JPH07331499A - 表面多孔質金属の製造方法 - Google Patents
表面多孔質金属の製造方法Info
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- JPH07331499A JPH07331499A JP6148633A JP14863394A JPH07331499A JP H07331499 A JPH07331499 A JP H07331499A JP 6148633 A JP6148633 A JP 6148633A JP 14863394 A JP14863394 A JP 14863394A JP H07331499 A JPH07331499 A JP H07331499A
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Abstract
(57)【要約】
【構成】 塩化物電解質を含有する酸性又は中性溶液中
において、不働態化する金属をアノードとして孔食電位
以上で定電位を保持することにより、該金属表面を局部
溶解させ、細孔を形成させて表面多孔質金属を製造する
方法である。 【効果】 任意の曲面を有する金属表面に、表面精度を
そこなうことなく、平均孔径が数10μmないし数mm
で、平均深さが10μmないし数mmの細孔が効率よく
形成され、表面多孔質金属が得られる。
において、不働態化する金属をアノードとして孔食電位
以上で定電位を保持することにより、該金属表面を局部
溶解させ、細孔を形成させて表面多孔質金属を製造する
方法である。 【効果】 任意の曲面を有する金属表面に、表面精度を
そこなうことなく、平均孔径が数10μmないし数mm
で、平均深さが10μmないし数mmの細孔が効率よく
形成され、表面多孔質金属が得られる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は表面多孔質金属の新規な
製造方法に関するものである。さらに詳しくいえば、本
発明は、ステンレス鋼などの不働態化する金属表面に、
表面精度をそこなうことなく、平均孔径が数10μmな
いし数mmで、平均深さが10μmないし数mmの細孔
を効率よく形成させ、特に歯科や整形外科などの医療分
野において用いられる生体接合性の良好なインプラント
部材、反応器などの触媒担持基材、あるいは潤滑剤担持
基材などとして有用な表面多孔質金属を製造する方法に
関するものである。
製造方法に関するものである。さらに詳しくいえば、本
発明は、ステンレス鋼などの不働態化する金属表面に、
表面精度をそこなうことなく、平均孔径が数10μmな
いし数mmで、平均深さが10μmないし数mmの細孔
を効率よく形成させ、特に歯科や整形外科などの医療分
野において用いられる生体接合性の良好なインプラント
部材、反応器などの触媒担持基材、あるいは潤滑剤担持
基材などとして有用な表面多孔質金属を製造する方法に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】表面に細孔が設けられた表面多孔質金属
は、種々の用途、例えば歯科や整形外科などの医療分野
において用いられる生体接合性の良好なインプラント部
材、反応器などの触媒担持基材、あるいは潤滑剤担持基
材などの用途に有用であることが知られている。
は、種々の用途、例えば歯科や整形外科などの医療分野
において用いられる生体接合性の良好なインプラント部
材、反応器などの触媒担持基材、あるいは潤滑剤担持基
材などの用途に有用であることが知られている。
【0003】従来、表面多孔質金属の製造方法として
は、例えば粒径を調整した金属粉末を金属素材表面に焼
結させる方法、金属表面にマスキングを施し、エッチン
グにより多孔質化する方法、熱処理などによって耐食性
に差のある組織を金属表面に形成し、これをエッチング
によって多孔質化する方法、発泡体を表面に残して鋳造
し、その後発泡体のみを除去する方法、ドリリングなど
の機械加工によって金属表面を多孔質化させる方法など
が知られている。
は、例えば粒径を調整した金属粉末を金属素材表面に焼
結させる方法、金属表面にマスキングを施し、エッチン
グにより多孔質化する方法、熱処理などによって耐食性
に差のある組織を金属表面に形成し、これをエッチング
によって多孔質化する方法、発泡体を表面に残して鋳造
し、その後発泡体のみを除去する方法、ドリリングなど
の機械加工によって金属表面を多孔質化させる方法など
が知られている。
