JPH07331522A - 殻体を複層にしたヘルメット - Google Patents
殻体を複層にしたヘルメットInfo
- Publication number
- JPH07331522A JPH07331522A JP15636394A JP15636394A JPH07331522A JP H07331522 A JPH07331522 A JP H07331522A JP 15636394 A JP15636394 A JP 15636394A JP 15636394 A JP15636394 A JP 15636394A JP H07331522 A JPH07331522 A JP H07331522A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- shell
- helmet
- plastic
- rubber
- shell units
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- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Helmets And Other Head Coverings (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目 的】ヘルメットの殻体を異なった物質、構造の殻
体で複層にすることにより、衝撃力を各殻体が持つ特性
に吸収、分散させ、頭部への負担を軽減させる。 【構 成】硬質素材で形成した殻体上の全体に、ゴム
殻体、プラスチック殻体、任意の形状のプラスチッ
ク管を蜂の巣状にした殻体、プラスチック殼体、ゴ
ム殼体、被膜を順次接着させ、ゴム殼体の端を複
数箇所紐状にして硬質素材で形成した殼体の端に開
けた穴に通して固定する。
体で複層にすることにより、衝撃力を各殻体が持つ特性
に吸収、分散させ、頭部への負担を軽減させる。 【構 成】硬質素材で形成した殻体上の全体に、ゴム
殻体、プラスチック殻体、任意の形状のプラスチッ
ク管を蜂の巣状にした殻体、プラスチック殼体、ゴ
ム殼体、被膜を順次接着させ、ゴム殼体の端を複
数箇所紐状にして硬質素材で形成した殼体の端に開
けた穴に通して固定する。
Description
【０００１】産業上の利用分野 本発明は、殻体を複層にしたヘルメットに関するもので
ある。
ある。
【０００２】従来の技術 従来においては、ヘルメットの殻体は単層で、殻体の内
側に衝撃吸収材を付けた構造である。衝撃力に対して
は、殻体の剛性と衝撃吸収材の弾力性によって頭部を保
護していた。
側に衝撃吸収材を付けた構造である。衝撃力に対して
は、殻体の剛性と衝撃吸収材の弾力性によって頭部を保
護していた。
【０００３】発明が解決しようとする課題 従って、ヘルメットがより強い衝撃力に対応するために
は、殻体が単層のヘルメットでは、殼体か衝撃吸収材を
厚くするしかない。しかし、殻体を厚くするとヘルメッ
トの重量が増し、衝撃吸収材を厚くすると外形が大きく
なつて空気抵抗を増して、頭部や首への負担が増加する
という新たな問題が発生する。本発明は上記欠点を除く
ことを目的とする。
は、殻体が単層のヘルメットでは、殼体か衝撃吸収材を
厚くするしかない。しかし、殻体を厚くするとヘルメッ
トの重量が増し、衝撃吸収材を厚くすると外形が大きく
なつて空気抵抗を増して、頭部や首への負担が増加する
という新たな問題が発生する。本発明は上記欠点を除く
ことを目的とする。
【０００４】課題を解決するための手段 これを図面により説明すると、硬質素材で形成した殼体
上の全体に、ゴム殻体、プラスチック殻体、任意
の形状のプラスチック管を蜂の巣状にした殻体、プラ
スチック殻体、ゴム殻体、被膜を順次接着させ、
ゴム殼体の端を複数箇所紐状にして硬質素材で形成
した殼体の端に開けた穴に通して固定した殻体を複
層にしたヘルメット。なお、ヘルメットの使用目的に応
じてゴム殻体、、プラスチック殻体、被膜等を
適宜除く場合もある。又、任意の形状のプラスチック管
を蜂の巣状にした殼体の代わりに、波形に折ったプラ
スチック板を縦に複数入れ、接点を接着させて蜂の巣状
にしても良く、プラスチック管は断面が円形、角形、多
角形でも良い。更に被膜はゴム殻体の劣化防止と表
面の美化を兼ねており、素材は硬質素材で形成した殻体
と同じく金属、プラスチックでも良い。
上の全体に、ゴム殻体、プラスチック殻体、任意
の形状のプラスチック管を蜂の巣状にした殻体、プラ
スチック殻体、ゴム殻体、被膜を順次接着させ、
ゴム殼体の端を複数箇所紐状にして硬質素材で形成
した殼体の端に開けた穴に通して固定した殻体を複
層にしたヘルメット。なお、ヘルメットの使用目的に応
じてゴム殻体、、プラスチック殻体、被膜等を
適宜除く場合もある。又、任意の形状のプラスチック管
を蜂の巣状にした殼体の代わりに、波形に折ったプラ
スチック板を縦に複数入れ、接点を接着させて蜂の巣状
にしても良く、プラスチック管は断面が円形、角形、多
角形でも良い。更に被膜はゴム殻体の劣化防止と表
面の美化を兼ねており、素材は硬質素材で形成した殻体
と同じく金属、プラスチックでも良い。
【０００５】作 用 物体がヘルメットに当ると、衝撃力は被膜以下のゴム
殻体、プラスチック殼体、任意の形状のプラスチッ
ク管を蜂の巣状にした殻体、プラスチック殼体、ゴ
ム殼体、硬質素材で形成した殼体、衝撃吸収材▲１
０▼へと伝わる。この時衝撃力が弱ければ、物体はゴム
殻体の弾力性又はプラスチック殼体の剛性で跳ね返
される。衝撃力が強くなるに従って、ゴム体、プラス
チック殻体、を押し曲げ、任意の形状のプラスチック
管を蜂の巣状にした殼体を破壊し、プラスチック殼体
