JPH07331424A - 半導体薄膜形成装置 - Google Patents

半導体薄膜形成装置

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JPH07331424A
JPH07331424A JP12754994A JP12754994A JPH07331424A JP H07331424 A JPH07331424 A JP H07331424A JP 12754994 A JP12754994 A JP 12754994A JP 12754994 A JP12754994 A JP 12754994A JP H07331424 A JPH07331424 A JP H07331424A
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JP
Japan
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substrate
vapor deposition
semiconductor thin
thin film
incident
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JP12754994A
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English (en)
Inventor
Naoyuki Kajita
直幸 梶田
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 高いアスペクト比を有する微細コンタクトホ
ール、スルーホールに対して段差被覆性および穴埋め性
を良好とする。 【構成】 31はるつぼ60、加熱フィラメント61お
よびイオン化機構62からなる蒸着イオンビーム源で、
コンタクトホールを有する基板2に対向している。そし
て、蒸着イオンビーム源31に対応してビーム制御部3
4が設けられ、基板2に入射する蒸着物質のビームの入
射角を制御している。また、基板駆動機構33aによ
り、基板2を公転、自転、往復運動させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、LSIの超高集積化に
ともない設計ルールがサブミクロン程度になった場合に
おける、高アスペクト比を有するコンタクトホール、ス
ルーホールを有する半導体配線膜を形成する際に用いる
半導体薄膜形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図15はジャナル・オブ・バキュームサ
イエンスアンドテクノロジィー(Journal of Vacuum Sci
ence and Technology A Volume 3,No.2,1985) に示され
た従来のマグネトロン型スパッタ装置を示す概略構成図
である。同図に基づいて従来技術を説明すると、1は真
空槽、2は基板、3はターゲット、4は排気系、5はア
ルゴン等ガス導入系、6はシャッター、7は磁石が収納
されたターゲットホルダーである。このような構成にお
いて、次に動作について説明する。まず真空槽1内を排
気系4により排気した後、ガス導入系5によって窒素ガ
スおよびアルゴン等のガスを導入し、しかる後チタン等
の蒸着材料で形成されているターゲット3に対して、配
線用バリア膜が被覆される基板2に直流もしくは高周波
電圧(図示せず)を印加すると、ターゲット3と基板2
間にプラズマが形成される。このとき、ターゲットホル
ダー7中の磁石は、プラズマ中の電子を螺旋回転させ、
プラズマ生成を促進する。このプラズマ中で生成される
アルゴンイオンは、バイアス電圧によって加速され、タ
ーゲット3に衝突してターゲット材料がスパッタされ、
窒素ガス雰囲気中で、基板2上に付着して窒化チタン配
線用バリア膜が形成される。
【0003】図16は前述した従来のマグネトロン型ス
パッタ装置により高アスペクト(穴径に対する深さの比
が大きい)コンタクトホールにアルミニウムを蒸着した
場合の断面を示すもので、同図において、100は穴径
0.5μm、深さ2.0μmのコンタクトホール、10
1、102および103はそれぞれチタン、窒化チタン
およびアルミニウム合金によって、蒸着形成された配線
密着層、配線バリア層および配線層である。同図に示す
ように、コンタクトホール100の底部における膜厚
は、コンタクトホールエッジ部に成長するオーバーハン
グ部の影響により、コンタクトホール100以外の平坦
部の膜厚と比較して、薄くなっている。このように現在
実用されているマグネトロン型スパッタ装置の段差被覆
性(コンタクトホールの底部の周端部における被覆性)
およびボトムカバレッジ性(ウエハの表面膜厚に対する
コンタクトホール底部に蒸着された膜厚の比)はコンタ
