JPH07332241A - 圧縮機 - Google Patents

圧縮機

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JPH07332241A
JPH07332241A JP7142281A JP14228195A JPH07332241A JP H07332241 A JPH07332241 A JP H07332241A JP 7142281 A JP7142281 A JP 7142281A JP 14228195 A JP14228195 A JP 14228195A JP H07332241 A JPH07332241 A JP H07332241A
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valve
piston
intake valve
intake
compressor
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アイ. ドリーマン ネリック
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    • F04BPOSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS
    • F04B39/00Component parts, details, or accessories, of pumps or pumping systems specially adapted for elastic fluids, not otherwise provided for in, or of interest apart from, groups F04B25/00 - F04B37/00
    • F04B39/0005Component parts, details, or accessories, of pumps or pumping systems specially adapted for elastic fluids, not otherwise provided for in, or of interest apart from, groups F04B25/00 - F04B37/00 adaptations of pistons
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10STECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10S417/00Pumps
    • Y10S417/902Hermetically sealed motor pump unit

Abstract

(57)【要約】 【構成】 密閉ハウジング(12)内に取り付けられた
圧縮機機構(44)を含む圧縮機集合体(10)が開示
されている。シリンダブロック(46)が、吸気弁集合
体(113)を備えた往復動ピストン(96、98)を
設けている。ピストンには、深い半トーラス形環状凹部
(114)を備えたヘッド(118)が設けられてお
り、同様な形状の一体型吸気弁(124)がそれに着座
するように設けられている。弁の慣性及び衝撃力を減少
させるため、複数の半径方向に延出したフィンガ(13
0)を備えた締付けボルト(120)を含む保持機構
(120、122)が用いられている。フィンガは片持
ち式ビームばねとして機能する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、密閉形圧縮機、特に吸
気弁集合体(assembly)を内蔵した往復運動ピストンを
備えている圧縮機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般的に密閉形圧縮機は、内部に圧縮機
機構を取り付けた密閉ハウジングを有している。圧縮機
機構には、冷媒ガスを圧縮してから吐き出す圧縮室を形
成しているクランクケースまたはシリンダブロックを設
けることができる。
【0003】従来の圧縮構造の問題点は、ピストンが上
部死点位置にある時に必ず一定容積がシリンダ内に残る
ことである。ピストンの往復運動中、この容積のガスが
圧縮及び再膨張を繰り返す。再膨張容積によって、圧縮
機のエネルギ効率の損失が生じる。
【0004】ピストン内弁構造を用いた従来の圧縮機、
例えば米国特許第2,117,601号及び第4,83
4,632号に開示されているものでは、吸気弁がピス
トンヘッドの上表面に隣接して取り付けられて、ピスト
ンの上表面と弁保持部材(valve retainer)とによって