【0004】しかしながら、金属粉末を表面に焼結させ
る方法は、高い表面精度が得られない上、空孔径と分布
密度を独立に変えることができないという欠点がある
し、マスキングしたのちエッチングする方法は、複雑な
形状の表面についてはマスキングが困難であり、利用範
囲が制限されるし、耐食性の差によりエッチングする方
法では孔径が10μm以下のものに限定されるし、鋳造
や機械加工による方法は小さい孔径のものが得られない
という欠点がある。
る方法は、高い表面精度が得られない上、空孔径と分布
密度を独立に変えることができないという欠点がある
し、マスキングしたのちエッチングする方法は、複雑な
形状の表面についてはマスキングが困難であり、利用範
囲が制限されるし、耐食性の差によりエッチングする方
法では孔径が10μm以下のものに限定されるし、鋳造
や機械加工による方法は小さい孔径のものが得られない
という欠点がある。
【0005】このように、これまで、表面精度を保持し
たまま、平均孔径が数10μmないし数mmで、平均深
さが10μmないし数mmの表面多孔質金属を製造する
ための、適当な方法は知られていなかった。
たまま、平均孔径が数10μmないし数mmで、平均深
さが10μmないし数mmの表面多孔質金属を製造する
ための、適当な方法は知られていなかった。
【0006】ところで、最近、人工関節のステムにおい
ては、骨との長期の結合性を得るために、表面を多孔質
化させ、細孔の中に骨細胞を侵入、成長させて骨と人工
関節の強固な結合を図ることが試みられている。この場
合、骨細胞を侵入させるには100〜300μm程度の
孔径が必要であるといわれているが、ステムのように曲
面をもつ金属表面に所望の形状の細孔を設けるには、従
来技術では煩雑な操作を必要とし、コストが高くつくの
を免れず、また溶射や焼結では所望の細孔が得られにく
い。
ては、骨との長期の結合性を得るために、表面を多孔質
化させ、細孔の中に骨細胞を侵入、成長させて骨と人工
関節の強固な結合を図ることが試みられている。この場
合、骨細胞を侵入させるには100〜300μm程度の
孔径が必要であるといわれているが、ステムのように曲
面をもつ金属表面に所望の形状の細孔を設けるには、従
来技術では煩雑な操作を必要とし、コストが高くつくの
を免れず、また溶射や焼結では所望の細孔が得られにく
い。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、任意の曲面
をもつ不働態化する金属表面に、表面精度をそこなうこ
となく、平均孔径が数10μmないし数mmで、平均深
さが10μmないし数mmの細孔を効率よく形成させ、
表面多孔質金属を製造する方法を提供することを目的と
してなされたものである。
をもつ不働態化する金属表面に、表面精度をそこなうこ
となく、平均孔径が数10μmないし数mmで、平均深
さが10μmないし数mmの細孔を効率よく形成させ、
表面多孔質金属を製造する方法を提供することを目的と
してなされたものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、表面多孔
質金属を製造するために鋭意研究を重ねた結果、塩化物
電解質を含有する酸性又は中性溶液中において、不働態
化する金属をアノードとして、孔食電位以上で定電位を
保持し、該金属表面を局部溶解させることにより、制御
された孔径をもつ表面多孔質金属を容易に製造しうるこ
とを見出し、この知見に基づいて本発明を完成するに至
った。
質金属を製造するために鋭意研究を重ねた結果、塩化物
電解質を含有する酸性又は中性溶液中において、不働態
化する金属をアノードとして、孔食電位以上で定電位を
保持し、該金属表面を局部溶解させることにより、制御
された孔径をもつ表面多孔質金属を容易に製造しうるこ
とを見出し、この知見に基づいて本発明を完成するに至
った。
【0009】すなわち、本発明は、塩化物電解質を含有
する酸性又は中性溶液中において、不働態化する金属を
アノードとして孔食電位以上で定電位を保持することに
より、該金属表面を局部溶解させ、細孔を形成させるこ
とを特徴とする表面多孔質金属の製造方法を提供するも
のである。
する酸性又は中性溶液中において、不働態化する金属を
アノードとして孔食電位以上で定電位を保持することに
より、該金属表面を局部溶解させ、細孔を形成させるこ
とを特徴とする表面多孔質金属の製造方法を提供するも
のである。
【0010】本発明方法においては、表面多孔質金属の