クトホール穴径およびアスペクト比の面から限界にきて
いる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述したように従来の
製造方法で形成されたLSIの微細配線膜では、コンタ
クトホールのアスペクト比が4以上になると、段差被覆
ができなくなったり、ホール底部に配線用バリア膜の穴
埋めができなくなるという問題があった。また、イオン
ビーム法を用いた場合、指向性が良く、ボトムに対して
カバレッジ性が良好に形成できるが、6インチあるいは
8インチ基板全面に蒸着する場合、蒸着イオンビーム源
からの入射ビームの基板に対する入射角が大きくなる影
響でボトムカバレッジ率に基板内分布が生じる。また、
アルミニウム配線膜形成のように膜厚が厚くなると、同
様に、蒸着イオンビーム源からの入射ビームの基板に対
する入射角が大きくなる影響でオーバーハング(図16
中ア部)が生じるため、穴埋め性が不十分となるなどの
問題点があった。
【0005】したがって、本発明は上述した従来の問題
点に鑑みてなされたもので、高アスペクト比を有する微
細コンタクトホールに、蒸着イオンビーム源から基板に
入射するビーム角を制御すること及び基板駆動機構によ
り、基板全面のコンタクトホールに入射する蒸着物質の
ビームのホールに対する入射方向成分を均一にすること
により、成膜時に発生する段差被覆不良、オーバーハン
グなどを抑制することができ、基板全面にわたって、穴
埋め性良く半導体配線膜を形成することができる半導体
薄膜形成装置を得ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、本発明に係る半導体薄膜形成装置は、所定の真空度
に保持された真空槽内に基板を配置し、この基板に対向
して蒸着イオンビーム源を設けた半導体薄膜形成装置で
あって、前記基板を駆動する基板駆動機構と、前記基板
と前記蒸着イオンビーム源との間にイオンビームの入射
ビーム角を制限する入射ビーム角制限機構とを備えたも
のである。
【0007】本発明の請求項2に係る半導体薄膜形成装
置は、蒸着イオンビーム源を1台とするとともに、基板
駆動機構として、基板にその中心を回転中心とする自転
運動と往復運動を行わせるようにしたものである。
【0008】本発明の請求項3に係る半導体薄膜形成装
置は、蒸着イオンビーム源を複数個備え、基板駆動機構
として、基板の中心以外を回転中心とする公転運動を行
わせるようにしたものである。
【0009】本発明の請求項4に係る半導体薄膜形成装
置は、蒸着イオンビーム源を複数個備え、前記基板駆動
機構として、基板の往復運動としたものである。
【0010】本発明の請求項5に係る半導体薄膜形成装
置は、複数個の蒸着イオンビーム源を基板の移動方向に
対して位置をずらして配置したものである。
【0011】本発明の請求項6に係る半導体薄膜形成装
置は、公転運動または往復運動をする基板駆動機構に、
基板の中心軸回転による自転運動を加えたものである。
【0012】本発明の請求項7に係る半導体薄膜形成装
置は、入射ビーム角制限機構を昇降自在とする昇降調節
機構を備えたものである。
【0013】本発明の請求項8に係る半導体薄膜形成装
置は、基板駆動機構により同時に複数の基板を移動さ
せ、これら複数の基板全面に半導体薄膜を形成したもの
である。
【0014】
【作用】本発明によれば、ビーム指向性の良い蒸着イオ
ンビーム源を用いるとともに、基板と蒸着イオンビーム
源との間に入射ビーム角を制限する機構を設けることに
より、蒸着イオンビーム源からの入射ビームの基板に対
する入射角が大きい成分を除去することができ、また、
基板駆動機構により、基板全面のコンタクトホールに入
射する蒸着物質のビームのホールに対する入射方向成分
を均一にすることができるので、高アスペクト比のコン
タクトホールに対してもオーバーハングの成長を抑制す
ることができ、基板全面にわたって穴埋め性及び段差被
覆性の良好な配線膜を均一な面内ボトム膜厚分布で形成
することができる。
【0015】本発明の請求項2における半導体薄膜形成
装置によれば、基板駆動機構として、基板にその中心を
回転中心とする自転運動と往復運動により、高アスペク
トコンタクトホールを有する基板全面に穴埋め性及び段
差被覆性の良好な配線膜を形成することができる。ま
た、基板面内でのコンタクトホールボトムの膜厚分布を
均一にすることができる。
【0016】本発明の請求項3における半導体薄膜形成
装置によれば、基板駆動機構として、基板中心軸以外の
軸による公転運動としたことにより、高アスペクトコン
タクトホールを有する基板全面に穴埋め性及び段差被覆
性の良好な配線膜を形成することができる。また、複数
の蒸着イオンビーム源を用いることにより、基板面内で
のコンタクトホールボトムの膜厚分布の均一化および生
産性の向上が可能になる。