、ゴム殻体を押し曲げ、更には硬質素材で形成した
殻体、衝撃吸収材▲１０▼を押し曲げる。
殻体、プラスチック殼体、任意の形状のプラスチッ
ク管を蜂の巣状にした殻体、プラスチック殼体、ゴ
ム殼体、硬質素材で形成した殼体、衝撃吸収材▲１
０▼へと伝わる。この時衝撃力が弱ければ、物体はゴム
殻体の弾力性又はプラスチック殼体の剛性で跳ね返
される。衝撃力が強くなるに従って、ゴム体、プラス
チック殻体、を押し曲げ、任意の形状のプラスチック
管を蜂の巣状にした殼体を破壊し、プラスチック殼体
、ゴム殻体を押し曲げ、更には硬質素材で形成した
殻体、衝撃吸収材▲１０▼を押し曲げる。
【０００６】発明の効果 上述の如く、本発明によつてヘルメットに受けた物体の
衝撃力は、ゴム殻体、の弾力性、プラスチック殻体
、の剛性、任意の形状のプラスチック管を蜂の巣状
にした殻体の構造破壊による力の吸収性、硬質素材で
形成した殻体の剛性等各殻体の特性によって吸収分散
され、最後には衝撃吸収材▲１０▼で吸収されて頭部へ
伝わるので、頭部の受ける衝撃力は大幅に減少され、安
全性がより増大する。又、任意の形状のプラスチック管
を蜂の巣状にした殻体は構造上空間が多いので軽量に
出来、管の肉厚、口径を変えることにより破壊による力
の吸収性を任意に変化出来るので外形もそれ程大きくし
なくても良い。更には、硬質素材で形成した殻体に損
傷が無い限り、ゴム殻体以上を取り替えるとヘルメッ
トは再利用出来ると共に、既存のヘルメットの一部を改
造すれば、本発明のヘルメットとして使用出来るので経
済性も高い。
衝撃力は、ゴム殻体、の弾力性、プラスチック殻体
、の剛性、任意の形状のプラスチック管を蜂の巣状
にした殻体の構造破壊による力の吸収性、硬質素材で
形成した殻体の剛性等各殻体の特性によって吸収分散
され、最後には衝撃吸収材▲１０▼で吸収されて頭部へ
伝わるので、頭部の受ける衝撃力は大幅に減少され、安
全性がより増大する。又、任意の形状のプラスチック管
を蜂の巣状にした殻体は構造上空間が多いので軽量に
出来、管の肉厚、口径を変えることにより破壊による力
の吸収性を任意に変化出来るので外形もそれ程大きくし
なくても良い。更には、硬質素材で形成した殻体に損
傷が無い限り、ゴム殻体以上を取り替えるとヘルメッ
トは再利用出来ると共に、既存のヘルメットの一部を改
造すれば、本発明のヘルメットとして使用出来るので経
済性も高い。
第１図は殻体を複層にしたヘルメットの全体図。第２図
は第１図のＡの一部を拡大し、殻体の一部を剥いだ斜視
図。第３図は断面図。
は第１図のＡの一部を拡大し、殻体の一部を剥いだ斜視
図。第３図は断面図。
１〜硬質素材で形成した殻体、２〜ゴム殻体、３〜プラ
スチック殻体、４〜任意の形状のプラスチック管を蜂の
巣状にした殻体、５〜プラスチック殻体、６〜ゴム殻
体、７〜被膜、８〜紐状ゴム、９〜穴、１０〜衝撃吸収
材、
スチック殻体、４〜任意の形状のプラスチック管を蜂の
巣状にした殻体、５〜プラスチック殻体、６〜ゴム殻
体、７〜被膜、８〜紐状ゴム、９〜穴、１０〜衝撃吸収
材、
Claims (2)
- 【請求項１】硬質素材で形成した殻体上の全体に、ゴ
ム殻体、プラスチック殻体、任意の形状のプラスチ
ック管を蜂の巣状にした殻体、プラスチック殻体、
ゴム殻体、被膜を順次接着させ、ゴム殻体の端を
複数箇所紐状にして硬質素材で形成した殼体の端に
開けた穴に通して固定した殻体を複層にしたヘルメッ
ト。 - 【請求項２】殼体が、波形に折ったプラスチック板を
縦に複数入れ、波形の接点を接着させて蜂の巣状にした
殻体、に成っている請求項１の殻体を複層にしたヘルメ
ット。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15636394A JPH07331522A (ja) | 1994-06-03 | 1994-06-03 | 殻体を複層にしたヘルメット |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15636394A JPH07331522A (ja) | 1994-06-03 | 1994-06-03 | 殻体を複層にしたヘルメット |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07331522A true JPH07331522A (ja) | 1995-12-19 |
Family
ID=15626122
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15636394A Pending JPH07331522A (ja) | 1994-06-03 | 1994-06-03 | 殻体を複層にしたヘルメット |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07331522A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007515568A (ja) * | 2003-12-20 | 2007-06-14 | ロイド （スコットランド） リミテッド | 人体保護装置 |
-
1994
- 1994-06-03 JP JP15636394A patent/JPH07331522A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007515568A (ja) * | 2003-12-20 | 2007-06-14 | ロイド （スコットランド） リミテッド | 人体保護装置 |
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