JPH0733197A - 給油装置 - Google Patents
給油装置Info
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- JPH0733197A JPH0733197A JP7641693A JP7641693A JPH0733197A JP H0733197 A JPH0733197 A JP H0733197A JP 7641693 A JP7641693 A JP 7641693A JP 7641693 A JP7641693 A JP 7641693A JP H0733197 A JPH0733197 A JP H0733197A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 流量計の器差を大流量及び小流量で自動的に
必要な回数だけ測定し、測定結果を表示できる給油装置
を提供する。 【構成】 ポンプ12により吸引した流体を流量計14
と給油管15と給油ホース16とを通って給油ノズル1
7から給油し、流量計14で計測した給油量を表示器2
0に表示する給油装置において、前記流量計14の下流
側の給油管15に設けた大流量及び小流量を切換える絞
り弁31と、この給油管15に三方切換弁32,33に
より切換えられる分岐管37,38を接続し、この分岐
管37,38間に設けた検査用流量計35と、この検査
用流量計35に流れる流体をポンプ12の上流側に戻す
他の分岐管39とを備え、前記絞り弁31を大流量及び
小流量に切り換え、それぞれ流量計14で測定した給油
量と検査用流量計35で測定した給油量とを比較し、前
記表示器20に比較結果を表示する。
必要な回数だけ測定し、測定結果を表示できる給油装置
を提供する。 【構成】 ポンプ12により吸引した流体を流量計14
と給油管15と給油ホース16とを通って給油ノズル1
7から給油し、流量計14で計測した給油量を表示器2
0に表示する給油装置において、前記流量計14の下流
側の給油管15に設けた大流量及び小流量を切換える絞
り弁31と、この給油管15に三方切換弁32,33に
より切換えられる分岐管37,38を接続し、この分岐
管37,38間に設けた検査用流量計35と、この検査
用流量計35に流れる流体をポンプ12の上流側に戻す
他の分岐管39とを備え、前記絞り弁31を大流量及び
小流量に切り換え、それぞれ流量計14で測定した給油
量と検査用流量計35で測定した給油量とを比較し、前
記表示器20に比較結果を表示する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、給油装置に備える流量
計の流量を必要により随時検査することができる給油装
置に関するものである。
計の流量を必要により随時検査することができる給油装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、ガソリンスタンド等の給油所で使
用している給油装置には流量計が備えられ、給油量が表
示器等に表示されるようになっている。この流量計は正
しく計量し表示することが必要である。
用している給油装置には流量計が備えられ、給油量が表
示器等に表示されるようになっている。この流量計は正
しく計量し表示することが必要である。
【0003】ところが、このような流量計は、長期間使
用していると狂いを生じることがあるため、5年毎に流
量検定することが義務付けられている。この流量検定
は、例えば、給油量を大流量及び小流量、例えば、45
l/min及び8l/min等でそれぞれ2回計量し、
器差が一定範囲に入っていることが要求される。
用していると狂いを生じることがあるため、5年毎に流
量検定することが義務付けられている。この流量検定
は、例えば、給油量を大流量及び小流量、例えば、45
l/min及び8l/min等でそれぞれ2回計量し、
器差が一定範囲に入っていることが要求される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
給油装置では、流量検定に要求される測定と同様な測定
を自動的に行い表示器に器差判定表示ができる装置がな
く、流量検定に時間がかかる等の欠点があった。なお、
実公昭48−121号公報には、給油機における流量計
の器差検査装置に関する技術が、また特公平1−167
58号公報には、通常の流量計とは別の分岐管により検