【0017】本発明の請求項4における半導体薄膜形成
装置によれば、基板駆動機構として、基板の往復運動と
したことにより、高アスペクトコンタクトホールを有す
る基板全面に穴埋め性及び段差被覆性の良好な配線膜を
形成することができる。また、複数の蒸着イオンビーム
源を用いることにより、基板面内でのコンタクトホール
ボトムの膜厚分布の均一化および生産性の向上が可能に
なる。
【0018】本発明の請求項5における半導体薄膜形成
装置によれば、複数個の蒸着イオンビーム源を基板の移
動方向に対して位置をずらして配置したので、基板に対
してのビームの投射の均一化を図れ、高アスペクトコン
タクトホールを有する基板全面に穴埋め性及び段差被覆
性の良好な配線膜を形成することができる。また、複数
の蒸着イオンビーム源を用いることにより、基板面内で
のコンタクトホールボトムの膜厚分布の均一化および生
産性の向上が可能になる。
【0019】本発明の請求項6における半導体薄膜形成
装置によれば、公転運動または往復運動をする基板駆動
機構に、基板の中心軸回転による自転運動を加えたこと
により、高アスペクトコンタクトホールを有する基板全
面に穴埋め性及び段差被覆性のより良好な配線膜を形成
することができる。また、複数の蒸着イオンビーム源を
用いることにより、基板面内でのコンタクトホールボト
ムの膜厚分布の均一化および生産性の向上が可能にな
る。
【0020】本発明の請求項7における半導体薄膜形成
装置によれば、入射ビーム角制限機構に昇降機構を備え
ているので、コンタクトホールのアスペクト比に対応し
て基板に入射するビーム角を変更でき、蒸着効率を改善
することができる。また、蒸着中に基板に入射するビー
ム角を制御できるので、蒸着膜厚に対応して入射ビーム
角を制御することにより、オーバーハングの抑制効果を
さらに向上させることができる。
【0021】本発明の請求項8における半導体薄膜形成
装置によれば、基板駆動機構により同時に複数の基板を
移動させ、これら複数の基板全面に半導体薄膜を形成し
たことにより、より生産性の向上を図ることができる。
【0022】
【実施例】
実施例1 以下、本発明の実施例を図に基づいて説明する。図1は
本発明の一実施例における半導体薄膜形成装置の構成を
示すものである。同図において、2は排気系(図示せ
ず)により排気され、所定の真空度に保持された真空槽
(図示せず)内に配置された基板、31は前記基板2に
対向して設けられたクラスターイオンビーム(ICB)
装置、イオンプレーティング装置、イオン化機構を有す
る分子線エピタキシー(MBE)装置、イオン化機構を
有する電子ビーム(EB)型蒸発源などの蒸着イオンビ
ーム源であり、ここでは、蒸着物質を充填したるつぼ6
0とこのるつぼ60を加熱するフィラメント61および
イオン化機構62から構成された蒸着イオンビーム源を
示している。32aは前記基板2と前記蒸着イオンビー
ム源31の間に設けられた入射ビーム角制限機構、33
aは基板駆動機構を示し、基板駆動機構による基板の運
動軌道としては、x方向、y方向、z方向への往復運
動、および基板中心軸まわりの自転運動および公転運動
の組み合わせたものである。
【0023】図2は、入射ビーム角制限機構32の一例
の断面図を示すもので、同図において、θは蒸着イオン
ビーム源31から基板への最大入射ビーム角、θ1は他
の蒸着イオンビーム源からの入射ビームの干渉を受ける
最大ビーム角、c1は入射ビーム角制限機構32のビー
ム制御部34を通過する照射径、dは入射ビーム角制限
機構32の長さ、h1は基板2と入射ビーム角制限機構
32との距離、h2は他の蒸着イオンビーム源からの入
射ビームの影響を遮るための蒸着イオンビーム源31と
入射ビーム角制限機構32の最大距離、h0は蒸着イオ
ンビーム源31と基板2との距離であり、h0=h1+
h2+dである。また、kはビーム制御部34の開口部
の中心軸80間の距離であり、各蒸着イオンビーム源3
1の中心軸と各ビーム制御部34の開口部の中心軸80
は一致している。
【0024】蒸着イオンビーム源31から基板への最大
入射ビーム角θは、式(1)で表される。隣接する蒸着
イオンビーム源31からの入射ビームの干渉を受ける最
大ビーム角θ1は式(2)で表される。他の蒸着イオン
ビーム源31からの入射ビームの影響を遮るための蒸着
イオンビーム源31と入射ビーム角制限機構32の最大
距離h2は式(3)で表され、他の蒸着イオンビーム源
31からの入射ビームの影響を遮るためにはこの値より
小さくする必要がある。
【0025】
【数1】
【0026】また、入射ビーム角制限機構32の長さd
は、d=h0−(h1+h2)であり、他の蒸着イオン
ビーム源からの入射ビームの影響を遮るためにはこの値
より大きくする必要がある。ここで、入射ビーム角制限
機構としては、平面円盤と円筒を組み合わせた構造とし
たが、基板に入射するビーム角度を制御できれば、その
