とし、モータ巻線8
4にI・cos(2π・χ/τ)、また、モータ巻線8
6にI・sin(2π・χ/τ)の電流を流すことによ
り行い得る(但し、Iは定数)。
【0025】さらには、この任意の位置χにおいて、通
電電流の位相を進めて、モータ巻線84及び86にそれ
ぞれ、I・cos(2π・χ/τ+θ)及びI・sin
(2π・χ/τ+θ)の電流を流したときの合計推力F
は、C・I・sin(θ)で表される(但し、θは所謂
モータの進み角、Cは定数)。従って、このようにモー
タ巻線84及び86に流す電流位相を変化させることに
より、リニアモータ56の推量を任意の位置χに対して
制御できる。
【0026】以上説明した実施例の基板検査装置におい
て、通常のICT(インサーキットテスタ)のようにプ
リント基板の実装部品のインピーダンスを測定する装置
において、測定対象の部品の両端に接触させる2本の検
査針の他に、この2本の検査針が他の回路とつながって
生じる影響をキャンセルするための所謂ガーディング用
の針が1本以上必要であり、全体として検査針は最低3
本必要である。このため、本実施例では4本の検査針が
設けられている。
【0027】本実施例において、プラテン24上の可動
子22a〜22dにより搬送される4本の検査針30
a、30b、30c、30dは、非常に近接した4つの
検査ポイントに同時に接触することができる。即ち、検
査針30aが検査針上下機構32aによって上方に押し
上げられて被検査基板28と接触したときの接触点、即
ち、検査針30aの先端の位置は、図1に示すように可
動子22aの可動子22c側のコーナ部から僅かに突出
するように設定されている。同様に他の検査針30b、
30c、30dは、それぞれ可動子22b、22c、2
2dから僅かに突出するように設定されている。従っ
て、検査針30a、30b、30c、30dが非常に近
接した4つの検査ポイントへ同時に接触したときにも、
可動子22a〜22dは互いに干渉することはない。な
お、プラテン24と可動子22a〜22dとのクリアラ
ンスは、検査針30a〜30dが検査針上下機構32a
〜32dによって、最下点から上方へ向かって所定の距
離だけ移動されたとき被検査基板28の検査ポイントに
接するよう調整されている。
【0028】次に、本実施例の基板検査装置による、可
動子22a〜22cの移動について説明する。被検査基
板28の検査ポイントの位置データは検査開始以前に予
め決定されているので、この位置データを基に各検査ポ
イントをどの可動子22a〜22cに割り付けるかを以
下の衝突回避アルゴリズムに従って行い、各可動子22
a〜22cの検査ステップ毎の位置データに変換してお
く。
【0029】この衝突回避アルゴリズムについて図7、
図8、図9を参照して説明する。図7は、図1に示すプ
ラテン24上の可動子22a、22b、22c、22d
をそれぞれA、B、C、Dとして表したもので、各可動
子A、B、C、Dへは、ケーブル340a、340b、
340c、340dを介して図2を参照して前述した制
御装置200からの電力及びエアーが供給される。図7
中の黒点R1〜R4は、検査時の各検査針30a〜30
dの先端位置を示している。
【0030】図8は本実施例の衝突回避アルゴリズムの
基礎概念の一例を示している。これは以下の事項を示し
ている。 AはBよりも常に上(プラテン24上のY座標の大な
る方向)に位置する。 CはBよりも常に右(プラテン24上のX座標の大な
る方向)に位置する。 DはCよりも常に上(プラテン24上のY座標の大な
る方向)に位置する。 DはAよりも常に右(プラテン24上のX座標の大な
る方向)に位置する。
【0031】このアルゴリズムに従い4点の検査ポイン
トP1、P2、P3、P4に対して可動子を割り付けた
例を図9に示している。即ち、図9(A)、(B)、
(C)、(D)、(E)、(F)は、それぞれ6回の検
査ステップにおける検査ポイントP1、P2、P3、P
4に従い、可動子A〜Dが割り付けられた状態を示して
いる。図9(A)は、第1回の検査ステップにおける検
査ポイントP1、P2、P3、P4を示す。ここでは検
査ポイントが四角形に近い最も代表的な位置関係にあ
り、この各検査ポイントに対して図示のように可動子が
割り付けられる。図9(B)は、第2回の検査ステップ
における検査ポイントP1、P2、P3、P4を示す。
ここでは、検査ポイントP4が、検査ポイントP1とY
軸上の座標が近接する位置に置かれているが、もしも、
検査ポイントP4を更に左に移動して検査ポイントP1