素材として、不働態化する金属が用いられる。この不働
態化する金属としては、様々なものを用いることができ
るが、特にステンレス鋼が好適である。該金属の形状に
ついては特に制限はなく、またその表面は任意の曲面を
有していてもよい。
素材として、不働態化する金属が用いられる。この不働
態化する金属としては、様々なものを用いることができ
るが、特にステンレス鋼が好適である。該金属の形状に
ついては特に制限はなく、またその表面は任意の曲面を
有していてもよい。
【0011】本発明方法においては、酸性又は中性の電
解質溶液中において、前記の不働態化する金属をアノー
ドとして孔食電位以上で定電位を保持することにより、
該金属表面を局部溶解させる。この際、電解質として、
塩化物が用いられる。このような電解質としては、例え
ば塩化ナトリウム、塩化カリウム、塩化リチウムなどが
好ましく挙げられ、特に塩化ナトリウムが好適である。
電解質溶液の濃度は、通常0.5〜5モル/リットルの
範囲で選ばれる。電解質のpHは、対象材料が活性溶解
しない酸性からアルカリ性にわたる範囲で選ばれるが、
3.0以上の範囲が好ましい。
解質溶液中において、前記の不働態化する金属をアノー
ドとして孔食電位以上で定電位を保持することにより、
該金属表面を局部溶解させる。この際、電解質として、
塩化物が用いられる。このような電解質としては、例え
ば塩化ナトリウム、塩化カリウム、塩化リチウムなどが
好ましく挙げられ、特に塩化ナトリウムが好適である。
電解質溶液の濃度は、通常0.5〜5モル/リットルの
範囲で選ばれる。電解質のpHは、対象材料が活性溶解
しない酸性からアルカリ性にわたる範囲で選ばれるが、
3.0以上の範囲が好ましい。
【0012】この電解質溶液中において、前記金属をア
ノードとして、その孔食電位以上で定電位を保持するこ
とが必要である。ステンレス鋼の場合、この孔食電位は
銅の組成溶液の濃度、温度によって大きく変化するが、
例えばJIS規格SUS316のものを用いると、銀‐
塩化銀参照電極に対して、温度30℃、濃度0.5モル
/リットルでは0.61V、温度30℃、濃度2.0モ
ル/リットルでは0.40V、温度50℃、濃度2.0
モル/リットルでは0.18Vである。また、保持電位
は孔食電位よりも貴であり、水の酸素発生電位以下であ
ればよい。電気量は、必要とする孔の大きさと深さ、分
布密度によって左右されるが、基本的にはファラデーの
法則による金属溶解量に基づいて算出される。
ノードとして、その孔食電位以上で定電位を保持するこ
とが必要である。ステンレス鋼の場合、この孔食電位は
銅の組成溶液の濃度、温度によって大きく変化するが、
例えばJIS規格SUS316のものを用いると、銀‐
塩化銀参照電極に対して、温度30℃、濃度0.5モル
/リットルでは0.61V、温度30℃、濃度2.0モ
ル/リットルでは0.40V、温度50℃、濃度2.0
モル/リットルでは0.18Vである。また、保持電位
は孔食電位よりも貴であり、水の酸素発生電位以下であ
ればよい。電気量は、必要とする孔の大きさと深さ、分
布密度によって左右されるが、基本的にはファラデーの
法則による金属溶解量に基づいて算出される。
【0013】このような処理により、金属表面が局部溶
解していわゆる孔食による食孔が形成され、所望の表面
多孔質金属が得られる。この孔食の発生状況、すなわち
食孔径、食孔深さ、食孔分布密度は、電解質溶液のp
H、温度、濃度や、アノードの保持電位及び電気量など
によって制御することができる。この際、食孔部以外の
金属表面では、不働態皮膜で覆われているので、溶解が
起こらず、処理前の表面精度が保持される。
解していわゆる孔食による食孔が形成され、所望の表面
多孔質金属が得られる。この孔食の発生状況、すなわち
食孔径、食孔深さ、食孔分布密度は、電解質溶液のp
H、温度、濃度や、アノードの保持電位及び電気量など
によって制御することができる。この際、食孔部以外の
金属表面では、不働態皮膜で覆われているので、溶解が
起こらず、処理前の表面精度が保持される。
【0014】
【発明の効果】本発明によると、任意の曲面をもつステ
ンレス鋼などの金属表面に、その表面精度をそこなうこ
となく、平均孔径が数10μmないし数mmで、平均深
さが10μmないし数mmの細孔を、孔食を利用して効
率よく形成させ、表面多孔質金属を効果的に製造するこ
とができる。
ンレス鋼などの金属表面に、その表面精度をそこなうこ
となく、平均孔径が数10μmないし数mmで、平均深
さが10μmないし数mmの細孔を、孔食を利用して効