構造は如何なるものでもよい。なお、最大入射ビーム角
θは、例えばアスペクト比が4の場合には、5°以内に
すれば良好な蒸着特性が得られる。
【0027】このような構成において、以下、動作につ
いて説明する。排気系により真空槽を高真空に排気し、
所定の真空度に保持された真空槽内に配置された蒸着イ
オンビーム源31において、フィラメント61により加
熱されたるつぼ60から噴出した蒸着物質の蒸気はイオ
ン化機構62によりイオン化を行った後、蒸着イオンビ
ーム源31から基板2に対して噴出される。この噴出さ
れた蒸着物質のビームは複数のビーム制御部34aより
構成される入射ビーム角制限機構32aにより、入射ビ
ームが通過する開口径と距離との関係で決定される最大
入射ビーム角以上のビーム成分が除去された後、基板2
へ照射される。この際、基板2は、基板駆動機構33a
により、x方向、y方向、z方向への往復運動、および
基板中心軸まわりの自転運動と公転軸まわりの公転運動
を組み合わせた運動をすることにより、基板全面のコン
タクトホールに入射する蒸着物質ビームのホールに対す
る入射方向成分を均一にすることができる。
【0028】ここで、アスペクト比4の場合、最大入射
角5°以内とすることにより、良好な蒸着特性が得られ
る理由を図3に基いて説明する。イオンビーム蒸着法で
は、通常の蒸着の場合、成膜中の真空度が1×10-6
1×10-7(Torr)と高真空であるため、蒸着粒子の平
均自由行程が、50〜500(m)と直進性に優れてお
り、反応性蒸着の場合でも、1×10-4〜1×10
-5(Torr)で平均自由行程は0.5〜5(m)である。
このビームの直進性を利用して微細ホールに対する穴埋
めを行うものである。蒸着物質の入射ビーム角θはある
範囲(例えばθ=0°〜5°,0°〜10°,0°〜1
5°)を有しているが、入射ビーム角の影響を明確にす
るために入射ビーム角をθ=5°(あるいは10°,1
5°)に限定して説明を行う。最大入射角θを5°とし
た場合には、図3(a)に示すように、底部の直径を1
とした場合、未蒸着部αは約0.35となり、コンタク
トホール200の底部の一方側の端部Bに対して良好な
蒸着形成が可能なことがわかる。次に、基板の移動(回
転等)により、コンタクトホール200の位置が同図
(b)となるので、底部での未蒸着部が無くなるととも
に、底部の他方側の端部Aに対しても良好な蒸着形成が
可能で、段差被膜性の良好な配線膜を形成することがで
きる。
【0029】次に、最大入射角θを10°とすると、図
4(a)に示すように、未蒸着部βは約0.71とな
る。したがって、基板の移動(回転等)により、コンタ
クトホール200の位置が同図(b)となった場合に
も、底部の中心部には、γで示す未蒸着部が発生する。
さらに、最大入射角θを15°とすると、ビームが底部
の端部AおよびBにも到達しないので、段差被膜性の良
好な配線膜を形成することができなくなる。以上より、
入射ビーム角θが大きくなると、ホール底部に到達する
蒸着ビームの割合が減少し、相対的に他の部分の成長速
度が大きくなる。特に、ホール入口部における膜成長
(オーバーハング)はホール内への入射ビームを遮るた
め、ホール底部に到達する蒸着ビームの割合を著しく減
少させる。したがって、ホール入口部でのオーバーハン
グを抑制しホール内に効率よく蒸着ビームを入射するに
は、蒸着ビームの入射ビーム角が有する入射角度範囲か
ら大きな入射ビーム角成分を除去すればよい。
【0030】また、基板駆動機構により、基板全面の分
布するすべてのコンタクトホールに入射する蒸着物質の
ビームのホールに対する入射方向成分を均一にすること
ができる。これを図5に基づいて説明すると、同図
(a)においては、基板2中央に位置するコンタクトホ
ール200aに対しては、イオンビーム蒸着源31から
の入射ビーム角θはθ0 で、基板2端部に位置するコン
タクトホール200bに対しては、入射ビーム角θはθ
1 である。次に、基板駆動機構により基板2を水平方向
にRだけ等速度移動させると、同図(b)に示すよう
に、コンタクトホール200aに対しては、イオンビー
ム蒸着源31からの入射ビーム角θはθ1 となり、コン
タクトホール200bに対しては、入射ビーム角θはθ
0 となり、両コンタクトホール200a、200bは、
共にθ=θ0〜θ1の範囲の入射ビーム角を同程度もつこ
ととなる。このように、基板2を移動させることによ
り、基板2全面に分布するすべてのコンタクトホール2
00に対して、入射ビーム角θをある範囲(本実施例で
はθ=0〜5°)とすることにより、すべてのコンタク
トホールボトムの膜厚の均一化を図ることができる。し
たがって、図14に示すように高アスペクト比(アスペ
クト比4)を有するコンタクトホールに対して、基板全
面にわたって穴埋め性及び段差被覆性の良好な配線膜を
形成することができる。なお、図14において、200