形成された空間内を軸方向に往復運動することができ
る。同じ限定空間内に配置された別のスペーサ洗浄液が
弁の移動を案内し、弁の上昇可能量を定める。重なった
ねじ頭または洗浄液が、リング形弁の移動を止めると同
時に、スペーサ洗浄液をねじ頭とピストンヘッド上表面
との間に締付ける。スペーサ洗浄液が弁よりもわずかに
厚いことから、弁はねじ頭の下方で限定軸方向移動する
ことができる。
【0005】従来のピストン内弁構造では吸気弁がピス
トン上部の表面の上方に位置するため、弁及びその案内
及び保持部材を収容する空間が弁板内に設けられてい
た。これによって、すきま容積が大きくなり、弁装置の
組み立てが複雑となり、圧縮機の製造コストが増加す
る。
【0006】ガスの動的力はリング弁の周辺部分に加え
られるの対して、弁の中央部分付近に円形保持部材が配
置されているため、その中心に作用する力が局在化し
て、弁の分極慣性モーメントが大幅に増加する。弁が保
持部材に衝突する時、比較的大きい応力が保持部材に加
わり、そのため、中心部分に集中した力及び/または部
品の衝突の繰り返しによる摩耗の蓄積によって破損する
可能性がある。
【0007】鋼製のリング形弁を用いることが従来の圧
縮機では一般的である。そのような弁用鋼の、曲げの繰
り返しによって生じる応力(曲げ応力)及び弁が弁座/
ストッパと衝突することによって生じる衝撃応力に耐え
る能力は、従来形弁用鋼の重要な特性の1つである。様
々な研究からわかっているように、減衰特性が高い弁素
材ほど、誘導応力ピークを効果的に吸収し、弁の破損が
少なくなり、そのような衝撃によって発生する騒音が小
さくなる。
【0008】さらに、従来の吸気弁のガス通路には、通
常は単一の外側ガス通路が設けられているだけであっ
た。弁を単一の外側ガス通路に制限することによって、
絞りが発生し、圧縮機の効率が低下する。
【0009】米国特許第4,955,796号及び第
5,106,278号にプラスチック弁ディスクが示さ
れている。このプラスチック弁は、ピストンの上部に配
置されているガス通路を開閉できる大きさの限定軸方向
浮動移動を行うことができるように、ピストンの上部に
取り付けられていた。プラスチック弁のそのような構造
では、弁の曲げ応力がある程度減少するが、保持手段が
中央に配置されていることによる集中衝撃応力源が依然
として存在する。
【0010】そのようなプラスチック弁ディスクの別の
問題点は、弁の中央部分にブリッジカバーを用いて、ね
じ及びプラスチック溶接によってディスク本体に取り付
けていることである。プラスチック材の過度のたわみ自
体が問題になることに注意されたい。縁部で懸架された
薄板はガス圧の変化の影響を受けてねじれまたはひずみ
を生じる傾向があるため、プラスチックの中央ブリッジ
部材には何らかの補強が必要である。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、有効
弁流れ面積を増加させ、圧力降下及びシリンダのすきま
容積を最小にする改良形ガス通路構造を備えた信頼性の
高い吸気弁装置を提供することである。本発明はまた、
乱流の形成を抑え、弁装置によって発生する騒音を軽減
し、製造が低コストである。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明の圧縮機は、ハウ
ジングと、内孔を備えた前記ハウジング内に配置されて
いるシリンダブロックと、排気口を形成した前記内孔の
上方に取り付けられたシリンダヘッド集合体と、前記シ
リンダヘッド集合体に前記排気口の上方で取り付けられ
た排気弁と、前記内孔内に配置されてその内部を往復運
動し、半トーラス形環状凹部を設けた前表面、後表面及
び前記後表面から前記前表面まで貫設されたほぼ吸気圧
力にある吸気口を備えているピストンと、前記ピストン
を前記内孔内で往復運動させる駆動機構と、前記ピスト
ンに前記吸気口及び前記前表面の上方で摺動可能に取り
付けられた吸気弁とを有しており、前記吸気弁には上表
面及び下表面が設けられ、前記下表面がトロイダル形状
であることによって、吸気弁の開放中に前記下表面は吸
気圧力を直ちに完全に受けるようにしたことを特徴と
し、有効弁流れ面積を増加させ、圧力降下及びシリンダ
の再膨張容積を最小にした吸気弁集合体を提供すること
によって、従来形圧縮機に伴った上記問題点を解決して
いる。
【0013】
【作用】一般的に、本発明はシリンダブロック内を往復
運動するピストンを備えている。ピストンに吸気弁及び
ピストンの集合体が取り付けられている。ピストンに設
けられたヘッドに深い半トーラス形環状凹部が形成さ
れ、その底部に設けられた複数の開口でピストンの前部
