JPH07330635A - 長鎖状α−オレフィンの製造方法 - Google Patents

長鎖状α−オレフィンの製造方法

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JPH07330635A
JPH07330635A JP6122826A JP12282694A JPH07330635A JP H07330635 A JPH07330635 A JP H07330635A JP 6122826 A JP6122826 A JP 6122826A JP 12282694 A JP12282694 A JP 12282694A JP H07330635 A JPH07330635 A JP H07330635A
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JP
Japan
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olefin
carbon atoms
reaction
chain
ethylene
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JP6122826A
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English (en)
Inventor
Hideyuki Mimura
英之 三村
Takamitsu Aoyama
隆充 青山
Motohiro Oguri
元宏 小栗
Yasuyuki Koie
泰行 鯉江
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tosoh Corp
Original Assignee
Tosoh Corp
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Publication date
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P20/00Technologies relating to chemical industry
    • Y02P20/50Improvements relating to the production of bulk chemicals
    • Y02P20/52Improvements relating to the production of bulk chemicals using catalysts, e.g. selective catalysts

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  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
  • Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)
  • Production Of Liquid Hydrocarbon Mixture For Refining Petroleum (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】エチレンをオリゴマー化する反応において、炭
素数10以下の鎖状α−オレフィンおよび炭素数32以
上のワックスの副生を抑制し、炭素数12〜30の長鎖
状α−オレフィンを高選択的にかつ高純度で得る。 【構成】エチレンをオリゴマー化し、炭素数12〜30
の長鎖状α−オレフィンを製造する方法において、四塩
化ジルコニウとジエチルアルミニウムクロライドからな
る触媒系を用い、さらに酢酸ベンジルを添加し反応させ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、炭素数12〜30の長
鎖状α−オレフィンを製造する方法に関する。本発明で
得られる炭素数12〜30の長鎖状α−オレフィンは、
界面活性剤、高級アルコールおよびオレフィンオキサイ
ドの原料として極めて有用な化合物である。
【0002】
【従来の技術】エチレンをオリゴマー化する反応におい
て、チーグラー触媒系を用い長鎖状α−オレフィンを製
造することは公知である。この技術は、例えば特公昭5
2−39003号公報、特開昭62−430号公報およ
びChemical Reviews、91、613
(1991)等に開示されている。しかし、前記のチー
グラー触媒を用いる方法では、生成物分布が広いため、
炭素数12〜30の長鎖状α−オレフィンの他に、炭素
数10以下の鎖状α−オレフィンおよび炭素数32以上
のワックスが多量に生成したり、また、得られた鎖状α
−オレフィンの純度が低いなどの問題点を有する。
【0003】それ故、エチレンのオリゴマー化反応にお
いて、炭素数12〜30の長鎖状α−オレフィンを選択
的に得ようとするいくつかの試みがなされている。例え
ば特開昭49−18186号およびUSP444230
9号公報では、チタンまたはジルコニウム化合物と、ア
