JPH07332894A - 投射装置 - Google Patents

投射装置

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JPH07332894A
JPH07332894A JP6127925A JP12792594A JPH07332894A JP H07332894 A JPH07332894 A JP H07332894A JP 6127925 A JP6127925 A JP 6127925A JP 12792594 A JP12792594 A JP 12792594A JP H07332894 A JPH07332894 A JP H07332894A
Authority
JP
Japan
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air
launching
firing
valve
hole
Prior art date
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Pending
Application number
JP6127925A
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English (en)
Inventor
Toshiaki Enomoto
俊明 榎本
Taisuke Ishihara
泰輔 石原
Hirotaka Takahashi
広隆 高橋
Shuji Komada
周治 駒田
Akiji Chigira
暁司 千木良
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Zosen Corp
Original Assignee
Hitachi Zosen Corp
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Publication date
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Publication of JPH07332894A publication Critical patent/JPH07332894A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 安全でかつ大型の投射体を遠方に発射するこ
とができる。 【構成】 投射体3をスライド自在に収容可能で下端部
に発射用気室4が形成された発射筒5と、軸心部の発射
用空気弁6と外周部の発射用空気タンク7とを有する発
射駆動部8とで構成され、発射用空気弁6は、発射用空
気タンク7から発射用気室4に連通される空気供給孔13
を開閉自在な弁体15と、弁体15に形成されたスライド孔
16および起動気孔21と、スライド孔16にスライド自在に
挿通されたロッド18に固定された固定ピストン19と、ロ
ッド18に穿設されて開放側に弁体15を駆動する起動気室
20に連通された起動空気供給孔21とを備えた。 【効果】 外周側の発射用空気タンクから一気に軸心部
の狭い発射用気室に発射用圧縮空気を流入させて、投射
体に大きい推力を発生させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数の投射物を収容し
たカプセルまたは単数の投射物体を発射して遠方に放出
する投射装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、エアガン玩具などのように小型の
飛翔体を発射するものや、爆薬などを使用して大型の投
射体を発射し、落下途中で大型の投射体内に搭載した投
射物体を分散放出するものなどがあった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、エアガン玩具
は、大型の投射体を飛ばすことができず、また遠方に飛
ばすのも困難であった。また火薬などを使用するもので
は、その取扱が難しく、危険が伴うとともに、装置が大
型になるという問題があった。
【0004】本発明は、上記問題点を解決して、安全で
かつ大型の投射体を遠方に発射することができるコンパ
クトな投射装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
めに本発明は、投射体をスライド自在に収容可能で下端
部に発射用気室が形成された発射筒と、発射筒の下部に
設けられて軸心部に発射用空気弁が配設されるとともに
この空気弁の外周部に発射用空気タンクが設けられた発
射駆動部とで構成され、前記発射用空気弁は、軸心方向
にスライド自在に配置されて弁頭部が発射用空気タンク
から発射用気室に連通される空気供給孔に当接離間して
開閉自在で、かつ発射用空気タンクの空気圧により空気
供給孔を閉止する側に付勢される弁体と、前記弁体にス
ライド方向に沿って形成されたスライド孔およびこのス
ライド孔に連続して形成された起動気孔と、前記スライ
ド孔に挿通されたロッドに固定されるとともに、起動気
孔内にスライド自在に嵌合された固定ピストンと、前記
ロッドに穿設され、起動気孔内で空気供給孔を開放する
側に弁体を駆動する起動気室に連通された起動空気供給
孔とを備えたものである。
【0006】また上記構成に加えて、弁頭部とこれが当
接する弁座部を有する空気供給孔は、円錐面状に形成さ
れて外周側の発射用空気タンクから軸心側の発射用気室
に発射用空気が流入するように構成され、弁頭部の周囲
に形成されてOリングを収容する収容溝は、外周側の浅
溝と軸心側の深溝とで構成され、深溝の底部に発射用気
室に連通する複数の吸引保持孔を形成したものである。
【0007】
【作用】上記構成において、起動用空気供給孔から起動
用圧縮空気を起動気室に供給することにより、弁体を空
気供給孔を開放する側にスライドさせ、発射用空気タン
ク内の発射用圧縮空気を外周側から軸心側に起動気孔を
介して一気に発射用気室に供給することにより、圧力が
瞬発的に上昇されて強力な推力が投射体に負荷され、発
射筒内の投射体を発射させて、遠方に飛翔させることが
できる。
【0008】また、円錐面状の弁頭部に装着されるOリ