及び後部が吸気口を介して流体連通できるようになって
いる。
【0014】半トーラス凹部の内表面によって形成され
た弁中空内の隆起中央部分に、特殊な形状のヘッドを備
えた細長いねじ付き締付けボルト等の保持手段をはめ込
む中央開口が設けられている。締付けボルトの特殊な形
状のヘッドは吸気弁保持部材として利用される。締付け
ボルトの平坦なヘッドはボルトの一体部分であって、複
数のフィンガがそれから半径方向に延出している。
【0015】環状凹部の側壁が、半トーラス形弁の弁座
を形成している。ピストン内部に面する一体型の吸気弁
の湾曲表面は、ピストンヘッドの環状凹部と同じ構造寸
法になっている。開放中、一体型弁は最終開放位置にお
いて締付けボルトフィンガの自由端部と衝突する。その
時、締付けボルトのフィンガの各々が片持ち式ビームば
ねとして働く。弁が保持部材に衝突する時に発生する衝
撃力は、従来技術の場合のように中央部分ではなく、弁
の平坦な開放部分に沿って分散される。
【0016】本発明の往復運動圧縮機の利点は、新しい
吸気弁集合体が、弁及びピストンの集合体のばね中央保
持部材手段を非局在化するため、弁部材に対する局部応
力を抑え、弁寿命を長くすることができることである。
【0017】本発明の往復運動圧縮機の別の利点は、保
持手段の延出フィンガが、構造的に強い片持梁を形成し
ており、これによって弁保持部材の寿命を長くすること
ができることである。これらの延出フィンガを形成する
ことによって、弁開放中の衝撃力を分散させる安定構造
が得られる。
【0018】本発明の往復運動圧縮機のさらに別の利点
は、新しい一体型吸気弁は開放時に直ちにその後表面積
全体が露出することである。弁開放時に吸気圧力を受け
る面積を最大にすることによって、弁開放中の弁加速度
が高くなる。弁加速度が高くなれば、圧縮機の性能が向
上する。
【0019】本発明は、一例では、内孔を備えたシリン
ダブロックを内部に配置した密閉ハウジングを設けた往
復運動圧縮機を提供している。排気口を形成したシリン
ダヘッド集合体がシリンダ内孔の上方に取り付けられ、
排気弁がシリンダヘッド集合体に排気口の上方で取り付
けられている。ピストンが、内孔内に往復運動可能に配
置されており、環状凹部を設けた前表面、後表面、及び
後部から前部までそれに貫設された吸気口を備えてい
る。吸気口はほぼ吸気圧力にある。冷媒を圧縮するため
ピストンを内孔内で往復運動させる駆動機構が設けられ
ている。吸気弁がピストンにピストン前表面の吸気口の
上方で摺動可能に取り付けられている。吸気弁には上表
面及び下表面が設けられ、下表面がトロイダル形状であ
って、弁の開放中に下表面が吸気圧力を直ちに完全に受
けるようにしている。
【0020】本発明の一例では、ピストンの前表面に
は、吸気弁を密着させる半トーラス形環状凹部が設けら
れている。半トーラス形環状凹部はピストンの吸気口に
連通している。
【0021】本発明は、別の実施例では、内孔を形成し
たシリンダブロックを共にハウジング内に設けた圧縮機
を提供している。取り付け形排気弁を備えた排気口を形
成したシリンダヘッド集合体が、シリンダ内孔の上方に
取り付けられている。往復運動ピストンが内孔内に配置
され、ピストンを往復運動させる駆動手段に取り付けら
れている。ピストンは、前表面及び後表面を備え、それ
に吸気口が貫設されている。吸気口はほぼ吸気圧力にあ
る。少なくとも1つの半径方向フィンガを備えた締付け
ボルトがピストンに取り付けられており、吸気弁が締付
けボルト上を開閉位置へ摺動して、それが閉鎖位置にあ
る時に吸気口を密閉できるようにしている。吸気弁が開
放位置にある時、締付けボルトの半径方向フィンガが上
表面に接触して、半径方向フィンガが吸気弁に加わる開
放応力を軽減できるようにしている。本発明の一例で
は、吸気弁の上表面に凹部を設けて、吸気弁が完全開放
位置にある時、半径方向フィンガがその凹部にはまるよ
うにしている。
【0022】
【実施例】本発明の上記及び他の目的及び特徴、及びそ
れを得る方法は、添付の図面を参照した以下の詳細な説
明から明らかになるであろう。
【0023】図面を通して、同一の符号は同一部品を示
している。ここに示すものは本発明の好適な実施例であ
って、本発明の範囲を制限するものではない。
【0024】本発明の図示の、特に図1の実施例では、
圧縮機10にハウジング12が設けられている。ハウジ
ングには、上部分14と下部分18とが設けられてい
る。2つのハウジング部分は、溶接またはろう付けによ
って互いに密閉接合されている。取り付けフランジ20
が下部分18に溶接されて、圧縮機を垂直に直立した位
置に取り付けることができるようにしている。密閉ハウ