のY軸上の座標値を越えるようにすると、図中の可動子
AとDが交代、即ち、上記アルゴリズムに従い検査ポイ
ントP1に可動子Dが割り付けられ、検査ポイントP4
に可動子Aが割り付けられることになる。ここで、図9
(C)、(E)、(F)は、検査ポイントP1、P2、
P3、P4がほぼ一直線上に位置している。また、図9
(D)は、検査ポイントが2点づづ離れて位置してい
る。このように、各検査ステップにおいて、各可動子A
〜Dを上記衝突回避アルゴリズムに従い割り付けること
によって、可動子相互の接触や、ケーブル340a〜3
40dの絡みつきが基本的には避けられる。
【0032】ここで、上述した実施例の変形例として検
査針が3本の場合の動作について説明する。図10
(A)は以下の割り付けアルゴリズムの基礎概念を示し
ている。 AはBよりも常に上(プラテン24上のY座標の大な
る方向)に位置する。 CはBよりも常に右(プラテン24上のX座標の大な
る方向)に位置する。 CはAよりも常に右(プラテン24上のX座標の大な
る方向)に位置する。 このアルゴリズムにより3点の検査ポイントP1、P
2、P3に対して可動子を割り付けた例を図10
(B)、10(C)に示す。この3点の検査ポイントP
1、P2、P3の位置に対して可動子A、B、Cが上記
4本の場合と同様にそれぞれ割り付けられる。
【0033】次に、各可動子A〜Dの起動タイミングに
ついて説明する。それぞれの可動子は、その起動特性に
バラツキがあるため、近接して位置している可動子が同
じ方向の移動を同時に開始すると、後方に位置する可動
子の方が起動特性が良いと、当該後方に位置する可動子
が前方に位置する可動子へ追突し得る。このため、本実
施例においては、以下のアルゴリズムに従って起動順序
を決定し、数msから数十msの遅れ時間を付加して始動す
ることによりこの起動時の衝突を防止している。
【0034】まず、4つの可動子のそれぞれについ
て、静止位置の座標と移動先の座標データから移動ベク
トルを算出する。 図8において、境界線を挟んで位置する任意の2つの
可動子のの移動ベクトルから、該境界線に対する垂直
成分を抽出し、同一極性成分が存在する場合には、その
2つの可動子のうち移動方向側に位置する可動子のほう
の起動順位を高位にする。同一成分が無い場合には無視
する。 上記の判断を全ての可動子の組み合わせについて行
い、全可動子について起動順位を決定する。 起動指令が発せられると、上記起動順序に従い各可動
子を順に起動する。この起動の際に、上述した可動子の
起動特性のバラツキによる衝突を避け得るため数msから
数十msの遅れ時間を付加する。ここで、起動順位に優劣
がない可動子間では同時に起動する。
【0035】上記優先順位決定のアルゴリズムを実施す
るための具体的な処理について図11のフローチャート
を参照して説明する。まず、可動子A〜Dの移動量ΔA
(ΔAx、ΔAy)〜ΔD(ΔDx、DAy)を算出す
る(S101)。ここでΔAx、ΔAyは、それぞれ、
可動子Aの移動量ΔAのx及びy成分を意味している。
次に、ΔAy×ΔByが、0を越えるか或いは負となる
かを判断することにより、可動子A及びBが共にY軸上
に同方向に移動するか否かを検討する(S102)。即
ち、共にY軸の正方向へ、或いは負方向へ進む場合には
乗算した値が正となるからである。ここで、この値が0
未満の場合、即ち、いずれかがY軸成分を有しないか、
Y軸成分の方向が異なる場合には、ステップ106へ進
む。他方、可動子A及びBが共にY軸上に同方向に移動
するため正である場合には(S102でYes)、ΔA
yが正であるか否かを判断する(S103)。ここで、
ΔAyが正の場合、即ち、可動子Aが移動方向側に位置
する場合には、可動子Aが可動子Bに対して優先するこ
とを決定する(S104)。反対に、ΔAyが負の場
合、即ち、可動子Bが移動方向側に位置する場合には、
可動子Bが可動子Aに対して優先することを決定する
(S105)。
【0036】上記、ステップ102〜ステップ105で
可動子Aと可動子Bとの優先順位を決定したと同様に、
ステップ106〜ステップ109で可動子Bと可動子C
との優先順位を決定し、ステップ110〜ステップ11
3で可動子Cと可動子Dとの優先順位を決定し、ステッ
プ114〜ステップ117で可動子Dと可動子Aとの優
先順位を決定する。そして、最後にこれらの優先順位を
統合して可動子A〜Dの順位を決定して処理を終了す
る。その後、上述したようにこの順位に従い各可動子を
始動させる。
【0037】次に、各可動子の移動開始後に発生する衝