はコンタクトホール、201、202、203は各々配
線密着層、配線バリア層、配線層を示す。
【0031】実施例2 図6は本発明に係る半導体薄膜形成装置の第2の実施例
を示すもので、1台の蒸着イオンビーム源31から噴出
した蒸着物質のビームは入射ビーム角制限機構32cに
より、入射ビームが通過する開口径と距離との関係で決
定される最大入射ビーム角以上のビーム成分を除去され
た後、半径Rの基板2へ照射される。ここで、蒸着イオ
ンビーム源31の中心軸とビーム制御部34cの開口部
の中心軸41は一致する。
【0032】基板駆動機構33cとしては、水平往復運
動と基板回転運動とを組み合わせたもので、水平往復運
動としては、基板の水平往復運動の軸40が、ビーム制
御部34cの開口部の中心軸41を通る軌道で、移動距
離が入射ビーム角制限機構の開口部の中心軸41より最
小移動距離±Rであるような水平往復運動である。ま
た、基板回転運動としては、基板中心軸43まわりの回
転運動である。このように、本実施例では1つの蒸着ビ
ーム源と、駆動機構が一方向の並進運動と、1つの回転
運動とで構成できるので、装置の構造を簡素化すること
ができるとともに、生産性を向上させることができる。
【0033】実施例3 図7は本発明に係る半導体薄膜形成装置の第3の実施例
を示すもので、5台の蒸着イオンビーム源31と5個の
ビーム制御部34dから構成される入射ビーム角制限機
構32dを用い、ビーム制御部34dの配置としては、
3個のビーム制御部34dの開口部の中心軸73が直線
71上と交わるように一列に並べるともに、2個のビー
ム制御部34dの開口部の中心軸73が直線72と交わ
るように一列に並べる。直線71と直線72は公転軸7
0と交わり、直線71と直線72のなす角度はδであ
る。なお、本実施例ではδ=90°としたが、5個のビ
ーム制御部が重ならない範囲であればδは任意の角度で
よい。
【0034】また、直線71と交わる3個のビーム制御
部34dの開口部の中心軸73a、73b、73cはそ
れぞれ公転軸70よりS、S+R、S+2Rの距離にあ
る。一方、直線72と交わる2個のビーム制御部34d
の開口部の中心軸73d、73eはそれぞれ公転軸70
よりS+(R/2)、S+(3R/2)の距離にあり、
前記中心軸73a、73b、73cに対して基板2の回
転方向に沿って、R/2づつ位置をずらしている。こう
することにより、公転する基板2全面のコンタクトホー
ルに入射する蒸着物質のビームのホールに対する入射量
を均一にすることができる。ここで、各蒸着イオンビー
ム源31の中心軸と各ビーム制御部34dの開口部の中
心軸73は一致する。
【0035】基板駆動機構33dとしては、公転運動機
構であり、基板中心軸43から距離S+Rだけ離れた位
置の公転軸70まわりに公転運動する。上述の入射ビー
ム角制限機構32dにより半径Rの基板2に入射する蒸
着物質のビームの入射角を制御でき、また、基板駆動機
構33dにより、基板全面のコンタクトホールに入射す
る蒸着物質のビームのホールに対する入射方向成分を均
一にすることができ、複数の蒸着イオンビーム源を用い
ることにより、基板面内でのコンタクトホールボトムの
膜厚分布の均一化および生産性の向上が可能になる。
【0036】実施例4 図8は本発明に係る半導体薄膜形成装置の第4の実施例
を示すもので、上述した実施例3の基板駆動機構に基板
の中心軸まわりの自転運動を加えたもので、図7と同様
に、入射ビーム角制限機構32eにより半径Rの基板2
に入射する蒸着物質のビームの入射角を制御でき、ま
た、基板駆動機構33eにより、基板全面のコンタクト
ホールに入射する蒸着物質のビームのホールに対する入
射方向成分を均一にすることができ、高アスペクト比を
有するコンタクトホールに対して、基板全面にわたって
穴埋め性及び段差被覆性の良好な配線膜を形成すること
ができる。また、基板中心軸まわりの自転運動により、
基板面内でのコンタクトホールボトムの膜厚分布の均一
性がさらに向上する。
【0037】実施例5 図9は本発明に係る半導体薄膜形成装置の第5の実施例
を示すもので、5台の蒸着イオンビーム源31と5個の
ビーム制御部34fから構成される入射ビーム角制限機
構32fを用い、ビーム制御部34fの配置としては、
5個のビーム制御部34fを3個と2個の2列に並べ、
各列のビーム制御部34fの開口部の中心軸53はそれ
ぞれ直線51、52と交わり、かつ、直線51と直線5
2は平行とし、また、各ビーム制御部34fの開口部の
中心軸53のx方向の距離がR/2であるような配置と
する。また、直線51と交わる3個のビーム制御部34
fに対して直線52と交わる2個のビーム制御部34f
とは、基板2の移動方向に対してR/2位置がずれて配
置されている。こうすることにより、基板2全面のコン
タクトホールに入射する蒸着物質のビームのホールに対