ジング12内には、ステータ24及びロータ26を備え
た電気モータ22が配置されている。ステータ24に巻
線28が設けられている。ロータ26に設けられた中央
開口30にクランクシャフト32が締まりばめされてい
る。圧縮機を電源に接続するため、端子クラスタ(図示
せず)がハウジング12の下部分18に設けられてい
る。
【0025】圧縮機集合体10はさらに、下部分18内
に油溜め36を設けている。遠心油引上管40が、クラ
ンクシャフト32の端部の座ぐり孔42に圧入されてい
る。油引上管40は従来形構造であって、垂直パドル
(図示せず)を内蔵している。
【0026】図1の実施例ではまた、ハウジング12内
にスコッチヨーク圧縮機機構44が封入されている。基
本的なスコッチヨーク圧縮機の構造の全体説明は、引例
として本説明に含まれる米国特許第4,838,769
号に記載されている。
【0027】圧縮機機構44は、モータステータ24と
ロータ26との間に環状の空気間隙50が生じるように
モータステータ24を取り付ける複数の取り付けラグ4
8を備えたクランクケースまたはシリンダブロック46
を有している。クランクケース46にはさらに、ハウジ
ングの中央部分16の環状張出し部54内で軸方向に支
持された外周取付けフランジ52が設けられている。ク
ランクケース46の下部分及び取付けフランジ52によ
って、ハウジング12の内部が、圧縮機機構44を取付
けた上部室とモータ22を配置した下部室とに分割され
ている。潤滑油を戻し、また、ハウジング内部全体の排
気圧力を均一化することができるようにハウジング12
の上端部及び下端部間を連通させるため、通路236が
フランジ52に貫設されている。
【0028】好適な実施例に示されているように、圧縮
機機構44は往復運動ピストンスコッチヨーク圧縮機の
形式である。すなわち、クランクケース46に4つのシ
リンダが半径方向に配置されており、そのうちの2つが
図1にシリンダ56及びシリンダ58で示されている。
半径方向に配置された4つのシリンダは、クランクケー
ス46の内側円筒壁62によって形成された中央吸気中
空60に開放して、それと連通している。比較的大きい
パイロット孔64がクランクケース46の上表面66に
設けられている。クランクシャフトを含む様々な圧縮機
構成部品はパイロット孔64から組み付けられる。かご
形軸受68等の上部カバーがクランクケース46の上表
面に、軸受68を貫通して上表面66にねじ込まれた複
数のボルト70で取り付けられている。軸受68をクラ
ンクケース46に組み付けた時、Oリングシール72が
吸気中空60をハウジング12の内側で形成された排気
圧力空間から隔離している。
【0029】クランクシャフト32がクランクケース4
6内に回転可能に軸支されており、吸気中空60を貫通
している。クランクシャフト32には、釣合おもり部分
90と偏心部分92とがクランクシャフト32の回転中
心軸線に対して互いに対向する位置で互いに釣り合うよ
うに設けられている。クランクシャフト32及びロータ
26の重さは、クランクケース46のスラスト面93で
支持されている。
【0030】偏心部分92は、クランクケース46内の
半径方向に配置された4つのシリンダに対応してその内
部で作動するように配置されている複数の往復運動ピス
トン集合体にスコッチヨーク機構94によって作動連結
されている。図1に示されているように、圧縮機集合体
10内で作動可能な半径方向に配置された4つのピスト
ン集合体を代表するピストン集合体96及び98は、そ
れぞれシリンダ内孔56及び58に対応している。
【0031】スコッチヨーク機構94は、偏心部分92
を軸支する円筒形内孔102を含むスライドブロック1
00を有している。スコッチヨーク機構94にはさらに
1対のヨーク部材104及び106が設けられており、
これらはスライドブロック100と協動して、偏心部分
92の軌道運動を半径方向に配置された4つのピストン
集合体の往復運動に変換する。例えば、図1に示されて
いるヨーク部材106は本発明のピストン集合体96及
び98に連結されており、このため、ピストン集合体9
6が下方死点位置にある時、ピストン集合体98が上方
死点位置にある。
【0032】釣合おもり190が偏心取付けボルト19
2によってシャフト32の上部に取付けられている。釣
合おもり190を貫通している押出加工孔194が、ク
ランクシャフト32の上部に開口して油溜め36から汲
み上げられた油の出口となっている軸方向油通路174
に整合している。
【0033】再び本発明のピストン集合体96及び98
について説明すると、各ピストン集合体は、シリンダ内
孔内を往復運動して内部の冷媒ガスを圧縮するピストン