ングであっても、開放時に外周側から極めて高圧の空気
が瞬時に接触した場合に、収容溝内のOリングは発射用
気室側に引っ張られるが、Oリングの大部分が深溝内に
収容されるとともに、深溝の底部で低圧側に連通する吸
引保持孔側に吸引されるので、Oリングが高圧の空気流
に同伴離脱されるのを確実に防止することができる。
【0009】
【実施例】以下、本発明に係る投射装置の一実施例を図
面に基づいて説明する。この投射装置1は、図4に示す
ように、カートリッジ2に複数個が収納され、これらカ
ートリッジ2が複数個、発射装置に装填して使用される
ものである。
【0010】この投射装置1は、図1に示すように、円
柱状投射体3をスライド自在に収容可能な筒体状で下端
部に発射用気室4が形成された発射筒5と、この発射筒
5の下部に設けられて軸心部に発射用空気弁6が配設さ
れるとともにこの空気弁6の外周部に発射用空気タンク
7が形成された発射駆動部8とで構成されている。
【0011】前記発射用気室4は、発射筒5の底部部材
11に、投射体3の直径より小さい円孔部11aと、円
孔部11aから投射体3の底面近傍まで広がる拡開孔1
1bとにより形成され、さらに円孔部11aの下部に下
部ほど外側に広がる円錐面状の弁座部12が形成されて
いる。
【0012】発射駆動部8は、外周部に環状の発射用空
気タンク7の上部内面に、弁座部12から発射用気室4
に通じる複数の空気供給孔13が形成されている。発射
用空気タンク7内の軸心部に形成された収容孔14内に
は、弁頭部15aが弁座部12に当接して空気供給孔1
3を開閉可能な弁体15が軸心方向にスライド自在に配
置されている。この弁体15には、軸心位置の下部にス
ライド孔16が形成されるとともに、上部に大径の起動
気孔17が形成されており、スライド孔16には、下端
固定部18aが発射用空気タンク7に固定されたロッド
18がスライド自在に挿通され、さらにロッド18の先
端部に、起動気孔17内にスライド自在に嵌合される固
定ピストン19が固定されている。さらに、ロッド18
には、固定ピストン19の下部に形成された起動気室2
0に起動用圧縮空気を供給する起動空気供給孔21が穿
設されている。
【0013】また、前記弁体15の上部外周には、収容
孔14に形成されたストッパー22に当接して開放限と
なるとともに、閉止時に空気供給孔13を介して発射用
空気タンク7の圧力を受けて弁体15を閉止方向に付勢
する受圧段部23が形成されている。さらに、ロッド1
8の下端固定部18aと弁体15の下面との間には、ロ
ッド18に外嵌して弁体を上方に付勢する復帰用ばね2
4が介装され、また復帰用ばね24の下部外周部には、
弁体15の開放時の衝撃を緩衝するクッションリング2
5およびプランジャ26が配置されている。
【0014】前記底部部材11には、空気抜き孔27を
介して投射体3の装着時に発射用気室4内の空気抜きを
行うリング弁体28が回動自在に外嵌されており、リン
グ弁体28には作動用レバー29が取り付けられる雌ね
じ孔29aが形成されている。この作動用レバー29は
非使用時には取り外される。また、空気抜き孔27が閉
じられているのを確認するためのリミットスイッチ30
が設けられている。
【0015】31は発射装置に設けられて起動空気供給
孔21のパイロットポート21aに接続される起動用空
気管で、開閉弁32を介してアキュムレータ33または
圧縮空気ポンプ34に接続されている。35は発射用空
気タンク7の底部の空気注入口7aに装着されたプラグ
である。
【0016】前記発射駆動部8において、各摺動部には
それぞれシール用のOリングが収容溝(円形溝)42を
介して設けられているが、弁頭部15aに設けられたO
リング41は、発射用空気が外周側から軸心部側の縮径
方向に通過して接触されるため、この発射用圧縮空気に
より、収容溝42から外れて発射用気室4に同伴される
恐れがある。そのため、図3に示すように、前記収容溝
42は、外周側の浅溝42aと、内周側の深溝42bと
が形成され、発射用圧縮空気により押圧される側を深く
してOリング41の外れるのが防止されている。そし
て、この深溝42bの底部から起動気孔17を介して発
射用気室4に連通する複数の吸着保持孔43が法線方向
に形成されている。したがって、開放開始時に、この深
溝42bにより、発射用圧縮空気により圧縮されるOリ
ング41を確実に収容し、低圧側に連通する吸着保持孔
43によりOリング41を吸着して収容溝42内に保持
することができる。
【0017】上記構成の投射装置の作用を説明する。 (1)圧縮空気供給源から空気注入口7aを介して発射
用空気タンク7内に発射用圧縮空気が注入充填され、ま
た投射体3を装入後、リング弁体28により発射用気室
4内を空気抜きされた投射装置1を、カートリッジ2に
装着するとともに、これらカートリッジ2を発射装置に
装填し、各投射装置1の起動用空気供給孔21のパイロ
ットポート21aに起動用空気管31が接続される。
【0018】この時弁体15は、図1に示すように、復
帰用ばね24と受圧段部23に作用する発射用空気タン
ク7内の圧力により、上方に付勢されて弁頭部15aが
Oリング41を介して弁座部12に当接され、空気供給
口13が閉止されている。 (2)開閉弁32が開かれると、発射用圧縮空気より高
圧の起動用圧縮空気が起動用空気供給孔21から起動気
室20に流入され、弁体15を下方に押し下げる。これ
により、図2に示すように、弁頭部15aが弁座部12
から離間して空気供給孔13が開放され、発射用空気タ
ンク7内の発射用圧縮空気が外周側から一気に狭い発射
用気室4に流入されて一気に昇圧され、その推力が投射
体3の底部に負荷されて投射体3が発射筒5内から前方
に発射される。なお、弁体15の反力はクッションリン
グ25およびプランジャ26と復帰用ばね24により緩
衝される。
【0019】この発射用圧縮空気の流入時に、弁頭部1
5aの収容溝42に装着されたOリング41は、発射用
圧縮空気により圧縮されて深溝42bに保持され、さら
に低圧側に連通する空気抜き孔43により吸着されて収
容溝42内に保持され、発射用圧縮空気により離脱する
ことはない。
【0020】
【発明の効果】以上に述べたごとく本発明によれば、起