する入射量を均一にすることができる。ここで、各蒸着
イオンビーム源31の中心軸と各ビーム制御部34fの
開口部の中心軸53は一致する。
【0038】基板駆動機構33fとしては、基板の水平
往復運動であり、水平運動軸50は、直線51と交わる
3個のビーム制御部34fの中央の開口部の中心軸と交
わり、直線51、52と直交し、移動距離としては、基
板中心軸43が直線51、52よりそれぞれRだけ移動
する2R+Tである。上述の入射ビーム角制限機構32
fにより半径Rの基板2に入射する蒸着物質のビームの
入射角を制御でき、また、基板駆動機構33fにより、
基板全面のコンタクトホールに入射する蒸着物質のビー
ムのホールに対する入射方向成分を均一にすることがで
き、高アスペクト比を有するコンタクトホールに対し
て、基板全面にわたって穴埋め性及び段差被覆性の良好
な配線膜を形成することができる。また、複数の蒸着イ
オンビーム源を用いることにより、基板面内でのコンタ
クトホールボトムの膜厚分布の均一化および生産性の向
上が可能になる。
【0039】実施例6 図10は本発明に係る半導体薄膜形成装置の第6の実施
例を示すもので、上述した実施例5の基板駆動機構に基
板の中心軸まわりの自転運動を加えたもので、図6と同
様に、入射ビーム角制限機構32gにより半径Rの基板
2に入射する蒸着物質のビームの入射角を制御でき、ま
た、基板駆動機構33gにより、基板全面のコンタクト
ホールに入射する蒸着物質のビームのホールに対する入
射方向成分を均一にすることができ、高アスペクト比を
有するコンタクトホールに対して、基板全面にわたって
穴埋め性及び段差被覆性の良好な配線膜を形成すること
ができる。また、基板中心軸まわりの自転運動により、
基板面内でのコンタクトホールボトムの膜厚分布の均一
性がさらに向上する。
【0040】実施例7 図11は本発明に係る半導体薄膜形成装置の第7の実施
例を示すもので、入射ビーム角制限機構の昇降機構12
0により、入射ビーム角制限機構32hを真空中、なら
びに蒸着中に移動させることができる。入射ビーム角の
制御としては、入射ビーム角制限機構32hを+z方向
に移動することにより、基板に入射する最大入射角 を
小さくすることができ、逆に−z方向に移動することに
より、基板に入射する最大入射角を大きくすることがで
きる。前記入射ビーム角制限機構の昇降機構120によ
り、コンタクトホールのアスペクト比に対応して基板2
に入射するビーム角を変更でき、蒸着効率を改善するこ
とができる。例えば、アスペクト比4の場合、入射ビー
ム角θを5°以内にすれば、良好な蒸着特性が得られ
る。また、蒸着中に基板に入射するビーム角を制御で
き、例えば、蒸着中に基板に入射するビーム角を蒸着膜
厚に対応して高角度成分を除去する方向+z方向に移動
させることにより、オーバーハングの抑制効果をさらに
向上させることができる。
【0041】実施例8 図12は本発明に係る半導体薄膜形成装置の第8の実施
例を示すもので、上述した第3の実施例の基板2を4枚
として、これら4枚の基板2の全面に半導体薄膜を形成
できる機構を備えたものである。すなわち、複数の半径
Rの基板2の配置としては、各基板の中心軸43が公転
軸70より半径(S+R)の円周上にある配置である。
また、基板駆動機構33dとしては、第3の実施例の場
合と同様に、公転運動機構であり、基板中心軸43から
距離S+Rだけ離れた位置の公転軸70まわりに公転運
動する。
【0042】以下、第3の実施例と同様に、入射ビーム
角制限機構32dにより半径Rの基板2に入射する蒸着
物質のビームの入射角を制御でき、また、基板駆動機構
33dにより、基板全面のコンタクトホールに入射する
蒸着物質のビームのホールに対する入射方向成分を均一
にすることができ、高アスペクト比を有するコンタクト
ホールに対して、基板全面にわたって穴埋め性及び段差
被覆性の良好な配線膜を形成することができる。また、
複数の蒸着イオンビーム源を用いることにより、基板面
内でのコンタクトホールボトムの膜厚分布の均一化およ
び生産性の向上が可能になるなどの効果に加え、複数の
基板を同時に処理することができるので、生産性をさら
に高めることできる。
【0043】実施例9 図13は、本発明に係る半導体薄膜形成装置の第9の実
施例を示すもので、上述した第5の実施例における基板
2を3枚とし、これら3枚の基板全面に半導体薄膜を形
成できる機構を備えたものである。すなわち、複数の半
径Rの基板2の配置としては、各基板の中心軸43が水
平運動軸50上にある配置である。また、基板駆動機構
33fとしては、基板の水平往復運動であり、水平運動
軸50は、直線51と交わる3個のビーム制御部34f
の中央の開口部の中心軸上と交わり、直線51、52と
直交し、移動距離としては、+y方向へは、左端の基板
2aの中心軸43aが直線52より+y方向に距離R移