部材108を有している。ピストン部材108の外壁に
環状のピストンリング110が設けられている。ピスト
ン部材108を前表面118から後表面119まで貫通
した吸気口112によって、吸気中空60内の吸気ガス
がピストン108の圧縮側のシリンダ56へ流入するこ
とができる。
【0034】各ピストン集合体に吸気弁集合体113が
対応しており、それについて図2に示されているピスト
ン集合体96に関連させながら説明する。
【0035】ピストン部材108の前表面118には、
吸気口112に連通している深い半トーラス形環状凹部
114が設けられている。半トーラス形環状凹部114
の内表面によって形成された隆起中央円錐部分115
に、細長いねじ付き締付けボルト120をはめ込む中央
開口116が設けられている。締付けボルト120に
は、弁保持部材として機能する特殊形状のヘッド122
が設けられている。
【0036】半トーラス形環状凹部114の湾曲側壁
が、一体型半トーラス形弁124の弁座を形成してい
る。貫通開口127が弁124の中央に設けられてい
る。図4にわかりやすく示されているように、弁124
の湾曲表面126がピストン108に面しており、好ま
しくは環状半トーラス形凹部114と同じ構造寸法であ
る。弁124の反対側には、ピストン部材108の圧縮
行程中にピストンの前表面118とほぼ同一平面となる
ほぼ平坦なリング表面128が設けられている。吸気弁
124の湾曲表面126は、弁の開放時にほぼ直ちに差
圧を受ける。圧力を受ける弁表面の湾曲形状は、吸気口
112を覆う同一寸法の従来の弁のいずれの平坦表面よ
りも面積が大きくなる。このような配慮によって、吸気
弁有効面積が冷媒の流れを最大限に受けて、弁を上昇さ
せ、弁の開放を加速し、これは圧縮機の性能にとって好
ましいことである。
【0037】図4に示されているように、湾曲表面12
6は弓形断面であり、やはり弓形断面の半トーラス形環
状凹部114の受け座表面に面している。弁における圧
力降下を最小限に抑えるため、口及び弁の入口及び出口
縁部に丸みを付けると共に上記のように通路を形成する
ことによって、ガスが急激に旋回することなく滑らかに
流れる状態が形成される。これによって、弁の開放中に
ガスは開口127及び湾曲表面126の外周の周囲の両
方を流れることができる。弁のばたつきが減少する一方
で、圧縮機の効率が向上する。弁のばたつきが、圧縮機
内の間欠的なガタガタという騒音の発生機構である。ま
た、半トーラス形環状凹部114は、弁124の焼き付
きまたはジャムを防止するためほぼ円錐台の形状の弁ガ
イドとして機能する。
【0038】圧縮機の作動中に吸気弁124が軸方向に
変位する時、その軸方向変位量は、締付けボルト120
の平坦なヘッド122によって形成された弁保持部材に
よって定められる。図5及び6に示されているように、
特殊形状のヘッド122は平坦であってボルト120の
一体部分であり、複数のフィンガ130がそれから半径
方向に延出している。特殊形状のヘッド122はさら
に、締付けボルト120をねじ134でヨーク部材10
4または106にねじ付けることができるように、六角
キー用の取り付け位置となるドライブ孔132を設けて
いる。
【0039】弁124の平坦なリング表面128に凹部
136が設けられている。ピストンの組み付け中に、各
フィンガ130の端部分が平坦なリング表面128に形
成された対応の凹部136にはまる。開放中に、弁12
4は最終開放位置でフィンガ130の自由端部に衝突す
る。各フィンガ130はこの時、締付けられた自由端部
が境界状態になり、自由端部に負荷が加えられた片持ち
式ビームばねとして機能する。
【0040】公知のように、片持ち式ビーム形のばねの
形状及び寸法は無限に変化させることができる。ほとん
どの可変断面ビームは、ほぼ三角形、台形、放物線、テ
ーパの4形式のうちの1つである。本実施例では、衝撃
力は、円124が弁保持部材、すなわち特殊形状のヘッ
ド122と衝突する時に発生し、弁の平坦なリング部分
128に沿って分散して、保持フィンガ130の自由端
部に加えられるため、従来技術のように中央に局在すな
わち集中した力が弁124及び保持部材122に影響を
与えることはない。フィンガ130が半径方向に延出し
ていることによって、保持部材122のばね及び衝撃吸
収特性が向上し、慣性モーメントが減少して、衝突部材
の応力を最小に抑えることができる。これらの要素を組
み合わせることによって、弁装置の信頼性を向上させる
ことができる。
【0041】上表面123を備えた締付けボルトヘッド
122は、円錐形弁ガイド115の上平坦部分上に、ボ
ルトヘッドの上表面123とピストン118の上表面と
