JPH073316Y2 - 記入面を有するスライドグラス - Google Patents
記入面を有するスライドグラスInfo
- Publication number
- JPH073316Y2 JPH073316Y2 JP1988164326U JP16432688U JPH073316Y2 JP H073316 Y2 JPH073316 Y2 JP H073316Y2 JP 1988164326 U JP1988164326 U JP 1988164326U JP 16432688 U JP16432688 U JP 16432688U JP H073316 Y2 JPH073316 Y2 JP H073316Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- glass
- slide glass
- sprayed layer
- writing
- sample
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Sampling And Sample Adjustment (AREA)
- Microscoopes, Condenser (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、組織、細胞、血液、リンパ液等の検体を顕微
鏡観察(以下、検鏡という)する際に、それら検体を付
着させるスライドグラスに関するものである。
鏡観察(以下、検鏡という)する際に、それら検体を付
着させるスライドグラスに関するものである。
(従来の技術及び解決すべき問題点) スライドグラスには、グラスの一端に文字記入面を形成
したものがある(実開昭62-164310号)。
したものがある(実開昭62-164310号)。
上記スライドグラスの記入面は、グラスに樹脂製インキ
を塗布して形成されている。該記入面のインキは有機物
で形成されているため、耐溶剤性、耐熱性に問題があ
る。
を塗布して形成されている。該記入面のインキは有機物
で形成されているため、耐溶剤性、耐熱性に問題があ
る。
例えば、熱キシロール、トルオール等の有機溶剤或はア
ルカリ洗剤によって有機質の記入面が侵され、剥離した
り、明瞭に記入出来ないことがあった。
ルカリ洗剤によって有機質の記入面が侵され、剥離した
り、明瞭に記入出来ないことがあった。
グラス表面は鏡面であって、記入面を構成する樹脂層と
グラス表面の結合力は弱く、樹脂層がグラス面から剥離
することがあった。
グラス表面の結合力は弱く、樹脂層がグラス面から剥離
することがあった。
更に、スライドグラスを重ねた際、樹脂で形成された記
入面は、隣合うスライドグラスの角部に擦られて傷が付
き、記入済みの文字が判読出来なくなることもあった。
又、スライドグラスの検体載せ面は平滑であり、検体と
の馴染みが悪く、検体(6)が剥がれ易い。
入面は、隣合うスライドグラスの角部に擦られて傷が付
き、記入済みの文字が判読出来なくなることもあった。
又、スライドグラスの検体載せ面は平滑であり、検体と
の馴染みが悪く、検体(6)が剥がれ易い。
本考案は、前記問題を解決できる記入面付きスライドグ
ラスを明らかにするものである。
ラスを明らかにするものである。
(課題を解決する手段) 上記目的を達するために本考案の記入面付きスライドグ
ラスは、スライドグラス(1)の一部に無機質の溶射層
(3)が形成され、該溶射層(3)の表面は微細に凹凸
した記入面(4)となり、スライドグラスの検体載せ面
(2)には記入面(4)よりも微細な凹凸が形成されて
いる。
ラスは、スライドグラス(1)の一部に無機質の溶射層
(3)が形成され、該溶射層(3)の表面は微細に凹凸
した記入面(4)となり、スライドグラスの検体載せ面
(2)には記入面(4)よりも微細な凹凸が形成されて
いる。
(作用及び効果) 溶射層(3)は、高熱下にて溶射粒子をグラス(1)面
に高速で衝突させて層を形成するものであるから、溶射
粒子がグラス(1)面に食い込む投錨効果及び、高温溶
射粒子がグラス面を溶融させることによる溶融グラス
(1)の接着効果によってグラス面と溶射材料が強固に
結合して溶射層(3)を形成するため記入面が剥離或は
脱落する虞れはない。
に高速で衝突させて層を形成するものであるから、溶射
粒子がグラス(1)面に食い込む投錨効果及び、高温溶