動用空気供給孔から起動用圧縮空気を起動気室に供給す
ることにより、弁体を空気供給孔を開放する側にスライ
ドさせ、発射用空気タンク内の発射用圧縮空気を外周側
から軸心側に起動気孔を介して一気に発射用気室に供給
することにより、圧力が瞬発的に上昇されて強力な推力
が投射体に負荷され、発射筒内の投射体を発射させて、
遠方に飛翔させることができる。したがって、火薬など
の爆発性薬物を使用することがないので、安全でかつ大
型の投射体を遠方に発射することができ、安全装置も不
要でコンパクトに構成することができる。
【0021】また、円錐面状の弁頭部に装着されるOリ
ングであっても、開放時に外周側から極めて高圧の空気
が瞬時に接触した場合に、収容溝内のOリングは発射用
気室側に引っ張られるが、Oリングの大部分が深溝内に
収容されるとともに、深溝の底部で低圧側に連通する吸
引保持孔側に吸引されるので、Oリングが同伴離脱され
るのを確実に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る投射装置の一実施例を示す中央縦
断面図である。
【図2】同投射装置の発射状態を示す中央縦断面図であ
る。
【図3】同投射装置の弁頭部のOリングを示す断面図で
ある。
【図4】同投射装置の使用状態を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 投射装置 3 投射体 4 発射用気室 5 発射筒 6 発射用空気弁 7 発射用空気タンク 8 発射駆動部 12 弁座部 13 空気供給孔 15 弁体 15a 弁頭部 16 スライド孔 17 起動気孔 18 ロッド 19 固定ピストン 20 起動気室 21 起動空気供給孔 41 Oリング 42 収容溝 42a 浅溝 42b 深溝 43 吸着保持孔
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 駒田 周治 大阪府大阪市此花区西九条5丁目3番28号 日立造船株式会社内 (72)発明者 千木良 暁司 大阪府大阪市此花区西九条5丁目3番28号 日立造船株式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】投射体をスライド自在に収容可能で下端部
    に発射用気室が形成された発射筒と、 発射筒の下部に設けられて軸心部に発射用空気弁が配設
    されるとともにこの空気弁の外周部に発射用空気タンク
    が設けられた発射駆動部とで構成され、 前記発射用空気弁は、 軸心方向にスライド自在に配置されて弁頭部が発射用空
    気タンクから発射用気室に連通される空気供給孔を開閉
    自在で、かつ発射用空気タンクの空気圧により空気供給
    孔を閉止する側に付勢される弁体と、 前記弁体にスライド方向に沿って形成されたスライド孔
    およびこのスライド孔に連続して形成された起動気孔
    と、 前記スライド孔に挿通されたロッドに固定されるととも
    に、起動気孔内にスライド自在に嵌合された固定ピスト
    ンと、 前記ロッドに穿設され、起動気孔内で空気供給孔を開放
    する側に弁体を駆動する起動気室に連通された起動空気
    供給孔とを備えたことを特徴とする投射装置。
  2. 【請求項2】弁頭部とこれが当接する弁座部を有する空
    気供給孔は、円錐面状に形成されて外周側の発射用空気
    タンクから軸心側の発射用気室に発射用空気が流入する
    ように構成され、 弁頭部に形成されてOリングを収容する円形溝は、外周
    側の浅溝と軸心側の深溝とで構成され、深溝の底部に発
    射用気室に連通する複数の吸引保持孔を形成したことを
    特徴とする請求項1記載の投射装置。
JP6127925A 1994-06-10 1994-06-10 投射装置 Pending JPH07332894A (ja)

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JP6127925A JPH07332894A (ja) 1994-06-10 1994-06-10 投射装置

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JP6127925A JPH07332894A (ja) 1994-06-10 1994-06-10 投射装置

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JPH07332894A true JPH07332894A (ja) 1995-12-22

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ID=14972030

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JP6127925A Pending JPH07332894A (ja) 1994-06-10 1994-06-10 投射装置

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JP (1) JPH07332894A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107883044A (zh) * 2017-11-07 2018-04-06 北京特种机械研究所 一种潜载飞行器发射筒阀门机构的开合方法
CN107883043A (zh) * 2017-11-07 2018-04-06 北京特种机械研究所 一种潜载飞行器发射筒阀门机构

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107883044A (zh) * 2017-11-07 2018-04-06 北京特种机械研究所 一种潜载飞行器发射筒阀门机构的开合方法
CN107883043A (zh) * 2017-11-07 2018-04-06 北京特种机械研究所 一种潜载飞行器发射筒阀门机构

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