率よく形成させ、表面多孔質金属を効果的に製造するこ
とができる。
【0015】本発明方法で得られた表面多孔質金属は、
例えば歯科や成形外科などの医療分野において用いられ
る生体接合性の良好なインプラント部材、反応器などの
触媒担持基材、あるいは潤滑剤担持基材などとして有用
である。
例えば歯科や成形外科などの医療分野において用いられ
る生体接合性の良好なインプラント部材、反応器などの
触媒担持基材、あるいは潤滑剤担持基材などとして有用
である。
【0016】
【実施例】次に、実施例により本発明をさらに詳細に説
明する。
明する。
【0017】実施例1 ステンレス鋼(JIS規格SUS316)の板材を供試
材として処理を行った。なお、このステンレス鋼の鉄以
外の元素の含有量は、C 0.047重量%、Si
0.70重量%、Mn 1.69重量%、P 0.03
1重量%、S 0.009重量%、Ni 11.41重
量%、Cr 17.37重量%、Mo 2.40重量%
及びCu 0.35重量%であった。
材として処理を行った。なお、このステンレス鋼の鉄以
外の元素の含有量は、C 0.047重量%、Si
0.70重量%、Mn 1.69重量%、P 0.03
1重量%、S 0.009重量%、Ni 11.41重
量%、Cr 17.37重量%、Mo 2.40重量%
及びCu 0.35重量%であった。
【0018】塩化ナトリウム2.0モル/リットル濃度
の電解質溶液(pH約7.50℃)中において、前記ス
テンレス鋼の板材をアノードとし、ポテンシオスタット
を用い、設定電位を550mV(照合電極Ag/AgC
l)として、電気量の0.5クーロン/cm2で処理を
行った。この際のステンレス鋼の孔食電位は0.18V
であった。その結果、孔食が発生し表面が多孔質化した
ステンレス鋼板が得られた。図1は、このステンレス鋼
板の表面の組織を示す走査電子顕微鏡写真図であり、こ
の図から、表面が多孔質化していることが分かる。ま
た、平均孔径は44μmであった。
の電解質溶液(pH約7.50℃)中において、前記ス
テンレス鋼の板材をアノードとし、ポテンシオスタット
を用い、設定電位を550mV(照合電極Ag/AgC
l)として、電気量の0.5クーロン/cm2で処理を
行った。この際のステンレス鋼の孔食電位は0.18V
であった。その結果、孔食が発生し表面が多孔質化した
ステンレス鋼板が得られた。図1は、このステンレス鋼
板の表面の組織を示す走査電子顕微鏡写真図であり、こ
の図から、表面が多孔質化していることが分かる。ま
た、平均孔径は44μmであった。
【0019】実施例2 設定電位を種々変えた以外は、実施例1と同様にして処
理した。図2に、孔食電位からの電位差と食孔数との関
係をグラフで示す。この図から、孔食電位からの電位差
によって食孔数分布を制御できることが分かる。
理した。図2に、孔食電位からの電位差と食孔数との関
係をグラフで示す。この図から、孔食電位からの電位差
によって食孔数分布を制御できることが分かる。
【0020】実施例3 実施例1において、電気量を種々変えた以外は、実施例
1と同様にして処理した。図3に、電気量と平均食孔径
との関係をグラフで示す。この図から、電気量によって
平均食孔径を制御できることが分かる。
1と同様にして処理した。図3に、電気量と平均食孔径
との関係をグラフで示す。この図から、電気量によって
平均食孔径を制御できることが分かる。
【図1】 本発明方法により得られた表面多孔質金属の
表面組織を示す走査電子顕微鏡写真図。
表面組織を示す走査電子顕微鏡写真図。
【図2】 孔食電位からの電位差と食孔数との関係を示
すグラフ。
すグラフ。
【図3】 電気量と平均食孔径との関係を示すグラフ。
Claims (2)
- 【請求項1】 塩化物電解質を含有する酸性又は中性溶
液中において、不働態化する金属をアノードとして孔食
電位以上で定電位を保持することにより、該金属表面を
局部溶解させ、細孔を形成させることを特徴とする表面
多孔質金属の製造方法。 - 【請求項2】 不働態化する金属がステンレス鋼である
請求項1記載の表面多孔質金属の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6148633A JPH07331499A (ja) | 1994-06-06 | 1994-06-06 | 表面多孔質金属の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6148633A JPH07331499A (ja) | 1994-06-06 | 1994-06-06 | 表面多孔質金属の製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07331499A true JPH07331499A (ja) | 1995-12-19 |