突を回避するための制御について説明する。図12は、
検査ポイントP1、P2、P3から次の検査針ポイント
Q1、Q2、Q3へ移動する際の軌跡を示している。図
中において、移動軌跡P2−Q2と移動軌跡P3−Q3
とは交差しており、可動子BとCとの移動速度によって
は、可動子Bと可動子Cとが移動途中に衝突し得ること
を示している。本実施例ではかかる移動中の衝突を以下
の速度制御により防止している。図13(A)は、各可
動子A〜Cの移動中の速度パターンを時間軸で示したも
ので、縦軸は速度vを示している。図中t=0は起動時
刻を示す(上述したように各可動子において起動順位を
付けるため僅かに起動タイミングが異なるが、このタイ
ミングの違いは、数msから数十ms程度であるため図13
(A)上で識別できない点に注意されたい)。そして、
t=0〜t=1が加速域を、t=1〜t=2が定速域
を、t=2〜t=3が減速域を示している。この可動子
A、B、Cの移動速度のパターンの最高速度をそれぞれ
可動子A、B、Cの移動距離の大きさに比例させてあ
る。即ち、移動距離に係わらず、全ての可動子A、B、
Cの移動時間が一定になるように速度パターンを決定し
ている。
【0038】具体的には、先ず第1のステップとして、
一番移動距離の長い可動子の加速度及び最高速度を基板
検査装置全体の最大値として設定し、移動時間を算出す
る。第2のステップとして、残りの可動子全てに対して
それぞれの移動距離について、ステップ1の最長移動距
離に対する比率を算出する。第3のステップとして、ス
テップ1で決定した加速度及び最高速度の最大値に、ス
テップ2で算出した比率を乗じて残りの可動子の加速度
及び最大速度を算出する。以上のように速度パターンを
設定することにより、本実施例では、移動途中の衝突を
回避できる。なお、このように一部の可動子の移動速度
を下げても、全ての可動子の移動完了までに必要な時間
は変わりないため、時間的な損失を生じることはない。
【0039】次に、上述した速度パータンに従うことに
より衝突が防ぎ得ることを数式により証明する。ここで
は、図13(B)に示すように移動距離の長い可動子B
(x座標をxbとする)と移動距離の短い可動子C(x
座標をxcとする)がポイント(x3)まで共に移動す
る場合に衝突が発生しないことを示す。ここで可動子
B、Cの時刻tにおける位置をXb(t)、Xc(t)
とし、両者の距離をecb(t)=Xc(t)−Xb
(t)・・と定義する。
【0040】このecb(t)は、 0≦t<t1では、xc−xb+(1/2)(dc−db)t2 ・・ (但し、dc、dbは、可動子B、Cの加速度) t1≦t<t2では、 xc−xb+(1/2)(dc−db)t12 + (dc−db)t1(t−t1) ・・ t2≦t<t3では、 xc−xb+(1/2)(dc−db)t12 + (dc−db)t1(t2−t1)+(dc−db)t1(t−t2)− (1/2)(dc−db)(t−t2)2 ・・
【0041】ここで、ecb(t)を時間微分することに
より、、が、 decb(t)/dt= 0≦t<t1では、 dc−db<0 t1≦t<t2では、 (dc−db)t1<0 t2≦t<t3では、 (dc−db)t1−(dc−
db)(t−t2) =(dc−db)(t1+t2−t) =(dc−db)(t3−t)<0
【0042】以上により、ecb(t)は0≦t<t3の
範囲で常に0か負であり、また、ecb(t)の初期値が
正であるので、ecb(t3)≧0であれば、その途中で
可動子Bが可動子Cを追い越すことはない。上述した式
と同様にしてY軸成分についても追い越すことが無いこ
とが証明できる。従って可動子Bと可動子Cとは上述し
た速度制御を行うことにより接触が回避される。
【0043】ここで、以上説明した制御方法に係る本実
施例の基板検査装置の検査動作について再び図1及び図
2を参照して説明する。電子部品が実装された被検査基
板28はレール26によって搬送される。検査開始に先
立ち予め検査に必要なデータは、システム制御ユニット
240側に保持される。検査データは、主に測定用デー
タと検査針移動用データとから成る、測定用データは、
システム制御ユニット240によって計測ユニット22
0へ送られる。この測定用データには、検査ポイントの
測定を行う際の基準値及び許容値、そして、被検査部品
についての情報などが含まれている。検査針移動用デー
タは、前述したように各可動子の移動位置、起動タイミ
ング、及び、移動するときの検査針と被検査基板28と