査用流量計を設けた循環回路を構成し、流量計と検査用
流量計の比較結果を報知器に報知するようにした給油装
置に関する技術が開示されている。ところが、このよう
な技術は、流量検定に要求されると同様の大流量及び小
流量で自動的に測定し、検査することができない。
給油装置では、流量検定に要求される測定と同様な測定
を自動的に行い表示器に器差判定表示ができる装置がな
く、流量検定に時間がかかる等の欠点があった。なお、
実公昭48−121号公報には、給油機における流量計
の器差検査装置に関する技術が、また特公平1−167
58号公報には、通常の流量計とは別の分岐管により検
査用流量計を設けた循環回路を構成し、流量計と検査用
流量計の比較結果を報知器に報知するようにした給油装
置に関する技術が開示されている。ところが、このよう
な技術は、流量検定に要求されると同様の大流量及び小
流量で自動的に測定し、検査することができない。
【0005】そこで本発明は、流量計の器差を大流量及
び小流量で自動的に必要な回数だけ測定し、測定結果を
表示できる給油装置を提供することを目的とする。
び小流量で自動的に必要な回数だけ測定し、測定結果を
表示できる給油装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の給油装置は、ポンプにより吸引した流体を
流量計と給油管と給油ホースとを通って給油ノズルから
給油し、流量計で計測した給油量を表示器に表示する給
油装置において、前記流量計の下流側の給油管に設けた
大流量及び小流量を切換える絞り弁と、該給油管に三方
切換弁により切換えられる分岐管と、この分岐管に設け
た検査用流量計と、この検査用流量計に流れる流体をポ
ンプの上流側に戻す他の分岐管とを備え、前記絞り弁を
大流量及び小流量に切り換え、それぞれ流量計で測定し
た給油量と検査用流量計で測定した給油量とを比較し、
前記表示器に比較結果を表示するものである。
に、本発明の給油装置は、ポンプにより吸引した流体を
流量計と給油管と給油ホースとを通って給油ノズルから
給油し、流量計で計測した給油量を表示器に表示する給
油装置において、前記流量計の下流側の給油管に設けた
大流量及び小流量を切換える絞り弁と、該給油管に三方
切換弁により切換えられる分岐管と、この分岐管に設け
た検査用流量計と、この検査用流量計に流れる流体をポ
ンプの上流側に戻す他の分岐管とを備え、前記絞り弁を
大流量及び小流量に切り換え、それぞれ流量計で測定し
た給油量と検査用流量計で測定した給油量とを比較し、
前記表示器に比較結果を表示するものである。
【0007】
【作用】本発明による給油装置は、絞り弁を切換えて大
流量及び小流量を三方切換弁を介して分岐管に流し、検
査用流量計で測定した給油量と検査用流量計で測定した
給油量とを比較し、表示器に比較結果を表示すること
で、流量計の器差を大流量及び小流量で自動的に必要な
回数だけ測定して流量検定ができる。
流量及び小流量を三方切換弁を介して分岐管に流し、検
査用流量計で測定した給油量と検査用流量計で測定した
給油量とを比較し、表示器に比較結果を表示すること
で、流量計の器差を大流量及び小流量で自動的に必要な
回数だけ測定して流量検定ができる。
【0008】
【実施例】以下、本発明を図示の一実施例により具体的
に説明する。図1は本発明の第1実施例の給油装置の構
成を説明する図、図2は本発明の第1実施例の配管系統
図である。
に説明する。図1は本発明の第1実施例の給油装置の構
成を説明する図、図2は本発明の第1実施例の配管系統
図である。
【0009】これらの図において、本実施例の給油装置
は、地上に設置固定されており、通常の給油動作に用い
られる給油手段10と流量検査時に用いられる流量検査
手段30とを備えている。
は、地上に設置固定されており、通常の給油動作に用い
られる給油手段10と流量検査時に用いられる流量検査
手段30とを備えている。
【0010】給油手段10は、ポンプモータ11で駆動
されるポンプ12により図示しない地下タンクから油が
吸入管13を通して吸引され、流量計14と給油管15
と給油ホース16とを通って給油ノズル17から、例え
ば、車両等の燃料タンクへ給油されるようになってい
る。流量計14は、給油量を計測する流量パルス発信器
18を備えており、この流量パルス発信器18から発す
るパルスが各部を制御するための制御装置19で計数値