Family
ID=15457161
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6148633A Pending JPH07331499A (ja) | 1994-06-06 | 1994-06-06 | 表面多孔質金属の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07331499A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2006029708A1 (de) * | 2004-09-15 | 2006-03-23 | Technische Universität München | Verfahren zur erzeugung einer strukturierung von metalloberflächen sowie nach diesem verfahren hergestellte bauteile |
JP2009035803A (ja) * | 2007-08-06 | 2009-02-19 | Sumitomo Heavy Ind Ltd | 摺動面の形成方法 |
JP2010065299A (ja) * | 2008-09-12 | 2010-03-25 | Casio Comput Co Ltd | ステンレス鋼系材料の処理方法、ステンレス鋼系材料、反応器及び燃料電池装置 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS57131400A (en) * | 1981-02-06 | 1982-08-14 | Nippon Kinzoku Kk | Manufacture of porous stainless steel plate |
JPS6058319A (ja) * | 1983-08-03 | 1985-04-04 | エム・エス・カ−−フエアパツクングス−ジステ−メ・ゲゼルシヤフト・ミツト・ベシユレンクテル・ハフツング | パレット積み個品貨物を包装する方法及び装置 |
-
1994
- 1994-06-06 JP JP6148633A patent/JPH07331499A/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS57131400A (en) * | 1981-02-06 | 1982-08-14 | Nippon Kinzoku Kk | Manufacture of porous stainless steel plate |
JPS6058319A (ja) * | 1983-08-03 | 1985-04-04 | エム・エス・カ−−フエアパツクングス−ジステ−メ・ゲゼルシヤフト・ミツト・ベシユレンクテル・ハフツング | パレット積み個品貨物を包装する方法及び装置 |
Cited By (3)
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---|---|---|---|---|
WO2006029708A1 (de) * | 2004-09-15 | 2006-03-23 | Technische Universität München | Verfahren zur erzeugung einer strukturierung von metalloberflächen sowie nach diesem verfahren hergestellte bauteile |
JP2009035803A (ja) * | 2007-08-06 | 2009-02-19 | Sumitomo Heavy Ind Ltd | 摺動面の形成方法 |
JP2010065299A (ja) * | 2008-09-12 | 2010-03-25 | Casio Comput Co Ltd | ステンレス鋼系材料の処理方法、ステンレス鋼系材料、反応器及び燃料電池装置 |
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