射粒子がグラス面を溶融させることによる溶融グラス
(1)の接着効果によってグラス面と溶射材料が強固に
結合して溶射層(3)を形成するため記入面が剥離或は
脱落する虞れはない。
無機質の溶射層(3)は極めて硬質であるから溶射層の
記入面が傷付く虞れはない。
記入面が傷付く虞れはない。
溶射層(3)は、マクロ的には均一な厚みに形成できる
が、ミクロ的には表面は微細な凹凸が生じており、この
表面の凹凸が、鉛筆その他の筆記具に適度な滑り止めと
なり、書易く、又、消え難いから、溶射層(3)に後加
工を施すことなく、そのままの状態で記入面(4)とな
すことができる。
が、ミクロ的には表面は微細な凹凸が生じており、この
表面の凹凸が、鉛筆その他の筆記具に適度な滑り止めと
なり、書易く、又、消え難いから、溶射層(3)に後加
工を施すことなく、そのままの状態で記入面(4)とな
すことができる。
溶射層(3)は無機質の溶射材料にて形成されて耐熱性
に優れており、スライドグラス(1)を加熱滅菌処理し
て使用することに何等支障はない。
に優れており、スライドグラス(1)を加熱滅菌処理し
て使用することに何等支障はない。
更に、無機質の溶射層(3)は従来の有機質のインキ層
に比べて、耐溶剤性に優れており、検鏡の際或はプレパ
ラート製作の際に、溶剤を使用しても記入面(4)が侵
されることはない。検体載せ面(2)の表面に極微細な
凹凸が形成されているため、検体(6)との馴染みがよ
くなり、検体(6)が剥がれにくい。
に比べて、耐溶剤性に優れており、検鏡の際或はプレパ
ラート製作の際に、溶剤を使用しても記入面(4)が侵
されることはない。検体載せ面(2)の表面に極微細な
凹凸が形成されているため、検体(6)との馴染みがよ
くなり、検体(6)が剥がれにくい。
(実施例) スライドグラス(1)はソーダライムグラスにて長さ76
mm、幅26mm、厚み0.8〜1.3mmの矩形に形成されている。
mm、幅26mm、厚み0.8〜1.3mmの矩形に形成されている。
上記スライドグラス(1)は一端側から56〜71mmの範囲
が検体載せ面(2)、残り20〜5mmの範囲が文字記入面
(4)となっている。
が検体載せ面(2)、残り20〜5mmの範囲が文字記入面
(4)となっている。
記入面(4)は、スライドグラス(1)上に無機質の溶
射層(3)を形成し、該溶射層(3)の表面が記入面
(4)となっている。以下に、実施例の溶射層(3)を
形成するための溶射条件を示す。
射層(3)を形成し、該溶射層(3)の表面が記入面
(4)となっている。以下に、実施例の溶射層(3)を
形成するための溶射条件を示す。
溶射材料 粒径5〜10μmのAL2O3 溶射面 ソーダライムグラス スライドグラス表面温度 70℃(プラズマ熱による加熱) プラズマ溶射装置の電圧・電流 交流入力 相数 3相 電圧 200V 定格入力 123kvA 直流出力 定格電圧 90V 定格電流 1000A 無負荷電圧 165V スタート電流 100A 本電流 150〜1100A ガス及びガス圧力 Ar単体(液化Ar使用)2.88m2/Hr AL2O3の流量 1.35kg/Hr 溶射ノズル移動速度 60m/min 溶射距離(ノズルとスライドグラスとの距離) 100〜120mm 溶射回数 4回重ね吹き スライドグラス(1)の検体載せ面(2)にグラステー
プ(図示せず)にてマスキングを施し、上記条件にて厚
み約10μmの溶射層(3)を形成した。
プ(図示せず)にてマスキングを施し、上記条件にて厚
み約10μmの溶射層(3)を形成した。
下表は溶射層の表面粗さと鉛筆での書易さの関係を示す
ものである。
ものである。
サンプルはI〜Vの5枚使用し、夫々2箇所で測定し
た。
た。
使用した表面粗さ測定機は株式会社東京精密製のサーフ
コム504-Aであり、測定条件は TL(トラバースレンジ) 2.5mm TS(トラバーススピード) 0.3mm/秒 CS(チャートスピード) 3 mm/秒 である。
コム504-Aであり、測定条件は TL(トラバースレンジ) 2.5mm TS(トラバーススピード) 0.3mm/秒 CS(チャートスピード) 3 mm/秒 である。
尚、表中、Rtは粗さ曲線の最大高さ(断面曲線の最大高
さRmaxとは区別される)を示しており、Ra(中心平均粗
さ)、Rz(10点平均粗さ)の夫々の定義はJIS BO601の
規定による。