に変換され、この計数値が表示器20に表示される。給
油ノズル17は、ノズル掛け21に着脱自在に掛けられ
るようになっている。このノズル掛け21の近傍には、
給油ノズル17の脱着によりオン・オフするノズルスイ
ッチ22が設けられており、このノズルスイッチ22が
オン状態のときに、制御装置19からの信号によりポン
プモータ11が作動するようになっている。
されるポンプ12により図示しない地下タンクから油が
吸入管13を通して吸引され、流量計14と給油管15
と給油ホース16とを通って給油ノズル17から、例え
ば、車両等の燃料タンクへ給油されるようになってい
る。流量計14は、給油量を計測する流量パルス発信器
18を備えており、この流量パルス発信器18から発す
るパルスが各部を制御するための制御装置19で計数値
に変換され、この計数値が表示器20に表示される。給
油ノズル17は、ノズル掛け21に着脱自在に掛けられ
るようになっている。このノズル掛け21の近傍には、
給油ノズル17の脱着によりオン・オフするノズルスイ
ッチ22が設けられており、このノズルスイッチ22が
オン状態のときに、制御装置19からの信号によりポン
プモータ11が作動するようになっている。
【0011】流量検査手段30は、流量を制御する絞り
弁31、流路を切換える第1〜第3の三方切換弁32,
33,34、検査用流量計35、検査を開始させる検定
スイッチ36等を備えており、各絞り弁31、三方切換
弁32,33,34を制御装置19からの信号に基づい
て制御し、検査用流量計35で測定した流量と通常の流
量計14で測定した流量とを制御装置19で比較し、器
差判定結果を表示器20に表示するものである。
弁31、流路を切換える第1〜第3の三方切換弁32,
33,34、検査用流量計35、検査を開始させる検定
スイッチ36等を備えており、各絞り弁31、三方切換
弁32,33,34を制御装置19からの信号に基づい
て制御し、検査用流量計35で測定した流量と通常の流
量計14で測定した流量とを制御装置19で比較し、器
差判定結果を表示器20に表示するものである。
【0012】絞り弁31は、例えば、流量が45l/m
in及び8l/minの全開及び小開の2段に切換でき
る電磁弁であり、流量計14の下流側の給油管15に設
けられている。第1及び第2の三方切換弁32,33
は、流路を三方向に切換える電磁弁であり、絞り弁31
の下流側の給油管15に設けられている。これら第1及
び第2三方切換弁32,33には、分岐管37、38が
連結され、この分岐管37、38に検査用流量計35が
設けられている。また、分岐管37、38電磁弁からな
る第3の三方切換弁34に接続され、該三方切換弁34
とポンプ12の吸入管13とは、分岐管39で連結され
ている。
in及び8l/minの全開及び小開の2段に切換でき
る電磁弁であり、流量計14の下流側の給油管15に設
けられている。第1及び第2の三方切換弁32,33
は、流路を三方向に切換える電磁弁であり、絞り弁31
の下流側の給油管15に設けられている。これら第1及
び第2三方切換弁32,33には、分岐管37、38が
連結され、この分岐管37、38に検査用流量計35が
設けられている。また、分岐管37、38電磁弁からな
る第3の三方切換弁34に接続され、該三方切換弁34
とポンプ12の吸入管13とは、分岐管39で連結され
ている。
【0013】検査用流量計35は、円筒状に形成された
パイプ40の内部を流体とともに移動するボール41が
配置され、このボール41の位置をパイプ40の両端側
で検知する第1及び第2のセンサ42,43が設けられ
ている。このようなセンサ42,43としては、ボール
41により機械的に動作するスイッチまたはボール41
の位置を電磁的あるいは光学的手段で検知するスイッチ
等が用いられる。これらセンサ42,43の検知信号
は、制御装置19に与えられる。なお、検定スイッチ3
6は、年に数度行えば十分であることから、鍵でオンす
るようなスイッチが使用される。
パイプ40の内部を流体とともに移動するボール41が
配置され、このボール41の位置をパイプ40の両端側
で検知する第1及び第2のセンサ42,43が設けられ
ている。このようなセンサ42,43としては、ボール
41により機械的に動作するスイッチまたはボール41
の位置を電磁的あるいは光学的手段で検知するスイッチ