のクリアランスの大きさ等が含まれる。この検査針移動
用データは、実際の被検査基板を基にデータの入力装置
であるデジタイザーで検査ポイントを入力することによ
り作られた検査ポイントのデータ、或いは、プリント基
板製造用データから抽出された検査ポイントのデータか
ら、前述したアルゴリズムに従いデータ変換を行う変換
プログラムによって作成される。これらの検査データ
は、実装部品の検査項目順に検査ステップNo.で管理
される。
【0044】検査が開始されると、システム制御ユニッ
ト240が最初の検査ステップNoの位置座標を読み込
み、モータ駆動ユニット210a〜210dに指令を与
え、可動子22a〜22dを検査ポイントの位置座標ま
で移動させる。すべての可動子22a〜22dの移動が
完了した時点で、システム制御ユニット240は、モー
タ駆動ユニット210a〜210dに検査針30a〜3
0dの上方への移動指令を与える。これに応じて、モー
タ駆動ユニット210a〜210dは、検査針上下機構
32a〜32dを駆動し、検査針30a〜30dを被検
査基板28の検査ポイントに接触させる。
【0045】システム制御ユニット240は、検査針の
接触を所定時間の経過により、あるいは、直接的又は間
接的に検知し、計測ユニット220に測定開始指令を送
出する。これに応じて、該計測ユニット220は、各検
査針30a〜30dに設定された電位を印加、或いは、
アース側と接続することによりインピーダンスを測定す
る。そして、この値と基準値とを比較して良否の判定を
行い、測定完了信号をシステム制御ユニット240側へ
送出する。これにより、該システム制御ユニット240
は、モータ駆動ユニット210a〜210dに指令を与
え、検査針30a〜30dを下方へ移動させることによ
り1つの検査サイクルが完了する。その後、システム制
御ユニット240がステップNoを1インクリメントし
て、次の検査ステップへ移行する。そして、検査ステッ
プを繰り返し全ての検査ステップが完了することによ
り、当該被検査基板28の検査が完了する。そして、次
の被検査基板についての検査を開始する。なお、検査結
果の評価については、例えば、毎回の検査結果をメモリ
に保持して全ステップが完了した後に、まとめて評価を
行うとともに、許容値を越える検査ポイントについて再
度の検査を開始するようにすることも、或いは、許容値
が得られない場合には、検査ステップ毎に予め設定され
た回数だけ再検査するようにもできる。
【0046】上述した実施例においては、水平に配置さ
れたプラテン24の上に可動子22a〜22bを配置
し、更にこの上方に被検査基板28を置く配置を取った
が、本実施例の可動子22a〜22bは内蔵された永久
磁石によりプラテン24側へ磁着するため、例えば、プ
ラテン24の下方に可動子22a〜22bを位置させ、
その下方に被検査基板28を配置することも、或いは、
プラテン24を垂直に配置することも可能である。
【0047】また、上述した実施例では、検査針により
インピーダンスの電気測定を行ったが、本実施例の基板
検査装置は、インピーダンス測定のみでなく、検査針に
よって機械的動作、例えば、ディプスイッチのオン、オ
フ等を行うことも可能である。
【0048】
【効果】以上記述したように本発明の基板検査装置で
は、検査針を検査箇所に接離させるための検査針駆動機
構を平面モータにより移動させるため、簡単な構造で高
制度の位置決めが可能となり、しかも、基板検査装置を
小型化できるとともに安価に製造することが可能とな
る。従来のボールネジを用いる機械的位置決めでは高い
精度を達成するために指数関数的にコストが高くなった
のに対し、本発明の基板検査装置は、制御系の分解能を
上げるだけで必要な精度を得ることができるため、高い
精度を低いコストで達成することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1実施例に係る基板検査装置の平面図
である。
【図2】図1の基板検査装置の側面図である。
【図3】検査針上下機構の側面図である。
【図4】可動子の斜視図である。
【図5】平面レールの一部きり欠き斜視図である。
【図6】図4及び図5の断面図である。
【図7】可動子の配置を示す平面図である。
【図8】可動子の割り付けを示す説明図である。
【図9】検査時の可動子の割り付けを示す説明図であ
る。
【図10】可動子の割り付けを示す説明図である。
【図11】優先順位決定のための処理を示すフローチャ
ートである。
【図12】可動子の配置を示す平面図である。