動し、逆に、−y方向へは、右端の基板2bの中心軸4
3bが直線51より−y方向に距離R移動する。
【0044】以下、第5の実施例と同様に、入射ビーム
角制限機構32fにより半径Rの基板2に入射する蒸着
物質のビームの入射角を制御でき、また、基板駆動機構
33fにより、基板全面のコンタクトホールに入射する
蒸着物質のビームのホールに対する入射方向成分を均一
にすることができ、高アスペクト比を有するコンタクト
ホールに対して、基板全面にわたって穴埋め性及び段差
被覆性の良好な配線膜を形成することができる。また、
複数の蒸着イオンビーム源を用いることにより、基板面
内でのコンタクトホールボトムの膜厚分布の均一化およ
び生産性の向上が可能になるなどの効果に加え、複数の
基板を同時に処理することができるので、生産性をさら
に高めることできる。
【0045】
【発明の効果】以上のように、この発明の請求項1記載
の半導体薄膜形成装置によれば、入射ビーム角制限機構
により基板に入射する蒸着物質のビームの入射角を制限
でき、また、基板駆動機構により、基板全面のコンタク
トホールに入射する蒸着物質のビームのホールに対する
入射方向成分を均一にすることができるので、高アスペ
クト比を有するコンタクトホールに対して、基板全面に
わたって穴埋め性及び段差被覆性の良好な配線膜を均一
な面内ボトム膜厚分布で形成することができる。このた
め、超LSIの微細配線膜を信頼性高く製造することが
できる。
【0046】また、請求項2記載の半導体薄膜形成装置
によれば、蒸着イオンビーム源を1台とするとともに、
前記基板駆動機構として、基板にその中心を回転中心と
する自転運動と往復運動を行わせるようにしたので、構
造簡易にもかかわらず、高アスペクト比を有するコンタ
クトホールに対して、基板全面にわたって穴埋め性及び
段差被覆性の良好な配線膜を均一な面内ボトム膜厚分布
で形成することができる。
【0047】また、請求項3記載の半導体薄膜形成装置
によれば、蒸着イオンビーム源を複数個備えたので、生
産性が向上するとともに、基板駆動機構として、基板の
中心以外を回転中心とする公転運動を行わせるようにし
たので、基板全面のコンタクトホールに入射する蒸着物
質のビームのホールに対する入射方向成分を均一にする
ことができ、このため高アスペクトコンタクトホールを
有する基板全面に穴埋め性及び段差被覆性の良好な配線
膜を均一な面内ボトム膜厚分布で形成することができ
る。
【0048】また、請求項4記載の半導体薄膜形成装置
によれば、蒸着イオンビーム源を複数個備えので、生産
性が向上するとともに、基板の往復運動からなる基板駆
動機構により、基板全面のコンタクトホールに入射する
蒸着物質のビームのホールに対する入射方向成分を均一
にすることができるので、高アスペクトコンタクトホー
ルを有する基板全面に穴埋め性及び段差被覆性の良好な
配線膜を均一な面内ボトム膜厚分布で形成することがで
きる。
【0049】また、請求項5記載の半導体薄膜形成装置
によれば、複数個の蒸着イオンビーム源を基板の移動方
向に対して位置をずらして配置したことにより、基板全
面のコンタクトホールに入射する蒸着物質のビームのホ
ールに対する入射量を均一にすることができ、高アスペ
クトコンタクトホールを有する基板全面に穴埋め性及び
段差被覆性の良好な配線膜を均一な面内ボトム膜厚分布
で形成することができる。
【0050】また、請求項6記載の半導体薄膜形成装置
によれば、公転運動または水平往復運動をする基板駆動
機構に、基板の中心を回転中心とする自転運動を加えた
ので、高アスペクトコンタクトホールを有する基板全面
に穴埋め性及び段差被覆性のより良好な配線膜を均一な
面内ボトム膜厚分布で形成することができる。
【0051】また、請求項7記載の半導体薄膜形成装置
によれば、入射ビーム角制限機構を昇降する昇降機構を
備えているので、コンタクトホールのアスペクト比に対
応して基板に入射するビーム角を変更でき、蒸着効率を
改善することができる。また、蒸着中に基板に入射する
ビーム角を制御できるので、蒸着膜厚に対応して入射ビ
ーム角を制御することにより、オーバーハングの抑制効
果をさらに向上させることができる。このため、超LS
Iの微細配線膜を信頼性高く製造することができる。
【0052】また、請求項8記載の半導体薄膜形成装置
によれば、基板駆動機構により同時に複数の基板を移動
させ、これら複数の基板全面に半導体薄膜を形成したの
で、生産性をさらに高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の半導体薄膜形成装置の一実施例を示
す模式図である。
【図2】 本発明の半導体薄膜形成装置の入射ビーム角
制限機構の一実施例を示す断面図である。
【図3】 本発明の半導体薄膜形成装置におけるアスペ
クト比4のホールに対する最大入射角5°の場合の蒸着
特性を示す模式図である。