ルキルアルミニウム化合物からなる触媒系を用い、その
組成比をコントロールしたり、また、その触媒系に更に
ルイス塩基を添加する方法が開示されている。また、特
開昭58−109428号および特開昭58−1131
38号公報では、ジルコニウム化合物とアルキルアルミ
ニウムアルコキサイドまたはジアルキル亜鉛からなる触
媒系を用いる方法が開示されている。しかしこれらの方
法では、炭素数32以上のワックスが多量に生成し、所
望の長鎖状α−オレフィンの選択性はまだ十分でない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従って、エチレンをオ
リゴマー化する反応において、炭素数10以下の鎖状α
−オレフィンおよび炭素数32以上のワックスの副生を
抑制し、炭素数12〜30の長鎖状α−オレフィンを高
選択的にかつ高純度で得る方法の開発が期待されてい
る。即ち本発明の目的は、高選択的にかつ高純度の炭素
数12〜30の長鎖状α−オレフィンの製造方法を提供
することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】このような現状に鑑み、
本発明者らは、エチレンのオリゴマー化反応について鋭
意検討した。その結果、エチレンをオリゴマー化する反
応において、ハロゲン化ジルコニウムとアルキルアルミ
ニウム化合物からなる触媒系に有機エステル化合物を添
加し反応させると、炭素数12〜30の長鎖状α−オレ
フィンを高選択的にかつ高純度で得ることができること
を見い出し、本発明を完成するに至った。
【0006】即ち本発明は、エチレンをオリゴマー化
し、長鎖状α−オレフィンを製造する方法において、下
記一般式(1) Zr(X14・[AlR1 n(X23-nm (1) (式中、mは0.1〜1000、nは1、1.5、2ま
たは3であり、R1は炭素数1〜20のアルキル基、X1
およびX2はハロゲン原子であってそれぞれ同一または
異種ハロゲン原子を表す)で示される触媒系を用い、下
記一般式(2) R2C(O)OR3 (2) (式中、R2は水素または炭素数1〜20のアルキル
基、アリール基またはアルアルキル基であり、R3は1
位の炭素原子が3級である炭素数4〜20のアルキル
基、または炭素数7〜20のアルアルキル基を表す)で
示される有機エステル化合物を添加し反応させることを
特徴とする、炭素数12〜30の長鎖状α−オレフィン
の製造方法である。以下、本発明について更に詳しく説
明する。
【0007】本発明によれば、エチレンをオリゴマー化
する反応において、ハロゲン化ジルコニウムとアルキル
アルミニウム化合物からなる、一般式(1)で示される
触媒が用いられる。本発明において使用されるハロゲン
化ジルコニウムは、Zr(X14であり、X1はハロゲ
ン原子を表す。ハロゲン原子としては、塩素、臭素、フ
ッ素、またはヨウ素であり、4個のX1はそれぞれ同一
または異種ハロゲン原子でもよい。これらは例えばZr
4、ZrCl4、ZrBr4、ZrI4、ZrBrC
3、ZrBr2Cl2、ZrBr3Clなどであり、これ
らのうちZrCl4が好ましく用いられる。また、前記
ハロゲン化ジルコニウムはそれぞれ単独のみならず、二
種以上を混合して使用することも可能である。
【0008】本発明において使用されるアルキルアルミ
ニウム化合物は、AlR1 n(X23-nである。ここで、
nは1、1.5、2または3であり、R1は炭素数1〜
20のアルキル基、X2はハロゲン原子を表す。ハロゲ
ン原子としては、塩素、臭素、フッ素、またはヨウ素で
あり、(3−n)個のX2はそれぞれ同一または異種ハ
ロゲンでもよい。なお、このAlR1n(X23-nにお
いて、nが1.5のときAlR1 1.5(X21.5となる。
このような化合物は、理論的には存在しないが、通常、
慣用的にAl21 3(X23のセスキ体として表現され
ており、これらの化合物も本発明に含まれる。
【0009】これらのアルキルアルミニウム化合物とし
ては、例えばAl(CH33、Al(C253、Al
(n−C373、Al(iso−C373、Al(n
−C493、Al(iso−C493、Al(C5
113、Al(C8173、Al(CH32Cl、Al
(C252Cl、Al(C252Br、Al(C
252I、Al(C252F、Al(n−C372
Cl、Al(iso−C372Cl、Al(n−C4
92Cl、Al(iso−C492Cl、Al(C5
112Cl、Al (C8172Cl、Al(CH3)C
2などがあげられる。
【0010】またAl(C25)Cl2、Al(C
25)Br2、Al(C25)I2、Al(C25
2、Al(n−C37)Cl2、Al(iso−C
37)Cl2、Al(n−C49)Cl2、Al(iso
−C49)Cl2、Al(C511)Cl2、Al(C8
17)Cl2、Al2(CH33Cl3、Al2(C253
Cl3、Al2(n−C373Cl3、Al2(iso−
373Cl3、Al2(n−C493Cl3、Al
2(iso−C493Cl3、Al2(C5113
3、Al2(C8173Cl3等が挙げられる。
【0011】これらの中でAl(C252Clまたは