【図13】可動子の移動速度の速度パターンを示すタイ
ムチャートである。
【図14】従来技術の基板検査装置の平面図である。
【図15】図14に示す基板検査装置の断面図である。
【符号の説明】
22 可動子 24 プラテン 28 被検査基板 30 検査針 32 検査針上下機構 52 リニアモータ 200 制御装置 210 モータ駆動ユニット 220 計測ユニット

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 磁性区域を取り囲む非磁性材料の格子を
    可動部材と面する正面に備える平面部材と、相互に特定
    の位相角だけ位相がずれた1対の磁極面を有するX及び
    Y軸に沿って間隔をもって配置される制御電磁素子の対
    を有し、X及びY軸に沿って移動可能な可動部材とから
    成る平面モータと、 前記平面部材と一定の間隔を隔てて固定される被検査基
    板の検査箇所に接触する検査針と、 前記検査針を被検査基板の検査箇所に接離させるため前
    記可動部材に取り付けられた検査針駆動機構と、 前記可動部材を設定された制御情報に従い移動させる可
    動部材制御手段と、 前記検査針を介して被検査基板の各測定箇所間の測定を
    行う測定手段とからなることを特徴とする基板検査装
    置。
  2. 【請求項2】 前記可動部材制御手段が、第1、第2、
    第3の可動部材に対して、 第1の可動部材は、第2の可動部材よりもY軸座標の値
    が大きくなるように位置させ、 第3の可動部材は、第2の可動部材よりもX軸座標の値
    が大きくなるように位置させ、 第3の可動部材は、第1の可動部材よりもX軸座標の値
    が大きくなるように位置させるか、または、第1の可動
    部材よりもY軸座標の値が小さくなるように位置させる
    ことを特徴とする請求項1の基板検査装置。
  3. 【請求項3】 前記可動部材制御手段が、第1、第2、
    第3、第4の可動部材に対して、 第1の可動部材は、第2の可動部材よりもY軸座標の値
    が大きくなるように位置させ、 第3の可動部材は、第2の可動部材よりもX軸座標の値
    が大きくなるように位置させ、 第4の可動部材は、第3の可動部材よりもY軸座標の値
    が大きくなるように位置させ、 第4の可動部材は、第1の可動部材よりもX軸座標の値
    が大きくなるように位置させることを特徴とする請求項
    1の基板検査装置。
  4. 【請求項4】 前記可動部材制御手段が、 各可動部材の移動ベクトルを求め、境界線を挟んで位置
    する2つの可動部材の前記各移動ベクトルから前記境界
    線に対する垂直方向成分を抽出し、同一極性の成分があ
    るときには、該2つの可動部材の内の移動方向側に位置
    する可動部材を先に移動開始させ、所定時刻の遅延後他
    方の可動部材の移動を開始させることを特徴とする請求
    項1の基板検査装置。
  5. 【請求項5】 前記可動部材制御手段が、 各可動部材の移動距離を求め、一番移動距離の長い可動
    部材の移動完了とほぼ同時に他の可動部材の移動が完了
    するよう当該他の可動部材の移動速度を制御することを
    特徴とする請求項1の基板検査装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2002008774A1 (en) * 2000-07-24 2002-01-31 Hitachi, Ltd. Probe driving method, and probe apparatus

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2002008774A1 (en) * 2000-07-24 2002-01-31 Hitachi, Ltd. Probe driving method, and probe apparatus
US6960765B2 (en) 2000-07-24 2005-11-01 Hitachi, Ltd. Probe driving method, and probe apparatus
US7301146B2 (en) 2000-07-24 2007-11-27 Hitachi, Ltd. Probe driving method, and probe apparatus

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