等が用いられる。これらセンサ42,43の検知信号
は、制御装置19に与えられる。なお、検定スイッチ3
6は、年に数度行えば十分であることから、鍵でオンす
るようなスイッチが使用される。
【0014】次に、上記構成の給油装置の動作例をフロ
ーチャートを用いて説明する。図3は本発明の第1実施
例の給油装置の動作例を説明するフローチャートであ
る。
ーチャートを用いて説明する。図3は本発明の第1実施
例の給油装置の動作例を説明するフローチャートであ
る。
【0015】同図において、通常の給油時においては、
給油ノズル17がノズル掛け21から外されてノズルス
イッチ22がオンすると(ST1)、表示器20の前回
の給油量が帰零されるとともにポンプモータ11がオン
して(ST2)、ポンプ12が回動し、給油ノズルのバ
ルブを開いて給油を開始し、流量形14の流量パルス発
信器18からの信号は計数され給油量として表示器20
に表示する(ST3)。そして、給油ノズル17がノズ
ル掛け21に掛けられ、ノズルスイッチ22がオフする
と(ST4)、ポンプモータ11がオフして(ST
5)、ポンプ12の駆動が停止する。
給油ノズル17がノズル掛け21から外されてノズルス
イッチ22がオンすると(ST1)、表示器20の前回
の給油量が帰零されるとともにポンプモータ11がオン
して(ST2)、ポンプ12が回動し、給油ノズルのバ
ルブを開いて給油を開始し、流量形14の流量パルス発
信器18からの信号は計数され給油量として表示器20
に表示する(ST3)。そして、給油ノズル17がノズ
ル掛け21に掛けられ、ノズルスイッチ22がオフする
と(ST4)、ポンプモータ11がオフして(ST
5)、ポンプ12の駆動が停止する。
【0016】次に、流量計14の検定を行う場合には、
給油ノズル17がノズル掛け21に掛けられノズルスイ
ッチ22がオフの状態において、検定スイッチ36をオ
ンすることで(ST11)、制御装置19からの制御信
号により、まず、絞り弁31が全開し、第1〜第3の三
方切換弁32,33,34が、絞り弁31、第1の三方
切換弁32、検査用流量計35、第3の三方切換弁3
4、吸入管13の順に循環路が形成されるよう切換えら
れ、表示器20の給油量が帰零されるとともにポンプモ
ータ11がオンする(ST12)。これにより、ポンプ
12が回動し、流量計14から絞り弁31、さらに上述
の弁切換えにより形成された循環路を通って、吸入管1
3に戻る。検査用流量計35では、パイプ40の内部を
流れる流体とともにボール41が移動を開始する(図2
に示すようにボール41は、初期にパイプ40の一方側
(下側)に位置している)。そして、一方のセンサ(第
1のセンサ42)がボール41を検知すると(ST1
3)、表示器20が計測表示を開始し(ST14)、他
方のセンサ(第2のセンサ43)がボール41を検知す
ると(ST15)、計測を終了し、絞り弁31を閉じ、
続いて次の計測のために、第1〜第3の三方切換弁3
2,33,34が、絞り弁31、第1の三方切換弁3
2、第2の三方切換弁33、検査用流量計35、第3の
三方切換弁34、吸入管13の順に循環路が形成される
よう切換えられ、かつ表示器20の表示が帰零される
(ST16)。次に、一定時間T例えば1秒が経過して
弁や流体の流れが安定したときに(ST17)、同じ流
量の計測が2回繰り返されたか判断し(ST18)、2
回繰り返えしてないときに絞り弁31を全開して再び計
測を行う。これにより、流量計14から絞り弁31、さ
らに上述の弁切換えにより形成された循環路を通って、
吸入管13に戻る。検査用流量計35では、パイプ40
の内部を前の計測とは逆の方向に流れる流体とともにボ
ール41が移動を開始する(ボール41は、パイプ40
の他方側(上側)に位置している)。そして、同様に計
測表示が行われる。次に、大流量の計測が2回繰り返さ
れたときには、絞り弁31を小開し(ST20)、計測
が4回繰り返されたか判断し(ST21)、再び同様の
計測を行う。そして、計測が4回繰り返されたときすな
わち小流量での2回の計測及び大流量での2回の計測が
絡ったときに、ポンプモータ11をオフし、第1及び第
2の三方切換弁32,33を通常の給油が行われる状態
に切換え、絞り弁31を全開し、かつ表示器20に上述
の測定結果に基づく器差判定表示が行われる(ST2
2)。
給油ノズル17がノズル掛け21に掛けられノズルスイ