Al(C25)Cl2が好ましく用いられる。これらの
アルキルアルミニウム化合物は単独で使用し得るのみな
らず、二種以上を混合して使用することも可能である。
【0012】本発明において用いられる、一般式(1)
で表される触媒系は、前記のハロゲン化ジルコニウムと
アルキルアルミニウム化合物を原料として、不活性溶媒
中で接触させることにより調製できる。ここで接触方法
は特に制限されないが、通常ハロゲン化ジルコウムを溶
媒中に投入してハロゲン化ジルコニウム懸濁液を調製
し、次いでこの懸濁液にアルキルアルミニウム化合物を
投入することにより前記触媒系を調製することができ
る。
【0013】この触媒系を調製する際の、ハロゲン化ジ
ルコニウムの濃度は特に制限されないが、通常溶媒1リ
ットルあたり、10〜200ミリモル、好ましくは20
〜150ミリモルの濃度で使用される。またアルキルア
ルミニウム化合物の使用量は、ハロゲン化ジルコニウム
1モルに対して0.1〜1000当量であり、好ましく
は0.5〜500当量、より好ましくは1.0〜100
当量である。ここで用いられる不活性溶媒としては、例
えばベンゼン、トルエン、キシレン、エチルベンゼン、
クロロベンゼン、クロロトルエン等の芳香族炭化水素ま
たはそのハロゲン置換体、ペンタン、ヘキサン、ヘプタ
ン、オクタン、ノナン、デカン、シクロヘキサン、シク
ロオクタン、デカリン等の飽和炭化水素、ジクロロエタ
ン等のハロゲン化炭化水素があげられる。
【0014】また、ハロゲン化ジルコニウム懸濁液とア
ルキルアルミニウム化合物を接触させる際の温度は10
〜100℃、好ましくは30〜80℃である。これより
低い温度では十分なオリゴマー化活性が得られず、逆に
これより高い温度では炭素数32以上のワックスが増加
するおそれがある。更に前記温度でこれらを接触させる
時間は5分〜5時間、好ましくは10分〜2時間であ
る。なお、触媒調製のすべての操作は、酸素と水分を避
けて行なうことが望ましい。また、触媒調製原料、溶媒
および有機エステル化合物は十分に乾燥しておくことが
好ましい。
【0015】本発明によれば、前記の如く調製されたハ
ロゲン化ジルコニウムとアルキルアルミニウム化合物か
らなる一般式(1)の触媒系に、更に一般式(2)で示
される有機エステル化合物を添加し、エチレンのオリゴ
マー化反応が行なわれる。本発明において使用される有
機エステル化合物は、一般式(2)においてR2は水素
または炭素数1〜20のアルキル基、アリール基または
アルアルキル基であり、R3が1位の炭素原子が3級で
ある炭素数4〜20のアルキル基、または炭素数7〜2
0のアルアルキル基である。
【0016】これらの有機エステル化合物としては、例
えばギ酸t−ブチル、ギ酸ベンジル、酢酸t−ブチル、
酢酸1,1−ジメチル−2−フェニルエチル、酢酸ベン
ジル、酢酸1−フェニルエチル、酢酸2−フェニルエチ
ル、酢酸3−フェニルプロピル、プロピオン酸t−ブチ
ル、プロピオン酸ベンジル、酪酸t−ブチル、酪酸ベン
ジル等の脂肪族カルボン酸エステル、安息香酸t−ブチ
ル、安息香酸ベンジル、o−トルイル酸t−ブチル、o
−トルイル酸ベンジル等の芳香族カルボン酸エステルが
挙げられる。これらの中で酢酸t−ブチル、酢酸ベンジ
ル、安息香酸t−ブチル、または安息香酸ベンジルが好
ましく用いられる。前記有機エステル化合物はそれぞれ
単独で使用し得るのみならず、二種以上を混合すること
も可能である。
【0017】本発明では、前述のようにして調製された
触媒系を用いて、エチレンのオリゴマー化反応を行な
う。触媒の使用量は特に制限されないが、通常、前記不
活性溶媒で希釈し、オリゴマー化反応液1リットルあた
り、一般式(1)で示される触媒が0.01〜100ミ
リモル、好ましくは0.1〜50ミリモルの濃度で使用
される。これより小さい触媒濃度では十分なオリゴマー
化活性が得られず、逆にこれより大きい触媒濃度では、
触媒活性が増加せず経済的でない。
【0018】有機エステル化合物は、ハロゲン化ジルコ
ニウムとアルキルアルミニウム化合物からなる触媒の調
製時に添加してもよいし、またオリゴマ−化反応系に直
接添加してもよい。またこの添加量は、ジルコニウム1
モルに対して0.010〜50当量であり、好ましくは
0.10〜10当量である。有機エステル化合物の添加
量がジルコニウム1モルに対して0.010当量未満の
場合は、該有機エステル化合物の添加効果が実質的に現
れない。一方、有機エステル化合物の添加量がジルコニ
ウム1モルに対して50当量を越える場合には、触媒活
性が低下することにより経済的に不利になり好ましくな
い。
【0019】本発明におけるエチレンのオリゴマー化の
反応温度は、10〜180℃であるが、好ましくは30
〜150℃である。反応圧力は、絶対圧で0〜200k
g/cm2であり、好ましくは10〜150kg/cm2
である。また、反応時間は温度や圧力に左右され、一概
に決めることはできないが、通常、10分〜6時間であ
る。また、エチレンは、前記の圧力を保つように連続的
に供給してもよいし、反応開始時に前記圧力で封入して
反応させてもよい。また、原料ガスであるエチレンに
