JPH07331855A - 配線ダクト装置 - Google Patents
配線ダクト装置Info
- Publication number
- JPH07331855A JPH07331855A JP6122353A JP12235394A JPH07331855A JP H07331855 A JPH07331855 A JP H07331855A JP 6122353 A JP6122353 A JP 6122353A JP 12235394 A JP12235394 A JP 12235394A JP H07331855 A JPH07331855 A JP H07331855A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- desks
- wiring duct
- wire
- columnar
- wiring
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- Details Of Indoor Wiring (AREA)
- Installation Of Indoor Wiring (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 オフィイスなどのリフォームで机などの集合
体に電力線や通信線を供給するに際し、床はつり，二重
床，床上配線を要せずに、簡単な構成で余分なスペース
をとること無く安価に配線できるようにする。 【構成】 室内の机の集合体Ａにおける所定位置に柱状
配線ダクト１を立設し、この柱状配線ダクト１から各机
Ｄ間に水平配線ダクト２を延設し、天井裏からの電力線
３や通信線４を柱状配線ダクト１内と水平配線ダクト２
内を順に通して、机Ｄ上のＯＡ機器や電話機などの端末
装置に接続する。水平配線ダクト２には、集合端子５を
複数設ける。集合体Ａ内に天井からの配線ルートと各机
類への配線ルートが確保される。
体に電力線や通信線を供給するに際し、床はつり，二重
床，床上配線を要せずに、簡単な構成で余分なスペース
をとること無く安価に配線できるようにする。 【構成】 室内の机の集合体Ａにおける所定位置に柱状
配線ダクト１を立設し、この柱状配線ダクト１から各机
Ｄ間に水平配線ダクト２を延設し、天井裏からの電力線
３や通信線４を柱状配線ダクト１内と水平配線ダクト２
内を順に通して、机Ｄ上のＯＡ機器や電話機などの端末
装置に接続する。水平配線ダクト２には、集合端子５を
複数設ける。集合体Ａ内に天井からの配線ルートと各机
類への配線ルートが確保される。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は、事務所などのリフォ
ームに際して、机上の端末装置に電力線や通信線を供給
するための配線ダクト装置に関するものである。
ームに際して、机上の端末装置に電力線や通信線を供給
するための配線ダクト装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】例えば、事務所などにおいては、ＯＡ化
の増大に伴ってリフォームすることが多くなってきてお
り、このようなリフォームに際しては、従来、床をはつ
ることが難しいため、床を二重床としたり、嵩上げし
て、床下に電力線や通信線のルートを確保していた。ま
た、床上露出配線とすることもあった。
の増大に伴ってリフォームすることが多くなってきてお
り、このようなリフォームに際しては、従来、床をはつ
ることが難しいため、床を二重床としたり、嵩上げし
て、床下に電力線や通信線のルートを確保していた。ま
た、床上露出配線とすることもあった。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
床を二重床としたり、嵩上げする方法では、一部のルー
ト確保のために全体を二重床や嵩上げ床とする必要があ
り、作業が面倒となり、コストもかかる問題がある。ま
た、床上露出配線では、美観上などの問題が大きく、ま
た歩く時に気になるなどの問題もある。
床を二重床としたり、嵩上げする方法では、一部のルー
ト確保のために全体を二重床や嵩上げ床とする必要があ
り、作業が面倒となり、コストもかかる問題がある。ま
た、床上露出配線では、美観上などの問題が大きく、ま
た歩く時に気になるなどの問題もある。
【０００４】なお、床から天井までポールを立ち上げ、
あるいは天井からのフレキシブルホースを衝立に接続し
て、天井裏配線を床側へ取り出す配線立ち下げ方式もあ
るが、これらは新築に際して採用する配線方式であり、
大掛かりな構造となり、余分なスペースを取り、また複
数の机などに簡単に配線する考えはなく、オフィスなど
のリフォームには適用しがたい。
あるいは天井からのフレキシブルホースを衝立に接続し
て、天井裏配線を床側へ取り出す配線立ち下げ方式もあ
るが、これらは新築に際して採用する配線方式であり、
大掛かりな構造となり、余分なスペースを取り、また複
数の机などに簡単に配線する考えはなく、オフィスなど
のリフォームには適用しがたい。
【０００５】この発明は、前述のような問題点を解消す
べくなされたもので、その目的は、オフィスなどのリフ
ォームに際して、床はつり・二重床・床上露出配線など
を要せずに、また比較的簡単な構成で余分なスペースを
取ること無く、複数の机類への電力線や通信線のルート
を確保することのできる配線ダクト装置を提供すること
にある。
べくなされたもので、その目的は、オフィスなどのリフ
ォームに際して、床はつり・二重床・床上露出配線など
を要せずに、また比較的簡単な構成で余分なスペースを
取ること無く、複数の机類への電力線や通信線のルート
を確保することのできる配線ダクト装置を提供すること
にある。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本発明は、一般のオフィ
スでは机を複数個向かい合わせて対面配置して島を作る
ことが多いことから、室内の机類の集合体における所定
位置に柱状配線ダクトを立設し、この柱状配線ダクトか
ら各机類間に水平配線ダクトを延設する。天井裏からの
電力線や通信線を前記柱状配線ダクト内と前記水平配線
ダクト内を順に通して、机上のＯＡ機器，電話機などの
端末装置に接続する。
スでは机を複数個向かい合わせて対面配置して島を作る
ことが多いことから、室内の机類の集合体における所定
位置に柱状配線ダクトを立設し、この柱状配線ダクトか
ら各机類間に水平配線ダクトを延設する。天井裏からの
電力線や通信線を前記柱状配線ダクト内と前記水平配線
ダクト内を順に通して、机上のＯＡ機器，電話機などの
端末装置に接続する。
【０００７】また、水平配線ダクトには、電力線や通信
線を端末装置へ接続するための集合端子を複数設けるの
が好ましい。
線を端末装置へ接続するための集合端子を複数設けるの
が好ましい。
【０００８】
【作用】以上のような構成において、天井裏配線の電力
線や通信線が柱状配線ダクトを介して机類の集合体の一
箇所に集中的に立ち下げられ、次いで水平配線ダクトを
通り、集合端子を介して各机上の端末装置に供給され
る。
線や通信線が柱状配線ダクトを介して机類の集合体の一
箇所に集中的に立ち下げられ、次いで水平配線ダクトを
通り、集合端子を介して各机上の端末装置に供給され
る。
【０００９】机類の集合体の内部に配設された柱状配線
ダクトと水平配線ダクトにより、比較的簡単な構成で、
また余分なスペースを取ること無く、天井からの配線ル
ートと各机類への配線ルートとが確保される。
ダクトと水平配線ダクトにより、比較的簡単な構成で、
また余分なスペースを取ること無く、天井からの配線ル
ートと各机類への配線ルートとが確保される。
【００１０】
【実施例】以下、この発明を図示する一実施例に基づい
て説明する。これは既存のオフィスをリフォームする際
に適用した例である。図１〜図３に示すように、一般に
オフィスの机Ｄは複数個を向かい合わせて島を作ること
が多く、このような机集合体Ａの一箇所にプラスチック
製，金属製等で断面円形または角形などの柱状配線ダク
ト１を立設し、この柱状配線ダクト１からプラスチック
製，金属製等で断面角形などの水平配線ダクト２を各机
間に配設する。
て説明する。これは既存のオフィスをリフォームする際
に適用した例である。図１〜図３に示すように、一般に
オフィスの机Ｄは複数個を向かい合わせて島を作ること
が多く、このような机集合体Ａの一箇所にプラスチック
製，金属製等で断面円形または角形などの柱状配線ダク
ト１を立設し、この柱状配線ダクト１からプラスチック
製，金属製等で断面角形などの水平配線ダクト２を各机
間に配設する。
【００１１】柱状配線ダクト１は、例えば机集合体Ａの
端部の机Ｄ1 の裏側において他の机Ｄ2 ，Ｄ3 に挟まれ
るように配置し、床Ｆから天井Ｃまで立ち上げる。上下
端は適当な固定金具で天井Ｃ，床Ｆに固定するようにす
る。
端部の机Ｄ1 の裏側において他の机Ｄ2 ，Ｄ3 に挟まれ
るように配置し、床Ｆから天井Ｃまで立ち上げる。上下
端は適当な固定金具で天井Ｃ，床Ｆに固定するようにす
る。
【００１２】水平配線ダクト２は、机集合体Ａの中央に
延在するように、机Ｄ2 〜Ｄ7 の脚部Ｌ間に配設し、基
端を柱状配線ダクト１に内部同士が連通可能に固定し、
他端を支持金具で床Ｆまたは机の脚部Ｌに固定して支持
する。
延在するように、机Ｄ2 〜Ｄ7 の脚部Ｌ間に配設し、基
端を柱状配線ダクト１に内部同士が連通可能に固定し、
他端を支持金具で床Ｆまたは机の脚部Ｌに固定して支持
する。
【００１３】天井裏に配設された電力線（電源用）３お
よび通信線（電話線，その他の通信用配線）４を柱状配
線ダクト１内を通して立ち下げ、水平配線ダクト１内に
導く。水平ダクト１の両側面には、ＯＡ機器，電話機，
電気スタンドなどの集合端子（コンセント，電話のロー
ゼット，通信端末など）５を机毎に多数配設して、各机
上のＯＡ機器，電話機などを接続できるようにする。
よび通信線（電話線，その他の通信用配線）４を柱状配
線ダクト１内を通して立ち下げ、水平配線ダクト１内に
導く。水平ダクト１の両側面には、ＯＡ機器，電話機，
電気スタンドなどの集合端子（コンセント，電話のロー
ゼット，通信端末など）５を机毎に多数配設して、各机
上のＯＡ機器，電話機などを接続できるようにする。
【００１４】また、柱状配線ダクト１には例えばコピー
機用のコンセント６を設けてもよいし、また図４に示す
ように、ホワイトボード（スケジュール表など）１０等
を取付け、あるいは照明器具１１を複数水平に突設して
机集合体Ａの照明を行うようにし、柱状配線ダクトの有
効利用を図ることも可能である。
機用のコンセント６を設けてもよいし、また図４に示す
ように、ホワイトボード（スケジュール表など）１０等
を取付け、あるいは照明器具１１を複数水平に突設して
机集合体Ａの照明を行うようにし、柱状配線ダクトの有
効利用を図ることも可能である。
【００１５】なお、以上はオフィスのリフォームに適用
した例を示したが、これに限らず、学校など複数の端末
装置を備えた建物のリフォームにも本発明を適用できる
ことはいうまでもない。
した例を示したが、これに限らず、学校など複数の端末
装置を備えた建物のリフォームにも本発明を適用できる
ことはいうまでもない。
【００１６】
【発明の効果】前述の通り、この発明は、机類の集合体
の一箇所に柱状配線ダクトを立設して天井からの配線ル
ートとし、各机間に延設した水平配線ダクトにより各端
末装置の配線ルートとを確保するようにしたため、次の
ような効果を奏する。
の一箇所に柱状配線ダクトを立設して天井からの配線ル
ートとし、各机間に延設した水平配線ダクトにより各端
末装置の配線ルートとを確保するようにしたため、次の
ような効果を奏する。
【００１７】(1) 床はつり，二重床，床上露出配線を要
せずに、机類への電力線や通信線の配線ルートを簡単な
装置で安価に確保することができ、オフィスなどのリフ
ォームに容易に対応できる。
せずに、机類への電力線や通信線の配線ルートを簡単な
装置で安価に確保することができ、オフィスなどのリフ
ォームに容易に対応できる。
【００１８】(2) 机類の集合体の内部に、天井からの配
線ルートと各机類への配線ルートを確保することがで
き、余分なスペースを取らずに配線を行うことができ
る。
線ルートと各机類への配線ルートを確保することがで
き、余分なスペースを取らずに配線を行うことができ
る。
【００１９】(3) 柱状配線ダクトは机類の集合体から立
設されるので、美観上も問題なく、さらにホワイトボー
ドや照明器具を取付けて有効利用を図れる。
設されるので、美観上も問題なく、さらにホワイトボー
ドや照明器具を取付けて有効利用を図れる。
【図１】この発明に係る配線ダクト装置を示す斜視図で
ある。
ある。
【図２】図１の正面図である。
【図３】図１の側面図である。
【図４】図１の配線ダクト装置の変形例を示す側面図で
ある。
ある。
１…柱状配線ダクト ２…水平配線ダクト ３…電力線 ４…通信線 ５…集合端子 ６…コンセント １０…ホワイトボード １１…照明器具
Claims (2)
- 【請求項１】 室内の机類の集合体における所定位置に
柱状配線ダクトを立設し、この柱状配線ダクトから各机
類間に水平配線ダクトを延設し、天井裏からの電力線や
通信線を前記柱状配線ダクト内と前記水平配線ダクト内
を順に通して、机上の端末装置に接続したことを特徴と
する配線ダクト装置。 - 【請求項２】 請求項１に記載の配線ダクト装置におい
て、水平配線ダクトには、電力線や通信線を端末装置へ
接続するための集合端子を複数設けたことを特徴とする
配線ダクト装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6122353A JP2850759B2 (ja) | 1994-06-03 | 1994-06-03 | 配線ダクト装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6122353A JP2850759B2 (ja) | 1994-06-03 | 1994-06-03 | 配線ダクト装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07331855A true JPH07331855A (ja) | 1995-12-19 |
| JP2850759B2 JP2850759B2 (ja) | 1999-01-27 |
Family
ID=14833824
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6122353A Expired - Lifetime JP2850759B2 (ja) | 1994-06-03 | 1994-06-03 | 配線ダクト装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2850759B2 (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH10262744A (ja) * | 1997-01-24 | 1998-10-06 | Itoki Co Ltd | オフィス設備システム |
| CN102535819A (zh) * | 2010-12-31 | 2012-07-04 | 中国建筑设计研究院 | 住宅全生命周期管线维修、更替架空系统 |
| JP2014125829A (ja) * | 2012-12-27 | 2014-07-07 | Toyota Home Kk | 配線の施設方法及び支柱ユニット |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6273021U (ja) * | 1985-10-25 | 1987-05-11 |
-
1994
- 1994-06-03 JP JP6122353A patent/JP2850759B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6273021U (ja) * | 1985-10-25 | 1987-05-11 |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH10262744A (ja) * | 1997-01-24 | 1998-10-06 | Itoki Co Ltd | オフィス設備システム |
| CN102535819A (zh) * | 2010-12-31 | 2012-07-04 | 中国建筑设计研究院 | 住宅全生命周期管线维修、更替架空系统 |
| CN102535819B (zh) * | 2010-12-31 | 2016-02-17 | 中国建筑设计院有限公司 | 住宅全生命周期管线维修、更替架空系统 |
| JP2014125829A (ja) * | 2012-12-27 | 2014-07-07 | Toyota Home Kk | 配線の施設方法及び支柱ユニット |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2850759B2 (ja) | 1999-01-27 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19981013 |