【図4】 本発明の半導体薄膜形成装置におけるアスペ
クト比4のホールに対する最大入射角10°の場合の蒸
着特性を示す模式図である。
【図5】 本発明の半導体薄膜形成装置における基板駆
動機構により、基板全面の分布するすべてのコンタクト
ホールに対するビームの入射角の変化を示す模式図であ
る。
【図6】 本発明の半導体薄膜形成装置の第2の実施例
を示す模式図である。
【図7】 本発明の半導体薄膜形成装置の第3の実施例
を示す模式図である。
【図8】 本発明の半導体薄膜形成装置の第4の実施例
を示す模式図である。
【図9】 本発明の半導体薄膜形成装置の第5の実施例
を示す模式図である。
【図10】 本発明の半導体薄膜形成装置の第6の実施
例を示す模式図である。
【図11】 本発明の半導体薄膜形成装置の第7の実施
例を示す模式図である。
【図12】 本発明の半導体薄膜形成装置の第8の実施
例を示す模式図である。
【図13】 本発明の半導体薄膜形成装置の第9の実施
例を示す模式図である。
【図14】 本発明の半導体薄膜形成装置によるコンタ
クトホールへの埋め込み状態を示す断面図である。
【図15】 従来の半導体薄膜形成装置の一例を示す断
面図である。
【図16】 従来の半導体薄膜形成装置によるコンタク
トホールへの埋め込み状態を示す断面図である。
【符号の説明】
2 基板、31 蒸着イオンビーム源、32 入射ビー
ム角制限機構、33 基板駆動機構、34 ビーム制御
部、60 るつぼ、61 加熱用フィラメント、62
イオン化機構、200 コンタクトホール、201 配
線密着層、202 配線バリア層、203 配線層。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の真空度に保持された真空槽内に基
    板を配置し、この基板に対向して蒸着イオンビーム源を
    設けた半導体薄膜形成装置において、前記基板を駆動す
    る基板駆動機構と、前記基板と前記蒸着イオンビーム源
    との間にイオンビームの入射ビーム角を制限する入射ビ
    ーム角制限機構とを備えたことを特徴とする半導体薄膜
    形成装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の半導体薄膜形成装置にお
    いて、前記蒸着イオンビーム源を1台とするとともに、
    前記基板駆動機構として、基板にその中心を回転中心と
    する自転運動と往復運動を行わせるようにしたことを特
    徴とする半導体薄膜形成装置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の半導体薄膜形成装置にお
    いて、前記蒸着イオンビーム源を複数個備え、前記基板
    駆動機構として、基板の中心以外を回転中心とする公転
    運動を行わせるようにしたことを特徴とする半導体薄膜
    形成装置。
  4. 【請求項4】 請求項1記載の半導体薄膜形成装置にお
    いて、前記蒸着イオンビーム源を複数個備え、前記基板
    駆動機構として、基板の往復運動としたことを特徴とす
    る半導体薄膜形成装置。
  5. 【請求項5】 請求項3または請求項4記載の半導体薄
    膜形成装置において、前記複数個の蒸着イオンビーム源
    を基板の移動方向に対して位置をずらして配置したこと
    を特徴とする半導体薄膜形成装置。
  6. 【請求項6】 請求項3または請求項4記載の半導体薄
    膜形成装置において、前記基板駆動機構に、基板の中心
    を回転中心とする自転運動を加えたことを特徴とする半
    導体薄膜形成装置。
  7. 【請求項7】 請求項1記載の半導体薄膜形成装置にお
    いて、前記入射ビーム角制限機構を昇降自在とする昇降
    調節機構を備えたことを特徴とする半導体薄膜形成装
    置。
  8. 【請求項8】 請求項1記載の半導体薄膜形成装置にお
    いて、前記基板駆動機構により同時に複数の基板を移動
    させ、これら複数の基板全面に半導体薄膜を形成したこ
    とを特徴とする半導体薄膜形成装置。
JP12754994A 1994-06-09 1994-06-09 半導体薄膜形成装置 Pending JPH07331424A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002203963A (ja) * 2000-12-28 2002-07-19 Fuji Electric Co Ltd 半導体装置の製造方法
JP2012184511A (ja) * 2007-03-01 2012-09-27 Ulvac Japan Ltd 薄膜形成方法及び薄膜形成装置

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