さRmaxとは区別される)を示しており、Ra(中心平均粗
さ)、Rz(10点平均粗さ)の夫々の定義はJIS BO601の
規定による。
溶射層の表面は6〜15μmRzの微細な凹凸面となってい
る。
る。
記入面(4)の表面粗さが6μmRzより小さいと、鉛筆
跡が消易く、15μmRzより大きいと鉛筆芯の粉がカバー
グラス(5)の上に飛散して検鏡に支障が生じる。
跡が消易く、15μmRzより大きいと鉛筆芯の粉がカバー
グラス(5)の上に飛散して検鏡に支障が生じる。
スライドグラス(1)の検体載せ面(2)にサンドブラ
ストにより、極微細な凹凸を形成している。
ストにより、極微細な凹凸を形成している。
検体載せ面(2)が凹凸面であると検体がスライドグラ
ス(1)に付着し易い反面、該グラス(1)の表面は不
透明感を来す。
ス(1)に付着し易い反面、該グラス(1)の表面は不
透明感を来す。
しかし、第4図の如くスライドグラス(1)に検体
(6)を載せ染色液及び封入剤を滴下してカバーグラス
(5)で押さえると、検体載せ面(2)の微細な凹凸は
薬液で満たされて透明に変じ、検鏡に支障はない。
(6)を載せ染色液及び封入剤を滴下してカバーグラス
(5)で押さえると、検体載せ面(2)の微細な凹凸は
薬液で満たされて透明に変じ、検鏡に支障はない。
検体載せ面(2)をサンドブラストによって凹凸面に形
成するには、前記溶射層(3)を形成するに先立って、
研磨材としてい100メッシュのグリーンカーボンランダ
ムを用い、これを5kg/cm2の空気圧でスライドグラス
(1)の全表面に噴射して、表面粗さを1〜2.5μmRzに
仕上げる。
成するには、前記溶射層(3)を形成するに先立って、
研磨材としてい100メッシュのグリーンカーボンランダ
ムを用い、これを5kg/cm2の空気圧でスライドグラス
(1)の全表面に噴射して、表面粗さを1〜2.5μmRzに
仕上げる。
上記の様に、溶射層(3)を形成するのに先立って、サ
ンドブラストによって、グラスの表面に微細な凹凸を形
成すれば、溶射層(3)を形成する部分の下地処理が同
時に行なうことができ、微細な凹凸面に溶射層を形成す
れば、溶射層とグラスの結合力は一層向上する。
ンドブラストによって、グラスの表面に微細な凹凸を形
成すれば、溶射層(3)を形成する部分の下地処理が同
時に行なうことができ、微細な凹凸面に溶射層を形成す
れば、溶射層とグラスの結合力は一層向上する。
検体載せ面(2)の表面粗さが1μmRzより小さいとき
は、グラス表面の凹凸と検体(6)との馴染みが悪く、
検体(6)が剥がれ易い。又、2.5μmRzより大きいとき
は、グラス表面に沿う検体(6)の表面の凹凸が大きく
なり、検鏡に支障を来す。
は、グラス表面の凹凸と検体(6)との馴染みが悪く、
検体(6)が剥がれ易い。又、2.5μmRzより大きいとき
は、グラス表面に沿う検体(6)の表面の凹凸が大きく
なり、検鏡に支障を来す。
下表は検体載せ面(2)の表面粗さと検鏡との関係を示
すものである。
すものである。
サンプルはI〜Vの5枚使用し、夫々2箇所で測定し
た。
た。
使用した表面粗さ測定機は株式会社東京精密製のサーフ
コム504-Aであり、測定条件は TL(トラバースレンジ) 2.5mm TS(トラバーススピード) 0.3mm/秒 CS(チャートスピード) 3.0mm/秒 である。
コム504-Aであり、測定条件は TL(トラバースレンジ) 2.5mm TS(トラバーススピード) 0.3mm/秒 CS(チャートスピード) 3.0mm/秒 である。
尚、表中、Rt、Ra、Rzの夫々の定義は前記同様JIS BO60
1の規定による。
1の規定による。
スライドグラス(1)の検体載せ面(2)は、サンドブ
ラスト以外にも、化学フロスト法、研磨法等によって形
成できる。
ラスト以外にも、化学フロスト法、研磨法等によって形
成できる。
化学フロストは周知の様に、弗化水素水溶液、弗化アン
モニウム、弗化カリ、弗化ソーダ等の弗酸系の溶液にグ
ラス(1)を漬けてグラス表面を腐食させてコントロー
ルされた凹凸面を形成するのである。
モニウム、弗化カリ、弗化ソーダ等の弗酸系の溶液にグ
ラス(1)を漬けてグラス表面を腐食させてコントロー
ルされた凹凸面を形成するのである。
研磨法は、細かい砥粒をスライドグラス表面に擦りつけ
る方法、ベルトサンダーにてスライドグラス(1)を擦