ッチ22がオフの状態において、検定スイッチ36をオ
ンすることで(ST11)、制御装置19からの制御信
号により、まず、絞り弁31が全開し、第1〜第3の三
方切換弁32,33,34が、絞り弁31、第1の三方
切換弁32、検査用流量計35、第3の三方切換弁3
4、吸入管13の順に循環路が形成されるよう切換えら
れ、表示器20の給油量が帰零されるとともにポンプモ
ータ11がオンする(ST12)。これにより、ポンプ
12が回動し、流量計14から絞り弁31、さらに上述
の弁切換えにより形成された循環路を通って、吸入管1
3に戻る。検査用流量計35では、パイプ40の内部を
流れる流体とともにボール41が移動を開始する(図2
に示すようにボール41は、初期にパイプ40の一方側
(下側)に位置している)。そして、一方のセンサ(第
1のセンサ42)がボール41を検知すると(ST1
3)、表示器20が計測表示を開始し(ST14)、他
方のセンサ(第2のセンサ43)がボール41を検知す
ると(ST15)、計測を終了し、絞り弁31を閉じ、
続いて次の計測のために、第1〜第3の三方切換弁3
2,33,34が、絞り弁31、第1の三方切換弁3
2、第2の三方切換弁33、検査用流量計35、第3の
三方切換弁34、吸入管13の順に循環路が形成される
よう切換えられ、かつ表示器20の表示が帰零される
(ST16)。次に、一定時間T例えば1秒が経過して
弁や流体の流れが安定したときに(ST17)、同じ流
量の計測が2回繰り返されたか判断し(ST18)、2
回繰り返えしてないときに絞り弁31を全開して再び計
測を行う。これにより、流量計14から絞り弁31、さ
らに上述の弁切換えにより形成された循環路を通って、
吸入管13に戻る。検査用流量計35では、パイプ40
の内部を前の計測とは逆の方向に流れる流体とともにボ
ール41が移動を開始する(ボール41は、パイプ40
の他方側(上側)に位置している)。そして、同様に計
測表示が行われる。次に、大流量の計測が2回繰り返さ
れたときには、絞り弁31を小開し(ST20)、計測
が4回繰り返されたか判断し(ST21)、再び同様の
計測を行う。そして、計測が4回繰り返されたときすな
わち小流量での2回の計測及び大流量での2回の計測が
絡ったときに、ポンプモータ11をオフし、第1及び第
2の三方切換弁32,33を通常の給油が行われる状態
に切換え、絞り弁31を全開し、かつ表示器20に上述
の測定結果に基づく器差判定表示が行われる(ST2
2)。
【0017】上記構成によれば、検定スイッチ36をオ
ンすることで、制御装置19の制御のもとに絞り弁31
及び第1〜第3の三方切換弁32,33,34を切換
え、検定で決められた大流量及び小流量を検査用流量計
35で各2回づつ測定し、それぞれの測定値と流量計1
4から得られる測定値とを比較して表示器20に器差判
定表示を自動的にすることができる。
ンすることで、制御装置19の制御のもとに絞り弁31
及び第1〜第3の三方切換弁32,33,34を切換
え、検定で決められた大流量及び小流量を検査用流量計
35で各2回づつ測定し、それぞれの測定値と流量計1
4から得られる測定値とを比較して表示器20に器差判
定表示を自動的にすることができる。
【0018】図4は本発明の第2実施例の給油装置の構
成を説明する図、図5は本発明の第2実施例の配管系統
図である。なお、第1実施例に対応する部分は、同一の
符号を記す。
成を説明する図、図5は本発明の第2実施例の配管系統
図である。なお、第1実施例に対応する部分は、同一の
符号を記す。
【0019】これらの図において、本実施例の給油装置
は、2種類の流体、例えば、ハイオクタンとレギュラー
をそれぞれ給油できる装置であり、流量検査時に用いら
れる流量検査手段30,30’は、1つの検査用流量計
35を共用できるように三方切換弁51を追加したもの
であり、それぞれの系統は、第1実施例と同じ構成であ
り、一方側の構成を第1実施例と同じ符号、他方の構成
をそれに’を付した記号で示し詳細の説明を省略する。
は、2種類の流体、例えば、ハイオクタンとレギュラー
をそれぞれ給油できる装置であり、流量検査時に用いら
れる流量検査手段30,30’は、1つの検査用流量計
35を共用できるように三方切換弁51を追加したもの
であり、それぞれの系統は、第1実施例と同じ構成であ
り、一方側の構成を第1実施例と同じ符号、他方の構成
をそれに’を付した記号で示し詳細の説明を省略する。
【0020】上記構成の給油装置によれば、2種類の流
体のいずれか一方の検査を行うときには、検定スイッチ
36,36’のいずれかをオンすることで、第1実施例
の図3に説明した同じ手順により表示器20,20’に
器差判定表示を自動的にすることができる。
体のいずれか一方の検査を行うときには、検定スイッチ
36,36’のいずれかをオンすることで、第1実施例
の図3に説明した同じ手順により表示器20,20’に
器差判定表示を自動的にすることができる。
【0021】なお、上記各実施例において、検査用流量
計35は、パイプ40の内部に流体とともに移動するボ
ール41を配置し、このボール41の位置をパイプ40
の両端側に配置した第1及び第2のセンサ42,43で
検知する例を説明したが、これに限定されることなく、
例えば、ピストン型の流量計においてピストンのストロ
ークをリニアセンサで検知するものでもよい。また、各
弁の配置及び切換え動作については、少なくとも大流量
及び小流量を各2回づつ計測できるようにすればよく実
施例に限定されない。
計35は、パイプ40の内部に流体とともに移動するボ
ール41を配置し、このボール41の位置をパイプ40
の両端側に配置した第1及び第2のセンサ42,43で
検知する例を説明したが、これに限定されることなく、
例えば、ピストン型の流量計においてピストンのストロ
ークをリニアセンサで検知するものでもよい。また、各
弁の配置及び切換え動作については、少なくとも大流量
及び小流量を各2回づつ計測できるようにすればよく実
施例に限定されない。
【0022】
【発明の効果】以上説明したように本発明では、給油装
置は、絞り弁を切換えて大流量及び小流量を三方切換弁
を介して分岐管に流し、検査用流量計で測定した給油量
と検査用流量計で測定した給油量とを比較し、表示器に
比較結果を表示することで、流量計の器差を大流量及び
小流量で自動的に必要な回数だけ測定して流量検定がで
きる効果がある。
置は、絞り弁を切換えて大流量及び小流量を三方切換弁
を介して分岐管に流し、検査用流量計で測定した給油量
と検査用流量計で測定した給油量とを比較し、表示器に
比較結果を表示することで、流量計の器差を大流量及び
小流量で自動的に必要な回数だけ測定して流量検定がで
きる効果がある。
【図1】本発明の第1実施例の給油装置の構成を説明す
る図である。
る図である。
【図2】本発明の第1実施例の配管系統図である。
【図3】本発明の第1実施例の給油装置の動作例を説明
するフローチャートである。
するフローチャートである。
【図4】本発明の第2実施例の給油装置の構成を説明す
る図である。
る図である。
【図5】本発明の第2実施例の配管系統図である。
10 給油手段 11,11’ ポンプモータ 12,12’ ポンプ 13,13’ 吸入管 14,14’ 流量計 15,15’ 給油管 16,16’ 給油ホース 17,17’ 給油ノズル 18,18’ 流量パルス発信器 19,19’ 制御装置 20,20’ 表示器 21,21’ ノズル掛け 22,22’ ノズルスイッチ 30,30’ 流量検査手段 31,31’ 絞り弁 32,32’,33,33’,34 切換弁 35 検査用流量計 36,36’ 検定スイッチ 37,37’,38,39,39’ 分岐管 40 パイプ 41 ボール 42,43 センサ
【手続補正書】
【提出日】平成6年6月30日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】発明の名称
【補正方法】変更
【補正内容】
【発明の名称】 給油装置
Claims (1)
- 【請求項1】 ポンプにより吸引した流体を流量計と給
油管と給油ホースとを通って給油ノズルから給油し、流
量計で計測した給油量を表示器に表示する給油装置にお
いて、前記流量計の下流側の給油管に設けた大流量及び
小流量を切換える絞り弁と、該給油管に三方切換弁によ
り切換えられる分岐管と、この分岐管に設けた検査用流
量計と、この検査用流量計に流れる流体をポンプの上流
側に戻す他の分岐管とを備え、前記絞り弁を大流量及び
小流量に切り換え、それぞれ流量計で測定した給油量と
検査用流量計で測定した給油量とを比較し、前記表示器
に比較結果を表示するようにした給油装置。
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