は、反応に不活性なガス、例えば窒素、アルゴン、ヘリ
ウム等が含まれても何ら差し支えない。なお、オリゴマ
ー化反応のすべての操作は、酸素と水分を避けて行うこ
とが望ましい。また、エチレンは十分に乾燥しておくこ
とが好ましい。
【0020】本反応は、回分式、半連続式、連続式のい
ずれでも実施できる。オリゴマー化反応終了後、反応液
に例えば、水、アルコール、水酸化ナトリウム水溶液等
の重合失活剤を添加して反応を停止させ、次いで未反応
エチレンが分離される。副生するワックスや失活した触
媒を除去した後、生成した炭素数12〜30の長鎖状α
−オレフィンは、公知の抽出法や蒸留法により反応液よ
り分離される。
【0021】
【実施例】以下に、本発明を実施例を用いて更に詳細に
説明するが、これらの実施例は本発明の概要を示すもの
で、本発明はこれらの実施例に限定されるものではな
い。 実施例1 内容積100mlのシュレンク管に、無水四塩化ジルコ
ニウム1.17g(5.0mmol)と乾燥したn−ヘ
プタン50mlを加え、10分間撹拌した。この懸濁液
に1.0mol/lジエチルアルミニウムクロライド/
n−ヘキサン溶液12.5mlを滴下したのち、70℃
で30分間撹拌し、前処理を行った。200mlのシュ
レンク管に、n−ヘプタン100mlおよび内部標準用
のウンデカン1.5mlを入れ、前記前処理液を無水四
塩化ジルコニウム23mg(0.10mmol)、ジエ
チルアルミニウムクロライド30mg(0.25mmo
l)となるように分取して加えた。次に酢酸ベンジル1
5mg(0.10mmol)を加え触媒液を調製した。
なお、触媒液調製のすべての操作は窒素雰囲気下で行っ
た。
【0022】温度計および撹拌装置を備えた内容積30
0mlのステンレス製耐圧反応容器を窒素ガスで充分置
換した後、70℃で保持した。この容器に前記触媒液を
窒素で圧送した。撹拌速度を1000rpmに調整後、
反応容器内の絶対圧力を35kg/cm2となるように
エチレンガスを吹き込み、温度100℃に昇温した。エ
チレンは前記圧力を維持するように導入し続け、これら
の反応条件を保った状態で1時間反応を行なった。反応
終了後、反応容器中に水酸化ナトリウム水溶液を窒素で
圧入することによって触媒を失活させた。
【0023】反応器を室温まで冷却し、次いで脱圧し
た。反応液および回収した気体中に含まれる生成物をガ
スクロマトグラフィーにより分析した。また、反応液に
含まれるワックス分をろ紙を用いてろ別し、これを風乾
後、減圧下で乾燥(1mmHg、100℃)してその重
量を測定した。結果を表1に示す。
【0024】実施例2〜3 有機エステル化合物として、酢酸ベンジルの代わりに表
1に示す化合物を用いたこと以外、実施例1と同様にし
て反応を行なった。結果を表1に示す。
【0025】実施例4 アルキルアルミニウム化合物として、ジエチルアルミニ
ウムクロライド24mg(0.20mmol)、および
エチルアルミニウムジクロライド6.4mg(0.05
0mmol)を用いたこと以外、実施例1と同様にして
反応を行なった。結果を表1に示す。
【0026】比較例1 実施例1において、酢酸ベンジルを添加しなかったこと
以外、実施例1と同様にして反応を行なった。結果を表
1に示す。
【0027】
【表1】
【0028】なお、表中の略語は以下の通りである。
【0029】DEAC;ジエチルアルミニウムクロライ
ド、EADC;エチルアルミニウムジクロライド、C
4-10;炭素数4〜10のオレフィン、C12-30;炭素数
12〜30のオレフィン、生成物純度;(1−ドデセン
生成量)/(炭素数12のオレフィン生成量)
【0030】
【発明の効果】本発明によれば、エチレンのオリゴマー
化反応において、高選択的にかつ高純度の炭素数12〜
30の長鎖状α−オレフィンを得ることができる。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】エチレンをオリゴマー化し、長鎖状α−オ
    レフィンを製造する方法において、下記一般式(1) Zr(X14・[AlR1 n(X23-nm (1) (式中、mは0.1〜1000、nは1、1.5、2ま
    たは3であり、R1は炭素数1〜20のアルキル基、X1
    およびX2はハロゲン原子であってそれぞれ同一または
    異種ハロゲン原子を表す)で示される触媒系を用い、下
    記一般式(2) R2C(O)OR3 (2) (式中、R2は水素または炭素数1〜20のアルキル
    基、アリール基またはアルアルキル基であり、R3は1
    位の炭素原子が3級である炭素数4〜20のアルキル
    基、または炭素数7〜20のアルアルキル基を表す)で
    示される有機エステル化合物を添加し反応させることを
    特徴とする、炭素数12〜30の長鎖状α−オレフィン
    の製造方法。
  2. 【請求項2】一般式(2)において、R3がt−ブチル
    基またはベンジル基である請求項1に記載の製造方法。
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