る方法、所謂ゼネレータと呼ばれるダイヤモンド砥粒埋
込み研磨盤によってスライドグラス(1)を研磨する方
法等が実施可能である。
る方法、ベルトサンダーにてスライドグラス(1)を擦
る方法、所謂ゼネレータと呼ばれるダイヤモンド砥粒埋
込み研磨盤によってスライドグラス(1)を研磨する方
法等が実施可能である。
本考案は上記実施例の構成に限定されることはなく、実
用新案登録請求の範囲に記載の範囲で種々の変形が可能
である。
用新案登録請求の範囲に記載の範囲で種々の変形が可能
である。
第1図は本考案のスライドグラスの斜面図、第2図は第
1図のスライドグラスに検体を載せ、カバーグラスを被
せた状態の断面図である。 (1)……スライドグラス、(2)……検体載せ面 (3)……溶射層、(4)……記入面
1図のスライドグラスに検体を載せ、カバーグラスを被
せた状態の断面図である。 (1)……スライドグラス、(2)……検体載せ面 (3)……溶射層、(4)……記入面
Claims (1)
- 【請求項1】スライドグラス(1)の表面に一部に無気
質の溶射層(3)が形成され、該溶射層(3)の表面は
微細に凹凸した記入面(4)となり、スライドグラスの
検体載せ面(2)には記入面(4)よりも微細な凹凸が
形成されている記入面を有するスライドグラス。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1988164326U JPH073316Y2 (ja) | 1988-12-19 | 1988-12-19 | 記入面を有するスライドグラス |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1988164326U JPH073316Y2 (ja) | 1988-12-19 | 1988-12-19 | 記入面を有するスライドグラス |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0285348U JPH0285348U (ja) | 1990-07-04 |
JPH073316Y2 true JPH073316Y2 (ja) | 1995-01-30 |
Family
ID=31449838
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1988164326U Expired - Lifetime JPH073316Y2 (ja) | 1988-12-19 | 1988-12-19 | 記入面を有するスライドグラス |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH073316Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5959268B2 (ja) * | 2012-03-29 | 2016-08-02 | オリンパス株式会社 | 標本ホルダおよび倒立顕微鏡システム |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5158967A (en) * | 1974-11-08 | 1976-05-22 | Goorudosumisu Sutefuan | Kenbikyosuraido mataha suraido kabaa pureetonyorusaiboshikenseisahoho oyobi kenbikyosuraido mataha suraido kabaa pureeto |
JPS5655807U (ja) * | 1979-10-08 | 1981-05-15 | ||
US4481246A (en) * | 1982-11-15 | 1984-11-06 | Sybron Corporation | Microscope slide with raised marking surface |
-
1988
- 1988-12-19 JP JP1988164326U patent/JPH073316Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0285348U (ja) | 1990-07-04 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |