JP3136050U - 取付式照明器具 - Google Patents

Abstract

【課題】 従来の固定化された隠蔽配線及び露出配線方式は、地震等による漏電や過熱流によるによる火災の危険性が高い。又、碍子引き配線工事を行う場合、作業の手間がかかるとともに、技術も必要になるし容易に行うことが出来ない。
【解決手段】 本考案は基板の上面に複数個の碍子を介し配線された電線に、漏電遮断器と照明器具と差込コンセントが結線された、取付け式照明器具を提供する。
尚、露出部の配線に露出型引掛けシーリング・スイッチを取付け、照明器具の取り離しが出来ることとし、地震や火災時の非常時に切り離せる様にしても良い。
【選択図】図１

Description

本考案は、基板に室内碍子引き配線をした、取付式照明器具に関するものである。

従来の碍子付配線・隠蔽配線を露出配線は建物天井裏等に固定化され、照明器具のみが室内に取り付けられている。

従来の固定化された隠蔽配線及び露出配線方式は、地震等による漏電や過電流にる火災の危険性が高い。

又碍子引き配線工事を行う場合、作業の手間がかかるとともに、技術も必要に成るし容易に行うことが出来ない。

本考案は、基板の上面に複数個の碍子及び漏電遮断器が設けられ、前期の碍子を介し配線された電線に、漏電遮断器と照明器具と差込コンセントが結線された取付式照明器具。

尚、露出部の配線に露出型引掛けシーリング・スイッチを取り付け、照明器具の取取り離しが出来ることとし、地震や火災時の非常時に切り離なせる様にしてもよい。

基板に碍子を介して配線を施し、照明器具と一体化させいるので、配線工事の手間を省くことが出来る。又、差込コンセントを取り付けることにより照明器具の移動や取り付けも容易に出来る。

漏電遮断器を取り付けているので、漏電の危険性もなく安心して使用することが出来る。又、碍子を介して配線しているので目視による点検や修理、取替えも容易に行うことが出来る

回路全体が開放型で、一般共通部品が使用出来かつ部品数も少ないので、費用も安価である。

配線間に５アンペアの漏電ブレーカー（配線用遮断器兼用型）を設置すると、より一層安全性を高めることが出来る。

以下、本考案の最良の形態を実施例となる図面を参照しながら説明する。

図１は本考案になる取付式照明器具の説明図である。基板１の上面には複数個の碍子２−１〜２−１３が設けられている。基板１にはデザイン性のある杉板やケヤキ板等の木材や、軽量で耐久性のアルミやプラスチックの基板１に木目シールを貼ってもよく、天井や壁面にビスを用いて取り付ける。この実施例では、基板１として厚さ４ｃｍ巾２０ｃｍ長さ２ｍの杉板を用いた。

次に、基板１に左側４個・中央５個、右側４個の碍子（２−１〜２−１３）を取り付けた。碍子は一般碍子又は有田焼碍子を用いる。

基板１にブランチボックスを設け、１００ｖ電圧の差込式コンセント３と漏電ブレーカー９を結線した。尚、碍子２−１と２−２間、碍子２−３と２−４間、碍子２−５と２−６間、碍子２−７と２−８間、碍子２−９と２−１０、碍子２−１１と２−１２間を外的衝撃によるゆるみ防止のためにＳ型スリーブ５で接続した。
尚ブランチボックス４とはプラス電線とマイナス電線を接続するボックスである。

照明器具８の傘は、有田焼やガラス工芸品を用いて作られたものが好ましく、瀬戸焼の露出型引掛けシーリング６で基板１に取付けた。

照明用点滅装置として、碍子を介して配線された電線間にプルスイッチ７を設けた。

本考案の碍子引き配線を施した取り付け式照明器具の実施例を示す正面図である。

符号の説明

１ 基版
２−１ 碍子
２−２ 碍子
２−３ 碍子
２−４ 碍子
２−５ 碍子
２−６ 碍子
２−７ 碍子
２−８ 碍子
２−９ 碍子
２−１０ 碍子
２−１１ 碍子
２−１２ 碍子
２−１３ 碍子
３ １００ｖ電圧の差込コンセント
４ ブランチボックス
５ Ｓ型スリープ
６ 露出型引掛けシーリング
７ プルスイッチ
８ 照明器具
９ ５Ａの漏電ブレーカー

Claims (1)

1. 基板の上面に、複数個の碍子及び漏電遮断器が設けられ、前記碍子を介して配線された電線に、漏電遮断器と照明器具と差込コンセントが結線された取付式照明器具。

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