が同一平面になるようにして取り付けられる。好ましく
は、締付けボルトヘッドの厚さを約0.045インチと
し、そのフィンガを弁124の円形凹部136の底部か
ら上方に0.065インチの位置に配置する。この変位
量(0.065インチ)が、弁124の弁揚程すきまで
ある。吸気弁124は、好ましくは広い温度範囲、例え
ば−40゜F〜500゜F、及び衝撃誘発応力に耐える
ことができる高性能ポリマー材から形成される。好適な
ポリマーとして、引っ張り強さが約32×103PSI
で、衝撃強さが高く、吸水率が低いデュポン(Dupont)
社から入手できるベスペル(Vespel)、アイ・シー・ア
イ(ICI)社製のビクトレックス(Victrex)、アモ
コ(Amoco)社製のカデル(Kadel)がある。これらのポ
リマーはまた、約260PSIで550゜F以上の高い
加熱ひずみ温度において2.5×106PSI以上の高
いたわみ率を備えていることが好ましい。
【0042】露出弁126の表面が湾曲形状であること
で、弁124の開放が増加及び加速されるため、圧縮機
の効率が向上する。ピストン部材108の隆起中央部分
115は、弁124の往復運動を案内し、凹状表面を備
えた円錐台として形成されてピストン108と一体化し
ている。円錐部分115がそのような形状であることに
よって、弁126にどのようなずれ、傾斜または他の位
置の狂いが生じた場合でも、弁126の焼き付きまたは
ジャムが防止される。
【0043】シリンダヘッド集合体160は、排気弁1
42用の弁保持部材として機能する多数のウェブ部分1
62を設けたシリンダヘッド134を含んでいる。ヘッ
ド集合体160はまた、排気弁集合体138を取り付け
る中央ハブ部分164を形成している。
【0044】作用を説明すると、ピストン集合体96が
シリンダ内孔56内を往復運動する。ピストン集合体9
6がその圧縮行程で下死点位置から上死点位置へ移動す
る時、ガイド部材115及びボルト120に沿って摺動
する吸気弁124が、吸気口112をその慣性によって
開閉する。ピストン集合体96がシリンダヘッド集合体
160の方へ移動すると、シリンダ内孔56内の冷媒ガ
スが圧縮されて、排気弁集合体138を通り、排気弁1
42を通過して、圧縮機ハウジング12内の排気圧力空
間74内へ押し出される。
【0045】ピストン部材108が上死点位置に達する
と、半径方向フィンガ130がほぼ完全に凹部136に
はまって、平坦な前表面部分を形成することから、再膨
張容積が減少する。これは、ピストンが下方死点の方へ
移動し始める時に発生する。半径方向フィンガ130は
片持ち式ビームとして機能して、慣性力を弁124の表
面全体に拡散させる。この時、湾曲表面126が半トー
ラス形環状凹部114と共に、弁開放の加速を助ける。
冷媒は、形成された非常に滑らかなガス移動経路に沿っ
て半径方向外向き及び内向きの両方で弁124を通過す
る。冷媒の圧力降下を生じやすい急激、または鋭角の旋
回が発生しない。
【0046】ピストン部材108は、下死点位置まで進
んでから方向を逆転し、吸気弁124はガイド部材11
5及びボルト120上を前進し続けて、吸気口112を
密閉することができる。ここで吸気行程が完了し、再び
圧縮行程が始まる。
【0047】上記弁装置がスコッチヨーク圧縮機以外の
形式の圧縮機にも適用可能であることは明らかである。
この新規な弁装置は、単式または複式往復運動ピストン
圧縮機に使用することもできる。本発明は、これらの圧
縮機において再膨張を減少させ、吸気弁のタイミングを
改善することができる。
【0048】
【発明の効果】本発明の往復運動圧縮機によれば、新し
い吸気弁集合体が、弁及びピストンの集合体のばね中央
保持部材手段を非局在化するため、弁部材に対する局部
応力を抑え、弁寿命を長くすることができることであ
る。また、保持手段の延出フィンガが、構造的に強い片
持梁を形成しており、これによって弁保持部材の寿命を
長くすることができることである。これらの延出フィン
ガを形成することによって、弁開放中の衝撃力を分散さ
せる安定構造が得られる。
【0049】また、本発明によれば、新しい一体型吸気
弁は開放時に直ちにその後表面積全体が露出することに
より、弁開放時に吸気圧力を受ける面積を最大にするの
で、弁開放中の弁加速度が高くなり、よって、圧縮機の
性能が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を組み込んだ圧縮機の長手方向断面図で
ある。
【図2】図1のピストン集合体の拡大部分断面図であ
る。
【図3】本発明の吸気弁の上面図である。
【図4】図3の4−4線に沿った図3の吸気弁の、矢印
の方向に見た断面図である。
【図5】本発明の締付けボルトの立面図である。
【図6】図5の締付けボルトのヘッドの上面図である。
【符号の説明】
10 圧縮機、 12 圧縮機ハウジング、 32 駆動機構、 44 圧縮機機構、 46 シリンダブロック、 56、58 内孔、 96、98 ピストン、 112 吸気口、 114 半トーラス形環状凹部、 118 ピストン前表面、 120 締付けボルト、 124 吸気弁、 126 吸気弁下表面、 128 吸気弁上表面、 130 フィンガ、 136 凹部、 142 排気弁、 160 シリンダヘッド集合体。

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ハウジング(12)と、内孔(56、5
    8)を備えた前記ハウジング内に配置されているシリン
    ダブロック(46)と、排気口を形成した前記内孔の上
    方に取り付けられたシリンダヘッド集合体(160)
    と、前記シリンダヘッド集合体に前記排気口の上方で取
    り付けられた排気弁(142)と、前記内孔内に配置さ
    れてその内部を往復運動し、半トーラス形環状凹部(1
    14)を設けた前表面(118)、後表面(119)及
    び前記後表面から前記前表面まで貫設されたほぼ吸気圧
    力にある吸気口(112)を備えているピストン(9
    6、98)と、前記ピストンを前記内孔内で往復運動さ
    せる駆動機構(32)と、前記ピストンに前記吸気口及
    び前記前表面の上方で摺動可能に取り付けられた吸気弁
    (124)とを有しており、前記吸気弁には上表面(1
    28)及び下表面(126)が設けられ、前記下表面が
    トロイダル形状であることによって、吸気弁の開放中に
    前記下表面は吸気圧力を直ちに完全に受けるようにした
    ことを特徴とする圧縮機(10)。
  2. 【請求項2】 前記ピストンの前表面の凹部には、前記
    吸気弁(124)を密着させる半トーラス形環状凹部
    (114)が設けられており、前記半トーラス形環状凹
    部(114)は前記吸気口(112)に連通しているこ
    とを特徴とする請求項1に記載の圧縮機。
  3. 【請求項3】 前記半トーラス形環状凹部(114)は
    複数の開口(112)を介して前記吸気口に連通してい
    ることを特徴とする請求項2に記載の圧縮機。
  4. 【請求項4】 前記吸気弁(124)はポリマー材で形
    成されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか
    1項に記載の圧縮機。
  5. 【請求項5】 前記ピストン(96、98)は、前記前
    表面(118)に隆起中央部分(115)を設けてお
    り、前記隆起中央部分が前記吸気弁(124)と係合す
    ることによって、前記隆起中央部分が前記吸気弁の焼き
    付き及びジャムを防止するようにしたことを特徴とする
    請求項1〜4のいずれか1項に記載の圧縮機。
  6. 【請求項6】 前記吸気弁(124)は締付けボルト
    (120)で前記ピストン(96、98)に摺動可能に
    取り付けられており、前記締付けボルトには、前記吸気
    弁の開放時に前記上表面(128)と接触する半径方向
    フィンガ(130)が設けられていることを特徴とする
    請求項1〜3のいずれか1項に記載の圧縮機。
  7. 【請求項7】 前記吸気弁(124)は、前記上表面
    (128)に凹部(136)を設けており、前記吸気弁
    の開放時に前記フィンガ(130)が前記凹部にはまる
    ようにしたことを特徴とする請求項6に記載の圧縮機。
  8. 【請求項8】 前記フィンガ(130)は、前記吸気弁
    (124)との接触中、開放力の焦点を前記吸気弁の中
    心から外れた位置に置くことを特徴とする請求項6また
    は7に記載の圧縮機。
  9. 【請求項9】 前記締付けボルト(120)には複数の
    前記フィンガ(130)が設けられていることを特徴と
    する請求項6〜8のいずれか1項に記載の圧縮機。
  10. 【請求項10】 前記締付けボルト(120)には複数
    の前記フィンガ(130)が設けられており、前記吸気
    弁(124)には複数の凹部(136)が設けられてお
    り、前記フィンガの各々がそれぞれ対応の凹部にはまる
    ようにしたことを特徴とする請求項6〜9のいずれか1
    項に記載の圧縮機。
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